JP2010035774A - 洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】すすぎ液の使用量を従来よりも削減することによりランニングコストを従来よりも低減する。
【解決手段】洗浄室内に設けられた回転軸に回転自在に装着され、洗浄ノズルから洗浄液を対象物に向けて噴射すると共に洗浄液の噴射の反動で回転する洗浄シャワーアームと、回転軸において洗浄シャワーアームよりも対象物側に装着され、すすぎノズルからすすぎ液を洗浄対象物に向けて噴射すると共にすすぎ液の噴射の反動で回転するすすぎシャワーアームとを備える洗浄機であって、すすぎシャワーアームは、洗浄ノズルあるいは/及び洗浄室の天井に向けてすすぎ液を噴射する第1あるいは/及び第2の部材すすぎノズルを備える。
【選択図】図4
【解決手段】洗浄室内に設けられた回転軸に回転自在に装着され、洗浄ノズルから洗浄液を対象物に向けて噴射すると共に洗浄液の噴射の反動で回転する洗浄シャワーアームと、回転軸において洗浄シャワーアームよりも対象物側に装着され、すすぎノズルからすすぎ液を洗浄対象物に向けて噴射すると共にすすぎ液の噴射の反動で回転するすすぎシャワーアームとを備える洗浄機であって、すすぎシャワーアームは、洗浄ノズルあるいは/及び洗浄室の天井に向けてすすぎ液を噴射する第1あるいは/及び第2の部材すすぎノズルを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、食器等の洗浄物を洗浄する洗浄機に関する。
例えば下記特許文献1〜3には、業務用の食器洗浄機が開示されている。この食器洗浄機は、食器が収容される食器ラックの上下に同一の回転軸周りに回転する洗浄シャワーアーム及びすすぎシャワーアームを備えるものである。このような食器洗浄機では、上下一対の洗浄シャワーアームから食器に上下方向から洗浄液を噴射して洗浄を行い、引き続いてすすぎシャワーアームから食器に上下方向からすすぎ液を噴射してすすぎを行う。すなわち、食器の洗浄は、洗浄水による洗浄工程の後にすすぎ液によるすすぎ工程を行うことによって完了する。
特開2006−296835号公報
特開2005−328886号公報
特開2003−204914号公報
ところで、上記食器洗浄機では、すすぎ時に洗浄ノズルあるいは/及び洗浄室の天井から洗浄液がたれ落ちることがある。この洗浄液の液だれは、すすぎ時のどのタイミングで発生するか予測することができないので、従来の食器洗浄機の設計においては、この洗浄液の液だれを考慮してすすぎ液の使用量を決定している。
しかしながら、上記洗浄液の液だれを考慮すると、食器をすすぐために必要なすすぎ液の使用量を越えるすすぎ液を使用量として設定せざるを得ない。したがって、従来の食器洗浄機は、洗浄液の液だれを考慮する関係ですすぎ液の使用量が食器をすすぐために必要なすすぎ液の使用量を越えるものとなっていたため、この分ランニングコストが高くなるという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、すすぎ液の使用量を従来よりも削減することによりランニングコストを従来よりも低減することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の解決手段として、洗浄室内に設けられた回転軸に回転自在に装着され、洗浄ノズルから洗浄液を対象物に向けて噴射すると共に洗浄液の噴射の反動で回転する洗浄シャワーアームと、回転軸において洗浄シャワーアームよりも対象物側に装着され、すすぎノズルからすすぎ液を洗浄対象物に向けて噴射すると共にすすぎ液の噴射の反動で回転するすすぎシャワーアームとを備える洗浄機であって、すすぎシャワーアームは、洗浄ノズルあるいは/及び洗浄室の天井に向けてすすぎ液を噴射する第1あるいは/及び第2の部材すすぎノズルを備える、という手段を採用する。
第2の解決手段として、上記第1の手段において、洗浄シャワーアームとすすぎシャワーアームとの相対的な位置関係を規定するものであって、洗浄シャワーアームによる対象物の洗浄時は、すすぎシャワーアームを洗浄シャワーアームから噴射される洗浄液を妨げない第1位置関係に設定し、かつ、すすぎシャワーアームによる対象物のすすぎ時には、第1の部材すすぎノズルが洗浄ノズルに対向し合う第2の位置関係に設定する係合手段をさらに備える、という手段を採用する。
