JP2010035596A - 生体磁場計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SQUIDセンサを冷却する寒剤の蒸発を好適に防ぐことができると共に、生体磁場の計測に対する振動や磁場ノイズの影響を低減させる。
【解決手段】脳磁計(生体磁場計測装置)100は、SQUIDセンサ3を底部に収納すると共にSQUIDセンサ3を冷却するための液体ヘリウム5を収納する有底筒状のデュワー7と、デュワー7内で気化したヘリウムを再凝縮させるための凝縮用冷媒を通過させるチューブ6aと、チューブ6aに設けられたジュール・トムソン弁6bと、ジュール・トムソン弁6bの下流側でチューブ6aと接続し、気化したヘリウムと凝縮用冷媒との間で熱交換を行う凝縮熱交換器6cと、第1のチューブ21aと第3のチューブ21cとの間で熱交換を行う熱交換器6dと、を備え、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、凝縮熱交換器6c、及び熱交換器6dがデュワー7内に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、生体磁場計測装置に関する。
従来、このような分野の技術として、超伝導量子干渉計(Superconducting Quantum Interference Device:SQUID)センサを用いた生体磁場計測装置が知られている。SQUIDセンサは、生体磁場を検出する際に液体ヘリウムを用いて冷却される。液体ヘリウムの沸点は4.2Kであり絶えず蒸発しているため、このような生体磁場計測装置では、SQUIDセンサを冷却するための液体ヘリウムを補充する必要がある。また、液体ヘリウムは比較的高価であり希少な資源である。従って、液体ヘリウムの補充による年間消費金額の増加は、このような生体磁場計測装置の普及を阻害する一要因である。
そこで、液体ヘリウムの蒸発を抑制する冷却システムとして、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1の冷却システムは、SQUIDセンサを底部に収容し、その周囲に冷却用の液体ヘリウムを貯留する有底筒状の冷却容器の内部に、ギフォード・マクマホン(GM)冷凍機を設置している。そしてこの冷却システムでは、冷却容器内で気化したヘリウムは、GM冷凍機によって冷却され再凝縮される。
特開平5−297092号公報
しかしながら、特許文献1のようなGM冷凍機を利用した冷却システムでは、GM冷凍機が内部に蓄冷材を充填したピストンを駆動させることにより冷却を行うという構成をとり、さらに、この蓄冷材がエルビウム・ニッケル化合物などの希土類金属に代表される磁性体の球である。このため、冷却容器内でピストン駆動による振動やピストン内部の磁性体による磁性ノイズが発生し、SQUIDセンサがこれらの振動や磁性ノイズの影響を受けて生体磁場の測定精度が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決し、SQUIDセンサを冷却する寒剤の蒸発を好適に防ぐことができると共に、生体磁場の計測に対する振動や磁場ノイズの影響を低減させて、生体磁場の測定精度を向上させることができる生体磁場計測装置を提供することを目的とする。
本発明に係る生体磁場計測装置は、生体から発生する磁場を検出するSQUIDセンサと、SQUIDセンサを底部に収納すると共にこのSQUIDセンサを冷却するための寒剤を収納する有底筒状の容器と、容器内で気化した寒剤を再凝縮させるための凝縮用冷媒を通過させるチューブと、チューブに設けられたジュール・トムソン弁と、ジュール・トムソン弁の下流側でチューブと接続し、容器内で気化した寒剤と凝縮用冷媒との間で熱交換を行う凝縮熱交換器と、ジュール・トムソン弁より上流側のチューブと、凝縮熱交換器より下流側のチューブとの間で熱交換を行う熱交換器と、を備え、チューブ、ジュール・トムソン弁、凝縮熱交換器、及び熱交換器が容器内に配置されることを特徴とする。
