JP2010037829A - シート防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋上やベランダを含む床から突出した突出部と防水シートとの間に防水上の不連続部分を生じさせず、且つ伸縮の影響による防水シートやシーリング材の劣化を回避する。
【解決手段】床10から突出しフラットバー形状の立上片1aを有する柱脚部材1のシート防水構造であって、孔2aが形成された防水補強板2と、防水補強板2の大きさよりも小さく且つ該防水補強板に形成された孔2aよりも大きい開口3aが形成された防水シート3と、嵌装部4aと鍔部4bを有する防水部材4とを有し、孔2aに立上片1aを貫通させて防水補強板2を床10に配置し、開口3aに立上片1aを貫通させて防水シート3を防水補強板2上に配置し、嵌装部4aを立上片1aに嵌装して鍔部4bを防水シート3上に配置し、防水補強板2と防水シート3及び防水シート3と防水部材4の鍔部4bとを接着又は溶着して一体化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の屋上やベランダを含む露天の床から突出して配置され、これらの床に手摺や簡易柱等の構造物を設置する際に柱脚部としての機能を有する突出部と床面とを防水シートによって防水するシート防水構造に関するものである。
建物の屋上やベランダの床には、周囲に手摺を設けたり、日よけのための簡易柱や他の構造物を設置する際に利用する柱脚部が構成されることがある。このような柱脚部は、一方側の端部が躯体に固定されており、他方側の端部が床を貫通して該床の上部に突出して設けられている。
屋上やベランダの床から突出して構成された柱脚部としては、主として円筒状の部材からなる例えば簡易柱等の構造物を取り付けるために雌ねじを形成した円筒型の柱脚部、主として角パイプ状の部材からなる例えば手摺等の構造物を取り付けるためのフラットバー状の柱脚部、であるのが一般的である。そして、これらの柱脚部と床との間には防水シートを利用した防水構造が施工されている。
例えば、円筒型の柱脚部の防水構造は、特許文献1の図3、4に従来技術として記載されているように、屋上やベランダの床を支持する鉄骨梁等に固定された雌ネジ部材が床内部に埋設されて雌ネジ部が床の表面に孔穴を形成して露出しており、柱脚の円筒部に設けられた雄ネジ部を雌ネジ部に螺合締着して立設される。特に、柱脚を取り付けるに先立って該柱脚の円筒部の外周面にはシール材が打設され、更に該円筒部の外周には樹脂製のハット型の防水部材の円筒部が嵌装される。
そして、床に敷設された合成高分子化合物製の防水シートに防水部材(通称:防水ハットと呼ばれる)の鍔部を溶着させる。溶着に際しては、防水シートと鍔部との間に刷毛等を使って溶剤を塗布することで溶着することが出来る。更に、防水部材の円筒部の先端を適当な長さで切り落とし、締付バンド(ステンレス製)を該円筒部の先端部近傍で外側から柱脚の円筒部に一体的に締付けて固定し、柱脚の円筒部と防水部材の円筒部との接合部にシール材を打設してシーリングし、これにより屋上の床と柱脚との間の防水性能が確保される。
ところで、最近では、屋上やベランダの周囲に手摺を設置する際に、デザイン性を向上させるために手摺支柱の柱脚の外形をフラットバーの形状(断面形状が矩形)とし、手摺化粧金物で脚元を覆って外部露出しないものが用いられるようになった(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載された防水構造は、フラットバーに嵌装される嵌装部を有し且つ該嵌装部の端部に鍔部を設けた合成樹脂製の防水部材(防水ハット)を用い、この防水部材をフラットバーに嵌装させて鍔部を防水シートに溶着したものである。
上記技術では、フラットバーと嵌装部との間に止水性が問題となる。このため、特許文献1ではフラットバーの外周に樹脂コーティングしておき、この樹脂コーティング部分と嵌装部を溶着することで止水性を確保し得るように構成されている。また、特許文献2では、前述の円筒型の柱脚部に適用した締付バンドをそのまま利用しても、フラットバー断面形状の角部がでるため周囲の隙間を均一に締められず、締め付けは不十分であることから、代わりにフラットバー柱脚部材の形状に対応した2枚のフラットバー挟み部材を用いた更新性のある防水部の止水構造としている。
