JP2010032190A - 空調制御システム - Google Patents
空調制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010032190A JP2010032190A JP2008197614A JP2008197614A JP2010032190A JP 2010032190 A JP2010032190 A JP 2010032190A JP 2008197614 A JP2008197614 A JP 2008197614A JP 2008197614 A JP2008197614 A JP 2008197614A JP 2010032190 A JP2010032190 A JP 2010032190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- air
- unit
- energy saving
- air conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【課題】空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができる空気調和機の空調制御システムの提供。
【解決手段】空調制御システム1は、所定情報を報知可能な表示部51を有する空気調和機3によって実行される空気調和運転において、消費電力を抑制するための省エネルギー制御を行うことが可能な空調制御システムであって、空気調和運転の運転停止予定時刻から第1所定時間遡った時間から省エネルギー制御を実行する省エネルギー制御部67と、空調対象空間内の環境の変化を監視可能である監視部69と、省エネルギー制御実行時における監視部69の監視結果に基づいて、空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲内となるように省エネルギー制御を快適制御に切り換える、または、監視結果の情報を含む報知が行われるように表示部51の報知動作を制御する快適維持部68とを備えている。
【選択図】図4
【解決手段】空調制御システム1は、所定情報を報知可能な表示部51を有する空気調和機3によって実行される空気調和運転において、消費電力を抑制するための省エネルギー制御を行うことが可能な空調制御システムであって、空気調和運転の運転停止予定時刻から第1所定時間遡った時間から省エネルギー制御を実行する省エネルギー制御部67と、空調対象空間内の環境の変化を監視可能である監視部69と、省エネルギー制御実行時における監視部69の監視結果に基づいて、空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲内となるように省エネルギー制御を快適制御に切り換える、または、監視結果の情報を含む報知が行われるように表示部51の報知動作を制御する快適維持部68とを備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、空調制御システムに関する。
空気調和運転が行われている空調対象空間内では、空気調和機の運転を停止しても、しばらくの間、快適性が維持されていることがある。そこで、従来より、省エネルギーを実現させるために、予め設定されている空気調和運転の運転停止時刻より前に空調対象空間への給気を停止させる停止制御を行う空調制御システムがある。
例えば、予め設定されている空調スケジュールに基づいて、空気調和運転の運転開始時刻や運転停止時刻が決定される空調制御システムがある(特許文献1参照)。この空調制御システムでは、運転停止時刻から遡って停止制御を開始した場合に運転停止時刻における空調対象空間内の温度が予め設定されている適温範囲の下限値となるような時刻を最適停止時刻(以下、制御開始時刻という)に決定している。また、この空調制御システムでは、制御開始時刻から運転停止時刻までの間、空調対象空間に対する給気が空気調和運転時の風量よりも少ない風量となるように給気量制御が行われている。このため、制御開始時刻から運転停止時刻までの間、停止制御が行われる場合と比較して、空調対象空間における快適度を向上させることができる。
特開2007−132598号公報
ところで、この空調制御システムでは、制御開始時刻から運転停止時刻までの間、給気量制御が行われている。このため、例えば、給気量制御が行われている間に空調対象空間内の環境が変化した場合でも、引き続き給気量制御が行われることになる。このため、現在時刻が運転停止時刻に到達する前に適温範囲の下限値となることがあり、空調対象者に対して不快感を与えるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができる空気調和機の空調制御システムを提供することにある。
第1発明に係る空調制御システムは、所定情報を報知可能な報知部を有する空気調和機によって実行される空気調和運転において、消費電力を抑制するための省エネルギー制御を行うことが可能な空調制御システムであって、省エネルギー制御部と、監視部と、快適維持部とを備えている。省エネルギー制御部は、空気調和運転の運転停止予定時刻から第1所定時間遡った時間から省エネルギー制御を実行する。監視部は、空調対象空間内の環境の変化を監視可能である。快適維持部は、省エネルギー制御実行時における監視部の監視結果に基づいて、第1処理、または、第2処理を行う。第1処理とは、快適維持部が、空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲内となるように、省エネルギー制御を快適制御に切り換える処理のことである。第2処理とは、快適維持部が、監視結果の情報を含む報知が行われるように、報知部の報知動作を制御する処理のことである。
第1発明に係る空調制御システムでは、監視部の監視結果に基づいて、快適維持部が、第1処理、または、第2処理を行っている。例えば、快適維持部によって第1処理が行われる場合では、監視部の監視結果に基づいて、空気調和運転において省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換えられる。省エネルギー制御から快適制御に切り換えられることによって、空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲外で維持されるおそれを減らすことができる。また、例えば、快適維持部によって第2処理が行われる場合であって、監視部の監視結果に基づいて、監視結果の1つである空調対象空間の環境の快適度が所定範囲外であるという情報が報知される場合には、空調対象者に対して、空調対象空間の環境の快適度が所定範囲外であることを認識させやすくすることができる。
これによって、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができる。
第2発明に係る空調制御システムは、第1発明の空調制御システムであって、快適維持部は、判断部を有する。判断部は、監視部の監視結果に基づいて、省エネルギー制御を実行し続けた場合に、空調対象空間内の環境の快適度が運転停止予定時刻までに所定範囲の境界部に到達するか否かを判断する。また、快適維持部は、判断部によって空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲の境界部に到達すると判断された場合に、第1処理、または、第2処理を行う。このため、運転停止予定時刻において空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲外となるおそれを減らすことができる。
これによって、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができる。
第3発明に係る空調制御システムは、第1発明または第2発明の空調制御システムであって、空気調和機は、送風機と、熱交換器とを有している。送風機は、空調対象空間に調和空気を供給する。熱交換器は、空調対象空間内の空気との間で熱交換を行う。また、省エネルギー制御部は、風量制御、設定温度変更制御、第1停止制御、または、第2停止制御のうちの少なくともいずれか1つの制御を行う。風量制御とは、送風機によって供給される調和空気の風量を調節する制御のことである。設定温度変更制御とは、調和空気の設定温度を変更する制御のことである。第1停止制御とは、熱交換器の機能を停止させる制御のことである。第2停止制御とは、送風機による調和空気の供給を停止させ、かつ、熱交換器の機能を停止させる制御のことである。このため、この空調制御システムでは、省エネルギー制御部が、これらの制御のうちの少なくとも1つの制御を行うことによって、空気調和運転において省エネルギー制御を実行することができる。
