JP2010036498A - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置が異常に至った経緯を把握できるようにして短期間で異常の原因を究明できるようにする。
【解決手段】揮発性メモリ及び不揮発性メモリを有し、自装置の状態を第1の情報として間欠的に揮発性メモリの第1のエリア83aに格納し、異常の重要度が所定の基準よりも高い場合、第1の情報に基づいて異常発生前の自装置の状態を示す情報を編集し、異常発生前の状態を第2の情報として揮発性メモリの第2のエリア83bに、異常発生時の状態を第3の情報として揮発性メモリの第3のエリア83cに、異常発生後の状態を第4の情報として揮発性メモリの第4のエリア84dに、異常発生時の時刻を第5の情報として揮発性メモリの第5のエリア83eに格納し、不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が格納されていないと判定された場合、第2の情報と第3の情報と第4の情報と第5の情報とを不揮発性メモリに格納する。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録装置及びその制御方法に関する。
インクやトナー等の記録材を用いて記録動作を行なう記録装置が知られている。例えば、インクジェット記録装置は、移動可能なキャリッジに搭載された発熱素子やインクジェットノズル等を備えた記録ヘッドを移動させて記録動作を行なう。インクジェット記録装置では、記録ヘッドを記録媒体の幅全域に渡って高速に走査させながら単方向又は左右に往復させ記録を行なう。そして、この動作とともに、記録媒体を長さ方向に搬送することにより記録媒体上に記録画像を形成する。インクジェット記録装置では、記録ヘッドからインク滴を吐出することによって、記録媒体上に文字、画像などを記録する。
インクジェット記録装置では、この記録動作中にシステムの異常を検知し、動作が続行不可能であると判断すると、システムを停止させる。システムの異常は、エラーコードとして不揮発性メモリに記憶される。ユーザ側では復帰できず、修理が必要なエラーである場合には、後日、記録装置が回収され、その時に不揮発性メモリの内容が吸い上げられ、原因の解析が行なわれる。
特開2006−198807号公報 特開平11−328041号公報
エラーコード格納用の不揮発性メモリは、装置内に限られた数分しか設けらていない。そのため、エラーが数回発生すると古いエラーコードが順次書き換えられてしまい、最初に発生したエラーコードが上書きされてしまう。更に、異常発生時の時刻情報が記憶されていないので、エラーに至った状況が把握できない。
また、数回エラーが発生しているうちに状態が変化してしまい、最初に発生した致命的なエラーとは異なるエラーコードが不揮発性メモリに次々に格納され、真のエラーコードが書き換えられてしまう場合がある。この場合、原因究明は容易ではなく、多くの工数、時間、費用を要することとなっていた。
このような事態に対処するため、特許文献1では、記録動作中のエラー情報と装置の再起動回復動作中のエラー情報とを区別して、記録動作中のエラーが上書きされないようにしている。この技術では、記録動作中のエラーは、それ自体で上書きされてしまうので、上書き禁止コードを付加して記憶を禁じている。しかし、エラー情報全てが記憶されないことになるので、エラー頻度や、またエラー発生時刻は分からない。
また、特許文献2では、障害発生時における不揮発性メモリへのデータ記憶方法について言及されているが、この場合、2度目3度目に発生した障害も記憶されてしまうため、真に参照したいデータが上書きされてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、装置が異常に至った経緯を把握できるようにして短期間で異常の原因を究明できるようにした記録装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、自装置の異常に係わる情報を格納する揮発性メモリ及び不揮発性メモリを有する記録装置であって、自装置の状態を第1の情報として間欠的に前記揮発性メモリの第1のエリアに格納する第1の格納処理手段と、異常が発生した場合に該異常の重要度を判定する重要度判定手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度が所定の基準よりも高い場合、前記第1の格納処理手段により格納された第1の情報に基づいて異常発生前の自装置の状態を示す情報を編集する編集手段と、前記編集手段により編集された異常発生前の自装置の状態を示す情報を第2の情報として前記揮発性メモリの第2のエリアに格納する第2の格納処理手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の自装置の状態を第3の情報として前記揮発性メモリの第3のエリアに格納する第3の格納処理手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生後の自装置の状態を第4の情報として前記揮発性メモリの第4のエリアに格納する第4の格納処理手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の時刻を第5の情報として前記揮発性メモリの第5のエリアに格納