JP2010033533A - メモリモジュール、および、メモリ用補助モジュール - Google Patents

メモリモジュール、および、メモリ用補助モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】メモリモジュールにおいて、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数とが、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルを特定するためのバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数と整合していない場合でも、メモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させる。
【解決手段】メモリモジュール100は、SDRAM110と、アドレス生成回路120とを備える。アドレス生成回路120は、メモリコントローラ12から出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスB2を生成し、生成されたバンクアドレスB2をSDRAM110に出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、メモリモジュール、および、メモリ用補助モジュールに関するものである。
従来、複数の半導体メモリチップを基板に装着して配線し、コンピュータに接続するための接続端子を設けたメモリモジュールが普及している。このメモリモジュールに備えられるメモリには、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)がある。そして、SDRAMでは、内部が複数のバンクに分割されており、各バンクは、それぞれ独立して動作可能となっている。このSDRAMにおいて、アクセス対象となるメモリセルは、コンピュータが備えるメモリコントローラから出力されたバンクアドレスと、ロウアドレスと、カラムアドレスとによって特定される。なお、バンクアドレスは、バンクアドレス用の信号線を用いてSDRAMに入力され、ロウアドレス、および、カラムアドレスは、共通の信号線を用いてSDRAMに入力される。また、ロウアドレス、および、カラムアドレスは、ロウアドレス、カラムアドレスの順に、2回に分けてSDRAMに入力される。
ところで、メモリモジュールにおけるメモリの大容量化に伴い、メモリセルの数が増加するので、アクセス対象となるメモリセルを特定するためのバンクアドレスのビット数や、ロウアドレスのビット数や、カラムアドレスのビット数が変化する。例えば、バンクの数が2倍になれば、バンクアドレスのビット数が1ビット増加する。このため、大容量のメモリを備えるメモリモジュールを、このメモリモジュールに対応していないメモリコントローラを備えるコンピュータに接続した場合、すなわち、メモリコントローラが出力する各アドレスのビット数と、アクセス対象となるメモリセルを特定するための各アドレスのビット数とが整合していない場合には、コンピュータ(メモリコントローラ)は、メモリモジュールの一部のメモリセルにしかアクセスできないという不具合があった。
そこで、メモリモジュールにおいて、メモリコントローラが出力する各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルを特定するための各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、メモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能とする技術が提案されている(例えば、下記特許文献1,2参照)。
特開2005−62914号公報 特開2004−94785号公報
しかし、上記特許文献に記載された技術によっても、メモリモジュールを正常に動作させることができない場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、メモリモジュールにおいて、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数とが、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルを特定するためのバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数と整合していない場合でも、メモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]メモリモジュールであって、マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリと、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスを生成し、該生成されたバンクアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路と、を備えるメモリモジュール。
適用例1のメモリモジュールでは、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、アドレス生成回路によって、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスを生成し、この生成されたバンクアドレスをメモリに出力することができる。したがって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させることができる。
[適用例2]適用例1記載のメモリモジュールであって、前記アドレス生成回路は、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを一時的に記憶するレジスタと、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスとして、前記メモリに出力する出力選択部と、前記メモリコントローラから出力されたロウ・アドレス・ストローブ信号と、カラム・アドレス・ストローブ信号と、ライト・イネーブル信号とに基づいて、前記メモリに対するアクセス方法を指定するコマンドを解析し、該解析されたコマンドを、前記レジスタ、および、前記出力選択部に出力するコマンド解析部と、を備え、前記レジスタは、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記ロウアドレスの最上位ビットの記憶、および、リセットを行い、前記出力選択部は、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを出力する、メモリモジュール。