このような生体磁場計測装置によれば、容器内で気化した寒剤が容器内に配置された凝縮熱交換器によって再凝縮されるため、寒剤の蒸発を好適に防ぐことができる。また、振動や磁場ノイズの原因となるGM冷凍機を容器内に配置することなく寒剤を再凝縮できるため、容器内で磁場ノイズや振動が発生するのを防ぐことができ、生体磁場の計測に対する振動や磁場ノイズの影響を低減させて、生体磁場の測定精度を向上させることができる。
また、本発明の生体磁場計測装置は、チューブ、ジュール・トムソン弁及び熱交換器を真空状態の内部に収容し、容器の開口から容器内に差し込むように取り付けられる筒型の筐体を備え、凝縮熱交換器が、容器内で筐体とSQUIDセンサとの間に配置されることが好適である。
この構成により、チューブ、ジュール・トムソン弁及び熱交換器を内部に収容し、凝縮熱交換器を底部外側に連結した筐体を容器の開口に取り付けることにより、チューブ、ジュール・トムソン弁、熱交換器及び凝縮熱交換器が容器内部に配置できるため、冷却システムの設置を簡便に行うことができる。また、筐体内部が真空状態であるため、チューブ、ジュール・トムソン弁及び熱交換器が真空断熱されて、外部からの熱の侵入が低減し、凝縮用冷媒の冷却効率を向上させることができる。
また、本発明の生体磁場計測装置は、筐体内のジュール・トムソン弁及び熱交換器よりも容器の開口側に設けられ、冷媒により冷却される輻射熱防止板を備えることが好適である。
この構成により、輻射熱防止板が筐体内部のチューブ、ジュール・トムソン弁及び熱交換器よりも容器の開口側に配置されるため、筐体内で高温側から伝わる輻射熱が遮蔽され、チューブ、ジュール・トムソン弁及び熱交換器への熱の侵入をさらに低減させることができ、凝縮用冷媒の冷却効率をさらに向上させることができる。
また、本発明の生体磁場計測装置は、容器内の筐体の周囲に、容器の開口部から軸線方向に沿って複数設けられ、外部からの熱の侵入を防止するバッフル板を備え、バッフル板のうちの一枚が、輻射熱防止板と熱的に接触することが好適である。
この構成により、バッフル板が容器内の筐体の周囲に、容器の開口部から軸線方向に沿って複数設けられ、さらにバッフル板のうちの一枚が輻射熱防止板と熱的に接触しており輻射熱防止板と同様に冷媒により冷却されるため、外部から容器内へ伝わる対流熱や輻射熱が好適に遮蔽され、容器内部の寒剤が貯留される領域の温度上昇を抑制して、寒剤の蒸発をさらに防ぐことができる。
また、凝縮熱交換器が管路を一平面上で渦巻状にして形成されており、使用時にこの渦巻状の管路のなす平面が容器内の寒剤の液面に沿うように配置されていることが好適である。この構成により、凝縮熱交換器内を通過する冷媒が寒剤の液面に対して一定の距離をとるため、液面から蒸発した寒剤を均一に再凝縮することができる。
本発明に係る生体磁場計測装置によれば、SQUIDセンサを冷却する寒剤の蒸発を好適に防ぐことができると共に、生体磁場の計測に対する振動や磁場ノイズの影響を低減させて、生体磁場の測定精度を向上させることができる。
以下、本発明に係る生体磁場計測装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、特に明示する場合を除き、上下方向は説明図面中の方向を示す。
まず図1及び図2を参照して、本発明に係る生体磁場計測装置の一例としての脳磁計の概要について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る脳磁計(生体磁場計測装置)の断面図であり、図2は、図1中の冷凍機、多重配管、及び寒剤凝縮部の詳細を示す概略図である。
図1に示すように、脳磁計100は、計測ユニット1内の計測位置Hに頭が位置するように被験者Pを着座させ、当該被験者Pの脳の神経活動に伴って発生する微弱な磁場を非接触で計測、解析する装置である。この計測ユニット1は、計測位置Hの周囲に配置され、脳で発生する磁場を検出するSQUIDセンサ3を複数備えている。この脳磁計100では、被験者Pの脳の様々な位置から発生する磁場を検出するため、数十個〜数百個(64個,128個,256個など)といった多数の上記SQUIDセンサ3が、被験者Pの頭部表面の所望の位置に配置されるように、ヘルメット型のセンサホルダ4に固定されている。