第4発明に係る空調制御システムは、第1発明から第3発明のいずれかの空調制御システムであって、快適維持部は、省エネルギー制御が開始された時刻から運転停止予定時刻から第2所定時間遡った時刻まで、省エネルギー制御を快適制御に切り換えることが可能である。例えば、快適維持部が省エネルギー制御から快適制御に切り換えることが可能な期間である省エネルギー制御が開始された時刻から運転停止予定時刻から第2所定時間遡った時刻までを第1期間とし、運転停止予定時刻から第2所定時間遡った時刻から運転停止予定時刻までを第2期間とすると、現在時刻が第2期間内である場合には、省エネルギー制御から快適制御に切り換えられることがないことになる。このように、快適制御が実行されない期間を設けることによって、消費電力を抑えることができる。
第5発明に係る空調制御システムは、第1発明から第4発明のいずれかの空調制御システムであって、監視部は、空調対象空間内の温度を測定する温度センサを有する。このため、空調制御システムでは、容易な構成によって空調対象空間内の環境の変化を監視することができる。
第6発明に係る空調制御システムは、第1発明から第5発明のいずれかの空調制御システムであって、省エネルギー制御部は、省エネルギー制御が実行されている場合には、省エネルギー制御が実行されている旨が報知されるように、前記報知部の報知動作を制御する。このため、省エネルギー制御が実行されていることを報知することができる。
これによって、省エネルギー制御が実行されていることを空調対象者に認識させることができる。
第7発明に係る空調制御システムは、第1発明から第6発明のいずれかの空調制御システムであって、省エネルギー制御を開始させる操作以外の操作を受け付ける受付部を更に備える。また、省エネルギー制御部は、省エネルギー制御の実行中に、受付部において前記操作が受け付けられた場合に、省エネルギー制御を解除する。
第7発明に係る空調制御システムでは、空気調和運転において省エネルギー制御が解除される場合がある。なお、省エネルギー制御の解除とは、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されていない状態のことである。このため、例えば、受付部において前記操作が受け付けられた場合には、空気調和機において省エネルギー制御が実行される以前の空気調和運転が行われる。
これによって、空調対象者の好みに応じて省エネルギー制御を解除することができる。
第1発明に係る空調制御システムでは、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができる。
第2発明に係る空調制御システムでは、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができる。
第3発明に係る空調制御システムでは、空気調和運転において省エネルギー制御を実行することができる。
第4発明に係る空調制御システムでは、消費電力を抑えることができる。
第5発明に係る空調制御システムでは、容易な構成によって空調対象空間内の環境の変化を監視することができる。
第6発明に係る空調制御システムでは、省エネルギー制御が実行されていることを空調対象者に認識させることができる。
第7発明に係る空調制御システムでは、空調対象者の好みに応じて省エネルギー制御を解除することができる。
本発明の実施形態に係る空調制御システム1の概略冷媒回路を図1に示す。
<空調制御システムの概略構成>
この空調制御システム1は、主に、空気調和機3と、空調制御装置60とを備えている。
この空調制御システム1は、主に、空気調和機3と、空調制御装置60とを備えている。
空気調和機3は、空調対象空間内から空気を取り込み、取り込んだ空気を空気調和して調和空気を生成し、この調和空気を空調対象空間内に供給する。また、空気調和機3は、コントローラ50を有している。コントローラ50は、空調対象空間に居る空調対象者が、空気調和機3の設定を操作するための操作手段である。空調対象者がコントローラ50を操作することによって、操作された設定等の指示情報を空調制御装置60に送信することができる。
空調制御装置60は、空気調和機3からの運転データを受信したり、コントローラ50を介して空調対象者から送信される設定等の指示情報を制御指令として空気調和機3に送信したりする。
(1)空気調和機
空気調和機3は、図1に示すように、室内機2a,2b,2cと、室外機20とから構成されており、少なくとも冷房運転および暖房運転等を含む空気調和運転を行うことができる。室内機2a,2b,2c内には、室内熱交換器4a,4b,4cや室内ファン5a,5b,5c等が収容されている。室内熱交換器4a,4b,4cは、接触する空気との間で熱交換を行い、調和空気を生成する。また、室内熱交換器4a,4b,4cは、冷房運転時には、冷媒の蒸発器として機能して取り込まれた空気を冷却し、暖房運転時には、冷媒の凝縮器として機能して取り込まれた空気を加熱する。室内ファン5a,5b,5cは、空調対象空間内の空気を吸い込んで熱交換器に通し、熱交換が行われた後の調和空気を空調対象空間内に排出する。また、室内機2a,2b,2cには、室内機制御部61a,61b,61cが内蔵されている。室内機制御部61a,61b,61cは、空調制御装置60から送信される制御指令を受信し、その受信した制御指令に基づいて、室内機2a,2b,2c内の室内熱交換器4a,4b,4cや室内ファン5a,5b,5c等の各種機器を制御する。
空気調和機3は、図1に示すように、室内機2a,2b,2cと、室外機20とから構成されており、少なくとも冷房運転および暖房運転等を含む空気調和運転を行うことができる。室内機2a,2b,2c内には、室内熱交換器4a,4b,4cや室内ファン5a,5b,5c等が収容されている。室内熱交換器4a,4b,4cは、接触する空気との間で熱交換を行い、調和空気を生成する。また、室内熱交換器4a,4b,4cは、冷房運転時には、冷媒の蒸発器として機能して取り込まれた空気を冷却し、暖房運転時には、冷媒の凝縮器として機能して取り込まれた空気を加熱する。室内ファン5a,5b,5cは、空調対象空間内の空気を吸い込んで熱交換器に通し、熱交換が行われた後の調和空気を空調対象空間内に排出する。また、室内機2a,2b,2cには、室内機制御部61a,61b,61cが内蔵されている。室内機制御部61a,61b,61cは、空調制御装置60から送信される制御指令を受信し、その受信した制御指令に基づいて、室内機2a,2b,2c内の室内熱交換器4a,4b,4cや室内ファン5a,5b,5c等の各種機器を制御する。
また、室外機20には、室外機制御部62が内蔵されている。室外機制御部62は、空調制御装置60から送信される制御指令に基づいて、室外機20に収容されている圧縮機9、室外ファン7、室外熱交換器6、四路切換弁8および室外膨張弁12等の各種機器の制御を行う。
コントローラ50は、図2に示すように、表示部51を有している。表示部51は、液晶表示装置によって構成されており、空調制御装置60から送信された表示情報信号の内容を表示することができる。また、コントローラ50には、空調対象者からの空気調和機3の運転開始または運転停止の指示を受け付ける「運転/停止」スイッチ52や設定温度の変更の指示を受け付ける「設定温度」スイッチ53等の複数のスイッチが設けられている。なお、本実施形態では、コントローラ50には、空調対象者から指示を受け付けるスイッチのうち、後述する省エネルギー制御の制御開始の指示を受け付ける「省エネルギー制御開始」スイッチは設けられていない。
(2)空調制御装置
空調制御装置60は、図3に示すように、所定情報等を送受信するための通信部63と、RAMやCPU等からなる制御部64と、記憶部65とを備えている。
空調制御装置60は、図3に示すように、所定情報等を送受信するための通信部63と、RAMやCPU等からなる制御部64と、記憶部65とを備えている。
通信部63は、コントローラ50を介して送信される空調対象者からの指示情報を受信して、制御部64に送信する。また、通信部63は、制御部64から受信した制御指令を室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に送信する。また、通信部63は、制御部64から受信した表示情報信号をコントローラ50に送信する。