する第5の格納処理手段と、前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が既に格納されているか否かを判定する格納可否判定手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高く且つ、前記格納可否判定手段により前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が格納されていないと判定された場合、前記揮発性メモリに格納された前記第2の情報と、前記第3の情報と、前記第4の情報と、前記第5の情報とを前記不揮発性メモリに格納する第6の格納処理手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、自装置の異常に係わる情報を格納する揮発性メモリ及び不揮発性メモリを有する記録装置の制御方法であって、自装置の状態を第1の情報として間欠的に前記揮発性メモリの第1のエリアに格納する第1の格納処理工程と、異常が発生した場合に該異常の重要度を判定する重要度判定工程と、前記重要度判定工程で判定された重要度が所定の基準よりも高い場合、前記第1の格納処理工程で格納された第1の情報に基づいて異常発生前の自装置の状態を示す情報を編集する編集手段と、前記編集工程で編集された異常発生前の自装置の状態を示す情報を第2の情報として前記揮発性メモリの第2のエリアに格納する第2の格納処理工程と、前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の自装置の状態を第3の情報として前記揮発性メモリの第3のエリアに格納する第3の格納処理工程と、前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生後の自装置の状態を第4の情報として前記揮発性メモリの第4のエリアに格納する第4の格納処理工程と、前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の時刻を第5の情報として前記揮発性メモリの第5のエリアに格納する第5の格納処理工程と、前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が既に格納されているか否かを判定する格納可否判定工程と、前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高く且つ、前記格納可否判定工程で前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が格納されていないと判定された場合、前記揮発性メモリに格納された前記第2の情報と、前記第3の情報と、前記第4の情報と、前記第5の情報とを前記不揮発性メモリに格納する第6の格納処理工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、異常に至るまでの装置の状態変化とともに、異常発生の頻度、異常発生からの時間経過を把握できる。これにより、短期間に真の原因を究明できる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成要素や動作は、あくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、以下の説明においては、インクジェット記録方式を用いた記録装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、記録材にトナー等を用いた電子写真方式等であってもよい。
また、本明細書において、「記録」(「プリント」、「画像形成」、「印刷」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。更に人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行なう場合も表す。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表す。
更に、「インク」(「インク液滴」、「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
(実施形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係わる記録装置の構成の一例を示す図である。
記録装置70には、プログラム可能なマイクロプロセッサなどのCPU1(中央処理ユニット)が内蔵されている。
ROM(Read Only Memory)2は、フォントデータ、各種制御データ、異常(エラー)の重要度を規定する重要度情報テーブル、記録装置70を制御するためのCPU1によって実行されるプログラム命令シーケンスや各種制御テーブル等を格納する。
