JP5091501B2 - 外構用ルーバー - Google Patents
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Description
前記壁体2の厚さ方向に対して一定角度で傾斜するとともに、上下に所定間隔離間して配置された複数のルーバー構成材3を有しており、
これら複数のルーバー構成材3は、横方向に長尺な本体板部4と、この本体板部4の厚さ方向に直交する一面側および他面側に設けられ、苔等の植物5aが植栽される植栽部5とを備えており、この植栽部5は多孔質状に形成されていて、
前記ルーバー構成材3に、前記本体板部4および植栽部5の厚さ方向に沿って貫通する導水孔6が複数形成されていることを特徴とする。
前記複数の導水孔6は、前記ルーバー構成材3の上端部近傍と、中央部と、下端部近傍とに形成されており、これら導水孔6は、ルーバー構成材3の長さ方向に沿って並設されていることを特徴とする。
前記複数のルーバー構成材3は、上方に設けられたルーバー構成材3の導水孔6の滴下口の下方に、下方に設けられたルーバー構成材3が位置するようにして配置されていることを特徴とする。
前記複数のルーバー構成材3は、前記壁体2の厚さ方向に対する傾斜角度を調整可能となっていることを特徴とする。
栽された植物5aに対して限られた角度の日射しか当たらない場合などに、前記複数のルーバー構成材3の傾斜角度を調整することによって、確実に日射を得ることが可能となる。これによって、前記植栽部5に植栽された苔等の植物5aの生育状態を良好なものとすることができる。
前記本体板部4には、この本体板部4の厚さ方向に沿って貫通する貫通孔4aが複数形成されており、前記植栽部5は、これら貫通孔4aに充填された状態で本体板部4の一面側および他面側に設けられていることを特徴とする。
なお、外構用ルーバー1が壁体2に設けられる際の他の例として、図示はしないが、所定高さの壁体の上端に複数の支柱を立設し、これら支柱間に外構用ルーバー1を設けるようにしてもよいものとする。すなわち、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態の本体板部4は、例えば多孔質状に形成されたタイル等によって構成されており、植栽部5だけでなく本体板部4でも水分を浸透、保持できるので好ましい。なお、本実施の形態の本体板部4は、この多孔質タイルに限られるものではなく、特に、湿気を原因とした錆や腐食、劣化などに強い材質のものが望ましい。
そして、これによって、前記ルーバー構成材3の余剰水分を、本体板部4および植栽部5の厚さ方向に沿って誘導できるので、この余剰水分を前記本体板部4の一面側および他面側に設けられた植栽部5に確実に浸透させることができるとともに、余剰水分を下方のルーバー構成材3へと確実に滴下できる。すなわち、各ルーバー構成材3は、必要な水分を、それぞれの植栽部5全体に、限界まで浸透させて保水できるので、それぞれの植栽部5の保水状態を均等に維持することができる。
したがって、前記ルーバー構成材3の上端部近傍と、中央部と、下端部近傍の付近の余剰水分を、本体板部4および植栽部5の厚さ方向に沿って誘導できるので、この余剰水分を前記本体板部4の一面側および他面側に設けられた植栽部5に確実に浸透させることができるとともに、余剰水分を下方のルーバー構成材3へと確実に滴下できる。
なお、前記ルーバー構成材3の中央部に、ルーバー構成材の長さ方向に沿って並設される導水孔6は、図1および図2に示すように、本体板部4において隣り合う貫通孔4a同士の中間部分に位置するように形成されている。
また、前記導水孔6からの水分は、下方のルーバー構成材3の植栽部5に滴下されることとなるので、滴下した水分を、下方のルーバー構成材3の植栽部5全体に効率良く浸透させることができる。
そして、例えば従来、壁面緑化や屋上緑化等に利用される蔦やセダム、芝生等の植物などとは異なり、殆ど土壌を必要とすることなく生育させることができる。また、苔は、保水性が高く、自重の10〜20倍の水分を保水することができ、したがって、保持した水分や、その水分の蒸散により、周囲の温度を下げてヒートアイランド現象の軽減を好適に図ることができるようになっている。
なお、例えば前記壁体2に突起(図示せず)を設けて、この突起にルーバー構成材3が当たるようにしてルーバー構成材3が傾斜する角度の限界値を設定したり、回転軸7の回転をきつくして風などで角度が変わったりしないような工夫をすると好ましい。
2 壁体
3 ルーバー構成材
4 本体板部
5 植栽部
Claims (5)
- 塀等の建物外構用の壁体に設けられる外構用ルーバーにおいて、
前記壁体の厚さ方向に対して一定角度で傾斜するとともに、上下に所定間隔離間して配置された複数のルーバー構成材を有しており、
これら複数のルーバー構成材は、横方向に長尺な本体板部と、この本体板部の厚さ方向に直交する一面側および他面側に設けられ、苔等の植物が植栽される植栽部とを備えており、この植栽部は多孔質状に形成されていて、
前記ルーバー構成材に、前記本体板部および植栽部の厚さ方向に沿って貫通する導水孔が複数形成されていることを特徴とする外構用ルーバー。 - 請求項1に記載の外構用ルーバーにおいて、
前記複数の導水孔は、前記ルーバー構成材の上端部近傍と、中央部と、下端部近傍とに形成されており、これら導水孔は、ルーバー構成材の長さ方向に沿って並設されていることを特徴とする外構用ルーバー。 - 請求項1または2に記載の外構用ルーバーにおいて、
前記複数のルーバー構成材は、上方に設けられたルーバー構成材の導水孔の滴下口の下方に、下方に設けられたルーバー構成材が位置するようにして配置されていることを特徴とする外構用ルーバー。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の外構用ルーバーにおいて、
前記複数のルーバー構成材は、前記壁体の厚さ方向に対する傾斜角度を調整可能となっていることを特徴とする外構用ルーバー。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の外構用ルーバーにおいて、
前記本体板部には、この本体板部の厚さ方向に沿って貫通する貫通孔が複数形成されており、前記植栽部は、これら貫通孔に充填された状態で本体板部の一面側および他面側に設けられていることを特徴とする外構用ルーバー。
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