JPH07236605A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄ノズルのずれを防ぐことにより、確実に
洗浄槽の四隅が洗浄できる食器洗浄機を提供することを
目的とするものである。 【構成】 第一の洗浄ノズル５と、第二の洗浄ノズル６
と、この第二の洗浄ノズル６を第一の洗浄ノズル５と所
定比の回転速度で連動する連動機構を備えている。この
連動機構は、固定歯車９と、中間歯車１０と、駆動歯車
１１より構成し、各歯車間には凹凸よりなる位置決め機
構を備えている。これにより、第二の洗浄ノズル６の第
一の洗浄ノズル５に対する相対位置を一定に位置決め
し、洗浄槽１に対する第一の洗浄ノズル５・第二の洗浄
ノズル６の位置を一定としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は洗浄水の噴射により自動
的に食器類を洗浄できる食器洗浄機に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】以下に発明者らが既に提案している食器
洗浄機について図７・図８・図９に基づいて説明する。

【０００３】食器を洗浄する洗浄槽３１内には食器かご
３２に収納し、食器かご３２にセットした食器には第一
の洗浄ノズル３５と第二の洗浄ノズル３６が有している
噴射孔３７・３８から洗浄水が噴射される。このとき第
二の洗浄ノズル３６は、第一の洗浄ノズル３５と連動機
構である固定歯車３９・中間歯車４０・駆動歯車４１に
よって接続されている。３４は洗浄水を加熱する加熱装
置、４２は洗浄ポンプ３３・加熱装置３４等の運転を制
御する制御装置である。

【０００４】以上の構成で洗剤を投入して運転を開始す
ると、まず所定量の洗浄水を洗浄槽３１に供給する給水
工程が実行される。続いて、洗浄ポンプ３３によって加
圧され且つ加熱された洗浄水が洗剤と共に第一・第二の
洗浄ノズル３５・３６から噴射される本洗工程が行われ
る。洗浄水は第一の洗浄ノズル３５の噴射孔３７と、第
二の洗浄ノズル３６の噴射孔３８とから鉛直方向または
斜め上方向に噴射され、第一の洗浄ノズル３５はこの噴
射反力によって略水平に回転し、第二の洗浄ノズル３６
は固定歯車３９・中間歯車４０・駆動歯車４１によって
この第一の洗浄ノズル３５の回転を所定の比率で受けて
回転する。つまり食器は、図８に示しているように第一
の洗浄ノズル３５・第二の洗浄ノズル３６が描く回転軌
跡内で噴射される洗浄水によって洗浄されるものであ
る。このときの洗浄水の噴射軌跡は、図９に示している
ように、矩形とした洗浄槽３１の対角を必ず通過して四
隅を洗浄するような構成となっているものである。

【０００５】所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等
から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を機外に排出する
排水工程に入る。引き続いて、新たに洗浄水を供給する
給水工程と、洗剤や残菜（食器に付着した汚れを残菜と
もいう）で汚れた食器をすすぐために洗浄水を洗浄ノズ
ル３５、３６から噴射するすすぎ工程と、前記排水工程
とが連続して４回繰り返されて、洗浄工程を終了するも
のである。次に加熱装置３４が働いて所定時間の乾燥行
程に入る。ここで洗浄水の付着した食器は乾燥する。以
上のように、食器を食器かご３２にセットしてスイッチ
をオンするだけで、食器の洗浄と乾燥とが自動的に行わ
れるものである。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の食器
洗浄機は、以下のような課題を有しているものである。

【０００７】第一に、第一の洗浄ノズル３５とこれに連
動する第二の洗浄ノズル３６との位置関係、および第一
の洗浄ノズル３５と洗浄槽３１との位置関係が厳しく規
制されねばならないと言うことである。つまり、洗浄槽
３１の四隅を図１０に示すように洗浄するためには、洗
浄槽３１に対して第一の洗浄ノズル３５の長手方向が水
平方向および垂直方向に来たときに、それに連動する第
二の洗浄ノズル３６の長手方向が第一の洗浄ノズル３５
に対して直交方向に位置しなければならないものであ
る。さらに洗浄槽３１の対角線上に第一の洗浄ノズル３
５が来たときには、第二の洗浄ノズル３６は第一の洗浄
ノズル３５と略同一線上に位置しなければならないもの
である。

