JP2010038367A - 加熱調理器 - Google Patents

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安昭 坂根
Masahiro Nishijima
正浩 西島
Hiroki Suenaga
浩己 末永
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Abstract

【課題】加熱効率及び安全性を向上できる加熱調理器を提供する。
【解決手段】調理物を収納して扉3で開閉される加熱室2と、加熱室2内に蒸気を供給する蒸気発生装置10と、加熱室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン20と、加熱室2に開口する給気口33及び第1、第2排気口34、35と、給気口33を開閉する給気ダンパ51と、第1排気口34を開閉する排気ダンパ37と、第1排気口34から導出される第1排気路36と、第2排気口35から導出されるとともに第1排気路36よりも流路面積の狭い第2排気路41と、第2排気口35の排気に外気を混合してこれを希釈する希釈ファン31と、希釈ファン31の送風経路30を分岐して給気口33に接続される給気路32、50とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱室に蒸気及びマイクロ波を供給して調理を行う加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器は特許文献1に開示されている。この加熱調理器は前面が扉により開閉して調理物を収納する加熱室を備えている。加熱室内には加熱ヒータが設けられる。加熱室の一側方には加熱室にマイクロ波を供給するマグネトロンが配され、他側方には加熱室に蒸気を供給する蒸気発生装置が配される。
マグネトロンの後方には送風ファンが配される。加熱室の一方の側壁には送風ファンによって加熱室内に外気を供給する給気口が開口する。加熱室の他方の側壁には加熱室内の気体を排気する排気口が開口する。給気口及び排気口はそれぞれ給気ダンパ及び排気ダンパにより開閉される。
蒸気による調理を行う際には給気ダンパ及び排気ダンパにより給気口及び排気口が閉じられ、蒸気発生装置によって加熱室内に蒸気若しくは微小水滴が供給される。加熱室内の蒸気または微小水滴は加熱ヒータによって更に加熱され、過熱蒸気によって調理物の調理が行われる。
マイクロ波による調理を行う際には給気ダンパ及び排気ダンパにより給気口及び排気口が開かれ、送風ファン及びマグネトロンが駆動される。これにより、給気口から加熱室内に外気が供給されて排気口から排気される。調理物から発生した蒸気を含む排気の湿度を検知して調理の終了時期が判別される。これにより、マイクロ波加熱によって調理物の調理が行われる。
特開平6−94241号公報(第3頁、第2図)
しかしながら、上記従来の加熱調理器によると、蒸気による調理時に給気口及び排気口が閉じられるため加熱室内が過熱蒸気で充満されて内圧が上昇する。このため、扉が開いて蒸気が噴出し、加熱調理器の安全性が低くなる問題があった。
また、上記特許文献1には給気ダンパ及び排気ダンパを省いた構成も開示される。これにより、蒸気による調理時に排気口を介して蒸気が流出し、加熱室の内圧が一定に保持される。しかしながら、排気口から高温の蒸気が流出するため以前として安全性が低くなる問題がある。また、蒸気流出量が多くなるため加熱効率が低くなる問題もあった。
本発明は、加熱効率及び安全性を向上できる加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、調理物を収納して扉で開閉される加熱室と、前記加熱室内に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記加熱室内にマイクロ波を供給するマグネトロンと、前記加熱室に開口する給気口及び第1、第2排気口と、前記給気口を開閉する給気ダンパと、第1排気口を開閉する排気ダンパと、第1排気口から導出される第1排気路と、第2排気口から導出されるとともに第1排気路よりも流路面積の狭い第2排気路と、第2排気口の排気に外気を混合してこれを希釈する希釈ファンと、前記希釈ファンの送風経路を分岐して前記給気口に接続される給気路とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、マイクロ波による調理時に給気ダンパ及び排気ダンパが開かれ、マグネトロン及び希釈ファンが駆動される。加熱室内には給気路を介して給気口から外気が供給され、第1、第2排気口から第1、第2排気路を介して排気される。これにより、調理物から発生した蒸気を含む排気の湿度等を検知して調理の終了時期が判別される。
