JP2010029555A - 挿入部可撓管および内視鏡 - Google Patents

挿入部可撓管および内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2010029555A
JP2010029555A JP2008196937A JP2008196937A JP2010029555A JP 2010029555 A JP2010029555 A JP 2010029555A JP 2008196937 A JP2008196937 A JP 2008196937A JP 2008196937 A JP2008196937 A JP 2008196937A JP 2010029555 A JP2010029555 A JP 2010029555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
female screw
outer skin
flexible tube
screw portion
male screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008196937A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5210751B2 (ja
Inventor
Tetsuya Tarumoto
哲也 樽本
Motoki Togashi
基樹 冨樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2008196937A priority Critical patent/JP5210751B2/ja
Publication of JP2010029555A publication Critical patent/JP2010029555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5210751B2 publication Critical patent/JP5210751B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】挿入部可撓管内の液密性を長期に亘り良好なものとするとともに、外皮をその内側に配設された部材に対して簡単に固定することができる挿入部可撓管、および、かかる挿入部可撓管を備えた信頼性の高い内視鏡を提供すること。
【解決手段】外皮42の一端部の周方向に沿って設けられた第1の雌ネジ部431と、接続管33に設けられ、第1の雌ネジ部431に螺合する第1の雄ネジ部331とを備え、外皮42をその軸線まわりに回転させることにより第1の雌ネジ部431と第1の雄ネジ部331とを螺合させて、外皮42を接続管33に対して固定する固定手段を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、内視鏡の挿入部可撓管および内視鏡に関するものである。
近年、医療の分野で、検査や診断に内視鏡が使用されている。
内視鏡検査では、内視鏡の挿入部可撓管を、例えば、胃、十二指腸、小腸あるいは大腸といった体腔の深部まで挿入する必要がある。
この挿入部可撓管は、長尺の可撓管部と、可撓管部の先端部に接続され、湾曲可能な湾曲部を有しており、この挿入部可撓管を回転させるとともに湾曲部を湾曲操作することにより、体腔内の全方向が観察し得るようになっている。
このような挿入部可撓管の湾曲部は、通常、管状の芯材と、その外周に被覆された外皮とを有している。この外皮の端部は、外側から糸で緊縛され、芯材に対して固定されるとともに、この糸が接着剤で被覆されている。これにより、挿入部可撓管の液密性を高め、体液等の液体が内視鏡の内部に侵入するのを防いでいる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、接着剤を用いて湾曲部の外皮をその内側に配設される部材に対し固定する方法は、その作業に手間がかかり、また、接着剤の硬化時間を要するため、作業に長時間を要する。
また、耐熱性や耐薬品性に優れた接着剤は一般に脆いため、亀裂や剥離等が生じやすい。特に、近年では、オートクレーブ滅菌処理のように、より高温、高圧の滅菌処理が一般的に行われるようになり、接着剤の劣化がより進行し易い傾向がある。
特開2000−41937号公報
本発明の目的は、挿入部可撓管内の液密性を長期に亘り良好なものとするとともに、外皮をその内側に配設された部材に対して簡単に固定することができる挿入部可撓管、および、かかる挿入部可撓管を備えた信頼性の高い内視鏡を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) 筒状をなす外皮と、該外皮の内側に配設された部材と、前記外皮を前記部材に対して固定する固定手段とを有する内視鏡の挿入部可撓管であって、
前記固定手段は、互いに螺合する雌ネジ部および雄ネジ部を備え、前記雌ネジ部および前記雄ネジ部は、一方が前記外皮の端部の周方向に沿って設けられ、他方が前記部材に設けられ、前記外皮をその軸線まわりに回転させることにより前記雌ネジ部と前記雄ネジ部とを螺合させて、前記外皮を前記部材に対して固定したことを特徴とする挿入部可撓管。
これにより、挿入部可撓管内の液密性を長期に亘り良好なものとするとともに、外皮をその内側に配設された部材に対して簡単に固定することができる。
(2) 筒状をなす外皮と、
前記外皮の一端部の内側に配設された第1の部材と、
前記外皮の他端部の内側に配設された第2の部材と、
前記外皮の前記一端部の周方向に沿って設けられた第1の雌ネジ部と、前記第1の部材に設けられ、前記第1の雌ネジ部に螺合する第1の雄ネジ部とを備え、前記外皮をその軸線まわりに回転させることにより前記第1の雌ネジ部と前記第1の雄ネジ部とを螺合させて、前記外皮を前記第1の部材に対して固定する第1の固定手段と、
前記外皮の前記他端部の周方向に沿って設けられた第2の雌ネジ部と、前記第2の部材に設けられ、前記第2の雌ネジ部に螺合する第2の雄ネジ部とを備え、前記外皮をその軸線まわりに回転させることにより前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部とを螺合させて、前記外皮を前記第2の部材に対して固定する第2の固定手段とを有することを特徴とする内視鏡の挿入部可撓管。
これにより、挿入部可撓管内の液密性を長期に亘り良好なものとするとともに、外皮をその内側に配設された部材に対して簡単に固定することができる。
(3) 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、互いに逆ネジの関係にある上記(2)に記載の挿入部可撓管。
