JP2010029593A - シリンジポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンジ51の外筒54を外筒装着部7に装着したり外筒装着部7から取り外したりする操作を簡単かつ確実に行うことができるだけでなく、比較的簡単な構成であるにもかかわらず、輸液中においては、外筒4を外筒装着部7に確実に位置保持することができる。
【解決手段】 シリンジ51の外筒54を押圧することができる操作摘み23と、操作摘み23が外筒54を押圧する押圧位置と外筒54を押圧しない非押圧位置との間を往復動することができるように、操作摘み23を支持している摘み支持部22とを備えている。シリンジ非装着状態にある操作摘み23を摘み支持部22に対してほぼ軸心方向に往動させてから往回動させることによって、操作摘み23が摘み支持部22に対してほぼ軸心方向に復動するのを阻止されてシリンジ装着準備状態に保持される。操作摘み23の回動位置を検知するための回動位置検知機構34をさらに備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、シリンジを用いて各種の薬液、血液などを人体などに注入するようにしたシリンジポンプに関するものである。
シリンジの外筒を装着するための外筒装着部と、上記外筒装着部に装着される上記外筒を押圧することができる操作摘みと、上記操作摘みが上記外筒を押圧する押圧位置と上記外筒を押圧しない非押圧位置との間を往復動することができるように、上記操作摘みを支持している摘み支持部とを備えているシリンジポンプは、特許文献1に開示されている。そして、この特許文献1のシリンジポンプにおいては、上記操作摘みに欠円形状の内側開孔を設けるとともに上記摘み支持部に欠円形状の外周面を設けて、上記外周面が上記内側開孔に対してほぼ軸心方向に相対的に往復動し得るように構成されている。また、シリンジ非装着状態にある上記操作摘みを上記摘み支持部に対してほぼ軸心方向に往動させてから往回動させることによって、上記操作摘みが上記摘み支持部に対してほぼ軸心方向に復動するのを阻止されてシリンジ装着準備状態に保持されるように構成されている。したがって、特許文献1のシリンジポンプによれば、シリンジの外筒を外筒装着部に装着したり外筒装着部から取り外したりする操作を簡単かつ確実に行うことができる。
特開2004−73373号公報
しかし、特許文献1のシリンジポンプの場合には、後記の〔発明を実施するための最良の形態〕の欄の「4、誤動作防止機能」の項において詳述するように、シリンジポンプの輸液量が本来の値よりも少なすぎたり、輸液中において、本来は操作摘みによってその外筒を押圧されているシリンジが、このようには押圧されないために、所定の装着位置からずれたりするおそれが生じる。
特開2004−73373号公報
本発明は、特許文献1のシリンジポンプにおける上述のような欠点を比較的簡単な構成でもって解決するようにしたものである。
特開2004−73373号公報
本発明は、シリンジの外筒を装着するための外筒装着部と、上記外筒装着部に装着される上記外筒を押圧することができる操作摘みと、上記操作摘みが上記外筒を押圧する押圧位置と上記外筒を押圧しない非押圧位置との間を往復動することができるように、上記操作摘みを支持している摘み支持部とを備え、上記操作摘みおよび上記摘み支持部のうちのいずれか一方に欠円形状の内側開孔を設けるとともに他方に欠円形状の外周面を設けて、上記外周面が上記内側開孔に対してほぼ軸心方向に相対的に往復動し得るように構成し、シリンジ非装着状態にある上記操作摘みを上記摘み支持部に対してほぼ軸心方向に往動させてから往回動させることによって、上記操作摘みが上記摘み支持部に対してほぼ軸心方向に復動するのを阻止されてシリンジ装着準備状態に保持されるように構成し、上記操作摘みの回動位置を検知するための回動位置検知機構をさらに備えていることを特徴とするシリンジポンプに係るものである。
本発明においては、上記回動位置検知機構が、上記操作摘みと連動して回動するシャッタ手段と、このシャッタ手段によって遮蔽されないで透過する光を検知するフォトセンサとから構成されることができる。また、本発明においては、上記操作摘みのほぼ軸心方向における復動位置を検知するシリンジ径検知機構をさらに備えることができる。この場合、上記シリンジ径検知機構が、可動側部分と固定側部分とを有するスライド抵抗などのリニアエンコーダから構成され、上記可動側部分が上記操作摘みのほぼ軸心方向における往復動に連動するように構成され、上記固定側部分が筐体側に取り付け固定されることができる。
