JP2010031617A - 窓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の使用時は施錠機構を内外何れからも解錠操作できないと共に、一定間隔で配置した棧材間の隙間を閉じたときのみ、室内側から施錠機構を開錠する操作を行うことができ、外部からの解錠をできなくすることで、防犯機能を十分に確保する窓装置を提供する提供する。
【解決手段】外枠2内を開閉する二枚の障子体3、3と、前記外枠2の縦桟2a内に位置し、室内側からの操作によって、閉位置ある障子体3、3の外枠2に対する固定と開放ができる施錠機構4を設け、前記障子体3、3が、複数本の固定桟7と、複数本の可動桟8を備えた可動枠9との組み合わせによって形成され、前記可動枠9に、可動桟8が固定桟7に重なる状態で、施錠機構4を操作できないように縦桟2aの室内側に臨む開口部を覆い、可動桟8を固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置にすることによって、前記縦桟2aに対して開口部を開放し、室内側から施錠機構4を開錠操作できるようにする蓋部材10を設けた。
【選択図】図2

Description

この発明は、建物の窓等に直接又は室外側に取り付け、室内の通風や採光だけでなく、外部からの不審者の侵入を防止すると共に、火災等の発生時には開放することで室内側からの脱出も可能となる窓装置に関する。
一般的に建物の窓等に取付けられている窓装置は、サッシと呼ばれ、建物の窓となる開口に固定する外枠内に、この外枠内を開閉する二組の障子体を引き違いできる移動可能に組み込み、二組の障子体は障子枠内に透明や半透明のガラスを張設して形成され、通風時には障子体を開放位置に移動させ、外出時や就眠時には、両障子体を閉位置にしてこれを施錠により固定するような構造になっている。
上記のように、窓装置においては、障子体に張設したガラスが、実質的に外部からの侵入を防止する防犯の役目をしているが、ガラスは外部から衝撃を加えることで簡単に割れたり、ガラス切りで切り抜くことができるため、外部から施錠機構を開錠して障子体を開くことで、侵入することが容易となり、防犯機能が無いに等しいものである。
また、このような窓装置の防犯機能を補うべく、サッシの室外側に固定面格子や脱出面格子を取付けることが行なわれているが、固定面格子の場合、火災や地震の発生時には窓を利用して室内側からの脱出ができなくなるという新たな問題が発生する。
また、脱出面格子においては、建物に固定する外枠内に二枚の格子枠を開閉自在に組込み、両格子体を閉位置で施錠する構造になっているので、格子体の並列する縦棧の間に隙間が形成されていると、外部から侵入せんとする者が、この隙間から手を入れて脱出面格子の施錠手段を開錠する操作を行うという危険性があり、このため、脱出面格子は防犯機能が十分に得られないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、窓としての通風や採光が得られると同時に、室内側からの脱出可能となる機能も備え、しかも、外部からの解錠をできなくすることで、防犯機能を十分に確保することができる窓装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、建物に固定する外枠内に、この外枠内を開閉する二組の障子体を少なくとも一方が開閉移動可能となるよう組み込み、開閉移動する障子体は、前記外枠に対して開閉移動可能となる障子枠内に、一定間隔で並列するよう設けた複数本の固定桟と、この固定桟の並列方向に沿って一定間隔で並列するよう設けられ、各固定桟に重なる位置と固定桟間の隙間を塞ぐ位置との間を移動可能となる複数本の可動桟とを配置して形成され、前記外枠又はこの開閉移動する障子体に、閉位置ある開閉移動する障子体を前記外枠又は他方障子体に対して固定と開放ができる施錠機構を設け、前記開閉移動する障子体に、前記外枠に対して閉位置にあり、かつ、可動桟が固定桟に重なる状態で、施錠機構を操作できないように覆い、可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置にすることによって前記施錠機構を操作できるように開放する蓋部材を設けた構成を採用したものである。