制御部64は、通信部63から送信される空調対象者からの指示情報に基づいた空気調和機3が行う運転内容についての制御指令を、通信部63に送信する。運転内容についての制御指令とは、例えば、空気調和運転の運転開始や運転停止、設定温度や設定風量の変更等の制御指令である。また、制御部64は、前記制御指令に応じた表示情報信号を通信部63に送信する。例えば、空調対象者からコントローラ50を介して通信部63に設定温度を27度から26度に変更する指示情報が送信された場合、制御部64は、通信部63に対して設定温度を27度から26度に変更する制御指令を送信する。また、このとき、制御部64は、コントローラ50の有する表示部51に「設定温度 26度」という表示がされるように、表示情報信号を通信部63に送信する。
また、制御部64は、予定運転制御部66と、監視部69とを有している。予定運転制御部66は、空調対象者によって予め設定されている運転開始時刻Tsに空気調和機3に対して空気調和運転を開始させる制御を行い、空調対象者によって予め設定されている運転停止予定時刻に空気調和機3に対して空気調和運転を停止させる制御を行う。具体的には、予定運転制御部66は、現在時刻が運転開始時刻Tsに到達すると、通信部63に対して空気調和運転の運転開始の制御指令を送信する。また、予定運転制御部66は、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達すると、通信部63に対して空気調和運転の運転停止の制御指令を送信する。さらに、予定運転制御部66は、例えば、空気調和運転に含まれる冷房運転が開始された場合には、コントローラ50の有する表示部51に、「冷房運転中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。
監視部69は、取得部と接続されている。取得部は、空調対象空間内の温度を検出する室温サーミスタ69aと、外気温度を検出する外気温度サーミスタ69bとから構成される。また、監視部69は、室温サーミスタ69aによって検出される室内温度情報から得られる室内温度値と、外気温度サーミスタ69bによって検出される外気温度情報から得られる外気温度値とに基づいて、室内環境が快適であるか否かを判定する。また、監視部69による前記判定は、所定時間(例えば、3分)毎に行われる。なお、室内環境が快適であるか否かの判定は、図4に示す快適範囲Wに基づいて行われる。快適範囲Wとは、暖房運転時では、室内温度値>外気温度値+5となる範囲であり、冷房運転時では、室内温度値<外気温度値−5となる範囲である。なお、この快適範囲Wは、予め記憶部65に記憶されている。
制御部64は、監視部69によって室内環境が快適でないと判定された場合、室内温度値Xが快適範囲W内となるように、通信部63に制御指令を送信する。なお、本実施形態では、制御部64は、空気調和運転において省エネルギー制御や快適制御等の制御が行われていない場合に、通信部63に前記制御指令を送信する。また、本実施形態では、快適範囲Wは、室内温度および外気温度を利用して室内環境が快適であるか否かを判定しているが、室内環境が快適であるか否かを判定するための指標となるものであれば、これに限定されない。例えば、快適範囲を、室内温度と指標温度とから設定したり、設定温度と室内温度とから設定したり、室内温度の変化から設定したり、空調対象空間の不快指数から設定したりすることができる。室内温度と指標温度とから設定される快適範囲とは、例えば指標温度を28度に設定すると、冷房運転時では、室内温度値<28となる範囲である。また、設定温度と室内温度とから設定する快適範囲とは、例えば、冷房運転時では、室内温度値<設定温度値+2となる範囲である。室内温度の変化から設定される快適範囲とは、例えば、冷房運転時では、現在の室内温度値<空気調和運転において省エネルギー制御が行われる以前の室内温度値+2となる範囲である。不快指数から設定される快適範囲とは、冷房運転時では、室内温度値+室内湿度値<所定値以下となる範囲である。
さらに、制御部64は、省エネルギー制御部67と、快適維持部68とを有している。
省エネルギー制御部67は、空調対象者によって予め設定されている運転停止予定時刻T2から所定時間(例えば、30分)遡った時刻を制御開始時刻T1に決定する。また、省エネルギー制御部67は、現在時刻が制御開始時刻T1に到達したときに、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されるように、通信部63に制御指令を送信する。また、省エネルギー制御部67は、コントローラ50の有する表示部51に、「省エネルギー制御中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。なお、省エネルギー制御とは、空気調和機3の消費電力を抑制するために空気調和運転時に行われる制御である。また、本実施形態では、省エネルギー制御として、圧縮機9等の稼働を停止させる強制サーモオフが行われ、かつ、空気調和運転時の風量よりも小さい風量となるように室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われる。
快適維持部68は、判断部68aを有している。判断部68aは、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されている場合に、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達するか否かを判断する。具体的には、判断部68aは、図5に示すように、制御開始時刻T1から所定時間(例えば、5分)Tw1が経過するまでの室内温度情報を監視部69から取得し、前記所定時間Tw1内に生じた空調対象空間内の室内温度情報の変化から空調対象空間内における室内温度値Xの経時的変化の度合Dを算出する。また、判断部68aは、算出した室内温度値Xの経時的変化の度合Dに基づいて、省エネルギー制御が実行され続けた場合に、室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに達するために必要な時間である到達時間Tw2を算出する。快適範囲Wの境界部Lとは、具体的には、暖房運転時には、室内温度値=外気温度値+5となる部分であり、冷房運転時には、室内温度値=外気温度値−5となる部分である。さらに、判断部68aは、算出された到達時間Tw2と現在時刻とから、室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達する時刻である到達時刻Twを算出する。そして、判断部68aは、空調対象者によって予め設定されている空気調和運転の運転停止予定時刻T2と算出された到達時刻Twとから、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに、室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに達するか否かを判断する。
快適維持部68は、判断部68aにおいて現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部63に制御指令を送信する。なお、本実施形態では、快適維持部68は、現在時刻が到達時刻Twに到達したときに、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部63に制御指令を送信する。しかし、快適維持部から通信部に制御指令が送信されるタイミングはこれに限定されず、現在時刻が到達時刻に到達するまでに(例えば、判断部によって現在時刻が運転停止予定時刻に到達するまでに室内温度値が快適範囲の境界部に達すると判断されたときに)、通信部への制御指令の送信が行われてもよい。
また、快適維持部68は、コントローラ50の有する表示部51に「快適制御中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。なお、本実施形態では、快適制御として、室内ファン5a,5b,5cによって生成される風量が空気調和運転時の風量よりも小さい風量であり、かつ、省エネルギー制御時の風量よりも大きい風量となるように、室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われる。
<空調制御システムの制御動作>
