JP2008277025A - 面光源用光学シート、面光源装置及び表示装置 - Google Patents

面光源用光学シート、面光源装置及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、且つ出射する光角度分布の左右対称性が良い面光源用光学シートを提供する。
【解決手段】透光性基材12と、透光性基材12の一方の面上に柱状体の単位プリズム14をその単位プリズム14の稜線5と直交方向に多数配列してなるレンズ部16とを有する面光源用光学シート10であって、単位プリズム14は、その断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bとで構成された一対の構造単位からなり、第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bは、それぞれ稜線5で交叉する平面斜面1と非平面斜面(2,3,4)とを有し、平面斜面1は、透光性基材12の平坦面S1に対する角度が45°であり、非平面斜面(2,3,4)は、透光性基材12の平坦面S1に対する平均角度が45°であるように構成されている。非平面斜面(2,3,4)は、凸状の湾曲面2又は凸状の多段平面3,4であることが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、面光源用光学シート、面光源装置及び表示装置に関し、更に詳しくは、液晶表示装置や広告板等のように、透光性の表示体を背面から照明するバックライト用の面光源装置に好適に用いられる光学シートにおいて、法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、且つ出射する光角度分布の左右対称性が良い面光源用光学シート、その光学シートを有する面光源装置、及びその面光源装置を有する表示装置に関する。
近年の液晶表示装置等においては、低消費電力化、薄型及び軽量化の必要に応じて、液晶表示装置等を背面から照明するための面光源装置も薄型及び軽量化が要求されると共に、光源からの光を有効に利用して光源での低消費電力化が図られている。こうした液晶表示装置等に用いる面光源装置としては、エッジライト型の面光源装置と、直下型の面光源装置が知られている。
エッジライト型の面光源装置は、通常、透明なアクリル樹脂等の板状の導光体の一端面から光源光を入射し、その導光体の一方の面である出光面から液晶パネル等の背面に光を出射するようにしている。この面光源装置においては、導光体の出光面と反対側の面に光反射板や光反射膜を設けて光利用効率を向上させている。一方、直下型の面光源装置は、光源を挟んだ態様で液晶パネルと反射板を配置してなるものであり、通常、光源光を反射板によって液晶パネルの背面に光を反射させて光利用効率を向上させている。
上記のエッジライト型や直下型の面光源装置において、導光体の出光面には、単位レンズを複数配列してなる光学シートが配置され、その光学シートとしては、例えば特許文献1,2に示すように、種々の形態からなる単位レンズを有するものが提案されている。
図9は、特許文献1,2で提案されたレンズシートが有する単位レンズの断面形状を示している。図9(A)は、特許文献1に記載のレンズシート100Aが有する単位レンズ101Aであり、その単位レンズ101Aは、一方の側の側面102Aの断面形状が凸状に湾曲し、他方側の側面103Aが平面であるように構成されている。また、図9(B)は、特許文献2の図19に記載のレンズシート100Bが有する単位レンズ101Bであり、その単位レンズ101Bは、一方の側の側面102Bの断面形状が1/4球面であり、他方側の側面103Bが平面であるように構成されている。また、図9(C)は、特許文献2の図16に記載のレンズシート100Cが有する単位レンズ101Cであり、その単位レンズ101Cは、両方の側面102C,103Cが稜線部の角度が90°となる平面であるように構成されている。また、図9(D)は、特許文献2の図17に記載のレンズシート100Dが有する単位レンズ101Dであり、その単位レンズ101Dは、断面形状がシリンドリカルレンズ状の半球面102Dからなるように構成されている。
特開2000−347011号公報 特開平6−118246号公報
最近、法線輝度が高くサイドローブ輝度が低い視野角特性を持つ液晶表示装置の需要が多くなってきているが、上記特許文献等で提案された従来型のレンズシートではそうした視野角特性に対しては十分なものではなかった。例えば図9(A)のレンズシート100A及び図9(B)(D)のレンズシート100B,100Dでは、サイドローブ輝度は低いものの、十分に高い法線輝度を得ることができず、また、図9(C)のレンズシート100Cでは、法線輝度は高いものの、サイドローブ輝度が高く、いずれのレンズシートも要求される視野角特性を満足させるものではなかった。
