JP2010034950A - 多チャンネル信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的低速で幅広いレンジを計測するとともに、比較的狭いレンジで高速かつ高分解能で計測する多チャンネル信号処理装置を得る。
【解決手段】センサ信号S1からセンサ低速信号S4を抽出するローパスフィルタ2と、センサ低速信号S4を基準信号S2として記憶する基準信号記憶器3と、センサ信号S1と基準信号S2との差動増幅信号S3を生成する差動増幅器1と、差動増幅信号S3のADコンバータ101と、センサ低速信号S4のADコンバータ102と、ローパスフィルタ2から基準信号記憶器3への信号路を開閉するスイッチ4と、ローパスフィルタ2からADコンバータ102へのチャンネルを選択する選択器103と、選択チャンネルを決定する選択決定器202と、基準信号S11と差動増幅信号S7とからセンサ物理量S9を計算する換算器201とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、多チャンネルシステムのセンサ回路として用いられる多チャンネル信号処理装置に関し、特にワイドダイナミックレンジの信号処理を行うための技術に関するものである。
従来から、多チャンネルシステムにおいては、高速かつ高分解能の計測を長い時間にわたって行う場合に、計測対象に対して、計測周期と比較して緩やかではあるものの、大きな変動が加わることがある。
このような変動が加わった状態で計測対象の絶対値を測定する必要がある場合には、センサ出力を幅広いレンジで計測するとともに、高速かつ高分解能で計測する必要がある。
すなわち、多チャンネルシステムのセンサおよび信号処理装置においては、比較的低速ではあるが幅広いレンジを計測するとともに、比較的狭いレンジではあるが、高速かつ高分解能で計測することが求められる。
近年、欧州で開発が進められている星像観測用の可変形ミラーは、薄いミラーを裏側から押し引きすることにより、鏡の形状を制御するシステム構成を有する(たとえば、非特許文献1参照)。
非特許文献1においては、鏡の形状を制御するために、336本のリニアモータと各リニアモータに対応するように設けられた336個の変位センサとを備えた多チャンネルシステムが記載されている。
このように、鏡の形状を制御することにより、大気の揺らぎにより乱された観測対象である星像を補正する。この補正を実現するためには、制御装置において、大気の揺らぎを補正するのに十分な高速帯域が要求されるとともに、補正対象となる波長域の数100分の1以下の高い精度が要求される。
また、鏡形状を計測するための変位センサには、制御装置に必要な性能の1/10程度の、または、それ以上の高速かつ高分解能での計測が要求される。
さらに、長時間の運用中に発生するモータおよびセンサ自身の発熱、または、外気温度変化などに起因した構造材の熱変形などの、比較的ゆっくりではあるが大きな変動を計測することが要求される。
そこで、ワイドダイナミックレンジの信号処理を実現するために、最も単純な例として、高性能なAD変換器(以下、「ADコンバータ」という)を使用する方法が考えられるが、この場合、ビット数が多いので長い変換時間を要するとともに、演算時の桁数も多くなって長い演算時間を要するという問題がある。特に、高速化を必要とする多チャンネルシステムへの適用には不利であるうえ、コスト面でも問題が大きい。
また、汎用のADコンバータで高分解能の測定を実現する技術として、計測したセンサ出力電圧と基準電圧との差分を増幅する方法が一般的に知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1、特許文献2に記載の従来技術においては、センサ出力電圧と基準電圧との差動増幅値を、ADコンバータを介して演算器に取込み、この差動増幅情報に基づいて基準電圧を生成している。
特許文献1、特許文献2の技術は、汎用のADコンバータを用いているので、変換時間の問題は解消されているものの、やはり基準電圧を生成するための計算が必要であり、演算時間の観点で依然として問題がある。
また、演算結果から基準電圧を生成するために、DA変換器(以下、「DAコンバータ」という)を必要とするという問題がある。特に、高速化を必要とする多チャンネルシステムへの適用においては不利であるうえ、コスト面でも問題が大きい。