特開2004−076381号公報 特開2006−348643号公報
屋上やベランダの床から突出させて円筒型の柱脚やフラットバーを用いた柱脚部を配置した場合、この床に防水シートを敷設して防水構造を構成する必要がある。このとき、敷設すべき防水シートに柱脚部に対応させて開口を形成することとなるが、この開口は、防水性能上は柱脚部の断面形状及び寸法を略一致していることが好ましい。しかし、防水シートは床から突出した柱脚部を起点として敷設されることはなく、床の一方の端部側から順に敷設していくのが一般的である。このため、開口の大きさは柱脚部の突出高さに応じて断面形状よりも大きくなる。特に、施工の容易さや突出部を貫通させる際に干渉を防ぐために開口部はかなり大きなものが形成される。
上記の如く、床から突出した柱脚部の基部には防水シートが配置されることのない部分が生じることとなる。そして、この柱脚部に防水ハットを嵌装したとき柱脚部と防水ハットとの隙間が前記した防水シートのない部分とつながってしまうという問題、即ち、床面に防水上の不連続部分が形成されるという問題が生じる。
また、特許文献1、2に記載されたフラットバーを用いた柱脚部の場合、接合部のガタツキが懸念され(引き抜き力に耐えられない)、部材形状が複雑になり製造技術や製造コスト上の不利があり、円筒型柱脚のように床スラブに埋め込まれた雌ネジ部とこれに固定される雄ネジ部に2つの部品に分けることができないため、フラットバーを用いた柱脚部では、防水シートを敷設する前に床面から突出した状態で躯体に固定されている。このため、防水シートを敷設する際の作業効率が悪いだけでなく、突出部の孔開け位置のミスにより防水シートに無用な傷を付けてしまう恐れがあった。
また、フラットバーを用いた柱脚部の防水構造では、防水シートにフラットバーの断面形状に対応した細長い矩形の切り欠きを設ける必要がある。このため、大気温度の変化や経年変化に伴って生じる防水シート(合成高分子化合物、ポリ塩化ビニル製シート)の伸縮の繰り返しにより、柱脚部を構成するフラットバーの角部との接触により細長い矩形の切欠部(特に角部)に亀裂が生じたり、防水シートや防水ハットとのシーリングが剥がれて肌分かれする現象が起こることを否定し得ない。
更に、特許文献1に記載されているフラットバーと防水ハットの嵌装部との止水性を確保するための構造では、樹脂コーティング層が経時的に膨張することがあり、このことを確認することが必要となる。また特許文献2の構造では、長期間にわたる信頼性の高い止水性を確保し得るものの、部品点数が多くなってしまうという問題が生じている。
本発明の目的は、屋上やベランダを含む床から突出した突出部と床に敷設した防水シートとの間に防水上の不連続部分を生じさせることがなく、且つ温度変化や経時的な伸縮の影響による防水シートやシーリング材の劣化を回避することができるシート防水構造を提供するものである。
上記課題を解決するために本発明に係る第1のシート防水構造は、建物の屋上又はベランダを含む床から突出する突出部のシート防水構造であって、突出部を貫通させる孔が形成された防水補強板と、前記防水補強板の大きさよりも小さく且つ該防水補強板に形成された孔よりも大きい開口が形成された防水シートと、を有し、前記防水補強板に形成された孔に突出部を貫通させて該防水補強板を床面上に配置すると共に、前記防水シートに形成された開口に突出部を貫通させて該防水シートを前記防水補強板及び床面上に配置し、更に、前記防水補強板と前記防水シートとを接着又は溶着して一体化させたものである。