また、導光体の両端それぞれに光源を有する2燈エッジライト型の面光源装置を用い、液晶表示装置の法線輝度を向上させることがある。この2燈エッジライト型の面光源装置は、導光体の両端から光を導入するため、導光体の出光面から出射する光の角度分布は左右対称であることが要請される。しかしながら、図9に示す各レンズシートのうち、単位レンズの断面形状が左右非対称である図9(A)(B)のレンズシート100A,100Bは、導光体の出光面から出射する光の角度分布が左右非対称であるという難点がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、且つ出射する光角度分布の左右対称性が良い面光源用光学シートを提供することにある。また、本発明の他の目的は、その面光源用光学シートを有する面光源装置、及びその面光源装置を有する表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の面光源用光学シーは、透光性基材と、該透光性基材の一方の面上に柱状体の単位プリズムを該単位プリズムの稜線と直交方向に多数配列してなるレンズ部とを有する面光源用光学シートであって、前記単位プリズムは、その断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズムと第2単位プリズムとで構成された一対の構造単位からなり、前記第1単位プリズムと前記第2単位プリズムは、それぞれ稜線で交叉する平面斜面と非平面斜面とを有し、前記平面斜面は、前記透光性基材の平坦面に対する角度が45°であり、前記非平面斜面は、前記透光性基材の平坦面に対する平均角度が45°であることを特徴とする。
この発明によれば、(1)単位プリズムはその断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズムと第2単位プリズムとで構成された一対の構造単位からなるので、この光学シートを、導光体の両端それぞれに光源を有する2燈エッジライト型の面光源用光学シートとして、また、直下型の面光源用光学シートとして用いれば、出射する光角度分布の左右対称性を良好なものとすることができる。また、(2)第1単位プリズムと第2単位プリズムはそれぞれ稜線で交叉する平面斜面と非平面斜面とを有するので、この光学シートを面光源用光学シートとして用いれば、サイドローブ輝度が低い視野角特性を奏することができる。また、(3)平面斜面は透光性基材の平坦面に対する角度が45°であり、非平面斜面は透光性基材の平坦面に対する平均角度が45°であるので、稜線の角度が90°の二等辺三角形プリズムと同等の高い法線輝度を持つ視野角特性を奏することができる。
本発明の面光源用光学シートにおいて、前記非平面斜面は、凸状の湾曲面又は凸状の多段平面であることが好ましい。
上記課題を解決するための本発明の第1態様に係る面光源装置は、透光性材料からなり、少なくとも1つの端面から導入された光を一方の面である光放出面から出射する導光体と、前記導光体の少なくとも前記1つの端面から内部に光を入射させる光源と、前記導光体の光放出面に設けられ、該光放出面から出射する光を透過する光学シートと、を有する面光源装置であって、前記光学シートが、上記本発明に係る面光源用光学シートであることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の第2態様に係る面光源装置は、上記本発明に係る面光源用光学シートと、前記光学シートの背面側から光を照射する光源と、前記光源の前記光学シートと反対側に配置され、前記光源からの光を前記光学シート方向に反射する反射体と、を有することを特徴とする。
上記第1及び第2態様の発明によれば、上記本発明に係る光学シートを面光源用光学シートとして用いたので、(1)エッジライト型又は直下型の面光源装置のいずれにおいても、出射する光角度分布の左右対称性を良好なものとすることができ、また、(2)サイドローブ輝度が低い視野角特性を奏することができ、また、(3)高い法線輝度を持つ視野角特性を奏することができる。
上記課題を解決するための本発明の表示装置は、平面状の透光性表示体と、該透光性表示体の背面に配置され、前記透光性表示体を背面から光照射する上記本発明に係る面光源装置と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、表示装置の光源として上記本発明に係る面光源装置を用いたので、法線輝度が高くサイドローブ輝度が低い視野角特性を持つ液晶表示装置の需要に応えることができ、特に最近の高品位な液晶表示装置を提供できる。
本発明によれば、法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、且つ出射する光角度分布の左右対称性が良い面光源用光学シート、及びその光学シートを備えた面光源装置、並びにその面光源装置を備えた液晶表示装置を提供することができる。