RAM(揮発性メモリ)23は、CPU1が各種プログラムを実行する際のワーク領域に用いられる。また、RAM23内には、例えば、インタフェイス21を通してホストコンピュータ22から送られてきた各種記録データが格納される。この記録データは、例えば、ブラック記録ヘッド11とカラー記録ヘッド12とによりプリント出力する際に用いられるデータである。ここで、RAM23内のバッファ23aには、自装置(システム)の状態を示す情報が記憶される。自装置の状態(以下、装置の状態と略す)は、例えば、500msec毎に更新される。これにより、装置の状態が間欠的にRAM23内に記憶されることになる。更に、RAM23内には、異常発生前、異常発生時、異常発生後の装置の状態を示す情報として、エラー発生前情報23b、エラー発生時情報23c、エラー発生後情報23d、エラー発生時刻情報23e等が記憶される。エラー発生前情報23bは、各種センサ6からエラーが検知される前の段階の装置の状態を示す情報である。この情報は、時系列に並び替えられて記憶される。エラー発生時情報23cは、エラー発生時の装置の状態を示す情報である。エラー発生後情報23dは、エラーが発生した後の装置の状態を示す情報である。この情報は、エラー発生後、所定の時間間隔毎、例えば、500msec毎に記憶される。エラー発生時刻情報23eは、エラーが発生した時刻を示す情報である。この時刻情報は、エラーが発生する度に順次記憶される。時刻情報は、例えば、ホストコンピュータ22からインタフェイス21を介して記録装置70に送られてくる。
制御ロジックであるところのASIC8は、記録ヘッド11、12内のノズル用の制御信号を出力するために記録ヘッドドライバー10を制御するとともに、インタフェイス21、CPU1、及びRAM23間におけるデータ転送を制御する。また更に、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)8は、DCモータドライバ13、16の制御ロジックを備えている。
DCモータドライバ13は、二つのモータ(ラインフィードモータ14、キャリッジモータ15)の制御を司る。ラインフィードモータ14は、搬送ローラを駆動し、シートの送りと給排出を制御する。キャリッジモータ15は、キャリッジを駆動し、記録ヘッド11、12の走査方向上の記録位置への移動を制御する。また、DCモータドライバ16は、給紙回復モータ17の制御を司る。給紙回復モータ17は、給紙系に関わるシート給送の駆動や、回復に関わる記録ヘッド11、12のクリーニング、ワイプ、キャップなどの回復動作の駆動を制御する。
記録ヘッドドライバー10によって制御されるブラック記録ヘッド11及びカラー記録ヘッド12は、キャリッジで移動される。これら記録ヘッドは、取り外し可能なユニットで構成される。また、これら記録ヘッドには、記録媒体上に記録画像を形成するためのインク吐出ノズル、並びに取り外し可能な記録ヘッドの存在や特性に関する情報をフィードバックするヘッドダイオード9が含まれる。記録ヘッドドライバー10から送られる電気信号に基づいて、記録ヘッド11、12の電気熱変換素子が駆動し、インクに膜沸騰を生起させるための熱エネルギーが発生する。これにより、記録媒体上における所定の記録位置に向けてインクが吐出されることになる。記録ヘッド11、12の温度によってインクの吐出量が変化するので、記録装置70では、装置内の周辺温度を測定するサーミスタ3や、記録ヘッド11、12のヘッドダイオード9からの温度出力を監視している。
また、記録装置70には、記録装置70とホストコンピュータ22とを繋ぐインタフェイス21が内蔵されている。インタフェイス21は、双方向送受信可能な信号経路を備え、ホストコンピュータ22との間で記録データやコマンド等を送受信する。
不揮発性メモリ19は、例えば、メイン基板に搭載され、エラー情報19a、エラー発生時刻情報19b等を格納する。なお、不揮発性メモリ19は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable PROM)等で構成される。また、記録装置70には、各種のセンサ6が搭載されている。PEセンサ6a(ペーパエンドセンサ)は、通過するシートを検出する。ASFセンサ6b(給送センサ)は、給送ユニットのカムの回転位置を検出する。PGセンサ6c(パージセンサ)は、ヘッドの回復ユニットのカムの位置を検出する。その他、カバースイッチ4cに連動するカバーセンサ、キャリッジの位置情報を読み取るためのエンコーダ6d、LFの位置情報を読み取るためのエンコーダ6e、フロントカバー66の開閉状態を検知するフロントカバーセンサ6fなどのセンサも設けられる。
タイマ24は、所定時間を計時する機能を果たし、各種モータの制御に係わっている。電源25は、記録装置70の駆動用電源を供給する。また、記録装置70には、パワースイッチ4a、リジュ−ムスイッチ4bなどのユーザ作動用のスイッチ4が装備されている。更に、記録装置70には、ユーザに記録装置70の状態を知らせる表示用のLCD5も装備されている。
図2は、図1に示す記録装置70の外装を外し、その機構部を左側から見た斜視図の一例である。
30は記録ヘッド(画像記録手段)である。31は記録ヘッド30を搭載するためのヘッド搭載手段として機能するキャリッジであり、33はキャリッジ31を図中矢印A方向に案内する案内部材である。この案内部材は、キャリッジ31を保持する保持手段として機能するガイド軸である。ガイド軸33の右側は、右側板39に位置決め固定され、ガイド軸33の左側は、左側板38に位置決め固定されている。