本発明によれば、輸液中においては、シリンジの外筒が操作摘みによって確実に押圧されているので、比較的簡単な構成であるにもかかわらず、輸液中においては、シリンジの外筒を外筒装着部に確実に位置保持することができる。それでいて、シリンジの外筒を外筒装着部に装着したり外筒装着部から取り外したりする操作を簡単かつ確実に行うことができる。
また、請求項2に係る発明によれば、輸液中においては、シリンジの外筒を外筒装着部にさらに確実に位置保持することができ、その構成もさらに簡単である。また、請求項3に係る発明によれば、シリンジの外筒の直径を誤って小さく判断するおそれがないので、シリンジポンプの輸液量が本来の値よりも少なすぎるおそれがない。さらに、請求項4に係る発明によれば、シリンジポンプの輸液量が本来の値よりも少なすぎるおそれを簡単な構成でもって確実に除去することができる。
本発明の一実施例におけるシリンジポンプを、「1、シリンジポンプ全体の概略的な構成」「2、シリンジ装着機構の構成」、「3、シリンジポンプの動作」および「4、誤動作防止機能」に項分けして、図面を参照しつつ説明する。
1、シリンジポンンプの概略的な構成
シリンジポンプ1は、図1〜図8に示すように、筐体2の上面板部2aから構成された操作・表示部3、把手部4およびシリンジ装着機構5を備えている。そして、操作・表示部3には、各種の操作釦や表示部が設けられ、シリンジ装着機構5は、フランジ装着部6、外筒装着部7、スライダ8およびシリンジ径検出機構11を備えている。なお、シリンジ装着機構5の筐体2内の詳細な構成については、次項の「2、シリンジ装着機構の構成」においてに説明する。
外筒装着部7には、図1〜図4に示すように、操作・表示部3の一部に沿って延びる突条部12が設けられ、操作・表示部3と突条部12との間には、断面がほぼV字状の溝13が設けられている。そして、突条部12とほぼ同様な断面形状を有する突片部14が、この突条部12のうちの、スライダ8側の端面に対向するように、設けられ、この突片部14と操作・表示部3とにおけるスライダ8側の端面15には、フランジ押圧板16がこの端面15に対向するように設けられている。また、端面15を有する突片部14やフランジ押圧板16などがフランジ装着部6を構成している。さらに、フランジ押圧板16は、溝13とほぼ同様なほぼV字状の端面形状を有し、筐体2に一対のピン17a、17bによって回動可能に取り付けられている。そして、一対のピン17a、17bのうちの少なくとも一方のピン17aは、フランジ押圧板16に一体的に結合されている。
スライダ8には、図1、図2、図5および図6に示すように、このスライダ8をスライドさせるための駆動軸19が連結されるとともに、このスライドに際してスライダ8を案内するための案内軸20が係合している。そして、駆動軸19は、筐体2内の駆動機構(図示せず)に連結されている。また、スライダ8には、シリンジ51の内筒52を挟持するための一対の挟持部29a、29bと、シリンジ51の内筒52のフランジ部53を検知するための検知部39と、スライダ8を操作するための操作釦30とが、設けられている。そして、操作釦30をほぼ水平な方向(図2における下方から上方)に押圧すると、一対の挟持部29a、29bが互いに離間するので、操作者がシリンジ51の内筒52を手で挟持して上方に持ち上げることができる状態になるとともに、スライダ8が手動でスライド可能な状態になる。
2、シリンジ操作機構の構成
筐体2の内部には、図5〜図8に示すように、フランジ押圧ブロック18が断面がほぼV字状の溝13の延在方向に沿って往復動可能に取り付けられ、このフランジ押圧ブロック18のうちの、スライダ8側の端部には、溝18aが設けられている。そして、ピン17aのうちの、フランジ押圧板16から突出している部分は、ほぼL字状に屈曲し、その先端部が溝18aに挿入されている。また、フランジ押圧ブロック18のうちの、溝18aとは反対側の端部には、付勢手段としての圧縮コイルばね21が取り付けられ、フランジ押圧ブロック18がこの圧縮コイルばね21によって溝18a側に向かって付勢されている。そして、シリンジ51の非装着状態においては、図7に示すように、フランジ押圧ブロック18がこの圧縮コイルばね21の付勢力によってスライダ8側に移動しているので、溝18aもスライダ8側に移動している。また、ピン17aの先端部が溝18aに挿入されているので、上述のように溝18aがスライダ8側に移動していると、ピン17aおよびフランジ押圧板16が図7における反時計方向に回動しており、フランジ押圧板16の先端部が突片部14の端面15に圧接している。