ここで、上記施錠機構としては、クレセント錠、プッシュ錠、レバー式錠、棒式錠等を用い、これらの施錠機構を外枠の縦棧内に収納して配置するか、開閉移動可能となる障子枠に設けたケース内に収納し、開閉移動可能となる障子体を閉位置にして施錠することにより、障子体の開放を不能にし、可動桟が固定桟に重なる状態で、上記蓋部材は施錠機構に対して縦棧やケースの室内側に向く開口面を隠蔽し、室内、室外の何れからも施錠機構を開錠操作できないようにしている。
また、閉位置にある開閉移動可能となる障子枠の可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置にすると、蓋部材も可動桟と一体に移動し、縦棧やケースの室内側に向く開口面を開放し、室内側から施錠機構の開錠操作が行えることになり、開閉移動可能となる障子枠を開位置に移動させれば、窓からの脱出が可能になる。
請求項2の発明は、建物に固定する外枠内に、この外枠内を開閉する二組の障子体を開閉移動可能に組み込み、前記両障子体は、前記外枠に対して開閉移動可能となる障子枠内に、一定間隔で並列するよう設けた複数本の固定桟と、この固定桟の並列方向に沿って一定間隔で並列するよう設けられ、各固定桟に重なる位置と固定桟間の隙間を塞ぐ位置との間を移動可能となる複数本の可動桟とを配置して形成され、前記外枠又は障子体に、閉位置ある両障子体を前記外枠又は相手障子体に対して固定と開放ができる施錠機構を設け、前記障子体に、前記外枠に対して閉位置にあり、かつ、可動桟が固定桟に重なる状態で、施錠機構を操作できないように覆い、可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置にすることによって前記施錠機構を操作できるように開放する蓋部材を設けた構成を採用したものである。
上記施錠機構は、外枠の縦棧内に収納して配置するか、室内側に位置する障子枠に設けたケース内に収納し、この障子体の可動桟と一体動する蓋部材で、外枠の縦桟又はケースの室内側に向く開口面を隠蔽するようになっているが、外枠の縦桟に施錠機構を収納する場合、両障子枠を別々に施錠できるよう、外枠の両側縦桟にそれぞれ施錠機構を設けるようにする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、上記外枠内に開閉移動可能となるよう組み込んだ障子体は、外枠に対して開閉移動可能となる障子枠内に、複数本の固定桟を障子枠の移動方向に沿って一定間隔で並列するように設け、前記障子枠内でこの固定桟に対して室内側の位置に可動枠を固定桟の並列方向に移動可能に組込み、この可動枠内に複数本の可動桟を可動枠の移動方向に沿って一定間隔で並列するように設けて形成されている構成を採用したものである。
上記した可動枠は固定桟の並列ピッチ分だけ、障子枠内を固定桟の並列方向に移動可能になり、可動枠を固定桟の室内側に重ねた位相にすると、固定桟間の隙間と可動枠間の隙間が一致し、通風や採光が可能となり、また、可動桟を固定桟間に位置させると、障子枠は全面が閉じられてシャッター状態になり、固定桟間の隙間から室内側に手を入れることができないようになる。
また、可動桟を固定桟間に位置させたとき、可動桟と固定桟の対向面はシール手段によって密閉するようになっている。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、上記建物に固定する外枠が、建物の開口に直接埋め込み固定するサッシである構成を採用したものである。
このように外枠をサッシにすることで、建物の開口を直接開閉することができる窓となり、障子体における可動桟を固定桟に重なる位置にすれば、桟と隙間が交互に並ぶことで通風や採光を得ることができ、また、可動桟を固定桟間の隙間を閉じる位置にすれば窓が閉じられることになり、外部からの進入を防ぐ防犯機能が得られると共に、施錠機構を開錠して一方の障子体を移動させれば外枠の半分が開放され、窓は緊急時に室内側からの脱出が可能になる。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、上記建物に固定する外枠が、建物の開口に取付けたサッシに対して室外側に後付で固定されるようになっている構成を採用したものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、上記建物に固定する外枠が、建物の開口に取付けたサッシに対して室外側の位置で建物に固定されるようになっている構成を採用したものである。