[適用例3]メモリモジュールであって、マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリと、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、前記メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、該生成されたカラムアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路と、を備えるメモリモジュール。
適用例3のメモリモジュールでは、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、アドレス生成回路によって、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、この生成されたカラムアドレスをメモリに出力することができる。したがって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させることができる。
[適用例4]適用例3記載のメモリモジュールであって、前記アドレス生成回路は、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを一時的に記憶するレジスタと、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスとして、前記メモリに出力する出力選択部と、前記メモリコントローラから出力されたロウ・アドレス・ストローブ信号と、カラム・アドレス・ストローブ信号と、ライト・イネーブル信号とに基づいて、前記メモリに対するアクセス方法を指定するコマンドを解析し、該解析されたコマンドを、前記レジスタ、および、前記出力選択部に出力するコマンド解析部と、を備え、前記レジスタは、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記ロウアドレスの最上位ビットの記憶、および、リセットを行い、前記出力選択部は、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを出力する、メモリモジュール。
[適用例5]適用例2または4記載のメモリモジュールであって、前記レジスタは、前記メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号の立ち下がりエッジで前記コマンド解析部から入力されたコマンドを確定する、メモリモジュール。
適用例5のメモリモジュールでは、レジスタは、メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号を入力し、その立ち下がりエッジでコマンド解析部から入力されたコマンドを確定するので、クロック信号の立ち上がりエッジでコマンドを確定するよりも早いタイミングでメモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットの記憶、および、リセットを行うことができる。
[適用例6]適用例2または4記載のメモリモジュールであって、
前記レジスタは、前記メモリコントローラから出力されたクロック信号の立ち上がりエッジで前記コマンド解析部から入力されたコマンドを確定する、
メモリモジュール。
上述した適用例5のメモリモジュールによれば、レジスタは、メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号の立ち下がりエッジでコマンド解析部から入力されたコマンドを確定するので、クロック信号の立ち上がりエッジでコマンドを確定するよりも早いタイミングでメモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットの記憶、および、リセットを行うことができる。しかし、コマンド解析部から入力されるコマンドがチップセレクト信号よりも高速に変更される場合には、レジスタは、すべてのコマンドを確定することができない場合が生じる。
適用例6のメモリモジュールでは、レジスタは、メモリコントローラから出力されたクロック信号を入力し、その立ち上がりエッジでコマンド解析部から入力されたコマンドを確定するので、コマンド解析部から入力されるコマンドがチップセレクト信号よりも高速に変更される場合に、すべてのコマンドを確定することができる。
[適用例7]適用例2または4記載のメモリモジュールであって、前記コマンド解析部は、前記メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号の立ち下がりエッジで前記コマンドの解析を行う、メモリモジュール。
適用例7のメモリモジュールでは、コマンド解析部は、メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号を入力し、その立ち下がりエッジでコマンドの解析を行ってコマンドを確定することができるので、クロック信号の立ち上がりエッジでコマンドの解析を行うよりも早いタイミングでコマンドを確定して、確定したコマンドを、レジスタ、および、出力選択部に出力することができる。そして、レジスタ、および、出力選択部は、確定されたコマンドに従って動作することができる。
[適用例8]適用例1ないし7のいずれかに記載のメモリモジュールであって、さらに、前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数とが、それぞれ、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数と等しいときに、前記アドレス生成回路からの出力を遮断するためのスイッチを備える、メモリモジュール。
適用例8のメモリモジュールでは、上記スイッチを切り換えることによって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合しているときには、アドレス生成回路からの出力を遮断し、整合していないときには、アドレス生成回路によって生成されたアドレスをメモリに出力するようにすることができる。