これにより、外皮をその軸線まわりに一方向に回転させるだけで、第1の部材に対する外皮の固定と、第2の部材に対する外皮の固定とを同時に行うことができる。そのため、第1の部材および第2の部材に対する外皮の固定をより簡単に行うことができる。
(4) 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、螺合完了に要する前記外皮の軸線まわりの回転量が互いに等しくなるように、ピッチおよび長さが設定されている上記(3)に記載の挿入部可撓管。
これにより、外皮をその軸線まわりに一方向に回転して、第1の部材に対する外皮の固定と、第2の部材に対する外皮の固定とを同時に行う際に、外皮が捩じれることなく簡単に、第1の部材および第2の部材に対する外皮の固定を行うことができる。
(5) 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、互いのピッチが等しい上記(4)に記載の挿入部可撓管。
これにより、第1の固定手段および第2の固定手段の設計が簡単になる。また、第1の雌ネジ部と第2の雄ネジ部との螺合、および、第2の雌ネジ部と第1の雄ネジ部との螺合が可能となるため、外皮の先端側と基端側との区別を無くして、第1の部材および第2の部材に対する外皮の固定する際の作業性を向上させることができる。
(6) 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、互いのピッチが異なる上記(4)に記載の挿入部可撓管。
これにより、第1の雌ネジ部と第2の雄ネジ部との螺合、および、第2の雌ネジ部と第1の雄ネジ部との螺合を防止することができる。そのため、外皮の先端側と基端側との区別を設けた場合に、誤って第1の部材および第2の部材が外皮の先端側と基端側とで逆側に固定されるのを防止することができる。
(7) 前記第1の雌ネジ部が形成された筒状をなす第1の雌ネジ部材と、前記第2の雌ネジ部が形成された筒状をなす第2の雌ネジ部材とを有し、
前記第1の雌ネジ部材および前記第2の雌ネジ部材は、それぞれの外周面が前記外皮の内周面に接合されている上記(2)ないし(6)のいずれかに記載の挿入部可撓管。
これにより、第1の雌ネジ部材および第2の雌ネジ部材が挿入部可撓管の外表面に露出・突出するのを防止することができる。そのため、被験者の負担を軽減することができる。
(8) 前記第1の雌ネジ部材と前記第1の部材との間と、前記第2の雌ネジ部材と前記第2の部材との間とには、それぞれ、Oリングが介在している上記(7)に記載の挿入部可撓管。
これにより、挿入部可撓管の液密性を向上させることができる。
(9) 前記各Oリングは、前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合、または、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合により、前記外皮の軸線方向に押圧されて変形するように設けられている上記(8)に記載の挿入部可撓管。
これにより、第1の雌ネジ部材および第1の部材に対するOリングの密着性、および、第2の雌ネジ部材および第2の部材に対するOリングの密着性を向上させることができる。その結果、挿入部可撓管の液密性を向上させることができる。
(10) 前記第1の雌ネジ部材および前記第2の雌ネジ部材は、それぞれ、金属材料を主材料として構成されている上記(7)ないし(9)のいずれかに記載の挿入部可撓管。
これにより、第1の固定手段および第2の固定手段の耐久性を向上させることができる。
(11) 上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の挿入部可撓管を備えることを特徴とする内視鏡。
これにより、信頼性の高い内視鏡を提供することができる。
本発明によれば、外皮をその軸線まわりに回転させると言う簡単な操作で、雄ネジ部と雌ネジ部とを螺合させて、外皮をその内側に配設された部材に対して固定することができる。そのため、外皮をその内側に配設された部材に対して簡単に固定することができる。
また、雌ネジ部および雄ネジ部の一方が外皮の端部の周方向に沿って設けられ他方が外皮の内側に配設された部材に設けられているので、雌ネジ部および雄ネジ部の螺合により、挿入部可撓管の液密性を確保することができる。このような雌ネジ部および雄ネジ部は、所定の締め付けトルクで締め付けて螺合させることにより、その螺合状態を長期に亘り維持することができる。そのため、挿入部可撓管内の液密性を長期に亘り良好なものとすることができる。
さらに、所望時に簡単に外皮をその内側に配設された部材から取り外すことができる。そのため、挿入部可撓管のメンテナンス性を向上させることができる。
以下、本発明の内視鏡の挿入部可撓管および内視鏡を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態を説明する。
(内視鏡)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる内視鏡(電子内視鏡)の平面図である。以下、図1中、上側を「基端」、下側を「先端」として説明する。
図1に示す内視鏡1は、電子内視鏡である。この内視鏡1は、図1に示すように、可撓性(柔軟性)を有する長尺の挿入部可撓管2と、挿入部可撓管2の基端部に接続され、術者が把持して内視鏡1全体を操作する操作部6と、操作部6に接続された接続部可撓管7と、接続部可撓管7の先端部に接続された光源差込部8とを有している。
挿入部可撓管2は、例えば生体の管腔(体腔)内に挿入して使用される。図1に示すように、挿入部可撓管2は、可撓管部3と、可撓管部3の先端部に連結され、湾曲操作可能な湾曲部4と、湾曲部4の先端部に接続された硬性部5とを有している。なお、挿入部可撓管2については、後に詳述する。
操作部6には、図1中上面に、第1操作ノブ61、第2操作ノブ62、第1ロックレバー63および第2ロックレバー64が、それぞれ独立に回動自在に設けられている。
各操作ノブ61、62を回転操作すると、挿入部可撓管2内に配設された湾曲操作ワイヤー(図示せず)が牽引されて、湾曲部4が4方向に湾曲し、湾曲部4の方向を変えることができる。
また、各ロックレバー63、64を反時計回りに回転操作すると、それぞれ、湾曲部4の湾曲状態(上下方向および左右方向への湾曲状態)を固定(保持)することができ、一方、時計回りに回転操作すると、湾曲した状態で固定された湾曲部4の固定を解除することができる。
また、操作部6の図1中側面(周面)には、複数(本実施形態では、3つ)の制御ボタン65、吸引ボタン66および送気・送液ボタン67が設けられている。
