JP2010033057A - 光学シートとこれの製造方法 - Google Patents

光学シートとこれの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010033057A
JP2010033057A JP2009176866A JP2009176866A JP2010033057A JP 2010033057 A JP2010033057 A JP 2010033057A JP 2009176866 A JP2009176866 A JP 2009176866A JP 2009176866 A JP2009176866 A JP 2009176866A JP 2010033057 A JP2010033057 A JP 2010033057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical sheet
base film
diffusion
sheet according
prism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009176866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010033057A5 (ja
JP5669371B2 (ja
Inventor
Dae-Hwan Lee
大 煥 李
Woo-Tae Kim
雨 泰 金
Kyoung-Soo Lee
敬 秀 李
Suk Kim
錫 金
Jae-Sun Hwang
材 善 黄
Kwang-Joon An
光 俊 安
Jin-Yong Chung
鎮 溶 鄭
Dal-Seok Byun
達 錫 卞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soulbrain Optos Co Ltd
Original Assignee
Nano Vision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020080074235A external-priority patent/KR100898102B1/ko
Priority claimed from KR1020080074226A external-priority patent/KR100898100B1/ko
Priority claimed from KR1020080101952A external-priority patent/KR100898047B1/ko
Application filed by Nano Vision Co Ltd filed Critical Nano Vision Co Ltd
Publication of JP2010033057A publication Critical patent/JP2010033057A/ja
Publication of JP2010033057A5 publication Critical patent/JP2010033057A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5669371B2 publication Critical patent/JP5669371B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • G02B5/045Prism arrays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V5/00Refractors for light sources
    • F21V5/02Refractors for light sources of prismatic shape
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】光学特性の向上した光学シートとこれの製造方法を提供すること。
【解決手段】光学シートは、ベースフィルム、複数のプリズムパターン、及び拡散部材を含む。前記プリズムパターンは、前記ベースフィルム上に相互離隔して突出する。前記拡散部材は、前記プリズムパターンの間に配置され、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面上に配置される一つ以上の拡散ドットを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学シートとこれの製造方法に関わり、より詳細には光学特性を向上した光学シートとこれの製造方法に関する。
一般的に、液晶表示装置の液晶表示パネルは、2枚の向い合う基板の間に液晶層を介在し、液晶層の光透過率を調節して画像を表示する。
液晶表示装置は、薄い厚さ、低い駆動電圧、軽い重さなどの特徴を有して多様な分野で広く用いられる。しかし、液晶表示パネルは、それ自体が発光できない受動型表示素子であるため、光を供給するバックライトアセンブリが要求される。
バックライトアセンブリは、光源及び前記光源から発生した光の光学特性を向上させる光学シートを含む。前記光学シートは、プリズムシート、拡散シート、導光板などを含む。
前記光学シートが多様な光学シートを含むほどバックライトアセンブリから出射される光の特性が向上される。しかし、光学シートの数が増加すると、組立性が低下し、製造コストが増加する。
また、外部の衝撃によって光学シートが互いに接触する部位にてスクラッチによる不良が発生する。
更に、前記液晶層の厚さによって液晶表示装置の視野角が制限されるという問題点が発生する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、光学特性の向上された光学シートを提供することにある。
本発明の更に他の目的とするところは、前記光学シートを製造する方法を提供することにある。
前記本発明の目的を達成するために、一実施例による光学シートは、バックライトアセンブリの導光板の上に配置される。前記光学シートは、ベースフィルム、複数のプリズムパターン、及び拡散部材を含む。前記ベースフィルムには、下部から光が入射される。前記プリズムパターンは、前記ベースフィルムの上に相互離隔するように突出され、前記ベースフィルムの下部から入射される光の正面輝度を向上させる。前記拡散部材は、前記プリズムパターンの間に配置される。前記拡散部材は、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面の上に配置されて前記下部から入射される光の輝度均一性を向上させる複数の拡散ドットを有する。
前記本発明の目的を達成するために、他の実施例による光学シートは、ベースフィルム、複数のプリズムパターン、及び拡散部材を含む。前記ベースフィルムは、下部から光の入射を受ける。前記プリズムパターンは、前記ベースフィルムの上に相互離隔するように突出され、前記ベースフィルムの下部から入射される光の正面輝度を向上させる。前記拡散部材は、前記プリズムパターンの間に配置される。前記拡散部材は、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面の上に配置されて前記下部から入射される光の輝度均一性を向上させる複数の拡散グルーブを有する。
前記本発明の目的を達成するために、更に他の実施例による光学シートは、ベースフィルム、複数のプリズムパターン、拡散部材、及び補助拡散部材を有する。前記ベースフィルムには、プリズム領域、拡散領域、及び前記プリズム領域と前記拡散領域との間に配置される補助拡散領域が定義される。前記プリズムパターンは、前記ベースフィルム上の前記プリズム領域内に相互離隔するように配置される傾斜面によって形成される直角三角形の形状を有する。前記拡散部材は、前記ベースフィルム上の前記拡散領域内に配置される。前記拡散部材は、前記プリズムパターンのうち、隣接するプリズムパターンの隣接する下辺の間に配置され、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面上に配置される複数の拡散ドットを有する。前記補助拡散部材は、前記補助拡散領域内に配置され、前記プリズムパターン及び前記拡散部材と同一な物質を含む。前記補助拡散部材は、前記プリズムパターン及び前記拡散部材と一体に形成され、前記プリズムパターンのうち、隣接するプリズムパターンの隣接する上辺の間に配置され、入射された光を屈折または反射させる。
前記本発明の目的を達成するために、更に他の実施例による光学シートは、第1ベースフィルム及び光調節フィルムを含む。前記光調節フィルムは、複数の空気トンネル、複数のプリズムパターン、及び有機膜を含む。前記空気トンネルは、前記第1ベースフィルム上に配置され、前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列される。前記プリズムパターンは、前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネルの側面を定義する。前記有機膜は、プリズムパターンの上部エッジをカバーして前記空気トンネルの上面を定義する。前記各空気トンネルの側面エッジは面取りされる。
前記本発明の目的を達成するために、更に他の実施例による光学シートは、第1ベースフィルム、粘着層、及び第2ベースフィルムを含む。前記粘着層は、前記第1ベースフィルムの上に配置され、前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数のグルーブ及び隣接するグルーブの間の接触部を含む。前記第2ベースフィルムは、前記接触部に粘着され、前記グルーブをカバーする。
前記本発明の目的を達成するために、更に他の実施例による光学シートは、第1ベースフィルム、第1粘着層、第1ベースフィルム、第2粘着層、及び第3ベースフィルムを含む。前記第1粘着層は、前記第1ベースフィルムの上に配置され、互いに平行な方向に配列された複数の第1グルーブ及び隣接する第1グルーブ間の第1接触部を含む。前記第2ベースフィルムは、前記第1粘着層の前記第1接触部の上に粘着され、前記第1グルーブをカバーする。前記第2粘着層は、前記第2ベースフィルムの上に配置され、互いに平行な方向に配列された複数の第2グルーブ及び隣接する第2グルーブ間の第2接触部を含む。前記第3ベースフィルムは、前記第2粘着層の前記第2接触部の上に粘着され、前記第2グルーブをカバーする。
前記本発明の他の目的を達成するために、一実施例による光学シートの製造方法によると、第1ベースフィルム上に相互平行な方向に延長される複数のプリズムパターンを形成する。その後、第2ベースフィルム上にコーティング層を形成する。その後、前記コーティング層が前記プリズムパターンに向い合うように前記第2ベースフィルムを前記ベース基板上に整列する。その後、前記第2ベースフィルムを前記第1ベースフィルムの方に加圧して前記プリズムパターンの上部を前記コーティング層内に挿入する。その後、前記コーティング層を硬化させて有機膜を形成する。
本発明の他の実施例による光学シートの製造方法において、まず、第1ベースフィルム上に粘着液を塗布して粘着コーティング層を形成する。その後、前記粘着コーティング層をパターニングして前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数のグルーブ及び隣接するグルーブの間の接触部を形成する。その後、第2ベースフィルムを前記粘着層の前記接触部に粘着して前記グルーブをカバーする。
本発明の他の実施例による光学シートの製造方法において、まず、第1ベースフィルム上に光硬化性樹脂を塗布して光硬化性コーティング層を形成する。その後、前記光硬化性コーティング層をパターニングして前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数のグルーブ及び隣接するグルーブの間の接触部を形成する。その後、第2ベースフィルムを前記光硬化性コーティングの前記接触部に粘着して前記グルーブをカバーする。その後、前記光硬化性コーティング層を硬化させる。
このような本発明によると、前記プリズムパターンと前記拡散部の並置混合によって正面輝度及び輝度均一性がともに向上し、液晶表示装置の視野角が向上される。よって、液晶表示装置の画質が向上される。また、散乱特性によって光を拡散させる拡散剤を用いることなく、光の屈折及び反射特性によって光を拡散する前記リセスまたは前記突出部を用いるため、前記液晶表示装置の輝度が向上される。
また、前記光調節フィルム内に前記空気トンネルが形成され、前記液晶表示装置の正面輝度が向上される。また、前記プリズムパターンの上部エッジが外部に露出されないため、他の光学シートにスクラッチが発生することを防止することができる。なお、前記光学シートが前記拡散部または前記エアーカプセルを含むため、液晶表示装置の輝度均一性が向上される。また、追加的な拡散シートが省略されるため、単純になり、かつ製造コストが減少する。
また、光学シートが粘着層を含むため、外部の衝撃による不良を容易にリペアすることができる。また、粘着パターンが上部の基底層と活性結合の状態を維持するため、外部衝撃に対する抵抗性が向上される。更に、表示装置の輝度、視野角などの画質が向上され、完成品の厚さが減少してスリムなデザインの表示装置を製造することができる。また、光学シートの製造工程が単純になることによって不良率が低下し、製造コストが節減される。
本発明の実施例1による液晶表示装置を示す断面図である。 図1に示した光学シートを示す斜視図である。 図2のA部分を拡大した斜視図である。 図3に示した光学シートを通過する光の経路を示す断面図である。 図4に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例2による光学シートを示す断面図である。 図6に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例3による光学シートを示す斜視図である。 図10に示した光学シートを示す断面図である。 図10に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例4による光学シートを示す斜視図である。 前記図14に示した光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例5による光学シートを示す斜視図である。 前記図16に示した光学シートを通過する光の経路を示す断面図である。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例6による液晶表示装置を示す断面図である。 図22に示した光学シートを示す斜視図である。 図23のA部分を拡大した斜視図である。 図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施例による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例7による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例8による光学シートを示す斜視図である。 図33に示す工学シートを示すイメージである。 図33に示す工学シートを示すイメージである。 第2ベースフィルム上にコーティング層をコーティングする段階を示す断面図である。 図36に示した第2ベースフィルムを図25に示した第1ベースフィルム上に整列する段階を示す断面図である。 図37に示したプリズムパターンがコーティング層と結合されたことを示す断面図である。 本発明の実施例9による光学シートを示す斜視図である。 図39に示した光学シートを示すイメージである。 図39に示した光学シートを示すイメージである。 前記第1ベースフィルム上にプリズムパターンを形成する段階を示す。 図42に示したプリズムパターンを示すイメージである。 前記第2ベースフィルム上にコーティング層をコーティングする段階を示す断面図である。 図44に示したコーティング層に紫外線を照射する段階を示す断面図である。 図45に示した第2ベースフィルムを図42に示した第1ベースフィルム上に整列する段階を示す断面図である。 図46に示したプリズムパターンがコーティング層と結合したことを示す断面図である。 図47に示した光学シートを示すイメージである。 図47に示した光学シートを示すイメージである。 図47に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例10による光学シートを示す断面図である。 図51に示した光学シートを示すイメージである。 図51に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例11による光学シートを示す断面図である。 図54のプリズムパターンを示すイメージである。 図54の光学シートを示すイメージである。 図54の光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例12による光学シートを示す斜視図である。 図58に示した光学シートを示すイメージである。 図58に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例13による光学シートを示す斜視図である。 本発明の実施例14による光学シートを示す斜視図である。 図65に示した光学シートを示すイメージである。 図65に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例15による光学シートを示す斜視図である。 図70に示した光学シートを示すイメージである。 図70に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例16による光学シートを示す斜視図である。 図75に示した光学シートを示すイメージである。 図75に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例17による光学シートを示す斜視図である。 図78に示した光学シートを示すイメージである。 図78に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例18による光学シートを示す斜視図である。 図81に示した光学シートを示すイメージである。 図81に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例19による光学シートを示す斜視図である。 図84に示した光学シートを示すイメージである。 図84に示した光学シートを示すイメージである。 本発明の実施例20による液晶表示装置を示す断面図である。 図87に示した光学シートを示す斜視図である。 図88のC部分を拡大した斜視図である。 図89に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図89に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図89に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 図89に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施例21による光学シートを示す斜視図である。 図94に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。 図94に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。 図94に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。 図94に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。 本発明の実施例22による光学シートを製造する方法の一部を示す断面図である。 本発明の実施例23による光学シートを示す断面図である。 図100に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。 本発明の実施例24による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例25による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例26による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例27による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例28による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例29による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例30による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例31による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例32による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例33による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例34による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例35による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例36による光学シートを示す断面図である。 本発明の実施例37による光学シートを示す断面図である。 前記図115に示した光学シートを示す断面図である。