計測ユニット1は、SQUIDセンサ3を冷却するため、このSQUIDセンサ3と液体ヘリウム(寒剤)5とを収納する有底円筒状の断熱容器のデュワー(容器)7を備えている。SQUIDセンサ3は、センサホルダ4に装着されてデュワー7の底部に沿って固定され、デュワー7内に貯留されている液体ヘリウム5によって冷却される。
また、計測ユニット1は、図1に示すようにデュワー7を包囲するように配置されると共に、被験者Pを覆う筒型体15を備えている。なお、筒型体15とデュワー7との間には真空断熱層19が配置される。
この脳磁計100では、被験者Pの脳で発生する極めて微弱な磁場を検出する必要があるので、計測位置Hの近傍から外部磁場の影響を除去する必要がある。このため、筒型体15は、筒軸線Aが計測位置Hを通るように配置された筒状の磁気シールド体11を備えている。磁気シールド体11は、デュワー7を包囲して筒型体15の外筒部15aに支持されると共に、筒型体15の上下寸法とほぼ同じ寸法で延在し、外筒部15aと内筒部15bとの間の間隙に内蔵されている。また、計測位置Hは、筒軸線A上に位置すると共に、上下方向においても磁気シールド体11の全長のほぼ中央に位置している。
この磁気シールド体11は、ニッケルからなる円筒状の基板11aと、当該基板11aの内壁面全体に成膜されたシールド膜11bとを備えている。シールド膜11bは、ビスマス系酸化物超伝導体からなり、磁束侵入長よりも十分に大きい膜厚を有している。ここで、シールド膜11bに用いられるビスマス系酸化物超伝導体としては、例えば、組成式Bi2Sr2Ca2Cu3Oxで表されるBi2223、或いは、組成式Bi2Sr2CaCu2Oxで表されるBi2212が好適に採用される。
磁気シールド体11には、その外壁面に沿って磁気シールド用冷媒(例えば、ここではヘリウム)を流通させる冷媒管25(図3,4参照)が設けられており、この冷媒管25に、冷凍機ユニット2の磁気シールド用冷凍機2bから送出される極低温の冷媒を循環させることで、磁気シールド体11のシールド膜11bが、超伝導転移温度まで冷却され、完全反磁性を発揮する。そして、このシールド膜11bの完全反磁性によって、磁気シールド体11に包囲された計測位置Hが外部磁場から遮蔽されるので、SQUIDセンサ3においては外部磁場によるノイズをほとんど排除した状態で微弱な磁場計測が可能になる。
磁気シールド体11は、図2に示すように、多重配管16内の磁気シールド用冷媒供給管12及び磁気シールド用冷媒返送管13を介して磁気シールド用冷凍機2bと接続されている。従って、磁気シールド用冷媒供給管12及び磁気シールド用冷媒返送管13を通じて、磁気シールド用冷凍機2bからの磁気シールド用冷媒が磁気シールド体11に循環する。磁気シールド用冷凍機2bは例えばGM冷凍機である。
熱輻射シールド部14は、図2に示すように、デュワー7の周囲に設けられており、デュワー7への外部からの輻射熱をシールドする。この熱輻射シールド部14は、磁気シールド用冷凍機2bにおいて冷却された磁気シールド用冷媒によって冷却されることで、外部からの輻射熱の進入を抑制する。この熱輻射シールド部14は、磁気シールド用冷媒供給管12と磁気シールド用冷媒返送管13との間において、磁気シールド体11に直列に接続されている。このため、熱輻射シールド部14を、磁気シールド用冷媒により冷却することが可能となる。従って、磁気シールド用冷凍機2bとは別に熱輻射シールド部14用の冷凍機を設けなくても、熱輻射シールド部14を冷却することが可能となる。したがって、脳磁計100を簡素化することが可能となる。なお、熱輻射シールド部14は、必ずしも設けられる必要はなく、省略しても構わない。