内視鏡1を光源プロセッサ装置(外部装置)に接続した状態で、各制御ボタン65を押圧操作することにより、光源プロセッサ装置やモニタ装置等の周辺機器の諸動作(例えば、電子画像の動画と静止画との切り替え、電子画像のファイリングシステムや撮影装置の作動および/または停止、電子画像の記録装置の作動および/または停止等)を遠隔操作することができる。
吸引ボタン66および送気・送液ボタン67は、それぞれ、光源差込部8内、接続部可撓管7内、操作部6内および挿入部可撓管2内に連続して形成され、一端が挿入部可撓管2の先端で開放し、他端が光源差込部8で開放する吸引チャンネルおよび送気・送液チャンネル(いずれも図示せず)を開閉する機能を有している。
すなわち、吸引ボタン66および送気・送液ボタン67を押圧操作する前には、吸引チャンネルおよび送気・送液チャンネルは閉塞されており(流体が通過不能な状態とされており)、一方、吸引ボタン66および送気・送液ボタン67を押圧操作すると、吸引チャンネルおよび送気・送液チャンネルが連通する(流体が通過可能な状態となる)。
なお、内視鏡1の使用時には、吸引チャンネルの他端には、吸引手段が接続され、送気・送液チャンネルの他端には、送気・送液手段が接続される。
これにより、吸引チャンネルが連通した状態では、挿入部可撓管2の先端から体腔内の体液や血液等を吸引することができ、また、送気・送液チャンネルが連通した状態では、挿入部可撓管2の先端から体腔内へ液体や気体を供給することができる。
また、光源差込部8の先端部には、光源用コネクタ81が画像信号用コネクタ82と併設され、光源用コネクタ81および画像信号用コネクタ82を、光源プロセッサ装置(図示せず)の接続部に挿入することにより、光源差込部8が光源プロセッサ装置に接続される。この光源プロセッサ装置には、ケーブルを介してモニタ装置(図示せず)が接続されている。
光源プロセッサ装置から発せられた光は、光源用コネクタ81、光源差込部8内、接続部可撓管7内、操作部6内および挿入部可撓管2内に連続して配設されたライトガイド(図示せず)を通り、硬性部5の先端部より観察部位に照射され、照明する。このようなライトガイドは、例えば、石英、多成分ガラス、プラスチック等により構成される光ファイバーが複数本束ねられて構成されている。
前記照明光により照明された観察部位からの反射光(被写体像)は、硬性部5に設けられた撮像素子で撮像される。撮像素子では、撮像された被写体像に応じた画像信号が出力される。この画像信号は、画像信号ケーブルを介して光源差込部8に伝達される。
そして、光源差込部8内および光源プロセッサ装置内で所定の処理(例えば、信号処理、画像処理等)がなされ、その後、モニタ装置に入力される。モニタ装置では、撮像素子で撮像された画像(電子画像)、すなわち動画の内視鏡モニタ画像が表示される。
(挿入部可撓管)
ここで、本発明の挿入部可撓管の一例として、挿入部可撓管2を詳細に説明する。
図2は、図1に示す内視鏡に備えられた挿入部可撓管の主要部を示す縦断面図、図3は、図2に示す挿入部可撓管に備えられた湾曲部の外皮を示す縦断面図、図4は、図2に示す挿入部可撓管における湾曲部の外皮の固定を説明するための図である。以下、図2ないし図4中、右側を「基端」、左側を「先端」として説明する。
図2に示すように、挿入部可撓管2は、可撓管部3と、可撓管部3の先端部に連結され、湾曲操作可能な湾曲部4と、湾曲部4の先端部に接続された硬性部5とを有している。
可撓管部3および湾曲部4には、それぞれ、その内部に、例えば、光ファイバ、画像信号ケーブルまたはチューブ類等の内蔵物等(図中省略)を配置、挿通することができる空間が設けられている。
図2に示すように、可撓管部3は、芯材(第1の芯材)31と、この芯材31の外周を被覆する筒状の外皮(第1の外皮)32と、芯材31の先端部に固定された接続管33とを有している。
芯材31は、螺旋管311と、この螺旋管311の外周を被覆する網状管(編組体)312とで構成され、全体としてチューブ状の長尺物として形成されている。
螺旋管311は、帯状材を均一な径で螺旋状に間隙313をあけて巻いて形成されたものである。帯状材を構成する材料としては、例えば、ステンレス鋼、銅合金等が好ましく用いられる。
網状管312は、金属製または非金属製の細線を複数並べたものを編組して形成されている。細線を構成する材料としては、例えば、ステンレス鋼、銅合金等が好ましく用いられる。また、網状管312を形成する細線のうち少なくとも1本に合成樹脂の被覆(図示せず)が施されていてもよい。
このような芯材31の外周面には、外皮32が被覆されている。この外皮32は、樹脂材料を主材料として構成されている。
樹脂材料としては、可撓性(柔軟性)を有するものであればよく、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、環状ポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネート、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリオキシメチレン、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロヘキサンテレフタレート(PCT)等のポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンオキシド、変性ポリフェニレンオキシド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート、ポリメチルペンテン、芳香族ポリエステル(液晶ポリマー)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、その他フッ素系樹脂、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーまたはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば、複数層の積層体等として)用いることができる。
外皮32および後述する外皮42の平均厚さは、それぞれ、可撓管部3および湾曲部4内に配設された内蔵物を保護可能であり、かつ、可撓管部3および湾曲部4の可撓性・湾曲性を妨げないものであれば、特に限定されないが、100〜3000μm程度であるのが好ましく、200〜1000μm程度であるのがより好ましい。
この可撓管部3の外表面には、その体腔内への挿入深さを示す目盛り22が付されている(図1参照)。これにより、挿入部可撓管2を体腔内に挿入する際に、この目盛り22を視認しつつ操作することにより、挿入部可撓管2の先端を、所望の位置に確実に誘導することができる。
また、芯材31の先端部には、接続管33(第1の部材)が固定されている。