以下に添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。本発明は多様に変更することができ、多様な形態を有することができること、特定の実施形態を図面に例示して本文に詳細に説明する。しかし、これは、本発明を特定の開示形態に限定するのではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物、乃至代替物を含むことを理解すべきである。
各図面を説明しながら類似の参照符号を類似の構成要素に対して付与した。
図面において、構造物の寸法は本発明の明確性のために実際より拡大して示した。
第1、第2等の用語は、多様な構成要素を説明するために使用することができるが、構成要素は用語によって限定されない。用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲から逸脱することなしに、第1構成要素は第2構成要素と称されてもよく、同様に第2構成要素も第1構成要素に称されてもよい。単数の表現は、文脈上、明白に相違が示されない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」または「有する」等の用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものが存在することを意図するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたもの等の存在または付加の可能性を予め排除しないことを理解しなければならない。
なお、異なるものとして定義しない限り、技術的であるか科学的な用語を含めてここで用いられる全ての用語は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有している。一般的に用いられる辞典に定義されているもののような用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有することと解釈すべきであり、本出願で明白に定義されない限り、異常的であるか過度に形式的な意味に解釈されない。
実施例1
図1は、本発明の実施例1による液晶表示装置を示す断面図である。
図1を参照すると、前記液晶表示装置は、光源モジュール110、光学シート120、及び液晶表示パネル130を含む。
前記光源モジュール110は、前記光学シート120の方向に光を供給する。前記光源モジュール110は、直下型光源モジュールまたは側面導光型光源モジュールを含んでもいい。
前記光源モジュール110が直下型光源モジュールである場合、冷陰極線管蛍光ランプ、平板型蛍光ランプ、発光ダイオード(LED)などの複数の光源(図示せず)を平面上に配列してもよい。
前記光源モジュール110が側面導光型光源モジュールである場合、蛍光ランプ、発光ダイオードなどの光源と前記光源で生成された光を前記光学シート120の方向にガイドする導光板(図示せず)を含んでもよい。
前記光学シート120は、前記光源モジュール110上に配置され、前記光源モジュール110で生成された光を特性を向上させる。例えば、前記光学シート120は、前記光の正面輝度、輝度均一性などを向上させる。前記光学シート120は、拡散板、拡散シート、プリズムシート、半透過フィルム、保護フィルムなどの多様な光学シートを含むことができる。本実施例で、前記光学シート120は、図2を参照して後述される光学シートを含む。
前記液晶表示パネル130は、前記光学シート120上に配置され、2枚の基板の間に介在された液晶層に前記光学シート120を通過した光を透過して画像を表示する。この際、前記液晶表示パネル130の代わりに電気泳動表示パネルなどの多様な受動型表示パネルを適用することもできる。
図2は、図1に示した光学シートを示す斜視図であり、図3は、図2のA部分を拡大した斜視図である。
図2及び図3を参照すると、前記光学シートは、ベースフィルム1201、プリズムパターン1210、及び拡散部材1220を含む。本実施例で、前記光学シートは、複数のプリズムパターン1210及び複数の拡散部材1220を更に含む。
前記ベースフィルム1201は、フィルム形態を有し、透明な合成樹脂を含む。例えば、前記合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂などを含む。本実施例で、前記ベースフィルム1201は、ポリエチレンテレフタレートを含む。
前記プリズムパターン1210は、前記ベースフィルム1201上に相互離隔して突出される。本実施例で、前記プリズムパターン1210は、前記ベースフィルム1201と一体に形成される。
前記プリズムパターン1210は、多様な断面形状を有する。図2及び図3で、前記各プリズムパターン1210の断面は、二等辺三角形の形状を有する。ここで、前記各プリズムパターン1210の断面が直角三角形の形状を有してもよい。他の実施例で、前記各プリズムパターン1210の断面が三角ないし32角形の形状を有することもできる。例えば、前記各プリズムパターン1210の下辺が前記ベースフィルム1201に平行な梯形、五角形、七角形などの形状を有することができる。
前記各プリズムパターン1210の断面が前記二等辺三角形の形状を有する場合、前記二等辺三角形の頂角は1°〜179°の範囲を有することができる。
前記プリズムパターン1210は、透明な合成樹脂を含む。本実施例で、前記プリズムパターン1210は、光硬化性物質、熱硬化性物質などを含み、前記ベースフィルム1201と相違な物質を含む。この際、前記プリズムパターン1210が前記ベースフィルム1201と同一な物質を含むこともできる。前記プリズムパターン1210は、前記ベースフィルム1201から入射される光を前記ベースフィルム1201に垂直な方向にガイドして前記液晶表示装置の正面輝度を向上させる。
前記拡散部材は1220、前記プリズムパターン1210の間に配置される。前記拡散部材1220は、隣接するプリズムパターン1210の側面角の間に配置される。本実施例で、前記拡散部材1220は、前記ベースフィルム1201及び前記プリズムパターン1210と一体に形成され、前記プリズムパターン121と同一な物質を含む。
前記拡散部材1220の拡散面は、前記ベースフィルム1201に平行である。
前記拡散部材1220の前記拡散面の上には、複数の拡散ドットが形成される。本実施例で、前記拡散ドットは、複数のリセス1225を含む。前記リセス1225は、前記拡散面を基準として前記プリズムパターン1210の突出方向の反対方向に陥入される。
平面状から見たとき、隣接するリセス1225の中心は、三角形の形状に配列される。他の実施例で、隣接するリセス1225の中心が四角形の形状に配列してもよい。
例えば、前記リセス1225は、半球の形状を有する。即ち、平面状から観察する場合、前記プリズムパターン1210は、一方向に延長された形状を有するものの、前記各リセス1225は、円形ドットの形状を有する。ここで、前記各リセス1225が楕円のドット形状などを有することもできる。
本実施例で、前記リセス1225は、互いに隣接するように配置される。他の実施例で、前記リセス1225が相互離隔するように配置し、隣接するリセス1225の間にフラットな部分が存在してもよい。
図4は、図3に示した光学シートを通過する光の経路を示す断面図であり、図5は、図4に示した光学シートを示すイメージである。
図1〜図5を参照すると、前記光源モジュール110から発生した光(L1、L2、L3、L4)は、前記ベースフィルム1201の下面から入射される。前記光学シートは、前記プリズムパターン1210に対応するプリズム領域(PR)及び前記拡散部材1220に対応する拡散領域(DR)を含む。
前記入射された光(L1、L2、L3、L4)のうち、前記光学シートの前記プリズム領域(PR)の方向に進行する光(L1)は、前記プリズムパターン1210の外面上で屈折され、前記ベースフィルム1201に垂直な方向にガイドされる。
前記入射された光(L1、L2、L3、L4)のうち、前記光学シートの前記拡散領域(DR)の方向に進行する光(L2、L3、L4)は、前記拡散部材1220の前記リセス1225によって拡散される。
また、前記拡散領域(DR)の方向に進行する光の一部(L2)は、前記リセス1225によって屈折されてから前記プリズムパターン1210の外部で全反射され、前記ベースフィルム1201に垂直な方向にガイドされる。
また、前記拡散領域(DR)の方向に進行する光の一部(L3)は、前記リセス1225の面上で全反射されてから前記プリズムパターン1210で屈折され、前記ベースフィルム1201に垂直な方向にガイドされる。この際、前記拡散領域(DR)の方向に進行する光の一部(L4)が前記リセス1225によって屈折された後、前記液晶表示パネル130に直接入射されることも可能である。
本実施例で、前記拡散部材1230の前記リセス1235は、前記光(L2、L3、L4)を屈折または反射させるマイクロレンズとして機能する。
前記のような本実施例によると、前記プリズムパターン1210と前記拡散部1230の並置混合によって正面輝度及び輝度均一性が同時に向上される。
また、散乱特性によって光を拡散する拡散剤を用いることなく、光の屈折及び反射特性によって光を拡散する前記リセス1225を用いるため、前記液晶表示装置の輝度が向上される。
実施例2
図6は、本発明の実施例2による光学シートを示す断面図であり、図7は、図6に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、重複される説明は省略する。
図6及び図7を参照すると、前記拡散部材1230はプリズムパターン1210の間に配置される。
前記拡散部材1230の拡散面の上には複数の突起1235が形成される。前記突起1235は、前記拡散面を基準にして前記プリズムパターン1210の突出方向と同一な方向に突出する。
例えば、前記突出部1235は、半球形状を有する。即ち、平面状から観察する場合、前記プリズムパターン1210は、一方向に延長された形状を有するものの、前記各突出部1235は、円形ドットの液状を有する。この際、前記各突出部1235が楕円ドットの形状、多角形のドット形状などを有することもできる。他の実施例で、前記各突出部1235が多角形のランダムパターンを有することもできる。
本実施例で、前記突出部1235は、互いに隣接するように配置される。他の実施例で、前記突出部1235が相互離隔するように配置され、隣接する突出部1235の間にフラットな部分が存在することも可能である。
図8は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例2と同一であるため、重複される説明は省略する。
図8を参照すると、前記拡散部材は、プリズムパターンの上部に配置され、ベース基板に平行な拡散面上には複数のリセスが形成される。前記リセスは半球形状を有する。
図9は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は図8に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図9を参照すると、前記拡散部材の拡散面の上には複数の突出部が形成される。前記突出部は、半球形状を有する。
実施例3
図10は、本発明の実施例3による光学シートを示す斜視図であり、図11は、図10に示した光学シートを示す断面図であり、図12は図10に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、重複される説明は省略する。
図10〜図12を参照すると、前記拡散部材1240の拡散面の上には複数のリセス1245が形成される。前記リセス1245は、前記拡散面を基準で前記プリズムパターン1210の突出方向の反対方向に陥入される。他の実施例で、前記拡散面の上に前記プリズムパターン1210の突出方向と同一な方向に突出する突出部(図示せず)を形成してもよい。
例えば、前記リセス1245は、ピラミッドの形状を有する。即ち、平面状から観察する場合、前記プリズムパターン1210は、一方向に延長された形状を有するものの、前記各リセス1245は、四角ドットの形状を有する。
図11で、前記ベースフィルム1201に垂直な方向を基準として、前記各プリズムパターン1210の頂点の内角(θ1)は、前記各リセス1245の頂点の内角(θ2)と相違である。例えば、前記各プリズムパターン1210の頂点の内角(θ1)は、前記各リセス1245の頂点の内角(θ2)より大きくてもよい。
本実施例で、前記リセス1245は、互いに隣接するように配置される。他の実施例で、前記リセス1245が相互離隔するように配置され、隣接するリセス1245の間にフラットな部分が存在することも可能である。
図13は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例3と同一であるため、同一な構成要素についての重複される説明は省略する。
図13を参照すると、前記拡散部材は、プリズムパターンの上部に配置され、ベース基板に平行な拡散面の上には複数のリセスが形成される。前記リセスは、ピラミッドの形状を有する。
実施例4
図14は、本発明の実施例4による光学シートを示す斜視図であり、図15は、前記図14に示した光学シートを示す断面図である。本実施例で、補助拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、重複される説明は省略する。
図14及び図15を参照すると、前記光学シートは、ベースフィルム1201、プリズムパターン1210、拡散部材1250、及び補助拡散部材1257を含む。本実施例で、前記光学シートの上には前記プリズムパターン1210に対応するプリズム領域(PR)、前記拡散部材1250に対応する拡散領域(DR1)及び前記補助拡散部材1257に対応する補助拡散領域(DR2)が定義される。
前記拡散部材1250は、隣接するプリズムパターン1210の間に配置される。本実施例で、前記拡散部材1250は、前記隣接するプリズムパターン1210に離隔される。
前記拡散部材1250の拡散面の上には複数のリセス1255が形成される。
前記補助拡散部材1257は、前記拡散部材1250と前記プリズムパターン1210との間に配置され、前記拡散部材1250と前記プリズムパターン1210とを連結する。
前記補助拡散部材1257は、前記プリズムパターン1210と平行な緩慢な曲面形状を有し、前記光学シートに入射された光のうち、前記補助拡散領域(DDR2)に進行する光を屈折または反射させて液晶表示装置の正面輝度及び輝度均一性を向上させる。ここで、前記補助拡散部材1250が突出部、リセスなどの多様な形状を有することも可能である。
本実施例で、前記プリズムパターン1210、前記拡散部材1250及び前記補助拡散部材1257は、同一な物質を含み、前記ベースフィルム1201と一体に形成される。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記補助拡散部材1257を有することによって前記液晶表示装置の正面輝度及び輝度均一性が向上される。
実施例5
図16は、本発明の実施例5による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、プリズムパターン及び補助拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、重複される説明は省略する。
図16を参照すると、前記光学シートは、ベースフィルム1201、プリズムパターン(1310、1315)、拡散部材1220、及び補助拡散部材1330を含む。本実施例で、前記光学シートの上には前記プリズムパターン1310に対応するプリズム領域(PR)、前記拡散部材1220に対応する拡散領域(LDR)及び前記補助拡散部材1330に対応する補助拡散領域(HDR)が定義される。
前記プリズムパターン(1310、1315)は、前記ベースフィルム1201上に相互離隔して配置される。本実施例で、前記プリズムパターン1310、1315は、相互向い合う直角三角形の形状有し、光硬化性樹脂を通じて前記ベースフィルム1201と一体に形成される。
前記拡散部材1220は、隣接するプリズムパターン1310、1315の隣接する下辺の間に配置され、前記隣接する下辺に連結される。
前記拡散部材1220の拡散面の上には、複数のリセス1225が形成される。本実施例で、前記各リセス1225は、半球形状を有する。この際、前記各リセス1225が半楕円球の形状、多角ピラミッドの形状などを有することもできる。他の実施例で、前記拡散部材1220の前記拡散面の上に複数の突出部(図示せず)を形成することもできる。
前記補助拡散部材1330は、隣接するプリズムパターン(1310、1315)の隣接する上辺の間に配置され、前記隣接する上辺を連結する。
前記補助拡散部材1330の補助拡散面の上には、複数の補助突出部1335が形成される。本実施例で、前記各補助突出部1335は、半球の形状を有する。ここで、前記各補助突出部1335が半楕円球の形状、多角ピラミッドの形状などを有することもできる。他の実施例で、前記補助拡散部材1330の前記補助拡散面の上に複数のリセス(図示せず)を形成することもできる。
本実施例で、前記プリズムパターン(1310、1315)、前記拡散部材1220及び前記補助拡散部材1330は、同一の光硬化性物質を含み、前記ベースフィルム1201と一体に形成される。
図17は、前記図16に示した光学シートを通過する光の経路を示す断面図である。
図1、図16、及び図17を参照すると、前記光源モジュール110で発生した光(L5、L6、L7、L8)は、前記ベースフィルム1201の下面から入射される。前記光学シートは、前記プリズムパターン(1310、1315)に対応するプリズム領域(IR)、前記拡散部材1220に対応する拡散領域(LDR)及び前記補助拡散部材1330に対応する補助拡散領域(HDR)を含む。
前記入射された光(L5、L6、L7、L8)のうち、前記光学シートの前記プリズム領域(IR)の方向に進行する光(L6)は、前記プリズムパターン(1310、1315)の外面上で屈折され、前記ベースフィルム1201に垂直な方向にガイドされる。
前記入射された光(L5、L6、L7、L8)のうち、前記光学シートの前記拡散領域(LDR)の方向に進行する光(L7、L8)の一部(L7)は、前記拡散部材1220のリセス1225によって拡散され、残り一部(L8)は、前記拡散部材1220によって拡散された後、前記プリズムパターン(1310、1315)によって拡散または屈折される。
前記入射された光(L5、L6、L7、L8)のうち、前記光学シートの前記補助拡散領域(HDR)の方向に進行する光(L5)は、前記補助拡散部材1330の突出部1335によって拡散される。