請求項5や請求項6のように、サッシに対して後付で固定すれば、サッシと窓装置の内外二重構造の窓となり、窓装置は防犯用の脱出面格子として機能することになる。
請求項7の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、上記建物に固定する外枠が、建物の開口に取付けたサッシに対して室外側の位置に、サッシに対して平行する状態から室外側に押出し又は跳ね上げ開放できるように取付けられている構成を採用したものである。
上記サッシに対して平行する状態から室外側に押出しや跳ね上げ又は横旋回開きの開放ができるようにすれば、窓に対して網戸の取外しが支障なく行えると共に、大型の窓や風呂やトイレ等の小窓の通風や採光及び防犯用としても使用できる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかに記載の発明において、上記障子体の固定桟と可動桟は、アルミ、硬質樹脂、ガラスの単用もしくは組合わせによって形成されている構成を採用したものであり、固定桟と可動桟は単なる角パイプだけでなく、二本のパイプ間にガラスや樹脂板を張設したような構造とすることができる。
ここで、上記外枠に対する障子体の開閉移動は、外枠に設けた二本レール方式による引き違い構造や、一本レールに二枚の障子体が並び、開放時に一方障子体を他方障子体の室内側に重なるように移動させる引き違い構造を採用し、閉位置にある障子体を開錠して他方に移動させることにより、外枠内の半分を開放して室内からの脱出を可能にする。
また、上記可動桟を固定桟に重ねて通風や採光を採り入れた状態で、施錠機構は蓋部材で隠蔽されているので、室外側から桟の隙間に手や工具を差し入れても施錠機構を操作できないので、障子体を開くことができず、重なり合う可動桟と固定桟が一定間隔で並ぶことによって外部からの侵入を防ぐことができる。
また、施錠機構を操作しようとする場合は、可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置にする必要があるので、外部から可動桟と固定桟間に手を入れることのできる隙間がなくなり、従って、室外側から施錠機構を開錠操作することかできないことになると共に、可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置に移動させると、蓋部材による施錠機構の隠蔽がなくなり、室内側から施錠機構を開錠し、障子体を開けば室内からの脱出が可能になる。
この発明によると、外枠をサッシとすることにより、固定棧に対して可動桟の位置を選ぶことで、窓自体が通風や採光及び防犯の機能を備えることになり、通風や採光時は施錠機構が蓋部材で隠蔽され、内外何れからも解錠操作できないので、外部からの侵入を防ぐことができると共に、可動桟で固定棧間の隙間を閉じたときのみ、室内側から施錠機構を開錠する操作を行うことができ、脱出機能を維持しながら常に外部からの解錠をできなくすることで、防犯機能を十分に確保することができる。
また、建物に取付けられたサッシに対して室外側に後付固定したり、建物躯体に固定すれば、窓はサッシと窓装置の内外二重構造となり、サッシ窓に対して通風や採光の機能を維持しながら防犯機能を付加することができ、しかも、非常時の室内側からの脱出も可能になり、常に外部からの解錠をできなくすることで、既設の窓に対する防犯性の向上に寄与することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図4に示す第1の実施の形態の窓装置1は、建物躯体の窓に直接取付けるタイプであり、建物の窓に固定する外枠2がサッシとなり、この外枠2内に二枚の障子体3、3が引き違いの移動可能に組み込まれ、前記外枠2の縦桟2a内に、室内側からの操作によって、閉位置ある障子体3、3を前記外枠2に対して固定と開放ができる施錠機構4が設けられている。
上記障子体3、3は、二枚で外枠2内を全閉できる大きさを有し、この障子体3、3は、前記外枠2に対して、上下のレール5や吊下げ構造によって外枠2内を横方向に開閉移動可能となる矩形状の障子枠6と、障子枠6内に開閉方向に沿って一定間隔で並列するよう設けた複数本の固定桟7と、同じく障子枠6内で、前記固定桟7の室内側に、障子枠6の開閉方向に沿って一定間隔で並列するよう設けられ、開閉方向に移動可能となるよう配置された複数本の可動桟8とによって形成されている。