この接続管33は、後述する外皮42の基端部(一端部)の内側に配設され、外皮42を固定するもの(第1の部材)である。このような接続管33は、筒状をなし、その基端部が前述した芯材31の外周面と外皮32の内周面との間に狭持され(介在し)ている。より具体的には、接続管33の基端部の内周面は、前述した芯材31の外周面に接合・固着されている。また、接続管33の基端部の外周面は、前述した外皮32によって覆われている。
一方、接続管33の先端部は、芯材31および外皮32の先端から突出しており、その突出した部分の外周面には、周方向に沿って第1の雄ネジ部331が設けられている。この第1の雄ネジ部331には、後述する外皮42に設けられた第1の雌ネジ部材43の第1の雌ネジ部431が螺合している。これにより、可撓管部3の先端部(接続管33)に湾曲部4の外皮42が固定されている。また、この螺合により、接続管33と外皮42との間の液密性を確保することができる。
ここで、第1の雄ネジ部331および第1の雌ネジ部431は、外皮42の軸線まわりの回転により互いに螺合して、外皮42を接続管33(第1の部材)に対して固定する第1の固定手段を構成する。
また、接続管33の外周面には、第1の雄ネジ部331よりも基端側にて、周方向に沿って溝(凹部)332が形成され、その溝332内には、Oリング333が配設されている。すなわち、Oリング333は、第1の雌ネジ部材43と接続管33との間に介在している。このOリング333は、第1の雄ネジ部331と後述する第1の雌ネジ部431とが螺合した状態で、第1の雌ネジ部材43の内周面により溝332の底部側(接続管33の軸線側)に押圧され、弾性変形している。これにより、接続管33と外皮42との間の液密性(水密性)を高めることができる。その結果、挿入部可撓管2の液密性を向上させることができる。
このような接続管33の構成材料としては、特に限定されず、例えば、樹脂材料、金属材料、セラミックス材料等を用いることができるが、特に、金属材料を用いるのが好ましい。
この金属材料としては、特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金等が挙げられる。
図2に示すように、湾曲部4は、芯材(第2の芯材)41と、この芯材41の外周を被覆する外皮(第2の外皮)42と、第1の雌ネジ部431が設けられた第1の雌ネジ部材43と、第2の雌ネジ部441が設けられた第2の雌ネジ部材44とを有している。
芯材41は、節輪アセンブリ411と、この節輪アセンブリ411の外周を被覆する網状管412とで構成され、全体としてチューブ状の長尺物として形成されている。
節輪アセンブリ411は、断面が略円形に形成された複数の節輪411aが、その中心線A(軸)に沿って並列配置されることにより構成されている。これらの節輪411aにおいて、互いに隣合う節輪411a同士は、図示しないリベットによって連結され、互い傾動可能となっている。節輪411aを構成する材料としては、例えば、ステンレス鋼、銅合金等が好ましく用いられる。
また、これらの節輪411aには、所定数の節輪411a毎に、ワイヤガイド(図示せず)が設けられている。このワイヤガイドには、後述する硬性部5に接続され、湾曲部4内および可撓管部3内に連続して配設された湾曲操作ワイヤーが挿通されている。この湾曲操作ワイヤーは、例えば、一対で二組で設けられており、各湾曲操作ワイヤーを牽引または開放することにより、湾曲部4は、節輪411aの傾動を伴って任意の方向に湾曲操作される。
また、この際、ワイヤガイドにより、湾曲操作ワイヤーは、先端方向および基端方向に進退可能に支持される。
この節輪アセンブリ411の外周には、前述した網状管312と同様の構成の網状管412が被覆されている。
このような芯材41の基端部は、前述した可撓管部3が備える芯材31の先端部の接続管33に接続されている。より具体的には、芯材41の基端部は、その外周面が前述した接続管33の先端部の内周面に嵌合するようにして設置されている。
また、芯材41の外周面には、筒状をなす外皮42が被覆されている。
外皮42は、ゴム材料を主材料として構成されている。
ゴム材料としては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR、1,2−BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のブタジエン系ゴム、クロロプレンゴム(CR)、ブタジエン−アクリロニトリルゴム(NBR)等のジエン系特殊ゴム、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、アクリル系ゴム(ACM、ANM)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)等のオレフィン系ゴム、ウレタンゴム(AU、EU)等のウレタン系ゴム、ヒドリンゴム(CO、ECO、GCO、EGCO)等のエーテル系ゴム、多硫化ゴム(T)等のポリスルフィド系ゴム、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM、FZ)、塩素化ポリエチレン(CM)等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば、複数層の積層体等として)用いることができる。
図2および図3に示すように、この外皮42の基端部(一端部)421には、第1の雌ネジ部材43が設けられ、外皮42の先端部(他端部)422には、第2の雌ネジ部材44が設けられている。
第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44は、それぞれ、筒状をなし、前述した外皮42をその内側から押し広げるようにして、外皮42内に配設されている。
また、第1の雌ネジ部材43は、その外周面が前述した外皮42の基端部の内周面に接合されている。一方、第2の雌ネジ部材44は、その外周面が前述した外皮42の先端部の内周面に接合されている。このように、第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44のそれぞれの外周面が外皮42の内周面に接合されていると、第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44が挿入部可撓管2の外表面に露出・突出するのを防止することができる。そのため、被験者の負担を軽減することができる。
ここで、第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44と外皮42との接合方法としては、第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44の構成材料等によるが、接着、融着等が好適に用いられる。