計測ユニット1は、さらに、図1に示すようにデュワー7の内部において、液体ヘリウム5の液面の上方に寒剤凝縮部6を収容している。寒剤凝縮部6は、デュワー7内で気化した液体ヘリウム5を再凝縮させる。寒剤凝縮部6は、図2に示すように、デュワー7内で気化した液体ヘリウム5を再凝縮させるための凝縮用冷媒(例えば、ヘリウム)を通過させるチューブ6aと、このチューブ6aに設けられたジュール・トムソン弁6bと、ジュール・トムソン弁6bの下流側でチューブ6aと接続し、デュワー7内に露出し、デュワー7内で気化した液体ヘリウム5と凝縮用冷媒との間で熱交換を行う凝縮熱交換器6cと、ジュール・トムソン弁6bより上流側のチューブ6aと、凝縮熱交換器6cより下流側のチューブ6aとの間で熱交換を行う熱交換器6dと、を有する。
チューブ6aを通った凝縮用冷媒は、ジュール・トムソン弁6bによって断熱膨張されて温度が約4〜5Kまで低下し、下流側の凝縮熱交換器6cを冷却する。デュワー7内で気化した液体ヘリウム5は、低温の凝縮熱交換器6cに接触することで再液化する。従って、液体ヘリウム5の蒸発や消費を抑制することが可能となる。また、ジュール・トムソン弁6bがデュワー7内に位置する構成により、凝縮用冷媒を凝縮熱交換器6cへ導入する直前で低温化すればよいので、凝縮熱交換器6cを効率よく冷却することが可能となる。
寒剤凝縮部6は、図1に示すように多重配管16を介して冷凍機2と接続されている。より詳細には、図2に示すように、寒剤凝縮部6は、多重配管16内の凝縮用冷媒供給管8を介して凝縮用冷凍機2aと接続されている。また、寒剤凝縮部6は、多重配管16内の凝縮用冷媒返送管9を介して凝縮用冷凍機2aと接続されている。従って、凝縮用冷媒供給管8及び凝縮用冷媒返送管9を通じて、凝縮用冷凍機2aからの凝縮用冷媒が寒剤凝縮部6に循環する。凝縮用冷凍機2aは例えばGM冷凍機である。
なお、当然ながら、この脳磁計100は、シールド膜11bの下部臨界磁場を超えない外部磁場の環境下で使用される。また、磁場の発生源ともなる凝縮用冷凍機2a及び磁気シールド用冷凍機2bからなる冷凍機ユニット2は、当然ながら、磁気シールド体11の外側に設けられており、例えば約10mの多重配管16を経て配置されている。
次に、図3〜6を参照して、計測ユニット1のうちデュワー7内外の構成について詳細に説明する。
図3は、計測ユニットのデュワー内外の構成を詳細に示す断面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図であり、図5は、図4に示す計測ユニットの上方からの正面図であり、図6は、図3及び図4中の凝縮熱交換器の正面図である。
図3及び図4に示すように、寒剤凝縮部6では、熱交換器6dが、その上部で凝縮用冷媒供給管8及び凝縮用冷媒返送管9と接続されており、その下部から第1のチューブ21aを介してジュール・トムソン弁6bへ連通されている。ジュール・トムソン弁6bと凝縮熱交換器6cとの間は第2のチューブ21bが接続されており、さらに凝縮熱交換器6cと熱交換器6dとの間は第3のチューブ21cが接続されている。このように本実施形態では、熱交換器6dより下方で寒剤凝縮部6の各構成要素を接続する第1のチューブ21a、第2のチューブ21b、及び第3のチューブ21cをまとめてチューブ6aとよぶ。
また、ジュール・トムソン弁6bは、弁から上方向けて外部まで延在する駆動レバー(図示せず)が連結されており、操作者が外部から駆動レバーを回転させることにより、弁開閉を行う。
本実施形態では、寒剤凝縮部6は、デュワー7内への設置を簡便にすべく、プラグイン形式のモジュール構造をとるよう構成されている。
具体的には、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、及び熱交換器6dが、筐体22に収容されている。この筐体22は、デュワー7と同様の有底円筒状であり、デュワー7より内径が小さい。さらに、第2のチューブ21b及び第3のチューブ21cが筐体22の底部から外へ引き出されて凝縮熱交換機6cと接続され、凝縮熱交換器6cが筐体22の底部外側に配置される。
このように寒剤凝縮部6の各要素を組み込んだ状態で、筐体22はデュワー7上方の開口からデュワー7内に差し込まれる。そして、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、凝縮熱交換器6c、及び熱交換器6dがデュワー7内に収容されて状態で、筐体22は、その上端でデュワー7に取り付けられている。このように筐体22がデュワー7に取り付けられた状態では、凝縮熱交換機6cは、デュワー7内で筐体22とSQUIDセンサ3との間に配置されることになる。
