JP2010035512A5 - - Google Patents

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立壁状植栽装置とこれを用いた壁面緑化構造
本願発明は、建造物の壁面に沿って設置し、あるいは従来の街路樹に替えて街路の
障壁として設置したり、また道路の分離帯として使用したり、さらには室内の区画壁とし
て使用する等、さまざまな利用が可能な立壁状植栽装置と、これを用いた壁面緑化構造に
関するものである。
景観の向上といわゆるヒートアイランド現象の緩和策として建造物の屋上のみならず、今日では、壁面の緑化が提唱され、この壁面緑化のための様々な技術が提供されている。
壁面を緑化した場合、壁面からの日射熱の伝達量を軽減することで、建物内部に構成された居住空間の上昇温度を低減させることが可能となり、冷房負荷を軽減することが出来る。従って、建物の壁面緑化を実現することは、ヒートアイランド現象の緩和に寄与することになる。 また、壁面の緑化は無機質な壁面をヒトの眼に優しい景観に変えて自然の和みをあたえてくれる。
壁面緑化技術の一例として、金属材などで形成された10cm程度の格子を有するネッ
トを壁面から離して取り付け、このネットに沿ってワイヤーなどを垂直方向に設けて蔓性植物を登坂させるようにしていた。この場合、植物の支持体が格子状ネットと直立するワイヤーであるため、登坂適性を有する植物には大幅な制限があった。
また、他の壁面緑化技術として、壁面に、椰子殻繊維などのシートと金属ネットを組み
合わせたマットを直接貼付し、蔓性植物や付着根タイプの植物を植生させるシステムもあるが、マットの耐久性、マットの彩色、壁面の通気性、壁面の汚染などの問題が発生する。
なお、本願発明と関連する技術が次の文献において開示されている。

特開2005−278042号公報 特開2005−261208号公報 特開2005−160381号公報 特開2005−143406号公報 特開2004−283070号公報 特開2004−248550号公報 特開2002−335765号公報 特開2002−97653号公報 特開平06−261633号公報 特開平09−252654号公報
本願発明は、植物の登坂、自立が容易で、広範囲にわたる植物に適応できる立壁状植栽装置とこれを用いた壁面緑化構造を提供して、設置の容易性、コストの低廉性、設置対象である壁面等の清浄性等を実現することを目的としている。
本願発明は、前面が開口し植物の上方向への生育を幇助する複数の植物伸長路とこの植物伸長路間と植物伸長路の前記開口面を覆うように張設されて植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁とを具え、前記植物伸長路には植生による柱状部が、また前記植物支持壁には植生による立壁が形成される立壁状植栽装置であって、前記植物伸長路は植物を囲繞しその進行方向を上方に収束教導する誘導壁により構成するとともに、前記植物支持壁は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成した立壁状植栽装置を提供して、上記課題を解決する。
また、上記の立壁状植栽装置において、植物伸長路における前記誘導壁は上下方向に伸びる断面凹形状空間を形成し、この断面凹形状凹空間の内側面には植物根の付着を容易にするために多数の凹凸部を形成することがある。
さらに、上記段落0008記載の立壁状植栽装置において、前記誘導壁には通気口を形成して断面凹形状空間における空気の流出入を確保するように構成することがある。
また、上記段落0008又は0009載の立壁状植栽装置において、前記誘導壁の両側端部には誘導壁内の植物の外部への進出を防止するための見切り縁部を設ける構成となすことがある。
上記いずれか記載の立壁状植栽装置において、前記植物支持壁には下端から所定高さを有する登攀防止部を形成し、この登攀防止部は植物支持壁を構成する格子又はメッシュ状その他の多孔体の各孔部を幼児の足先を係合できない程度の大きさに形成して、幼児の登攀を防止するように構成することがある。
本願発明はまた、建造物壁面に沿って立壁状植栽装置を構築してなる壁面緑化構造であって、前記立壁状植栽装置は、壁面に取り付けられて植物の上方向への生育を幇助する植物伸長路と、この植物伸長路間に張設され植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁とを具え、前記植物伸長路には植生による柱状部を、また前記植物支持壁には植生による立壁が形成されてなり、前記植物伸長路は植物を囲繞しその進行方向を上方に収束教導する誘導壁を具え、前記植物支持壁は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成した壁面緑化構造を提供して上記課題を解決する。