蒸気による調理時には給気ダンパ及び排気ダンパが閉じられ、蒸気発生装置及び希釈ファンが駆動される。加熱室内には蒸気発生装置により蒸気が供給され、加熱室内の内圧上昇によって第2排気口から蒸気が流出する。第2排気口から流出した蒸気は第1排気路よりも流路面積の狭い第2排気路を流通して排気される。また、第2排気口の排気は希釈ファンによる外気の混合によって希釈されて冷却され、降温された排気が外部に放出される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記送風経路は端部の開口部を第1排気路内部に配して前記希釈ファンによって第1排気路内に第1排気口から開放端に向かう気流を発生させるとともに、第2排気路を前記開口部よりも上流側の第1排気路に連結したことを特徴としている。
この構成によると、希釈ファンの送風経路は端部に開口部を有したダクト状や管状に形成され、第1排気路内に挿通して該開口部が例えば第1排気路の開放端の方向に向かって開口する。これにより、エジェクタが形成され、希釈ファンの駆動によって第1排気路内に第1排気口から開放端に向かう気流が発生する。開口部よりも上流側に連結される第2排気路にはエジェクタの負圧によって第1排気路に向かう吸引力が働く。第2排気口の排気は第2排気路を流通した後に第1排気路を流通して外部に放出される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記開口部よりも上流側の第1排気路に外気を取り込む吸込口を設けたことを特徴としている。この構成によると、希釈ファンの駆動により第1排気路内に第1排気口から開放端に向かう気流が発生する。開口部よりも上流側に連結される吸込口にはエジェクタの負圧によって吸引力が働く。これにより、吸込口から第1排気路に外気が取り込まれ、第2排気路から第1排気路に流入した蒸気が更に希釈される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記吸込口を開閉する吸込ダンパを設けたことを特徴としている。この構成によると、排気ダンパを開いた際に吸込ダンパを閉じることにより、吸込口からの気流の流出が防止される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記吸込ダンパが前記排気ダンパから成り、第1排気口及び前記吸込口を択一的に開くことを特徴としている。この構成によると、第1排気口を開いた際に前記吸込口が閉じて第1排気口を閉じた際に前記吸込口が開く。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記排気ダンパは弾性部材により閉じる方向に付勢され、前記給気ダンパは非弾性部材により閉じた状態が保持されることを特徴としている。この構成によると、加熱室の内圧の異常上昇時に排気ダンパが弾性部材の弾性力に抗して開き、給気ダンパは非弾性部材により閉じた状態が保持される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記給気ダンパは前記加熱室側及び上部を開放して結露水を受ける受け部を前記加熱室側の下部に突設されることを特徴としている。この構成によると、給気ダンパを開いた際に、昇温された空気が給気ダンパに接して給気ダンパに発生する結露は流下して受け部に溜められる。受け部に溜められた結露水は給気ダンパを閉じた際に加熱室内に戻される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記給気ダンパを覆うハウジングは端面に被嵌される環状のパッキンを有して前記給気口に嵌設され、前記パッキンは内周側に突出した環状の突出部を有し、閉じられた前記給気ダンパに前記突出部が密接することを特徴としている。
この構成によると、給気口にハウジングが取り付けられ、ハウジング内に可動の給気ダンパが配される。端面に環状のパッキンを被嵌したハウジングが給気口に嵌設され、給気口とハウジングとの気密性が保持される。給気ダンパを閉じるとパッキンの内周側に突出する環状の突出部が給気ダンパに密接し、給気口からの気流漏れが防止される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記希釈ファンに外気を導く経路内に電装部品を配置し、前記給気口を前記扉近傍に配置したことを特徴としている。この構成によると、希釈ファンに導かれる外気が電装部品と熱交換して昇温される。マイクロ波による調理時には給気ダンパが開かれ、昇温された外気が給気口から吹き出されて扉に沿って流通する。これにより、扉の結露が防止される。蒸気による調理時には第2排気口の排気が昇温された外気と混合され、排気の相対湿度が下げられる。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記給気ダンパを開いた際に前記給気口から前記扉に向かって気流が吹き出されることを特徴としている。この構成によると、電装部品と熱交換して昇温された外気が給気口から扉に向かって吹き出される。これにより、扉の結露が更に防止される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記加熱室内に加熱ヒータを備えたことを特徴としている。この構成によると、加熱ヒータの駆動によって加熱室内の空気が加熱され、熱風及び輻射熱による調理が行われる。この時、排気ダンパ及び給気ダンパを閉じると、加熱室内の内圧上昇によって第2排気口から熱風が流出する。第2排気口から流出した熱風は第1排気路よりも流路面積の狭い第2排気路を流通して排気される。また、第2排気口の排気は希釈ファンによる外気の混合によって希釈され、降温された排気が外部に放出される。