また、生体磁場の計測実行時には、筐体22内は真空状態となり、筐体22内に収容されているチューブ6a、ジュール・トムソン弁6b及び熱交換器6dは真空断熱される。
ここで、凝縮熱交換機6cは、図6に示すように、管路を一平面上で渦巻状にして形成されており、生体磁場の計測実行時には、この渦巻状の管路のなす平面が、デュワー7内に貯留されている液体ヘリウム5の液面に沿うように配置されている(図1参照)。
また、上述のプラグイン形式のモジュール構造の筐体22内には、熱交換器6d、ジュール・トムソン弁6b、チューブ6aをデュワー7の開口側、すなわち上方の常温側から塞ぐように輻射熱防止板23が設けられている。
輻射熱防止板23は、凝縮用冷媒供給管8及び凝縮用冷媒返送管9を囲んで多重配管16から筐体22内へ延在する円筒形の第1部材23aと、熱交換器6dの上方で筐体22の内周面方向に延在する円板状の第2部材23bと、筐体22の内周面に沿って下方に延在する円筒状の第3部材23cからなる。第3部材23cの下端は、筐体22の内周面から外側に貫通する環状部材24と接している。
この輻射熱防止板23は、上述した磁気シールド用冷媒を利用して冷却される。ここで、磁気シールド用冷媒の流れについて説明する。
磁気シールド用冷媒は、図3及び図5に示すように、磁気シールド用冷媒供給管12を通ってデュワー7周囲に進入し、熱輻射シールド部14を冷却する。磁気シールド用冷媒を通す管路が熱輻射シールド部14の上端に接触されており、これにより熱輻射シールド部14が冷却される。
次に、磁気シールド用冷媒は、図3に示すように、筒型体15に進入し、磁気シールド体11の外周面に沿って(例えば上下方向に)設けられた冷媒管25を通り、磁気シールド体11を超伝導転移温度まで冷却する。
そして、磁気シールド用冷媒は、図4及び図5に示すように、冷媒管25を経て磁気シールド用冷媒返送管13を通り、筐体22内に進入する。筐体22内では、磁気シールド用冷媒は、磁気シールド用冷媒返送管13によって、図3及び図4に示すように、まず凝縮用冷媒供給管8、凝縮用冷媒返送管9を囲む輻射熱防止板23の第1部材23aの外周面に沿って下方に進み、第2部材23bに当接すると、第2部材23bとの接触を保ちつつ第2部材23bの外縁、すなわち筐体22の内周面に沿って1/2〜3/4周程度進む。その後に、再び第1部材23aの外周面に沿って筐体22から多重配管16へ進み、磁気シールド用冷凍機2bへ戻される。
このように、輻射熱防止板23は磁気シールド用冷媒返送管13と接触しているので、磁気シールド用冷媒返送管13を通る磁気シールド用冷媒により冷却される。なお、磁気シールド用冷媒による輻射熱防止板23の冷却温度は、およそ80〜100Kである。
ここで、輻射熱防止板23の材料としてはアルミが好適であり、筐体22の材料としてはFRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)が好適である。また、環状部材24の材料としては銅が好適である。
また、図3及び図4に示すように、デュワー7内の筐体22の周囲には、複数枚のバッフル板26が設けられている。バッフル板26は、デュワー7の開口部から軸線方向に沿って下方に複数設けられ、デュワー7開口側の外部からの対流熱や輻射熱の侵入を防止することができる。
図3及び図4に示すように、複数(例えば12枚)のバッフル板26が、それぞれの間に筒状部材27を挟んだ状態で、支持部材28によりデュワー7の開口部より吊るされている。
そして、これらのバッフル板26のうちの一枚26aが、輻射熱防止板23と熱的に接触している。ここで「熱的に接触する」とは、2つの部材が直接または他の部材を介して接触しており、熱の伝導が可能な状態にあることをいう。本実施形態では、具体的には、バッフル板26aは筐体22の環状部材24と接触しており、この環状部材24は筐体22内の輻射熱防止板23に接触しているので、バッフル板26aと輻射熱防止板23は環状部材24を介して間接的に熱伝導可能に接触している。
