JP2010038652A - 運転アドバイス提供装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運転アドバイス提供装置は、車両の運転状態に関する複数の診断項目について診断を行って、診断結果に基づくアドバイスを生成してその生成したアドバイスを提供するようになっている。複数の診断項目はそれぞれ、診断の方式に応じて分類されており、例えば、診断結果の良否を定量的に判断するよりも相対的に評価するのに適した診断項目に関しては、前回の評価区間(a〜fの区間)における診断結果Aと、今回の評価区間(g〜hの区間)における診断結果Bとを比較し、診断結果Bの良否を相対的に判断して、アドバイスを生成する。このように、診断項目の分類に応じた適切な方式・タイミングで、診断及びアドバイス生成がなされるため、アドバイスの提供効果が向上する。
【選択図】図2
Description
この点、従来より、環境に関する性能(例えば燃費:燃料消費率)や安全に関する性能を向上させるべく、例えば車両の知能化や高機能化が推し進められ、一定の効果をあげてきた。
例えば、アクセル/ブレーキ/ハンドル等の操作状態を診断したい(言い換えれば運転者の操作の癖を診断したい)というような場合には、所定期間の間の操作状態の傾向を捉えて診断した方が良いであろう。逆に、アクセル/ブレーキ/ハンドル等の操作に関し、危険な操作か否かを診断したいというような場合には、その時その時の操作状態(1つ1つの操作)を診断したほうが良い。
また、アドバイスは、車両の走行停止時ないし停車中において、運転者に通知されるようになっているため、車両の走行中に運転者の気を散らせてしまうようなことがなく安全である。
停車時イベント発生型診断方式で発生状態を診断するイベントは、いわば単発的に発生するものであり、そのイベントが発生したならば速やかにそのイベントに関するアドバイスが通知されたほうが良い。この点、請求項6の構成によれば、イベントの発生に係るアドバイスのほうが優先的に通知されるようになり、より好ましい。
前述と同様の理由で、走行時イベント発生型診断方式で発生状態を診断するイベントは、いわば単発的に発生するものであり、そのイベントが発生したならば次の停車時に速やかにそのイベントに関するアドバイスが通知されたほうが良い。この点、請求項6の構成によれば、イベントの発生に係るアドバイスのほうが優先的に通知されるようになり、より好ましい。
まず、停車時イベント発生型診断方式に係るアドバイスが走行区間比較型診断方式に係るアドバイスより優先度が高く、さらに、前者のアドバイスの中でも、優先度の最も高いアドバイスが選択されることとなる。このアドバイスが即ち、環境高優先アドバイスである。
請求項10の装置は、請求項9の装置において、診断項目には、環境への影響度に関する項目である環境診断項目と、安全性に関する項目である安全診断項目とがあり、環境診断項目と安全診断項目とは互いに異なる診断方式に分類され、高優先アドバイス選択手段は、環境診断項目について生成されたアドバイスの中から、そのアドバイスのうち最も優先度の高いアドバイスである環境高優先アドバイスを選択し、安全診断項目について生成されたアドバイスの中から、そのアドバイスのうち最も優先の高いアドバイスである安全高優先アドバイスを選択し、通知手段は、環境高優先アドバイス及び安全高優先アドバイスをそれぞれ、運転者に通知するようになっていることを特徴としている。
[第1実施形態]
図1は、本発明の運転アドバイス提供装置1の構成を表すブロック図である。
カーナビゲーションシステム10は、地図データベース11と、GPS(Global Positioning System)受信装置12と、VICS((登録商標)Vehicle Information and Communication System)情報受信装置13と、表示装置14と、音声出力装置15と、入力装置16と、外部メモリ17と、車両インタフェース(以下、I/Fと記載する)19と、それらを統括制御する制御回路18と、を備えている。
地図データベース11は、所定地域に敷設された道路の位置座標や種類(例えば、国道、県道、高速道路等)を表す道路データを少なくとも記憶する。
入力装置16は、使用者が各種情報を入力するための装置である。尚、入力装置16は、表示装置14と一体的に設けられる操作ボタンとして構成されても良いし、表示装置14の表示画面上に設定されるタッチパネルにおける操作ボタンとして構成されても良い。
車両I/F19は、車両に搭載される各種センサからのセンサ信号を制御回路18に入力する。車両には、例えば、車速センサ、加速度センサ、アクセルセンサ、スロットル開度センサ、ブレーキセンサ、操舵角センサ、車間距離センサ、画像センサ、指示器センサ、照度センサ、各種スイッチセンサ、等が搭載されており、それらが車両センサ群20を形成している。
〈走行区間比較型〉
まず、走行区間比較型について説明する。
アクセルオフ走行診断では、所定の走行区間(走行距離)のうち、アクセルがオフ(具体的には、アクセルの踏み込み量が0)の状態で惰性のみで走行した距離の割合が算出される。尚、アクセルの踏み込み量は、アクセルの踏み込み量を検出するためのアクセルセンサからの信号に基づき算出される。
〈走行区間比較型に係る診断項目の診断の方式〉
次に、図2を用いて、走行区間比較型に分類される上記のような診断項目の診断の方式、及び診断結果に基づくアドバイスの生成タイミングについて説明する。
時点hでは、走行区間比較型に分類される診断項目の診断結果に基づきアドバイスが生成される。より具体的に、診断結果Bと診断結果Aとが比較されて診断結果Bが相対的に評価され、その評価結果に基づくアドバイスが生成される。尚、時点fでは、診断結果Aに対する比較対象が存在しないため、アドバイスは生成されないようになっている。
〈走行区間比較型の診断項目に関するアドバイス生成処理〉