34はキャリッジ31を案内する案内部材である。この案内部材は、具体的には、保持手段として機能するガイドレールであり、キャリッジ31の移動を案内する。ガイドレール34の右側は、右側板39に位置決めされており、ガイドレール34の左側は、左側板38に位置決めされている。35はタイミングベルトであり、このタイミングベルト35の一部はキャリッジ31に固定されている。キャリッジモータは、シャーシ32に位置決め固定されている。このキャリッジモータの駆動により、記録ヘッド30を搭載したキャリッジ31を図中矢印A方向に走査させることが可能となる。
36はキャリッジ31の走査方向における絶対位置を示すスケールである。このスケールは、キャリッジエンコーダであり、位置検出手段を構成する。キャリッジエンコーダ36の右側は、右側板39に位置決め固定されている。キャリッジエンコーダ36の高さ方向の位置は、左側板38により規制されている。
40は記録ヘッド30の吐出回復処理を行なう回復ユニットである。回復ユニット40は、記録ヘッド30のヘッド面をクリーニングする不図示のクリーニング手段と、記録ヘッド30の吐出口部に密閉系を形成するための不図示のキャップ手段等を有する。回復ユニット40は、ベースシャーシ37に位置決め固定されている。
41は記録媒体(例えば、記録シート)を搬送するシート搬送回転部材(搬送手段)として機能する搬送ローラである。42は不図示のばねにより記録シートを搬送ローラ41に当接させるピンチローラであり、43はピンチローラ42を回転自在に支持するピンチローラホルダである。搬送ローラ41の端部には、搬送ローラ41の回転位置を検出するスケール、具体的には、ラインフィードエンコーダ46が取り付けられる。ラインフィードエンコーダ46は、左側板38に位置決め固定された位置検出部51により搬送ローラ41の回転量を検出する。32は記録シートを記録装置外に排出する排紙ローラである。
44は複数枚の記録シートを積載し、1枚ごとに分離・給送する自動給送装置である。自動給送装置44から給送された記録シートは、ピンチローラホルダ43と、シートガイド部材48とにガイドされ、搬送ローラ41とピンチローラ42とのニップへと搬送される。シートガイド部材48は、ベースシャーシ37の位置決め部に位置決め固定されている。記録ヘッド30に搭載されたブラックインクタンク52、シアンインクタンク53、マゼンタインクタンク54、イエローインクタンク55は、インク貯蔵手段として機能する。これらインクタンクは、記録ヘッド30から着脱可能である。
図3は、図1に示す記録装置70を左側から見た斜視図の一例である。
上述した通り、記録装置70の機構部分の回りを覆うように外装が取り付けられている。外装は主に、下ケース64、上ケース65、アクセスカバー62、フロントカバー66から構成されている。
フロントカバー66には、排紙トレイ67が収納可能に構成され、非使用時に排紙口を塞ぐ構成になっている。フロントカバー66の開閉状態は、フロントカバーセンサ6fで検出できるようになっている。上ケース65には、アクセスカバー62が取り付けられている。アクセスカバー62は、回動可能に構成されている。上ケース65の上面の一部は開口部を有しており、記録装置70の利用者は、この開口部において、インクタンク52、53、54、55及び記録ヘッド30を交換することができる。上ケース65には、アクセスカバー62の開閉を検知するためのカバースイッチ4c、LEDの光を伝達・表示する不図示のLEDガイド、電源のオンオフ用のパワースイッチ4a等が設けられている。更に、上ケース65には、給紙トレイ61が回動可能に取り付けられている。給紙部が使われない時は、給紙トレイ61を収納すれば、給紙部のカバーにもなるように構成されている。サイドカバー63は、上ケース65と下ケース64とを左右から覆うように取り付けられている。
図4は、図1に示す記録装置70におけるRAM(揮発性メモリ)23及び不揮発性メモリ19に格納されるエラー情報(エラー情報19a、エラー発生時刻情報19b)の一例を示す図である。
RAM(揮発性メモリ)23内のバッファ23aには、センサ情報、記録ヘッド情報(以下、ヘッド情報と略す)、紙の情報をひとまとめにしたブロックエリアが複数存在する。バッファ23aは、例えば、500msec毎に更新され、一番古いブロックエリアの情報が上書きされる構成となっている。この場合、ブロックエリアは、#1から#48までのブロックエリアが設けられており、最大で48個分のデータを格納できる。バッファポインター23fは、次に情報が格納されるブロックエリアのアドレスを指し示している。すなわち、バッファポインター23fの指示するアドレスの一つ前のアドレスに対応するブロックが最新の情報となる。
ここで、エラー発生前情報23bは、エラー発生時にバッファ23aに格納されている情報が保持される。すなわち、エラー発生前情報23bには、エラー発生直前の情報が格納される。エラー発生時情報23cは、エラーが発生した時の装置の情報を格納するエリアであり、センサ情報、ヘッド情報、紙の情報に加えて、インク情報、ヘッド温度情報、キャリッジの位置情報、現在時刻が詳細に格納される。エラー発生後情報23dは、エラー発生後、周期割り込み間隔(例えば、500msec)毎に、(その時点における記録装置70の)センサ情報、ヘッド情報、紙の情報が格納される。エラー発生時刻情報23eには、最初に発生したエラー時刻が#1エリアに格納され、次に発生したエラー時刻が#2に格納される。エラー発生時刻情報23eには、エラーが発生する度に、その時刻情報が順次格納される。なお、本実施形態においては、最大で5回分のエラー発生時刻情報が格納されるものとする。不揮発性メモリ(エラー情報19a、エラー発生時刻情報19b)19には、エラー発生時に、エラー発生前情報23b、エラー発生時情報23c、エラー発生後情報23d、エラー発生時刻情報23eが格納される。