筐体2の上面板部2aには、図5〜図8に示すように、外周面が所定の角度範囲で平面22a(図9参照)であるほぼ円筒状などのほぼ筒状の上側支持部22が、突条部12と突片部14との間において、取り付け固定されている。そして、この上側支持部22の外周面とほぼ一致する内周面を有するほぼ円筒状などのほぼ筒状でありかつ先端部が鉤状になっている操作摘み23が、摘み支持部としての上側支持部22に昇降可能に外挿されている。したがって、上側支持部22の外周面の横断面は、弦部22aを有するほぼ欠円形状(換言すれば、欠けた部分を有するほぼ円形状)に構成されている。また、操作摘み23の内側開孔23aのうちの、上側支持部22が挿入される開孔部分の横断面も、弦部23bを有するほぼ欠円形状に構成されている。また、筐体2の上面板部2aの内側には、上側支持部22とほぼ同軸状でほぼ円筒状などの筒状の下側支持部24が取り付け固定され、この下側支持部24には、ほぼ軸心方向に延在するスリット(図示せず)が設けられている。さらに、操作摘み23には、この操作摘み23よりも長いほぼ円柱状などのほぼ柱状の軸部25が操作摘み23とほぼ同軸状に取り付けられ、この軸部25は支持部22、24の内部を通って筐体2の内部に突出している。
軸部25のほぼ軸心方向に延在する外周面上には、スライド抵抗などのリニアエンコーダの可動側部分26aが取り付け固定されたほぼ円筒状などのほぼ筒状の高さ方向連動部26が、回動可能に外挿されている。そして、この可動側部分26aは、ほぼ軸心方向に延在するように下側支持部24に形成された前記スリットに挿入されている。また、軸部25からの高さ方向連動部26の脱落が、軸部25の先端部付近に取り付けられたEリング27によって、防止されている。なお、上記リニアエンコーダの固定側部分(図示せず)は、可動側部分26aと対向するように、筐体2の内部に取り付け固定されている。そして、上側支持部22の上端部付近に形成された内向きつば部にその上端部を当接させかつ高さ方向連動部26の上端面にその下端部を当接させている付勢手段としての圧縮コイルばね28が、上側支持部22および下側支持部24のそれぞれの内部において、軸部25に外挿されている。したがって、高さ方向連動部26、軸部25および操作摘み23が、この圧縮コイルばね28によって、筐体2の外部から筐体2の内部へ向かう方向(換言すれば、図7におけるほぼ上方からほぼ下方に向かう方向)に付勢されている。そして、図7に示すシリンジ51の非装着状態においては、操作摘み23の下端面が筐体2の上面板部2aの外側面に圧接している。
高さ方向連動部26の外周面には、リンク取り付け部材31が嵌合されて取り付けられ、このリンク取り付け部材31には、リンク32の一端部が回動可能に取り付けられている。そして、リンク32の他端部は、フランジ押圧ブロック18のうちの、溝18aとは反対側の端部付近に取り付けられ、板部18bが、この反対側の端部付近から下方に向って、下側支持部24に対してほぼ平行に延在している。また、板部18bの先端部の図7における前後両側には、筐体2の上面板部2aに連設された取り付け板部2bの水平板部2cにそれぞれ取り付けられた発光素子33および受光素子(図示せず)が、互いに対向するように、配置されている。そして、フランジ押圧ブロック18の往復動位置(ひいては、フランジ押圧板16の往復回動位置)を検出するための位置検知手段としてのフォトセンサが、発光素子33および上記受光素子によって構成されている。また、操作摘み23、軸部25、高さ方向連動部26、上記リニアエンコーダの可動側部分26aおよび上記固定側部分によって、シリンジ径検知機構11が構成されている。
シリンジ装着機構5は、図2〜図8、図16および図17に示すように、軸部25(ひいては、操作摘み23)の回動位置を検出するための回動位置検知機構34を備えている。そして、この回動位置検知機構34は、軸部25のほぼ先端部(図16および図17に示すように、ほぼ欠円形状であってよい。)に取り付けられたシャッタ手段としてのシャッタ板35を備えている。また、軸部25からのシャッタ板35の脱落が、軸部25の先端部付近に取り付けられたEリング36によって、防止されている。さらに、高さ方向連動部26には、フォトセンサ37が取り付けねじ38によって直接にまたは上記リニアエンコーダの可動側部分26aを介して間接的に取り付け固定されている。そして、フォトセンサ37には、発光素子41(図17参照)および受光素子(図示せず)がシャッタ板35を介して互いに対向するように取り付けられている。さらに、シャッタ板35には、発光素子41からの光がシャッタ板35を選択的に通過して上記受光素子に入射することができるように、開孔42が設けられている。このために、発光素子41からの光が開孔42を通して上記受光素子に受光されるときに、シャッタ板35の回動位置を検知することができる。したがって、シャッタ板35やフォトセンサ37(換言すれば、発光素子41および上記受光素子)によって、回動位置検知機構34が構成されている。