本実施例で、前記拡散部材1220の前記リセス1225及び前記補助拡散部材1330の前記突出部1335は、前記光(L5、L7、L8)を屈折または反射させるマイクロレンズとして機能する。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記補助拡散部材1330を有することによって、前記液晶表示装置の正面輝度および輝度均一性が向上される。
図18は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は第1実施例と同一であるため、同一な構成要素についての重複される説明は省略する。
図18を参照すると、前記拡散部材は、隣接するプリズムパターンの間に配置され、前記プリズムパターンに平行な方向に延長される補助プリズムパターンを含む。本実施例で、隣接するプリズムパターンの間には、一つの補助プリズムパターンが配置される。
図19は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は、実施例1と同一であるため、同一の構成要素についての重複される説明は省略する。
図19を参照すると、前記拡散部材は、各プリズムパターンの上部に配置され、前記プリズムパターンに平行な方向に延長される拡散グルーブを含む。本実施例で、前記拡散グルーブは、三角形の断面形状を有する。
図20は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、同一の構成要素についての重複される説明は省略する。
図20を参照すると、前記拡散部材は、隣接するプリズムパターンの間に配置され、複数の補助プリズムパターンを含む。
図21は、本発明の他の実施例による光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部材を除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、同一な構成要素についての重複される説明は省略する。
図21を参照すると、前記拡散部材は、各プリズムパターンの上部に配置され、前記プリズムパターンに平行な方向に延長される複数の拡散グルーブを含む。本実施例で、前記各拡散グルーブは、三角形の断面形状を有する。
他の実施例で、前記各プリズムパターン及び拡散ドットの表面上に微細なスクラッチまたはクラックを形成して前記光学シートの輝度均一性、視野角、及び半値角を向上させることもできる。
前記のような本発明によると、前記プリズムパターンと前記拡散部の並置混合によって正面輝度と輝度均一性とがともに向上され、液晶表示装置の視野角が向上される。また、白いスポット、黒いスポット、モアレ現象などの画質不良も改善することができる。
また、散乱特性によって光を拡散する拡散剤を用いることなく、光の屈折及び反射特性によって光を拡散する前記リセスまたは前記突出部を用いるため、前記液晶表示装置の輝度が向上される。
更に、前記光学シートが前記補助拡散部材を有することによって前記液晶表示装置の正面輝度及び輝度均一性が更に向上する。
実施例6
図22は、本発明の実施例6による液晶表示装置を示す断面図である。
図22を参照すると、前記液晶表示装置は、光源モジュール210、光学シート220、及び液晶表示パネル230を含む。
前記光源モジュール210は、前記光学シート220の方向に光を供給する。前記光源モジュール210は、直下型光源モジュールまたは側面導光型光源モジュールを含むことができる。
前記光源モジュール210が直下型光源モジュールである場合、冷陰極線管蛍光ランプ、平板蛍光ランプ、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)などの複数の光源(図示せず)を平面上に配列することができる。
前記光源モジュール210が、側面導光型光源モジュールである場合、蛍光ランプ、発光ダイオードなどの光源と前記光源で生成された光を前記光学シート220の方向にガイドする導光板(図示せず)を含んでもよい。
前記光学シート220は、前記光源モジュール210の上に配置され、前記光学シート220で生成された光の特性を向上させる。本実施例で、前記光学シート220は、前記光の正面輝度、輝度均一性などを向上させる。本実施例で、前記光学シート220は図23を参照して後述する。
他の実施例で、前記液晶表示装置は、拡散板、拡散シート、プリズムシート、半透過フィルム、第2ベースフィルムなどの多様な光学シートを更に含むことができる。
前記液晶表示パネル230は、前記光学シート220の上に配置され、2枚の基板の間に介在された液晶層に前記光学シート220を通過した光を透過させて画像を表示する。この際、前記液晶表示パネル230の代わりに電気泳動表示パネルなどの多様な受動型表示パネルを適用することもできる。
図23は、図22に示した光学シート220を示す斜視図であり、図24は、図23の「B」部分を拡大した斜視図である。
図23及び図24を参照すると、前記光学シート220は、第1ベースフィルム2201、光調節フィルム2210、及び第2ベースフィルム2202を含む。
前記第1ベースフィルム2201は、フィルムの形態を有し、透明な合成樹脂を含む。例えば、前記合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂などを含む。本実施例で、前記第1ベースフィルム2201は、ポリエチレンテレフタレートを含む。
前記光調節フィルム2210は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された複数の空気トンネル2220を含む。
本実施例で、前記光調節フィルム2210の前記空気トンネル2220は、複数のプリズムパターン2212及び有機膜2214が結合して形成され、三角形の断面形状を有する。この際、前記各空気トンネル2220が二等辺三角形、直角三角形、梯形などの断面形状を有することができる。他の実施例で、前記各空気トンネル2220が多角形、馬蹄形、半円形、ラウンド形などの断面の形状を有することもできる。
前記プリズムパターン2212は、前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネル2220の側面を定義する。
前記プリズムパターン2212は、透明な合成樹脂を含む。本実施例で、前記プリズムパターン2212は、光硬化性物質、熱硬化性物質などを含み、前記第1ベースフィルム2201と異なる物質を含む。この際、前記プリズムパターン2212が前記ベースフィルム2201と同一な物質を含むこともできる。前記プリズムパターン2212は、側面で、前記空気トンネル2220に露出され、前記プリズムパターン2212と前記空気トンネル2220の境界面で光が屈折する。よって、前記第1ベースフィルム2201から入射される光は、前記第1ベースフィルム2201に垂直な方向にガイドされ、前記液晶表示装置の正面輝度を向上させる。
前記有機膜2214は、前記プリズムパターン2212の上部のエッジをカバーして前記空気トンネル2220の上面を定義する。本実施例で、前記有機膜2214は、前記プリズムパターン2212と同一な物質を含んで一体に形成される。
前記各プリズムパターン2212の両側面を延長した仮想エッジの深さ(d)は、前記有機膜2214の厚さより小さい。
本実施例で、前記プリズムパターン2210は、前記第1ベースフィルム2201と一体に形成される。
前記第2ベースフィルム2202は、前記光調節フィルム2210の前記有機膜2214上に配置され、前記光調節フィルム2210を保護する。本実施例で、前記第2ベースフィルム2202は、前記第1ベースフィルム2201と同一な物質を含む。他の実施例で、前記第2ベースフィルム2202を省略してもよい。
前記第1ベースフィルム2201、前記光調節フィルム2210、及び前記第2ベースフィルム2202は、一体に形成される。
図25ないし図30は、図24に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。図25は、前記第1ベースフィルム2201上にプリズムパターン2212’を形成する段階を示す断面図であり、図26は、図25に示したプリズムパターン2212’を示すイメージである。
図25及び図26を参照すると、前記第1ベースフィルム2201上に相互平行な方向に延長する複数のプリズムパターン2212’を形成する。前記プリズムパターン2212’は、ローラー、プレス、プリンティング、エッチングなどの多様な方法によって前記第1ベースフィルム2201上に形成することができる。
図27は、前記第2ベースフィルム2202上にコーティング層2214’をコーティングする段階を示す断面図である。
図27を参照すると、前記コーティング層2214’は、硬化しないかつ流動性を有する。例えば、前記コーティング層2214’は、光硬化性物質を含むポリエチレン樹脂を含む。
図28は、前記コーティング層に光を照射する段階を示す断面図である。
図28を参照すると、前記第2ベースフィルム2202上にコーティングされた前記コーティング層(図27の2214’)に紫外線を照射して粘性を増加させる。本実施例で、前記紫外線の強度を調節して前記紫外線の照射されたコーティング層2214”が流動性を維持するゲル形態を有する。
他の実施例で、前記第2ベースフィルム2202上にコーティングされた前記コーティング層2214’で溶媒を蒸発させてゲル形態を有するようにすることもできる。前記第2ベースフィルム2202上にコーティングされた前記コーティング層2214’が粘性の高いゲル形態を有する場合、前記紫外線を照射する段階を省略してもよい。
図29は、図28に示した第2ベースフィルムを図25に示した第1ベースフィルム上に整列する段階を示す断面図である。
図29を参照すると、前記紫外線の照射されたコーティング層2214”が前記プリズムパターン2212’を向い合うように前記第2ベースフィルム2202を前記第1ベース基板2201上に整列する。
本実施例で、前記紫外線の照射されたコーティング層2214”は粘性が高いため、前記プリズムパターン2212’の側面へ拡散しないため、前記空気トンネル2220の側面エッジが鋭角を有する。
つづいて、前記第2ベースフィルム2202を前記第1ベース基板2201の方向に加圧して前記プリズムパターン2212’の上部を前記紫外線の照射されたコーティング層2214”内に挿入する。例えば、プレス、ローラーなどの器具を用いて加圧することができる。
図30は、図29に示したプリズムパターンがコーティング層と結合されたことを示す断面図である。
図29及び図30を参照すると、前記紫外線の照射されたコーティング層2214”に紫外線を照射して前記有機膜2214を形成する。
前記各プリズムパターン2212’が前記紫外線の照射されたコーティング層2214”に挿入される深さは、前記紫外線の照射されたコーティング層2214”の厚さより小さい。即ち、前記各プリズムパターン2212の両側面から延長して形成される仮想エッジの深さ(d)は、前記有機膜2214の厚さ(h)より薄い。
よって、前記プリズムパターン2212によって側面が定義され、前記有機膜2214によって上面が定義される前記空気トンネル2220が形成される。
前記のような本実施例によると、前記光調節フィルム2210内に前記空気トンネル2220が形成され、前記液晶表示装置の正面輝度が向上される。また、前記プリズムパターン2212の上部エッジが外部に露出されないため、他の光学シートにスクラッチが発生することを防止することができる。
図31は、本発明の他の実施例による光学シートを示す断面図である。本実施例で、空気トンネル2226を除いた残りの構成要素は実施例6と同一であるため、重複される説明は省略する。
図31を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム2201、光調節フィルム2216、及び第2ベースフィルム2202を含む。
前記光調節フィルム2216は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された空気トンネル2226を含む。本実施例で、前記各空気トンネル2226の側面エッジは鋭い形状を有する。
本実施例で、前記光調節フィルム2216の前記空気トンネル2226は複数のプリズムパターン2212、有機膜2214、及び拡散エッジ部2226aが結合して形成される。
前記有機膜2214は、前記プリズムパターン2212の上部エッジをカバーして前記空気トンネル2226の上面を定義する。本実施例で、前記有機膜2214は、前記プリズムパターン2212と同一な物質を含んで一体に形成される。他の実施例で、前記有機膜2214が前記プリズムパターン2212と異なる物質である接着性のある樹脂を含んでもよい。
前記拡散エッジ部2226aは、前記プリズムパターン2212と前記有機膜2214の境界部に前記空気トンネル2226に平行な方向に形成されて光を拡散させる。
本実施例で、図25〜図30に示した光学シートの製造方法と実質的に同一であるが、図28の紫外線を照射する段階で、前記各空気トンネル2226に前記拡散エッジ部2226aを形成するために紫外線の照射量を実施例6の場合より増加させてコーティング層の粘度を増加させる。
実施例7
図32は、本発明の実施例7による光学シートを示す断面図である。本実施例で、拡散層を除いた残りの構成要素は実施例6と同一であるため、重複される説明は省略する。
図32を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム2201、光調節フィルム2210、第2ベースフィルム2202、及び拡散層2230を含む。
前記拡散層2230は、前記第2ベースフィルム2202上に付着され、複数の拡散粒子2232及び樹脂2234を含む。前記樹脂2234は、前記拡散粒子2232を前記第2ベースフィルム2202に付着する。他の実施例で、前記拡散粒子2232が前記第2ベースフィルム2202または前記第1ベースフィルム2201の内部に配置することもできる。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記拡散層2230を含むことによって液晶表示装置の輝度均一性が向上される。また、追加的な拡散シートが省略されるため、組立工程が単純になり、製造コストが節減される。
実施例8
図33は、本発明の実施例8による光学シートを示す斜視図であり、図34及び図35は、図33に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、光調節フィルムを除いた残りの構成要素は実施例1と同一であるため、重複される説明は省略する。
図33〜図35を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム2201、光調節フィルム2310、及び第2ベースフィルム2202を含む。
前記光調節フィルム2310は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された複数の空気トンネル2320を含む。本実施例で、前記各空気トンネル2320の側面エッジはラウンド形状を有する。
本実施例で、前記光調節フィルム2310の前記空気トンネル2320は、複数のプリズムパターン2212、有機膜2314、及び曲面部2316が結合して形成される。
前記有機膜2314は、前記プリズムパターン2212の上部エッジをカバーして前記空気トンネル2320の上面を定義する。本実施例で、前記有機膜2314は、前記プリズムパターン2312と同一な物質を含み、一体に形成される。
前記各プリズムパターン2312の両側面を延長して仮想エッジの深さ(d)は前記有機膜2314の厚さより薄い。
前記曲面部2316は、前記プリズムパターン2312と前記有機膜2314の境界部に前記空気トンネル2320に平行な方向に形成されて光を拡散させる。
本実施例で、前記プリズムパターン2212、前記有機膜2314、及び前記曲面部2316は、同一の物質を含んで一体に形成される。
図36、図37、及び図38は、図33に示した光学シートの製造方法の製造方法を示す断面図である。
まず、図25に示したように、前記第1ベースフィルム2201上にプリズムパターン2212’を形成する。
図36は、前記第2ベースフィルム2202上にコーティング層2314’をコーティングする段階を示す断面図である。
図36を参照すると、前記コーティング層2314’は、硬化されることなく流動性を有する。本実施例で、図28でのような別途の光を照射する段階は省略する。
図37は、図36に示した第2ベースフィルムを図25に示した第1ベースフィルム上に整列する段階を示す断面図である。
図37を参照すると、前記コーティング層2314’が前記プリズムパターン2212’に向い合うように前記第2ベースフィルム2202を前記ベース基板2201上に整列する。
その後、前記第2ベースフィルム2202を前記ベース基板2201の方向に加圧して前記プリズムパターン2212’の上部を前記コーティング層2314’内に挿入する。
本実施例で、前記コーティング層は粘性が低い。よって、前記プリズムパターン2212’の側面方向に拡散することができる。
図38は、図37に示したプリズムパターンがコーティング層と結合されたことを示す断面図である。
図37及び図38を参照すると、前記コーティング層2314’の一部が前記プリズムパターン2212との表面張力によって前記拡散部2316に対応する位置に拡散される。
その後、前記コーティング層2314’に紫外線を照射して前記有機膜2314及び前記拡散部2316を形成する。
前記各プリズムパターン2312’が前記コーティング層2314’に挿入される深さは前記コーティング層2314’の厚さより薄い。即ち、前記各プリズムパターン2212の両側面を延長して形成される仮想エッジの深さ(d)は、前記有機膜2214の厚さ(h)より薄い。
よって、前記各プリズムパターン2212によって側面が定義され、前記拡散部2316によって面取りされたエッジが定義され、前記有機膜2214によって上面が定義される前記空気トンネル2320が形成される。
前記のような本実施例によると、前記光調節フィルム2310が前記曲面部2316を含み、前記各空気トンネル2320の前記側面エッジが面取りされる。また、別途の拡散剤なしに前記曲面部2316を用いて光を拡散させるため、輝度低下なしに輝度均一性が向上される。
実施例9
図39は、本発明の実施例9による光学シートを示す斜視図であり、図40及び図41は、図39に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、エアカプセルを除いた残りの構成要素は実施例6と同一であるため、重複される説明は省略する。
図39〜図41を参照すると、前記光学シートは第1ベースフィルム2201、光調節フィルム2410、及び第2ベースフィルム2202を含む。
前記光調節フィルム2410は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された複数の空気トンネル2220を含む。
本実施例で、前記光調節フィルム2410の前記空気トンネル2220は、複数のプリズムパターン2412及び有機膜2414が結合して形成される。
前記各プリズムパターン2412の上部には複数のエアカプセル2416が形成される。本実施例で、前記エアカプセル2416は、前記プリズムパターン2412と前記有機膜2414との間に配置される。例えば、前記エアカプセル2416は、半球形状、多角ピラミッド形状、六面体の形状などの形状を有することができる。
前記エアカプセル2416によって前記光学シートに入射される光の一部が拡散されて輝度均一性が向上される。
図42〜図47は、図39に示した光学シートの製造方法を示す斜視図である。図42は、前記第1ベースフィルム2201上にプリズムパターン2412’を示すイメージである。
図42及び図43を参照すると、前記各プリズムパターン2412’は、上部の切断された形状を有し、前記各プリズムパターン2412’の上面には複数のリセス2416’が形成される。
本実施例で、前記リセス2416’は、相互隣接するように配置される。この際、前記リセス2416’が相互離隔することも可能である。
図44は、前記第2ベースフィルム2202上にコーティング層2414’をコーティングする段階を示す断面図である。