第3の解決手段として、上記第1または第2の手段において、洗浄シャワーアームは、回転半径方向に複数の洗浄ノズルを備え、第1の部材すすぎノズルは、回転軸に最も近い洗浄ノズルに向けてすすぎ液を噴射する、という手段を採用する。
本発明によれば、すすぎシャワーアームは、洗浄ノズルあるいは/及び洗浄室の天井に向けてすすぎ液を噴射する第1あるいは/及び第2の部材すすぎノズルを備えるので、洗浄ノズルから洗浄液が対象物上にたれ落ちること、あるいは/及び天井から洗浄液が対象物上にたれ落ちることに起因するすすぎ液の使用量の増大を抑止すること、つまりすすぎ液の使用量を従来よりも低減させることが可能であり、これによってランニングコストを低減することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る食器洗浄機Aの全体構成を示す模式図である。この図において、符号1は本体ケーシング、2は洗浄室、3は食器、4は食器ラック、5は洗浄槽、6A,6Bは洗浄シャワーアーム、7は洗浄液ポンプ、8は洗浄液供給管、9はすすぎ湯槽、10はすすぎ湯ポンプ、11はすすぎ湯供給管、12A,12Bはすすぎシャワーアーム、13A,13Bは回転軸である。
図1は、本実施形態に係る食器洗浄機Aの全体構成を示す模式図である。この図において、符号1は本体ケーシング、2は洗浄室、3は食器、4は食器ラック、5は洗浄槽、6A,6Bは洗浄シャワーアーム、7は洗浄液ポンプ、8は洗浄液供給管、9はすすぎ湯槽、10はすすぎ湯ポンプ、11はすすぎ湯供給管、12A,12Bはすすぎシャワーアーム、13A,13Bは回転軸である。
本体ケーシング1は、箱型に形成されており、上部に洗浄室2が設けられ、洗浄室2の下方には洗浄槽5が設けられ、また当該洗浄槽5の下方には洗浄液ポンプ7、すすぎ湯槽9及びすすぎ湯ポンプ10等が収容されている。洗浄室2内には食器3を収納した籠型の食器ラック4が収容されている。また、洗浄室2において、食器ラック4の上方には回転軸13Aに回転自在に装着された洗浄シャワーアーム6A及びすすぎシャワーアーム12Aが、食器ラック4の下方には回転軸13Bに回転自在に装着された洗浄シャワーアーム6B及びすすぎシャワーアーム12Bがそれぞれ設けられている。
洗浄シャワーアーム6A,6Bは、洗浄液L1を洗浄ノズルから食器ラック4内の食器3に向けて噴射するものであり、洗浄液L1の噴射の反動で回転する。また、すすぎシャワーアーム12A,12Bは、回転軸13A,13Bにおいて洗浄シャワーアーム6A,6Bよりも食器ラック4側(つまり食器3側)に装着され、すすぎ湯L2(すすぎ液)をすすぎノズルから食器ラック4内の食器3に向けて噴射するものであり、すすぎ湯L2の噴射の反動で回転する。
洗浄液ポンプ7は、洗浄槽5内の洗浄液L1を洗浄液供給管8を介して洗浄シャワーアーム6A,6Bに加圧供給するものであり、すすぎ湯ポンプ10は、すすぎ湯槽9に貯留されたすすぎ湯L2をすすぎ湯供給管11を介してすすぎシャワーアーム12A,12Bに加圧供給するものである。すすぎ湯槽9には、ガスGを燃料とする加熱部9aが設置されている。すすぎ湯L2は、この加熱部9aによってすすぎ湯槽9に外部から供給される水を過熱することによって生成される。
図2は、上記洗浄シャワーアーム6A,6Bの詳細構成を示す正面図(a)、下側面図(b)及び右側面図(c)である。洗浄シャワーアーム6A,6Bは、図示するように長尺状の本体6aと、該本体6aの中央部に形成された取付穴6bと、本体6aの片面(シャワーアーム12A,12B側)に所定間隔で形成された複数の洗浄ノズル6cと、上記取付穴6bを取り囲むように3箇所に配置された中空円柱状のスペーサ6dと、該3つのスペーサ6dに差し渡すように配置された円弧状板体6eと、該板体6eをスペーサ6dを介して本体6aに固定する3本のビス6fとから構成されている。
上記各構成要素のうち、本体6aは板金を長尺かつ中空状に成形したものである。洗浄ノズル6cは、このような本体6aの一部をドーム上に突出させると共にその頂上部に長穴状のノズル孔6gを設けたものである。このような各洗浄ノズル6cは、洗浄液L1をノズル孔6gから食器ラック4(つまり食器3)に向けて噴射する。3個のスペーサ6dのうち2個(6d1,6d3)は、図示するように、円弧状板体6eの両端に位置し、残りの1個(6d2)は円弧状板体6eの略中央に位置する。これら3個のスペーサ6dのうち円弧状板体6eの両端に位置する2個(6d1,6d3)は、すすぎシャワーアーム12A,12Bとの相対的な位置関係を規定する位置関係規定部材であり、残りの1個(6d2)は補助的に設けられている。