また本発明に係る第2のシート防水構造は、一端が建物の躯体に固着され他端が建物の屋上又はベランダを含む床から突出し且つ断面視で角部を有するフラットバー形状の立上片を有する柱脚部のシート防水構造であって、柱脚部を構成する立上片を貫通させる孔が形成された防水補強板と、前記防水補強板の大きさよりも小さく且つ該防水補強板に形成された孔よりも大きい開口が形成された防水シートと、柱脚部を構成する立上片に嵌装される嵌装部と該嵌装部の端部に形成された鍔部を有する防水部材と、を有し、前記防水補強板に形成された孔に立上片を貫通させて該防水補強板を床面上に配置すると共に、前記防水シートに形成された開口に立上片を貫通させて該防水シートを前記防水補強板及び床面上に配置し、且つ前記防水部材の嵌装部を立上片に嵌装して鍔部を前記防水シート上に配置し、更に、前記防水補強板と前記防水シートとを接着又は溶着して一体化させると共に、前記防水シートと前記防水部材の鍔部とを接着又は溶着して一体化させたものである。
上記第2のシート防水構造に於いて、前記防水補強板が柱脚部を構成する立上片に対し、移動不能に且つ回転不能に構成されていることが好ましく、また前記防水部材の嵌装部の上端部と柱脚部の立上片との境界は、止水処理が施されると共に弾性又は収縮性を有するバンドまたはチューブを施こすことで前記嵌装部の緩みを防ぐように構成することが好ましい。
本発明に係る第1のシート防水構造では、防水補強板に形成された孔に床から突出した突出部を貫通させて床面上に配置し、防水シートに形成された開口に突出部を貫通させて防水補強板上及び床面上に配置し、防水補強板と防水シートを接着又は溶着したので、床面上での防水性の不連続部分が生じることがない。
即ち、防水補強板は突出部毎に配置されるので、該防水補強板に形成される孔の寸法、形状は突出部の寸法、形状に対応させることができる。従って、防水補強板の孔に突出部を貫通させて床面上に配置したとき、両者の間に大きな隙間が形成されることはない。また防水シートと防水補強板とを接着又は溶着するので、床面上には防水補強板と防水シートの不連続部分が形成されることがない。
また、防水シートに形成される開口は防水補強板よりも小さく且つ防水補強板に形成された突出部を貫通させる孔よりも大きい。この開口は防水補強板上に防水シートを重ねて接着又は溶着する際に、接着剤或いは溶剤を塗る刷毛または熱風による溶着のための熱風ガン(以下刷毛等という)を通過させることが可能な程度大きいことが必要である。このため、防水シートを床面上に敷設する際に容易に突出部を貫通させることが可能となる。
更に、防水シートが防水補強板と接着又は溶着により一体化しているため、温度変化に応じた伸縮や経時的な収縮が生じた場合、開口を形成したことによる強度の低下を防水補強板によって補強することができる。このため、収縮に起因する防水シートの破断を防ぐことができる。
また本発明に係る第2のシート防水構造では、床から突出した柱脚部が断面視で角部を有するフラットバーからなる立上片を有し、このフラットバーに防水部材の嵌装部を嵌装して鍔部を防水シートに接着又は溶着したので、高い防水性を確保することができる。
即ち、第1のシート防水構造と同様にして防水補強板と防水シートとによって床面上に連続した防水性を確保することができる。加えてフラットバーに嵌装した防水部材の鍔部を防水シートに接着又は溶着して一体化することで更に防水性を確保することができる。
防水シートに形成された開口は、防水補強板との接着又は溶着に際し刷毛等を差し込むことが可能な程度に大きいため、該開口が立上片の角部と接触することがなく、温度変化或いは経時的に防水シートが収縮した場合でも亀裂が生じることがない。
また防水補強板が柱脚部材の立上片に対して移動不能に、回転不能に構成されているため、温度変化或いは経時的に防水シートが収縮しても防水補強板が移動したり回転することがない。このため、防水シートに開口を形成したことによる強度の低下を防水補強板によって補強することができ、収縮に起因する防水シートの破断を防ぐことができる。
また、防水部材の嵌装部の上端部と立上片との境界は、止水処理が施されると共に弾性または収縮性を有するバンドまたはチューブを施こすことで嵌装部の緩みを防ぐように構成されているため、柱脚部の根元部及び防水部材の先端部の2箇所において確実で安心した防水構造を構成することができる。
以下、本発明に係るシート防水構造の好ましい実施形態について説明する。本発明に係るシート防水構造は、建物の屋上やベランダを含む床(以下単に「床」という)であって、床から突出した突出部に防水補強板を貫通させ、更に、この防水補強板と防水シートを接着又は溶着して一体化させることで、防水性能を確保すると共に、防水シートに伸縮や収縮が生じた場合であっても、これらの伸縮、収縮に影響されて生じる防水シートの亀裂や破損を防ぐようにしたものである。