【０００８】実際には、食器投入時や洗浄中などに生じ
る食器等の落下によったり、また洗浄ノズルの組立時に
作業員による誤取付や修理時における誤取付などによっ
てこの位置関係がずれてしまったりすることが生ずるも
のである。

【０００９】このような事態が生じた場合には、噴射孔
３７・３８の運動軌跡が洗浄槽３１の四隅を洗浄する軌
跡からずれてしまって、四隅部の洗浄性能が低下するも
のである。さらにこのずれが大きくなって場合には、第
二の洗浄ノズル３６が洗浄槽３１に接触して異音が発生
したり、第一の洗浄ノズル３５の回転が低下したり、最
悪の場合は洗浄ノズル３５・３６が回転不能となったり
して、洗浄性能が大きく低下してしまうものである。

【００１０】また第二に、連動機構である固定歯車３９
・中間歯車４０・駆動歯車４１の耐熱性が課題となるも
のである。つまり前記連動機構は、洗浄水の加熱や食器
の乾燥のための加熱装置の真上に位置しているものであ
る。この加熱装置の表面温度は乾燥工程においては500
℃にも達しており、従ってその上部にあるものはこの高
温に耐える必要があるものである。

【００１１】このとき単に連動機構を構成する歯車を金
属製にしたり、金属製のカバーをかぶせる等の手段で
は、部品点数の増加や、洗浄ノズルの左右の重量バラン
スが悪くなることによる安定回転性の低下や、洗浄ノズ
ルの摺動部の摩耗の促進のような問題につながるもので
ある。

【００１２】本発明は以上のような従来の構成が有して
いる課題を解決しようとするもので、食器等の落下によ
って洗浄ノズルのずれを防ぐこと、作業者の洗浄ノズル
の誤取付を防ぐことによって、確実に洗浄槽の四隅が洗
浄できる食器洗浄機を提供することを第一の目的とする
ものである。

【００１３】また、特に加熱装置の発熱の影響をなくし
た安全性の高い食器洗浄機を提供することを第二の目的
としている。

【００１４】

【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、洗浄槽と、洗浄槽内に設け
た食器を収納する食器かごと、洗浄工程では洗浄水を加
熱し乾燥工程では乾燥空気を加熱する加熱装置と、食器
に噴射する洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄ポンプ
に連通したノズルの軸受に軸支した第一の洗浄ノズル
と、前記第一の洗浄ノズルとは回転軸心を所定距離だけ
偏心させ、かつ前記第一の洗浄ノズルと連動機構を介し
て所定比の回転速度で連動する第二の洗浄ノズルとを備
え、前記連動機構は第一の洗浄ノズルと第二の洗浄ノズ
ルとの相対位置を一定とする位置決め機構を有する食器
洗浄機とするものである。

【００１５】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、洗浄槽と、洗浄槽内に設けた食器を収納
する食器かごと、洗浄工程では洗浄水を加熱し乾燥工程
では乾燥空気を加熱する加熱装置と、食器に噴射する洗
浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄ポンプに連通したノ
ズルの軸受に軸支した第一の洗浄ノズルと、前記第一の
洗浄ノズルとは回転軸心を所定距離だけ偏心させ、かつ
前記第一の洗浄ノズルと連動機構を介して所定比の回転
速度で連動する第二の洗浄ノズルとを備え、前記連動機
構は洗浄水を貯水する貯水部を有する食器洗浄機とする
ものである。

【００１６】

【作用】本発明の第一の手段は、連動機構が第二の洗浄
ノズルの第一の洗浄ノズルに対する相対位置を一定に位
置決めするように作用するため、洗浄槽に対する第一の
洗浄ノズル・第二の洗浄ノズルの位置を一定とできるも
のである。つまり、食器等の落下によって洗浄ノズルの
位置ずれや、組立時に洗浄ノズルの誤取付を生じたりし
ないもので、確実に洗浄槽の四隅が洗浄できる食器洗浄
機とするものである。