円弧状板体6eは、洗浄シャワーアーム6A,6B及びシャワーアーム12A,12Bの回転軸13A,13Bへの組み付けの際に、シャワーアーム12A,12Bが洗浄シャワーアーム6A,6Bに対して誤った姿勢で組み付けられることを防止するために付加的に設けられている。なお、円弧状板体6eの機能の詳細については後述する。
図3は、上記すすぎシャワーアーム12A,12Bの詳細構成を示す正面図(a)、下側面図(b)、背面図(c)、右側面図(d)及び左側面図(e)である。すすぎシャワーアーム12A,12Bは、図示するように、丸管状の本体12aと、該本体12aの中央部に形成された取付部12bと、本体12aにおいて取付部12bを挟む両側にそれぞれ設けられた主反射板12c,12dと、本体12aの一箇所に設けられた副反射板12eと、取付部12bを挟むように設けられた一対の補助アーム12f,12gと、各補助アーム12f,12gにそれぞれ設けられた第1の部材すすぎノズル12h,12iと、一方の補助アーム12gにおいて取付部12b近傍に設けられた位置規制用突出体12jとから構成されている。
上記各構成要素のうち、本体12aは、中空かつ丸棒状の金属部材から構成されており、主ノズル孔12kが軸線に沿って一定間隔で複数形成されると共に、上記各主ノズル孔12kとは異なる位置に1個の副ノズル孔12mが形成されている。主反射板12c,12dは、上記本体12aの表面に溶接等によって固定された帯状の金属板であり、各主ノズル孔12kから噴射されたすすぎ湯L2を反射する。副反射板12eは、上記本体12aの表面において一方の主反射板12cとは異なる側に溶接等によって固定された矩形状の金属板であり、副ノズル孔12mから噴射されたすすぎ湯L2を反射する。
ここで、各主ノズル孔12kから噴射されたすすぎ湯L2は、主反射板12c,12dによって下側面図(b)における上側(食器3側)に反射される。これに対して、副ノズル孔12mから噴射されたすすぎ湯L2は、副反射板12eによって下側面図(b)における下側(洗浄室2の天井側)に反射される。各主ノズル孔12kと主反射板12c,12dとは食器3にすすぎ湯L2を噴射するすすぎノズル(主すすぎノズル)を構成し、一方、副ノズル孔12mと副反射板12eとは、洗浄室2の天井に向けてすすぎ湯L2を噴射する第2の部材すすぎノズルを構成している。
補助アーム12f,12gは、上記本体12aと同様に中空かつ丸棒状の金属部材から構成されており、先端近傍に第1の部材すすぎノズル12h,12iが装着されている。第1の部材すすぎノズル12h,12iは、図示するように補助アーム12f,12gにおいて洗浄シャワーアーム6A,6B側に着脱自在に装着されている。このような第1の部材すすぎノズル12h,12iは、洗浄シャワーアーム6A,6Bに複数設けられた洗浄ノズル6cのうち、回転軸13A,13Bに最も近い洗浄ノズル6cに向けてすすぎ湯L2を噴射する。
位置規制用突出体12jは、補助アーム12gの取付部12b近傍に洗浄シャワーアーム6A,6B側に突出するように設けられた金属部材である。この位置規制用突出体12jは、上述した位置関係規定部材として洗浄シャワーアーム6A,6Bに設けられた2個のスペーサ6d(6d1,6d3)と係合することにより、洗浄シャワーアーム6A,6Bに対するすすぎシャワーアーム12A,12Bの相対的な位置関係を規定する。すなわち、円弧状板体6eの両端に位置する2個のスペーサ6d(6d1,6d3)と位置規制用突出体12jとは係合手段を構成している。
続いて、このように構成された本食器洗浄機Aの作用・効果について、図4をも参照して詳しく説明する。
本食器洗浄機Aでは、食器3の洗浄時(洗浄工程)において、洗浄液ポンプ7が作動することによって洗浄槽5の洗浄液L1が洗浄液供給管8を介して洗浄シャワーアーム6A,6Bに供給され、当該洗浄シャワーアーム6A,6Bの各洗浄ノズル6c(正確にはノズル孔6g)から洗浄液L1が食器ラック4(つまり食器3)に向けて噴射される。この結果、洗浄液L1によって食器ラック4内の食器3が洗浄されるが、一方、洗浄シャワーアーム6A,6Bは、このような各洗浄ノズル6cからの洗浄液L1の噴射の反動によって、図4(a)に示すように時計方向に回転する。