さらに、上記特許文献1、特許文献2の問題点を解消するための技術も提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
特許文献3においては、差動増幅信号から、ローパスフィルタを用いて低速の信号を抽出し、低速の信号を基準電圧として差動増幅回路に入力している。
これにより、基準電圧を生成するための演算やDAコンバータを不要としたうえで、対象とする高周波信号から、低速でかつ大きな変動を取り除いている。
しかし、特許文献3の技術は、高周波信号のみを測定対象としているので、変位センサのような絶対値を必要とする計測装置に適用することは不可能である。
"Modal Trajectory Generation for Adaptive Secondary Mirrors in Astronomical Adaptive Optics" Thomas Ruppel,et.al,IEEE Conference on Automation Science and Engineering Proc.,pp.430−435,2007 特開平6−334523号公報 特開平8−82821号公報 国際公開WO2004/075426号公報
従来の多チャンネル信号処理装置では、特許文献1、特許文献2の場合には、基準電圧を生成するために高精度なDAコンバータがチャンネル数と同じだけ必要になってしまううえ、基準電圧生成のために長い演算時間を必要とするので、高速化を必要とする多チャンネルシステムに適用することができないうえ、コストアップを招くという課題があった。
また、特許文献3の場合には、高周波信号のみを測定対象としているので、変位センサのような絶対値を必要とする計測装置に適用することができないという課題があった。
この発明は、比較的低速ではあるが幅広いレンジを計測するとともに、比較的狭いレンジではあるが高速かつ高分解能で計測することができ、ワイドダイナミックレンジの計測が可能で、かつ、絶対値計測が可能な多チャンネル信号処理装置を得ることを目的とする。
この発明による多チャンネル信号処理装置は、複数チャンネルのセンサ信号を処理する多チャンネル信号処理装置であって、複数チャンネルごとに、センサ信号からセンサ低速信号を抽出するローパスフィルタと、複数チャンネルごとに、センサ低速信号を第1の基準信号として記憶する基準信号記憶器と、複数チャンネルごとに、ローパスフィルタから基準信号記憶器への信号経路を開閉するためのスイッチと、複数チャンネルごとに、センサ信号を第1の基準信号に対して差動増幅した差動増幅信号を出力する差動増幅器と、複数チャンネルごとに、差動増幅信号をAD変換する第1のADコンバータと、第1のADコンバータよりも高分解能で、複数チャンネルのうちのいずれかのチャンネルのセンサ低速信号をAD変換する第2のADコンバータと、複数チャンネルごとのセンサ低速信号を切換えて第2のADコンバータに入力する選択器と、第2のADコンバータでAD変換されたセンサ低速信号を、複数チャンネルごとに割り振られたアドレスに第2の基準信号として記憶する基準信号記憶メモリと、選択器が複数チャンネルのうちのどのチャンネルのセンサ低速信号を選択するかを決定する選択決定器と、選択決定器が複数チャンネルのうちのどのチャンネルを選択しているかを判定してスイッチに対するスイッチ開閉信号を生成するスイッチ開閉信号生成器とを備えたものである。
この発明によれば、比較的低速ではあるが幅広いレンジを計測するとともに、比較的狭いレンジではあるが高速かつ高分解能で計測することが可能であり、また、基準信号もAD変換するために変換器により計測対象の絶対値を計測することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図である。
図1において、多チャンネル信号処理装置は、複数チャンネル(チャンネルCH1〜CH3)のセンサ信号S1を処理してセンサ物理量S9を出力するために、複数チャンネルごとのセンサ信号S1が入力される実装基板100と、実装基板100から出力される差動増幅信号S3およびセンサ低速信号S4を入力信号としてセンサ物理量S9を出力する信号処理ユニット300とを備えている。
なお、以下では、センサ物理量S9を出力するために、センサ物理量S9を計算する換算器201を備えた多チャンネル信号処理装置を例にとって説明するが、この発明の実施の形態1は、これに限定されることはない。たとえば、AD変換後の差動増幅信号S7と第2の基準信号S11と(後述する)のそれぞれを制御入力情報として任意の外部機器で利用する場合には、換算器201を削除することもできる。