また、第1の雌ネジ部材43の内周面には、周方向に沿って第1の雌ネジ部431が形成されている。すなわち、第1の雌ネジ部431は、外皮42の基端部(一端部)の周方向に沿って設けられている。この第1の雌ネジ部431は、前述した第1の雄ネジ部331に螺合している。一方、第2の雌ネジ部材44の内周面には、周方向に沿って第2の雌ネジ部441が形成されている。すなわち、第2の雌ネジ部441は、外皮42の先端部(他端部)の周方向に沿って設けられている。この第2の雌ネジ部441は、後述する第2の雄ネジ部51に螺合している。
ここで、第1の雄ネジ部331および第1の雌ネジ部431は、前述したように、外皮42の軸線まわりの回転により互いに螺合して、外皮42を接続管33(第1の部材)に対して固定する第1の固定手段を構成する。また、第2の雄ネジ部51および第2の雌ネジ部441は、外皮42の軸線まわりの回転により互いに螺合して、外皮42を硬性部5(第2の部材)に対して固定する第2の固定手段を構成する。
また、第1の雌ネジ部431および第2の雌ネジ部441は、一方が右ネジ、他方が左ネジとなっている。すなわち、第1の雌ネジ部431および第1の雄ネジ部331による螺合と、第2の雌ネジ部441および第2の雄ネジ部51による螺合とは、互いに逆ネジの関係にある。これにより、外皮42をその軸線まわりに一方向に回転させるだけで、接続管33に対する外皮42の固定と、硬性部5に対する外皮42の固定とを同時に行うことができる。そのため、接続管33および硬性部5に対する外皮42の固定をより簡単に行うことができる。
そして、第1の雌ネジ部431および第1の雄ネジ部331による螺合と、第2の雌ネジ部441および第2の雄ネジ部51による螺合とは、螺合完了に要する外皮42の軸線まわりの回転量が互いに等しくなるように、ピッチおよび長さが設定されている。これにより、外皮42をその軸線まわりに一方向に回転して、接続管33に対する外皮42の固定と、硬性部5に対する外皮42の固定とを同時に行う際に、外皮42が捩じれることなく簡単に、接続管33および硬性部5に対する外皮42の固定を行うことができる。
なお、第1の雌ネジ部431および第1の雄ネジ部331による螺合と、第2の雌ネジ部441および第2の雄ネジ部51による螺合とは、螺合完了に要する外皮42の軸線まわりの回転量が互いに異なっていてもよい。この場合、接続管33および硬性部5に対して外皮42を固定する際に、予め外皮42を所定方向に所定量だけ軸線まわりに捩っておくのが好ましい。これにより、接続管33および硬性部5に対して外皮42を固定したときに、外皮42が捩じれるのを防止することができる。
また、第1の雌ネジ部431のピッチと第2の雌ネジ部441のピッチとは、互いに同じであっても異なっていてもよい。
第1の雌ネジ部431のピッチと第2の雌ネジ部441のピッチが同じである場合、すなわち、第1の雌ネジ部431および第1の雄ネジ部331による螺合と、第2の雌ネジ部441および第2の雄ネジ部51による螺合との互いのピッチが等しい場合、第1の固定手段および第2の固定手段の設計が簡単になる。また、この場合、第1の雌ネジ部431の径と第2の雌ネジ部441の径とが同じであると、第1の雌ネジ部431と第2の雄ネジ部51との螺合、および、第2の雌ネジ部441と第1の雄ネジ部331との螺合が可能となるため、外皮42の先端側と基端側との区別を無くして、接続管33および硬性部5に対する外皮42の固定する際の作業性を向上させることができる。すなわち、第1の雌ネジ部431と第2の雄ネジ部51とを螺合させるとともに、第2の雌ネジ部441と第1の雄ネジ部331とを螺合させることによっても、外皮42を接続管33および硬性部5に固定することができ、接続管33および硬性部5に対する外皮42の固定する際に、外皮42の先端側と基端側との判断が不要となり、作業性を向上させることができる。
一方、第1の雌ネジ部431のピッチと第2の雌ネジ部441のピッチが異なる場合、すなわち、第1の雌ネジ部431および第1の雄ネジ部331による螺合と、第2の雌ネジ部441および第2の雄ネジ部51による螺合との互いのピッチが異なる場合、第1の雌ネジ部431の径と第2の雌ネジ部441の径とが同じであっても、第1の雌ネジ部431と第2の雄ネジ部51との螺合、および、第2の雌ネジ部441と第1の雄ネジ部331との螺合を防止することができる。そのため、外皮42の先端側と基端側との区別を設けた場合に、誤って接続管33および硬性部5が外皮42の先端側と基端側とで逆側に固定されるのを防止することができる。なお、第1の雌ネジ部431のピッチと第2の雌ネジ部441のピッチが同じである場合であっても、第1の雌ネジ部431の径と第2の雌ネジ部441の径とが異なると、上記と同様、外皮42の先端側と基端側との区別を設けた場合に、誤って接続管33および硬性部5が外皮42の先端側と基端側とで逆側に固定されるのを防止することができる。
また、第1の雌ネジ部材43の内周面には、第1の雌ネジ部431に対して基端側に、前述したOリング333を押圧する押圧面432が形成されている。一方、第2の雌ネジ部材44の内周面には、第2の雌ネジ部441に対して基端側に、後述するOリング53を押圧する押圧面442が形成されている。
このような第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44のそれぞれの内径は、前述した芯材41の外径よりも若干大きくなっている。
また、第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44のそれぞれの構成材料としては、特に限定されず、例えば、樹脂材料、金属材料、セラミックス材料等を用いることができるが、特に、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金等の金属材料を用いるのが好ましい。第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44がそれぞれ金属材料を主材料として構成されていると、第1の固定手段および第2の固定手段の耐久性を向上させることができる。
硬性部5、前述した外皮42の先端部(他端部)の内側に配設され、外皮42を固定するもの(第2の部材)である。このような硬性部5は、円柱状のブロック体で構成されている。
この硬性部5の内部には、観察部位における被写体像を撮像する図示しない撮像素子(CCD)が設けられており、この撮像素子は、挿入部可撓管2内、操作部6内および接続部可撓管7内に連続して配設された画像信号ケーブル(図示せず)により、光源差込部8に設けられた画像信号用コネクタ82に接続されている(図1参照)。
また、この硬性部5には、湾曲操作ワイヤーの先端が固定されている。