本発明によると、給気口及び第1、第2排気口を設けるとともに給気口及び第1排気口それぞれ開閉する給気ダンパ及び排気ダンパを設け、第2排気路が第1排気路よりも流路面積が狭く第2排気口の排気が希釈ファンにより希釈されるので、蒸気による調理時には給気ダンパ及び排気ダンパを閉じることにより、排気が流路面積の狭い第2排気路を流通する。これにより、蒸気の流出が低減されるとともに内圧上昇による扉の開成が防止される。加えて、希釈ファンによって第2排気口の排気が希釈して冷却される。従って、加熱調理器の加熱効率及び安全性を向上することができる。
また、マイクロ波による調理時には給気ダンパ及び排気ダンパを開いて希釈ファンにより多くの外気を給気路から加熱室に送出し、排気の湿度等によって正確に調理の終了時期を判別できる。更に、希釈ファンの送風経路から分岐した給気路を設けて第2排気口の排気を希釈するとともに給気口から給気するので、別途送風手段を設ける必要がなく部品点数を削減することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2、図3は一実施形態の加熱調理器の正面断面図、側面断面図及び上面断面図を示している。加熱調理器1は本体筐体4内に前面を開口して扉3により開閉される加熱室2を有している。加熱室2内には載置トレイ9が配され、調理物が載置トレイ9に載置して収納される。
本体筐体4内には加熱室2の外壁に沿う循環ダクト10が設けられる。循環ダクト10は右側の側面部11、天面の天面部12、左側の側面部13を順に連結して形成される。側面部11には加熱室2に臨む吸気口10aが前後方向の略中央に開口し、天面部12及び側面部13には加熱室2に臨む噴出口10b、10cが開口する。
また、加熱室2の右側壁には吸気口10aの手前側に給気口33が開口し、奥側に第1排気口34が開口する。給気口33は扉3の近傍に配され、給気口33から吹き出される気流が扉3に沿って流通するようになっている。第1排気口34の後方下部には第2排気口35が開口する。第2排気口35は第1排気口34よりも開口面積が小さくなっている。
側面部11には循環モータ14aにより駆動される循環ファン14が配される。循環ファン14の駆動によって加熱室2内の蒸気や空気が吸気口10aから循環ダクト10に吸い込まれ、噴出口10b、10cから吹き出される。側面部11には温度センサ16が設けられ、側面部11に流入する加熱室2内の蒸気や空気の温度が検知される。
天面部12にはシーズヒータ等から成る加熱ヒータ15が配される。加熱ヒータ15の輻射熱によって調理物が加熱される。また、加熱ヒータ15によって循環ダクト10を流通する蒸気や空気が加熱され、加熱された蒸気や空気が噴出口10b、10cから吹き出される。これにより、加熱室2内の蒸気や空気が所定温度に維持される。また、加熱室2に供給される蒸気を更に昇温して過熱蒸気を生成することができる。
加熱室2の右側方には着脱自在の給水タンク7が配される。給水タンク7の背後には蒸気発生装置5が設けられる。蒸気発生装置5は給水タンク7に接続され、ヒータ(不図示)の加熱によって蒸気を発生する。蒸気発生装置5には蒸気ダクト6が導出され、循環ダクト10の側面部11に接続される。蒸気発生装置5で発生した蒸気は蒸気ダクト6を流通し、流入口6aを介して循環ダクト10の側面部11に流入する。
加熱室2の下方及び右側方には本体筐体4と加熱室2との間に外気流入ダクト8が形成される。外気流入ダクト8は本体筐体4の底面に吸込口8aが開口する。外気流入ダクト8の下部には冷却ファン17、電装部品18及びマグネトロン20が配される。外気流入ダクト8の側部には送風ダクト30が配される。送風ダクト30内には駆動モータ31aにより駆動される希釈ファン31が設けられる。
電装部品18は加熱調理器1の各部を駆動する駆動回路やこれを制御する制御回路等から成り、多数の発熱素子が実装されている。マグネトロン20は導波管21を介して加熱室2内にマイクロ波を供給する。冷却ファン17は外気流入ダクト8内に吸込口8aを介して外気を取り込み、発熱する電装部品18やマグネトロン20を冷却する。また、冷却ファン17によって外気流入ダクト8に流入した外気が希釈ファン31に導かれる。外気流入ダクト8内に取り込まれた外気は本体筐体4の背面等に形成された開口(不図示)から流出する。
図4は加熱装置1の第1排気口34を通る断面の正面断面図を示している。図1〜図4において、加熱室2の右側壁には第1排気口34から第1排気ダクト36(第1排気路)が導出される。第1排気ダクト36は横方向に延びる横通路36aと横通路36aから上方に屈曲する縦通路36bとを有している。縦通路36bの上端には本体筐体4の天面に配される天面キャップ40が設けられる。
横通路36aの背面側には吸込ダクト38を介して外気を吸い込む吸込口38aが形成される。横通路36aの前面側には吸込口38aに対向して湿度センサ39が配される。湿度センサ39は第1排気口34の排気の湿度を検知する。また、横通路36aには第1排気口34及び吸込口38aを択一的に開く排気ダンパ37が設けられる。