各実装基板100は、同一構成を有しており、差動増幅器1と、ローパスフィルタ2と、基準信号記憶器3と、スイッチ4とを備えている。
各実装基板100内において、ローパスフィルタ2は、複数チャンネルごとに、センサ信号S1からセンサ低速信号S4を抽出する。
基準信号記憶器3は、複数チャンネルごとに、センサ低速信号S4を第1の基準信号(以下、単に「基準信号」という)S2として記憶する。
スイッチ4は、スイッチ開閉信号S10(後述する)に応答して、複数チャンネルごとに、ローパスフィルタ2から基準信号記憶器3への信号経路を開閉する。
また、差動増幅器1は、複数チャンネルごとに、センサ信号S1を基準信号S2に対して差動増幅した差動増幅信号S3を出力する。
差動増幅器1で用いられる基準信号S2は、スイッチ4の閉成(オン)時にローパスフィルタ2から基準信号記憶器3に保持した信号(センサ信号S1から抽出されたセンサ低速信号S4)である。
信号処理ユニット300は、複数チャンネルごとに、差動増幅信号S3をAD変換する第1のADコンバータ(以下、単に「ADコンバータ」という)101と、ADコンバータ101よりも高分解能で、複数チャンネルのうちのいずれかのチャンネルのセンサ低速信号S4をAD変換する第2のADコンバータ(以下、単に「ADコンバータ」という)102と、複数チャンネルごとのセンサ低速信号S4を切換えてADコンバータ102に入力する選択器103と、各ADコンバータ101、102の出力信号からセンサ物理量S9を生成する演算器200とを備えている。
演算器200は、換算器201と、選択決定器202と、スイッチ開閉信号生成器203と、基準信号記憶メモリ204とを備えている。
演算器200において、基準信号記憶メモリ204は、ADコンバータ102でAD変換されたセンサ低速信号S8を、複数チャンネルごとに割り振られたアドレスに第2の基準信号(以下、単に「基準信号」という)S11として記憶する。
換算器201は、基準信号記憶メモリ204内の基準信号S11と、各ADコンバータ101を介した差動増幅信号S7とからセンサ物理量S9を計算する。
選択決定器202は、選択器103が複数チャンネルのうちのどのチャンネルのセンサ低速信号S4を選択するかを決定するためのチャンネル信号S6を生成し、チャンネル信号S6を選択器103、スイッチ開閉信号生成器203および基準信号記憶メモリ204に入力する。
スイッチ開閉信号生成器203は、選択決定器202が複数チャンネルのうちのどのチャンネルを選択しているかを判定して、スイッチ4に対するスイッチ開閉信号S10を生成する。
具体的には、スイッチ開閉信号生成器203は、複数チャンネルごとのローパスフィルタ2とADコンバータ102とが接続されているかを判定するために、選択決定器202から生成されるソフトウェア上のチャンネル信号S6に基づいてスイッチ開閉信号S10を生成する。
図1においては、選択決定器202によりチャンネルCH2が選択決定され、選択器103を介してチャンネルCH2のセンサ低速信号S4がADコンバータ102に入力され、チャンネルCH2の実装基板100内のスイッチ4が閉成(オン)された場合を示している。
なお、図1では、複数チャンネルの数が「3」の場合を示しているが、チャンネル数は任意の所要数に設定され得る。
次に、図2を参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による動作について説明する。
図2はこの発明の実施の形態1による動作を示すタイミングチャートであり、センサ信号S1、センサ低速信号S4、基準信号S2、差動増幅信号S3およびスイッチ開閉信号S10(チャンネル信号S6に対応)の各信号波形を、時系列データのイメージで示している。
選択決定器202で選択決定されたチャンネル信号S6は、選択器103に入力され、選択されたチャンネル(図1では、CH2)に該当するセンサ低速信号S4が、選択器103を介してADコンバータ102に入力される。
また、チャンネル信号S6は、スイッチ開閉信号生成器203に入力され、スイッチ開閉信号生成器203は、図2内の期間T1〜T2(または、T3〜T4)のように、チャンネル信号S6に応じたスイッチ開閉信号S10を出力して、チャンネルCH2のスイッチ4を閉成(オン)させるとともに、チャンネルCH1、CH3のスイッチ4を開放(オフ)させる。