上記固定桟7は、障子枠6に対して垂直状態で直接固定するか、障子枠6内に移動しないように組み込んだ固定枠の内部に垂直状態で固定し、隣接する固定桟7間にこの固定桟7の横幅に等しいかそれよりも少し狭い隙間7aを形成するように、障子枠6の開閉方向に対して一定間隔で配置され、縦格子を形成している。
上記障子枠6内で、固定桟7に対して室内側の位置に、図3のように、障子枠6の開閉方向に沿って移動可能となる可動枠9を組み込み、この可動枠9内に上記した複数本の可動桟8が可動枠9の移動方向に沿って一定間隔の配置で垂直状態に固定配置され、縦格子を形成している。
この可動桟8は、上記固定桟7と等しい横幅を有し、隣接する可動桟8間に固定桟7間の隙間7aと等しい隙間8aを形成するように配置され、可動枠9を可動桟8の配置ピッチ分だけ移動させることにより、可動桟8を上記固定桟7に対して室内側で重なる位置(図2a)と、固定桟7間の隙間7aを閉じる位置(図2b左側)を選択することができるようになっている。
従って、可動桟8を固定桟7に対して重なる位置にすれば、可動桟8間の隙間8aと固定桟7間の隙間7aが重なって連通し、障子枠6は縦格子の形態となり、格子によって防犯機能を維持しながら通風や採光が可能な状態となり、また、可動桟8を固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置にすると、障子枠6は防犯機能のある閉鎖されたシャッター状態になり、通風や採光が遮断されると同時に、室外側から手を差し入れることができなくなる。
なお、可動桟8と固定桟7の対向面側には、可動桟8を固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置にしたとき、両者の隙間を密閉するシール手段を設けることができる。
上記外枠2の縦桟2a内に、室内側からの操作によって、閉位置ある障子体3、3を前記外枠2に対して固定と開放ができる施錠機構4を設け、前記可動枠6又は可動桟8に、前記外枠2に対して障子体3、3が閉位置にあり、かつ、可動桟8群が固定桟7群に重なる状態で、図2(a)の如く、施錠機構4を操作できないように縦桟2aの室内側に臨む開口部分を覆い、可動桟8群を固定桟7群間の隙間7aを塞ぐ位置にすることによって前記施錠機構4を操作できるように、縦桟2aの開口部分を開放する蓋部材10が設けられている。
この蓋部材10は、施錠機構4のある部分だけを覆う短いものでも、縦桟2aの開口部分の上下全長を覆う長いものでもよい。
上記外枠2に対する二枚の障子体3、3の開閉移動は、図1のように、外枠2内の上下に設けた二本レール方式による引き違い構造や、一本レールに二枚の障子体が並び、開放時に一方障子体を他方障子体の室内側に重なるように移動させる引き違い構造を採用することができ、この障子体3、3を開閉移動させると、障子体3、3に設けた固定桟7と可動桟8は一体となって開閉方向に移動することになる。
上記外枠2は、両側の縦棧2aと上下の横桟2bを矩形枠状に組み立て、建物躯体の窓用開口に直接固定することによりサッシとなり、この外枠2は図1の場合、横桟2bの上下対向面には平行する二本レール5が設けられ、各レール5に沿って障子体3、3が移動することになり、また、前記外枠2の開口面が室内側に向く縦棧2aの内部に施錠機構4が収納されている。
上記施錠機構4は、クレセント錠やプッシュ錠、レバー式錠、棒式錠、歯車による回転方式等の機構を用いることができ、縦桟2a内に施錠機構本体を収納し、例えば、閉位置にした障子体3、3の一部に設けられている係止部材に施錠機構本体を施錠位置にして係合させることにより、外枠2に対して障子体3、3を固定化できる。
上記障子体3、3における可動枠9又は可動桟8には、障子体3、3が閉位置にあるとき外枠2の縦桟2aに当接する側の位置に蓋部材10が設けられ、この蓋部材10は、外枠2に対して障子体3、3が閉位置にあり、かつ、可動桟8が固定桟7に重なる状態で、施錠機構4を操作できないように、外枠2の縦桟2aにおける室内側に臨む開口部を覆って施錠機構4を隠蔽し、室外、室内の何れからも開錠操作できないようにし、また、このような状態から可動桟8を固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置に移動させると、蓋部財10は前記外枠2の縦桟2aから離反し、縦桟2aの開口部を開放することになる。