上述のように、輻射熱防止板23が磁気シールド用冷媒により80〜100K程度に冷却されると、輻射熱防止板23と接触している環状部材24も同様に冷却される。これに応じて、環状部材24に接触するバッフル板26aも80〜100K程度に冷却される。
ここで、12枚のバッフル板26のうち、最上部に位置するバッフル板26bは、デュワー7の開口部に最も近いため常温に近い温度となる。また、最下部に位置するバッフル板26cは、凝縮熱交換器6cや液体ヘリウム5に近いため液体ヘリウムの沸点の4K程度の温度となる。しかし、複数のバッフル板を階層的に配置するだけでは、外部から伝わる輻射熱は遮断できるが、伝導熱や対流熱の影響を受けて、時間経過に伴い各バッフル板の温度が変化していき、最下部のバッフル板26cの温度が上昇して、この結果、デュワー7下部に貯留される液体ヘリウム5の近傍に外部からの熱が伝わってしまう。そこで、本実施形態では、12枚のバッフル板26のうちの一枚26aを所定温度(80〜100K)に冷却させることで、当該バッフル板26aより下方へ外部からの伝導熱や対流熱が伝わるのを防ぎ、液体ヘリウム5近傍の温度上昇を抑制している。
なお、バッフル板26の材料としてはアルミが好適である。また、筒状部材27の材料としてはテフロン(登録商標)が好適であり、支持部材28の材料としてはFRPが好適である。
以上説明したように、本実施形態に係る脳磁計100によれば、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、凝縮熱交換器6c、及び熱交換器6dがデュワー7内に配置されるため、デュワー7内で気化したヘリウムが凝縮熱交換器6cによってデュワー7内で再凝縮され、液体ヘリウム5の蒸発を好適に防ぐことができる。また、振動や磁場ノイズの原因となるGM冷凍機を容器内に配置することなくヘリウムを再凝縮できるため、デュワー7内で磁場ノイズや振動が発生するのを防ぐことができ、生体磁場の計測に対する振動や磁場ノイズの影響を低減させて、生体磁場の測定精度を向上させることができる。
また、筐体22が、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b及び熱交換器6dを真空状態の内部に収容して、デュワー7の開口からデュワー7内に差し込むように取り付けられ、このとき凝縮熱交換器6cが、デュワー7内で筐体22とSQUIDセンサ3との間に配置されるため、筐体22をデュワー7の開口に取り付ければ、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、熱交換器6d及び凝縮熱交換器6cをデュワー7内部に配置することができ、冷却システムの設置を簡便に行うことができる。また、筐体22内部が真空状態であるため、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b、熱交換器6dが真空断熱されて、外部からの熱の侵入が低減し、凝縮用冷媒の冷却効率を向上させることができる。
また、輻射熱防止板23が筐体22内部のチューブ6a、ジュール・トムソン弁6b及び熱交換器6dよりもデュワー7の開口側に配置され、この輻射熱防止板23が磁気シールド用冷媒により冷却されるため、筐体22内で高温側から伝わる輻射熱が遮蔽され、チューブ6a、ジュール・トムソン弁6b及び熱交換器6dへの熱の侵入をさらに低減させることができ、凝縮用冷媒の冷却効率をさらに向上させることができる。
また、バッフル板26がデュワー7内の筐体22の周囲に、デュワー7の開口部から軸線方向に沿って複数設けられ、さらにバッフル板26のうちの一枚26aが輻射熱防止板23と熱的に接触しており輻射熱防止板23と同様に磁気シールド用冷媒により冷却されるため、外部からデュワー7内へ伝わる対流熱や輻射熱が好適に遮蔽され、デュワー7内部の液体ヘリウムが貯留される領域の温度上昇を抑制して、液体ヘリウム5の蒸発をさらに防ぐことができる。