図18は、図16および図17に示す実施例の変形例を示している。そして、この図18においては、図16および図17の場合に較べて、シャッタ板35の径がかなり小さく構成されるとともに、開孔42の代りに突起部43が設けられている。このために、発光素子41と上記受光素子との間に突起部43が介在しているときだけ、発光素子41からの光が上記受光素子には受光されなくなるので、このときに、シャッタ板35の回動位置を検知することができる。
3、シリンジポンプの動作
図1〜図8に示すシリンジポンプ1を使用するときには、まず、操作摘み23を圧縮コイルばね28の付勢力に抗して筐体2の上面板部2aの外側面から離間する方向(換言すれば、図7におけるほぼ上方)にかつ上側支持部22の外周面上に沿って移動させる。なお、この移動にともなって、軸部25が支持部22、24内を筐体2の内部から筐体2の外部に向かう方向(換言すれば、図7におけるほぼ上方)に移動する。そして、軸部25がこのように移動すると、Eリング27も同時に移動するので、高さ方向連動部26も、Eリング27に押されて持ち上げられることによって、下側支持部24の内部を筐体32の内部から筐体32の外部へ向かう方向(換言すれば、図7におけるほぼ上方)に移動する。
このとき、リンク取り付け部材31は、図7および図8に示すように、圧縮コイルばね21の付勢力をリンク32を介して受けており、リンク32を介して受ける圧縮コイルばね21の付勢力には、筐体2の外部から筐体2の内部に向かう成分が含まれている。このために、リンク取り付け部材31は、高さ方向連動部26に対してほぼ下方に向って相対的にスライドするので、Eリング27がリンク取り付け部材31に当接するまでは、リンク取り付け部材31は下側支持部24には接近しない。そして、操作摘み23を筐体2の上面板部2aの外側面からさらにほぼ上方に離間させることによって、Eリング27がリンク取り付け部材31に当接すると、図8に示すように、リンク取り付け部材31も、この時点から下側支持部24に当接するまで、Eリング27に押されて高さ方向連動部26とともに上方へ移動する。
図8に示すように、リンク取り付け部材31がEリング27によってほぼ上方に押されると、今度は、フランジ押圧ブロック18がリンク取り付け部材31からリンク32を介して力を受ける。そして、この力には、フランジ押圧ブロック18の溝18aから圧縮コイルばね21に向かう方向の成分が含まれている。このために、フランジ押圧ブロック18が、圧縮コイルばね21による付勢力に抗して、溝18aから圧縮コイルばね21にほぼ向かう方向に移動する。そして、フランジ押圧ブロック18のこの移動によって、ピン17a、17b(図4参照)およびフランジ押圧板16は、フランジ押圧板16の先端部が突片部14の端面15から離間する方向に回動するので、端面15とフランジ押圧板16との間に隙間が形成される。
図8に示すように、リンク取り付け部材31が下側支持部24に当接すると、操作摘み23を筐体2の外側面からそれ以上には離間させることができない。そして、この状態では、操作摘み23の下端面が上側支持部22の上端面よりも僅かに高いので、操作摘み23および軸部25を上側支持部22に対して回転させることができる。なお、上側支持部22の外周面は、既述のように、所定の角度範囲で平面22aであり、操作摘み23の内周面も上側支持部22の外周面とほぼ一致している。このために、操作摘み23および軸部25を上側支持部22に対して回動させると、図9に示すように、操作摘み23の横断面が上側支持部22の横断面と対応しなくなる。
この結果、操作摘み23を圧縮コイルばね28の付勢力に抗して筐体2の上面板部2aの外側面から離間させる力を加えないようにしても、図8に示すように、操作摘み23は、上側支持部22の上端面上に位置したままであって、筐体2の上面板部2aの外側面には接近していない。したがって、この状態において、図2および図5に示すように、薬液などが充填されているシリンジ51をシリンジ装着機構5のシリンジ装着部9に装着することができる。そして、この装着に際しては、シリンジ51の外筒54を外筒装着部7に装着するとともに、図8に示す状態において端面15とフランジ押圧板16との間に形成されている隙間に外筒54のフランジ部53を挿入すればよい。なお、この隙間の幅は、各種の型式のシリンジ51のうちで最も厚いフランジ部53でも挿入可能な値に設定されている。