[適用例9]メモリコントローラと、マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリを備えるメモリモジュールとに接続され、前記メモリコントローラと前記メモリモジュールとの間における信号およびデータのやり取りを中継するメモリ用補助モジュールであって、前記メモリ用補助モジュールは、前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに利用されるメモリ用補助モジュールであり、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスを生成し、該生成されたバンクアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路を備える、メモリ用補助モジュール。
適用例9のメモリ用補助モジュールでは、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、アドレス生成回路によって、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスを生成し、この生成されたバンクアドレスをメモリモジュールに出力することができる。したがって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させることができる。なお、適用例9のメモリ用補助モジュールにおけるアドレス生成回路についても、適用例1のメモリモジュールにおけるアドレス生成回路と同様に、先に示したに種々の付加的要素を適用することが可能である。
[適用例10]メモリコントローラと、マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリを備えるメモリモジュールとに接続され、前記メモリコントローラと前記メモリモジュールとの間における信号およびデータのやり取りを中継するメモリ用補助モジュールであって、前記メモリ用補助モジュールは、前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、前記メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに利用されるメモリ用補助モジュールであり、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、該生成されたカラムアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路を備える、メモリ用補助モジュール。
適用例10のメモリ用補助モジュールでは、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、アドレス生成回路によって、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、この生成されたカラムアドレスをメモリモジュールに出力することができる。したがって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させることができる。なお、適用例10のメモリ用補助モジュールにおけるアドレス生成回路についても、適用例3のメモリモジュールにおけるアドレス生成回路と同様に、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明は、上述した種々の特徴の一部を、適宜、組み合わせて構成することができる。例えば、適用例1のメモリモジュールにおけるアドレス生成回路と、適用例3のメモリモジュールにおけるアドレス生成回路との双方を備えるメモリモジュールを構成し、適宜、両者を使い分けるようにしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
図1、および、図2は、本発明の第1実施例としてのメモリモジュール100の概略構成を示す説明図である。図1に、メモリモジュール100がメモリコントローラ10に接続されているときの様子を示した。また、図2に、メモリモジュール100がメモリコントローラ12に接続されているときの様子を示した。これらの差異については後述する。
このメモリモジュール100は、図示するように、SDRAM110と、アドレス生成回路120とを備えている。本実施例では、SDRAM110として、1ギガビット(64メガワード×16ビット)のDDR2(Double Data Rate 2)SDRAMを用いるものとした。このSDRAM110は、後述するように、内部が8つのバンクに分割されており、各バンクは、それぞれ独立して動作可能である。そして、SDRAM110には、3ビットのバンクアドレス(BA0〜BA2)と、13ビットのロウアドレス(A0〜A12)と、10ビットのカラムアドレス(A0〜A9)とが入力され、これらのアドレスに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定される。ロウアドレス、および、カラムアドレスは、共通の信号線を用いて、ロウアドレス、カラムアドレスの順に、2回に分けてSDRAM100に入力されるので、ロウアドレス、および、カラムアドレスの符号の頭には、共通する「A」を付すものとした。
なお、SDRAM110には、上記各アドレスの他に、チップセレクト信号(CS)や、ロウ・アドレス・ストローブ信号(RAS)や、カラム・アドレス・ストローブ信号(CAS)や、ライト・イネーブル信号(WE)や、図示しないクロック信号や、クロック・イネーブル信号等のSDRAM110の動作に用いられる各種信号が入力される。また、メモリモジュール100は、メモリコントローラとSDRAM110との間でのデータの入出力を行うための図示しないデータ入出力ピン、および、配線も備えている。
図1、および、図2に示すように、本実施例のメモリモジュール100は、メモリコントローラ10、または、メモリコントローラ12に接続され得る。
メモリコントローラ10は、1ギガビット(64メガワード×16ビット)のDDR2SDRAM(SDRAM110)に対応しており、図1に示したように、3ビットのバンクアドレス(BA0〜BA2)や、13ビットのロウアドレス(A0〜A12)や、10ビットのカラムアドレス(A0〜A9)等を出力する。つまり、メモリコントローラ10から出力される各アドレスのビット数と、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数とは整合している。