図5は、図1に示す記録装置70のCPU1により実現される機能的な構成の一例を示す図である。これら各処理機能の一部又は全ては、ROM等に格納されたプログラムがCPUで実行されることにより実現される。なお、これら機能的な構成は、ハードウェアで実現されてもよい。
ここで、CPU1においては、エラー発生検知部81と、重要度判定部82と、エラー情報管理部83と、エラー情報出力部84と、エラー情報消去部85と、が機能的な構成として実現される。
エラー発生検知部81は、エラー発生を検知する。エラー発生検知部81では、各種センサ6等からのエラー通知に基づいてエラーの発生を検知する。各種センサ6とは、例えば、PEセンサ6a(ペーパエンドセンサ)、ASFセンサ6b(給送センサ)、PGセンサ6c(パージセンサ)、カバーセンサ、キャリッジエンコーダ6d、ラインフィードエンコーダ6e、フロントカバーセンサ6f等である。また、エラー発生検知部81では、サーミスタ3により測定された記録装置内の周辺温度や、ヘッドダイオード9により監視された記録ヘッド11、12からの温度出力等に基づいてエラーの発生を検出することもある。
重要度判定部82は、エラー発生検知部81により検知されたエラーの重要度を判定する。重要度判定部82による重要度の判定は、ROM2等に予め登録された重要度情報テーブルに基づいて行なわれる。重要度情報テーブルには、エラーに対応してその重要度を示す情報が規定される。例えば、致命的エラーである程、重要度は高くなる。
エラー情報管理部83は、エラー情報(エラー情報19a、エラー発生時刻情報19b)の管理を行なう。エラー情報管理部83には、第1の格納処理部83aと、第2の格納処理部83bと、第3の格納処理部83cと、第4の格納処理部83dと、第5の格納処理部83eと、第6の格納処理部83fと、編集部83gと、格納可否判定部83hとが具備される。また更に、エラー情報管理部83には、エラー情報出力部84と、エラー情報消去部85も具備される。
第1の格納処理部83aは、記録装置70の状態を示す情報(第1の情報)を、例えば、500msec毎にRAM23内のバッファ23a(第1のエリア)に格納する。編集部83gは、エラーの発生とともに、バッファ23aに格納された記録装置70の状態を示す情報を時系列に並べ直して編集する。第2の格納処理部83bは、編集部83gにより編集された記録装置70のエラー発生前の状態を示す情報(第2の情報)をRAM23内の所定エリア(第2のエリア)にエラー発生前情報23bとして格納する。第3の格納処理部83cは、エラー発生時の装置の状態を示す情報(第3の情報)をRAM23内の所定エリア(第3のエリア)にエラー発生時情報23cとして格納する。第4の格納処理部83dは、エラーの発生とともに、当該エラー発生後の記録装置70の状態を示す情報(第4の情報)をRAM23内の所定エリア(第4のエリア)にエラー発生後情報23dとして格納する。第5の格納処理部83eは、エラー発生時の時刻を示す時刻情報(第5の情報)をRAM23内の所定エリア(第5のエリア)にエラー発生時刻情報23eとして格納する。格納可否判定部83hは、不揮発性メモリ19に既にエラー情報が格納されているか否かを判定する。第6の格納処理部83fは、エラー発生時に、上述したRAM23内に格納された、エラー発生前情報23b、エラー発生時情報23c、エラー発生後情報23d、エラー発生時刻情報23eを不揮発性メモリ19に格納する。なお、詳細については後述するが、エラー情報管理部83によるエラー情報の管理は、重要度判定部82、格納可否判定部83hの判定結果に基づいて行なわれる。
エラー情報出力部84は、不揮発性メモリ19に格納されたエラー情報(エラー情報19a、エラー発生時刻情報19b)を出力する。具体的には、カスタマーエンジニア等による操作部(不図示)等からの指示により不揮発性メモリ19からエラー情報を装置外部に転送等する。なお、装置に設けられた表示部(LCD5)に表示するようにしてもよく、特に、エラー情報の出力形態は問わない。
エラー情報消去部85は、不揮発性メモリ19に格納されたエラー情報(エラー情報19a、エラー発生時刻情報19b)を消去する。具体的には、カスタマーエンジニア等による操作部(不図示)等からの指示により不揮発性メモリ19からエラー情報を消去する。
以上が、CPU1により実現される機能的な構成の一例についての説明である。なお、上述したエラー情報出力部84やエラー情報消去部85の果たす機能は、記録装置70内に必ずしも実現される必要はなく、この機能は省略してもよい。
次に、図6〜図9を用いて、図1に示す記録装置70の動作の一例について説明する。まず、図6を用いて、記録装置70がパワーオンされた時の処理の一例について説明する。
この処理は、記録装置70に設けられたパワースイッチ4aが利用者により押下されると、開始する(S6−1)。パワーオンされると、記録装置70は、RAM23上のバッファ23a、エラー発生前情報23b、エラー発生時情報23c、エラー発生後情報23d、エラー発生時刻情報23eをクリアする(S6−2)。また、RAM23上のバッファポインター23fもクリアする(S6−3)。