図44を参照すると、前記コーティング層2414’は硬化することなく流動性を有する。
図45は、図44に示したコーティング層に紫外線を照射する段階を示す断面図である。
図45を参照すると、前記第2ベースフィルム2202上にコーティングされた前記コーティング層(図44の2414’)に紫外線を照射して粘度を増加させる。
図46は、図45に示した第2ベースフィルムを図42に示した第1ベースフィルム上に整列する段階を示す断面図である。
図46を参照すると、前記コーティング層2414”が前記プリズムパターン2412’に向い合うように前記第2ベースフィルム2202を前記第1べースフィルム2201上に整列する。この際、前記ベース基板2201と前記第2ベースフィルム2202との距離は、前記プリズムパターン2412’の高さ(Tp)と前記コーティング層2414”の厚さ(h)との和と同一である。
その後、前記第2ベースフィルム2202を前記第1ベース基板2201の方向に加圧して前記プリズムパターン2412’の上部を前記コーティング層2414”内に挿入する。
図47は、図46に示したプリズムパターンがコーティング層と結合したことを示す断面図であり、図48ないし図50は、図47に示した光学シートを示すイメージである。
図46〜図50を参照すると、前記コーティング層2414”の一部が前記プリズムパターン2412’上に形成された前記リセス2416’の上部をカバーして前記エアカプセル2416を形成する。
前記各プリズムパターン2412’が前記コーティング層2414”に挿入される高さ(d)は、前記コーティング層2414”の厚さ(h)より薄い。よって、前記各プリズムパターン2412の底面から前記コーティング層2414”の下部面との距離(Tf)は、加圧の前の前記プリズムパターン2412’の高さ(Tp)より小さい。
その後、前記コーティング層2414”に紫外線を照射して前記有機膜2414を形成する。
よって、前記プリズムパターン2412によって側面が定義され、前記有機膜2414によって上面が定義される前記空気トンネル2320と、前記プリズムパターン2412の上面に形成された前記リセス2416’によって側面及び底面が定義され、前記有機膜2414によって上面が定義される前記エアカプセル2416が形成される。
前記のような本実施例によると、前記光調節フィルム2410が前記エアカプセル2416を含み、別途の拡散剤なしに光を拡散させることができる。よって、輝度の低下なしに輝度均一性が向上される。
実施例10
図51は、本発明の実施例10による光学シートを示す断面図であり、図52及び図53は、図51に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例6と同一であるため、重複される説明は省略する。
図51〜図53を参照すると、光調節フィルム2510は、プリズムパターン2512、拡散部2515及び有機膜2514を含む。
前記拡散部2515は、隣接するプリズムパターン2512の間に配置されて光を拡散させる。
本実施例で、前記拡散部2515は、複数の半球形突出部2516を含む。
前記プリズムパターン2512の側面、前記拡散部2515の上面、及び有機膜2514の下面によって複数の空気トンネル2520が定義される。
前記光学シートに入射された光は、前記空気トンネル2520の周辺部と前記プリズムパターン2512の境界面から正面方向にガイドされ、前記空気トンネル2520の中央部と前記拡散部2515の境界面で拡散される。
実施例11
図54は、本発明の実施例11による光学シートを示す断面図であり、図55は、図54のプリズムパターンを示すイメージであり、図56及び図57は、図54の光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例10と同一であるため、重複される説明は省略する。
図54〜図57を参照すると、光調節フィルム2530は、プリズムパターン2512、拡散部2535、及び有機膜2534を含む。
前記拡散部2535は、隣接するプリズムパターン2512の間に配置されて光を拡散させる。
本実施例で、前記拡散部2535は、複数の半球形リセス2536を含む。
前記プリズムパターン2512の側面、前記拡散部2535の底面及び有機膜2534の下面によって複数の空気トンネル2540が定義される。
実施例12
図58は、本発明の実施例12による光学シートを示す斜視図であり、図59及び図60は、図58に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例10と同一であるため重複される説明は省略する。
図58〜図60を参照すると、光調節フィルム2550は、プリズムパターン2552、拡散部2565、及び有機膜2554を含む。
前記拡散部2565は、隣接するプリズムパターン2552の間に配置され、光を拡散させる。
本実施例で、前記拡散部2565は、複数のピラミッド形突出部2566を含む。
前記プリズムパターン2552の側面、前記拡散部2565の上面及び有機膜2554の下面によって複数の空気トンネル2560が定義される。
図61〜図63は、本発明の実施例12による光学シートの他の例を示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例12と同一であるため、重複される説明は省略する。
図61〜図63を参照すると、前記拡散部は、隣接する空気トンネルの間に配置されるピラミッド形空気カプセルを含む。
実施例13
図64は、本発明の実施例13による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例12と同一であるため、重複される説明は省略する。
図64を参照すると、光調節フィルム2570は、プリズムパターン2572、拡散部2585、及び有機膜2574を含む。
前記拡散部2585は、隣接するプリズムパターン2572の間に配置され、光を拡散させる。
本実施例で、前記拡散部2585は、複数のピラミッド形リセス2586を含む。
前記プリズムパターン2572の側面、前記拡散部2585の上面、及び有機膜2574の下面によって複数の空気トンネル2580が定義される。
実施例14
図65は、本発明の実施例14による光学シートを示す斜視図であり、図66及び図67は、図65に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例10と同一であるため、重複される説明は省略する。
図65〜図67を参照すると、光調節フィルム2620は、プリズムパターン2622、拡散部2635、及び有機膜2624を含む。
前記拡散部2635は、隣接するプリズムパターン2622の間に配置されて光を拡散させる。
本実施例で、前記拡散部2635は、複数のプリズム形突出部2636を含む。
前記プリズムパターン2622の側面、前記拡散部2635の上面及び有機膜2624の下面によって複数の空気トンネル2630が定義される。
図68及び図69は、本発明の実施例14による光学シートの他の例を示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例14ど同一であるため、重複される説明は省略する。
図68及び図69を参照すると、前記拡散部は、隣接する空気トンネルの間に配置される複数の補助空気トンネルを含む。前記補助空気トンネルは、前記空気トンネルと同一な方向に延長され、三角形の断面を有する。
実施例15
図70は、本発明の実施例15による光学シートを示す斜視図であり、図71及び図72は、図70に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は、実施例14と同一であるため、重複される説明は省略する。
図70〜図72を参照すると、光調節フィルム2520’は、プリズムパターン2622、拡散部2635’及び有機膜2624を含む。
前記拡散部2635’は、隣接するプリズムパターン2622の間に配置され、光を拡散させる。
本実施例で、前記拡散部2635’は、一つのプリズム形突出部2636’を含む。
前記プリズムパターン2622の側面、前記拡散部2635’の上面及び有機膜2624の下面によって複数の空気トンネル2630が定義される。
図73及び図74は、本発明の実施例15による光学シートの他の例を示すイメージである。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は実施例15と同一であるため、重複される説明は省略する。
図73及び図74を参照すると、前記拡散部は、隣接する空気トンネルの間に配置される補助空気トンネルを含む。本実施例で、前記隣接する空気トンネルの間にはそれぞれ一つずつの補助空気トンネルが配置され、前記補助空気トンネルは三角形の断面形状を有する。
実施例16
図75は、本発明の実施例16による光学シートを示す斜視図であり、図76及び図77は、図75に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、上部プリズムパターン2242を除いた残りの構成要素は実施例8と同一であるため、重複される説明は省略する。
図75〜図77を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム2201、光調節フィルム2310、第2ベースフィルム2202、及び上部プリズムパターン2242を含む。
前記光調節フィルム2310は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された複数の空気トンネル2320を含む。本実施例で、前記各空気トンネル2320の側面エッジはラウンド形状を有する。この際、前記各空気トンネル2320の側面エッジが三角形の形状、鋭い形状などを有することがある。
前記上部プリズムパターン2242は、前記第2ベースフィルム2202上に配置され、前記空気トンネル2320の延長方向に交差する方向に配列される。例えば、前記上部プリズムパターン2242の延長方向は、前記空気トンネル2320の延長方向と実質的に垂直してもよい。本実施例で、前記上部プリズムパターン2242は、前記プリズムパターン2212と同一な物質を含む。この際、前記上部プリズムパターン2242が前記プリズムパターン2212と異なる物質を含むことも可能である。
前記のような本実施例によると、前記空気トンネル2320と前記上部プリズムパターン2242の結合によって、正面輝度が向上される。
実施例17
図78は、本発明の実施例17による光学シートを示す斜視図であり、図79及び図80は、図78に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、光調節パターン2252を除いた残りの構成要素は実施例16と同一であるため、重複される説明は省略する。
図78〜42cを参照すると、前記光調節パターン2252は、前記第2ベースフィルム2202上に配置され、前記空気トンネル2320に交差する方向に延長される。例えば、前記光調節パターン2252は、断面が馬蹄形状を有する。
前記のような本実施例によると、前記馬蹄形状を有する前記光調節パターン2252と上部プリズムパターン2242との結合によって視野角が向上される。
実施例18
図81は、本発明の実施例18による光学シートを示す斜視図であり、図82及び図83は、図81に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、光調節フィルム2330を除いた残りの構成要素は実施例16と同一であるため、重複される説明は省略する。
図81〜図83を参照すると、前記光調節フィルム2330は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された複数の空気トンネル2340を含む。
本実施例で、前記各空気トンネル2340は、馬蹄形状の断面を有し、隣接するプリズムパターン2335によって外周が定義される。
前記のような本実施例によると、前記馬蹄形状の前記空気トンネル2340と上部プリズムパターン2242の結合によって視野角が向上される。
実施例19
図84は、本発明の実施例19による光学シートを示す斜視図であり、図85及び図86は、図84に示した光学シートを示すイメージである。本実施例で、光調節フィルム2640を除いた残りの構成要素は実施例16と同一であるため、重複される説明は省略する。
図84〜図86を参照すると、前記光調節フィルム2640は、前記第1ベースフィルム2201上に配置され、前記第1ベースフィルム2201に平行な方向に配列された複数の空気トンネル2650を含む。
前記光調節フィルム2640は、隣接するプリズムパターン2642の間に配置され、光を拡散させる拡散部2655を更に含み、前記拡散部2655は、前記プリズムパターン2642と同一な方向に延長される補助プリズム2656を含む。
米国3M社の輝度向上用フィルム(Brightness Enhancement Film;BEF)を基準で、図84に示した光学シートの光学特性を試みた。測定装備は、トップコン(TOPCON)社のBM7を用いた。
3M社のBEFの正面輝度を100%であるとしたとき、本実施例による光学シートの輝度は127.8%で飛躍的な輝度向上を示した。
前記の実施例では、2つのベースフィルムの間に配置される一つの光調節フィルムのみを開示している。他の実施例で、前記光学シートは、前記第2ベースフィルム上に配置され、前記第2ベースフィルムに平行な方向に配列された複数の第2空気トンネルを含む第2光調節フィルム及び前記第2光調節フィルム上に配置され、前記第2光調節フィルムを保護する第3ベースフィルムを更に汲むことができる。また、前記光学シートは、4つ以上のベースフィルム及び前記ベースフィルムの間に配置される3つ以上の光調節フィルムを含む多層構造を有してもよい。
前記ような本発明によると、前記光調節フィルム内に前記空気トンネルが形成されて、前記液晶表示装置の正面輝度が向上される。また、前記プリズムパターンの上部エッジが外部に露出されないため、他の光学シートにスクラッチが発生することが防止される。
また、前記光学シートが前記拡散部または前記エアカプセルを含むため、輝度均一性が向上される。なお、追加的な拡散シートが省略され、組立工程が単純になり、製造コストが節減される。
実施例20
図87は、本発明の実施例20による液晶表示装置を示す断面図である。
図87を参照すると、前記液晶表示装置は、光源モジュール310、光学シート320、及び液晶表示装置330を含む。
前記光源モジュール310は、前記光学シート320の方向に光を供給する。前記光源モジュール310は、直下型光源モジュール及び側面導光型光源モジュールを含むことができる。
前記光源モジュール310が直下型光源モジュールである場合、冷陰極線管蛍光ランプ、平板蛍光ランプ、発光ダイオード(LED)などの複数の光源(図示せず)が平面上に配列してもよい。
前記光源モジュール310が側面導光型光源モジュールである場合、蛍光ランプ、発光ダイオードなどの光源と前記光源で生成された光を前記光学シート320の方向にガイドする導光板(図示せず)を含むことができる。
前記光学シート320は、前記光源モジュール310上に配置され、前記光学シート320で生成された光の特性を向上させる。本実施例で、前記光学シート320は、前記光の正面輝度、輝度均一性などを向上させる。本実施例で、前記光学シート320は、図88を参照して後述する。
他の実施例で、前記液晶表示装置は、拡散板、拡散シート、プリズムシート、半透過フィルム、保護フィルムなどの多様な光学シートを更に含むことができる。
前記液晶表示パネル330は、前記光学シート320上に配置され、2枚の基板間に介在された液晶層に前記光学シート320を通過した光を透過させて画像を表示する。この際、前記液晶表示パネル330の代わりに電気泳動表示パネルなどの多様な受動型表示パネルを適用することもできる。
図88は、図87に示した光学シート320を示す斜視図であり、図89は、図88のC部分を拡大した斜視図である。
図88及び図89を参照すると、前記光学シート320は、第1ベースフィルム3201、粘着層3210、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記第1ベースフィルム3201は、フィルム形態を有し、透明な合成樹脂を含む。例えば、前記合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂などを含む。本実施例で、前記第1ベースフィルム3201は、ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む。
前記粘着層3210は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に配列された複数のグルーブ3212b及び隣接するグルーブ3212bの間の接触部3212aを含む。
前記粘着層3210は、粘着物質を含む。本実施例で、前記粘着物質は、一度硬化すると、接着力を喪失する接着物質と区別され、粘着された部分が剥離されても粘着力を維持するため、圧力を加えて(Pressure−sensitive)再び粘着することが可能である。
本発明の粘着は、付着及び接触と区分され、粘着というのは粘ることによって粘着力が半永久的に維持される状態を示す。反面、付着及び接着は工程中にのみ接着力が存在し、完成した後には接着力を喪失する状態を示す。
例えば、前記粘着物質は、ゴム類樹脂、アクリルポリマー、アクリレート、シリコンなどを含む。ここで、前記粘着物質がエステルゴム、フェノル樹脂などの補助剤及びひまし油、ポリイソブチレンなどの低分子物質を更に含むことができる。本実施例で前記粘着物質は強い粘着力を有しているため、一度圧力を受けて前記第2ベースフィルム3202に粘着される場合、除去しにくい特性を有する。
本実施例で、前記粘着層3210は、前記第1ベースフィルム3201と一体に形成される。
前記第2ベースフィルム3202は、前記粘着層3210の前記接触部3212aに粘着され、前記グルーブ3212bと前記第2ベースフィルム3202の下面の間に複数の空気トンネル3220が形成される。前記グルーブ3212bは、前記空気トンネル3220の側面を定義し、前記第2ベースフィルム3202の前記下面は、前記空気トンネル3220の上面を定義する。
本実施例で、前記空気トンネル3220は、三角形の断面形状を有する。この際、前記各空気トンネル3220が二等辺三角形、直角三角形、梯形形状などの断面形状を有することもできる。他の実施例で、前記各空気トンネル3220が多角形、馬蹄形、半円形、ラウンド形などの断面形状をすることもできる。
本実施例で、前記第2ベースフィルム3220は、前記第1ベースフィルム3201と同一な物質を含む。
前記粘着層3210は、前記グルーブ3212bによって定義される複数のプリズムパターン2312を含む。本実施例で、前記プリズムパターン3212の上部が除去され、前記接触部3212aを形成する。前記プリズムパターン3212は、前記グルーブ3212bで前記空気トンネル3220に露出され、前記プリズムパターン2312は、前記空気トンネル3220の境界面で光が屈折される。よって、前記第1ベースフィルム3201から入射される光は、前記第1ベースフィルム3201に垂直な方向にガイドされ、前記液晶表示装置の正面輝度を向上させる。
前記グルーブ3212bの最下部と前記第2ベースフィルム3202との距離(d)は、前記プリズムパターン2312の仮想高さ(h)より小さい。
本実施例で、前記第2ベースフィルム3202は、前記第1ベースフィルム3201と一体に形成された前記粘着層3210の上部に粘着され、前記光学シート320を形成する。
図90〜図93は、図89に示した光学シートの製造方法を示す断面図である。図90は、前記第1ベースフィルム3201上に粘着コーティング層3212’を形成する段階を示す断面図である。
図90を参照すると、前記第1ベースフィルム3201上に前記粘着コーティング層3212’を形成する。本実施例で、前記第1ベースフィルム3201上に粘度の高い粘着液を塗布して前記粘着コーティング層3212’を形成する。
図91は、図90に示した粘着コーティング層3212’をパターニングする段階を示す断面図である。