以下、本発明の面光源用光学シート、面光源装置及び表示装置の実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図において、断面を示すハッチングは便宜上省略している。
[面光源用光学シート]
先ず、面光源用光学シート(以下、単に「光学シート」ともいう。)について説明する。図1は、本発明の面光源用光学シートの一例を示す模式的な全体斜視図であり、図2は、本発明の面光源用光学シートが有する単位プリズムの3つの例を示す断面図である。本発明の光学シート10は、図1に示すように、透光性基材12と、その透光性基材12の一方の面S1上に形成されたレンズ部16とを有している。このレンズ部16は、柱状体の単位プリズム14をその単位プリズム14の稜線と直交方向に多数配列してなるものである。
本発明の光学シート10の特徴は、レンズ部16が図2(A)〜(C)に示す単位プリズム14を有していることにある。すなわち、その単位プリズム14は、図2に示すように、その断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bとで構成された一対の構造単位からなっている。そして、第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bは、それぞれ稜線5で交叉する平面斜面1と非平面斜面(2,3,4)とを有している。さらに、平面斜面1は、透光性基材12の平坦面S1に対する角度が45°であり、非平面斜面(2,3,4)は、透光性基材12の平坦面S1に対する平均角度が45°であるように構成されている。
(透光性基材)
透光性基材12は、光学シート10の主要な構成部材であり、後で詳述するレンズ部16の基材として作用すると共に、光源からの光の多くをレンズ部16側に透過するように作用する。透光性基材12は、樹脂材料からなる光透過性の基材であればよく、特に基材単体での透過率が85%以上のものが好ましく用いられる。なお、ここでいう透過率とは、株式会社村上色彩技術研究所製の光線透過率計(型式:HM−150)により測定した値である。透光性基材12の厚さは特に限定されないが、通常、ロール巻き可能な20〜500μmの範囲内である。
透光性基材12としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂等の熱可塑性樹脂、或いはポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等のオリゴマー、又は(メタ)アクリレート系のモノマー等から選択される1種又は2種以上からなる電離放射線硬化性樹脂を紫外線又は電子線等の電離放射線で硬化させた樹脂、等で構成された透明性基材を好ましく挙げることができる。なお、ここで、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。また、ガラスからなる透光性基材12としては、ソーダ硝子、硼珪酸硝子等が用いられる。
透光性基材12は、単層の押出しにより、又は後述の光拡散層18とともに共押出しにより作製されることが好ましい。なお、透光性基材12はそれ以外の方法で作製されたものであってもよい。押出しで作製された透光性基材12又はその他の方法で作製された透光性基材12は、通常、延伸処理される。この延伸処理は、二軸延伸処理でも一軸延伸処理でもよいが、通常、二軸延伸処理が好ましく適用される。
(レンズ部)
レンズ部16は、透光性基材12の一方の面S1に設けられ、図1及び図2に示すように、柱状体の単位プリズム14を、その単位プリズム14の稜線5と直交方向に且つその稜線5が平行になるように、多数配列してなるプリズム群である。レンズ部16を有する光学シート10は、1枚構成で用いることもできるが、2方向(上下方向、左右方向)の光拡散角を制御するためには、レンズ部16を有する2枚の光学シート10をその稜線5が交叉するように積層してもよい。交叉角としては、通常、15°程度〜90°(直交)までである。この場合レンズ面の向きは、2枚とも同じ向きにするのが、光の透過性が高く最も良好であるが、レンズ部16側が対向して向き合うように、或いはレンズ部側16が背中合わせに向くように構成してもよい。なお、レンズ部16のレンズ頂部から平面部までの厚さは、通常、20〜1000μm程度である。
単位プリズム14は、図2に示すように、その断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bとで構成された一対の構造単位からなっている。すなわち、第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bは、谷部6又は谷部7を通る法線を挟んで鏡像関係になっており、本発明における「単位プリズム14」とは、この第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bとを一対の構造単位としている。