続いて、記録装置70では、周期割り込みがスタートするとともに(S6−4)、メカイニシャルが行なわれる。このメカイニシャルにより記録装置70の機構部が初期化され、記録装置70は、記録が可能な状態になる(S6−5)。
初期化が済むと、記録装置70は、記録データがあるか調べる。記録データがない時は(S6−6でNO)、記録装置70は待機状態となる。記録データがあるときは(S6−6でYES)、記録(印刷)を実行する(S6−7)。
その後、記録装置70は、エラー発生検知部81において、待機中に装置に搭載されている各種のセンサ6からの出力は正しいか、また、エラーが発生しているかを調べる。ここで、エラーの発生を検知しなかった場合は(S6−8でNO)、再度、S6−6の処理に戻り、記録データの有無を調べる。一方、エラーの発生を検知した場合は(S6−8でYES)、記録装置70は、詳細については後述するが、エラー発生処理を実施した後(S6−9)、この処理を終了する(S6−10)。なお、S6−7における印刷中にエラーが発生した場合には、記録装置70は、直ちに動作を停止し、S6−8の処理に移行する。
次に、図7を用いて、図1に示す記録装置70で周期割込みに際して実施される処理の一例について説明する。なお、周期割込みは、例えば、500msec毎に発生する。
この処理は、周期割込みが発生すると、開始する(S7−1)。この処理が開始すると、記録装置70は、第1の格納処理部83aにおいて、RAM23内のバッファ23aに、センサ情報、ヘッド情報、紙の情報を記憶させる(S7−2)。また、記録装置70は、第1の格納処理部83aにおいて、バッファポインター23fを更新し、次に情報を格納するエリアを指示するようにする(S7−3)。
その後、記録装置70は、第1の格納処理部83aにおいて、バッファポインター23fがバッファ23a内のアドレスを指し示しているか確認する(S7−4)。すなわち、パッファ26a内のブロックエリア(本実施形態においては、最大で48個)全てにデータが格納されているか否かの確認を行なう。
ここで、バッファポインター23fが48以内であれば(S7−4でNO)、バッファ23aに空きがあることになるので、そのままこの処理を終了する(S7−6)。
一方、バッファポインター23fが48を越えている場合は(S7−4でYES)、バッファ23aに空きがないことになるので、記録装置70は、第1の格納処理部83aにおいて、バッファポインター23fをクリアする(S7−5)。そして、バッファ23aの先頭のブロックエリアを指示するようにする。その後、この処理を終了する(S7−6)。
次に、図8を用いて、図6に示すS6−9におけるエラー発生処理の一例について説明する。
この処理は、エラーが発生すると、開始する(S8−1)。この処理が開始すると、記録装置70は、重要度判定部82において、発生したエラーが重要度の高いエラー、具体的には所定の基準よりも重要度が高いか否かを調べる(S8−2)。上述した通り、この処理は、重要度情報テーブルに基づいて行なわれる。
ここで、所定の基準よりも重要度が低いエラーであれば(S8−2でNO)、この処理を終了する(S8−12)。一方、所定の基準よりも重要度の高いエラーであれば(S8−2でYES)、記録装置70は、第3の格納処理部83cにおいて、エラー発生時のシステムの状態をRAM23内の所定エリアにエラー発生時情報23cとして格納する(S8−3)。システムの状態とは、上述したように、センサ情報、ヘッド情報、紙の情報、インク情報、ヘッド温度情報、キャリッジの位置情報、現在時刻情報、等の情報である。
また、記録装置70は、編集部83gにおいて、バッファ23aに周期割込み毎に記憶されたセンサ情報、ヘッド情報、紙の情報を時系列に並べ直す。そして、第2の格納処理部83bにおいて、その情報をRAM23内の所定エリアにエラー発生前情報23bとして格納する(S8−4)。なお、上述した通り、バッファポインター23fが示すブロックより下のブロックが古い情報となり、バッファポインター23fが示すブロックより上が新しい情報になる。
その後、記録装置70は、第4の格納処理部83dにおいて、詳細については後述するが、RAM23内の所定のエリアにエラー発生後情報を格納するとともに(S8−5)、不揮発性メモリのエラー情報19a、19bを読み出す(S8−6)。この読み出しが済むと、記録装置70は、格納可否判定部83hにおいて、このエリアが0でないか否か、すなわち、エラー情報が既に格納済であるか調べる(S8−7)。格納済でない場合(S8−7でNO)、記録装置70は、第6の格納処理部83fにおいて、RAM23内に格納されたエラー発生前情報23b、エラー発生時情報23c、エラー発生後情報23dを不揮発性メモリ19に格納する(S8−11)。その後、記録装置70は、S8−9の処理へ進む。一方、エラー情報が既に格納済の場合(S8−7でYES)、記録装置70は、第5の格納処理部83eにおいて、エラー時刻情報23eが全て満杯(本実施形態では、5回分で満杯)であるか調べる。
この結果、エラー発生時刻情報が満杯の場合(S8−8でYES)、この処理を終了する(S8−12)。エラー発生時刻情報が満杯でない場合(S8−8でNO)、記録装置70は、第5の格納処理部83eにおいて、RAM23内のエリア発生時刻情報23eが格納されているエリア内を検索し、空いているエリアに現在の時刻情報を格納する(S8−9)。この処理では、例えば、エラー発生時刻情報23eの空きエリアを#1から順に検索して、空いているエリアに現在時刻情報を格納する。その後、記録装置70は、第6の格納処理部83fにおいて、エラー発生時刻情報23eを不揮発性メモリ19bに格納した後(S8−10)、この処理を終了する(S8−12)。