図6は、本実施形態の空調制御システム1による処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、空調制御装置60の記憶部65に格納された所定の制御プログラムに従って、制御部64によって実行される。なお、以下には、空気調和運転に含まれる冷房運転が開始されており、空調対象者によって空気調和運転の運転停止予定時刻T2が設定されている場合を例として説明する。
図6は、本実施形態の空調制御システム1による処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、空調制御装置60の記憶部65に格納された所定の制御プログラムに従って、制御部64によって実行される。なお、以下には、空気調和運転に含まれる冷房運転が開始されており、空調対象者によって空気調和運転の運転停止予定時刻T2が設定されている場合を例として説明する。
現在時刻が制御開始時刻T1に到達すると、省エネルギー制御部67から通信部63を介して室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に、省エネルギー制御開始の制御指令が送信される(ステップS1)。省エネルギー制御開始の制御指令が省エネルギー制御部67から送信されると、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は室外機20内の各種機器を制御することで、冷房運転において省エネルギー制御を行う。このとき、判断部68aによって、省エネルギー制御が開始された時刻である制御開始時刻T1から所定時間(例えば、5分)Tw1が経過するまでの室内温度値Xが取得される。その後、判断部68aによって、省エネルギー制御が実行されることによって起こる空調対象空間内の室内温度値Xの経時的変化の度合Dが算出される。そして、判断部68aによって、室内温度値Xの経時的変化の度合Dに基づいた到達時間Tw2が算出される。さらに、判断部68aによって、現在時刻が停止予定時刻T2に到達するまでに、室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに達するか否かが判断される(ステップS2)。
そして、判断部68aによって、現在時刻が停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に切り換えるように、快適維持部68から通信部63に制御指令が送信される(ステップS3,ステップS4)。快適制御に切り換える制御指令が通信部63に送信されると、通信部63から室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に対して快適制御に切り換える旨の制御信号が送信される。快適制御に切り換える旨の制御信号が送信されると、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は室外機20内の各種機器を制御することで、冷房運転において快適制御を実行させる。そして、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達すると、制御部64は、通信部63を介して、室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に、空気調和機3の運転停止の制御指令を送信する(ステップS5)。運転停止の制御指令が制御部64から送信されると、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は室外機20内の各種機器を制御することで、冷房運転を停止させる。なお、冷房運転が停止されることによって、冷房運転において実行されていた快適制御も解除される。
また、判断部68aによって、現在時刻が停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達しないと判断された場合、省エネルギー制御が続行される(ステップS3)。この場合、快適維持部68から通信部63に対して制御信号は送信されない。そして、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達すると、制御部64は、通信部63を介して、室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に、空気調和機3の運転停止の制御指令を送信する。運転停止の制御指令が制御部64から送信されると、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は室外機20内の各種機器を制御することで、冷房運転を停止させる。なお、冷房運転が停止されることによって、冷房運転において実行されていた省エネルギー制御も解除される。
また、現在時刻が制御開始時刻T1に到達していないときに、空調対象者からコントローラ50を介した冷房運転の運転停止の指示情報の送信があった場合、制御部64から室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に運転停止の制御信号が送信される。運転停止の制御指令が制御部64から通信部63を介して送信されると、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は、室外機20内の各種器機器を制御することで、冷房運転を停止させる。また、現在時刻が制御開始時刻T1に到達しており冷房運転において省エネルギー制御または快適制御が実行されているときに、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止の指示情報の送信があった場合、制御部64は、実行されている制御(省エネルギー制御または快適制御)を解除する旨の解除指令、および、運転停止の制御指令を送信する。
さらに、冷房運転において省エネルギー制御または快適制御が実行されているときに、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止以外の指示情報(例えば、設定温度の変更等)の送信があった場合、制御部64は、通信部63を介して室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に、実行されている制御(省エネルギー制御または快適制御)を解除する旨の制御指令、および、この指示情報に基づく制御指令を送信する。そして、通信部63から送信された制御指令に基づいて、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は室外機20内の各種機器を制御する。また、この場合、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止の指示情報が送信されるまで、冷房運転が行われる。
なお、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達した後に、空調対象者からコントローラ50を介した冷房運転等の運転開始の指示情報の送信があった場合、制御部64から通信部63を介して室内機制御部61a,61b,61cおよび室外機制御部62に運転開始の制御指令が送信される。そして、制御部64から運転開始の制御指令が送信されると、室内機制御部61a,61b,61cは室内機2a,2b,2c内の各種機器を制御し、室外機制御部62は室外機20内の各種機器を制御することによって、空気調和機の運転が開始される。この場合もまた、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止の指示情報が送信されるまで、冷房運転が行われる。
<特徴>
(1)
空気調和運転が行われている空調対象空間内では、空気調和機の運転を停止しても、しばらくの間、快適性が維持されていることがある。そこで、従来より、省エネルギーを実現させるために、予め設定されている空気調和運転の運転停止時刻より前に空調対象空間への給気を停止させる停止制御を行う空調制御システムがある。
(1)
空気調和運転が行われている空調対象空間内では、空気調和機の運転を停止しても、しばらくの間、快適性が維持されていることがある。そこで、従来より、省エネルギーを実現させるために、予め設定されている空気調和運転の運転停止時刻より前に空調対象空間への給気を停止させる停止制御を行う空調制御システムがある。