図5は排気ダンパ37の詳細を示す上面断面図である。排気ダンパ37は駆動モータ(不図示)により軸部37bで回動自在に支持されるアーム37cを有し、アーム37cの先端に可撓性部材37aが配される。アーム37cは細い中実棒から成り、弾性変形可能になっている。同図に示すように、可撓性部材37aが第1排気口34の周囲に密接して第1排気口34が閉じられ、吸込口38aは開放される。この時、アーム37c(弾性部材)の弾性力によって排気ダンパ37は閉じる方向に付勢される。
また、図6に示すように、アーム37cが回動して可撓性部材37aが吸込口38aの周囲に密接すると、吸込口38aが閉じられる。この時、第1排気口34は開放される。従って、排気ダンパ37によって吸込口38aを開閉する吸込ダンパが構成される。第1排気口34と吸込口38aとを一つの排気ダンパ37により開閉するため、部品点数を削減することができる。
第1排気ダクト36の縦通路36bは上部で流路面積が拡大され、天面キャップ40に連結される。天面キャップ40は開放端が前方に向かって開口して吹出口40aが形成される。吹出口40aの下端は本体筐体4の天面から離れて配される。これにより、本体筐体4上で覆水した際に第1排気路36への浸水を抑制することができる。
また、天面キャップ40の上壁及び下壁は水平に対して上方に20゜以上傾斜する。これにより、天面キャップ40の吹出口40aから外部に放出される排気は水平に対して20゜以上斜め上方に吹き出される。吹出口40aの下端が本体筐体4の天面から離れて吹出口40aから斜め上方に排気されるため、本体筐体4の天面に沿う蒸気の流通を低減できる。従って、本体筐体4の天面の結露を低減することができる。
尚、吹出口40aの下端に前方に向かって突出する突起部(不図示)を設けてもよい。これにより、吹出口40aの下部から本体筐体4の天面に沿って蒸気が流通するコアンダ効果を打ち消すことができる。これにより、本体筐体4の天面の結露をより低減することができる。突起部の先端を鋭角に形成すると更にコアンダ効果を打ち消すことができるのでより望ましい。
第1排気ダクト36の縦通路36bの下面には第2排気口35から導出される第2排気ダクト41(第2排気路)が連結部41aで連結される。これにより、横通路36aに配される湿度センサ39は縦通路36bに設けられる連結部41aよりも上流側に配される。第2排気ダクト41を可撓性のチューブにより形成してもよい。
第2排気ダクト41は第1排気ダクト36よりも流通面積が狭く形成される。第2排気口35の排気は第2排気ダクト41を流通して連結部41aを介して第1排気ダクトに流入し、天面キャップ40の吹出口40aから外部に放出される。尚、第1排気ダクト36の底面は連結部41aに向かって下方に傾斜している。
加熱室2の側方の送風ダクト30は下部に希釈ファン31が配され、希釈ファン31の排気側の送風経路が上部に形成される。送風ダクト30は縦通路30a、横通路30b、及びノズル部30cを有している。縦通路30aは希釈ファン31から上方に延びて形成される。横通路30bは縦通路30aから後方に屈曲して形成され、第1排気ダクト36内に挿通される。
ノズル部30cは横通路30bから更に上方に屈曲し、端部の開口部30dが上方に向かって開口する。これにより、第1排気ダクト36内にエジェクタが形成され、希釈ファン31の駆動によって第1排気口34から開放端(吹出口40a)に向かう気流を発生させる。この時、連結部41a及び吸込口38aは開口部30dよりも上流側に配される。これにより、第2排気ダクト41及び吸込ダクト38には負圧が加わるため気流の逆流を防止することができる。
横通路30bには縦通路30aとの接続部の下端よりも下方に凹設される凹部30gが形成される。凹部30gの一端には第1排気ダクト40に臨んで開口するサブノズル部30eが形成される。サブノズル部30eは下壁が上方に向かって傾斜する。これにより、希釈ファン31の駆動によってサブノズル部30eから第1排気ダクト36に流出する気流は上方に向かい、第2排気ダクト41への逆流を防止することができる。
凹部30gの下壁はサブノズル部30eに向かって下方に傾斜する。このため、本体筐体4の天面で覆水して天面キャップ40から送風ダクト30に水が流入した場合に、凹部30gで水を受けてサブノズル部30eから第1排気ダクト36に排水される。第1排気ダクト36に侵入した水は傾斜した底面を流下し、第2排気ダクト41を介して加熱室2に回収される。これにより、希釈ファン31の駆動モータ31aの浸水を防止することができる。
また、送風ダクト30の縦通路30aと横通路30bとの接続部には上方に延びるリブ30fが突設される。リブ30fは横通路30b内で加熱室2側に偏って設けられる。希釈ファン31の駆動モータ31aは縦通路30a内で加熱室2側に偏って配置される。即ち、リブ30fは駆動モータ31aと同じ側に偏って設けられる。これにより、本体筐体4の天面で覆水して送風ダクト30に水が流入した場合に、希釈ファン31の駆動モータ31aの浸水をより確実に防止することができる。
