JP2018064549A

JP2018064549A - コンテナ防虫ネット

Info

Publication number: JP2018064549A
Application number: JP2016219204A
Authority: JP
Inventors: 伊藤　薫; Kaoru Ito; 薫伊藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2016-10-21
Filing date: 2016-10-21
Publication date: 2018-04-26

Abstract

【課題】本発明は、コンテナの株元周辺の土全体を防虫ネットで覆いかぶせないと、害虫が進入し、土の中に卵を産み付けて、月日をかけた貴重な苗木が幼虫によって枯れない様に、薬剤の使用を控えることを提供する。
【解決手段】課題を解決するために、防虫ネット（１）が垂れて株元周辺の土（５）が網目を通って、上に上がり害虫が卵を産み付けない様に、ネットの垂れ防止金具（９）の上に、防虫ネット（１）をかぶせる。防虫ネット（１）の大きさは９０ｃｍ×９０ｃｍとし、目合いは４ｍｍ以下として中心部分に株（１１）を通す中心穴（２）を設ける。防虫ネット（１）は、１点の角から直線に中心穴（２）に向けて、カット（３）されている。コンテナ（４）全体を覆いかぶせた防虫ネット（１）が風で捲れ上がらないための、捲れ上がり防止金具（８）を防虫ネット（１）の上から四方に、コンテナ縁の穴（７）または、株元周辺の土（５）に差し込んで使用できることを特徴とする。
【選択図】図２

Description

この発明は、野菜とか果樹をコンテナで栽培する際に、薬剤を使用せず土の中に卵を産み付ける害虫の進入を防ぐ、防虫ネットに関するものである。

従来は、害虫が土の中に卵を産み付けない様に、株元の土をかぶせる物があるが、色々な形状のコンテナの株元周辺の土全体を覆いかぶせる物がなかった。

発明が解決しようとしている課題

これは次のような欠点があった。
円形や長方形のコンテナの株元周辺の土全体を覆いかぶせないと害虫が進入してしまい、土の中に卵を産み付けて、月日をかけた貴重な苗木が枯れてしまう欠点がある。また、日頃の土の表面の乾き、水引けの土質状態が直視できず施肥の時の脱着も面倒であった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

課題を解決するための手段

課題を解決するために、防虫ネット（１）の大きさは９０ｃｍ×９０ｃｍとし、目合いは４ｍｍ以下として中心部分に株（１１）を通す中心穴（２）を設ける。防虫ネット（１）の１点の角から直線に中心穴（２）に向けて、カット（３）されている防虫ネット（１）を、円形や長方形のコンテナ（４）の株元周辺の土（５）全体を覆いかぶせる。風で防虫ネット（１）が捲れ上がるのを防止するために、コンテナの縁（６）の四方に捲れ上がり防止金具（８）を、防虫ネット（１）の上から網目に差し込み、株元周辺の土（５）またはコンテナの縁の穴（７）に差し込む。また、水やりの時に、防虫ネット（１）が垂れて株元周辺の土（５）が網目を通って、上に上がり害虫が卵を産み付けない様に、ネットの垂れ防止金具（９）の両端（１０）を株元周辺の土（５）または、コンテナの縁の穴（７）に差し込んだ上に、防虫ネット（１）をかぶせて課題を解決する。
本発明は、以上の構成よりなるコンテナ防虫ネットである。

発明の効果

コンテナの株元周辺の土全体をネットで覆っているので、害虫が飛来してきても、容易に土に卵を産み付ける事ができなくなり、苗木が害虫の幼虫で枯れる事を防げ、薬剤の使用を控える効果がある。また、日頃の土の表面の乾き、水引けの土質状態が直視でき、施肥の時の脱着も容易にできて、株元全体に日光が当たる効果がある。

本発明の平面図である。本発明の断面図である。

以下、本発明を実施するための形態について説明する。
防虫ネット（１）が垂れて株元周辺の土（５）が網目を通って、上に上がり害虫が卵を産み付けない様に、ネットの垂れ防止金具（９）の上に、防虫ネット（１）をかぶせる。防虫ネット（１）の大きさは９０ｃｍ×９０ｃｍとし、目合いは４ｍｍ以下として中心部分に株（１１）を通す中心穴（２）を設ける。防虫ネット（１）の１点の角から直線に中心穴（２）に向けて、カット（３）されている。コンテナ（４）を覆いかぶせた防虫ネット（１）が風で捲れ上がらないための、捲れ上がり防止金具（８）を四方に設けて構成される。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、
（１）防虫ネット（１）の垂れ防止金具（９）の両端（１０）を株元周辺の土（５）または、コンテナの縁の穴（７）に差し込む。
（２）防虫ネット（１）の垂れ防止金具（９）の上に防虫ネット（１）の中心穴（２）を株（１１）に合わせてコンテナを覆いかぶせる。防虫ネット（１）のカット（３）部を重ねる様にして害虫が進入しない様に隙間をなくす。
（３）風で防虫ネット（１）が捲れ上がらない様にコンテナの四方を捲れ上がり防止金具（８）でコンテナの縁（６）または、コンテナの縁の穴（７）に差し込む。

１防虫ネット
２中心穴
３カット
４コンテナ
５株元周辺の土
６コンテナの縁
７コンテナの縁の穴
８捲れ上がり防止金具
９垂れ防止金具
１０垂れ防止金具の両端
１１株

Claims

防虫ネット（１）が風で捲れ上がらない様に、捲れ上がり防止金具（８）を有し、防虫ネットが垂れて株元周辺の土（５）が網目の上に上がらない様に、防虫ネット垂れ防止金具（９）を有するコンテナ防虫ネット。
前記、防虫ネット（１）は、株（１１）を差し込む中心穴（２）を設け、１点の角から直線で中心穴（２）に向かってカット（３）されている請求項１に記載のコンテナ防虫ネット。
前記、捲れ上がり防止金具（８）は、防虫ネット（１）の上から四方にコンテナの縁（６）または、コンテナの縁の穴（７）に差し込んで捲れ上がりを防止する請求項１に記載のコンテナ防虫ネット。
前記、垂れ防止金具（９）は、防虫ネット（１）が垂れて株元周辺の土（５）が網目の上に上がって、害虫が土に卵を産み付けない様に垂れ防止金具（９）の両端（１０）を株元周辺の土（５）または、コンテナの縁の穴（７）に差し込んで防止する請求項１に記載のコンテナ防虫ネット。