例えば、特開2007−132598号公報に開示されている空調制御システムでは、予め設定されている空調スケジュールに基づいて、空気調和運転の運転開始時刻や運転停止時刻が決定されている。この空調制御システムでは、運転停止時刻から遡って停止制御を開始した場合に運転停止時刻における空調対象空間内の温度が予め設定されている適温範囲の下限値となるような時刻を最適停止時刻(以下、制御開始時刻という)に決定している。また、この空調制御システムでは、制御開始時刻から運転停止時刻までの間、空調対象空間に対する給気が空気調和運転時の風量よりも少ない風量となるように給気量制御が行われている。このため、制御開始時刻から運転停止時刻までの間、停止制御が行われる場合と比較して、空調対象空間における快適度を向上させることができる。
ところで、この空調制御システムでは、制御開始時刻から運転停止時刻までの間、給気量制御が行われている。このため、例えば、給気量制御が行われている間に空調対象空間内の環境が変化した場合でも、引き続き給気量制御が行われることになる。このため、現在時刻が運転停止時刻に到達する前に適温範囲の下限値となることがあり、空調対象者に対して不快感を与えるおそれがある。
そこで、上記実施形態では、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されている場合、監視部69から得られる室内温度値と外気温度値とに基づいて、快適維持部68は、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部63に制御指令を送信する。このため、室内温度値Xが快適範囲W外で維持されるおそれを減らすことができる。
これによって、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができている。
(2)
上記実施形態では、判断部68aは、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されている場合に、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達するか否かを判断する。また、快適維持部68は、判断部68aにおいて現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部63に制御指令を送信する。このため、運転停止予定時刻において室内温度値Xが快適範囲W外となるおそれを減らすことができる。
上記実施形態では、判断部68aは、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されている場合に、現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達するか否かを判断する。また、快適維持部68は、判断部68aにおいて現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部63に制御指令を送信する。このため、運転停止予定時刻において室内温度値Xが快適範囲W外となるおそれを減らすことができる。
これによって、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができている。
また、上記実施形態では、快適維持部68は、現在時刻が到達時刻Twに到達したときに、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように通信部63に制御指令を送信している。このため、運転停止予定時刻だけでなく、空気調和運転の実行時において室内温度値Xが快適範囲W外となるおそれを減らすことができている。
(3)
上記実施形態では、省エネルギー制御部67によって、圧縮機9等の稼働を停止させる強制サーモオフが行われ、かつ、空気調和運転時の風量よりも小さい風量となるように室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われている。このため、空気調和運転において、消費電力を抑制する制御を実行することができている。
上記実施形態では、省エネルギー制御部67によって、圧縮機9等の稼働を停止させる強制サーモオフが行われ、かつ、空気調和運転時の風量よりも小さい風量となるように室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われている。このため、空気調和運転において、消費電力を抑制する制御を実行することができている。
(4)
上記実施形態では、監視部69は、空調対象空間内の温度を検出する室温サーミスタ69a、および、外気温度を検出する外気温度サーミスタ69bと接続されている。このため、空調制御システム1では、簡易な構成によって、空調対象空間内の環境の変化を監視することができている。
上記実施形態では、監視部69は、空調対象空間内の温度を検出する室温サーミスタ69a、および、外気温度を検出する外気温度サーミスタ69bと接続されている。このため、空調制御システム1では、簡易な構成によって、空調対象空間内の環境の変化を監視することができている。
(5)
上記実施形態では、予定運転制御部66は、例えば、空気調和運転に含まれる冷房運転が開始された場合には、コントローラ50の有する表示部51に、「冷房運転中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。また、省エネルギー制御部67は、コントローラ50の有する表示部51に、「省エネルギー制御中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。さらに、快適維持部68は、コントローラ50の有する表示部51に「快適制御中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。このため、表示部51には、冷房運転等の運転モードの表示が行われるだけでなく、省エネルギー制御や快適制御等の制御内容まで表示される。
上記実施形態では、予定運転制御部66は、例えば、空気調和運転に含まれる冷房運転が開始された場合には、コントローラ50の有する表示部51に、「冷房運転中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。また、省エネルギー制御部67は、コントローラ50の有する表示部51に、「省エネルギー制御中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。さらに、快適維持部68は、コントローラ50の有する表示部51に「快適制御中」という表示がされるように、表示情報信号を通信部に送信する。このため、表示部51には、冷房運転等の運転モードの表示が行われるだけでなく、省エネルギー制御や快適制御等の制御内容まで表示される。
これによって、省エネルギー制御や快適制御等が実行されていることを空調対象者に認識させやすくすることができている。
(6)
上記実施形態では、現在時刻が制御開始時刻T1に到達しており空気調和運転において省エネルギー制御または快適制御が実行されているときに、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止の指示情報の送信があった場合、制御部64は、実行されている制御(省エネルギー制御または快適制御)を解除する旨の解除指令を送信する。また、空気調和運転において省エネルギー制御または快適制御が実行されているときに、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止以外の指示情報(例えば、設定温度の変更等)の送信があった場合、制御部64は、実行されている制御(省エネルギー制御または快適制御)を解除する旨の制御指令を送信する。このため、空調対象者の好みに応じて省エネルギー制御および快適制御を解除することができている。
上記実施形態では、現在時刻が制御開始時刻T1に到達しており空気調和運転において省エネルギー制御または快適制御が実行されているときに、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止の指示情報の送信があった場合、制御部64は、実行されている制御(省エネルギー制御または快適制御)を解除する旨の解除指令を送信する。また、空気調和運転において省エネルギー制御または快適制御が実行されているときに、空調対象者からコントローラ50を介した運転停止以外の指示情報(例えば、設定温度の変更等)の送信があった場合、制御部64は、実行されている制御(省エネルギー制御または快適制御)を解除する旨の制御指令を送信する。このため、空調対象者の好みに応じて省エネルギー制御および快適制御を解除することができている。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、省エネルギー制御として、圧縮機9等の稼働を停止させる強制サーモオフが行われ、かつ、空気調和運転時の風量よりも小さい風量となるように室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われている。