この蓋部材10は、障子体3、3の開閉動及び障子枠6に対する可動桟8の移動を操作するための引き手を兼ねており、可動枠9は可動桟8の配置ピッチだけ障子体3に対して移動可能となっているので、蓋部材10を開方向に引くと、先ず、障子体3に対して可動枠9と可動桟8が移動し、可動桟8が固定桟7に重なった時点で、障子体3の全体が開方向に移動し、縦桟2aの開口部を隠蔽していた蓋部材10が開放位置に移動することになる。
ここで、上記固定桟7と可動桟8の形成に用いる材質としては、アルミ、硬質樹脂、ガラス、硬質木材の単用もしくは組合わせを採用でき、例えば、固定桟7と可動桟8は単なる正方形の角パイプだけでなく、長方形の角パイプや間隔をおいて併設した二本のパイプ間にガラス板や樹脂板、木板を張設したような構造とすることができる。
第1の実施の形態の窓装置1は、上記のような構成であり、図1のように、外枠2を建物躯体の窓孔に固定した状態で、図2(a)のごとく、障子体3、3を閉位置にして施錠機構4を施錠し、各障子体3、3における可動枠9をその可動桟8が固定桟7の室内側に重なる配置とすれば、固定桟7間と可動桟8間の隙間7aと8aが互いに重なり、窓は通風や採光が可能で外部からの侵入を防ぐ面格子となる。
このとき、可動枠9に設けた蓋部材10は、施錠機構4を操作できないように縦桟2aの室内側に臨む開口部を覆い、室外側から固定桟7間と可動桟8間の隙間7aと8aに手や工具を入れて施錠機構4を開錠操作しようとしても不可能となり、障子体3、3を開いて外枠2内から室内への侵入を防ぐことになる。
また、夜間や外出時及び室内を暗くしたい時や、室内側からの脱出が必要な時は、図2(b)のように、何れかの障子枠3において、蓋部材10を介し可動枠9を固定桟7に対して移動させ、可動枠9をその可動桟8が固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置にする。
このようにすると、可動枠9に設けた蓋部材10が外枠2の縦桟2aから離反して、室内側に臨む開口を開放することになり、従って、縦桟2a内に収納された施錠機構4の開錠操作が室内側から可能な状態となる。
このとき、可動枠9の可動桟8が各固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置にあるので、可動桟8と固定桟7間に手を入れることのできる隙間がないシャッター状態となり、従って、室外側からは施錠機構4を開錠操作することかできないことになり、面格子と同様の防犯性の機能を維持することができる。
夜間や外出時及び室内を暗くしたい時は、上記のままの状態を保持すればよく、また、室内側からの緊急脱出時は、図2(c)のように、施錠機構4を開錠操作し、蓋部材10を介して一方の障子体3を開位置に移動させ、外枠2内の約半分程度を開くことで室内側からの脱出を可能にする。
次に、図5(a)と(b)に示す第2の実施の形態の窓装置1は、両障子体3、3の閉位置での施錠を、両障子体3、3の障子枠6、6において、外枠2の中央で重なり合う端部の部分に設けた施錠機構4で行なうようにしたものである。なお、第1の実施の形態の窓装置1と同一部分については、同一符号を付すことによって説明に代える。それ以降の実施の形態においても同様である。
この第2の実施の形態の窓装置1は、室内側に位置する一方障子体3の障子枠6において、室外側の他方障子体3と外枠2の中央で重なり合う端部の部分に施錠機構4の本体を取付け、他方障子体3の一部に設けられている係止部材に施錠機構4本体を施錠位置にして係合させることにより、両障子体3、3を固定化して開くことができないようになっていると共に、一方障子体3の障子枠6に施錠機構4を収納するケースを室内側で開口するように固定することができる。
上記一方障子体3の可動枠9に、両障子体3、3が閉位置にあり、かつ、可動桟8が固定桟7に重なる状態で、施錠機構4を操作できないように、ケースの室内側に臨む開口部を覆って施錠機構4を隠蔽し、又は、施錠機構4を操作でできないように覆い、施錠機構4室外、室内の何れからも開錠操作できないようにする蓋部材10が設けられ、この蓋部材10は、可動桟8を固定桟7間の隙間7aを塞ぐ位置に移動させると、前記ケース又は施錠機構4から離反して開口部を開放し、施錠機構4の開錠操作を可能にするようになっている。