【００１７】また本発明の第二の手段は、連動機構が洗
浄工程での洗浄水を貯水するため、乾燥工程での加熱装
置の発熱から第一の洗浄ノズル・第二の洗浄ノズルおよ
び連動機構を保護するものである。

【００１８】

【実施例】

（実施例１）以下本発明の第一の手段の実施例の構成に
ついて説明する。図１において、１は断面形状が矩形で
ある洗浄槽で、食器を収納する食器か２を内部にセット
している。３は洗浄槽１の下部に設けている洗浄水を加
圧する洗浄ポンプで、４は洗浄工程では洗浄水を乾燥工
程では乾燥空気を加熱する加熱装置で、本実施例ではシ
ーズヒータを使用している。５は前記洗浄ポンプ３から
供給された洗浄水を噴射する複数の噴射孔７を有してい
る第一の洗浄ノズルで、洗浄工程では噴射孔７より噴出
する洗浄水の反力を受けて回転している。また第一の洗
浄ノズル５には、所定の距離だけ回転軸心を偏心させた
第二の洗浄ノズル６を設けている。第二の洗浄ノズル６
にも、洗浄水を噴出する噴射孔８を設けている。また９
・１０・１１は第二の洗浄ノズル６が第一の洗浄ノズル
５と所定比の回転速度で連動回転するよう歯数・モジュ
ールを設定した連動機構を構成する固定歯車・中間歯車
及び駆動歯車である。

【００１９】この固定歯車９・中間歯車１０及び駆動歯
車１１は、その歯の一部を図２に示すような構成として
いる。つまり、固定歯車９・駆動歯車１１はそれぞれ所
定の箇所の歯を凸部９ａ、１１ａとしているものであ
る。すなわち、この凸部は前記所定の箇所の歯車の歯と
歯の間を歯先円を超えない範囲で埋めた形状構成として
いるものである。また中間歯車１０は、前記固定歯車９
・駆動歯車１１の凸部９ａ、１１ａと一致する部分を凹
部１０ａに加工しているものである。つまり、凸部と一
致する部分の歯を歯底円まで除去した形状構成としてい
るものである。前記凹、凸部は、中間歯車１０の中心に
対して点対称となる位置に設けているものである。なお
このとき、本実施例では、固定歯車９・中間歯車１０及
び駆動歯車１１の歯数は偶数としており、歯数の比を
２：１：１に設定している。この歯数を偶数に設定して
いる理由は、凹、凸部を中間歯車１０の中心に対して点
対称となるように設けるためである。

【００２０】こうして、固定歯車９・中間歯車１０・駆
動歯車１１は前記２カ所の凹、凸部が略一直線上に並ぶ
ように位置決めされて、第一の洗浄ノズル５に組み付け
ているものである。

【００２１】前記連動機構を構成している固定歯車９は
図３・図４に示しているように洗浄ポンプ３のポンプ吐
出口１４に、ポンプホルダー１３とともにネジ嵌合して
固定している。また、固定歯車９を固定するためのスペ
ーサ１２は洗浄槽１に固定している。このとき、ポンプ
吐出口１４とスペーサ１２、スペーサ１２と固定歯車９
間には、凹凸部１５・１６を設けており、互いに位置決
めされるようになっている。この凹凸部１５・１６を有
するポンプ吐出口１４・スペーサ１２・固定歯車９は、
連動機構を前記洗浄ポンプ３の定位置に固定する固定部
を構成しているものである。こうして、第一の洗浄ノズ
ル５・第二の洗浄ノズル６・固定歯車９・中間歯車１０
・駆動歯車１１は、洗浄ポンプ３に対する位置を固定さ
れた形となっている。従って洗浄槽１に対して位置決め
固定されている。

【００２２】さらに駆動歯車１１は、図５（ａ）（ｂ）
に示しているように、第二の洗浄ノズル６に対して両端
をＤカットした軸１８によって位置決め固定しているも
のである。

【００２３】前記固定歯車９・中間歯車１０・駆動歯車
１１に設けている凹部１０ａ、凸部９ａ、１１ａは、第
一の洗浄ノズル５と第二の洗浄ノズル６との相対位置を
一定とする位置決め機構を構成しているものである。