(A)
上記実施形態では、省エネルギー制御として、圧縮機9等の稼働を停止させる強制サーモオフが行われ、かつ、空気調和運転時の風量よりも小さい風量となるように室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われている。
これに代えて、省エネルギー制御として、空気調和運転時の設定温度である第1設定温度から空気調和運転における省エネルギー制御時の設定温度である第2設定温度に設定温度が切り換えられてもよい。例えば、設定温度が26度の冷房運転が行われている場合には、省エネルギー制御に切り換わることで、設定温度が28度に切り換わる。
また、省エネルギー制御として、間欠的に強制サーモオフが行われてもよく、所定時間だけ強制サーモオフが行われてもよい。
また、上記実施形態では、快適制御として、室内ファン5a,5b,5cによって生成される風量が空気調和運転時の風量よりも小さい風量であり、かつ、省エネルギー制御時の風量よりも大きい風量となるように、室内ファン5a,5b,5cの回転数制御が行われる。
これに代えて、快適制御において、設定温度が変更されてもよい。
例えば、冷房運転における省エネルギー制御において設定温度が冷房運転時の設定温度である26度から28度に切り換わった場合、省エネルギー制御から快適制御に切り換わる場合には、設定温度が省エネルギー制御時の設定温度である28度から26度に切り換わる。なお、この場合には、エネルギーの消費を抑えるために、省エネルギー制御および快適制御において圧縮機が最小回転数で稼働しているほうがよい。
また、上記実施形態では、判断部68aによって、現在時刻が停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達すると判断されると、省エネルギー制御から快適制御に切り換えるように、快適維持部68から通信部63に制御指令が送信される。
これに代えて、快適維持部から通信部に制御指令を送信可能な期間を制限してもよい。例えば、図7に示すように、省エネルギー制御の制御開始時刻T1から運転停止予定時刻T2までの時間において、快適維持部が、快適制御許可期間Tx1と快適制御禁止期間Tx2とを決定する。ここでいう快適制御許可期間Tx1とは、判断部によって室内温度値が快適範囲の境界部に到達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に切り換えるように、快適維持部から通信部に制御指令を送信可能な期間である。また、快適制御禁止期間Tx2とは、判断部によって室内温度値が快適範囲の境界部に到達すると判断された場合でも、省エネルギー制御から快適制御に切り換えるように快適維持部から通信部に制御指令を送信できない期間である。なお、ここでいう快適制御禁止期間Tx2とは、停止予定時刻T2から所定時間(例えば、5分)遡った時刻Txから停止予定時刻T2までの前記所定時間に相当する期間のことである。
例えば、空気調和運転において、省エネルギー制御として圧縮機等の稼働が停止され、快適制御として圧縮機等の稼働が開始されるように制御が行われる場合、快適制御において快適制御許可期間Tx1と快適制御禁止期間Tx2とが設けられていることで、現在時刻が快適制御禁止期間Tx2内である場合には、判断部によって、室内温度値が快適範囲の境界部に達すると判断された場合であっても、省エネルギー制御から快適制御に切り換わるように、快適維持部から通信部に制御指令が送信されない。このように、現在時刻から停止予定時刻T2までの時間が数分と少ないにも関わらず、省エネルギー制御から圧縮機等の稼働を開始する快適制御に切り換わらないようにすることができる。
これによって、快適制御が行われることによって消費エネルギーが大きくなることを抑制することができる。
なお、快適維持部は、圧縮機の再起動をする際に均圧制御等を行うために空気調和されない時間を快適制御禁止期間Tx2に決定してもよい。また、快適制御禁止期間Tx2であっても圧縮機が稼働している場合には、快適維持部から通信部に制御指令が送信されるようにしてもよい。
また、快適制御禁止期間Tx2において、快適制御が行われないために室内温度値が快適範囲の境界部に到達してしまった場合、停止予定時刻T2までの室内環境の快適性を維持するために、快適維持部は、快適制御時における風量と同等の風量となるように、室内ファンの回転制御を行ってもよい。快適制御禁止期間Tx2において、室内ファンの回転制御が行われる場合には、空調対象空間内の温度を平均化するサーキュレーション効果を期待することができる。例えば、空気調和運転において暖房運転が行われている場合には、快適制御禁止期間Tx2において快適維持部によって室内ファンの回転制御が行われることで、天井付近の暖気を効率よく循環することができ、室内環境の快適性の悪化するおそれを減らすことができる。
また、現在時刻が快適制御禁止期間Tx2に到達した場合であっても、圧縮機を最小回転数で稼働させておいてもよい。このように圧縮機を最小回転数で稼働させておくことで、快適制御禁止期間Tx2において快適制御が行われないために室内温度値が快適範囲の境界部に到達してしまった場合であって停止予定時刻T2まで室内環境の快適性を維持するために再び快適制御が行われた場合でも、圧縮機の再起動に伴って生じる大きなエネルギーの消費を抑えることができる。
また、上記実施形態では、室内機2a,2b,2cが1つの部屋に設置されており、この空調制御システム1は、1つの部屋について実施されている。
これに代えて、この空調制御システムが、複数の部屋に対して実施されてもよい。この場合、部屋毎に運転開始時刻、省エネルギー制御開始時刻、および、運転停止予定時刻がそれぞれ異なることがあるため、空調対象者からの指示がない限りは、圧縮機は、部屋毎の運転開始時刻のうちの最も早い運転開始時刻から稼働され、部屋毎の運転停止予定時刻のうちの最も遅い運転停止時刻に停止される。このように、この空調制御システムが複数の部屋に対して実施される場合には、1つの部屋において現在時刻が快適制御禁止期間Tx2に到達しても、他の部屋において現在時刻が快適制御禁止期間Tx2に到達しておらず快適制御許可期間Tx1内であるために圧縮機が回転している場合がある。このため、圧縮機が回転している場合には、1つの部屋において現在時刻が快適制御禁止期間Tx2に到達していても室内環境の快適性を維持するための快適制御が行われてもよい。このように、圧縮機の稼働状態に基づいて快適制御が行われることによって、室内環境が悪化するおそれを減らすことができる。また、快適制御禁止期間Tx2において快適制御が行われる場合は、圧縮機が稼働している場合に限られるため、圧縮機の再起動に伴って生じる大きなエネルギーの消費を抑えることができる。
(B)
上記実施形態では、コントローラ50の有する表示部51に、運転内容、制御内容または、設定温度等の情報が表示されている。
上記実施形態では、コントローラ50の有する表示部51に、運転内容、制御内容または、設定温度等の情報が表示されている。
これに代えて、運転内容や制御内容等を報知するために、LEDが用いられてもよい。例えば、コントローラに設けられたLEDが制御開始時刻等の情報が点灯、点滅または異なる色を発光させることによって、制御内容等が報知されてもよい。また、LEDは、室内機ケーシングの空調対象者が可視可能な部分に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、運転内容、制御内容または設定温度等の情報が報知されているが、制御開始時刻や快適範囲の境界部の条件等が表示されてもよい。
また、上記実施形態では、情報が表示部に文字表示によって報知されているが、点灯、点滅、色の違いによって、情報が報知されてもよい。
さらに、上記実施形態では、快適維持部68は、判断部68aにおいて現在時刻が運転停止予定時刻T2に到達するまでに室内温度値Xが快適範囲Wの境界部Lに到達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が自動的に切り換わるように、通信部63に制御指令を送信している。