そして、本発明においては、第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bが、それぞれ稜線5で交叉する平面斜面1と非平面斜面(2,3,4)とを有し、さらに、その平面斜面1は、透光性基材12の平坦面S1に対する角度が45°であり、非平面斜面(2,3,4)は、透光性基材12の平坦面S1に対する平均角度が45°であるように構成されている。
具体的には、図2(A)に示す単位プリズム14の平面斜面1は、平面であるが、非平面斜面2は、凸状の湾曲面2である。この湾曲面2は、例えば曲率半径で表せば、100μm〜500μmの範囲の湾曲面とすることができる。なお、図2(A)に記載の湾曲面2は、稜線5から47.5°の角度で立ち上がるように形成した例であるが、これは一例であり、必ずしもこの例に限定されない。
図2(B)に示す単位プリズム14の平面斜面1も平面であるが、非平面斜面3は、凸状の多段平面3である。この多段平面3は、例えば図示のように、3つの平面3a,3b,3cで構成することができる。それぞれの角度は特に限定されないが、図2(B)に示す例は、法線又はその法線に直交する平坦面S1に対して、47.5°の角度となるように形成した例である。
図2(C)に示す単位プリズム14は、図2(B)と同様、平面斜面1が平面で、非平面斜面4が凸状の多段平面4である。この多段平面4は、例えば図示のように、2つの平面4a,4bで構成することができる。それぞれの角度は特に限定されないが、図2(C)に示す例は、法線又はその法線に直交する平坦面S1に対して、47°の角度となるように形成した例である。
こうした図2の例によれば、(1)単位プリズム14はその断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bとで構成された一対の構造単位からなるので、この光学シート10を、図3に示す導光体32の両端32A,32Aそれぞれに光源34,34を有する2燈エッジライト型の面光源用光学シートとして、また、図4に示す直下型の面光源用光学シートとして用いれば、図9(A)(B)に示す従来型の光学シートとは異なり、出射する光角度分布の左右対称性を良好なものとすることができる。また、(2)第1単位プリズム15Aと第2単位プリズム15Bはそれぞれ稜線5で交叉する平面斜面1と非平面斜面(2,3,4)とを有するので、この光学シート10を面光源用光学シートとして用いれば、図9(C)に示す稜線角度が90°の二等辺三角形プリズムを有する光学シートとは異なり、サイドローブ輝度が低い視野角特性を奏することができる。また、(3)平面斜面1は透光性基材12の平坦面S1に対する角度が45°であり、非平面斜面(2,3,4)は透光性基材12の平坦面S1に対する平均角度が45°であるので、図9(C)に示す稜線角度が90°の二等辺三角形プリズムを有する光学シートと同等の高い法線輝度を持つ視野角特性を奏することができる。
なお、本願でいう平均角度とは、光学シート10の法線又はその法線に直交する平坦面S1と、稜線5と谷部6,7とを結ぶ直線との角度で表される。したがって、平均角度45°とは、図2(A)〜(C)に示す非平面斜面(2,3,4)が凸状の湾曲面2や多段平面3,4であっても、その稜線5と谷部6,7とを結ぶ直線と平坦面S1との角度が45°であれば、平均角度45°となる。
レンズ部16は、硬化物が上記の樹脂物性を奏するように従来公知の化合物を配合した光学シート用の樹脂組成物で形成されたものである。そうした樹脂組成物としては、各種のものを例示でき、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸エステルの単独重合体、又は、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)アクリル酸ブチル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルの共重合体(なお、ここで、「(メタ)アクリル酸」とは、アクリル酸又はメタクリル酸を意味する。)、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメチルペンテン等熱可塑性樹脂、或いは、紫外線又は電子線等の電離放射線で架橋した電離放射線硬化性樹脂等の透明樹脂が用いられる。電離放射線硬化性樹脂としては、多官能のウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート、不飽和ポリエステル等の(メタ)アクリレート系オリゴマー、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート等の単官能モノマー、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート系多官能モノマー等から選択される1種又は2種以上の化合物が用いられる。電離放射線として、紫外線、又は可視光線等を用いる場合は、光開始剤を添加する。光開始剤としては、ベンゾフェノン系、ベンゾイン系、チオキサントン系等の公知の光開始剤が用いられる。