送風ダクト30の縦通路30aの上部には給気チューブ32が分岐して設けられる。給気チューブ32は加熱室2の給気口33から導出される給気ダクト50に接続される。給気チューブ32及び給気ダクト50は希釈ファン31の駆動により給気口33を介して加熱室2に給気する給気路を構成する。給気チューブ32をダクトにより形成してもよい。
給気ダクト50は給気口33に対向するリーク孔50aが形成され、給気口33及びリーク孔50aを択一的に開閉する給気ダンパ51が設けられる。給気ダクト50によって給気ダンパ51のハウジングが形成される。
図7は給気ダクト50及び給気ダンパ51の詳細を示す側面断面図である。給気ダンパ51のハウジングを形成する給気ダクト50は端面に可撓性部材から成る環状のパッキン52が被嵌され、給気口33に嵌設される。これにより、給気口33と給気ダクト50との気密性が保持される。
パッキン52の内周側には環状の突出部52aが突設される。同図に示すように閉じられた給気ダンパ51は突出部52aに密接し、給気口33からの気流漏れが防止される。給気口33と給気ダクト50とを気密にするパッキン52によって給気口33と給気ダンパ51とを気密にするため、部品点数を削減することができる。
給気ダンパ51は下端の軸部51aで回動自在に支持され、給気ダクト50に連結される引張りバネ53によって開く方向に付勢される。給気ダンパ51の背後には駆動モータ54が配される。駆動モータ54の回転軸54aには給気ダンパ51の背面に当接するカム55が取り付けられる。
給気ダクト50の上部には給気チューブ32を接続する流入部50bが形成される。流入部50bは下方が前方になるように傾斜し、流入部50bを介して給気口33から扉3(図3参照)に向かって気流が吹き出されるようになっている。リーク孔50aは流入部50bの下方に設けられ、リーク孔50aの周囲の壁面50cは鉛直に対して傾斜した傾斜面に形成される。
駆動モータ54の駆動により給気ダンパ51はカム55により押圧され、引張りバネ53の付勢力に抗して給気ダンパ51がパッキン52の突出部52aに密接する。これにより、給気ダンパ51は非弾性部材から成るカム55の押圧によって閉じた状態が保持される。この時、リーク孔50aは開放される。希釈ファン30の駆動により流入部50bを介して給気ダクト50内に流入する気流はリーク孔50aを介して外気流入ダクト8に戻る。
排気ダンパ37は弾性部材のアーム37c(図5参照)により閉じる方向に付勢され、給気ダンパ51は非弾性部材のカム55により閉じた状態が保持される。このため、排気ダンパ37及び給気ダンパ51を閉じて加熱室2の内圧が異常上昇した際に排気ダンパ37がアーム37cの付勢力に抗して開いて排気される。これにより、加熱調理器1の安全性を向上できるとともに、給気口33からの蒸気の逆流を防止することができる。
図8に示すように、給気ダンパ51から退避する方向にカム55が回転すると、引張りバネ53の付勢力によって給気ダンパ51が開かれる。給気ダンパ51は傾斜した壁面50cに当接して開いた状態が保持される。この時、リーク孔50aは閉じられる。これにより、希釈ファン30の駆動によって流入部50bを介して給気ダクト50内に流入する気流は給気口33から加熱室2に供給される。
給気ダンパ51の下部には加熱室2に面したリブから成る受け部51bが突設される。受け部51bは加熱室2側及び上部を開放したコ字状に形成される。給気ダンパ51は開いた際に高温の加熱室2の気体に接触するため表面に結露が発生する。壁面50cにより傾斜する給気ダンパ51は結露水が流下して受け部51bに溜められる。そして、給気ダンパ51を閉じた際に受け部51bから加熱室2に結露水が回収される。これにより、電装部品18が配される外気流入ダクト8(図1参照)への漏水を防止することができる。
上記構成の加熱調理器において、マイクロ波による調理を開始すると、マグネトロン20が駆動される。また、図9に示すように、給気ダンパ51及び排気ダンパ37により給気口33及び排気口34が開かれ、冷却ファン17及び希釈ファン31が駆動される。マグネトロン20によって導波管21を介して加熱室2内にマイクロ波が供給され、調理物がマイクロ波加熱される。
冷却ファン17により矢印A1(図1参照)に示すように吸込口8aから外気流入ダクト8内に外気が流入する。外気流入ダクト8内に流入した外気は矢印A2(図1参照)に示すように電装部品18及びマグネトロン20を冷却する。電装部品18及びマグネトロン20を冷却して昇温された外気は矢印A3(図1参照)に示すように希釈ファン31に導かれる。
希釈ファン31は外気を送出し、矢印A4、A5(図2参照)に示すように送風ダクト30、給気チューブ32、給気ダクト50を流通する。給気ダクト50に導かれた外気は矢印A6(図9参照)に示すように給気口33から加熱室2に供給される。
この時、扉3近傍に配された給気口33から吹き出される気流が扉3に沿って流通する。これにより、電装部品18及びマグネトロン20を冷却して昇温された空気によって扉3の結露を防止することができる。また、給気ダクト50の流入部50bによって扉3に向かって気流が吹き出される。このため、給気口33から吹き出される気流が確実に扉3に届き、結露を更に防止することができる。