これに代えて、判断部において快適範囲の境界部に到達すると判断された場合に、省エネルギー制御から快適制御に制御内容を切り換えるか否かを空調対象者が設定できるようにしてもよい。以下に、空気調和運転において省エネルギー制御から快適制御に自動的に切り換わるか否かを空調対象者が選択することができる手段として、コントローラに「自動切換」スイッチが設けられている場合を例として説明する。
空調対象者によって「自動切換」スイッチが押されている場合には、快適維持部は、判断部によって現在時刻が運転停止予定時刻に到達するまでに室内温度値が快適範囲の境界部に達すると判断された場合、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部に制御指令を送信する。
また、空調対象者によって「自動切換」スイッチが押されていない場合には、快適維持部は、判断部によって現在時刻が運転停止予定時刻に到達するまでに室内温度値が快適範囲の境界部に達すると判断された場合であっても、省エネルギー制御から快適制御に制御内容が切り換わるように、通信部に制御指令を送信しない。このような構成にすることによって、空調対象者の都合に応じた制御を行うことができる。
ところで、快適制御が実行されないことによって、現在時刻が停止予定時刻に到達するまでに、室内温度値が快適範囲の境界部に達してしまう場合がある。このため、空調対象者に不快感を与えるおそれがある。
そこで、空調対象者によって「自動切換」スイッチが押されていない場合等、快適制御が実行されない場合には、コントローラの表示部等から停止予定時刻までに室内温度値が快適範囲外となる旨を報知できるようにしてもよい。この場合、空調対象者に室内温度値が快適範囲外となるおそれがあることを認識させやすくすることができる。
また、前記報知を行うことによって、省エネルギー制御を実行し続けるか、もしくは、省エネルギー制御から快適制御に切り換えるかを空貯対象者が選択することができる。したがって、空調対象者の好みに応じた制御を実行させることができる。
これによって、空調対象者に不快感を与えるおそれを減らすことができる。
(C)
上記実施形態では、運転停止予定時刻は、空調対象者によって予め設定されている。
上記実施形態では、運転停止予定時刻は、空調対象者によって予め設定されている。
これに代えて、運転停止予定時刻が、制御部によって決定されてもよい。例えば、制御部は、所定期間内の過去の運転停止時刻等の運転実績から運転停止予定時刻を算出し、決定してもよい。
(D)
上記実施形態では、コントローラ50には、空調対象者からの指示情報を受け付けるスイッチのうち、空気調和運転において省エネルギー制御の制御開始の指示を受け付ける「省エネルギー制御開始」スイッチは設けられていない。
上記実施形態では、コントローラ50には、空調対象者からの指示情報を受け付けるスイッチのうち、空気調和運転において省エネルギー制御の制御開始の指示を受け付ける「省エネルギー制御開始」スイッチは設けられていない。
これに代えて、空調対象者の都合に応じて省エネルギー制御が開始されるように、コントローラに「省エネルギー制御開始」スイッチが設けられていてもよい。この場合、空調対象者によって「省エネルギー制御開始」スイッチが押されることによって、省エネルギー制御部が、空気調和運転において省エネルギー制御が実行されるように、通信部に制御指令を送信する。これによって、空調対象者の都合に応じて空気調和運転において省エネルギー制御を実行することができる。
本発明は、空調対象者に対して不快感を与えるおそれを減らすことができるため、空気調和機の空調制御システムへの適用が有効である。
1 空調制御システム
3 空気調和機
51 表示部(報知部)
52 「運転/停止」スイッチ(受付部)
53 「設定温度」スイッチ(受付部)
67 省エネルギー制御部
68 快適維持部
68a 判断部
69 監視部
69a 室温サーミスタ(温度センサ)
L 境界部
W 快適範囲(所定範囲)
T2 運転停止予定時刻
3 空気調和機
51 表示部(報知部)
52 「運転/停止」スイッチ(受付部)
53 「設定温度」スイッチ(受付部)
67 省エネルギー制御部
68 快適維持部
68a 判断部
69 監視部
69a 室温サーミスタ(温度センサ)
L 境界部
W 快適範囲(所定範囲)
T2 運転停止予定時刻
Claims (7)
- 所定情報を報知可能な報知部(51)を有する空気調和機(3)によって実行される空気調和運転において、消費電力を抑制するための省エネルギー制御を行うことが可能な空調制御システムであって、
前記空気調和運転の運転停止予定時刻(T2)から第1所定時間遡った時刻から前記省エネルギー制御を実行する省エネルギー制御部(67)と、
前記空調対象空間内の環境の変化を監視可能な監視部(69)と、
前記省エネルギー制御実行時における前記監視部の監視結果に基づいて、前記空調対象空間内の環境の快適度が所定範囲(W)内となるように前記省エネルギー制御を快適制御に切り換える第1処理、または、前記監視結果の情報を含む報知が行われるように前記報知部の報知動作を制御する第2処理を行う快適維持部(68)と、
を備える空調制御システム(1)。 - 前記快適維持部は、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記省エネルギー制御を実行し続けた場合に前記空調対象空間内の環境の快適度が前記運転停止予定時刻までに前記所定範囲の境界部(L)に達するか否かを判断する判断部(68a)を有し、
前記判断部によって、前記空調対象空間内の環境の快適度が前記所定範囲の境界部に到達すると判断された場合に、前記第1処理、または、前記第2処理を行う、
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記空気調和機は、前記空調対象空間に調和空気を供給する送風機と、前記空調対象空間内の空気との間で熱交換を行う熱交換器とを有し、
前記省エネルギー制御部は、前記送風機によって供給される調和空気の風量を調節する風量制御、前記調和空気の設定温度を変更する設定温度変更制御、前記熱交換器の機能を停止させる第1停止制御、または、前記送風機による調和空気の供給を停止させ、かつ、前記熱交換器の機能を停止させる第2停止制御のうちの少なくともいずれか1つの制御を行う、
請求項1または2に記載の空調制御システム。 - 前記快適維持部は、前記省エネルギー制御が開始された時刻から前記運転停止予定時刻から第2所定時間遡った時刻まで、前記省エネルギー制御を前記快適制御に切り換えることが可能である、
請求項1から3のいずれかに記載の空調制御システム。 - 前記監視部は、前記空調対象空間内の温度を測定する温度センサ(69a)を有する、
請求項1から4のいずれかに記載の空調制御システム。 - 前記省エネルギー制御部は、前記省エネルギー制御が実行されている場合には、前記省エネルギー制御が実行されている旨が報知されるように、前記報知部の報知動作を制御する、
請求項1から5のいずれかに記載の空調制御システム。 - 前記省エネルギー制御を開始させる操作以外の操作を受け付ける受付部(52,53)を更に備え、
前記省エネルギー制御部は、前記省エネルギー制御の実行中に前記受付部において前記操作が受け付けられた場合に、前記省エネルギー制御を解除する、
請求項1から6のいずれかに記載の空調制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008197614A JP2010032190A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 空調制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008197614A JP2010032190A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 空調制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010032190A true JP2010032190A (ja) | 2010-02-12 |
Family