中でも、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、単官能モノマー、多官能モノマー、光開始剤等で構成される電離放射線硬化型樹脂組成物が好ましく用いられる。この電離放射線硬化型樹脂組成物の構成材料の配合割合は特に限定されないが、好ましくは、多官能エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー:5〜50重量部、多官能ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー:5〜50重量部、単官能モノマー:1〜60重量部、多官能モノマー:5〜30重量部、光開始剤:0.01〜10重量部である。多官能モノマー、或は多官能オリゴマーの1分子あたりの官能基数は、2〜8程度のものである。
なお、樹脂組成物として、任意成分として前記の単官能モノマー、多官能モノマー以外の(メタ)アクリロイル基、ビニル基を含有する化合物(モノマー成分)を使用することもできる。また、光開始剤(光重合開始剤)としても、光学シート用の開始剤として一般に使用されているものを使用することができる。また、樹脂組成物には、前記の成分以外に必要に応じて、シリコーン、酸化防止剤、重合禁止剤、離型剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、消泡剤、溶剤、非反応性アクリル樹脂、非反応性ウレタン樹脂、非反応性ポリエステル樹脂、顔料、染料、光拡散剤等も併用することができる。
レンズ部16の屈折率は1.555以上であることが好ましく、こうした屈折率となるように上記樹脂組成物が調整される。レンズ部16の屈折率の上限は特に限定されないが、コストの観点からは、1.600以下であることが好ましい。
レンズ部16は、上述の樹脂組成物を用い、例えば、(1)公知の熱プレス法(特開昭56−157310号公報)、(2)紫外線硬化性の熱可塑性樹脂フィルムにロールエンボス版によって単位プリズム14の形状をエンボス加工した後に紫外線を照射してそのフィルムを硬化させる方法(特開昭61−156273号公報)、(3)単位プリズム14の形状を刻設した回転するロール凹版上に電離放射線硬化型樹脂液を塗布し凹部に充填した後、樹脂液を介してロール凹版上にフィルム状の透光性基材12を被覆したまま紫外線又は電子線等の電離放射線を照射し硬化させ、その後それらをロール凹版から離型して、ロール凹版の単位プリズム14の形状をフィルム状の透光性基材12上に形成する方法(特開平3−223883号、米国特許第4576850号等)等を挙げることができる。
(その他の層)
光学シート10には、必要に応じて、他の機能を有するその他の層を積層乃至載置して組合せて使用してもよい。その他の層としては、光拡散層、偏光分離層、着色フィルタ層、帯電防止層等が挙げられる。中でも組合せるその他の層として代表的な層は光拡散層である。光拡散層により、本発明の光学シートに光拡散機能を付与することができる。光拡散層としては、例えば図1にその一例を示したように、透光性基材12の少なくとも一方の面に光拡散層18を塗工して設けたり、いわゆるマット処理を行って形成したりすることができる。こうした光拡散機能の付与は今までにも多くの提案がなされてきているのでここでは以下の説明にとどめ詳しくは説明しない。
図1に例示した光拡散層18は、好ましく設けられる任意の層であって、光を拡散させる作用があればよく、一般的な光拡散シートに形成されているものである。例えば光拡散性微粒子が透光性樹脂中に分散した層を適用できる。この光拡散層18は、透光性基材12の他方の面S2に設けられていてもよいし、透光性基材12の一方の面S1とレンズ部16との間(図示しない)に設けられていてもよいし、その両方に設けられていてもよい。
光拡散層18を構成する透光性樹脂材料としては、上記の透光性基材12と同様の樹脂材料、例えばアクリル、ポリスチレン、ポリエステル、ビニル重合体等の透明な材料が用いられる。さらにその光拡散層18中には、光拡散性微粒子が均一に分散されている。光拡散性微粒子としては、一般的に光学シートに用いられる光拡散性の微粒子が用いられ、例えば、ポリメタクリル酸メチル(アクリル)系ビーズ、ポリメタクリル酸ブチル系ビーズ、ポリカーボネート系ビーズ、ポリウレタン系ビーズ、炭酸カルシウム系ビーズ、シリカ系ビーズ等が用いられる。