この第2の実施の形態の窓装置1も、閉状態にした両障子体3、3の室内側障子体における可動桟8を蓋部材10を介して移動させることにより、上記第1の実施の形態と同様、通風や採光の採り入れとシャッター状にして窓を閉じることができ、何れにおいても室外側からは施錠機構4を開錠操作することかできないので、面格子と同様の防犯性の機能を維持することができると共に、室内側からの緊急脱出時は、蓋部材10を介して室内側障子体3の可動桟8を、固定桟7の隙間7aを閉鎖する位置に移動させ、ケース又は施錠機構4の室内側面を開放して施錠機構4を開錠操作し、蓋部材10を介して室内側の障子体3を開位置に移動させ、外枠2内の半分を開くことで室内側からの脱出を可能にする。
図6(a)と(b)に示す第3の実施の形態の窓装置1は、建物躯体の窓に固定したサッシ12の室外側に後付け固定するようにしたものであり、外枠2に固定したL形取付金具13を用い、このL形取付金具13の先端屈曲部をサッシ12の外羽根に嵌め込んで取付けるようにしたものである。
また、図7(a)と(b)に示す第4の実施の形態の窓装置1は、サッシ12の室外側における建物躯体に、取付金具13aを用いて外枠の両側を固定することにより窓装置1を取付けたものである。
このように、サッシ12の室外側に取付けると、建物の窓がサッシ12と窓装置1の二重構造となり、窓装置1が通風と採光及び全閉が可能な脱出面格子の役目をすることになる。
この第3と第4の実施の形態の窓装置1は、上述した第1と第2の実施の形態の何れの構造を採用してもよく、サッシ12の開閉障子枠14、14と窓装置1の二重構造により、防犯性は更に向上することになる。
上記した各実施の形態において、窓装置1は、二枚の障子枠を用いるのでなく、外枠2内の幅方向の半分のスペースに、縦方向の固定桟を一定間隔で固定配置するか、ガラスやパネルを張設し、残り半分のスペースを固定桟の室内側に配置した一枚の障子枠3で開閉自在とし、この障子枠3を外枠の縦桟2a内に収納した施錠機構4で閉位置に固定できるようにすると共に、縦桟2aの開口を障子枠3の可動枠9に取付けた蓋部材10で開閉する構造としてもよい。
図8(a)と(e)に示す第5の実施の形態の窓装置1は、建物躯体の窓開口に固定する外枠2に対して、一枚の障子枠3を上部のヒンジ15で揺動可能に枢止し、この枢止部を支点に障子枠3を室外側へ跳ね上げ開放することができるようにしたものであり、この跳ね上げ式窓は、跳ね上げ状態を二つ折り式のストッパー16等の金具で保持できるようにし、風呂やトイレ等の小窓の通風や採光及び防犯用として使用できる。
この第5の実施の形態の窓装置1において、障子枠3の基本的な構造は上述した第1と第2の実施の形態の同様であるが、外枠2に対して障子枠3を閉位置に固定するため、外枠2と障子枠3の間に施錠機構4が設けられ、この施錠機構4を可動枠9に設けた蓋部材10で覆い、可動桟8を固定桟7の隙間7aを防ぐ位置に移動させたとき、施錠機構4を開錠操作できるようにしている。
図9、第5の実施の形態の窓装置1を示す他の例であり、建物躯体の窓に取付けたサッシの室外側に、ヒンジ15とストッパー16を用いて押し出し回動させることができるようにしたものである。
この第5の実施の形態の窓装置1の更に他の例としては、建物躯体の窓に取付けたサッシに対して窓装置1が水平に前後移動するようにしたり、窓装置1の左右の側縁の一方を支点に横開きできるようにすることができ、何れの場合も、窓装置1の閉位置を施錠機構4で固定化できるようにし、障子枠3の可動桟8を移動させ、固定桟7の隙間7aを閉じた位相にすることにより、施錠機構4を開錠操作できるようにする。
上記のように窓装置1を、サッシに対して平行する状態から室外側に押出しや跳ね上げ又は横旋回開きの開放ができるようにすれば、窓に対して網戸の取外しが支障なく行えると共に、大型の窓や風呂やトイレ等の小窓の通風や採光及び防犯用としても使用できる。