特に、本実施形態の硬性部5は、その外周面に沿って第2の雄ネジ部51が設けられている。この第2の雄ネジ部51には、前述した外皮42に設けられた第2の雌ネジ部材44の第2の雌ネジ部441が螺合している。これにより、硬性部5に湾曲部4の外皮42が固定されている。また、この螺合により、硬性部5と外皮42との間の液密性を確保することができる。
ここで、第2の雄ネジ部51および第2の雌ネジ部441は、前述したように、外皮42の軸線まわりの回転により互いに螺合して、外皮42を硬性部5(第2の部材)に対して固定する第2の固定手段を構成する。
また、硬性部5の外周面には、第2の雄ネジ部51よりも先端側にて、周方向に沿って溝(凹部)52が形成され、その溝52内には、Oリング53が配設されている。すなわち、Oリング53は、第2の雌ネジ部材44と硬性部5との間に介在している。このOリング53は、第2の雄ネジ部51と前述した第2の雌ネジ部441とが螺合した状態で、第2の雌ネジ部材44の内周面により溝52の底部側(硬性部5の軸線側)に押圧され、弾性変形している。これにより、硬性部5と外皮42との間の液密性(水密性)を高めることができる。その結果、挿入部可撓管2の液密性を向上させることができる。
硬性部5の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金等が挙げられる。
以上説明したように構成された挿入部可撓管2にあっては、湾曲部4の外皮42を可撓管部3の接続管33および硬性部5に固定するに際し、まず、図4に示すように、外皮42をその軸線方向に縮めるようにして芯材41に装着し、その状態で、芯材41の基端部を可撓管部3の接続管33に接続するとともに、芯材41の先端部を硬性部5に接続する。
その後、第1の雌ネジ部材43を基端側に移動させて接続管33に当接させるとともに、第2の雌ネジ部材44を先端側に移動させて硬性部5に当接させる。
そして、第1の雌ネジ部材43および第2の雌ネジ部材44とともに外皮42を所定方向に回転させることにより、第1の雌ネジ部材43の第1の雌ネジ部431と第1の雄ネジ部331を螺合させるとともに、第2の雌ネジ部材44の第2の雌ネジ部441と第2の雄ネジ部51を螺合させる。
このように外皮42をその軸線まわりに回転させることにより、第1の雌ネジ部431と第1の雄ネジ部331とを螺合させて、外皮42を接続管33(第1の部材)に対して固定するとともに、第2の雌ネジ部441と第2の雄ネジ部51とを螺合させて、外皮42を硬性部5(第2の部材)に対して固定することができる。これにより、挿入部可撓管2内の液密性を長期に亘り良好なものとするとともに、外皮42をその内側に配設された部材に対して簡単に固定することができる。
特に、本実施形態では、上記の2つの螺合が互いに逆ネジの関係にあるため、外皮42をその軸線まわりに一方向に回転させるだけで、接続管33(第1の部材)に対する外皮42の固定と、硬性部5(第2の部材)に対する外皮42の固定とを同時に行うことができる。そのため、接続管33および硬性部5に対する外皮42の固定をより簡単に行うことができる。
また、本実施形態では、上記の2つの螺合は、螺合完了に要する外皮42の軸線まわりの回転量が互いに等しくなるように、ピッチおよび長さが設定されているので、外皮42をその軸線まわりに一方向に回転して、接続管33に対する外皮42の固定と、硬性部5に対する外皮42の固定とを同時に行う際に、外皮42が捩じれることなく簡単に、接続管33および硬性部5に対する外皮42の固定を行うことができる。
また、このような挿入部可撓管2を備える内視鏡1は、長期に亘って液密性を維持することができ、信頼性の高いものとなる。
以上説明したように本発明にかかる挿入部可撓管2によれば、外皮42をその軸線まわりに回転させると言う簡単な操作で、第1の雌ネジ部431と第1の雄ネジ部331とを螺合させるとともに、第2の雌ネジ部441と第2の雄ネジ部51とを螺合させて、外皮42をその内側に配設された接続管33および硬性部5に対して固定することができる。そのため、外皮42を接続管33および硬性部5に対して簡単に固定することができる。
また、第1の雌ネジ部431および第2の雌ネジ部441が外皮42の端部の周方向に沿って設けられ、第1の雄ネジ部331および第2の雄ネジ部51が外皮42の内側に配設された部材に設けられているので、第1の雌ネジ部431と第1の雄ネジ部331との螺合、および、第2の雌ネジ部441と第2の雄ネジ部51との螺合により、挿入部可撓管2の液密性を確保することができる。このような第1の雌ネジ部431および第1の雄ネジ部331と、第2の雌ネジ部441および第2の雄ネジ部51とは、それぞれ、所定の締め付けトルクで締め付けて螺合させることにより、その螺合状態を長期に亘り維持することができる。そのため、挿入部可撓管2内の液密性を長期に亘り良好なものとすることができる。
さらに、所望時に簡単に外皮42を接続管33および硬性部5から取り外すことができる。そのため、挿入部可撓管2のメンテナンス性を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図5は、本発明の第2実施形態にかかる挿入部可撓管の主要部を示す縦断面図、図6は、図5に示す挿入部可撓管に備えられた湾曲部の外皮を示す縦断面図である。なお、以下、図5中および図6中、右側を「基端」、左側を「先端」として説明する。
以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。また、図5および図6では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
本実施形態は、第1の固定手段および第2の固定手段の構成(特にOリングの配置)が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。
図5に示すように、本実施形態の挿入部可撓管2Aは、可撓管部3Aと、可撓管部3Aの先端部に連結され、湾曲操作可能な湾曲部4Aと、湾曲部4Aの先端部に接続された硬性部5Aとを有している。
可撓管部3Aでは、芯材31の先端部に接続管33Aが固定されている。
接続管33Aの外周面には、第1の雄ネジ部331よりも基端側かつ外周側にて、周方向に沿って段差部332Aが形成され、その段差部332A上には、Oリング333Aが配設されている。このOリング333Aは、第1の雄ネジ部331と第1の雌ネジ部431Aとが螺合した状態で、第1の雌ネジ部材43Aの端面により接続管33Aの軸線方向に押圧され、弾性変形している。