これとともに、操作釦30を押圧して、一対の挟持部29a、29bを互いに離間させてから、図2に示すように、内筒52を一対の挟持部29a、29bによって挟持できる位置まで、スライダ8を手動でスライドさせる。そして、この位置で操作釦30の押圧を解除することによって、一対の挟持部29a、29bを互いに接近させて、これらの挟持部29a、29bにより内筒52を挟持する。この後に、図10に示すように、操作摘み23の横断面が上側支持部22の横断面とほぼ対応するまで、図8に示す状態にするための既述の回動とは逆の方向に操作摘み23および軸部25を上側支持部22に対して回動させる。
この結果、操作摘み23が、圧縮コイルばね28の付勢力によって、図5に示すように、筐体2の上面板部2aの外側面に接近する方向に上側支持部22の外周面上をほぼ下方に移動する。また、この移動にともなって、軸部25も、筐体2の外部から筐体2の内に向かう方向に、支持部22、24の内部を移動する。そして、軸部25がこのように移動すると、Eリング27も同時に下方に移動するので、高さ方向連動部26も、圧縮コイルばね28の付勢力によって、筐体2の外部から筐体2の内部に向かう方向に下側支持部24の内部を移動する。
上述のように、Eリング27が軸部25と同時に移動すると、図5に示すように、Eリング27からリンク取り付け部材31およびリンク32を介してフランジ押圧ブロック18に加えられていた力が加えられなくなる。この結果、圧縮コイルばね21の付勢力によって、フランジ押圧ブロック18が溝18a側に移動するので、溝18aがスライダ8側に移動する。このために、フランジ押圧板16が端面15に接近する方向にピン17a、17bおよびフランジ押圧板16が回動するので、フランジ押圧板16がフランジ部53を押圧して、フランジ部54が端面15に圧接する。
この結果、リンク取り付け部材31も、図5に示すように、圧縮コイルばね21からリンク32を介して加えられる付勢力によって、高さ方向連動部26とともに下方に移動して、下側支持部24から離間する。そして、フランジ部53が端面15に圧接すると、フランジ押圧ブロック18およびリンク取り付け部材31は、それ以上には移動しない。また、フランジ部53が端面15に圧接した後も、操作摘み23は筐体2の上面板部2aの外側面に接近するが、操作摘み23がシリンジ51の外筒54を押圧して、この外筒54が溝13の内面に圧接すると、操作摘み23もそれ以上には移動しない。
図5に示すように、フランジ押圧板16がフランジ部53を押圧して、このフランジ部53が端面15に圧接していれば、このフランジ部53の厚さが各種の型式のシリンジ51のうちで最も薄くても、フランジ押圧ブロック18の板部18bの先端部が、発光素子33と前記受光素子との間に位置している。このために、前記位置検知手段の前記受光素子が発光素子33からの光を受光することができないので、フランジ部53がフランジ装着部6に正しく装着されていることが検知される。そして、この検知状態においては、輸液が正常に開始されることができるための第1の準備完了信号が得られる。また、フランジ部53が端面15に圧接していれば、フランジ部53が種々の厚さを有していても、輸液中において、内筒52のフランジ部55がスライダ8に押されることによって外筒54が移動するのが防止される。このために、輸液中において、輸液を正確な速度で行うことができる。
一方、図7に示すように、シリンジ51がシリンジポンプ1に全く装着されていないか、または、図6に示すように、シリンジ51の外筒54が外筒装着部7に装着されてはいるが、外筒54のフランジ部53がフランジ装着部6に装着されていなければ、前記位置検知手段の発光素子33からの光を前記受光素子が受光するのを妨げることができる位置には、板部18bの先端部がない。そして、この受光によって、フランジ装着部6にフランジ部53が装着されていないことが検知される。この検知状態では、輸液を開始しようとしても、操作・表示部3がそのことを警告および表示して、輸液を開始することができない。