一方、メモリコントローラ12は、内部が4つのバンクに分割された、512メガビット(64メガワード×8ビット)のDDR2SDRAMに対応しており、図2に示したように、2ビットのバンクアドレス(BA0,BA1)や、14ビットのロウアドレス(A0〜A13)や、10ビットのカラムアドレス(A0〜A9)等を出力する。つまり、メモリコントローラ12から出力される各アドレスのビット数と、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数とは整合しておらず、メモリコントローラ12から出力される各アドレスのビット数の総和は、SDRAM100においてアクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数の総和と等しく、かつ、メモリコントローラ12から出力されるロウアドレスのビット数は、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラ12から出力されるバンクアドレスのビット数は、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ない。メモリモジュール100が備えるアドレス生成回路120は、メモリモジュール100がメモリコントローラ12に接続されたときに、メモリコントローラ12から出力される各アドレスとSDRAM110に入力される各アドレスとのビット数の不整合を解消するためのものである。
アドレス生成回路120は、レジスタ122と、出力選択部124と、スイッチ126と、コマンド解析部128とを備えている。なお、スイッチ126は、ユーザの操作によってON/OFFの切り換えがなされる。具体的には、スイッチ126は、図1に示したように、ユーザがメモリモジュール100をメモリコントローラ10に接続するときに、ユーザの操作によってオフとされ、アドレス生成回路120からSDRAM110への出力が遮断される。また、スイッチ126は、図2に示したように、ユーザがメモリモジュール100をメモリコントローラ12に接続するときに、ユーザの操作によってオンとされ、アドレス生成回路120からSDRAM110への出力がなされる。
コマンド解析部128は、メモリコントローラ12から出力されたロウ・アドレス・ストローブ信号(RAS)と、カラム・アドレス・ストローブ信号(CAS)と、ライト・イネーブル信号(WE)とに基づいて、SDRAM110に対するアクセス方法を指定するコマンドを解析し、解析されたコマンドを、レジスタ122、および、出力選択部124に出力する。このコマンドは、SDRAMの動作制御に用いられる周知のコマンドであり、コマンドとしては、例えば、全バンク・プリチャージ、指定バンク・プリチャージ、リフレッシュ、モード・レジスタ・セット、アクティブ、リード、ライト等が挙げられる。
レジスタ122は、コマンド解析部128から入力されたコマンドに基づいて、メモリコントローラ12から出力されたロウアドレスの最上位ビット(A13)を一時的に記憶したり、リセットしたりする。また、レジスタ122には、チップセレクト信号(CS)が入力され、レジスタ122は、入力されたチップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンド解析部128から入力されたコマンドを確定する。なお、メモリコントローラ12は、後述するように、SDRAM110の8つのバンクを、4つのバンクとして扱うので、図示は省略されているが、アドレス生成回路120には、これらにそれぞれ対応した4つのレジスタ122が備えられている。
出力選択部124は、コマンド解析部128から入力されたコマンドに基づいて、メモリコントローラ12から出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、レジスタ122に記憶されたロウアドレスの最上位ビットを、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレス(B2)として、SDRAM110に出力する。
このようなアドレス生成回路120をメモリモジュール100が備えることによって、メモリモジュール100が、SDRAM110(1ギガビット(64メガワード×16ビット)のDDR2SDRAM)に対応していないメモリコントローラ12に接続されている場合であっても、メモリコントローラ10に接続されている場合と同様に、SDRAM110には、アクセス対象となるメモリセルを特定するための各アドレスがすべて入力されるので、SDRAM110は、正常に動作することができる。
図3は、512メガビット(64メガワード×8ビット)のDDR2SDRAMのバンク構成を示す説明図である。図示するように、SDRAMの内部は、4つのバンク(Bank0〜Bank3)に分割されている。なお、各バンクがそれぞれ動作可能なように、バンクごとに、図示しないロウデコーダや、カラムデコーダや、センスアンプ等が備えられている。そして、メモリコントローラ12は、2ビットのバンクアドレスBA0,BA1によって、4つのバンクの中から、アクセス対象となるメモリセルを有するバンクを特定し、さらに、ロウアドレス、および、カラムアドレスによって、特定されたバンク内のメモリセルを特定する。
図4は、1ギガビット(64メガワード×16ビット)のDDR2SDRAM(SDRAM110)のバンク構成を示す説明図である。図示するように、SDRAM110の内部は、8つのバンク(Bank0〜Bank7)に分割されている。なお、各バンクがそれぞれ独立して動作可能なように、バンクごとに、図示しないロウデコーダや、カラムデコーダや、センスアンプ等が備えられている。このようなSDRAM110を直接的にメモリコントローラ12に接続した場合、先に説明したように、メモリコントローラ12から出力される各アドレスのビット数と、アクセス対象となるメモリセルの特定に用いられる各アドレスのビット数とが整合していないため、メモリコントローラ12は、SDRAM110を正常に動作させることができない。これに対し、本実施例では、メモリモジュール100が先に説明したアドレス生成回路120を備えることによって、メモリコントローラ12は、図3に示した、内部が4つのバンクに分割された、512メガビット(64メガワード×8ビット)のDDR2SDRAMを備えるメモリモジュールが接続されているときと同様に、メモリモジュール100が備えるSDRAM110にアクセスすることができる。