これにより、チャンネルCH2においては、図2内の波形(b)、(c)のように、センサ低速信号S4と基準信号S2との各信号レベルが同一になり、同時に、基準信号記憶器3の信号レベル(基準信号S2)が更新される。
基準信号S2は、スイッチ4が閉成(オン)されている間は、センサ低速信号S4と同一レベルなので、ローパスフィルタ2のカットオフ周波数以下のセンサ信号S1の変動、つまりセンサ低速信号S4は、差動増幅器1でキャンセルされる。
この結果、図2内の期間T1〜T2(または、T3〜T4)における波形(d)のように、差動増幅信号S3において、ゆっくりとした変動はなくなり、ローパスフィルタ2のカットオフ周波数以上の信号が、差動増幅信号S3に現れることになる。
なお、図2内の波形(d)において、期間T0〜T1(または、T2〜T3)における破線波形は、センサ低速信号S4の差動増幅波形を示している。
一方、上記期間T1〜T2(または、T3〜T4)において、選択決定器202で選択されていないチャンネルCH1、CH3のスイッチ4は開放(オフ)されているので、基準信号S2としては、期間T0〜T1(または、T2〜T3)の波形(c)のように、前回スイッチ4が閉成状態から開放される直前のセンサ低速信号S4の値が保持されていることになる。
この場合、差動増幅信号S3には、図2内の期間T0〜T1(または、T2〜T3)の波形(d)のように、センサ信号S1に含まれるゆっくりとした変動が現れる。
各チャンネルCH1〜CH3のセンサ低速信号S4は、ADコンバータ102を介してAD変換後のセンサ低速信号S8となり、基準信号記憶メモリ204に入力されて、チャンネルごとに割り振られたアドレスのメモリの該当チャンネルに基準信号S11として保存される。
また、基準信号記憶器3内の基準信号S2は、スイッチ4が閉成(オン)されている場合には、センサ低速信号S4に更新され、スイッチ4が開放(オフ)されている場合には、スイッチ4が前回閉成状態から開放される直前に保存された値になる。
換算器201は、差動増幅器1のゲインG1と、AD変換後の差動増幅信号S7の値D7と、基準信号記憶メモリ204から読み出される基準信号S11の値D11とを用いて、以下の式(1)のように、センサ物理量S9の値D9を計算する。
D9=D7/G1+D11 ・・・(1)
より具体的には、たとえば、基準信号記憶器3として、PKD01(アナログデバイス社)のサンプル・ホールドICを用い、選択器103として、ADG406(アナログデバイス社)のマルチプレクサICを用い、スイッチ4として、ADG436(アナログデバイス社)のアナログスイッチを用い、ADコンバータ102として、AD7634(アナログデバイス社)のAD変換ICを用いるものする。
この場合、基準信号記憶器3(PKD01)に10[V]の電圧を充電する時間は、PKD01のスルーレートが0.5[V/usec]なので、20[usec]となる。
また、選択器103(マルチプレクサ)のセトリング時間は、1[usec]以下であり、スイッチ4(アナログスイッチ)のスイッチング時間は、200[nsec]以下であり、ADコンバータ102の変換時間は、データラッチ時間を含めて2[usec]程度である。
したがって、各チャンネルの基準信号記憶器3が値を保持して、AD変換するまでに必要な時間は、23[usec]に、選択決定器202の演算時間(たとえば、17[usec])を加算した時間、すなわち40[usec]だけ必要なことになる。
また、基準信号記憶器3(PKD01)の電圧降下は、0.1[mV/msec]であり、0.1[mV]がセンサ物理量S9の分解能程度であるシステムの場合には、1[msec]以内に再度、基準信号記憶器3内の基準信号S2を更新する必要がある。
この場合、25(=1[msec]/40[usec])チャンネルの基準信号S2を、1つのADコンバータ102で計測可能となる。
この発明の実施の形態1(図1)の構成により、センサ物理量S9の分解能は、ADコンバータ101の最小ビットの1/G1倍の値となり、擬似的にADコンバータ101の分解能を向上させることができる。
また、AD変換後のセンサ低速信号S8からなる基準信号S11も測定しているので、センサ物理量S9の絶対値も計測することができる。