時点hにおいて実行されるアドバイス生成処理について、図3を用いて説明する。図3のアドバイス生成処理は、走行区間比較型に分類される診断項目に関するアドバイスを生成する処理であり、制御回路18において実行される。より具体的に、制御回路18が備える図示しないCPUが実行する。
一方、S110において、Tを5で割った場合の余りが1であると判定すると(S110:YES)、S120に移行する。
S130では、各診断項目について、前回の評価区間の診断結果(図2では診断結果A)と今回の評価区間における診断結果(図2では診断結果B)との変化量を演算する。例えば、エコランプ点灯走行診断について説明すると、前回の評価区間の全走行距離のうちエコランプが点灯した状態で走行した距離の割合と、今回の評価区間の全走行距離のうちエコランプが点灯した状態で走行した距離の割合との変化量を演算する。
S150では、変化量の絶対値が最大となる診断項目を選択する。
S210では、選択されている診断項目に関して運転者の運転技術を向上させるためのアドバイスを生成する。生成したアドバイスは表示装置14に表示して(例えば図10参照)運転者に通知する。そしてその後、当該処理を終了する。
S240では、評価が終了していない診断項目のうち、前回の評価区間の診断結果と今回の評価区間の診断結果との変化量の絶対値が最大となる診断項目を選択する。そしてその後、S160に移行する。S160以降の処理については、前述した通りである。
〈単一区間型〉
次に、単一区間型について説明する。
制限速度診断では、所定の走行区間(走行距離)のうち、制限速度を超えて走行した距離の割合が算出される。算出結果は、本診断用の基準値に基づき評価される。尚、制限速度の情報は、車両に備えられたカメラ(図示省略)から取り込んだ路面標示の画像を解析することによって得ることができる。また、VICS情報受信装置13によりVICSサービス用の固定局から受信することもできる。また、地図データベース11に交通規制に関する情報が記憶されていれば、地図データベース11から取得するようにすることもできる。車両の速度は、車速センサからの信号に基づき算出される。
〈単一区間型に係る診断項目の診断の方式〉
次に、図4を用いて、単一区間型に分類される上記のような診断項目の診断の方式、及び診断結果に基づくアドバイスの生成タイミングについて説明する。
〈単一区間型の診断項目に関するアドバイス生成処理〉
図4の時点f,hにおいて実行されるアドバイス生成処理について、図5を用いて説明する。図5のアドバイス生成処理は、単一区間型に分類される診断項目に関するアドバイスを生成する処理である。また、後述する走行時イベント発生型に分類される診断項目に関するアドバイスを生成する処理でもある。図5のアドバイス生成処理は、制御回路18において実行される。より具体的に、制御回路18が備える図示しないCPUが実行する。
S340では、診断結果のランク付けが最も悪い診断項目を選択する。
次に、S370に進み、S360の判断結果に基づき運転者にアドバイスを通知するか否かを判定する。具体的に、S360でアドバイス提供の必要性がないと判断した場合には運転者にアドバイスを通知しないと判定し(S370:NO)、そのまま当該処理を終了する。一方、S360でアドバイス提供の必要性が有ると判断した場合には運転者にアドバイスを通知すると判定し(S370:YES)、S380に移行する。
〈走行時イベント発生型〉
次に、走行時イベント発生型について説明する。
〈走行時イベント発生型に係る診断項目の診断の方式〉
次に、図6を用いて、走行時イベント発生型に分類される上記のような診断項目の診断の方式、及び診断結果に基づくアドバイスの生成タイミングについて説明する。
例えば、評価区間において、アドバイスすべき現象(イベント)が生じた場合には、その評価区間の終わりに、アドバイスが生成されて運転者に通知されることとなる(時点b,f)。逆に、評価区間においてイベントが生じなかった場合には、その評価区間の終わりにおいてアドバイスは生成されない(通知されない)。
〈停車時イベント発生型〉
次に、停車時イベント発生型について説明する。
空ぶかし診断では、車両の停車時ないし停車中に空ぶかしがなされたか否かが診断される。
〈停車時イベント発生型に係る診断項目の診断の方式〉
次に、図7を用いて、停車時イベント発生型に分類される上記のような診断項目の診断の方式、及び診断結果に基づくアドバイスの生成タイミングについて説明する。
〈停車時イベント発生型の診断項目に関するアドバイス生成処理〉
評価期間の終わりにおいて実行されるアドバイス生成処理について、図8を用いて説明する。
次に、S420に進み、S410で取得した診断結果に基づき、診断項目毎に評価を行う。
S440では、S420の評価結果に基づき、空ぶかしがなされたか否かを判定し、空ぶかしがなされていないと判定すると(S440:NO)、S450に移行する。
S500では、車両が走行を開始したか否かを判定し、車両が走行を開始したと判定すると(S500:YES)、そのまま当該処理を終了する。
また、S450でアイドル状態の継続時間が予め定められた時間を超えたと判定すると(S450:YES)、S460に移行する。
このため、運転者にアドバイスを通知することの効果をより確実に得ることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、第1実施形態と比較して、制御回路18が図9の処理を実行するようになっている点が異なっている。
S530では、停車時イベント発生型に分類される診断項目に関するアドバイスを1つ抽出する(より具体的には、抽出を試みる)。
S550では、走行区間比較型に分類される診断項目に関するアドバイスを1つ抽出する(より具体的には、抽出を試みる)。そして次に、S560に進む。
次に、S570に進み、S560でアドバイスを抽出できたか否かを判定し、抽出できたと判定すると(S570:YES)、そのまま当該処理を終了する。
