JP6248450B2 - 垂直面緑化構造体及び垂直面緑化方法 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図3に従って、本発明を具体化した第1の実施形態を説明する。本実施形態では、建物の屋上に設置されている機械設備の目隠し(パーティション)として、垂直面緑化構造体を設ける場合を想定する。また、本実施形態では、つる植物による登攀法により緑化を行なう。
図1は、機械設備11の周囲を囲むパーティションの斜視図である。図1に示すように、機械設備11を取り囲むパーティションとして垂直面緑化構造体20を用いている。この垂直面緑化構造体20は、基礎30上に設置されたフレームによって支持されている。
下部フレーム33及び上部フレーム34には、縦フレーム35の端部が、ボルト止め等で固定されている。下部フレーム33は、基礎フレーム31の内側、外側に、分離して並べられた2本の鉄骨からなる。また、上部フレーム34は、基礎フレーム31の内側、外側に、密着して並べられた2本の鉄骨からなる。
図2(b)に示すように、下部フレーム33及び上部フレーム34に対して、内側と外側とに縦フレーム35が設けられている。本実施形態では、内側と外側の縦フレーム35間は所定間隔D1で離間して配置される。この所定間隔D1は、プランター26の幅よりも狭く、プランター26上方に下部フレーム33を配置できるようにしている。そして、この所定間隔D1において、つる植物25を育成できる幅に設定されている。なお、内側、外側の各上部フレーム34は、所定間隔D1の約半分の幅で構成されている。
まず、垂直面緑化構造体20を設ける位置に、屋上の機械設備の周辺に基礎30を設置する。次に、基礎30の上に基礎フレーム31を固定する。更に、この基礎フレーム31の内側及び外側のそれぞれに下部フレーム33を固定する。更に、基礎フレーム31の上部に、ワイヤ23を挟持させた上部フレーム34を固定する。
次に、機械設備側の縦フレーム35の所定位置に、第1保護板21(有孔折板50)を取り付ける。更に、機械設備側とは反対側の縦フレーム35の所定位置に、第2保護板22(有孔折板50)を取り付ける。そして、下部フレーム33の下方の基礎30間に、つる植物25が植えられたプランター26を一列に配置する。この状態で、プランター26のつる植物25を生育することにより、垂直面緑化構造体20において、つる植物25による緑化が行われる。
昼間においては、垂直面緑化構造体20に配置されているつる植物25に対しても日光が照射される。この場合、つる植物25の外側に配置されている第2保護板22によって、直接的な日射しを部分的に遮るとともに、第1保護板21によって、反射光を含めた天日による明るさを調整する。これにより、つる植物25における日射しに起因するストレスを軽減することができる。
(1)本実施形態の垂直面緑化構造体20は、緑化に用いるつる植物25を支持するワイヤ23の前後に、風及び日射しの一部を遮る第1及び第2保護板21,22を交互に配置する。これにより、つる植物25の前後において、風や日射しに起因するストレスを軽減することができるとともに、つる植物25を前後から見ることができる。更に、第1及び第2保護板21,22を交互に配置することにより、風の流通断面積を小さくすることができるため、風の通り抜けによる植物同士の摩擦や乾燥に起因したストレスを低減することができる。
次に、図4に従って、本発明を具体化した第2の実施形態を説明する。本実施形態においては、第1及び第2保護板21,22を縦長に配置するとともに、つる植物25をプランター26の代わりに屋上緑化の植栽基盤に植えるように変更した構成であり、同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、屋上に設置されたフェンスとして、垂直面緑化構造体20を用いる場合について説明する。
本実施形態においては、建物の屋上に、植栽基盤15を敷き詰める。そして、屋上の周縁には、図4(b)に示す基礎30を配置する。そして、基礎30の上には、上記実施形態と同様にフレームが設けられている。基礎30の内側には、植栽基盤15が配置されている。
本実施形態では、屋上の周縁部に所定間隔をおいて複数の基礎30を設置する。そして、垂直面緑化構造体20を行なう基礎30の近傍につる植物25を植えておく。
(4)本実施形態においては、屋上には、植栽基盤15が配置されている。そして、緑化を行なうために用いるつる植物25は、この植栽基盤15に植えられている。これにより、つる植物25は、プランター26に植えられた場合に比べて、多量の土壌基盤の中で根を張ることができるので、よい生育状態を保つことが期待できる。
・ 上記各実施形態においては、垂直面緑化構造体20は、ワイヤ23と、このワイヤ23の前後にそれぞれ配置された第1保護板21及び第2保護板22とを備えている。垂直面緑化構造体20に、更に、つる植物25に対して光を照射する照明器具を設けてもよい。例えば、図5に示すように、第1保護板21及び第2保護板22として用いた有孔折板50において、断面山型形状の部分に照明器具60を配置してもよい。また、プランター26の上面部に照明器具60を配置して、つる植物25全体に対して光を照射してもよい。ここで、垂直面緑化構造体20が主に外側から眺められる場合には、外側となる第2保護板22に照明器具60を設けると、つる植物25を綺麗にライトアップすることができる。なお、図5において、垂直方向に並ぶ各有孔折板50に照明器具60を設けているが、照明器具の配置位置や数はこれに限定されることなく、例えば複数おきに設けてもよい。
更に、下部フレーム33、上部フレーム34間に、水平方向に、植栽ポットを載置させる板や土壌保持部を設けた構成(いわゆる植栽基盤型ルーバー)を用いることも可能である。この場合には、ルーバー毎に植物を配置できる。
Claims (7)
- 植物を垂直面上に配置して緑化を行なう垂直面緑化構造体であって、
前記植物を支持する植物支持部材と、
前記植物支持部材によって支持された植物の配置面の前面と後面に、間隔を空けて配置された複数の保護板とを備え、
前記植物支持部材に支持された植物を前面及び後面の何れかで覆う位置で、前記前面の保護板と、前記後面の保護板とを、前記配置面に対して非対称に配置したことを特徴とする垂直面緑化構造体。 - 前記前面の保護板と前記後面の保護板とを、交互に配置したことを特徴とする請求項1に記載の垂直面緑化構造体。
- 前記植物はつる植物であり、
前記植物支持部材は、前記植物のつるを支持する第1支持部と、前記植物の根を支持する第2支持部とを備え、
前記第2支持部として、屋上緑化のための植栽基盤を用いたことを特徴とする請求項1又は2に記載の垂直面緑化構造体。 - 前記植物を照らす照明器具を、前記保護板と前記植物の配置面との間に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の垂直面緑化構造体。
- 前記保護板は、取付角度又は取付位置を変更できる調整機構を用いて設置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の垂直面緑化構造体。
- 前記保護板の少なくとも一部を、有孔折板によって構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の垂直面緑化構造体。
- 植物を垂直面上に配置して緑化を行なう垂直面緑化方法であって、
前記植物を支持する植物支持部材を設け、
前記植物支持部材によって支持された植物の配置面の前面と後面に、間隔を空けて複数の保護板を配置するとともに、
前記植物支持部材に支持された植物を前面及び後面の何れかで覆う位置で、前記前面の保護板と、前記後面の保護板とを、前記配置面に対して非対称に配置したことを特徴とする垂直面緑化方法。
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