【００２４】以上のように本実施例では、洗浄槽１から
第二の洗浄ノズル６まですべてを所定の位置とした位置
決め構成としているものである。なお１９は洗浄ポンプ
３・加熱装置４等を制御する制御装置である。

【００２５】以下本実施例の動作を説明する。図示して
いないスイッチをオンすると、洗浄工程が開始され洗浄
ポンプ３が駆動を開始する。洗浄ポンプ３が駆動を開始
すると、加圧された洗浄水が第一の洗浄ノズル５に供給
され、噴射孔７から噴射される。この洗浄水の噴射反力
を受けて、第一の洗浄ノズル５が回転を開始する。この
回転力を駆動源として、第一の洗浄ノズル５の下部に設
けた中間歯車１０が固定歯車９の周囲を回転するもので
ある。この中間歯車１０の回転運動を受けて、第二の洗
浄ノズル６を回転駆動する駆動歯車１１が回転する。こ
うして、第一の洗浄ノズル５・第二の洗浄ノズル６は、
所定の回転速度で洗浄槽１内を回転するものである。従
って、噴射孔７・噴射孔８からは矩形の洗浄槽１内の全
面を均一に覆うような洗浄水の噴射が行われて、食器が
洗浄されるものである。

【００２６】ここで本実施例では、連動機構を構成して
いる固定歯車９・中間歯車１０・駆動歯車１１は、第一
の洗浄ノズル５と第二の洗浄ノズル６との相対位置を一
定とする位置決め機構を備えているものである。また、
ポンプ吐出口１４・スペーサ１２・固定歯車９は、前記
連動機構を洗浄ポンプ３の定位置に固定する固定部を構
成しているもである。

【００２７】従って、使用者が食器の出し入れをすると
きや洗浄中に食器が落下して、第一の洗浄ノズル５や第
二の洗浄ノズル６に衝撃が加わっても、第一の洗浄ノズ
ル５と第二の洗浄ノズル６との位置関係がずれたりする
ことは生じないものである。また、使用者が第一の洗浄
ノズル５や第二の洗浄ノズル６を取り外して清掃し再び
組み付けるとき、製造工程での組立て時、修理作業者が
修理した時の誤取付を防ぐことができる。このため、第
一の洗浄ノズル５・第二の洗浄ノズル６は常に所定の回
転軌跡を通るように作動するもので、安定した洗浄性能
を確保することができる。

【００２８】以上のように本実施例によれば、第二の洗
浄ノズル６を第一の洗浄ノズル５の所定の位置に位置決
めし、第一の洗浄ノズル５は洗浄槽１の所定の位置に位
置決めすることにより、洗浄ノズルの誤取付が生ずるこ
とがなく、また食器の落下によって洗浄ノズルに衝撃力
が加わっても、洗浄ノズルの位置関係のずれを防止で
き、安定した洗浄性能を確保することができるものであ
る。

【００２９】（実施例２）次に本発明の第二の手段の実
施例について図６に基づいて説明する。機構部品の基本
構成については、図１の構成と同様で説明を省略する。
２３は駆動歯車１１の上面に設けた貯水部であり、洗浄
水をためることができるように凹部形状となっている。
駆動歯車１１に位置決め固定された軸１８は、第一の洗
浄ノズル５を貫通し、第二の洗浄ノズル６とはＤカット
部を設けてノズルナット２４でネジ嵌合しているもので
ある。

【００３０】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例においては、洗浄行程を実行中に洗浄水が第一の
洗浄ノズル５と軸１８との隙間や表面から貯水部２３に
溜まるものである。この状態で乾燥工程に入って、加熱
装置４からの発熱によって駆動歯車１１も熱せられる
が、溜まった洗浄水の冷却効果により熱による変形から
保護される。