本食器洗浄機Aでは、食器3の洗浄時(洗浄工程)において、洗浄液ポンプ7が作動することによって洗浄槽5の洗浄液L1が洗浄液供給管8を介して洗浄シャワーアーム6A,6Bに供給され、当該洗浄シャワーアーム6A,6Bの各洗浄ノズル6c(正確にはノズル孔6g)から洗浄液L1が食器ラック4(つまり食器3)に向けて噴射される。この結果、洗浄液L1によって食器ラック4内の食器3が洗浄されるが、一方、洗浄シャワーアーム6A,6Bは、このような各洗浄ノズル6cからの洗浄液L1の噴射の反動によって、図4(a)に示すように時計方向に回転する。
このような洗浄時において、すすぎシャワーアーム12A,12Bはすすぎ湯L2を噴射しないので自から回転することはないが、洗浄シャワーアーム6A,6Bに設けられた位置関係規定部材としての一方のスペーサ6d1がすすぎシャワーアーム12A,12Bに設けられた位置規制用突出体12jと係合することによって、すすぎシャワーアーム12A,12Bは、洗浄シャワーアーム6A,6Bに対して図4(a)に示すような位置関係となる。
すなわち、正面視において、すすぎシャワーアーム12A,12Bは、本体12aと補助アーム12f,12gとが洗浄シャワーアーム6A,6Bの各洗浄ノズル6cから噴射される洗浄液L1を妨害しない位置に位置規制される。したがって、各洗浄ノズル6cから噴射された洗浄液L1は、確実に食器3に付着して洗浄効果を発揮する。
一方、食器3のすすぎ時(すすぎ工程)においては、すすぎ湯ポンプ10が作動することによってすすぎ湯槽9のすすぎ湯L2がすすぎ湯供給管11を介してすすぎシャワーアーム12A,12Bに供給され、すすぎシャワーアーム12A,12Bの各すすぎノズル(主すすぎノズル)からすすぎ湯L2が食器ラック4(つまり食器3)に向けて噴射される。この結果、すすぎ湯L2によって食器ラック4内の食器3がすすぎ処理されるが、一方、すすぎシャワーアーム12A,12Bは、各すすぎノズル(主すすぎノズル)からのすすぎ湯L2の噴射の反動によって、図4(b)に示すように時計方向に回転する。
このようなすすぎ時においては、すすぎシャワーアーム12A,12Bはすすぎ湯L2を噴射しないので自から回転することはないが、洗浄シャワーアーム6A,6Bに設けられた位置関係規定部材としての他方のスペーサ6d3がすすぎシャワーアーム12A,12Bに設けられた位置規制用突出体12jと係合することによって、洗浄シャワーアーム6A,6Bは、すすぎシャワーアーム12A,12Bに対して図4(b)に示すような位置関係となる。
すなわち、正面視において、洗浄シャワーアーム6A,6Bは、回転軸13A,13Bに最も近い洗浄ノズル6cがすすぎシャワーアーム12A,12Bの補助アーム12f,12gに設けられた第1の部材すすぎノズル12h,12iとそれぞれ正対する位置に位置規制される。この結果、第1の部材すすぎノズル12h,12iから回転軸13A,13Bに最も近い洗浄ノズル6c内にすすぎ湯L2が浸入し、洗浄シャワーアーム6A,6B内がすすぎ処理される。
ここで、洗浄シャワーアーム6A,6Bはすすぎシャワーアーム12A,12Bと一緒に回転するので、回転軸13A,13Bに最も近い洗浄ノズル6c内に浸入したすすぎ湯L2は、洗浄シャワーアーム6A,6B内において遠心力によって回転軸13A,13Bから離れる方向に流れるので、洗浄シャワーアーム6A,6B内は全体として均一にすすぎ処理される。
また、このような第1の部材すすぎノズル12h,12iとは別に、すすぎシャワーアーム12A,12Bが回転しつつ、副ノズル孔12mと副反射板12eとからなる第2の部材すすぎノズルから洗浄室2の天井に向けてすすぎ湯L2が噴射される。この結果、第2の部材すすぎノズルから噴射されたすすぎ湯L2によって洗浄室2の天井がすすぎ処理される。
したがって、本食器洗浄機Aによれば、第1の部材すすぎノズル12h,12iによって洗浄シャワーアーム6A,6B内が、また第2の部材すすぎノズル洗浄室2の天井がすすぎ処理されるので、洗浄シャワーアーム6A,6Bや洗浄室2の天井からの洗浄液L1の液だれを考慮してすすぎ湯L2の使用量を設定する必要がなく、よってすすぎ湯L2の使用量を従来よりも削減することができる。従来の食器洗浄機では洗浄液L1の液だれを考慮する必要から例えば4リットル程度のすすぎ湯L2を使用していたが、本食器洗浄機Aでは3リットル程度に削減することができる。