このようにOリング333Aが第1の雌ネジ部431Aおよび第1の雄ネジ部331による螺合により外皮42の軸線方向に押圧されて変形するように設けられていると、第1の雌ネジ部材43Aおよび接続管33Aに対するOリングの密着性を向上させることができる。その結果、挿入部可撓管2Aの液密性を向上させることができる。
湾曲部4Aでは、外皮42の基端部(一端部)に、第1の雌ネジ部材43Aが設けられ、外皮42の先端部(他端部)に、第2の雌ネジ部材44Aが設けられている。
第1の雌ネジ部材43Aの基端側の端面は、前述したOリング333Aを押圧する押圧面を構成する。一方、第2の雌ネジ部材44Aの先端側の端面は、後述するOリング53Aを押圧する押圧面を構成する。
硬性部5Aの外周面には、第2の雄ネジ部51よりも先端側かつ外周側にて、周方向に沿って溝52Aが形成され、その溝52A内には、Oリング53Aが配設されている。このOリング53Aは、第2の雄ネジ部51と第2の雌ネジ部441Aとが螺合した状態で、第2の雌ネジ部材44Aの端面により硬性部5Aの軸線方向に押圧され、弾性変形している。
このようにOリング53Aが第2の雌ネジ部441Aおよび第2の雄ネジ部51による螺合により外皮42の軸線方向に押圧されて変形するように設けられていると、第2の雌ネジ部材44Aおよび硬性部5Aに対するOリング53Aの密着性を向上させることができる。その結果、挿入部可撓管2Aの液密性を向上させることができる。
以上説明したような挿入部可撓管2Aによっても、前述した第1実施形態の挿入部可撓管2と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の挿入部可撓管および内視鏡について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部材(各部)の構成は、同様の機能を有する任意のものに置換することができる。
また、前記実施形態では、電子内視鏡について説明したが、本発明の内視鏡は、光学式内視鏡に適用することができることは言うまでもなく、さらに、医療用に限定されず、工業用(産業用)に用いられる内視鏡に適用することもできる。
また、前記実施形態では、湾曲部の外皮をその内側に設けられた部材に固定する場合を例に説明したが、湾曲部の外皮に限定されず、挿入部可撓管の外皮であれば、他の部位の外皮であっても本発明を適用することができる。
また、前述した実施形態では、外皮の両端部をそれぞれの内側に配設された部材に対し固定する場合を例に説明したが、外皮の一端部をその内側に配設された部材に対し固定してもよい。
また、前述した実施形態では、第1の固定手段での螺合と第2の固定手段での螺合とが互いに逆ネジの関係であるものを説明したが、本発明はこれに限定されず、第1の固定手段での螺合および第2の固定手段での螺合がともに右ネジまたは左ネジであってもよい。この場合、第1の部材および第2の部材に対して外皮を固定する際に、予め外皮を所定方向に所定量だけ軸線まわりに捩っておくのが好ましい。これにより、第1の部材および第2の部材に対して外皮を固定したときに、外皮が捩じれるのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる内視鏡(電子内視鏡)の平面図である。 図1に示す内視鏡に備えられた挿入部可撓管の主要部を示す縦断面図である。 図2に示す挿入部可撓管に備えられた湾曲部の外皮を示す縦断面図である。 図2に示す挿入部可撓管における湾曲部の外皮の固定を説明するための図である。 本発明の第2実施形態にかかる挿入部可撓管の主要部を示す縦断面図である。 図5に示す挿入部可撓管に備えられた湾曲部の外皮を示す縦断面図である。
符号の説明
1 内視鏡
2 挿入部可撓管
2A 挿入部可撓管
22 目盛り
3 可撓管部
3A 可撓管部
31 芯材
311 螺旋管
312 網状管
313 間隙
32 外皮
33 接続管
33A 接続管
331 第1の雄ネジ部
332 溝
332A 段差部
333 Oリング
333A Oリング
4 湾曲部
4A 湾曲部
41 芯材
411 節輪アセンブリ
411a 節輪
412 網状管
42 外皮
421 基端部
422 先端部
43 第1の雌ネジ部材
43A 第1の雌ネジ部材
431 第1の雌ネジ部
431A 第1の雌ネジ部
432 押圧面
44 第2の雌ネジ部材
44A 第2の雌ネジ部材
441 第2の雌ネジ部
441A 第2の雌ネジ部
442 押圧面
5 硬性部
5A 硬性部
51 第2の雄ネジ部
52 溝
52A 段差部
53 Oリング
53A Oリング
6 操作部
61 第1操作ノブ
62 第2操作ノブ
63 第1ロックレバー
64 第2ロックレバー
65 制御ボタン
66 吸引ボタン
67 送気・送液ボタン
7 接続部可撓管
8 光源差込部
81 光源用コネクタ
82 画像信号用コネクタ

Claims (11)

  1. 筒状をなす外皮と、該外皮の内側に配設された部材と、前記外皮を前記部材に対して固定する固定手段とを有する内視鏡の挿入部可撓管であって、
    前記固定手段は、互いに螺合する雌ネジ部および雄ネジ部を備え、前記雌ネジ部および前記雄ネジ部は、一方が前記外皮の端部の周方向に沿って設けられ、他方が前記部材に設けられ、前記外皮をその軸線まわりに回転させることにより前記雌ネジ部と前記雄ネジ部とを螺合させて、前記外皮を前記部材に対して固定したことを特徴とする挿入部可撓管。
  2. 筒状をなす外皮と、
    前記外皮の一端部の内側に配設された第1の部材と、
    前記外皮の他端部の内側に配設された第2の部材と、
    前記外皮の前記一端部の周方向に沿って設けられた第1の雌ネジ部と、前記第1の部材に設けられ、前記第1の雌ネジ部に螺合する第1の雄ネジ部とを備え、前記外皮をその軸線まわりに回転させることにより前記第1の雌ネジ部と前記第1の雄ネジ部とを螺合させて、前記外皮を前記第1の部材に対して固定する第1の固定手段と、
    前記外皮の前記他端部の周方向に沿って設けられた第2の雌ネジ部と、前記第2の部材に設けられ、前記第2の雌ネジ部に螺合する第2の雄ネジ部とを備え、前記外皮をその軸線まわりに回転させることにより前記第2の雌ネジ部と前記第2の雄ネジ部とを螺合させて、前記外皮を前記第2の部材に対して固定する第2の固定手段とを有することを特徴とする内視鏡の挿入部可撓管。
  3. 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、互いに逆ネジの関係にある請求項2に記載の挿入部可撓管。
  4. 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、螺合完了に要する前記外皮の軸線まわりの回転量が互いに等しくなるように、ピッチおよび長さが設定されている請求項3に記載の挿入部可撓管。