また、図6に示されているように、シリンジ51の内筒52がスライダ8の挟持部29a、29bに挟持されていない場合にも、このことを検知部44が検知することによって、操作・表示部3がこのことを警告および表示して、輸液を開始することができない。したがって、操作者は、これらの警告および表示に基づいて、シリンジ51をシリンジ装着部9およびスライダ8に装着し直すことができる。そして、内筒52がスライダ8の挟持部29a、29bに挟持されていることが検知部44によって検知されたときには、輸液が正常に開始されることができるための第2の準備完了信号が得られる。
シリンジ51がシリンジ装着部9に正しく装着されていると、図5に示すように、操作摘み23は外筒54を押圧している状態で静止しており、前記リニアエンコーダの固定側部分に対する可動側部分26aの位置が外筒54の直径にほぼ対応している。したがって、前記リニアエンコーダの出力から外筒54の直径を求めることができる。そして、この直径が規格外の値であれば、操作・表示部3がそのことを警告および表示して、輸液が開始されることはない。また、外筒54の直径が規格内の値であれば、所望の輸液速度を得るためのスライダ8のスライド速度が、この直径から決定される。
図5に示すように、シリンジ51がシリンジ装着部9に正しく装着されていて、操作摘み23が外筒54を正しく押圧している状態においては、操作摘み23は、上側支持部22に対して図10に示す状態を保持している。そして、この図10においては、操作摘み23の内側開孔23aの弦部23bは、上側支持部22の外周面の弦部22aとほぼ一致した位置に存在している。また、この状態においては、回動位置検知機構34のシャッタ板35の開孔42は、図16に示すように、フォトセンサ37の発光素子41と前記受光素子との間にほぼ介在している。したがって、前記受光素子が発光素子41からの光を受光することができるので、シャッタ板35(ひいては、操作摘み23)が正しい回動位置に存在していることが検知される。そして、この検知状態においては、輸液が正常に開始されることができるための第3の準備完了信号が得られる。また、上記第1〜第3の準備完了信号が得られることによって、シリンジポンプ1による輸液が正常に開始されることができる状態が得られる。
輸液が終了した場合や輸液の途中でシリンジ51を交換する場合に、シリンジ51をシリンジ装着部9から取り外すときには、シリンジ51を装着するために操作摘み23を図7に示す状態から図8に示す状態に変化させた場合と同様な操作でもって、操作摘み23を図5に示す状態から図8に示す状態に変化させる。この場合には、操作摘み23が外筒54の押圧を解除した後に、フランジ押圧板16が端面15から離間する方向に回動する。以上の説明から明らかなように、操作摘み23は、フランジ押圧板16を端面15に対して接近および離間させるための操作手段と、外筒54を押圧するための押圧手段とを兼ねている。しかし、操作摘み23が上記操作手段と上記押圧手段とを兼ねている必要は必ずしもなく、フランジ押圧板16を端面15に対して接近および離間させるための操作手段が、操作摘み23とは別に設けられていてもよい。また、フランジ押圧板16が端面15に接近する方向にピン17a、17bおよびフランジ押圧板16を回動させるための力を圧縮コイルばね21から得ているが、偏心カムなどの他の手段からこの力を得ていてもよい。
4、誤動作防止機能
本発明者は、図示のシリンジポンプ1に設けられている回動位置検知機構34が設けらられていない特許文献1のシリンジポンプの場合には、以下に説明するような誤動作が発生する可能性があることを見い出した。
特開2004−73373号公報
すなわち、図1および図7に示すシリンジの非装着状態ならびに図2および図5に示すシリンジの正装着状態のいずれにおいても、操作摘み23の内側開孔23aの弦部23bは、上側支持部22の外周面の弦部22aとほぼ一致した位置に存在している。そして、操作摘み23の内側開孔23aの周面と上側支持部22の外周面との間には、例えば、約0.5mmのクリアランスC1が存在している。なお、このようなクリアランC1は、両者の製造誤差などを考慮すれば、両者の間での軸心方向のおける円滑な往復動が行われるために必要なものである。
図10に示すシリンジの非装着状態において、操作摘み23を図8に示すようにシリンジの装着準備状態にすると、操作摘み23の内側開孔23は、上側支持部22の外周面に対して約90°回動して、図9に示す状態になる。そして、この場合には、操作摘み23の下端面の弦部23b付近が上側支持部22の上端面に対向部分45において対向しているので、操作摘み23は、両者が互いに接触する位置までしか下方に移動することができない。これに対し、操作摘み23を図9に示す装着準備状態から図9の時計方向に約90°回動させることによって、図10に示す状態にすれば、操作摘み23の下端面の弦部23b付近が上側支持部22の上端面に対向しなくなる。したがって、操作摘み23は、上側支持部22に沿って下方に移動することができる。