すなわち、本実施例では、メモリコントローラ12は、SDRAM110の内部の、Bank0とBank4とからなるブロックと、Bank1とBank5とからなるブロックと、Bank2とBank6とからなるブロックと、Bank3とBank7とからなるブロックとが、4つのバンクであるものとして扱うことができる。例えば、メモリコントローラ12から出力されたバンクアドレスBA0,BA1が、それぞれ、BA0=0,BA1=0である場合には、メモリコントローラ12は、Bank0とBank4とからなるブロックを1つのバンクとして扱うことができる。一方、SDRAM110では、メモリコントローラ12から出力されたバンクアドレスB0,B1によって、ブロックが特定され、さらに、アドレス生成回路120から出力されたバンクアドレスBA2(メモリコントローラ12から出力されたロウアドレスの最上位ビットA13)によって、ブロック内のいずれかのバンクが特定される。
図5は、メモリモジュール100における初期化ルーチンの流れを示すフローチャートである。この初期化ルーチンは、メモリモジュール100に電源が投入されるごとに実行される。ここでは、メモリモジュール100がメモリコントローラ12に接続されているときの初期化ルーチンについて説明する。
まず、メモリコントローラ12から「全バンク・プリチャージ」コマンドが発行されると、SDRAM110は、全バンクのプリチャージを行う(ステップS100)。このとき、アドレス生成回路120が備えるレジスタ122の値は、ゼロにリセットされる。次に、メモリコントローラ12から「リフレッシュ」コマンドが発行されると、SDRAM110は、リフレッシュ動作を行う(ステップS110)。次に、メモリコントローラ12から「モード・レジスタ・セット」コマンドが発行されると、SDRAM110は、入力されたアドレスのビット配列に従って、動作モードの切り替えを行う(ステップS120)。このとき、アドレス生成回路120が備える出力選択部124は、レジスタ122の値(ゼロ)をBA2としてSDRAM110に出力する。以上の動作によって、初期化ルーチンは終了し、SDRAM110は、アイドル状態となる。
図6は、メモリモジュール100における通常動作ルーチンの流れの一例を示すフローチャートである。この通常動作ルーチンは、上述した初期化ルーチンが終了した後に実行される。ここでは、メモリモジュール100がメモリコントローラ12に接続されているときの通常動作ルーチンについて説明する。
まず、メモリコントローラ12から「アクティブ」コマンドが発行されると、SDRAM110は、メモリコントローラ12から出力されたバンクアドレスBA0,BA1、および、ロウアドレスA0〜A12と、アドレス生成回路120が備える出力選択部124から出力されたバンクアドレスBA2(メモリコントローラ12から出力されたロウアドレスの最上位ビットA13)とに基づいて、活性化を行う(ステップS200)。このとき、アドレス生成回路120が備えるレジスタ122は、メモリコントローラ12から出力されたロウアドレスの最上位ビットA13を記憶する。
次に、メモリコントローラ12から「リード」コマンド、または、「ライト」コマンドが発行されると、SDRAM110は、メモリコントローラ12から出力されたバンクアドレスBA0,BA1、および、カラムアドレスA0〜A9と、アドレス生成回路120が備える出力選択部124から出力されたバンクアドレスBA2(レジスタ122に記憶されたロウアドレスの最上位ビットA13)とに基づいて、アクセス対象として特定されたメモリセルからのデータの読み出し、または、アクセス対象として特定されたメモリセルへのデータの書き込みを行う(ステップS210)。
次に、メモリコントローラ12から「指定バンク・プリチャージ」コマンドが発行されると(ステップS220:YES)、SDRAM110は、メモリコントローラ12から出力されたバンクアドレスBA0,BA1と、アドレス生成回路120が備える出力選択部124から出力されたバンクアドレスBA2(レジスタ122に記憶されたロウアドレスの最上位ビットA13)とに基づいて、指定されたバンクのプリチャージを行う(ステップS230)。また、メモリコントローラ12から「全バンク・プリチャージ」コマンドが発行されると(ステップS220:YES)、SDRAM110は、全バンクのプリチャージを行う(ステップS230)。このとき、アドレス生成回路120が備えるレジスタ122の値は、ゼロにリセットされる。ステップS230の動作が終了すると、SDRAM110は、アイドル状態となる。なお、ステップS210に引き続き、メモリコントローラ12から「リード」コマンド、または、「ライト」コマンドが発行された場合には(ステップS220:NO)、ステップS210に戻る。
以上説明した第1実施例のメモリモジュール100によれば、メモリコントローラ12から出力されるバンクアドレスのビット数(2ビット)と、ロウアドレスのビット数(14ビット)と、カラムアドレスのビット数(10ビット)との総和(26ビット)が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数(3ビット)と、ロウアドレスのビット数(13ビット)と、カラムアドレスのビット数(10ビット)との総和(26ビット)と等しく、かつ、メモリコントローラ12から出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラ12から出力されるバンクアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、アドレス生成回路120によって、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスBA2を生成し、この生成されたバンクアドレスBA2をSDRAM110に出力することができる。したがって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュール100のすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュール100を正常に動作させることができる。
B.第2実施例:
図7は、本発明の第2実施例としてのメモリ用補助モジュール200の概略構成を示す説明図である。