(a)はこの発明に係る第1の実施の形態の窓装置を示す横断平面図、(b)は同縦断側面図 窓装置の障子枠における可動桟の開閉の説明図であり、(a)は可動桟を開位置にした状態の横断平面図、(b)は可動桟を閉位置にした状態の横断平面図、(c)は障子枠を開位置に移動させた状態の横断平面図 障子枠の固定桟と可動枠に設けた可動桟の関係を示す分解斜視図 窓装置の障子枠における可動桟の開閉の説明図であり、(a)は可動桟を開位置にした状態の横断平面図と正面図、(b)は可動桟を閉位置にした状態の横断平面図と正面図 第2の実施の形態の窓装置を示し、(a)は障子枠における可動桟を開位置にした状態の横断平面図、(b)は可動桟を閉位置にした状態の横断平面図、(c)は障子枠を開位置に移動させた状態の横断平面図 第3の実施の形態の窓装置を示し、(a)は縦断側面図、(b)は同横断平面図 第4の実施の形態の窓装置を示し、(a)は縦断側面図、(b)は同横断平面図 第5の実施の形態の窓装置を示し、(a)は閉状態の横断平面図、(b)は開状態の横断平面図(c)は閉状態の縦断側面図、(d)は閉状態の縦断側面図 第5の実施の形態の窓装置の他の例を示し、(a)は閉状態の縦断側面図、(b)は開状態の縦断平面図
符号の説明
1 窓装置
2 外枠
3 障子体
4 施錠機構
5 レール
6 障子枠
7 固定桟
8 可動桟
9 可動枠
10 蓋部材

Claims (8)

  1. 建物に固定する外枠内に、この外枠内を開閉する二組の障子体を少なくとも一方が開閉移動可能となるよう組み込み、開閉移動する障子体は、前記外枠に対して開閉移動可能となる障子枠内に、一定間隔で並列するよう設けた複数本の固定桟と、この固定桟の並列方向に沿って一定間隔で並列するよう設けられ、各固定桟に重なる位置と固定桟間の隙間を塞ぐ位置との間を移動可能となる複数本の可動桟とを配置して形成され、前記外枠又はこの開閉移動する障子体に、閉位置ある開閉移動する障子体を前記外枠又は他方障子体に対して固定と開放ができる施錠機構を設け、前記開閉移動する障子体に、前記外枠に対して閉位置にあり、かつ、可動桟が固定桟に重なる状態で、施錠機構を操作できないように覆い、可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置にすることによって前記施錠機構を操作できるように開放する蓋部材を設けた窓装置。
  2. 建物に固定する外枠内に、この外枠内を開閉する二組の障子体を開閉移動可能に組み込み、前記両障子体は、前記外枠に対して開閉移動可能となる障子枠内に、一定間隔で並列するよう設けた複数本の固定桟と、この固定桟の並列方向に沿って一定間隔で並列するよう設けられ、各固定桟に重なる位置と固定桟間の隙間を塞ぐ位置との間を移動可能となる複数本の可動桟とを配置して形成され、前記外枠又は障子体に、閉位置ある両障子体を前記外枠又は相手障子体に対して固定と開放ができる施錠機構を設け、前記障子体に、前記外枠に対して閉位置にあり、かつ、可動桟が固定桟に重なる状態で、施錠機構を操作できないように覆い、可動桟を固定桟間の隙間を塞ぐ位置にすることによって前記施錠機構を操作できるように開放する蓋部材を設けた窓装置。
  3. 上記外枠内に開閉移動可能となるよう組み込んだ障子体は、外枠に対して開閉移動可能となる障子枠内に、複数本の固定桟を障子枠の移動方向に沿って一定間隔で並列するように設け、前記障子枠内でこの固定桟に対して室内側の位置に可動枠を固定桟の並列方向に移動可能に組込み、この可動枠内に複数本の可動桟を可動枠の移動方向に沿って一定間隔で並列するように設けて形成されている請求項1又は2に記載の窓装置。
  4. 上記建物に固定する外枠が、建物の開口に直接埋め込み固定するサッシである請求項1乃至3の何れかに記載の窓装置。
  5. 上記建物に固定する外枠が、建物の開口に取付けたサッシに対して室外側に後付で固定されるようになっている請求項1乃至3の何れか記載の窓装置。
  6. 上記建物に固定する外枠が、建物の開口に取付けたサッシに対して室外側の位置で建物に固定されるようになっている請求項1乃至3の何れかに記載の窓装置。
  7. 上記建物に固定する外枠が、建物の開口に取付けたサッシに対して室外側の位置に、サッシに対して平行する状態から室外側に押出し又は跳ね上げ開放できるように取付けられている請求項1乃至3の何れかに記載の窓装置。
  8. 上記障子体に設けた固定桟と可動桟は、アルミ、硬質樹脂、ガラスの単用もしくはこれらの組合わせによって形成されている請求項1乃至7の何れかに記載の窓装置。
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