また、上記段落0012記載の壁面緑化構造において、植物伸長路における前記誘導壁は上下方向に伸びる断面凹形状空間を構成してなり、さらに前記誘導壁の内側面には多数の凹凸部を形成して植物根の付着を容易にして断面凹形状空間における植物の繁茂を促進するように構成することがある。
さらに、上記段落0013記載の壁面緑化構造において、前記断面凹形状空間を形成する誘導壁には通気口を形成することがある
また、上記段落0012又は0013記載の壁面緑化構造において、前記誘導壁の両側端部には誘導壁内の植物の外部への進出を防止するための見切り縁部を設けることがある。
さらに、上記段落0011ないし0014いずれか記載の壁面緑化構造において、前記誘導壁と建造物壁面との間には間隙を形成する構成となすことがある。
さらにまた、上記いずれか記載の立壁状植栽装置において、前記植物支持壁には下端から所定高さを有する登攀防止部を形成し、この登攀防止部は植物支持壁を構成する格子又はメッシュ状その他の多孔体の各孔部を幼児の足先を係合できない程度の大きさに形成して、幼児の登攀を防止するように構成することがある。
そして、上記いずれか記載の立壁状植栽装置において、立壁状植栽装置の植物伸長路には常緑性の吸着根タイプの植物を植栽する一方、植物支持壁には落葉性の蔓性植物を植栽して、落葉期には植物支持壁において建物に日差しを得られるように構成することがある。
本願発明は、次のような効果を奏する。
(1) 建造物の内外において、迅速容易に壁面を緑化できる。
(2) 大掛かりな工事を要しないので設置コスト、管理コストあるいは撤去コストも低廉である。
(3) 本願発明では、立壁緑化面はその表裏において植物が繁茂しているので、衝立のような使用が可能であり、室内外での区画材として多方面に使用できる。
(4) 街路樹に替えてあるいは目印としてガードレール代わりに使用することもできる。
(5) 本願発明を、夏季の窓辺に設置することによりカーテン代わりに使用して暑熱を有効に遮断できる。
(6) 広い範囲の植物に対応できる。特に、従来技術では登攀できなかった蔓性植物、付着根植物を植栽することができる。
立壁状植栽装置において、植物伸長路としての植物誘導壁は金属材又は樹脂材で形成し、その断面形状は半円、半楕円形状、凹形状が好ましい。その形状において、両端壁部とこれに挟まれる壁部すなわち断面凹形状空間で植物を囲繞しその進行方向を上方に誘導する。
立壁状植栽装置は、複数の植物伸長路を並立させ、この植物伸長路を構成する植物誘導壁の開口面側に植物支持壁を張設して構成されるが、この植物支持壁は、金属材または樹脂材によるネットで形成する。 植栽される植物は、ネットに絡み合って生育し、あるいは前記植物誘導壁とネットで囲繞される空間を情報に向かって伸長する。
この立壁状植栽装置に植栽する植物は、基本的にはつる植物が適している。つる植物は大きく分けて、巻きつる型植物と吸着型植物に分かれる。本願の立壁状植栽装置において、上下方向に立設される植物導路は植物を囲繞しその進行方向を上方に誘導する制御壁を有しおり、植物は四方の制御壁への当接を繰り返す結果、上方への進出を誘導されるので、植物の種類に特に限定されないが、植物導路の壁部や植物支持体への定着性の見地から、吸着型植物が好ましく、特に常緑性を有するヘデラ・カナリエンシスやヘデラ・へリックス等のヘデラ類が適しており、これらは耐暑性も高く屋内、屋外の設置に最も適している。
上下方向に立設される植物伸長路としての植物誘導壁の内壁には前記植物特にヘデラ類の付着根の自着を容易にするため凹凸部を形成する。この凹凸部は、材料自体に凹凸部を形成しても良いが、内壁に粒体を含有する塗料を塗布して形成するのが、コスト上からも、また、多数の凹凸を容易に得られることからも好ましい。そして、植物誘導壁の内壁にはさらに、通気口を設けて、付着する植物の根焼けを防止するようにする。
本願に係る壁面緑化装置は、前記立壁状植栽装置を建造物の壁面に沿って設置して構成される。この際、植物伸長路の背面すなわち植物誘導壁の開口面の反対面は、建造物の外壁に直付けしてもよいが、外壁から離開させれば、通気性も確保でき外壁も汚れることがない。 また、幼児などが植物誘導壁の足を掛けて登って転落する事故を防止するために、植物誘導壁の下部に登攀防止部を形成し、この登攀防止部は植物支持壁を構成する格子又はメッシュ状その他の多孔体の各孔部を幼児の足先を係合できない程度の大きさに形成して、幼児の登攀を防止するようにする。
なお、立壁状植栽装置の植物伸長路には常緑性の吸着根タイプの植物を植栽する一方、植物支持壁には落葉性の蔓性植物を植栽するようにすれば、冬季の落葉時には植物支持壁において建物に日差しが得られるなどの効果がある。
図面に基づいて本願発明の実施例を説明する。