また、基準信号S2を生成する際に、センサ信号S1からセンサ低速信号S4を抽出しているので、基準信号S2を生成のための演算装置およびDAコンバータが不要となる。
さらに、基準信号S2が基準信号記憶器3に保持されるので、ADコンバータ101を介して換算器201に一度読込めば次の更新時まで読込む必要がなく、この間に他のチャンネルの基準信号S2を読込むことができる。
したがって、信号処理ユニット300において単一のADコンバータ102のみを用意すれば、複数チャンネルの基準信号S2に対応したセンサ低速信号S4を切換えて読込むことができ、演算時間、HWリソースの観点で高速制御が必要な多チャンネルシステムへの適用に有利な構成を実現することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1(図1)に係る多チャンネル信号処理装置は、複数チャンネルのセンサ信号S1を処理してセンサ物理量S9を出力するために、複数チャンネルごとに、センサ信号S1からセンサ低速信号S4を抽出するローパスフィルタ2と、複数チャンネルごとに、センサ低速信号S4を基準信号S2として記憶する基準信号記憶器3と、複数チャンネルごとに、ローパスフィルタ2から基準信号記憶器3への信号経路を開閉するためのスイッチ4と、複数チャンネルごとに、センサ信号S1を基準信号S2に対して差動増幅した差動増幅信号S3を出力する差動増幅器1とを備えている。
また、この発明の実施の形態1に係る多チャンネル信号処理装置は、複数チャンネルごとに、差動増幅信号S3をAD変換するADコンバータ101と、ADコンバータ101よりも高分解能で、複数チャンネルのうちのいずれかのチャンネルのセンサ低速信号S4をAD変換するADコンバータ102と、複数チャンネルごとのセンサ低速信号S4を切換えてADコンバータ102に入力する選択器103と、ADコンバータ102でAD変換されたセンサ低速信号S8を、複数チャンネルごとに割り振られたアドレスに基準信号S11として記憶する基準信号記憶メモリ204と、選択器103が複数チャンネルのうちのどのチャンネルのセンサ低速信号S4を選択するかを決定する選択決定器202と、選択決定器202が複数チャンネルのうちのどのチャンネルを選択しているかを判定してスイッチ4に対するスイッチ開閉信号S10を生成するスイッチ開閉信号生成器203と、基準信号S11とADコンバータ101を介した差動増幅信号S7とからセンサ物理量S9を計算する換算器201とを備えている。
差動増幅器1は、センサ信号S1および基準信号S2を入力とし、ローパスフィルタ2は、センサ信号S1から低速の信号成分(基準信号S2となるセンサ低速信号S4)を抽出し、ADコンバータ102は、センサ低速信号S4(基準信号)をAD変換する。
選択器103は、多チャンネルの中から変換および更新するセンサ低速信号S4(基準信号)を選択し、選択決定器202は、選択器103により選択されたことを判定する。
スイッチ4は、選択決定器202により選択されていることを検知した場合に、閉成(オン)されて、基準信号記憶器3内の基準信号S2を更新する。
これにより、比較的低速ではあるが幅広いレンジを計測するとともに、比較的狭いレンジではあるが高速かつ高分解能で計測することが可能となる。
また、センサ低速信号S4(基準信号)をAD変換するADコンバータ102を設けたことにより、計測対象の絶対値を計測することができる。
また、基準信号S2をセンサ信号S1から生成しているので、基準信号発生器を不要とすることができる。
また、基準信号S2が基準信号記憶器(記憶素子)3に保持されるので、ADコンバータ102の前段に切換用の選択器103を設けることにより、単一のADコンバータ102のみで、複数チャンネルの基準信号を換算器201に読込めるので、演算時間、HWリソースの観点で高速制御が必要な多チャンネルシステムへの適用に有利となる。
また、スイッチ開閉信号生成器203は、複数チャンネルごとのローパスフィルタ2とADコンバータ102とが接続されているかを判定するために、選択決定器202から生成されるソフトウェア上のチャンネル信号S6に基づいてスイッチ開閉信号S10を生成しており、選択決定器202の選択結果をソフトウェア上のデータで確実に判定できるので、多チャンネル信号処理装置(センサ回路)の実装基板100を簡単に構成することができる。