図91を参照すると、その後、前記粘着コーティング層3212’をパターニングして前記グルーブ3212b及び前記接触部3212aを形成する。本実施例で、前記グルーブ3212b及び前記接触部3212aは、ローラー、プレス、プリンティング、エッチングなどの多様な方法を通じて形成する。本実施例で、前記接触部3212aは、前記第1ベースフィルム3201の表面に平行である。
その後、前記グルーブ3212b及び前記接触部3212aの形成された粘着コーティング層(図90の3212’)の粘度を増加させて前記第1ベースフィルム3201と一体に形成される前記粘着層3212を形成する。例えば、乾燥、加熱、露光などの方法を用いて前記粘着コーティング層3212’の粘度を増加させる。この際、前記露光方法は、紫外線、可視光線などの光を用いることができる。他の実施例で、前記粘着コーティング層3212’をパターニングする段階と、前記粘着コーティング層3212’の粘度増加させる段階とがともに行われてもよい。
図92は、前記第2ベースフィルム3202を形成する段階を示す断面図である。
図92を参照すると、続いて前記第2ベースフィルム3202は、フラットな面を有する。
この際、前記第2ベースフィルム3202の一面にプライマーコーティング膜(図示せず)を形成することもできる。例えば、前記プライマーコーティング膜は、粘度の高い液状レジンを前記第2ベースフィルム3202上にコーティングした後、乾燥、加熱、露光などの方法を用いて固化させて形成する。
前記プライマーコーティング膜は、前記第2ベースフィルム3202の残りの部分と他の有機物質を含んで、前記第2ベースフィルム3202の屈折率及び前記粘着層3212との粘着力を向上させる。
図93は、図92に示した第2ベースフィルム3202を図91に示した粘着層3210上に粘着する段階を示す断面図である。
図93を参照すると、その後、前記第2ベースフィルム3202を前記粘着層3210の前記接触部3212a上に粘着する。本実施例で、前記粘着層3210は、圧力感知(Pressure−Senstive)粘着層であり、前記第2ベースフィルム3202を加圧して前記第2ベースフィルム3202の下面が前記粘着層3210の前記接触部3212aに粘着される。
本実施例で、圧力のみを用いて前記第2ベースフィルム3202を前記粘着層3210上に粘着させる。他の実施例で、圧力を用いて前記第2ベースフィルム3202を前記粘着層3210上に仮粘着させた後、紫外線などの光を再び照射して前記粘着層3210の粘着力を更に増加させて前記第2ベースフィルム3202を前記粘着層3210上により堅固に粘着させることもできる。ただし、圧力のみを用いて前記第2ベースフィルム3202を前記粘着層3210上に粘着させる場合、前記紫外線の再照射を用いる場合より製造工程が単純になる。また、前記紫外線の再照射に用いる場合、前記第2ベースフィルム3202によって紫外線の一部が散乱され、エネルギー消耗量が増加して前記紫外線の再照射に用いられるランプの温度が増加して火災のおそれがある。
前記のような本実施例によると、前記光学シート320内に前記空気トンネル3220が形成され、前記液晶表示装置の正面輝度が向上される。また、プリズムパターン3212の上部エッジが外部に露出されないため、他の光学シートにスクラッチが生じることが防止される。
また、前記光学シート320が完成した後にも前記粘着層3210の前記接触部3212aの粘着力が維持されるため、衝撃によって前記第2ベースフィルム3202の一部が前記接触部3212aから剥離されても前記第2ベースフィルム3202を加圧して前記剥離された部位を再び粘着することができる。
更に、前記光学シート320の製造工程が単純になるため、製造コストを節減することができる。
実施例21
図94は、本発明の実施例21による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、光ガイド層を除いた構成要素は、図88〜図93と同一であるため、重複される説明は省略する。
図94を参照すると、前記光学シート320は、第1ベースフィルム3201、光ガイド層3310、及び第2ベースフィルム3202を含む。
本実施例で、前記光ガイド層3310は、光硬化性樹脂を含み、グルーブ3312b及び接着部3312aを含む。ここで、前記光ガイド層3310が熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、光可塑性樹脂などを含むこともできる。前記接着部3312aは、前記第2ベースフィルム3202の下面に直接付着される。
前記第2ベースフィルム3202はフィルムの形態を有し、透明な合成樹脂を含む。例えば、前記合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂などを含む。本実施例で、前記第2ベースフィルム3202は、ポリエチレンテレフタレートを含む。
図95〜図98は、図94に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。図95は、前記第1ベースフィルム3201上に光硬化性コーティング3312’を形成する段階を示す断面図である。
図95を参照すると、前記第1ベースフィルム3201上に前記光硬化性コーティング3312’を形成する。本実施例で、前記光硬化性コーティング3312’は、紫外線の照射によって硬化する物質を含む。他の実施例で、前記第1ベースフィルム3201上に熱硬化性コーティング(図示せず)を形成することもできる。
図96は、図95に示した光硬化性コーティング3312’をパターニングする段階を示す断面図である。
図96を参照すると、その後、前記光硬化性コーティング3312’をパターニングして前記グルーブ3312b及び前記接着部3312aを形成する。本実施例で、前記グルーブ3312b及び前記接着部3312aは、ローラー、プレス、プリンティングなどの多様な方法によって形成される。本実施例で、前記接着部3312aは、前記第1ベースフィルム3201の表面に平行である。
図97は、図96に示した光硬化性コーティング3312’の粘度を増加させる段階を示す断面図である。
図97を参照すると、その後、前記グルーブ3312b及び前記接触部3312aの形成された光硬化性コーティング(図96の3312’)の粘度を増加させる。例えば、乾燥、加熱、露光などの方法を用いて前記光硬化性コーティング3312’の粘度を増加させる。本実施例で、前記光硬化性コーティング3312’の粘度は、紫外線を用いて増加させる。この際、前記光硬化性コーティング3312’をパターニングする段階と前記光硬化性コーティング3312’の粘度を増加させる段階とをともに行うこともできる。他の実施例で、前記光硬化性コーティング3312’の粘度を増加させる段階を省略することもできる。
図98は、図97に示した光硬化性コーティング3312”を用いて前記光学シートを形成する段階を示す断面図である。
図98を参照すると、その後、前記第2ベースフィルム3202を前記光硬化性コーティング(図97の3312”)の前記接着部3312a上に付着する。本実施例で、前記光硬化性コーティング3312”は、流動性を維持しているため、前記光硬化性コーティング3312”の前記第2ベースフィルム3202に対する表面張力によって前記第2ベースフィルム3202が前記光硬化性コーティング3312”の前記接着部3312aに付着される。
その後、前記第1ベースフィルム3201と前記第2ベースフィルム3202との間に介在された前記光硬化性コーティング3312”を硬化させて前記第1ベースフィルム3201及び前記第2ベースフィルム3202に一体に形成される前記光ガイド層3310を形成する。
前記のような本実施例によると、前記光ガイド層3310が前記第1ベースフィルム3201及び前記第2ベースフィルム3202に一体に形成され、前記光学シートの物理的安定性が向上される。
更に、前記光学シートの製造工程が単純になり、製造コストを節減することができる。
実施例22
図99は、本発明の実施例22による光学シートを製造する方法の一部を示す断面図である。本実施例で、接触部を除いた残りの構成要素は、図88〜図93に示した光学シートと同一であるため、重複される説明は省略する。
図99を参照すると、第1ベースフィルム3201上に粘着コーティング層(図90の3212’)を形成し、前記粘着コーティング層3212’をパターニングしてグルーブ3222b及び接触部3222aを形成する。
本実施例で、前記接触部3222aは、荒さ(Roughness)の高い表面を有する。例えば、前記接触部3222aが、不規則な凹凸、エンボシングパターン、突起パターン、リセスパターンなどの多様な形状を有することができる。
その後、第2ベースフィルム(図93の3202)を前記粘着層3210の前記接触部3222a上に粘着する。
前記のような本実施例によると、前記接触部3222aの荒さが高くて前記第2ベースフィルム3202との密着度が増加する。
実施例23
図100は、本発明の実施例23による光学シートを示す断面図である。本実施例で、接触部と第2ベースフィルムとの活性結合を除いた残りの構成要素は図88〜図93に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図100を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3230、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3230は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に配列された複数のグルーブ3232b及び隣接するグルーブ3232b間の接触部3232aを含む。前記粘着部3230は粘着物質を含む。
前記第2ベースフィルム3202は、前記粘着層3230の前記接触部3232aに粘着され、前記グルーブ3232bと前記第2ベースフィルム3202の下面との間に複数の空気トンネル3220が形成される。
前記粘着層3230の前記接触部3232aは、前記第2ベースフィルム3202と活性結合をする。本実施例で、前記活性結合とは、前記接触部3232aの中央部(PA)には圧縮応力が印加され、前記接触部3232aの周辺部(TA)には院長応力の印加された状態で、前記粘着層3230が前記第2ベースフィルム3202に粘着されることを示す。
前記圧縮応力と前記引長応力の均衡によって外部の衝撃が加えられても前記活性結合された部分で前記衝撃を吸収する。よって、前記接触部3232aは、前記第2ベースフィルム3202と安定的な結合を維持する。
図101は、図100に示した光学シートを製造する方法を示す断面図である。
図101を参照すると、第1ベースフィルム3201上に粘着コーティング層(図4の3212’)を形成し、前記粘着コーティング層3212’をパターニングしてグルーブ3232b及び接触部3232aを形成する。
本実施例で、前記接触部3232aは、中央部(PA)が周辺部(TA)に比べて凸な形状を有する。例えば、前記接触部3232aが前記グルーブ3232bに平行な方向に延長された一つの凸部または前記グルーブ3232bに平行な方向に断続的に配列された複数の凸部を含むことができる。
その後、第2ベースフィルム(図93の3202)を前記粘着層3230の前記接触部3232a上に粘着する。
前記のような本実施例によると、前記接触部3232aと前記第2ベースフィルム3202との前記活性結合によって外部衝撃からの緩衝力が増加する。
実施例24
図102は、本発明の実施例24による光学シートを示す断面図である。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は、図88〜図93に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図102を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3240、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3240は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部がフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3242及び隣接するプリズムパターン3242の間に配置される拡散部3245を含む。前記プリズムパターン3242の上部は、前記第2ベースフィルム3202に粘着される接触部3242aを形成する。
前記接触部3242aの両側には、傾斜面3242bが形成されて、下部から入射された光を正面方向にガイドする。
本実施例で、前記拡散部3245は、複数の半球形突起3246を含む。他の実施例で、前記拡散部3245がピラミッド形突起、プリズム形突起、半球形リセス、ピラミッド形リセス、プリズム形リセスなどの多様な形状を有することもできる。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記プリズムパターン3242及び前記拡散部3245を含むことによって、前記光学シートを通過する光の正面輝度と輝度均一性とがともに向上される。
実施例25
図103は、本発明の実施例25による光学シートを示す断面図である。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は図102に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図103を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3240a、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3240aは、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部のフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3242及び隣接するプリズムパターン3242の間に配置される拡散部3245aを含む。前記プリズムパターン3242の上部は前記第2ベースフィルム3202に粘着される接触部3242aを形成する。
本実施例で、前記拡散部3245aは、複数の半球形リセス3246aを含む。
実施例26
図104は、本発明の実施例26による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は、図102に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図104を参照すると、前記光学シートは第1ベースフィルム3201、粘着層3240b、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3240bは、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部のフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3242及び隣接するプリズムパターン3242の間に配置される拡散部3245bを含む。前記プリズムパターン3242の上部は、前記第2ベースフィルム3202に粘着される接触部3242aを形成する。
本実施例で、前記拡散部3245bは、複数のピラミッド形突起3246bを含む。
実施例27
図105は、本発明の実施例27による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は図102に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図105を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3240c、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3240cは、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部のフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3242及び隣接するプリズムパターン3242の間に配置される拡散部3245cを含む。前記プリズムパターン3242の上部は、前記第2ベースフィルム3202に粘着される接触部3242aを形成する。
本実施例で、前記拡散部3245cは、複数のピラミッド形リセス3246cを含む。
実施例28
図106は、本発明の実施例28による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、拡散部を除いた残りの構成要素は図102に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図106を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3240d、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層2340dは、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部のフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3242及び隣接するプリズムパターン3242の間に配置される拡散部3245dを含む。前記プリズムパターン3242の上部は、前記第2ベースフィルム3202に粘着される接触部3242aを形成する。
本実施例で、前記拡散部3245dは、複数の補助プリズムパターン3246dを含む。
前記のような本実施例によると、前記補助プリズムパターン3246dによって前記光学シートを通過する光の正面輝度、輝度均一性、及び視野角が向上される。
実施例29
図107は、本発明の実施例29による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、補助プリズムパターンの個数を除いた残りの構成要素は図106に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図107を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3240e、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3240eは、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部のフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3242及び隣接するプリズムパターン3242の間に配置される拡散部3245eを含む。前記プリズムパターン3242の上部は、前記第2ベースフィルム3202に粘着される接触部3242aを形成する。
本実施例で、前記拡散部3245eは、補助プリズムパターン3246eを含み、隣接するプリズムパターン3242の間には一つずつの補助プリズムパターン3246eが配置される。
実施例30
図108は、本発明の実施例30による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、空気カプセルを除いた残りの構成要素は図88〜図93に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図108を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層2350、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3250は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に配列された複数のグルーブ3252b及び隣接するグルーブ3252bの間に配置される接触部3252aを含む。前記粘着層3250は、粘着物質を含む。
本実施例で、前記接触部3252aは、複数のリセスを含む。