図1は、立壁状植栽装置Aの斜視図である。 図において、Aは立壁状植栽装置であり、この立壁状植栽装置Aは、植物の上方向への生育を幇助する植物伸長路1とこの植物伸長路1,1間に張設され植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁2とを具えていて、前記植物伸長路には植生による柱状部を、また前記植物支持壁には植生による立壁が形成されるようになっている。前記植物伸長路1は植物を囲繞しその進行方向を上方に収束する誘導壁3を具えてなり、前記植物支持壁2は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成されていて、該実施例では金属材による格子状の多孔体となっている。そして、植物伸長路1における前記誘導壁3は、図2に示すように、断面コ字形状を有していて、上下方向に伸びる断面凹形状空間3aが形成され、この断面凹形状空間3aには、例えば、付着根を有する常緑性のヘデラなどが植生による柱状部が、また前記植物支持壁2にも、蔓性の植物の繁茂展張により立壁2aが形成されている。 なお、図2において、4は、前記誘導壁3の両側端部には誘導壁3内の植物の外部への進出を防止するために設けられた見切り縁部であり、これにより、特定の誘導壁3に植栽した植物の他への侵出が防止でき、植物相互の混生を防ぎ、植生の管理を容易にする。 また、図1に示すように、植物支持壁2の下部には、下端から所定高さを有する登攀防止部Fを形成し、この登攀防止部Fは植物支持壁を構成する格子又はメッシュ状その他の多孔体の各孔部を幼児の足先を係合できない程度の大きさに形成して、幼児の登攀を防止するようにする。 さらに、図2に示すように、植物伸長路3には常緑性の吸着根タイプの植物を植栽する一方、植物支持壁2には落葉性の蔓性植物を植栽して、落葉期には植物支持壁2において建物に日差しを得られるように構成する。
図3は、図1、2に示す前記誘導壁3の斜視図であり、前記断面凹形状空間3aの内側面には植物根の付着を容易にするために多数の凹凸部5が形成されており、この実施例では、前記凹凸部5は、粒体を含有する塗料を塗布して形成されている。さらに、前記断面凹形状空間3aには通気口6が形成され、空気の流通により植栽植物のいわゆる根焼けを防止するようになっている。
図4は、誘導壁3の他の実施例を示す図で、同図(a)は、断面形状が半円形のもの、同図(b)は、断面形状が半楕円形状のものを示している。 図5は、誘導壁3のさらに他の実施例を示す図でなお、この実施例で、フランジ部Jは内側に形成され、このため、植物伸長路1内の植物はその空間3a内に整然と植生される。
図6は、本願発明にかかる壁面緑化構造の一実施例を示す横断面図である。 この壁面緑化構造Bは、建造物壁面7に沿って前述した実施例に係る立壁状植栽装置Aを構築してなるものである。 すなわち、壁面緑化構造Bにおいて、前記立壁状植栽装置Aは、壁面に取り付けられて植物の上方向への生育を幇助する植物伸長路1と、この植物伸長路間1に張設され植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁2とを具え、前記植物伸長路1には植生による柱状部を、また前記植物支持壁には植生による立壁が形成されてなり、前記植物伸長路は1植物を囲繞しその進行方向を上方に収束教導する誘導壁3を具え、前記植物支持壁2は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成されている。
図6に示す壁面緑化構造Bでは、立壁状植栽装置Aはアンカーボルト8により、建造物壁面7との間に空間を設けて固定されているが、壁面に直付けすることもできる。
立壁状植栽装置Aは、植物を繁茂させてから所望の場所に設置してもよいし、予め所定の場所に設置し、その場所で植物の生育を待つようにしてもよく、ケース・バイ・ケースで対処することになる。 また生育させる植物としては、常緑型はカロライナジャスミン、ピグノニア・カプレオラータ、ムベ、テイカカズラ、ニシキテイカ、アメリカツルマサキ類から葉の形状、繁茂状態、匂い、耐候性、成長の速さ等を勘案して選択する。 植物がいわゆる吸着登攀タイプのものでない場合は、植物は前記植物支持壁2を寄る辺として生育することになる。
立壁状植栽装置Aは窓辺の日除けとして使用できることは勿論であるが、日光を完全に遮蔽してしまうことはなく木洩れ日的に光を通すうえ風通しも良好であるから、日差し、通気に微妙な条件を要する植物や動物の成育の場で使用することができる。 また、温泉等の露天風呂の目隠しなどにも最適であり、さらには、駐車場の区画に藻使用でき、その利用範囲は種々様々である。