このような第2実施形態によれば、同一タイミングでアドバイスが複数生成された場合、より優先度の高いアドバイスが運転者に通知されるようになるため効果的である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
また、例えば、アドバイスが表示装置14に表示された旨を音声出力装置15を介して音声により運転者に通知し、運転者の注意を惹くようにしても良い。例えば緊急性のあるようなアドバイスを運転者に通知するような場合には特に有効である。
Claims (14)
- 車両の状態を表す情報である車両情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記車両情報に基づき、車両の運転状態に関する診断項目について診断を行う診断手段と、
前記診断手段の診断結果に基づき、車両の運転者に提供するためのアドバイスを生成するアドバイス生成手段と、
前記アドバイス生成手段により生成されたアドバイスを運転者に通知する通知手段と、
を備えた運転アドバイス提供装置において、
前記診断項目は複数あり、
前記診断手段は、前記複数の診断項目のそれぞれに応じた診断方式で診断を行い、
前記アドバイス生成手段は、前記複数の診断項目のそれぞれに応じたタイミングでアドバイスを生成し、
前記通知手段は、車両の走行停止時ないし停車中において、前記生成されたアドバイスを通知するようになっており
前記アドバイス生成手段により複数のアドバイスが生成された場合に、その生成された複数のアドバイスのうち、予め定められた優先度に従い、少なくとも優先度の最も高いアドバイスを選択する高優先アドバイス選択手段を備え、
前記通知手段は、
前記高優先アドバイス選択手段により選択されたアドバイスを優先して運転者に通知するようになっていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項1に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記アドバイス生成手段は、車両の走行停止時ないし停車中においてアドバイスを生成するようになっていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項2に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記診断項目には、環境への影響度に関する項目である環境診断項目と、安全性に関する項目である安全診断項目とがあり、
前記高優先アドバイス選択手段は、
前記環境診断項目について生成されたアドバイスの中から、そのアドバイスのうち最も優先度の高いアドバイスである環境高優先アドバイスを選択し、前記安全診断項目について生成されたアドバイスの中から、そのアドバイスのうち最も優先の高いアドバイスである安全高優先アドバイスを選択し、
前記通知手段は、
前記環境高優先アドバイス及び前記安全高優先アドバイスをそれぞれ、運転者に通知するようになっていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項3に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記高優先アドバイス選択手段は、まず環境高優先アドバイスを選択し、その後、安全高優先アドバイスを選択すること、
を特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項3又は請求項4に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記環境診断項目には、所定の走行区間と他の走行区間との比較によって、その所定の走行区間における運転状態を診断する方式である走行区間比較型診断方式にて診断される診断項目と、車両の停車中にて、停車中に発生し得るイベントの発生状態を診断する方式である停車時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目とがあり、
前記安全診断項目には、所定の走行区間における運転状態をその走行区間の状態に基づき診断する方式である単一区間型診断方式にて診断される診断項目と、車両の走行中にて、走行中に発生し得るイベントの発生状態を診断する方式である走行時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目とがある
ことを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項5に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記環境診断項目についてのアドバイスのうち、前記停車時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスが、前記走行区間比較型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスより優先度が高く定められ、
前記安全診断項目についてのアドバイスのうち、前記走行時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスが、前記単一区間型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスより優先度が高く定められている