一方、操作摘み23を図9に示す装着準備状態から図9の時計方向に約90°回動させようとしても、図11に示すように7°程度回動させ足らない場合も生じる。しかし、操作摘み23の内周面(換言すれば、内側開孔23aの周面)は、上側支持部22の外周面との間にクリアランスC1を有している。このために、操作摘み23は、上側支持部22に沿って比較的容易に下方に移動することができる。したがって、図17に示すように、上記7°程度のずれは、回動位置検知機構34によって、正常な状態として検出されることができる。
これに対し、操作摘み23を図9に示す装着準備状態から図9の時計方向に約90°回動させようとしても、図12に示すように10°程度回動させ足らない場合も生じる。そして、この場合には、操作摘み23の下端面の弦部23bの一端部付近が、図12において対向幅C2として示すように、上側支持部22の上端面の弦部23bの一端部付近に僅かに対向している。したがって、操作摘み23が上側支持部22に沿って下方に移動するのは、比較的困難である。しかし、操作摘み23の内側開孔23aの周面は、図10に示すように上側支持部22の外周面との間にクリアランスC1を有している。したがって、操作者が図12に示す状態の操作摘み23を想定外の方向にかつ大きな力で強引にほぼ下方に押し下げると、操作摘み23は、図12に示す状態から図13および図15に示す状態を経て図14(および図13)に示す状態に移行する。
図14に示す状態においては、操作摘み23は、図5に示すシリンジの正装着状態に較べて上方に位置している。そして、その理由は、操作者が操作摘み23を大きな力で強引に下方に押し下げても、成形条件などのために下方に向って多少末広がりになるように成形されている上側支持部22の弦部22aの一端部が、図13に示すように、操作摘み23の内側開孔23aの弦部23bに強く当たってひっかかることによって、操作摘み23が途中で止まってしまってそれ以上は下方に移動しないからである。そして、この場合には、軸部25および高さ方向連動部26を介して操作摘み23と連動する前記リニアエンコーダの可動側部分26aの位置は、シリンジ装着部9に装着されているシリンジ51の外筒54の直径にほぼ対応してはいない。そして、可動側部分26aの位置がこのシリンジ51の外筒54の直径よりも大きい別の規格のシリンジの外筒の直径にほぼ対応する場合が生じる。また、この場合には、シリンジ装着部9に実際に装着されているシリンジ51よりもその外筒の直径が大きなシリンジが装着されていると判断されることになる。したがって、もしもこの状態において輸液が開始されるとすれば、この大きな直径の外筒を有するシリンジのためのスライダ8のスライド速度が選定されて輸液が行われる。この結果、シリンジポンプ1の輸液量が本来の値よりも少なすぎることになり、また、輸液中において、本来は操作摘み23によってその外筒54を押圧されているシリンジ51が、このようには押圧されないために、所定の装着位置からずれるおそれが生じる。
しかし、図示の実施例においては、回動位置検知機構34によってシャッタ板35(ひいては、操作摘み23)の回動位置を検知するようにしている。したがって、図12に示す状態にある操作摘み23を強引に押し下げて図13および図14に示す状態にしても、回動位置検知機構34は、シャッタ板35(ひいては、操作摘み23)が正しい位置に存在していることを検知しないから、輸液が開始されることはない。
以上において、本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正を施されることが可能である。
例えば、上述の実施例においては、シリンジの装着準備状態からシリンジの正装着状態に移行させるために、操作摘み23を約90°回転させるように設定したが、約60°、約120°などの別の角度範囲で回動させるように設定してもよい。
また、上述の実施例においては、シリンジ径検知機構11を可動側部分26aおよび固定側部分を有するリニアエンコーダから構成したが、必ずしもリニアエンコーダから構成する必要はなく、例えば、高さ方向連動部26に結合されたラックと、このラックにその歯車が噛み合っているポテンシォメータとから構成することもできる。
また、上述の実施例においては、操作摘み23のための回動位置検知機構34をシャッタ板35とフォトセンサ37とから構成した。しかし、回動位置検知機構34は、必ずしもこのように構成されている必要はなく、例えば、マグネットとこのマグネットの磁界を検知する磁気センサとから構成されていてもよく、また、電気接点スイッチとこの電気接点スイッチを機械的にオン・オフさせるスイッチ作動部とから構成されていてもよい。