さらに、換算器201により、センサ信号S1(センサの出力電圧値)からセンサ物理量S9を求めることができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1)では、選択決定器202からのチャンネル信号S6を直接用いて選択器103を切換えたが、図3のように、チャンネル信号S6に基づくスイッチ開閉信号S10を用いて選択器103Aを切換えてもよい。
図3はこの発明の実施の形態2に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
図3において、選択決定器202からのチャンネル信号S6は、選択器103Aには入力されずに、スイッチ開閉信号生成器203および基準信号記憶メモリ204のみに入力されている。
この場合、選択器103Aには、スイッチ開閉信号S10が入力されており、スイッチ開閉信号S10は、選択器103Aに対するチャンネル選択信号としても機能する。
具体的には、スイッチ開閉信号S10は、たとえば3ビットのパラレル信号からなり、スイッチ開閉信号S10の1ビット目が「1(High)」になると、チャンネルCH1のスイッチ4を閉成させるとともに、チャンネルCH1のセンサ低速信号S4がADコンバータ102に入力されるように選択器103Aを動作させる。
また、スイッチ開閉信号S10は、2ビット目が「1(High)」になると、チャンネルCH2のスイッチ4を閉成させるとともに、チャンネルCH2のセンサ低速信号S4がADコンバータ102に入力されるように選択器103Aを動作させる。
さらに、スイッチ開閉信号S10は、3ビット目が「1(High)」になると、チャンネルCH3のスイッチ4を閉成させるとともに、チャンネルCH3のセンサ低速信号S4がADコンバータ102に入力されるように選択器103Aを動作させる。
以上のように、この発明の実施の形態2(図3)によれば、前述の実施の形態1と同様の作用効果を奏するとともに、選択決定器202からの選択器103Aへの信号ラインが不要になるので、信号処理ユニット300A内の演算器200Aにパラレル信号ポートを設置する必要がなくなり、ポート数を削減することができる。また、これにより、コストダウンを実現することができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1(図1)では、スイッチ開閉信号生成器203を演算器200内に設けたが、図4のように、スイッチ開閉信号生成器203Bを実装基板100B内に設けてもよい。
図4はこの発明の実施の形態3に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
図4において、スイッチ開閉信号生成器203Bは、複数チャンネルごとのローパスフィルタ2とADコンバータ102とが接続されているかを判定するために、差動増幅器1およびローパスフィルタ2が搭載された実装基板100B上に設けられている。
この場合、信号処理ユニット300B内の演算器200Bにおいて、スイッチ開閉信号生成器203およびスイッチ開閉信号S10は不要となる。
具体的には、スイッチ開閉信号生成器203Bは、たとえば電流を検知するホール素子からなり、選択器103Bがオープン状態であるか、または、ローパスフィルタ2をADコンバータ102に接続しているかを判定する。
もし、選択器103Bがローパスフィルタ2をADコンバータ102に接続していると判定された場合には、スイッチ開閉信号生成器203Bは、該当するチャンネルの選択判定信号S5を生成してスイッチ4を閉成(オン)させる。逆に、選択器103Bがオープン状態であると判定された場合には、スイッチ開閉信号生成器203Bは、該当するチャンネルのスイッチ4を開放(オフ)させる。
以上のように、この発明の実施の形態3(図4)によるスイッチ開閉信号生成器203Bは、複数チャンネルごとのローパスフィルタ2とADコンバータ102とが接続されているかを判定するために、差動増幅器1およびローパスフィルタ2が搭載された実装基板100B上に設けられているので、前述の作用効果に加えて、スイッチ開閉信号S10を接続するケーブルと、スイッチ開閉信号S10を演算器200Bからパラレル出力するためのデジタル信号ポートとを不要とし、実装基板100Bと演算器200Bとの間に接続ケーブルおよび演算器200Bのデジタル出力ポート数を削減することができる。また、これにより、コストダウンを実現することができる。
実施の形態4.