前記第2ベースフィルム3202は、前記粘着層3250の接触部3252aに粘着され、複数の空気トンネル3220及び複数の空気トンネル3220及び複数の空気カプセル3255を形成する。前記空気トンネル3220は、前記グルーブ3252bと前記第2ベースフィルム3202の下面との間に形成され、前記空気カプセル3255は、前記接触部3252aの前記リセスと前記第2ベースフィルム3202の前記下面との間に形成される。
本実施例で、前記空気カプセル3255は、半球形状を有する。他の実施例で、前記空気カプセル2355がピラミッド形状、プリズム形状などの多様な形状を有することもできる。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記空気カプセル3255を含むことによって、前記光学シートを通過する光の拡散する面積が増加して拡散効果が向上される。よって、正面輝度及び輝度均一性がともに向上される。また、視野角が上昇して画質が向上される。
実施例31
図109は、実施例31による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、空気カプセルを除いた残りの構成要素は図108に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図109を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3256、及び第2ベースフィルム3202を含む。
前記粘着層3256は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に配列された複数のグルーブ3257b及び隣接するグルーブ3257bの間に配置される接触部3257aを含む。前記粘着層3256は、粘着物質を含む。
本実施例で、前記接触部3257aは、複数の突起3258を含む。
前記第2ベースフィルム3202は、前記粘着層3256の前記接触部3257aの前記突起3258の上部に粘着され、複数の空気トンネル及び複数のエアーネット(Air−Net)3220aを形成する。前記空気トンネル3220は、前記グルーブ3257bと前記第2ベースフィルム3202の下面との間に形成され、前記エアーネット3220aは、前記接触部3257aの前記リセスと前記第2ベースフィルム3202の前記下面と間に形成される。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記エアーネット3220aを含むことによって前記光学シートを通過する光が拡散される面積が増加して拡散効果が向上される。よって、正面輝度及び輝度均一性がともに向上される。また、視野角が上昇して画質が向上される。
実施例32
図110は、本発明の実施例32による光学シートを示す断面図である。本実施例で、拡散層を除いた残りの構成要素は、図88〜図93と同一であるため、重複される説明は省略する。
図110を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3210、第2ベースフィルム3202、及び拡散層3204を含む。
前記拡散層3204は、前記第2ベースフィルム3202上に付着され、複数の拡散粒子3204a及び樹脂3204bを含む。前記樹脂3204bは、前記拡散粒子3204aを前記第2ベースフィルム3202に付着する。例えば、前記拡散粒子3204aは、前記樹脂3204bと屈折率が異なる投光性粒子、空気バブルなどを含む。他の実施例で、前記拡散粒子3202aが前記第2ベースフィルム3202または前記第1ベースフィルム3201の内部に配置することもできる。
前記のような本実施例によると、前記光学シートが前記拡散層3204を含むことによって液晶表示装置の輝度均一性が向上される。また、追加的な拡散シートが省略されるため、組立工程が単純になり、製造コストが節減される。
実施例33
図111は、本発明の実施例33による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、上部プリズムパターンを除いた残りの構成要素は図88〜図93に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図111を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム2301、粘着層2310、及び第2ベースフィルム2303を含む。
前記第2ベースフィルム3203は、上部に複数のプリズムパターン3203aの形成されたフィルム形態を有し、透明な合成樹脂を含む。例えば、前記合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂などを含む。本実施例で、前記第2ベースフィルム3203はポリエチレンテレフタレートを含む。
本実施例で、前記第2ベースフィルム3203の前記プリズムパターン3203aは、前記粘着層3210のプリズムパターン3212に垂直な方向に延長される。他の実施例で、前記プリズムパターン3203aが馬蹄形状、半球形状などの多様な形状を有することもできる。
実施例34
図112は、本発明の実施例34による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、上部拡散パターンを除いた残りの構成要素は図111に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図112を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3210、及び第2ベースフィルム3204を含む。
前記第2ベースフィルム3204は、上部に複数の上部拡散パターン3204aの形成されたフィルム形態を有する。本実施例で、前記上部拡散パターン3204aは、馬蹄形状の断面を有する。
前記のような本実施例によると、前記粘着層3210の空気トンネル3220によって正面輝度が向上され、前記第2ベースフィルム3204の前記上部拡散パターン3204aによって輝度均一性が向上される。また、前記空気トンネル3220及び前記上部拡散パターン3204aによって視野角が向上される。
実施例35
図113は、本発明の実施例35による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、粘着層を除いた残りの構成要素は、図111に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図113を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層31210、及び第2ベースフィルム3203を含む。
前記粘着層31210は、馬蹄形状の断面を有する複数のグルーブ31212を含み、前記第2ベースフィルム3203との結合によって前記馬蹄形状の断面を有する複数の空気トンネル31220を形成する。
前記のような本実施例によると、前記接触層3210の空気トンネル31220によって輝度均一性が向上され、前記第2ベースフィルム3203の前記プリズムパターン3203aによって正面輝度が向上される。また、前記空気トンネル31220及び前記プリズムパターン3203aによって視野角が向上される。
実施例36
図114は、本発明の実施例36による光学シートを示す斜視図である。本実施例で、粘着層を除いた残りの構成要素は図111に示した実施例と同一であるため、重複される説明は省略する。
図114を参照すると、前記光学シートは、第1ベースフィルム3201、粘着層3260、及び第2ベースフィルム3203を含む。
前記粘着層3260は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、前記第1ベースフィルム3201に平行な方向に延長され、上部のフラットな梯形の断面形状を有する複数のプリズムパターン3212及び隣接するプリズムパターン3212の間に配置される補助光学部3265を含む。
本実施例で、前記補助光学部3265の上部には、複数の補助プリズムパターン3265aが形成され、前記光学シートの下面から入射される光の正面輝度及び視野角を向上させる。他の実施例で、前記補助光学部3265が複数の突起、複数のリセスなどを含んで前記光学シートの前記下面から入射される光の輝度均一性を向上させることもできる。例えば、前記突起または前記リセスは、半球形状、ピラミッド形状などの形状を有することができる。
図115は、本発明の実施例37による光学シートを示す斜視図であり、図116は、前記図115に示した光学シートを示す断面図である。
図115及び図116を参照すると、前記光学シート320は、第1ベースフィルム3201、第1粘着層3260、第2ベースフィルム3204、第2粘着層3270、及び第3ベースフィルム3205を含む。
前記第1ベースフィルム3201は、フィルム形態を有し、透明な合成樹脂を含む。本実施例で、前記第1ベースフィルム3201のフィルム形態の下部には、複数の第1拡散ドット3201aが形成される。例えば、前記第1拡散ドット3201aは、相互離隔して配置される。前記第1拡散ドット3201aは、前記光学シートの下面から入射される光の輝度均一性を向上させ、外部からの物理的な衝撃やスクラッチから前記第1ベースフィルム3201を保護する。
前記第1粘着層2360は、前記第1ベースフィルム3201上に配置され、互いに平行な方向に配列された複数の第1プリズムパターン3212及び隣接する第1プリズムパターン3212の間に配置される第1補助光学部2365を含む。前記第1粘着層2360は、粘着物質を含む。
本実施例で、前記第1補助光学部2365の上部には複数の第1補助プリズムパターン2365aが形成され、前記光学シートの下面から入射される光の正面輝度及び視野角を1次に向上させる。他の実施例で、前記第1補助光学部3265が複数のリセス、複数の突起、複数の半円形シリンダーなどを含むことも可能である。
前記第2ベースフィルム3204は、前記第1粘着層3260の前記第1プリズムパターン3212の接触部3212aに粘着され、前記第1プリズムパターン3212の第1グルーブ3212b、前記第1補助光学部3265と前記第2ベースフィルム3204の下面の間に複数の第1空気トンネル3266が形成される。前記第1グルーブ3212bは、前記第1空気トンネル3266の側面を定義し、前記第2ベースフィルム3204の前記下面は前記第1空気トンネル3266の上面を定義し、前記第1補助光学部3265は、前記第1空気トンネル3266の下面を定義する。
前記第2粘着層3270は、前記第2ベースフィルム3204上に配置され、互いに平行な方向に配列された複数の第2プリズムパターン3272及び隣接する第2プリズムパターン3272の間に配置される第2補助光学部3275を含む。本実施例で、前記第1プリズムパターン3212の延長方向は、前記第2プリズムパターン3272の延長方向に垂直な方向である。他の実施例で、前記第1プリズムパターン3212と前記第2プリズムパターン3272は、相互同一な方向、相互逆方向、相互鋭角をなす方向などの多様な方向に延長されてもよい。前記第2粘着層3270は、粘着物質を含む。
本実施例で、前記第2補助光学部3275の上部には複数の第2補助プリズムパターン3275aが形成され、前記第2ベースフィルム3204の下面から入射される光の正面輝度及び視野角を2次的に向上させる。他の実施例で、前記第2補助光学部3275が複数のリセス、複数の突起、複数の半円形シリンダーなどを含むこともできる。
前記第3ベースフィルム3205は、前記第2粘着層3270の前記第2プリズムパターン3272の接触部3272aに粘着され、前記第2プリズムパターン3272の第2グルーブ3272b、前記第2補助光学部3275と前記第3ベースフィルム3205の下面のとの間に複数の第2空気トンネル3276が形成される。前記第2グルーブ3272bは、前記第2空気トンネル3276の側面を定義し、前記第3ベースフィルム3205の前記下面は、前記第2空気トンネル3276の上面を定義し、前記第2補助光学部3275は、前記第2空気トンネル3276の下面を定義する。
本実施例で、前記第3ベースフィルム3205の上部には複数の第2拡散ドット3205aが形成される。例えば、前記第2拡散ドット3205aは互いに隣接して配置される。前記第2拡散ドット3205aは、前記第3ベースフィルム3205の下面から入射される光の輝度均一性を向上させ、外部の物理的な衝撃やスクラッチから前記第3ベースフィルム3205を保護する。
光学シートにおいて、プリズムパターンが外部に露出される場合、運送中に前記プリズムパターンを保護するために、高価の保護テープ(Protection Tape)が要求される。特に、両側に保護テープを付着する場合、光学シートの運送費用が急激に増加する。また、バックライトアセンブリの組立工程中に保護テープが前記光学シートから剥がれにくいため、前記光学シートが静電気、外部衝撃などによって損傷する恐れがある。しかし、本実施例で、前記第1粘着層3260及び前記第2粘着層3270は、前記第1ベースフィルム3201及び前記第3ベースフィルム3205によって保護され、別途の保護テープなしに容易に運送することができる。また、前記第1ドットパターン3201a及び第2ドットパターン2305aによって外部スクラッチに対する抵抗性も増加する。
本実施例で、前記第1ドットパターン3201aの密度は、前記第2ドットパターン3205aの密度より低い。他の実施例で、前記第1ドットパターン3201aの密度が前記第2ドットパターン3205aの密度と同一であるか高くてもよい。
また、光学シートが一つのベースフィルムのみを含む場合、外力に抵抗するためにベースフィルムの厚さが増加する。よって、複数の光学シートを含む光学シートアセンブリを用いる場合、それぞれの光学シートの厚さが増加して結果的に光学シートアセンブリの総厚さが増加する。しかし、本実施例のように複数のベースフィルム(3201、3204、3205)を積層して一枚の光学シートを形成する場合、各ベースフィルム(3201、3204、3205)の厚さが薄くなっても前記ベースフィルム(3201、3204、3205)の複合作用によって外力に対する抵抗力が増加する。よって、光学シートの総厚さを減少させることができる。
前記のような本発明によると、光学シートが粘着層を含んで外部の衝撃による不良を容易にリペアすることができる。なお、粘着パターンが上部基底層と活性結合状態を維持して外部の衝撃に対する抵抗性が向上される。
また、前記光学シートが前記拡散部または前記エアーカプセルを含むことによって液晶表示装置の輝度均一性が向上される。
更に、表示装置の輝度、視野角などの画質が向上され、完成品の厚さが減少してスリムなデザインの表示装置を製造することができる。
また、複合機能を有する光学シートの製造工程が単純になるため、不良率が低下し、製造コストを節減することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特徴請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1201 ベースフィルム
1210 プリズムパターン
1220 拡散部材
1225 リセス

Claims (74)

  1. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートにおいて、
    下部から光の入射されるベースフィルムと、
    前記ベースフィルムの上に相互離隔するように突出され、前記ベースフィルムの下部から入射される光の正面輝度を向上させる複数のプリズムパターンと、
    前記プリズムパターンの間に配置され、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面の上に配置されて前記下部から入射される光の輝度均一性を向上させる複数の拡散ドットを具備する拡散部材と、を含むことを特徴とする光学シート。
  2. 前記各拡散ドットは、リセスを含むことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  3. 前記リセスは、半球形、半楕円球形、または多角ピラミッドの形状であることを特徴とする請求項2に記載の光学シート。
  4. 前記各拡散ドットは、突出部を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  5. 前記突出部は、半球形、半楕円球形、または多角ピラミッドの形状であることを特徴とする請求項4に記載の光学シート。
  6. 前記拡散部材は、前記プリズムパターンと同一な物質を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  7. 前記拡散面の高さがプリズムパターンの高さより低いことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  8. 前記拡散部材に対応する拡散領域と前記プリズムパターンに対応するプリズム領域との間に定義される補助拡散領域内に配置され、前記プリズムパターン及び前記拡散部材と同一な物質を含み、前記プリズムパターン及び前記拡散部材と一体に形成されて入射された光を屈折または反射させる補助拡散部材を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  9. 前記補助拡散部材は、前記プリズムパターンと平行である方向に延長される曲面形状を有することを特徴とする請求項8に記載の光学シート。
  10. 前記各プリズムパターンが3角ないし32角形の断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  11. 前記各プリズムパターンの下辺が前記ベースフィルムに平行な梯形、五角形、または七角形の形状を有することを特徴とする請求項10に記載の光学シート。
  12. 前記各プリズムパターンの断面が二等辺三角形の形状を有し、前記二等辺三角形の頂角は1°〜179°であることを特徴とする請求項10に記載の光学シート。
  13. 平面上から見たとき、隣接する拡散ドットの中心が三角形の形状に配列されることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  14. 平面上から見たとき、隣接する拡散ドットの中心が四角形の形状に配列されることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  15. 前記各プリズムパターン及び前記拡散ドットの表面上にスクラッチまたはクラックを形成して前記光学シートの輝度均一性、視野角、及び半値角を向上させることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  16. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートにおいて、
    下部から光の入射されるベースフィルムと、
    前記ベースフィルムの上に相互離隔するように突出され、前記ベースフィルムの下部から入射される光の正面輝度を向上させる複数のプリズムパターンと、
    前記プリズムパターンの間に配置され、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面の上に配置されて前記下部から入射される光の輝度均一性を向上させる複数の拡散グルーブを具備する拡散部材と、を含むことを特徴とする光学シート。
  17. 前記各プリズムパターンの表面上にスクラッチまたはクラックを形成して前記光学シートの輝度均一性、視野角、及び半値角を向上させることを特徴とする請求項16に記載の光学シート。
  18. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートにおいて、
    プリズム領域、拡散領域、及び前記プリズム領域と前記拡散領域との間に配置される補助拡散領域が定義されるベースフィルムと、
    前記ベースフィルム上の前記プリズム領域内に相互離隔するように配置される傾斜面によって形成される直角三角形の形状を有する複数のプリズムパターンと、
    前記ベースフィルム上の前記拡散領域内に配置され、前記プリズムパターンのうち、隣接するプリズムパターンの隣接する下辺の間に配置され、前記ベースフィルムに平行な拡散面を有し、前記拡散面上に配置される複数の拡散ドットを具備する拡散部材と、