さらに、上述の実施例においては、欠円形状の内側開孔23aを操作摘み23に設けるとともに、欠円形状の外周面を摘み支持部としての上側支持部22に設けた。しかし、これとは逆に、欠円形状の内側開孔を上側支持部に設けるとともに、欠円形状の外周面を操作摘み23に設けてもよい。
本発明の一実施例におけるシリンジポンンプ全体の、シリンジ非装着状態での平面図である。(実施例1) 図1に示すシリンジポンプ全体の、シリンジ正装着状態での平面図である。(実施例1) 図1のA−A線に沿った側面図である。(実施例1) 図1のB−B線に沿った断面図である。(実施例1) 図1に示すシリンジ装着機構およびスライダの、シリンジ正装着状態での縦断面図である。(実施例1) 図5に示すシリンジ装着機構およびスライダの、シリンジ誤装着状態での縦断面図である。(実施例1) 図5に示すシリンジ装着機構の、シリンジ非装着い状態での縦断面図である。(実施例1) 図7に示すシリンジ装着機構の、シリンジ装着準備状態での縦断面図である。(実施例1) 図8のC−C線に沿った拡大断面図である。(実施例1) 操作摘みを復回動させ終えた状態での図9と同様の拡大面図である。(実施例1) 操作摘みを復回動させ終える少し前の状態での図9と同様の拡大断面図である。(実施例1) 操作摘みを復回動させ終えるさらにもう少し前の状態での図9と同様の拡大断面図である。(実施例1) 図12に示す操作摘みを強引に押し下げた状態での図12と同様の拡大断面図である。(実施例1) 図13のD−D線に沿った断面図である。(実施例1) 操作摘みを強引に押し下げる直前の状態での図14と同様の断面図である。(実施例1) 図5に示す回動位置検知機構の、一部を横断した状態での平面図である。(実施例1) は、図8に示す回動位置検知機構の、図16と同様の平面図である。(実施例1) は、図16に示す回動位置検知機構の変形例の、図17と同様の平面図である。(実施例2)
符号の説明
1 シリンジポンプ
2 筐体
7 外筒装着部
11 シリンジ径検知機構
22 上側支持部(摘み支持部)
23 操作摘み
23a 内側開孔
26a リニアエンコーダの可動側部分
34 回動位置検知機構
35 シャッタ板(シャッタ手段)
37 フォトセンサ
51 シリンジ
54 外筒

Claims (4)

  1. シリンジの外筒を装着するための外筒装着部と、
    上記外筒装着部に装着される上記外筒を押圧することができる操作摘みと、
    上記操作摘みが上記外筒を押圧する押圧位置と上記外筒を押圧しない非押圧位置との間を往復動することができるように、上記操作摘みを支持している摘み支持部とを備え、
    上記操作摘みおよび上記摘み支持部のうちのいずれか一方に欠円形状の内側開孔を設けるとともに他方に欠円形状の外周面を設けて、上記外周面が上記内側開孔に対してほぼ軸心方向に相対的に往復動し得るように構成し、
    シリンジ非装着状態にある上記操作摘みを上記摘み支持部に対してほぼ軸心方向に往動させてから往回動させることによって、上記操作摘みが上記摘み支持部に対してほぼ軸心方向に復動するのを阻止されてシリンジ装着準備状態に保持されるように構成し、
    上記操作摘みの回動位置を検知するための回動位置検知機構をさらに備えていることを特徴とするシリンジポンプ。
  2. 上記回動位置検知機構が、上記操作摘みと連動して回動するシャッタ手段と、このシャッタ手段によって遮蔽されないで透過する光を検知するフォトセンサとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンジポンプ。
  3. 上記操作摘みのほぼ軸心方向における復動位置を検知するシリンジ径検知機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のシリンジポンプ。
  4. 上記シリンジ径検知機構が、可動側部分と固定側部分とを有するリニアエンコーダから構成され、
    上記可動側部分が上記操作摘みのほぼ軸心方向における往復動に連動するように構成され、
    上記固定側部分が筐体側に取り付け固定されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のシリンジポンプ。
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