なお、上記実施の形態1(図1)では、選択決定器202の選択決定条件について言及しなかったが、図5のように、選択決定器202Cに閾値判定器205を設け、閾値オーバフラグ信号S12に応答して、差動増幅信号S3の出力レベルが所定の閾値を超えたチャンネルを選択対象として決定するように構成してもよい。
図5はこの発明の実施の形態4に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「C」を付して詳述を省略する。
図5において、信号処理ユニット300C内の演算器200Cには、選択決定器202Cと協働する閾値判定器205が設けられている。
閾値判定器205は、差動増幅信号S3の出力レベル判定用の所定の閾値を設定するとともに、AD変換後の差動増幅信号S7を入力情報として、チャンネルごとの差動増幅信号S7の出力レベルが所定の閾値を超えた場合に、該当チャンネルの閾値オーバフラグ信号S12を生成する。
閾値判定器205で設定される閾値は、スイッチ4の開閉チャタリングを回避するために、開閉直後において非線形性(ヒステリシス)を有するものとする。
閾値判定器205からの閾値オーバフラグ信号S12は、所定の閾値を超えたチャンネルに対する選択指令となって、選択決定器202Cに入力される。
選択決定器202Cは、閾値オーバフラグ信号S12に応答して、選択器103、スイッチ開閉信号生成器203および基準信号記憶メモリ204に対するチャンネル信号S6を生成する。
以上のように、この発明の実施の形態4(図5)による選択決定器202Cは、差動増幅信号S3(S7)の出力レベルが所定の閾値を超えたチャンネルを選択対象として決定するので、差動増幅信号S3の波形において比較的ゆっくりとした変動周期が早くなった場合にも、差動増幅信号S3がレンジアウトしないようにすることができる。
また、閾値判定器205で設定される所定の閾値は、スイッチ4の開閉直後においてヒステリシス特性を有するので、チャンネル切換時に発生しがちなチャタリングを防止することができる。
さらに、上記(図5)の構成は、前述の実施の形態1に限らず、実施の形態2、3にも適用可能であり、同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態5.
なお、上記実施の形態1(図1)では、センサ物理量S9の具体的な用途について言及しなかったが、図6のように、センサ物理量S9を可変形ミラー301の駆動制御に用いてもよい。
図6はこの発明の実施の形態5に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図であり、星像観測用の可変形ミラーシステムの鏡形状の制御に適用した場合を示している。
図6において、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
可変形ミラーシステムは、反射型天体望遠鏡の本体を構成する可変形ミラー301と、実装基板100を含む複数チャンネルごとのハウジング302と、可変形ミラー301およびハウジング302の対向面にそれぞれ設けられたセンサプローブ303と、可変形ミラー301を駆動する複数チャンネルごとのリニアモータ304と、ハウジング302が載置されるベースプレート305と、センサ物理量S9を入力情報として駆動電流信号S13を出力する駆動ユニット306とを備えている。
変位センサとして機能するセンサプローブ303は、複数チャンネルごとのセンサ信号S1を各チャンネルの実装基板100に入力する。
駆動ユニット306は、信号処理ユニット300から出力されるセンサ物理量S9に基づいて、リニアモータ304に対する適切な駆動電流信号S13を生成する。
リニアモータ304は、駆動ユニット306からの駆動電流信号S13に応じて、可変形ミラー301の鏡形状を制御することにより、大気の揺らぎによって乱された観測対象(星像)を補正する。
信号処理ユニット300、センサプローブ303、駆動ユニット306およびリニアモータ304を含む可変形ミラーシステム制御系には、前述のように、大気の揺らぎを補正するための高速の帯域が要求されるとともに、補正対象となる波長域の数100分の1以下の高い精度が要求されるので、計測用の変位センサ(センサプローブ303)には、制御系に必要な性能の1/10程度、または、それ以上の高速かつ高分解能での計測が要求され、さらに、長時間運用中に発生するリニアモータ304やセンサプローブ303自身の発熱、または、外気温度変化などに起因する構造材の熱変形などの比較的ゆっくりで大きな変動を計測することが要求される。
したがって、この発明の実施の形態5(図6)の多チャンネル信号処理装置は、可変形ミラーシステムのセンサ信号処理装置として適用した場合に特に有効である。
以上のように、この発明の実施の形態5によれば、前述の実施の形態1と同様に、比較的低速で幅広いレンジを計測するとともに、比較的狭いレンジで高速かつ高分解能で計測することが可能であり、可変形ミラーシステムに有効なセンサ信号処理装置を実現することができる。
なお、図6の構成は、前述の実施の形態1に限らず、実施の形態2〜4のいずれにも適用可能であり、同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