次に、図9を用いて、図8に示すS8−5におけるエラー発生後情報格納処理の一例について説明する。
この処理が開始すると(S9−1)、記録装置70は、第4の格納処理部83dにおいて、センサ情報、ヘッド情報、紙の情報を、RAM23内の所定エリアにエラー発生後情報23eとして(例えば、#1に)格納する(S9−2)。そして、周期割込みの間隔分(例えば、500msec)ウェイトする(S9−3)。ウェイト後、記録装置70は、第4の格納処理部83dにおいて、エラー発生後情報が全て格納済(例えば、#2〜#5に空きがないか)であるか調べる(S9−4)。なお、格納済であるか否かは、例えば、該当エリアが0であるか否かで判断すればよい。
エラー発生後情報23eが全て格納済であれば(S9−4でYES)、この処理を終了する(S9−8)。全てが格納済でなければ(S9−4でNO)、記録装置70は、第4の格納処理部83dにおいて、エラー発生後情報23eの空きエリアを、例えば、#2から順に検索する(S9−5)。そして、記録装置70は、第4の格納処理部83dにおいて、検索された空きエリアに、センサ情報、ヘッド情報、紙の情報を格納し(S9−6)、周期割込み間隔分(例えば、500msec)ウェイトする(S9−7)。ウェイトが済むと、再度、S9−4の処理に戻り、エラー発生後情報23eの#2から#5までの全てが格納済になるまで、上述した処理を繰り返し行なう。
以上が本発明の代表的な実施形態の一例であるが、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、周期割込み毎にバッファ23aに格納される情報や、また、エラー発生前情報23b、エラー発生時情報23c、エラー発生後情報23d、エラー発生時刻情報23eは、必ずしも上述した通りの構成を採る必要はない。例えば、エラー発生時情報23cは、センサ情報、ヘッド情報、紙の情報、インク情報、ヘッド温度情報、キャリッジの位置情報、現在時刻から構成される場合について説明したが、これら情報の少なくとも1つを含んで構成される情報であればよい。また、これ以外の情報を含んで構成されてもよい。このような情報の構成は、装置の使用環境等に応じて適宜変更できる。
本発明の一実施の形態に係わる記録装置の構成の一例を示す図である。 図1に示す記録装置70の外装を外し、その機構部を左側から見た斜視図の一例である。 図1に示す記録装置70を左側から見た斜視図の一例である。 図1に示す記録装置70におけるRAM(揮発性メモリ)23及び不揮発性メモリ19に格納されるエラー情報の一例を示す図である。 図1に示す記録装置70のCPU1により実現される機能的な構成の一例を示す図である。 図1に示す記録装置70の動作の一例を示す第1のフローチャートである。 図1に示す記録装置70の動作の一例を示す第2のフローチャートである。 図1に示す記録装置70の動作の一例を示す第3のフローチャートである。 図1に示す記録装置70の動作の一例を示す第4のフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 ROM
8 ASIC
19 不揮発性メモリ
19a エラー情報
19b エラー発生時刻情報
23 RAM
23a バッファ
23b エラー発生前情報
23c エラー発生時情報
23d エラー発生後情報
23e エラー発生時刻情報
70 記録装置
81 エラー発生検知部
82 重要度判定部
83 エラー情報管理部
83a 第1の格納処理部
83b 第2の格納処理部
83c 第3の格納処理部
83d 第4の格納処理部
83e 第5の格納処理部
83f 第6の格納処理部
83g 編集部
83h 格納可否判定部

Claims (9)

  1. 自装置の異常に係わる情報を格納する揮発性メモリ及び不揮発性メモリを有する記録装置であって、
    自装置の状態を第1の情報として間欠的に前記揮発性メモリの第1のエリアに格納する第1の格納処理手段と、
    異常が発生した場合に該異常の重要度を判定する重要度判定手段と、
    前記重要度判定手段により判定された重要度が所定の基準よりも高い場合、前記第1の格納処理手段により格納された第1の情報に基づいて異常発生前の自装置の状態を示す情報を編集する編集手段と、
    前記編集手段により編集された異常発生前の自装置の状態を示す情報を第2の情報として前記揮発性メモリの第2のエリアに格納する第2の格納処理手段と、
    前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の自装置の状態を第3の情報として前記揮発性メモリの第3のエリアに格納する第3の格納処理手段と、
    前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生後の自装置の状態を第4の情報として前記揮発性メモリの第4のエリアに格納する第4の格納処理手段と、