このメモリ用補助モジュール200は、図示するように、ユーザが、メモリモジュール100Aが備えるSDRAM110を、SDRAM110に対応していないメモリコントローラ12によって動作させたいときに、メモリコントローラ12とメモリモジュール100Aとの間における信号およびデータのやり取りを中継させるために、メモリコントローラ12とメモリモジュール100Aとに接続するものである。そして、メモリモジュール100Aは、第1実施例のメモリモジュール100からアドレス生成回路120を除いたものである。また、メモリ用補助モジュール200は、第1実施例のメモリモジュール100におけるアドレス生成回路120を備えるアダプタである。そして、メモリ用補助モジュール200は、メモリモジュール100Aをメモリコントローラ12によって動作させるときに接続されるものであるので、第1実施例のメモリモジュール100におけるスイッチ126を備えていない。
なお、第2実施例において、メモリモジュール100Aが備えるSDRAM110、および、メモリ用補助モジュール200が備えるアドレス生成回路120の動作は、第1実施例のメモリモジュール100が備えるSDRAM110、および、アドレス生成回路120の動作と同じである。したがって、本実施例では、これらの動作についての説明は省略する。
以上説明した第2実施例のメモリ用補助モジュール200によれば、メモリコントローラ12から出力されるバンクアドレスのビット数(2ビット)と、ロウアドレスのビット数(14ビット)と、カラムアドレスのビット数(10ビット)との総和(26ビット)が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数(3ビット)と、ロウアドレスのビット数(13ビット)と、カラムアドレスのビット数(10ビット)との総和(26ビット)と等しく、かつ、メモリコントローラ12から出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラ12から出力されるバンクアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、アドレス生成回路120によって、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスBA2を生成し、この生成されたバンクアドレスBA2をメモリモジュール100Aに出力することができる。したがって、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュール100Aのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュール100Aを正常に動作させることができる。
C.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
C1.変形例1:
図8は、第1の変形例としてのメモリモジュール100Bの概略構成を示す説明図である。先に説明した第1実施例のメモリモジュール100では、アドレス生成回路120が備えるレジスタ122にチップセレクト信号(CS)が入力され、レジスタ122は、入力されたチップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンド解析部128から入力されたコマンドを確定するものとした。これに対し、本変形例のメモリモジュール100Bでは、アドレス生成回路120Bが備えるコマンド解析部128Bにチップセレクト信号(CS)が入力され、コマンド解析部128Bは、入力されたチップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンドの解析を行ってコマンドを確定し、確定したコマンドを、レジスタ122B、および、出力選択部124に出力する。これ以外は、第1実施例のメモリモジュール100と同じである。本変形例のメモリモジュール100Bによっても、第1実施例のメモリモジュール100と同様の効果を得ることができる。
なお、上記第1実施例のメモリモジュール100、および、本変形例のメモリモジュール100Bでは、チップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンドの確定が行われるものとしたが、本発明は、これに限られない。例えば、レジスタ122、または、コマンド解析部128Bが、チップセレクト信号(CS)の代わりに、クロック信号を入力し、入力されたクロック信号の立ち上がりエッジでコマンドの確定を行うようにしてもよい。ただし、レジスタ122、または、コマンド解析部128Bが、チップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンドの確定を行うことによって、クロック信号の立ち上がりエッジでコマンドの確定を行うよりも早いタイミングでコマンドを確定し、レジスタ122,122Bや、出力選択部124が動作することができる。
C2.変形例2:
図9は、第2の変形例としてのメモリモジュール100Cの概略構成を示す説明図である。先に説明した第1実施例のメモリモジュール100では、アドレス生成回路120が備えるレジスタ122にチップセレクト信号(CS)が入力され、レジスタ122は、入力されたチップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンド解析部128から入力されたコマンドを確定するものとした。これに対し、本変形例のメモリモジュール100Cでは、アドレス生成回路120Cが備えるレジスタ122Cにクロック信号(CLK)、および、チップセレクト信号(CS)が入力され、レジスタ122Cは、入力されたクロック信号(CLK)の立ち上がりエッジでコマンド解析部128Cから入力されたコマンドを確定し、確定したコマンドを、出力選択部124に出力する。なお、チップセレクト信号(CS)は、レジスタ122Cの代わりに、コマンド解析部128Cに入力されるようにしてもよい。また、本形例のメモリモジュール100Cにおけるアドレス生成回路120Cは、第1実施例のメモリモジュール100におけるスイッチ126の代わりに、スイッチ126Cを備えている。そして、このスイッチ126Cは、メモリモジュール100Cが、メモリコントローラ10(1ギガビット(64メガワード×16ビット)のDDR2SDRAMに対応)に接続されるか、メモリコントローラ12(512メガビット(64メガワード×8ビット)のDDR2SDRAMに対応)に接続されるかに応じて、接点が切り換えられる。これ以外は、第1実施例のメモリモジュール100と同じである。本変形例のメモリモジュール100Cによっても、第1実施例のメモリモジュール100と同様の効果を得ることができる。なお、本変形例のメモリモジュール100Cによれば、以下に説明する効果を奏することもできる。