  5. 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、互いのピッチが等しい請求項4に記載の挿入部可撓管。
  6. 前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合と、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合とは、互いのピッチが異なる請求項4に記載の挿入部可撓管。
  7. 前記第1の雌ネジ部が形成された筒状をなす第1の雌ネジ部材と、前記第2の雌ネジ部が形成された筒状をなす第2の雌ネジ部材とを有し、
    前記第1の雌ネジ部材および前記第2の雌ネジ部材は、それぞれの外周面が前記外皮の内周面に接合されている請求項2ないし6のいずれかに記載の挿入部可撓管。
  8. 前記第1の雌ネジ部材と前記第1の部材との間と、前記第2の雌ネジ部材と前記第2の部材との間とには、それぞれ、Oリングが介在している請求項7に記載の挿入部可撓管。
  9. 前記各Oリングは、前記第1の雌ネジ部および前記第1の雄ネジ部による螺合、または、前記第2の雌ネジ部および前記第2の雄ネジ部による螺合により、前記外皮の軸線方向に押圧されて変形するように設けられている請求項8に記載の挿入部可撓管。
  10. 前記第1の雌ネジ部材および前記第2の雌ネジ部材は、それぞれ、金属材料を主材料として構成されている請求項7ないし9のいずれかに記載の挿入部可撓管。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の挿入部可撓管を備えることを特徴とする内視鏡。
JP2008196937A 2008-07-30 2008-07-30 内視鏡 Active JP5210751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008196937A JP5210751B2 (ja) 2008-07-30 2008-07-30 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008196937A JP5210751B2 (ja) 2008-07-30 2008-07-30 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010029555A true JP2010029555A (ja) 2010-02-12
JP5210751B2 JP5210751B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=41734753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008196937A Active JP5210751B2 (ja) 2008-07-30 2008-07-30 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5210751B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1043129A (ja) * 1996-08-02 1998-02-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH10127571A (ja) * 1996-10-28 1998-05-19 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH11104066A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の可撓管及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1043129A (ja) * 1996-08-02 1998-02-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH10127571A (ja) * 1996-10-28 1998-05-19 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH11104066A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の可撓管及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5210751B2 (ja) 2013-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5296952B1 (ja) 内視鏡
US7862504B2 (en) Insertion apparatus
EP2668885A1 (en) Endoscope
US20090281384A1 (en) Endoscope and endoscope system
TW202005599A (zh) 內視鏡
US8221312B2 (en) Endoscope
JP5918018B2 (ja) 内視鏡及び内視鏡装置並びに内視鏡システム
JP7309740B2 (ja) 内視鏡用チューブ及び内視鏡
JP3623298B2 (ja) 内視鏡
JP5210751B2 (ja) 内視鏡
JP5033306B2 (ja) 挿入部可撓管の製造方法、挿入部可撓管および内視鏡
JP4928774B2 (ja) 挿入部可撓管および内視鏡
JP2006212278A (ja) 挿入部可撓管の製造方法、挿入部可撓管および内視鏡
JP4589714B2 (ja) 外皮固定方法、内視鏡用可撓管および内視鏡
JP2010029556A (ja) 外皮固定方法
JP2007185393A (ja) ケース付内視鏡挿入部
JP2014138668A (ja) 内視鏡および固定方法
CN222533252U (zh) 内窥镜用软管及内窥镜
JP4261205B2 (ja) 内視鏡
JP5006544B2 (ja) 回転自走式内視鏡、挿入部収納ケース付の回転自走式内視鏡挿入部、及び挿入部収納ケース
CN121285323A (zh) 内窥镜、内窥镜帽
JP2017215359A (ja) ガイドチューブ及び内視鏡
JP2007195824A (ja) 内視鏡用可撓管および内視鏡
JP2007185384A (ja) 挿入部収納ケース及び収納ケース付挿入部
JPH0666603U (ja) カバー式内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5210751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250