ID=41736871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008197614A Pending JP2010032190A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 空調制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010032190A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011179749A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Osaka Gas Co Ltd | 熱処理設備 |
WO2011114827A1 (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-22 | ダイキン工業株式会社 | 空調機制御システム |
JP2011257092A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Osaka Gas Co Ltd | 熱処理設備 |
WO2012118058A1 (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | シャープ株式会社 | エアコン制御装置及びそれを用いたエアコン装置、エアコン制御方法、プログラム |
JP2013124794A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Misawa Homes Co Ltd | エネルギー・空調の総合管理システム |
JP2013224148A (ja) * | 2013-07-04 | 2013-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用機器制御装置 |
JP2014025594A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Gastar Corp | 熱源装置 |
US9194601B2 (en) | 2010-09-13 | 2015-11-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioning control device, air conditioning control method and program |
KR101816307B1 (ko) * | 2011-01-06 | 2018-01-08 | 엘지전자 주식회사 | 공기 조화기의 제어 방법 |
JP2020003167A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社富士通ゼネラル | 端末装置及び空調機制御方法 |
-
2008
- 2008-07-31 JP JP2008197614A patent/JP2010032190A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011179749A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Osaka Gas Co Ltd | 熱処理設備 |
WO2011114827A1 (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-22 | ダイキン工業株式会社 | 空調機制御システム |
JP2011196568A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Daikin Industries Ltd | 空調機制御システム |
JP2011257092A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Osaka Gas Co Ltd | 熱処理設備 |
US9194601B2 (en) | 2010-09-13 | 2015-11-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioning control device, air conditioning control method and program |
KR101816307B1 (ko) * | 2011-01-06 | 2018-01-08 | 엘지전자 주식회사 | 공기 조화기의 제어 방법 |
JP2012193945A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-10-11 | Sharp Corp | エアコン制御装置及びそれを用いたエアコン装置、エアコン制御方法、プログラム |
WO2012118058A1 (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | シャープ株式会社 | エアコン制御装置及びそれを用いたエアコン装置、エアコン制御方法、プログラム |
JP2013124794A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Misawa Homes Co Ltd | エネルギー・空調の総合管理システム |
JP2014025594A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Gastar Corp | 熱源装置 |
JP2013224148A (ja) * | 2013-07-04 | 2013-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用機器制御装置 |
JP2020003167A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社富士通ゼネラル | 端末装置及び空調機制御方法 |
JP7205088B2 (ja) | 2018-06-29 | 2023-01-17 | 株式会社富士通ゼネラル | 端末装置及び空調機制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010032190A (ja) | 空調制御システム | |
US10551080B2 (en) | Household electrical appliance and household electrical system | |
KR101502096B1 (ko) | 공기 조화기의 제어 방법 | |
JP5109732B2 (ja) | 空調制御システム | |
JP5333565B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN102297491A (zh) | 简化的空调器控制方法 | |
WO2012023446A1 (ja) | 外気処理空調機およびそれを用いたマルチ空調システム | |
CA2877528C (en) | Air conditioning system | |
JP5619056B2 (ja) | 空調装置 | |
JP2009030878A (ja) | 空気調和機 | |
JP2011208857A (ja) | 空調制御システム | |
JP5136403B2 (ja) | 設備機器制御システム | |
JP5686754B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2013099152A1 (ja) | 空気調和機 | |
JP6328902B2 (ja) | 空調システム | |
JP2013015242A (ja) | 空調運転制御システム | |
JP2012207868A (ja) | 空気調和機およびその運転方法 | |
JP5131185B2 (ja) | 設備機器制御システム | |
JP2009236408A (ja) | 空調制御システム | |
JP2011047526A (ja) | 空気調和機 | |
KR20180090684A (ko) | 공기 조화기의 운전조건 설정방법 | |
JP4189834B2 (ja) | 空調設備の運転制御装置 | |
JP2015169386A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2008075980A (ja) | 空気調和機の遠隔制御装置 | |
WO2013099153A1 (ja) | 空気調和機 |