また、矢印A7、A8(図2参照)に示すように送風ダクト30のノズル部30c及びサブノズル部30eを介して第1排気ダクト36に外気が供給される。
加熱室2内の空気は矢印A9、A11(図9参照)に示すように第1、第2排気口34、35から排気される。第2排気口35の排気は第2排気ダクト41を流通し、矢印A10(図2参照)に示すように連結部41aを介して第1排気ダクト36に導かれる。
第1排気口34の排気は第1排気ダクト36の横通路36aで湿度センサ39と接触する。これにより、加熱室2内の湿度が検知される。横通路36aを通る排気は縦通路36bを流通して第2排気ダクト41の排気と合流して上昇し、矢印A12(図2参照)に示すように天面キャップ40の吹出口40aから外部に放出される。この時、送風ダクト30のノズル部30c及びサブノズル部30eがエジェクタを形成するため、第2排気ダクト41及び第1排気口33には負圧が加わる。これにより、排気の逆流を防止することができる。
マイクロ波加熱によって調理物から蒸気が発生し、加熱室2内が所定の湿度になると湿度センサ39の検知によって調理の終了時期が判断される。これにより、マイクロ波による調理が終了する。
図10は蒸気による調理の動作を示すフローチャートである。蒸気による調理が開始されると、ステップ#11で前述の図3に示すように給気ダンパ51及び排気ダンパ37により給気口33及び第1排気口34が閉じられる。ステップ#12では蒸気発生装置5及び加熱ヒータ15が駆動される。これにより、循環ダクト10内に蒸気が供給され、加熱ヒータ15の加熱によって過熱蒸気が生成される。
ステップ#13では冷却ファン17、希釈ファン31及び循環ファン14が駆動される。上記と同様に、冷却ファン17及び希釈ファン31の駆動によって吸込口8aから外気流入ダクト8内に外気が流入する。そして、送風ダクト30のノズル部30c及びサブノズル部30eを介して第1排気ダクト36に外気が供給される。
循環ファン14の駆動によって加熱室2内の蒸気は矢印C1(図1参照)に示すように吸気口10aから循環ダクト10に流入する。循環ダクト10に流入した蒸気は矢印C2、C3(図1参照)に示すように噴出口10b、10cから加熱室2内に吹き出される。これにより、加熱室2内の蒸気が循環ダクト10を介して循環する。循環ダクト10を流通する蒸気は加熱ヒータ15により加熱され、蒸気が所定温度に維持されて調理が行われる。尚、加熱ヒータ15の温度や駆動時間を調整して飽和蒸気による調理を行ってもよい。
蒸気発生装置5から加熱室2内に蒸気を供給することにより矢印A9(図1参照)に示すように加熱室2から第2排気口35を介して蒸気が流出する。これにより、加熱室2の内圧が一定に維持される。第2排気ダクト41の流路面積は第1排気ダクト36よりも狭いため、蒸気の流出量が少なく加熱効率を向上することができる。
第2排気口35の排気は第2排気ダクト41を流通し、連結部41aを介して第1排気ダクト36に導かれる。希釈ファン31によって第1排気ダクト36には外気が供給されるため、第2排気口35の排気が希釈されて外部に放出される。これにより、蒸気が降温して放出され、加熱調理器1の安全性を向上することができる。
この時、外気流入ダクト8を流通する外気は電装部品18及びマグネトロン20と熱交換して昇温される。これにより、第2排気口35の排気が昇温された外気と混合され、排気の相対湿度を下げることができる。従って、第1、第2排気ダクト36、41内の結露を低減することができる。
また、湿度センサ39は第2排気ダクト41の連結部41aよりも上流側に配されるため、第2排気ダクト41から第1排気ダクト36に流入する蒸気と湿度センサ39との接触を低減できる。これにより、湿度センサ39の結露を低減し、次回のマイクロ波による調理を良好に行うことができる。
また、ノズル部30c及びサブノズル部30eから第1排気ダクト36に外気が流入することにより、吸込ダクト38にはエジェクタによる負圧が加わる。このため、矢印B1(図2、図3参照)に示すように吸込口38aから第1排気ダンパ36内に外気が取り込まれる。これにより、第2排気口35の排気を更に希釈することができる。加えて、吸込口38aと連結部41aとの間に湿度センサ39が配されるため、吸込口38aからの外気に湿度センサ39が接触する。これにより、湿度センサ39が乾燥され、湿度センサ39の結露を更に防止することができる。
尚、第2排気ダクト41にもエジェクタによる負圧が加わるため、第2排気ダクト41の逆流が防止される。第2排気ダクト41は流路面積が狭いため結露が生じると結露水により密閉され、エジェクタの負圧によって吸い上げられずに加熱室2の内圧が上昇する場合が生じる。このため、駆動期間と停止期間を交互に設けられた断続運転により希釈ファン31を駆動するとより望ましい。これにより、希釈ファン31の停止中に第2排気ダクト41内の結露が流下して加熱室2に回収され、加熱室2の内圧を維持することができる。