図10は、メモリモジュール100Cによる効果を示す説明図である。アドレス生成回路が備えるレジスタに入力される各信号のタイミングチャートを示した。図10(a)に示したように、レジスタ122に入力されるコマンドアドレス(RAS,CAS,WE)が切り替わるごとに、チップセレクト信号(CS)も切り替わる場合には、第1実施例のメモリモジュール100によって、SDRAM110を正常に動作させることができる。すなわち、図示した例では、レジスタ122は、時刻t1、および、時刻t2におけるチップセレクト信号(CS)の各立ち下がりエッジで、それぞれ、「コマンドA」、および、「コマンドB」を確定することができる。
しかし、チップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジでコマンドの確定を行う場合、図10(b)に示したように、図示した時刻t1〜t2間、すなわち、チップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジ間で、複数回(図示した例では2回)、コマンドアドレスが切り替わった場合には、レジスタ122が確定できないコマンドが生じることになる。すなわち、図示した例では、レジスタ122は、「コマンドB」を確定することができない。
これに対し、上記第2の変形例のメモリモジュール100Cでは、レジスタ122Cは、クロック信号(CLK)の立ち上がりエッジでコマンド解析部128Cから入力されたコマンドを確定するので、チップセレクト信号(CS)の立ち下がりエッジ間で、複数回、コマンドアドレスが切り替わった場合であっても、各コマンドを確実に確定することができる。すなわち、図示した例では、時刻t1,t2,t3におけるクロック信号(CLK)の各立ち上がりエッジで、それぞれ、「コマンドA」、「コマンドB」、「コマンドC」を確定することができる。
C3.変形例3:
例えば、上記実施例では、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときについて説明したが、本発明は、これに限られない。図示、および、詳細な説明は省略するが、本発明は、メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときにも適用することができる。この場合、アドレス生成回路が、メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、生成されたカラムアドレスの最上位ビットをSDRAMに出力するようにすればよい。こうすることによっても、上記実施例と同様に、メモリコントローラから出力される各アドレスのビット数が、それぞれ、アクセス対象となるメモリセルの特定に利用される各アドレスのビット数と整合していない場合であっても、上記条件下で、メモリコントローラからメモリモジュールのすべてのメモリセルにアクセス可能にするとともに、メモリモジュールを正常に動作させることができる。
C4.変形例4:
上記実施例のメモリモジュール100では、SDRAM110として、DDR2SDRAMを用いるものとしたが、本発明は、これに限られない。DDR2SDRAMの代わりに、例えば、DDRSDRAMや、DDR3SDRAM等の複数のバンクを有する他のSDRAMを用いるものとしてもよい。
本発明の第1実施例としてのメモリモジュール100の概略構成を示す説明図である。 本発明の第1実施例としてのメモリモジュール100の概略構成を示す説明図である。 512メガビット(64メガワード×8ビット)のDDR2SDRAMのバンク構成を示す説明図である。 1ギガビット(64メガワード×16ビット)のDDR2SDRAM(SDRAM110)のバンク構成を示す説明図である。 メモリモジュール100における初期化ルーチンの流れを示すフローチャートである。 メモリモジュール100における通常動作ルーチンの流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施例としてのメモリ用補助モジュール200の概略構成を示す説明図である。 第1の変形例としてのメモリモジュール100Bの概略構成を示す説明図である。 第2の変形例としてのメモリモジュール100Cの概略構成を示す説明図である。 メモリモジュール100Cによる効果を示す説明図である。
符号の説明
10,12…メモリコントローラ
100,100A,100B,100C…メモリモジュール
110…SDRAM
120,120B,120C…アドレス生成回路
122,122B,122C…レジスタ
124…出力選択部
126,126C…スイッチ
128,128B,128C…コマンド解析部
200…メモリ用補助モジュール

Claims (10)

  1. メモリモジュールであって、
    マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリと、
    メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスを生成し、該生成されたバンクアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路と、
    を備えるメモリモジュール。
  2. 請求項1記載のメモリモジュールであって、
    前記アドレス生成回路は、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを一時的に記憶するレジスタと、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスとして、前記メモリに出力する出力選択部と、
    前記メモリコントローラから出力されたロウ・アドレス・ストローブ信号と、カラム・アドレス・ストローブ信号と、ライト・イネーブル信号とに基づいて、前記メモリに対するアクセス方法を指定するコマンドを解析し、該解析されたコマンドを、前記レジスタ、および、前記出力選択部に出力するコマンド解析部と、を備え、