【００３１】つまり、特に高価な耐熱用樹脂材料を使わ
ずして連動機構の熱対策をすることができるものであ
る。

【００３２】

【発明の効果】本発明の第一の手段は、洗浄槽と、洗浄
槽内に設けた食器を収納する食器かごと、洗浄工程では
洗浄水を加熱し乾燥工程では乾燥空気を加熱する加熱装
置と、食器に噴射する洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、
洗浄ポンプに連通したノズルの軸受に軸支した第一の洗
浄ノズルと、前記第一の洗浄ノズルとは回転軸心を所定
距離だけ偏心させ、かつ前記第一の洗浄ノズルと連動機
構を介して所定比の回転速度で連動する第二の洗浄ノズ
ルとを備え、前記連動機構は第一の洗浄ノズルと第二の
洗浄ノズルとの相対位置を一定とする位置決め機構を有
する構成として、組立時・修理時の誤取付を防ぐことが
でき、さらに外力による洗浄ノズルの位置関係のずれを
防止することができ、確実に洗浄槽の四隅が洗浄できる
食器洗浄機を実現するものである。

【００３３】本発明の第二の手段は、洗浄槽と、洗浄槽
内に設けた食器を収納する食器かごと、洗浄工程では洗
浄水を加熱し乾燥工程では乾燥空気を加熱する加熱装置
と、食器に噴射する洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗
浄ポンプに連通したノズルの軸受に軸支した第一の洗浄
ノズルと、前記第一の洗浄ノズルとは回転軸心を所定距
離だけ偏心させ、かつ前記第一の洗浄ノズルと連動機構
を介して所定比の回転速度で連動する第二の洗浄ノズル
とを備え、前記連動機構は洗浄水を貯水する貯水部を有
する構成として、洗浄水を貯水可能とすることにより、
簡単な構成で加熱装置の発熱の影響をなくした安全性の
高い食器洗浄機を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第一の手段の実施例における食器洗浄
機の縦断面図

【図２】同食器洗浄機の連動機構を構成する歯車群の平
面図

【図３】同食器洗浄機の固定歯車の固定部を示す断面図

【図４】（ａ）同固定部のスペーサを示す平面図 （ｂ）同スペーサとの関連を示す固定歯車の平面図

【図５】（ａ）同食器洗浄機の第二の洗浄ノズルを示す
平面図 （ｂ）同第二の洗浄ノズルとの関連を示す駆動歯車の平
面図

【図６】本発明の第二の手段の実施例における食器洗浄
機の駆動歯車の貯水部を示す断面図

【図７】従来の食器洗浄機を示す縦断面図

【図８】同食器洗浄機の連動機構を示す平面図

【図９】同食器洗浄機の洗浄領域を示す平断面図

【符号の説明】

１ 洗浄槽 ２ 食器かご ３ 洗浄ポンプ ４ 加熱装置 ５ 第一の洗浄ノズル ６ 第二の洗浄ノズル ９ 固定歯車 ９ａ 凸部 １０ 中間歯車 １０ａ 凹部 １１ 駆動歯車 １１ａ 凸部 １５、１６ 凹凸部 １８ 軸 ２３ 貯水部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗浄槽と、洗浄槽内に設けた食器を収納
   する食器かごと、洗浄工程では洗浄水を加熱し乾燥工程
   では乾燥空気を加熱する加熱装置と、食器に噴射する洗
   浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄ポンプに連通したノ
   ズルの軸受に軸支した第一の洗浄ノズルと、前記第一の
   洗浄ノズルとは回転軸心を所定距離だけ偏心させ、かつ
   前記第一の洗浄ノズルと連動機構を介して所定比の回転
   速度で連動する第二の洗浄ノズルとを備え、前記連動機
   構は第一の洗浄ノズルと第二の洗浄ノズルとの相対位置
   を一定とする位置決め機構を有する食器洗浄機。
2. 【請求項２】 洗浄槽と、洗浄槽内に設けた食器を収納
   する食器かごと、洗浄工程では洗浄水を加熱し乾燥工程
   では乾燥空気を加熱する加熱装置と、食器に噴射する洗
   浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄ポンプに連通したノ
   ズルの軸受に軸支した第一の洗浄ノズルと、前記第一の
   洗浄ノズルとは回転軸心を所定距離だけ偏心させ、かつ
   前記第一の洗浄ノズルと連動機構を介して所定比の回転
   速度で連動する第二の洗浄ノズルとを備え、前記連動機
   構は洗浄水を貯水する貯水部を有する食器洗浄機。