立壁状植栽装置の一実施例に係る斜視図である。 図1に示す立壁状植栽装置の一部断面平面図である。 図1、2に示す前記誘導壁3の斜視図である。 植物支持壁の他の実施例を示す平面図である。 植物支持壁のさらに他の実施例を示す平面図である。 壁面緑化構造の一実施例を示す横断面図である。
A........立壁状植栽装置
B........壁面緑化構造
F........登攀防止部
J........フランジ部
1........植物伸長路
2........植物支持壁
3........誘導壁
3a.......凹空間
4........見切り縁部
5........凹凸部
6........通気口

Claims (12)

  1. 前面が開口し植物の上方向への生育を幇助する複数の植物伸長路とこの植物伸長路間と植物伸長路の前記開口面を覆うように張設されて植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁とを具え、前記植物伸長路には植生による柱状部が、また前記植物支持壁には植生による立壁が形成される立壁状植栽装置であって、前記植物伸長路は植物を囲繞しその進行方向を上方に収束教導する誘導壁により構成するとともに、前記植物支持壁は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成したことを特徴とする立壁状植栽装置。
  2. 請求項1記載の立壁状植栽装置において、植物伸長路における前記誘導壁は上下方向に伸びる断面凹形状空間を形成し、この断面凹形状凹空間の内側面には植物根の付着を容易にするために多数の凹凸部を形成したことを特徴とする立壁状植栽装置。
  3. 請求項2記載の立壁状植栽装置において、前記誘導壁には通気口を形成して断面凹形状空間における空気の流出入を確保するようにしたことを特徴とする立壁状植栽装置。
  4. 請求項2又は3記載の立壁状植栽装置において、前記誘導壁の両側端部には誘導壁内の植物の外部への進出を防止するための見切り縁部を設けたことを特徴とする立壁状植栽装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか記載の立壁状植栽装置において、前記植物支持壁には下端から所定高さを有する登攀防止部を形成し、この登攀防止部は植物支持壁を構成する格子又はメッシュ状その他の多孔体の各孔部を幼児の足先を係合できない程度の大きさに形成して、幼児の登攀を防止するようにしたことを特徴とする立壁状植栽装置。
  6. 建造物壁面に沿って立壁状植栽装置を構築してなる壁面緑化構造であって、前記立壁状植栽装置は、壁面に取り付けられて植物の上方向への生育を幇助する植物伸長路と、この植物伸長路間に張設され植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁とを具え、前記植物伸長路には植生による柱状部を、また前記植物支持壁には植生による立壁が形成されてなり、前記植物伸長路は植物を囲繞しその進行方向を上方に収束教導する誘導壁を具え、前記植物支持壁は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成したことを特徴とする壁面緑化構造。
  7. 請求項6記載の壁面緑化構造において、植物伸長路における前記誘導壁は上下方向に伸びる断面凹形状空間を構成してなり、さらに前記誘導壁の内側面には多数の凹凸部を形成して植物根の付着を容易にして断面凹形状空間における植物の繁茂を促進するようにしたことを特徴とする壁面緑化構造。
  8. 請求項7記載の壁面緑化構造において、前記断面凹形状空間を形成する誘導壁には通気口を形成したことを特徴とする壁面緑化構造。
  9. 請求項7又は8記載の壁面緑化構造において、前記誘導壁の両側端部には誘導壁内の植物の外部への進出を防止するための見切り縁部を設けたことを特徴とする壁面緑化構造。
  10. 請求項6ないし9いずれか記載の壁面緑化構造において、前記誘導壁と建造物壁面との間には間隙を形成したことを特徴とする壁面緑化構造。
  11. 請求項6ないし10いずれか記載の立壁状植栽装置において、前記植物支持壁には下端から所定高さを有する登攀防止部を形成し、この登攀防止部は植物支持壁を構成する格子又はメッシュ状その他の多孔体の各孔部を幼児の足先を係合できない程度の大きさに形成して、幼児の登攀を防止するようにしたことを特徴とする壁面緑化構造。
  12. 請求項6ないし11いずれか記載の立壁状植栽装置において、立壁状植栽装置の植物伸長路には常緑性の吸着根タイプの植物を植栽する一方、植物支持壁には落葉性の蔓性植物を植栽して、落葉期には植物支持壁において建物に日差しを得られるようにしたことを特徴とする壁面緑化構造。
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