光拡散層18は種々の方法で作製できる。例えば、光拡散性微粒子を透光性バインダー樹脂に分散させた塗料を、吹付け塗装、ロールコート等で塗工して形成してもよいし、光拡散性微粒子を分散させた樹脂材料を準備し、その樹脂材料を透光性基材12の押出材料とともに共押出しして形成してもよい。なお、光拡散層18の厚さは、通常、1〜20μmの範囲である。
また、図示しないが、マット処理は、例えば透光性基材12の他方の面S2上に光拡散層18を設ける代わりに、その面S2に所定の表面粗さを持たせて光拡散機能を付与したものである。その手段としては、表面を機械的に荒らす方法や、エンボス加工法等を例示できる。
[面光源装置]
図3は、本発明の光学シートを備える面光源装置の一例を示す斜視図である。図3の面光源装置30は、いわゆる2燈エッジライト型の面光源装置であり、両端面32A,32Aから導入された光を一方の面である光放出面32Bから出射する導光体32と、その導光体32の両端面32A,32Aから内部に光を入射させる光源34,34と、導光体32の光放出面32Bに例えば空隙層31を介して設けられ、その光放出面32Bから出射する光を透過する上記本発明に係る光学シート10とを有している。なお、図3においては光源34が2つの2燈型の面光源装置を示しているが、光源34が1つの1燈型の面光源装置であってもよい。
導光体32は、透光性材料からなる板状体であって、図3において両側の端面32A,32Aから導入された光を、上側の光放出面32Bから出射するように構成されている。導光体32は、光学シート10の材料と同様の透光性材料で形成されるが、通常、アクリル又はポリカーボネート樹脂で形成される。導光体32の厚さは通常1〜10mm程度であり、その厚さは、例えば図3に示すように全範囲で一定であってもよいし、例えば1燈型(図示しない)の場合のように光源側の端面の位置で最も厚く、反対方向に徐々に薄くなるテーパ形状であってもよい。こうした導光体32は、光を広い面(光放出面32B)から出射させるために、その内部又は表面に光散乱機能が付加されていることが好ましい。
光源34は、導光体32の両端面32A,32A又は片端面32Aから内部に光を入射させるものであり、導光体32の端面32Aに沿って配置されている。光源34としては、図3に示すような線状の光源に限定されるものでなく、白熱電球、LED(発光ダイオード)等の点光源を端面32Aに沿ってライン状に配置してもよい。また、小形の平面蛍光ランプを端面32Aに沿って複数個配置するようにしてもよい。
導光体32の光放出面32Bには、上述した本発明に係る光学シート10が、例えば接着層31を介して設けられる。光学シート10は、そのレンズ部16の反対面が導光体32の光放出面32Bになるように設けられる。
光反射板36は、図3に示すように、導光体32の光放出面32Bと反対側の面に設けられ、光を反射して導光体32内に戻すためのものである。光反射板36は、薄い金属板にアルミニウム等を蒸着したもの、又は、白色の発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)等が用いられる。
図4は、本発明の光学シートを備える他の面光源装置の一例を示す斜視図である。この面光源装置40は、直下型の面光源装置であって、上記本発明に係る光学シート10と、光学シート10のレンズ部16側の反対面から光を照射する光源34と、光源34からみて光学シートの反対側に配置され、光源34からの光を光学シート10の方向に反射する凹面状の反射体44とを有している。
光源34からの光は、光学シート10側の光放出面42に向かって光学シート10を透過するものと、反射体44で反射した後に光放出面42に向かって光学シート10を透過するものがある。
光反射板44は、図3に示した面光源装置30と同様、薄い金属板にアルミニウム等を蒸着したもの、又は、白色の発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)等が用いられる。光反射板44の形状は、光源34からの光を平行光線として均一に反射できるものであればよく、凹円弧状、放物面柱状、双曲線柱状、楕円柱状等の形状が選択される。
図5は、本発明の光学シートを備える面光源装置のさらに他の例を示す透視断面図であり、(A)は図3に示すエッジライト型の面光源装置の他の一例を示し、(B)は図4に示す直下型の面光源装置の他の一例を示している。図5(A)に示す面光源装置30’は、上記の図3の面光源装置30とは光学シート10を構成するレンズ部16の向きが異なるものであり、そのレンズ部16が、光源34,34から光学シート10に向かって光が出射する側、すなわち導光体32の光放出面32B側に設けられている態様であってもよい。また、図5(B)に示す面光源装置40’は、上記の図4の面光源装置40とは光学シート10を構成するレンズ部16の向きが異なるものであり、光学シート10を構成するレンズ部16が、光源34から光学シート10に向かって光が出射する側、すなわち光学シート10側の光放出面42側に設けられている態様であってもよい。