    前記レジスタは、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記ロウアドレスの最上位ビットの記憶、および、リセットを行い、
    前記出力選択部は、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを出力する、
    メモリモジュール。
  3. メモリモジュールであって、
    マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリと、
    メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、該生成されたカラムアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路と、
    を備えるメモリモジュール。
  4. 請求項3記載のメモリモジュールであって、
    前記アドレス生成回路は、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを一時的に記憶するレジスタと、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスとして、前記メモリに出力する出力選択部と、
    前記メモリコントローラから出力されたロウ・アドレス・ストローブ信号と、カラム・アドレス・ストローブ信号と、ライト・イネーブル信号とに基づいて、前記メモリに対するアクセス方法を指定するコマンドを解析し、該解析されたコマンドを、前記レジスタ、および、前記出力選択部に出力するコマンド解析部と、を備え、
    前記レジスタは、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記ロウアドレスの最上位ビットの記憶、および、リセットを行い、
    前記出力選択部は、前記コマンド解析部から入力されたコマンドに基づいて、前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビット、または、前記レジスタに記憶された前記ロウアドレスの最上位ビットを出力する、
    メモリモジュール。
  5. 請求項2または4記載のメモリモジュールであって、
    前記レジスタは、前記メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号の立ち下がりエッジで前記コマンド解析部から入力されたコマンドを確定する、
    メモリモジュール。
  6. 請求項2または4記載のメモリモジュールであって、
    前記レジスタは、前記メモリコントローラから出力されたクロック信号の立ち上がりエッジで前記コマンド解析部から入力されたコマンドを確定する、
    メモリモジュール。
  7. 請求項2または4記載のメモリモジュールであって、
    前記コマンド解析部は、前記メモリコントローラから出力されたチップセレクト信号の立ち下がりエッジで前記コマンドの解析を行う、
    メモリモジュール。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のメモリモジュールであって、さらに、
    前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数とが、それぞれ、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数と等しいときに、前記アドレス生成回路からの出力を遮断するためのスイッチを備える、
    メモリモジュール。
  9. メモリコントローラと、マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリを備えるメモリモジュールとに接続され、前記メモリコントローラと前記メモリモジュールとの間における信号およびデータのやり取りを中継するメモリ用補助モジュールであって、
    前記メモリ用補助モジュールは、
    前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに利用されるメモリ用補助モジュールであり、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのバンクアドレスを生成し、該生成されたバンクアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路を備える、
    メモリ用補助モジュール。
  10. メモリコントローラと、マトリクス状に配列された複数のメモリセルを備えるバンクを複数有し、入力された所定のビット数のバンクアドレスと、所定のビット数のロウアドレスと、所定のビット数のカラムアドレスとに基づいて、アクセス対象となるメモリセルが特定されるメモリを備えるメモリモジュールとに接続され、前記メモリコントローラと前記メモリモジュールとの間における信号およびデータのやり取りを中継するメモリ用補助モジュールであって、
    前記メモリ用補助モジュールは、
    前記メモリコントローラから出力されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるバンクアドレスのビット数と、ロウアドレスのビット数と、カラムアドレスのビット数との総和と等しく、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるロウアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるロウアドレスのビット数よりも1ビット多く、かつ、
    前記メモリコントローラから出力されるカラムアドレスのビット数が、前記アクセス対象となるメモリセルの特定に利用されるカラムアドレスのビット数よりも1ビット少ないときに利用されるメモリ用補助モジュールであり、
    前記メモリコントローラから出力されたロウアドレスの最上位ビットを用いて、前記アクセス対象となるメモリセルを特定するために不足する最上位ビットのカラムアドレスを生成し、該生成されたカラムアドレスの最上位ビットを前記メモリに出力するアドレス生成回路を備える、
    メモリ用補助モジュール。
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