ステップ#14では所定の調理時間が経過するまで待機する。所定時間が経過して調理が終了するとステップ#15で蒸気発生装置5及び加熱ヒータ15が停止される。ステップ#16では循環ファン14が停止される。
ステップ#17では図11に示すように給気ダンパ51が開かれる。これにより、加熱室2内には給気チューブ32及び給気ダクト50を介して給気口33から外気が供給され(矢印A6)、第2排気口35から排気される。その結果、加熱室2内が冷却される。この時、排気ダンパ37は閉じられた状態であるため、加熱室2内の蒸気と湿度センサ39との接触を回避することができる。
ステップ#18では所定の冷却時間が経過するまで待機する。所定時間が経過するとステップ#19に移行する。加熱室2の温度を検知して所定温度に到達した際にステップ#19に移行してもよい。ステップ#19では冷却ファン17及び希釈ファン31が停止される。ステップ#20では調理の終了が報知される。
また、蒸気の供給を停止して加熱ヒータ15及び循環ファン14を駆動し、空気の熱風による調理を行うことができる。この場合も蒸気による調理と同様に動作して調理される。この時、蒸気がないため調理後の冷却時に排気ダンパ37を開いてもよい。これにより、排気量が増加して迅速に加熱室2内を冷却することができる。
尚、蒸気や熱風による調理中に閉じられた給気ダンパ51を冷却時に開き、所定期間が経過した後に排気ダンパ37を開いてもよい。これにより、第2排気口35から少量の気体を排気しながらある程度まで冷却した後に第1排気口34から大量の気体を排気して冷却することができる。従って、安全性を確保するとともに迅速に冷却することができる。
また、蒸気や熱風による調理中に閉じられた給気ダンパ51を調理後に開いて加熱室2を冷却しているが、調理完了の所定時間前(例えば、1分前)に開いてもよい。これにより、調理完了時に加熱室2が冷却されて扉3を開くことができるため、加熱調理器1の利便性を向上することができる。
本実施形態によると、給気口33及び第1、第2排気口34、35を設けるとともに給気口33及び第1排気口34をそれぞれ開閉する給気ダンパ51及び排気ダンパ37を設け、第2排気ダクト41(第2排気路)が第1排気ダクト36(第1排気路)よりも流路面積が狭く第2排気口35の排気が希釈ファン31により希釈されるので、蒸気による調理時には給気ダンパ51及び排気ダンパ37を閉じることにより、排気が流路面積の狭い第2排気ダクト41を流通する。これにより、蒸気の流出が低減されるとともに内圧上昇による扉3の開成が防止される。加えて、希釈ファン31によって第2排気口35の排気が希釈して冷却される。従って、加熱調理器1の加熱効率及び安全性を向上することができる。
また、マイクロ波による調理時には給気ダンパ51及び排気ダンパ37を開いて希釈ファン31により多くの外気を給気チューブ32から加熱室2に送出し、排気の湿度によって正確に調理の終了時期を判別できる。調理の終了時期を排気の温度等によって検知してもよい。更に、希釈ファン31を有した送風ダクト30(送風経路)から分岐した給気チューブ32を設けて第2排気口35の排気を希釈するとともに給気口33から給気するので、別途送風手段を設ける必要がなく部品点数を削減することができる。
また、送風ダクト30の端部の開口部30dを第1排気ダクト36内部に配したエジェクタを形成し、希釈ファン31によって第1排気ダクト36内に第1排気口34から開放端(吹出口40a)に向かう気流を発生させるとともに、第2排気ダクト41が開口部30dよりも上流側の第1排気ダクト36に連結される。これにより、第2排気ダクト41に負圧が加わり、第2排気ダクト41の逆流を防止することができる。
更に、第2排気ダクト41が第1排気ダクト36に連結されるため、外部に臨む1箇所の吹出口40aから排気することができる。従って、外部への排気方向の規制や結露対策を容易に行うことができる。
また、開口部30dよりも上流側の第1排気ダクト36に外気を取り込む吸込口38aを設けたので、吸込口38aに負圧が加わる。これにより、第1排気ダクト36に外気を容易に取り込んで排気をより確実に希釈して冷却することができる。
また、排気ダンパ37を開いた際に吸込口38aを閉じるため、第1排気口34の排気が吸込口38aから流出することを防止できる。吸込口38aを開閉する吸込ダンパを排気ダンパ37と別に設けてもよい。
本発明によると、加熱室に蒸気及びマイクロ波を供給して調理を行う加熱調理器に利用することができる。
本発明の実施形態の加熱調理器を示す正面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器を示す側面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器を示す上面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器の第1排気口を通る断面を示す正面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器の排気ダンパの閉じた状態を示す上面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器の排気ダンパの開いた状態を示す上面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器の給気ダンパの閉じた状態を示す上面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器の給気ダンパの開いた状態を示す上面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器のマイクロ波による調理時を示す上面断面図 本発明の実施形態の加熱調理器の蒸気による調理の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の加熱調理器の蒸気による調理後の冷却時を示す上面断面図