こうした面光源装置は本発明の光学シート10を採用しているので、特に法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、しかも左右対称性の良好な高品位の液晶表示装置用の面光源装置として好ましく用いることができる。
[表示装置]
図6は、図3で示したエッジライト型の面光源装置を備えた液晶表示装置の一例を示す概略斜視図である。図6に示す液晶表示装置50は、平面状の透光性表示体である液晶パネル52と、その液晶パネル52の背面に配置され、液晶パネル52を背面から光照射するエッジライト型の面光源装置30とを備えている。この液晶表示装置50は、いわゆるバックライト型の液晶表示装置であり、液晶画面を形成する各画素を面光源装置30からの出射光によって裏側から照明するように構成されている。なお、面光源装置としては、図4や図5に示す態様の面光源装置を適用してもよい。
この液晶表示装置50は、本発明に係る光学シート10を備えた面光源装置30を構成部材として有するので、特に法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、しかも左右対称性の良好な高品位の液晶表示装置となる。
次に、実施例と比較例を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。
(実施例1)
単位プリズム14の賦形型が形成された金型に、硬化後の屈折率が1.57になるアクリレート系プレポリマーを主成分とするUV硬化型樹脂組成物を滴下した後、ポリエチレンテレフタレート(PET、商品名:A4300、厚さ:125μm、東洋紡績株式会社製)を重ね、ラミネーターでPET全面をUV硬化型樹脂に圧迫した。その後、780mJ/cmで紫外線照射を行って多数の単位プリズム14を有するレンズ部16を硬化させてPETと一体化させ、次いで、金型から剥離して、実施例1の光学シートを得た。このとき、単位プリズム14が図2(A)中に表示した角度を持つ形状となるように加工した賦形型を準備した。なお、この単位プリズム15A,15Bは、それぞれのピッチ50μmで高さが25μmになるように形成した。
(実施例2)
実施例1で用いた賦形型に代えて、単位プリズム14が図2(B)中に表示した角度を持つ形状となるように加工した賦形型を用いた他は、実施例1と同様にして実施例2の光学シートを作製した。
(実施例3)
実施例1で用いた賦形型に代えて、単位プリズム14が図2(C)中に表示した角度を持つ形状となるように加工した賦形型を用いた他は、実施例1と同様にして実施例3の光学シートを作製した。
(比較例1)
実施例1で用いた賦形型に代えて、単位プリズム14が図9(A)中に表示した角度を持つ形状となるように加工した賦形型を用いた他は、実施例1と同様にして比較例1の光学シートを作製した。
(比較例2)
実施例1で用いた賦形型に代えて、単位プリズム14が図9(C)中に表示した角度を持つ形状となるように加工した賦形型を用いた他は、実施例1と同様にして比較例2の光学シートを作製した。
(測定及び評価)
実施例1、比較例1,2の光学シートについて、法線輝度、サイドローブ輝度、及び光角度分布の左右対称性を光拡散特性から評価した。光拡散特性は、各光学シートをエッジライト型の面光源装置(韓国 Samsung (三星)社製、液晶モニター SyncMaster 940BF 19インチ型から面光源装置のみを取り出したものを使用)に装着し、測定装置(フランス国 ELDIM社製、型式:EZ−contrast)にて測定した。同様にして、光線出射角度毎に輝度を測定する装置である微小偏角輝度計(トプコン製、型式:BM−7)を用いて、入射光角度0°から±80°に変化させたときの水平拡散特性を測定し、垂直画角(γV)については、光学シート10の垂直方向の拡散特性(図7)を測定し、水平画角(αV)については、光学シート10の水平方向の拡散特性(図8)を測定した。なお、ここで、水平、垂直の定義としては、先ず、鉛直線が発光面内に含まれる向きに面光源装置を設置した上で、測定(視線)方向を鉛直方向に移動させて計る場合を垂直方向と言うこととし、測定(視線)方向を水平方向に移動させて計る場合を水平方向と言うこととする。
法線輝度は、上記測定時において、視野角1°の測定条件で測定したときの値で評価した。このとき、実施例1〜3及び比較例1の各光学シートで測定された輝度の値をもとにして、比較例2の光学シートの法線輝度を100%とし、実施例1〜3及び比較例1の光学シートの法線輝度を相対値としてグラフに描いた。