また、凝縮熱交換器6cが管路を一平面上で渦巻状にして形成されており、使用時にこの渦巻状の管路のなす平面がデュワー7内の液体ヘリウム5の液面に沿うように配置されるため、凝縮熱交換器6c内を通過する凝縮用冷媒が液体ヘリウム5の液面に対して一定の距離をとるため、液面から蒸発したヘリウムを均一に再凝縮することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では脳磁計100について説明したが、本発明は心磁計など他の生体磁場計測装置にも適用可能である。
また、輻射熱防止板23及びバッフル板26aの冷却手法は、上記実施形態のように磁気シールド用冷媒返送管13を筐体22に進入させず、図2に示すように、デュワー7の外側で、磁気シールド用冷媒返送管13をバッフル板の一枚26aと接触させて冷却し、このバッフル板26aから筐体22内の輻射熱防止板23を冷却させるよう構成してもよい。さらに、輻射熱防止板23とバッフル板26aとの間に環状部材24を介さずに、輻射熱防止板23及びバッフル板26aが直接接触するよう構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る脳磁計の断面図である。 図1中の冷凍機、多重配管、及び寒剤凝縮部の詳細を示す概略図である。 計測ユニットのデュワー内外の構成を詳細に示す断面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図4に示す計測ユニットの上方からの正面図である。 図3及び図4中の凝縮熱交換器の上方からの正面図である。
符号の説明
3…SQUIDセンサ、5…液体ヘリウム(寒剤)、6a…チューブ、6b…ジュール・トムソン弁、6c…凝縮熱交換器、6d…熱交換器、7…デュワー(容器)、21a…第1のチューブ、21b…第2のチューブ、21c…第3のチューブ、22…筐体、23…輻射熱防止板、26,26a,26b,26c…バッフル板、100…脳磁計。

Claims (5)

  1. 生体から発生する磁場を検出するSQUIDセンサと、
    前記SQUIDセンサを底部に収納すると共に該SQUIDセンサを冷却するための寒剤を収納する有底筒状の容器と、
    前記容器内で気化した前記寒剤を再凝縮させるための凝縮用冷媒を通過させるチューブと、
    前記チューブに設けられたジュール・トムソン弁と、
    前記ジュール・トムソン弁の下流側で前記チューブと接続し、前記容器内で気化した前記寒剤と前記凝縮用冷媒との間で熱交換を行う凝縮熱交換器と、
    前記ジュール・トムソン弁より上流側の前記チューブと、前記凝縮熱交換器より下流側の前記チューブとの間で熱交換を行う熱交換器と、を備え、
    前記チューブ、前記ジュール・トムソン弁、前記凝縮熱交換器、及び前記熱交換器が前記容器内に配置されることを特徴とする生体磁場計測装置。
  2. 前記チューブ、前記ジュール・トムソン弁及び前記熱交換器を真空状態の内部に収容し、前記容器の開口から容器内に差し込むように取り付けられる筒型の筐体を備え、
    前記凝縮熱交換器が、前記容器内で前記筐体と前記SQUIDセンサとの間に配置されることと特徴とする、請求項1に記載の生体磁場計測装置。
  3. 前記筐体内の前記ジュール・トムソン弁及び前記熱交換器よりも前記容器の開口側に設けられ、冷媒により冷却される輻射熱防止板を備えることを特徴とする、請求項2に記載の生体磁場計測装置。
  4. 前記容器内の前記筐体の周囲に、前記容器の開口部から軸線方向に沿って複数設けられ、外部からの熱の侵入を防止するバッフル板を備え、
    前記バッフル板のうちの一枚が、前記輻射熱防止板と熱的に接触することを特徴とする、請求項3に記載の生体磁場計測装置。
  5. 前記凝縮熱交換器が管路を一平面上で渦巻状にして形成されており、使用時に該渦巻状の管路のなす平面が前記容器内の前記寒剤の液面に沿うように配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の生体磁場計測装置。
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