符号の説明
1 加熱調理器
2 加熱室
3 扉
4 本体筐体
5 蒸気発生装置
6 蒸気ダクト
7 給水タンク
8 外気流入ダクト
9 載置トレイ
10 循環ダクト
10a 吸気口
10b、10c 噴出口
11、13 側面部
12 天面部
14 循環ファン
15 加熱ヒータ
17 冷却ファン
18 電装部品
20 マグネトロン
21 導波管
30 送風ダクト
30a 鉛直部
30b 水平部
30c ノズル部
30d 開口部
30e サブノズル部
30f リブ
30g 凹部
31 希釈ファン
32 給気チューブ
33 給気口
34 第1排気口
35 第2排気口
36 第1排気ダクト
36a 水平部
36b 鉛直部
37 排気ダンパ
37a 可撓性部材
37b アーム部
38 吸込ダクト
38a 吸込口
39 湿度センサ
40 天面キャップ
40a 開口部
41 第2排気ダクト
41a 連結部
50 給気ダクト
50a リーク孔
50b 流入部
51 給気ダンパ
51b 受け部
52 パッキン
52a 突出部
53 引張りバネ
54 駆動モータ
55 カム

Claims (11)

  1. 調理物を収納して扉で開閉される加熱室と、前記加熱室内に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記加熱室内にマイクロ波を供給するマグネトロンと、前記加熱室に開口する給気口及び第1、第2排気口と、前記給気口を開閉する給気ダンパと、第1排気口を開閉する排気ダンパと、第1排気口から導出される第1排気路と、第2排気口から導出されるとともに第1排気路よりも流路面積の狭い第2排気路と、第2排気口の排気に外気を混合してこれを希釈する希釈ファンと、前記希釈ファンの送風経路を分岐して前記給気口に接続される給気路とを備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記送風経路は端部の開口部を第1排気路内部に配して前記希釈ファンによって第1排気路内に第1排気口から開放端に向かう気流を発生させるとともに、第2排気路を前記開口部よりも上流側の第1排気路に連結したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記開口部よりも上流側の第1排気路に外気を取り込む吸込口を設けたことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記吸込口を開閉する吸込ダンパを設けたことを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記吸込ダンパが前記排気ダンパから成り、第1排気口及び前記吸込口を択一的に開くことを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記排気ダンパは弾性部材により閉じる方向に付勢され、前記給気ダンパは非弾性部材により閉じた状態が保持されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記給気ダンパは前記加熱室側及び上部を開放して結露水を受ける受け部を前記加熱室側の下部に突設されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかにに記載の加熱調理器。
  8. 前記給気ダンパを覆うハウジングは端面に被嵌される環状のパッキンを有して前記給気口に嵌設され、前記パッキンは内周側に突出した環状の突出部を有し、閉じられた前記給気ダンパに前記突出部が密接することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の加熱調理器。
  9. 前記希釈ファンに外気を導く経路内に電装部品を配置し、前記給気口を前記扉近傍に配置したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の加熱調理器。
  10. 前記給気ダンパを開いた際に前記給気口から前記扉に向かって気流が吹き出されることを特徴とする請求項9に記載の加熱調理器。
  11. 前記加熱室内に加熱ヒータを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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