    前記補助拡散領域内に配置され、前記プリズムパターン及び前記拡散部材と同一な物質を含み、前記プリズムパターン及び前記拡散部材と一体に形成され、前記プリズムパターンのうち、隣接するプリズムパターンの隣接する上辺の間に配置され、入射された光を屈折または反射させる補助拡散部材と、を含むことを特徴とする光学シート。
  19. 前記補助拡散部材は、前記プリズムパターンに平行な方向に延長する曲面形状の補助拡散面を有し、前記補助拡散面上に配置される複数の補助拡散ドットを具備することを特徴とする請求項18に記載の光学シート。
  20. 前記各補助拡散ドットは、半球形突出部を含むことを特徴とする請求項19に記載の光学シート。
  21. 前記各プリズムパターン及び前記拡散ドットの表面上にスクラッチまたはクラックを形成して前記光学シートの輝度均一性、視野角、及び半値角を向上させることを特徴とする請求項18に記載の光学シート。
  22. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートにおいて、
    第1ベースフィルムと、
    前記第1ベースフィルム上に配置され、前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数の空気トンネルと、前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネルの側面を定義する複数のプリズムパターン、及び前記プリズムパターンの上部エッジをカバーして前記空気トンネルの上面を定義する有機膜を含む光調節フィルムを含み、
    前記各空気トンネルの側面エッジが面取りされたことを特徴とする光学シート。
  23. 前記各空気トンネルは、三角プリズムの形状を有することを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  24. 前記各プリズムパターンの両側面を延長して形成される仮想エッジの深さは、前記有機膜の厚さより薄いことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  25. 前記光調節フィルムは、前記プリズムパターンと前記有機膜の境界部に前記空気トンネルに平行な方向に形成されて光を拡散させる曲面部を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  26. 前記光調節フィルムは、隣接するプリズムパターンの間に配置されて光を拡散させる拡散部を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  27. 前記拡散部は、複数の半球形突出部を含むことを特徴とする請求項26に記載の光学シート。
  28. 前記光調節フィルムは、
    前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネルの側面を定義する複数のプリズムパターンと、
    前記プリズムパターンの上部エッジをカバーして前記空気トンネルの上面を定義する有機膜と、
    隣接するプリズムパターンの間に配置されて光を拡散させる拡散部と、を更に含み、
    前記拡散部は、複数の半球形リセスを含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  29. 前記光調節フィルムは、
    前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネルの側面を定義する複数のプリズムパターンと、
    前記プリズムパターンの上部エッジをカバーして前記空気トンネルの上面を定義する有機膜と、
    隣接するプリズムパターンの間に配置されて光を拡散させる拡散部と、を更に含み、
    前記拡散部は、ピラミッド形状を有する複数の突出部を含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  30. 前記光調節フィルムは、
    前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネルの側面を定義する複数のプリズムパターンと、
    前記プリズムパターンの上部エッジをカバーして前記空気トンネルの上面を定義する有機膜と、
    隣接するプリズムパターンの間に配置されて光を拡散させる拡散部と、を更に含み、
    前記拡散部は、ピラミッド形状を有する複数のリセスを含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  31. 前記光調節フィルムは、
    前記第1ベースフィルムの上面に付着され、前記空気トンネルの側面を定義する複数のプリズムパターンと、
    前記プリズムパターンの上部エッジをカバーして前記空気トンネルの上面を定義する有機膜と、
    隣接するプリズムパターンの間に配置されて光を拡散させる拡散部と、を更に含み、
    前記拡散部は、前記プリズムパターンと同一な方向に延長する補助プリズムを含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  32. 前記有機膜は、前記プリズムパターンと同一な物質を含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  33. 前記有機膜は、光硬化性物質を含むことを特徴とする請求項32に記載の光学シーと。
  34. 前記光調節フィルムは、隣接する空気トンネルの間に配置される複数のエアーカプセルを更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  35. 前記エアーカプセルは、前記隣接する空気トンネルの側面エッジに沿って配列されることを特徴とする請求項34に記載の光学シート。
  36. 前記光調節フィルム上に配置され、前記光調節フィルムを保護する第2ベースフィルムと、
    拡散粒子、及び前記拡散粒子を前記第2ベースフィルムの上面に付着する樹脂を含む拡散層と、を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  37. 前記光調節フィルム上に配置され、前記光調節フィルムを保護する第2ベースフィルムと、
    前記第2ベースフィルム上に配置され、前記空気トンネルに交差する方向に延長される上部プリズムパターンと、を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  38. 前記空気トンネルの断面は、馬蹄形状を有することを特徴とする請求項37に記載の光学シート。
  39. 前記光調節フィルムは、隣接するプリズムパターンの間に配置され、光を拡散させる拡散部を更に含み、前記拡散部は、前記プリズムパターンと同一な方向に延長される補助プリズムを含むことを特徴とする請求項38に記載の光学シート。
  40. 前記光調節フィルム上に配置され、前記光調節フィルムを保護する第2ベースフィルムと、
    前記第2ベースフィルム上に配置され、前記空気トンネルに交差する方向に延長され、断面が馬蹄形状を有する光調節パターンと、を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  41. 前記光調節フィルム上に配置され、前記光調節フィルムを保護する第2ベースフィルムと、
    前記第2ベースフィルム上に配置され、前記第2ベースフィルムに平行な方向に配列された複数の第2空気トンネルを含む第2光調節フィルムと、を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の光学シート。
  42. 前記第2光調節フィルム上に配置され、前記第2光調節フィルムを保護する第3ベースフィルムを更に含むことを特徴とする請求項41に記載の光学シート。
  43. 前記光学シートは、4枚以上のベースフィルム及び前記ベースフィルム間の配置される3枚以上の光調節フィルムを含む多層構造を有することを特徴とする請求項42に記載の光学シート。
  44. バックライトアセンブリの導光板上に配置される光学シートの製造方法において、
    第1ベースフィルム上に相互平行な方向に延長される複数のプリズムパターンを形成する段階と、
    第2ベースフィルム上にコーティング層をコーティングする段階と、
    前記コーティング層が前記プリズムパターンに向い合うように前記第2ベースフィルムを前記ベース基板上に整列する段階と、
    前記第2ベースフィルムを前記第1ベースフィルムの方向に加圧して前記プリズムパターンの上部を前記コーティング層内に挿入する段階と、
    前記コーティング層を硬化させて有機膜を形成する段階と、を含むことを特徴とする光学シートの製造方法。
  45. 前記コーティング層の一部を表面張力によって前記プリズムパターンの側面に拡散させて前記プリズムパターンと前記コーティング層の境界に曲面部を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項44に記載の光学シートの製造方法。
  46. 前記コーティングされたコーティング層に光を照射する段階を更に含むことを特徴とする請求項45に記載の光学シートの製造方法。
  47. 前記プリズムパターンを形成する段階は、隣接するプリズムパターンの間に拡散部を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項45に記載の光学シートの製造方法。
  48. 前記コーティング層は、光硬化性物質を含むことを特徴とする請求項45に記載の光学シートの製造方法。
  49. 前記プリズムパターンは、上部に複数のリセスを含むことを特徴とする請求項45に記載の光学シートの製造方法。
  50. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートにおいて、
    第1ベースフィルムと、
    前記第1ベースフィルムの上に配置され、前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数のグルーブ及び隣接するグルーブの間の接触部を含む粘着層と、
    前記接触部に粘着され、前記グルーブをカバーする第2ベースフィルムと、を含むことを特徴とする光学シート。
  51. 前記粘着層は、外部圧力によって前記第2ベースフィルムとの粘着力が増加する圧力感知(Pressure−Sensitive)物質を含むことを特徴とする請求項50に記載の光学シート。
  52. 前記接触部の中央部には圧縮応力が印加され、前記接触部の周辺部には引張応力が印加されることを特徴とする請求項50に記載の光学シート。
  53. 前記隣接するグルーブ及び前記接触部がプリズムパターンを形成し、隣接するプリズムパターンの間に配置され、突起、リセス、またはグルーブ形状を有する拡散部を更に含むことを特徴とする請求項50に記載の光学シート。
  54. 前記接触部は、複数のリセスを含み、前記リセスと前記第2ベースフィルムによって複数の拡散カプセルが形成されることを特徴とする請求項50に記載の光学シート。
  55. 前記第2ベースフィルムは、上部に複数のプリズムパターンが形成されることを特徴とする請求項50に記載の光学シート。
  56. 前記第2ベースフィルムは、下部に屈折率を向上させ、前記粘着層との粘着力を増加させるプライマーコーティング膜を更に含むことを特徴とする請求項50に記載の光学シート。
  57. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートにおいて、
    第1ベースフィルムと、
    前記第1ベースフィルムの上に配置され、互いに平行な方向に配列された複数の第1グルーブ及び隣接する第1グルーブ間の第1接触部を含む第1粘着層と、
    前記第1粘着層の前記第1接触部の上に粘着され、前記第1グルーブをカバーする第2ベースフィルムと、
    前記第2ベースフィルムの上に配置され、互いに平行な方向に配列された複数の第2グルーブ及び隣接する第2グルーブ間の第2接触部を含む第2粘着層と、
    前記第2粘着層の前記第2接触部の上に粘着され、前記第2グルーブをカバーする第3ベースフィルムと、を含むことを特徴とする光学シート。
  58. 前記第1ベースフィルムの下面上に配置された複数のドットパターンを含むことを特徴とする請求項57に記載の光学シート。
  59. 前記ドットパターンは、互いに離隔して配置されることを特徴とする請求項58に記載の光学シート。
  60. 前記第3ベースフィルムの上面上に配置された複数のドットパターンを含むことを特徴とする請求項57に記載の光学シート。
  61. 前記ドットパターンは、互いに隣接するように配置されることを特徴とする請求項60に記載の光学シート。
  62. 前記隣接する第1グルーブは、第1プリズムパターンを定義し、前記第1粘着層は、隣接する第1プリズムパターン間に配置される第1補助光学部を更に含むことを特徴とする請求項57に記載の光学シート。
  63. 前記第1補助光学部は、第1補助プリズムパターンを更に含むことを特徴とする請求項62に記載の光学シート。
  64. 前記隣接する第2グルーブは、第1プリズムパターンを定義し、前記第2粘着層は、隣接する第2プリズムパターン間に配置される第2補助光学部を更に組むことを特徴とする請求項62に記載の光学シート。
  65. 前記第2補助光学部は、第2補助プリズムパターンを更に含むことを特徴とする請求項64に記載の光学シート。
  66. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートの製造方法において、
    第1ベースフィルムの上に粘着液を塗布して粘着コーティング層を形成する段階と、
    前記粘着コーティング層をパターニングして前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数のグルーブ及び隣接するグルーブ間の接着部を形成する段階と、
    第2ベースフィルムを前記粘着コーティング層の前記接触部に粘着して前記グルーブをカバーする段階と、を含むことを特徴とする光学シートの製造方法。
  67. 前記粘着コーティング層をパターニングする段階の前に、前記粘着液の粘度を増加させる段階を更に含むことを特徴とする請求項66に記載の光学シートの製造方法。
  68. 前記グルーブ及び前記接触部を形成する段階は、
    前記接触部上に凹凸を形成して前記接触部の粗さを増加させる段階を更に含むことを特徴とする請求項66に記載の光学シートの製造方法。
  69. 前記グルーブ及び前記接触部を形成する段階は、
    前記接触部の中央部を周辺部より突出させることを特徴とする請求項66に記載の光学シートの製造方法。
  70. 前記第2ベースフィルムを前記粘着コーティング層の前記接触部に粘着するうち、
    前記第2ベースフィルムによって前記接触部の前記中央部には圧縮応力が印加され、前記接触部の前記周辺部には引張応力が印加されることを特徴とする請求項69に記載の光学シートの製造方法。
  71. 前記第2ベースフィルムを前記粘着コーティング層の前記接触部に粘着する段階は、
    前記第2ベースフィルムを前記粘着コーティング層の方向に加圧する段階を更に含むことを特徴とする請求項66に記載の光学シートの製造方法。
  72. バックライトアセンブリの導光板の上に配置される光学シートの製造方法において、
    第1ベースフィルムの上に光硬化性樹脂を塗布して光硬化性コーティング層を形成する段階と、
    前記光硬化性コーティング層をパターニングして前記第1ベースフィルムに平行な方向に配列された複数のグルーブ及び隣接するグルーブの間の接触部を形成する段階と、
    第2ベースフィルムを前記光硬化性コーティングの前記接触部に粘着して前記グルーブをカバーする段階と、
    前記光硬化性コーティング層を硬化させる段階と、を含むことを特徴とする光学シートの製造方法。
  73. 前記第2ベースフィルムを前記接触部に粘着する段階の前に、
    前記パターニングされた光硬化性コーティングの粘度を増加させる段階を更に含むことを特徴とする請求項72に記載の光学シートの製造方法。
  74. 前記第2ベースフィルムを前記接触部に粘着する段階の前に、
    前記第2ベースフィルムの下面に液状レジンをコーティングする段階と、
    前記液状レジンを乾燥、加熱、または露光させてプライマーコーティング膜を形成する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項72に記載の光学シートの製造方法。
JP2009176866A 2008-07-29 2009-07-29 光学シート Expired - Fee Related JP5669371B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020080074235A KR100898102B1 (ko) 2008-07-29 2008-07-29 광학부재 및 그 제조방법
KR10-2008-0074235 2008-07-29
KR10-2008-0074226 2008-07-29
KR1020080074226A KR100898100B1 (ko) 2008-07-29 2008-07-29 프리즘 시트
KR10-2008-0101952 2008-10-17
KR1020080101952A KR100898047B1 (ko) 2008-10-17 2008-10-17 광학부재 및 그 제조방법

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010033057A true JP2010033057A (ja) 2010-02-12
JP2010033057A5 JP2010033057A5 (ja) 2012-09-06
JP5669371B2 JP5669371B2 (ja) 2015-02-12

Family

ID=41608183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009176866A Expired - Fee Related JP5669371B2 (ja) 2008-07-29 2009-07-29 光学シート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8730579B2 (ja)
JP (1) JP5669371B2 (ja)
TW (1) TWI498602B (ja)
WO (1) WO2010013938A2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079249A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置
JP2011133642A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 National Institute Of Information & Communication Technology 光学素子およびディスプレイシステム
JP2012103290A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Asahi Kasei Corp 光学シート、バックライトユニット、および液晶表示装置
JP2013015833A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Glotec Co Ltd 光学シート及びその製造方法、光学シートを用いた液晶表示装置
JP2014044425A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Skc Haas Display Films Co Ltd 面光源装置のための光学シート
JP2016184168A (ja) * 2010-04-12 2016-10-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光学積層体