本発明に於いて、床は防水性を確保するために防水シートが敷設される部位であり、且つ該床の上面に円筒形の或いは多角形の突出部を有する部位であれば良く、建物の屋上やベランダを含み、更に、前記屋上、ベランダ以外の部位、例えば屋根であっても良い。
突出部は、床から突出して他の部材を取り付けるための柱脚となるものであり、例えば円筒形の突出部、角筒形の突出部、フラットバー形の突出部、等如何なる断面形状であっても良い。この突出部に取り付ける部材は特に限定するものではなく、床上に設置する柱類、或いは手摺類等を含む如何なるものであっても良い。
また、突出部の突出高さは限定するものではなく、該突出部に取り付けるべき部材の性格に応じて夫々最適な寸法を有している。即ち、突出部に取り付けるべき部材が例えば物干し用の柱のように建物に居住する住人が後付けするようなものである場合、突出部の高さは極力低いことが好ましい。また、突出部に取り付けるべき部材が手摺の柱のように建物の完成時には取り付けが完了しているようなものである場合、突出部の高さは高くても良く、作業性を考慮して適宜設定されることが好ましい。
本発明に於いて、防水補強板には上記突出部を貫通させる孔が形成されており、該孔に突出部を貫通させて防水シートと一体化され、突出部との防水シートとの間の防水性能を確保すると共に防水シートに作用する力に対抗するものである。このため、防水補強板には防水性能と強度とが要求され、この性能と強度とを有するものであれば材質等を限定するものではない。このような性能を発揮し得る材質としては塩ビコーティングを施した鋼板や塩ビ板等があり、何れも利用することが可能である。
特に、防水補強板は防水シートと接着又は溶着により一体化されるため、防水補強板は防水シートに対し、接着性又は溶着性が確保されることが必要である。このような性能と、寸法的な面及び加工性等を考慮すると、防水補強板としては塩ビコーティングを施した鋼板(塩ビ鋼板)であることが好ましい。
防水シートとしては、材質等を特に限定するものではなく、ベランダ等の防水シートとして一般的に用いられる合成高分子化合物、ポリ塩化ビニル製シート等であって良い。
床から突出する突出部に防水部材を嵌装して防水シートと一体化させることが好ましい。特に、床から突出する部分が断面視で角部を有するフラットバー形状の立上片を有する柱脚部である場合、防水部材は、立上片に挿入して装着される嵌装部と該嵌装部の端部に形成された鍔部を有して構成することが好ましい。そして、嵌装部に立上片を嵌装して鍔部を防水シート上に配置し、この鍔部と防水シートを一体化させることで防水性能を確保することが可能である。
防水部材の材質は特に限定するものではない。しかし、防水部材は、嵌装部を床から突出したフラットバー形状の立上片に嵌装して鍔部を防水シート上に配置した後、該鍔部と防水シートと接着又は溶着して一体化させるため、防水シートに対し、接着性又は溶着性が確保されることが必要である。このため、防水部材は防水シートと同材料である塩ビ製の成形品であることが好ましい。
突出部がフラットバー形状の立上片である場合、防水補強板を立上片に対し移動不能に且つ回転不能に構成するための構造としては特に限定するものではなく、防水補強板を立上片に貫通させたとき、この立上片に対し移動し又は回転しないように構成されていれば良い。このような構造としては、防水補強板に形成された穴に立上片に対する寸法公差を小さくして形成すれば良い。また、防水補強板を床に対しビス等によって固定しても良い。前者の場合は寸法公差が小さいことによって立上片に対する移動代が小さく、実質的に移動不能となり、且つ立上片がフラットバーであることから回転不能となる。また後者の場合には寸法公差の如何に関わらず、防水補強板は立上片に対し移動不能に且つ回転不能になる。
防水部材の嵌装部の上端部分の内周面と立上片の外周面との間には隙間が形成されるため止水処理が施される。またこの上端部分には弾性または収縮性を有するバンドまたはチューブが施こされて嵌装部の上端部分の緩みを防ぐように構成されている。前記止水処理の方式に対しては特に限定するものではなく、長期間にわたって充分な止水性を維持し得るようなものであれば良い。このような止水処理としては、シリコン系の止水剤を塗布して行うことが好ましい。また嵌装部の上端部分の緩みを防ぐ弾性または収縮性を有するバンドまたはチューブの例として、弾性を有するシリコンを材料としたバンドを用いることが好ましい。さらに嵌装部の上端部分に装着して熱風を吹きかけることによって緩んで開いた嵌装部の口を収縮力で塞ぐ作用を発揮し得る熱収縮性を有するシリコンを材料としたチューブであればより好ましく用いることができる。
次に、シート防水構造の実施例について図を用いて説明する。図1は本実施例に係るシート防水構造を説明する図である。図2は本実施例に係るシート防水構造を構成する手順を説明する図である。図3は本実施例に係るシート防水構造を構成する手順を説明する図である。尚、本実施例に於いて、防水補強板や防水シートは極めて薄いものである。このため、各図では、防水補強板、防水シート、防水部材等の厚さは誇張して描かれている。
図1に示すように、床10から突出する突出部は、該床10に手摺を構成する際の手摺用柱20を取り付けるための柱脚部材1を構成する立上片1aとして構成されている。この柱脚部材1は、平面視が角部を有するフラットバー形状の立上片1aと、建物の躯体を構成する梁21に固着される固着部1bと、を有して構成されている。
固着部1bは側面視がL字型の部材からなり、一端が梁21に固定され、他端に立上片1aが取り付けられている。この固着部1bは高さが床10の厚さの範囲内の寸法を持って構成されており、梁21に取り付けたとき、床10内に埋設される。そして、立上片1aが床10から突出して起立している。
床10は、柱梁軸組構造の梁21の架構面にALC(軽量気泡コンクリート)床板11を配置した床スラブ構造に、例えば2枚のフェノールフォームを重ねた断熱層12に更に1枚のポリスチレンフォームからなる断熱層13を重ね、この断熱層13の上面に繊維強化ボードからなる歩行用ボード14を敷設して構成されている。
従って、床10の最上面は歩行用ボード14によって構成されており、柱脚部材1の立上片1aは歩行用ボード14から起立している。
床10から突出した立上片1aに防水補強板2が嵌装されて該床10上に配置されている。防水補強板2は塩ビコーティングされた鋼板(塩ビ鋼板)によって構成され、略中央に立上片1aの断面寸法よりも僅かに大きい寸法を持った孔2aが形成されている。孔2aの立上片1aの寸法に対する公差はプラス方向で且つ小さい(例えば+2mm〜+1mm程度の範囲)ことが好ましい。このような寸法公差を与えた場合でも、防水補強板2をプレス加工によって製造することで容易に実現することが可能である。
防水補強板2の外形寸法は特に限定するものではない。しかし、防水シート3と接着又は溶着する際の接着代、或いは溶着代として40mm〜50mmは確保しておくことが好ましく、立上片1aの断面寸法及び防水シート3に形成される開口3aの寸法に応じて適宜設定される。また防水補強板2は、厚さが約1mm程度の鋼板に塩ビコーティングを施して構成されている。この防水補強板2では、鋼板を利用することで、大きい引張強度を実現することが可能である。
上記の如く、孔2aが立上片1aに対して大きな寸法公差を有するものではないため、防水補強板2を立上片1aに装着したとき、該防水補強板2は立上片1aに対し、略移動不能に且つ回転不能に構成されたことになる。
立上片1aを貫通して床10上に配置された防水補強板2の上面に、開口3aが立上片1aを貫通した防水シート3が配置されており、該防水シート3と防水補強板2とが接着又は溶着されて一体化している。
防水シート3に形成された開口3aは、防水補強板2の大きさよりも小さく、該防水補強板2に形成された孔2aよりも大きい寸法を有している。即ち、開口3は大きさが限定されるものの、形状は限定されるものではない。防水シート3は防水補強板2に対し接着又は溶着によって一体化される。このため、開口3aを利用して接着剤又は溶剤の塗布を行うことが好ましい。また防水シート3を床10の一方側から敷設してきたとき、開口3aが立上片1aと同じ寸法であると、この立上片1aを回避することができず、従って敷設することができない。
このため、開口3は、防水シート3を床10の一方側から敷設してきたときに立上片1aを回避して上方から貫通させることが可能な寸法で、且つ防水補強板2の上部に配置されたときに立上片1aの存在に関わらず防水補強板2と防水シート3の間に接着剤或いは溶剤を塗布する刷毛等を差し込むことが可能な寸法を有して形成される。
防水補強板2と防水シート3を接着するか又は溶着するかは、両者の材質に応じて選択されるものであり、限定するものではない。本実施例では、防水補強板2が塩ビ鋼板によって構成され、防水シートが塩ビ系の材料によって構成されるため、両者は溶剤により溶着によって一体化されている。
立上片1aを貫通した防水シート3の上面に防水部材4が配置されている。この防水部材4は、立上片1aの断面寸法と略等しい断面寸法を持った筒状の嵌装部4aと、嵌装部4aの下端に形成された鍔部4bと、を有して構成されている。また、防水部材4は適度な柔軟性を有する塩ビ成形品として構成されている。
そして、鍔部4bを下方に配置して嵌装部4aに立上片1aを貫通させ、この状態で下降させて鍔部4bを防水シート3に接触させることで、防水部材4を立上片1aに嵌装することが可能である。このとき、防水部材4が柔軟性を有するので、嵌装部4aの断面寸法が立上片1aの断面寸法と略等しくとも、該立上片1aに沿って変形することが可能であり、且つ立上片1aに沿って円滑に防水部材4を下降させることが可能である。
防水部材4の鍔部4bと防水シート3との間には溶剤が塗布されて溶着されることで一体化している。そして、嵌装部4aの上端部の内周面と、立上片1aの外周面との間には変性シリコン系のシーリング剤(止水材5)が施されることで、止水処理がなされている。
更に、防水部材4の嵌装部4aの上端部分と立上片1aとの境界には、例えばベータテープ(3M社製)等の防水テープ6が巻き付けられており、この防水テープ6の外周に弾性力を持ったシリコン製のバンド(シリコンバンド)等の締付具7を装着して締め付けている。或いはシリコン製のチューブ(シリコンチューブ)等の締付具7を装着すると共に熱風を吹きかけることにより収縮(熱収縮)させることで締め付けている。
上記の如く、本実施例のシート防水構造では、床10から突出した立上片1aに防水補強板2を嵌装して防水シート3と溶着して一体化することで、立上片1aの周囲に床10が露出することがなく、防水補強板2と防水シート3とが連続した防水構造を実現することが可能である。
そして、立上片1aに防水部材4を嵌装して鍔部4bを防水シート3に溶着して一体化することで、二重の防水構造を実現することが可能である。更に、防水部材4の嵌装部4aと立上片1aとの間を止水材5によって止水処理することで、立上片1aの床10の近傍と、嵌装部4aの上端部分との2箇所での防水構造を実現することとなり、信頼性の高い防水構造を実現することが可能である。
上記の如くして柱脚部材1と床10とを防水補強板2、防水シート3、防水部材4によってシート防水を施工し、その後、床10から突出した立上片1aに、角パイプからなる手摺用柱20を嵌装して固定する。手摺用柱20の立上片1aに対する固定構造は特に限定するものではなく、従来より一般的に行われている構造を採用することが可能である。
次に、上記した本実施例に係るシート防水構造を実現する際の手順について図2、3により簡単に説明する。
図に示すように、柱脚部材1の床10に対する配置位置は一義的に設定されるものではなく、取り付けるべき部材(手摺用柱20)に応じてパラペット22の近傍に、或いはパラペット22から離隔した位置に配置される。柱脚部材1は床10に於ける如何なる位置に配置されていても、固着部1bが建物の躯体を構成する梁21に固定されている。
特に、床10に於ける柱脚部材1の配置位置に応じて、防水補強板2の固定構造や、防水シート3に形成される開口3aの形状が変化する。しかし、防水シート3を敷設した後、この防水シート3の上部に防水部材4を配置する際には柱脚部材1の配置位置に関わらず同じ構造を有している。このため、防水シート3を敷設するまでは床10に於ける異なる位置に配置された柱脚部材1について説明し、防水シート3を敷設した後は一方の柱脚部材1に対するシート防水構造について説明する。
図2(a)は、柱脚部材1の立上片1aが床10から突出した状態を説明する図である。床10は梁21に配置されたALC床板11、断熱層12、13及び歩行用ボード14によって構成されている。断熱層13は床10に水勾配を形成する機能も有しており、パラペット22との間に排水用の隙間を形成している。また、床10には孔10aが形成されており、該孔10aに柱脚部材1の立上片1aが貫通している。
同図(b)に示すように、床10から突出した立上片1aに防水補強板2の孔2aを貫通させ、該防水補強板2を床10の上面に配置する。特に、パラペット22に接近して配置された立上片1aに配置された防水補強板2の場合であって端部が断熱層13からはみ出すような場合、このはみ出した部分を下方に折り曲げておく。
防水補強板2は立上片1aの断面寸法よりも僅かに大きい断面寸法を持った孔2aが形成されており、この孔2aを立上片1aに嵌め込むことによって、防水補強板2が立上片1aに対し移動不能に且つ回転不能に構成されている。しかし、同図に示すように予め隅部に複数のビス孔2bを形成しておき、このビス孔2bを利用して床10にビス止めすることで、立上片1aに対し移動不能に且つ回転不能に構成しても良い。
同図(c)に示すように、パラペット22の床10側に排水部材23を配置しビス23aを用いて床10に固定する。このとき、排水部材23がパラペット22に接近して配置された立上片1aと干渉するような場合には、該排水部材23の干渉部位を切り欠いて防水補強板2の上部に重ね、両者の重ね部分を目地テープ24によって接続しておく。
次に、図3(a)に示すように、床10の上面に防水シート3を敷設する。防水シート3は床10の全面にわたって敷設され、パラペット22の近傍では既に設置されている排水部材23の一部に重ねた位置まで敷設される。前述したように、防水シート3には立上片1aを貫通させるために、防水補強板2の大きさよりも小さく且つ該防水補強板2に形成された孔2aよりも大きい開口3aが形成される。
開口3aは、パラペット22からから離隔して配置された立上片1aに対応する場合、立上片1aの各辺に頂点が対応するような四角形や円形に形成される。開口3をこのような形状に形成することによって、立上片1aの各辺と開口3aの端部との間に大きな隙間が形成されるため、防水シート3を防水補強板2に接着又は溶着する際に、この隙間を利用して刷毛等を差し込むことが可能である。
また、パラペット22に接近して配置された立上片1aに対応する開口3aの場合、立上片1aの断面寸法よりも多少大きい寸法を持って形成すると共に、防水シート3のパラペット22側の端部との間に切込をいれて開口3aを切り離すように形成することで良い。このような開口3aでは、防水シート3を防水補強板2に接着又は溶着する際に、防水シート3のパラペット22側の切り離された部位を持ち上げて刷毛等を差し込むことが可能である。
上記の如く形成された開口3aから刷毛等を差し込んで防水シート3と防水補強板2との間に接着剤又は溶剤を塗布し、防水シート3を圧接させることで、防水補強板2と防水シート3を一体化させる。
次に、同図(b)に示すように、立上片1aに防水部材4を嵌装させる。特に、パラペット22に接近して配置された立上片1aであって、防水部材4の鍔部4bが排水部材23の勾配面に掛かるような場合、鍔部4bと対向する防止シート3の端部に面取りを施して面取り部3bを形成しておくことが好ましい。
防水部材4を嵌装した立上片1aの外周面と、防水部材4の嵌装部4aの内周面との間には止水処理が施されている。即ち、立上片1aの外周面であって、防水部材4を嵌装したときに嵌装部4aによって覆われる部位に予めシリコン系の止水材5を塗布しておく。その後、立上片1aに防水部材4の嵌装部4aを嵌装して該立上片1aに沿って下降させ、鍔部4bを防水シート3の上面に接触させる。このように防水部材4を立上片1aに嵌装することによって、該立上片1aに塗布された止水材5は嵌装部4aの内周面との間を満たして止水処理がなされる。
次いで、防水部材4の鍔部4bと防水シート3との間に接着剤又は溶剤を塗布して両者を一体化させる。このときの作業は、鍔部4bをまくり上げ、刷毛等によって接着剤又は溶剤を防水シート3に塗布し、その後、鍔部4bを防止シート3に対し押圧することで一体化させる。
同図(c)に示すように、防水部材4の嵌装部4aの上端部分と立上片1aとの境界に防水テープ6を巻き付けることで、止水材5による止水処理に加えて防水テープ6による止水処理を行って信頼性の高い止水処理を実現する。その後、防水テープ6を巻き付けたさらに外周に締付具7を配置し、熱湯をかけることで熱収縮させて締め付ける。この締付具7を施工することにより、嵌装部4aの膨張を含む変形を防止して止水性能を保持することが可能となる。
本発明のシート防水構造は、床から突出する突出部の形状が円筒形であっても、フラットバーのような多角形であっても好ましく利用することが可能である。
本実施例に係るシート防水構造を説明する図である。 本実施例に係るシート防水構造を構成する手順を説明する図である。 本実施例に係るシート防水構造を構成する手順を説明する図である。
符号の説明
1 柱脚部材
1a 立上片
1b 固着部
2 防水補強板
2a 孔
2b ビス孔
3 防水シート
3a 開口
3b 面取り部
4 防水部材
4a 嵌装部
4b 鍔部
5 止水材
6 防水テープ
7 締付具
10 床
10a 孔
11 ALC床板
12、13 断熱層
14 歩行用ボード
20 手摺用柱
21 梁
22 パラペット
23 排水部材
23a ビス
24 目地テープ

Claims (4)

  1. 建物の屋上又はベランダを含む床から突出する突出部のシート防水構造であって、
    突出部を貫通させる孔が形成された防水補強板と、
    前記防水補強板の大きさよりも小さく且つ該防水補強板に形成された孔よりも大きい開口が形成された防水シートと、を有し、
    前記防水補強板に形成された孔に突出部を貫通させて該防水補強板を床面上に配置すると共に、前記防水シートに形成された開口に突出部を貫通させて該防水シートを前記防水補強板及び床面上に配置し、
    更に、前記防水補強板と前記防水シートとを接着又は溶着して一体化させたことを特徴とするシート防水構造。
  2. 一端が建物の躯体に固着され他端が建物の屋上又はベランダを含む床から突出し且つ断面視で角部を有するフラットバー形状の立上片を有する柱脚部のシート防水構造であって、
    柱脚部を構成する立上片を貫通させる孔が形成された防水補強板と、
    前記防水補強板の大きさよりも小さく且つ該防水補強板に形成された孔よりも大きい開口が形成された防水シートと、
    柱脚部を構成する立上片に嵌装される嵌装部と該嵌装部の端部に形成された鍔部を有する防水部材と、を有し、
    前記防水補強板に形成された孔に立上片を貫通させて該防水補強板を床面上に配置すると共に、前記防水シートに形成された開口に立上片を貫通させて該防水シートを前記防水補強板及び床面上に配置し、且つ前記防水部材の嵌装部を立上片に嵌装して鍔部を前記防水シート上に配置し、
    更に、前記防水補強板と前記防水シートとを接着又は溶着して一体化させると共に、前記防水シートと前記防水部材の鍔部とを接着又は溶着して一体化させたことを特徴とするシート防水構造。
  3. 前記防水補強板が柱脚部を構成する立上片に対し、移動不能に且つ回転不能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載したシート防水構造。
  4. 前記防水部材の嵌装部の上端部と柱脚部の立上片との境界は、止水処理が施されると共に弾性又は収縮性を有するバンドまたはチューブを施こすことで前記嵌装部の緩みを防ぐように構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載したシート防水構造。
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