また、官能試験を行い、法線輝度、サイドローブ輝度、左右対称性を評価した結果を表1に示す。なお、法線輝度は、従来これら特性が良好とされている比較例2(図9(C)の形状)を基準とし、目視判定で面光源装置の法線方向において、同等以上の明るさに見えるものを○、より暗い明るさに見えるものを×とした。サイドローブ輝度は、従来これら特性が良好とされている比較例1(図9(A)の形状)を基準とし、目視判定で面光源装置のサイドローブが最大化する角度(垂直方向では法線方向から65°、水平方向では法線方向から70°の方向)において、より暗い明るさに見えるものを○、同等以上の明るさに見えるものを×とした。左右対称性は、従来これら特性が良好とされている比較例2(図9(C)の形状)を基準とし、目視判定で面光源装置を水平方向及び垂直方向において法線方向を基準にして−90°〜+90°の範囲で見て、左右(垂直方向の場合は上下を左右と見なす)、即ち−90°〜0°の領域と0°〜+90°の領域の明るさの差が同等以下に見えるものを○、より大きく見えるものを×とした。試験者は5名とし各人の○×の多数決を以って評価の○×とした。さらに、総合評価は、以上3つの評価項目のうち○の評価の総数が、1項目以下を×、2項目を△、3項目を○とした。
(結果)
表1の結果より、本発明に係る実施例1〜3の光学シートは、法線輝度、サイドローブ輝度、及び光角度分布の左右対称性のいずれにおいても良好な結果が得られた。一方、比較例1,2の従来型の光学シートは、法線輝度、サイドローブ輝度、及び光角度分布の左右対称性のいずれかが劣るものとなっていた。したがって、本発明に係る光学シートは、法線輝度が高く、サイドローブ輝度が低く、しかも左右対称性の良好な高品位の液晶表示装置用の面光源装置に好ましく用いることができる。
Figure 2008277025
本発明の光学シートの一例を示す模式的な全体斜視図である。 本発明の光学シートが有する単位プリズムの3つの例を示す断面図である。 本発明の光学シートを備える面光源装置の一例を示す斜視図である。 本発明の光学シートを備える他の面光源装置の一例を示す斜視図である。 本発明の光学シートを備える面光源装置のさらに他の例を示す透視断面図であり、(A)は図3に示す面光源装置の他の一例を示し、(B)は図4に示す面光源装置の他の一例を示す。 図3で示した面光源装置を備えた液晶表示装置の一例を示す概略斜視図である。 実施例と比較例の光学シートを用いたエッジライト型の面光源装置における、垂直方向の輝度分布を示すグラフである。 実施例と比較例の光学シートを用いたエッジライト型の面光源装置における、水平方向の輝度分布を示すグラフである。 特許文献1,2で提案されたレンズシートが有する単位レンズの断面形状を示している。
符号の説明
1…平面斜面
2…凸状の湾曲面(非平面斜面)
3…凸状の多段平面(非平面斜面)
3a,3b,3c…平面
4…凸状の多段平面(非平面斜面)
4a,4b…平面
5…稜線
6,7…谷部
10…光学シート
12…透明基材
14…単位プリズム
16…レンズ部
18…光拡散層
30,30’,40,40’…面光源装置
31…空隙層
32…導光体
32A…端面
32B…光放出面
34…光源
36,44…光反射板
50…液晶表示装置
52…液晶パネル
S1…透明基材の一方の面(平坦面)
S2…透明基材の他方の面

Claims (5)

  1. 透光性基材と、該透光性基材の一方の面上に柱状体の単位プリズムを該単位プリズムの稜線と直交方向に多数配列してなるレンズ部とを有する面光源用光学シートであって、
    前記単位プリズムは、その断面形状が互いに鏡像関係にある第1単位プリズムと第2単位プリズムとで構成された一対の構造単位からなり、
    前記第1単位プリズムと前記第2単位プリズムは、それぞれ稜線で交叉する平面斜面と非平面斜面とを有し、
    前記平面斜面は、前記透光性基材の平坦面に対する角度が45°であり、前記非平面斜面は、前記透光性基材の平坦面に対する平均角度が45°であることを特徴とする面光源用光学シート。
  2. 前記非平面斜面は、凸状の湾曲面又は凸状の多段平面である、請求項1に記載の面光源用光学シート。
  3. 透光性材料からなり、少なくとも1つの端面から導入された光を一方の面である光放出面から出射する導光体と、前記導光体の少なくとも前記1つの端面から内部に光を入射させる光源と、前記導光体の光放出面に設けられ、該光放出面から出射する光を透過する光学シートと、を有する面光源装置であって、
    前記光学シートが、請求項1又は2に記載の面光源用光学シートであることを特徴とする面光源装置。
  4. 請求項1又は2に記載の面光源用光学シートと、
    前記光学シートの背面側から光を照射する光源と、
    前記光源の前記光学シートと反対側に配置され、前記光源からの光を前記光学シート方向に反射する反射体と、を有することを特徴とする面光源装置。
  5. 平面状の透光性表示体と、該透光性表示体の背面に配置され、前記透光性表示体を背面から光照射する請求項3又は4に記載の面光源装置と、を備えることを特徴とする表示装置。
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