また、本食器洗浄機Aによれば、係合手段によってすすぎシャワーアーム12A,12Bに対する洗浄シャワーアーム6A,6Bの位置関係が特に動力を用いることなく自動的に設定されるので、また係合手段の構造が比較的簡単なので、装置コストの上昇やメンテナンスコストの上昇を最小限に抑えることができる。
さらに、本食器洗浄機Aによれば、位置関係規定部材としてのスペーサ6dの上に円弧状板体6eが設けられているので、本食器洗浄機Aのメンテナンス時や製造時において、洗浄シャワーアーム6A,6Bに対してすすぎシャワーアーム12A,12Bを誤った姿勢で組み付けることを防止することができる。つまり、円弧状板体6eが設けられていない場合には、3つのスペーサ6d1〜6d3のうち、スペーサ6d1とスペーサ6d2との間あるいはスペーサ6d2とスペーサ6d3との間に位置規制用突出体12jが位置する姿勢ですすぎシャワーアーム12A,12Bが取り付けられる可能性があり、このような場合には上記図4(a)、(b)に示す状態を実現することができない。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、円弧状板体6eの両端に位置する2個のスペーサ6dと位置規制用突出体12jとから係合手段を構成したが、本発明にはこれに限定されない。係合手段については種々の構成が考えられる。
(2)また、第1の部材すすぎノズル12h,12i及び第1の部材すすぎノズルの構成についても上記実施形態に限定されない。
(1)上記実施形態では、円弧状板体6eの両端に位置する2個のスペーサ6dと位置規制用突出体12jとから係合手段を構成したが、本発明にはこれに限定されない。係合手段については種々の構成が考えられる。
(2)また、第1の部材すすぎノズル12h,12i及び第1の部材すすぎノズルの構成についても上記実施形態に限定されない。
A…食器洗浄機、1…本体ケーシング、2…洗浄室、3…食器、4…食器ラック、5…洗浄槽、6A,6B…洗浄シャワーアーム、7…洗浄液ポンプ、8…洗浄液供給管、9…すすぎ湯槽、10…すすぎ湯ポンプ、11…すすぎ湯供給管、12A,12B…すすぎシャワーアーム、13A,13B…回転軸
Claims (3)
- 洗浄室内に設けられた回転軸に回転自在に装着され、洗浄ノズルから洗浄液を対象物に向けて噴射すると共に洗浄液の噴射の反動で回転する洗浄シャワーアームと、前記回転軸において前記洗浄シャワーアームよりも対象物側に装着され、すすぎノズルからすすぎ液を洗浄対象物に向けて噴射すると共にすすぎ液の噴射の反動で回転するすすぎシャワーアームとを備える洗浄機であって、
前記すすぎシャワーアームは、前記洗浄ノズルあるいは/及び洗浄室の天井に向けてすすぎ液を噴射する第1あるいは/及び第2の部材すすぎノズルを備えることを特徴とする洗浄機。 - 前記洗浄シャワーアームと前記すすぎシャワーアームとの相対的な位置関係を規定するものであって、前記洗浄シャワーアームによる対象物の洗浄時は、前記すすぎシャワーアームを前記洗浄シャワーアームから噴射される洗浄液を妨げない第1位置関係に設定し、かつ、前記すすぎシャワーアームによる対象物のすすぎ時には、前記第1の部材すすぎノズルが前記洗浄ノズルに対向し合う第2の位置関係に設定する係合手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
- 前記洗浄シャワーアームは、回転半径方向に複数の洗浄ノズルを備え、
前記第1の部材すすぎノズルは、前記回転軸に最も近い洗浄ノズルに向けてすすぎ液を噴射することを特徴とする請求項1または2記載の洗浄機。
Priority Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015223390A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 酒井医療株式会社 | 自動洗髪装置及び入浴装置 |
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