この発明の実施の形態1に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1による動作を信号時系列データイメージで示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態3に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態4に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態5に係る多チャンネル信号処理装置を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 差動増幅器、2 ローパスフィルタ(ローパスフィルタ)、3 基準信号記憶器、4 スイッチ、100 実装基板、101 第1のADコンバータ、102 第2のADコンバータ、103 選択器、200 演算器、201 換算器、202 選択決定器、203 スイッチ開閉信号生成器、204 基準信号記憶メモリ、205 閾値判定器、300 信号処理ユニット、301 可変形ミラー、302 ハウジング、303 センサプローブ、304 リニアモータ、305 ベースプレート、306 駆動ユニット、S1 センサ信号、S2 第1の基準信号、S3 差動増幅信号、S4 センサ低速信号、S5 選択判定信号、S6 チャンネル信号、S7 AD変換後の差動増幅信号、S8 AD変換後のセンサ低速信号、S9 センサ物理量、S10 スイッチ開閉信号、S11 第2の基準信号、S12 閾値オーバフラグ信号、S13 駆動電流。

Claims (7)

  1. 複数チャンネルのセンサ信号を処理する多チャンネル信号処理装置であって、
    前記複数チャンネルごとに、前記センサ信号からセンサ低速信号を抽出するローパスフィルタと、
    前記複数チャンネルごとに、前記センサ低速信号を第1の基準信号として記憶する基準信号記憶器と、
    前記複数チャンネルごとに、前記ローパスフィルタから前記基準信号記憶器への信号経路を開閉するためのスイッチと、
    前記複数チャンネルごとに、前記センサ信号を前記第1の基準信号に対して差動増幅した差動増幅信号を出力する差動増幅器と、
    前記複数チャンネルごとに、前記差動増幅信号をAD変換する第1のADコンバータと、
    前記第1のADコンバータよりも高分解能で、前記複数チャンネルのうちのいずれかのチャンネルのセンサ低速信号をAD変換する第2のADコンバータと、
    前記複数チャンネルごとのセンサ低速信号を切換えて前記第2のADコンバータに入力する選択器と、
    前記第2のADコンバータでAD変換されたセンサ低速信号を、前記複数チャンネルごとに割り振られたアドレスに第2の基準信号として記憶する基準信号記憶メモリと、
    前記選択器が前記複数チャンネルのうちのどのチャンネルのセンサ低速信号を選択するかを決定する選択決定器と、
    前記選択決定器が前記複数チャンネルのうちのどのチャンネルを選択しているかを判定して前記スイッチに対するスイッチ開閉信号を生成するスイッチ開閉信号生成器と
    を備えたことを特徴とする多チャンネル信号処理装置。
  2. 前記第2の基準信号と前記第1のADコンバータを介した差動増幅信号とからセンサ物理量を計算する換算器をさらに備え
    前記複数チャンネルのセンサ信号を処理して前記センサ物理量を出力することを特徴とする請求項1に記載の多チャンネル信号処理装置。
  3. 前記センサ物理量は、可変形ミラーシステムの駆動ユニットに対する入力情報として適用されることを特徴とする請求項2に記載の多チャンネル信号処理装置。
  4. 前記スイッチ開閉信号生成器は、
    前記複数チャンネルごとの前記ローパスフィルタと前記第2のADコンバータとが接続されているかを判定するために、
    前記選択決定器から生成されるソフトウェア上のチャンネル信号に基づいて前記スイッチ開閉信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多チャンネル信号処理装置。
  5. 前記スイッチ開閉信号生成器は、
    前記複数チャンネルごとの前記ローパスフィルタと前記第2のADコンバータとが接続されているかを判定するために、
    前記差動増幅器および前記ローパスフィルタが搭載された実装基板上に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多チャンネル信号処理装置。
  6. 前記選択決定器は、前記差動増幅信号の出力レベルが所定の閾値を超えたチャンネルを選択対象として決定することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の多チャンネル信号処理装置。
  7. 前記所定の閾値は、前記スイッチの開閉直後においてヒステリシス特性を有することを特徴とする請求項6に記載の多チャンネル信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017069854A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 東芝メディカルシステムズ株式会社 A/d変換回路および放射線画像診断装置

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