    前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の時刻を第5の情報として前記揮発性メモリの第5のエリアに格納する第5の格納処理手段と、
    前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が既に格納されているか否かを判定する格納可否判定手段と、
    前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高く且つ、前記格納可否判定手段により前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が格納されていないと判定された場合、前記揮発性メモリに格納された前記第2の情報と、前記第3の情報と、前記第4の情報と、前記第5の情報とを前記不揮発性メモリに格納する第6の格納処理手段と
    を具備することを特徴とする記録装置。
  2. 前記第6の格納処理手段は、
    前記重要度判定手段により判定された重要度が前記所定の基準よりも高く且つ、前記格納可否判定手段により前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が格納されていないと判定された場合、前記揮発性メモリに格納された前記第5の情報を前記不揮発性メモリに格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記第3の情報は、
    前記異常発生時の自装置における、センサ情報、紙の情報、記録材の情報、記録ヘッド情報、記録ヘッドの温度情報、キャリッジの情報、時刻情報、の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 前記第1の格納処理手段は、
    所定の時間間隔毎にその時点の自装置における、センサ情報、紙の情報、記録ヘッド情報、の少なくとも1つを前記第1の情報として前記揮発性メモリに格納し、
    前記編集手段は、
    前記第1の格納処理手段により前記所定の時間間隔毎に格納された前記第1の情報を時系列に並べ直す
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  5. 前記第4の格納処理手段は、
    前記異常の発生後、所定の時間間隔毎に該異常発生後の自装置の状態を前記第4の情報として前記揮発性メモリに格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  6. 前記第4の情報は、
    前記異常発生後の自装置における、センサ情報、紙の情報、記録材の情報、の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  7. 前記不揮発性メモリに格納された自装置の異常に係わる情報を出力する出力手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  8. 前記不揮発性メモリに格納された自装置の異常に係わる情報を消去する消去手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  9. 自装置の異常に係わる情報を格納する揮発性メモリ及び不揮発性メモリを有する記録装置の制御方法であって、
    自装置の状態を第1の情報として間欠的に前記揮発性メモリの第1のエリアに格納する第1の格納処理工程と、
    異常が発生した場合に該異常の重要度を判定する重要度判定工程と、
    前記重要度判定工程で判定された重要度が所定の基準よりも高い場合、前記第1の格納処理工程で格納された第1の情報に基づいて異常発生前の自装置の状態を示す情報を編集する編集手段と、
    前記編集工程で編集された異常発生前の自装置の状態を示す情報を第2の情報として前記揮発性メモリの第2のエリアに格納する第2の格納処理工程と、
    前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の自装置の状態を第3の情報として前記揮発性メモリの第3のエリアに格納する第3の格納処理工程と、
    前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生後の自装置の状態を第4の情報として前記揮発性メモリの第4のエリアに格納する第4の格納処理工程と、
    前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高い場合、異常発生時の時刻を第5の情報として前記揮発性メモリの第5のエリアに格納する第5の格納処理工程と、
    前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が既に格納されているか否かを判定する格納可否判定工程と、
    前記重要度判定工程で判定された重要度が前記所定の基準よりも高く且つ、前記格納可否判定工程で前記不揮発性メモリに自装置の異常に係わる情報が格納されていないと判定された場合、前記揮発性メモリに格納された前記第2の情報と、前記第3の情報と、前記第4の情報と、前記第5の情報とを前記不揮発性メモリに格納する第6の格納処理工程と
    を含むことを特徴とする記録装置の制御方法。
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