ことを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記走行区間比較型診断方式にて診断される診断項目、前記停車時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目、前記単一区間型診断方式にて診断される診断項目、及び前記走行時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目はそれぞれ複数あり、それぞれの診断方式毎に、各診断項目に応じて生成されるアドバイスについて予め優先度が定められていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 車両の状態を表す情報である車両情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記車両情報に基づき、車両の運転状態に関する診断項目について診断を行う診断手段と、
前記診断手段の診断結果に基づき、車両の運転者に提供するためのアドバイスを生成するアドバイス生成手段と、
前記アドバイス生成手段により生成されたアドバイスを運転者に通知する通知手段と、
を備えた運転アドバイス提供装置において、
前記診断項目は複数あり、その複数の診断項目はそれぞれ、診断の方式に応じて分類され、
前記診断手段は、前記複数の診断項目のそれぞれについて、分類に応じた方式で診断を行い、
前記アドバイス生成手段は、前記複数の診断項目のそれぞれについて、分類に応じたタイミングでアドバイスを生成し、
前記通知手段は、車両の走行停止時ないし停車中において、前記生成されたアドバイスを通知するようになっており、
前記アドバイス生成手段により複数のアドバイスが生成された場合に、その生成された複数のアドバイスのうち、予め定められた優先度に従い、少なくとも優先度の最も高いアドバイスを選択する高優先アドバイス選択手段を備え、
前記通知手段は、
前記高優先アドバイス選択手段により選択されたアドバイスを優先的に運転者に通知するようになっていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項8に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記アドバイス生成手段は、車両の走行停止時ないし停車中においてアドバイスを生成するようになっていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項9に記載のアドバイス生成装置において、
前記診断項目には、環境への影響度に関する項目である環境診断項目と、安全性に関する項目である安全診断項目とがあり、環境診断項目と安全診断項目とは互いに異なる診断方式に分類され、
前記高優先アドバイス選択手段は、
前記環境診断項目について生成されたアドバイスの中から、そのアドバイスのうち最も優先度の高いアドバイスである環境高優先アドバイスを選択し、前記安全診断項目について生成されたアドバイスの中から、そのアドバイスのうち最も優先の高いアドバイスである安全高優先アドバイスを選択し、
前記通知手段は、
前記環境高優先アドバイス及び前記安全高優先アドバイスをそれぞれ、運転者に通知するようになっていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項10に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記高優先アドバイス選択手段は、まず環境高優先アドバイスを選択し、その後、安全高優先アドバイスを選択すること、
を特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項10又は請求項11に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記環境診断項目には、所定の走行区間と他の走行区間との比較によって、その所定の走行区間における運転状態を診断する方式である走行区間比較型診断方式にて診断される診断項目と、車両の停車中にて、停車中に発生し得るイベントの発生状態を診断する方式である停車時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目とがあり、
前記安全診断項目には、所定の走行区間における運転状態をその走行区間の状態に基づき診断する方式である単一区間型診断方式にて診断される診断項目と、車両の走行中にて、走行中に発生し得るイベントの発生状態を診断する方式である走行時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目とがある
ことを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項12に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記環境診断項目についてのアドバイスのうち、前記停車時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスが、前記走行区間比較型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスより優先度が高く定められ、
前記安全診断項目についてのアドバイスのうち、前記走行時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスが、前記単一区間型診断方式にて診断される診断項目についてのアドバイスより優先度が高く定められている
ことを特徴とする運転アドバイス提供装置。 - 請求項12又は請求項13に記載の運転アドバイス提供装置において、
前記走行区間比較型診断方式にて診断される診断項目、前記停車時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目、単一区間型診断方式にて診断される診断項目、及び前記走行時イベント発生型診断方式にて診断される診断項目にはそれぞれ複数あり、それぞれの診断方式毎に、各診断項目に応じて生成されるアドバイスについて予め優先度が定められていることを特徴とする運転アドバイス提供装置。
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