JP2017538147A (ja) * 2014-10-20 2017-12-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー グレアを低減させた、部屋の側を向いた光方向転換フィルム
WO2024154936A1 (ko) * 2023-01-20 2024-07-25 삼성전자주식회사 광확산 필름, 광확산 필름의 제조방법 및 이를 포함하는 디스플레이 장치

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100986997B1 (ko) * 2008-08-12 2010-10-11 주식회사 엘엠에스 광학소자, 이를 갖는 백라이트 유닛 및 액정표시장치
JP5379053B2 (ja) * 2010-03-26 2013-12-25 スタンレー電気株式会社 光偏向装置
US9664819B2 (en) * 2010-04-06 2017-05-30 Sharp Kabushiki Kaisha Optical element, and antireflective structure and process for production thereof
JP6008167B2 (ja) * 2011-05-23 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 配光システム及び立体画像表示装置
JP5588409B2 (ja) * 2011-09-05 2014-09-10 株式会社東芝 半導体装置およびその製造方法
EP2772776B1 (en) * 2011-10-24 2018-05-02 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Light diffusion film
US20140368917A1 (en) * 2012-02-16 2014-12-18 Shimadzu Corporation Diffraction grating
WO2013161678A1 (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 シャープ株式会社 照明装置及び表示装置
KR101268083B1 (ko) * 2012-06-25 2013-05-29 주식회사 엘엠에스 적층형 광학시트모듈
US8834004B2 (en) * 2012-08-13 2014-09-16 3M Innovative Properties Company Lighting devices with patterned printing of diffractive extraction features
KR102001666B1 (ko) 2012-08-20 2019-07-19 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
JP6107366B2 (ja) * 2012-09-27 2017-04-05 日亜化学工業株式会社 発光装置及びそれに用いるカバーの製造方法
KR101980698B1 (ko) 2012-10-15 2019-05-22 삼성디스플레이 주식회사 프리즘 시트, 이를 포함하는 백라이트 유닛 및 그 제조 방법
TWI623776B (zh) * 2012-12-17 2018-05-11 Lg伊諾特股份有限公司 設計光學基板的方法
KR102125451B1 (ko) * 2013-11-15 2020-06-22 엘지이노텍 주식회사 조명 장치
KR20150084216A (ko) * 2014-01-13 2015-07-22 삼성디스플레이 주식회사 광학패턴시트, 이를 포함하는 백라이트 유닛 및 표시장치
US10471467B2 (en) * 2014-07-18 2019-11-12 North Inc. Lighting arrangement
WO2016064621A1 (en) 2014-10-20 2016-04-28 3M Innovative Properties Company Sun-facing light redirecting films with reduced glare
KR102301713B1 (ko) * 2015-01-23 2021-09-13 미래나노텍(주) 백라이트 유닛을 위한 광학 시트 및 그 제조 방법
KR101691541B1 (ko) * 2015-06-04 2016-12-30 주식회사 엘엠에스 확산패턴을 가지는 반사편광모듈 및 이를 구비한 백라이트 유닛
CN108431644B (zh) 2015-12-28 2021-11-26 3M创新有限公司 具有微结构化层的制品
KR20180089538A (ko) 2015-12-28 2018-08-08 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 미세구조화 층을 갖는 물품
EP3378501B1 (en) * 2016-01-07 2020-08-19 Mitsubishi Electric Corporation Ultraviolet sterilization device and air conditioner using same
JP6842648B2 (ja) * 2016-01-15 2021-03-17 大日本印刷株式会社 光学シート及び光学パネル
US10618265B2 (en) * 2016-03-21 2020-04-14 Ubright Optronics Corporation Optical assembly and the method to make the same
US10114153B2 (en) * 2016-03-21 2018-10-30 Ubright Optronics Corporation Optical assembly and the method to make the same
TWI608258B (zh) * 2016-04-21 2017-12-11 Chengfeng Optronics Corp 導光板、背光模組以及顯示裝置
KR102288767B1 (ko) * 2017-03-09 2021-08-11 엘지이노텍 주식회사 조명 모듈 및 이를 구비한 조명 장치
KR102288768B1 (ko) * 2017-03-09 2021-08-11 엘지이노텍 주식회사 조명 모듈 및 이를 구비한 조명 장치
TWI633646B (zh) * 2017-04-06 2018-08-21 優顯科技股份有限公司 用於批量移轉微半導體結構之方法
CN112015000B (zh) * 2019-05-29 2024-01-23 中强光电股份有限公司 背光模块及显示装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030872A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズシートならびにそれを用いたエレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007178875A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Takiron Co Ltd 光拡散シート
JP2007304565A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Mirae Nanotech Co Ltd 光学シート及び前記光学シートが具備されたバックライトアセンブリー
JP2008070456A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Sony Corp レンズフィルムおよび表示装置
JP2008152253A (ja) * 2006-12-12 2008-07-03 Samsung Electronics Co Ltd 光学シート及びその製造方法
JP2008282013A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Samsung Electronics Co Ltd 光学シート、これの製造方法、及びこれを有する表示装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4573946B2 (ja) * 2000-05-16 2010-11-04 株式会社きもと 光拡散性シート
KR100799156B1 (ko) 2001-07-13 2008-01-29 삼성전자주식회사 도광판, 이의 제조 방법, 이를 이용한 액정표시장치
US7137718B2 (en) * 2001-10-31 2006-11-21 3M Innovative Properties Company Automotive lamp
TW594108B (en) 2002-06-24 2004-06-21 Mitsubishi Rayon Co Light source device and light deflection element
US6846089B2 (en) * 2003-05-16 2005-01-25 3M Innovative Properties Company Method for stacking surface structured optical films
US20040234724A1 (en) * 2003-05-22 2004-11-25 Eastman Kodak Company Immisible polymer filled optical elements
US7289202B2 (en) * 2004-09-10 2007-10-30 3M Innovative Properties Company Methods for testing durable optical elements
US20060204676A1 (en) 2005-03-11 2006-09-14 Jones Clinton L Polymerizable composition comprising low molecular weight organic component
CN2791693Y (zh) 2005-04-29 2006-06-28 群康科技(深圳)有限公司 聚光片及采用该聚光片的背光模组
TW200708778A (en) * 2005-08-30 2007-03-01 Mitsubishi Rayon Co Optical deflection sheet and method for manufacturing thereof
JPWO2007129609A1 (ja) * 2006-05-02 2009-09-17 三菱レイヨン株式会社 プリズムシート付き液晶表示素子及びそれを用いた液晶表示装置
KR20070109134A (ko) 2006-05-09 2007-11-15 엘지전자 주식회사 프리즘 시트, 이를 구비한 백라이트 유닛 및 액정표시장치
KR100845738B1 (ko) 2006-05-22 2008-07-11 태산엘시디 주식회사 백라이트유닛의 도광판
JP4962884B2 (ja) * 2006-06-06 2012-06-27 三国電子有限会社 面光源装置ならびにプリズムシートと液晶表示装置
KR20070117077A (ko) 2006-06-07 2007-12-12 대영정공(주) 평판디스플레이의 백라이트 유니트
US7784954B1 (en) * 2006-07-25 2010-08-31 Fusion Optix, Inc. Polarization sensitive light homogenizer
KR100903737B1 (ko) 2006-08-04 2009-06-19 주식회사 엘지화학 광학 필름의 제조방법, 이에 의해 제조된 광학필름 및 이를구비한 디스플레이장치
KR100851558B1 (ko) 2006-08-29 2008-08-11 신화인터텍 주식회사 프리즘 시트, 이를 포함하는 백라이트 어셈블리 및 액정표시 장치
TW200813488A (en) * 2006-09-13 2008-03-16 Optivision Technology Inc Diffusion and brightness-enhancement film
KR100848664B1 (ko) * 2006-11-01 2008-07-28 성기숙 백라이트 유닛용 평판형 프리즘 시트 및 그 제조방법
TWM332872U (en) * 2007-10-31 2008-05-21 Nano Prec Corp Light guide plate and side-emitting backlight module having the same

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030872A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズシートならびにそれを用いたエレクトロルミネッセンス素子および表示装置
JP2007178875A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Takiron Co Ltd 光拡散シート
JP2007304565A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Mirae Nanotech Co Ltd 光学シート及び前記光学シートが具備されたバックライトアセンブリー
JP2008070456A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Sony Corp レンズフィルムおよび表示装置
JP2008152253A (ja) * 2006-12-12 2008-07-03 Samsung Electronics Co Ltd 光学シート及びその製造方法
JP2008282013A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Samsung Electronics Co Ltd 光学シート、これの製造方法、及びこれを有する表示装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079249A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置
JP2011133642A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 National Institute Of Information & Communication Technology 光学素子およびディスプレイシステム
JP2016184168A (ja) * 2010-04-12 2016-10-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 光学積層体
JP2012103290A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Asahi Kasei Corp 光学シート、バックライトユニット、および液晶表示装置
JP2013015833A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Glotec Co Ltd 光学シート及びその製造方法、光学シートを用いた液晶表示装置
JP2014044425A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Skc Haas Display Films Co Ltd 面光源装置のための光学シート
JP2017538147A (ja) * 2014-10-20 2017-12-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー グレアを低減させた、部屋の側を向いた光方向転換フィルム
WO2024154936A1 (ko) * 2023-01-20 2024-07-25 삼성전자주식회사 광확산 필름, 광확산 필름의 제조방법 및 이를 포함하는 디스플레이 장치

Also Published As

Publication number Publication date
TWI498602B (zh) 2015-09-01
WO2010013938A3 (ko) 2010-07-15
TW201007219A (en) 2010-02-16
US8730579B2 (en) 2014-05-20
WO2010013938A2 (ko) 2010-02-04
JP5669371B2 (ja) 2015-02-12
US20100027294A1 (en) 2010-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5669371B2 (ja) 光学シート
KR100398751B1 (ko) 광확산필름 및 그 이용
KR101396001B1 (ko) 디스플레이 장치에 적합한 백라이트
CN101639201A (zh) 光学片及其制造方法
US7553059B2 (en) Optical sheet, and backlight unit and display using the same
US9335449B2 (en) Higher transmission light control film
JP5018371B2 (ja) 光学シート、バックライトユニット及び表示装置
JP5157294B2 (ja) レンズシート、ディスプレイ用光学シート及びそれを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置
JPWO2007026776A1 (ja) 光偏向シートとその製造方法
JP4695509B2 (ja) 光拡散フィルム及びそれを用いた複合光学素子
JP2005527864A (ja) 多機能光学アセンブリ
WO2005085914A1 (ja) 光制御フィルムおよびそれを用いたバックライト装置
JP2008020889A (ja) 光調節組立体及びその製造方法、ならびに光調節組立体を含む液晶表示装置
KR101407440B1 (ko) 복합 광학 시트 및 이를 포함하는 광원 어셈블리
JP2008277025A (ja) 面光源用光学シート、面光源装置及び表示装置
JP5724527B2 (ja) 導光板積層体およびその製造方法
KR100898047B1 (ko) 광학부재 및 그 제조방법
JP5098576B2 (ja) 光学シート、バックライトユニット及びディスプレイ装置
JP2009139710A (ja) 光学シートおよび面光源装置
KR100961700B1 (ko) 광학 시트, 이를 포함하는 백라이트 유닛 및 액정표시장치
KR100898102B1 (ko) 광학부재 및 그 제조방법
JP5509532B2 (ja) 光学部材及びバックライトユニット並びにディスプレイ装置
KR101209803B1 (ko) 일체형 광학 필름 제조 방법 및 일체형 광학 필름
JP2018004956A (ja) 光学ユニット及び光学ユニットの製造方法
JP2017207703A (ja) 光学ユニット及び光学ユニットの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120725

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140708

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141008

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141014

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5669371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees