JP2017215359A - ガイドチューブ及び内視鏡 - Google Patents

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平田 康夫
Yasuo Hirata
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Abstract

【課題】ガイドチューブの挿入性を低下させることなく、耐薬品性を有するガイドチューブを提供する。【解決手段】ガイドチューブ4は、チューブ体を有するガイドチューブであって、チューブ体10は、耐薬品性を有し、内視鏡の挿入部を挿通可能なチューブ12と、可撓性を有し、チューブ12が挿通される螺旋管11と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ガイドチューブ及び内視鏡に関し、特に、配管等に挿入される内視鏡の挿入部のためのガイドチューブ及びそのガイドチューブを有する内視鏡に関する。
細長の挿入部を有する内視鏡が、医療分野及び工業分野で広く用いられている。工業分野では、例えば、細長の挿入部が配管などに挿入されて、内視鏡は、配管などの検査に用いられる。挿入部の先端部には観察窓が設けられ、観察窓に入射した被写体像から生成された内視鏡画像がモニタに表示され、検査者であるユーザは、内視鏡画像を見ながら配管などの検査を行う。
配管等の管路内を検査する場合、ユーザは、挿入部の軸方向に沿って挿入部を先端方向に配管内に押し込むことによって、挿入部の先端部を配管内で前進させることができる。そのため、挿入部は、配管内で曲がる可撓性を有すると共に、挿入方向においてはいくらかの剛性を有する必要がある。
また、例えば特開2010−158396号公報に開示のように、検査対象内への挿入部の挿入性を向上させるための、内視鏡挿入補助具としてのガイドチューブも提案されている。
特開2010−158396号公報
しかし、工業分野では、挿入部が挿入される配管に流れる物質には、様々な物質がある。例えば、溶剤などの薬品を通すための配管を検査する場合、配管内に残存する薬品により、挿入部の表面が腐食したり、ダメージを受けたりしてしまう場合がある。
このような場合、ガイドチューブにより挿入部を薬品から保護するために、ガイドチューブの外皮自体を、耐薬品性を有する樹脂性のチューブなどを用いて構成することも考えられるが、可撓性を持たせるためにガイドチューブの薄肉部の厚さを薄くしかつ外形も小さくすると、ガイドチューブの挿入方向における剛性が小さくなり、ガイドチューブの押し込みができず、逆にガイドチューブの薄肉部の厚さが厚いと、ガイドチューブの可撓性が小さくなってしまうという挿入性が悪くなる問題が生じる。
そこで、本発明は、ガイドチューブの挿入性を低下させることなく、耐薬品性を有するガイドチューブ及び内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様のガイドチューブは、チューブ体を有するガイドチューブであって、前記チューブ体は、耐薬品性を有し、内視鏡の挿入部を挿通可能な第1のチューブと、可撓性を有し、前記第1のチューブが挿通される螺旋管と、を有する。
本発明の一態様の内視鏡は、本発明のガイドチューブと、前記第1のチューブに挿通された前記挿入部とを有する。
本発明によれば、ガイドチューブの挿入性を低下させることなく、耐薬品性を有するガイドチューブ及び内視鏡を提供することができる。
本発明の実施の形態に係わる内視鏡装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係わるガイドチューブ4の外観構成図である。 本発明の実施の形態に係わるガイドチューブ4の先端部分の断面図である。 本発明の実施の形態に係わる、接続パイプとリング状部材とを一体にした部材21Aの構造を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態に係わるガイドチューブ4の先端部分の分解組立図である。 本発明の実施の形態の変形例1に係わるガイドチューブ4Aの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係わるガイドチューブ4Bの先端部分の断面図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係わるガイドチューブ4Bの先端部分の分解組立図である。 本発明の実施の形態の変形例3に係わるガイドチューブ4Cの先端部の斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例3に係わるガイドチューブ4Cの先端部の断面図である。 本発明の実施の形態の変形例4に係わるガイドチューブ4Dの構造を示す分解組立図である。 本発明の実施の形態の変形例5に係わる内視鏡装置の構成を示す構成図である。 図11のXII−XII線に沿ったガイドチューブ4Eの断面図である。 本発明の実施の形態の変形例5に係わる、コネクタ73に着脱可能な光源装置77を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例6に係わるガイドチューブ4Fの構成を示す斜視図である。 図14のXV−XV線に沿ったガイドチューブ4Fの断面図である。 本発明の実施の形態の変形例7に係わるガイドチューブ4Gの構成を示す構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係わる内視鏡装置の構成を示す構成図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、内視鏡2と、内視鏡2に接続された本体装置3と、ガイドチューブ4とにより主要部が構成されている。ガイドチューブ4は、内視鏡2の挿入部5の外周部を覆うように装着される。
内視鏡2は、細長で可撓性を有する挿入部5と、挿入部5の基端部に接続された操作部6と、操作部6から延出された可撓性を有するユニバーサルコード7とにより主要部が構成されている。
操作部6は、レリーズボタンなどの各種操作ボタンと、挿入部5の湾曲部5b(後述)の湾曲操作用のジョイスティック6aとを有している。
挿入部5は、挿入部5の先端から順に、硬質な先端部5aと、操作部6のジョイスティック6aの傾倒操作により、例えば上下/左右方向に湾曲される湾曲部5bと、可撓性部材にて形成された長尺な可撓管部5cとが連設されており、可撓管部5cの基端部が操作部6に接続されて構成されている。
先端部5aの先端面には、図示しないが、観察光学系である撮像レンズが設けられているとともに、先端部5a内に、CCD等の撮像素子を有する撮像ユニット、LED等の発光素子が設けられている。
操作部6から延出したユニバーサルコード7の端部が接続された装置本体10は、例えば箱状を有しており、外装筐体により覆われた内部には、画像処理用のCPU等の電気部品や、上述したLEDに電源を供給する図示しないバッテリユニット、内視鏡画像を記録する記憶装置等が配設されている。
また、内視鏡2の撮像素子により撮像された内視鏡画像を表示するモニタ3aが、本体装置3の外装筐体に対して開閉自在に固定されている。尚、モニタ3aは、外装筐体に対し着脱自在であっても構わない。
ユーザは、操作部6のレリーズボタンを操作することによって、撮像ユニットにより被写体像の画像を、本体装置3の記憶装置に記録することができる。
ガイドチューブ4は、内視鏡2の挿入部5に対して取り付け可能に構成されている。ユーザは、内視鏡2の挿入部5をガイドチューブ4の基端部から内部に挿入し、ガイドチューブ4内に挿入部5を配置させた状態で、検査対象である配管内にガイドチューブ4を挿入する。言い換えれば、ガイドチューブ4付きの挿入部5が、検査対象内に挿入される。
図2は、ガイドチューブ4の外観構成図である。図3Aは、ガイドチューブ4の先端部分の断面図である。図4は、ガイドチューブ4の先端部分の分解組立図である。
細長のガイドチューブ4は、細長のチューブ体10を有し、チューブ体10は、螺旋管11と、螺旋管11内に挿通されたチューブ12とを有して構成されている。ガイドチューブ4は、例えば数メートルの長さを有する。
螺旋管11は、可撓性を有し、チューブ12が挿通される。螺旋管11は、図2及び図3Aに示すように、断面が凹凸形状を有する帯状部材を、凹部と凸部が噛み合うように巻回して構成された、金属製のケーシングチューブであり、外力や重力によって曲がる可撓性を有している。
さらに、螺旋管11は、ケーシングチューブであるため、巻回された帯状部材間の隙間を介して外側から内側へ液体が通り抜けできる構造を有している。すなわち、螺旋管11は、表面に隙間を有する構造とすることにより柔軟性を有するもので液体を透過する部材である。
チューブ12は、内視鏡2の挿入部5を挿通可能である。
また、チューブ12は、耐薬品性を有する材料からなり、ここではPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる。PTFEは、耐薬品性の高い樹脂である。チューブ12は、PTFE以外の材料、例えば、ポリオレフィン、PEEKあるいはポリアミドなどでもよい。
チューブ12の先端部には、チューブ13が接続されている。チューブ13も、耐薬品性を有する材料からなり、ここでは内部に多数の気泡を含む発泡性のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる、例えば発泡フッ素チューブである。チューブ13は、内視鏡2の挿入部5をガイドチューブ4内に挿入したときに湾曲部5bがチューブ13内に配置されるような長さを有する。チューブ13は、例えば、5mm〜10mmの長さを有する。
また、チューブ13は、発泡チューブであるため、湾曲部5bの湾曲動作がスムーズに行われるような柔らかさを有している。チューブ12と13の内径は、内視鏡2の挿入部5が挿通可能な大きさを有している。
以上のように、チューブ13は、チューブ12の先端部に接続され、チューブ12の先端部から突出した挿入部5が挿通可能であり、かつチューブ12よりもヤング率が小さい。
チューブ12と13が連結される部分には、金属製の接続パイプ21が内挿されている。接続パイプ21の基端側外周部には、周状凸部21aが形成され、接続パイプ21の先端側外周部には、周状凸部21bが形成されている。チューブ12の先端部が接続パイプ21の基端部に外挿されている。チューブ12の先端部の外周部分に、周状凸部21aよりも先端側に糸が巻回されかつ接着剤が塗布された糸巻き部22が設けられ、糸巻き部22により、チューブ12の先端部は、接続パイプ21に固定される。なお、チューブ12の先端部と接続パイプ21の固定は、接着剤を用いてもよい。接続パイプ21の内径も、内視鏡2の挿入部5が挿通可能な大きさを有している。
チューブ13の基端部が接続パイプ21の先端部に外挿される。リング状部材23の中央孔に、チューブ13が挿通されている。リング状部材23の内径は、チューブ13の外形と略同じである。リング状部材23を、基端方向へ動かして、接続パイプ21の基端部の位置に配置させたときに、接続パイプ21の周状凸部21bがチューブ13を押圧して、リング状部材23の内壁部と接続パイプ21の外周部によって、チューブ13は挟持されて固定される。
リング状部材23は、複数の凸部23aを外周部に有している。螺旋管11の内周面の凹部に複数の凸部23aが嵌まり込むように、螺旋管11の先端部を回動させながら螺旋管11をリング状部材23に外挿することによって、螺旋管11の先端部は、リング状部材23に固定される。
螺旋管11を、リング状部材23の凸部23aに嵌まる方向とは逆方向に回動させて、リング状部材23から外し、リング状部材23をチューブ13の先端方向に移動させることによって、チューブ13を、接続パイプ21から取り外すことができる。
すなわち、チューブ13は、チューブ12の先端部に対して着脱可能に接続されている。
螺旋管11の基端部には、挿入部5をガイドチューブ4に対して固定するための固定部31が設けられている。
固定部31は、螺旋管11の基端部に接続され、把持部32と、回動部33と、回動部33の基端側に設けられた折れ止め部34とを有して構成されている。
把持部32は、円筒形状を有し、樹脂あるいはステンレス等の金属からなる。把持部32には、螺旋管11の基端部及びチューブ12の基端部が螺子あるいは接着剤などで固定されている。
把持部32の基端側には、外周部に雄螺子部32aが形成されている。雄螺子部32aのさらに基端側には、互いに間隔を持って形成された複数の延出部32bが設けられている。
回動部33は、円筒形状を有し、樹脂あるいはステンレス等の金属からなる。回動部33の先端側内周面には、雌螺子部33aが形成されており、把持部32の雄螺子部32aと螺合可能となっている。
折れ止め部34は、ステンレス等の金属の密巻きコイルであり、ガイドチューブ4内に挿入された挿入部5が応力を受けても、大きな角度で折れ曲がらないようにするための部材である。
雌螺子部33aと雄螺子部32aを螺合させて回動部33を所定の方向に回動させると、複数の延出部32bは、回動部33の内壁により内側へ押圧される。よって、ガイドチューブ4内に挿通された挿入部5を軸方向に沿って動かないように固定するときは、ユーザは、回動部33を所定の方向に回動させる。その結果、複数の延出部32bによって、挿入部5の外周部が押圧されて、挿入部5は、ガイドチューブ4に対して固定される。
ユーザが上記所定の方向とは逆方向に回動部33を回動すると、複数の延出部32bは、挿入部5の外周部を押圧しなくなるので、ユーザは、挿入部5をガイドチューブ4から引き抜くことができる。
なお、把持部32及び回動部33は、ポリカーボネイト等の樹脂製でもよい。
図3A及び図4に示すように、チューブ13の先端部には、リング状部材である内リング41が固定されている。具体的には、内リング41は、ステンレス等の金属製であり、基端側の外周部に段差部41aを有し、段差部41aには、周状凸部41bが形成されている。チューブ13の先端部は、周状凸部41bを覆うように内リング41に外挿される。
内リング41は、先端側の内周部に段差部41cを有する。段差部41cと円板状のカバーガラス43によってOリング42を挟むように、カバーガラス43が、段差部41c内に配設される。カバーガラス43は、挿入部5の先端部5aが配置される位置に設けられている。
内リング41の先端部には、カバーガラス43を押さえるためのリング状部材である押さえ管44が固定されている。押さえ管44は、ステンレス等の金属製である。押さえ管44は、先端側に外向フランジ44aを有する筒状部材である。押さえ管44の基端側外周部には雄螺子部44bが形成されている。内リング41の先端側内周面に雌螺子部41dが設けられており、内リング41の雌螺子部41dと押さえ管44の雄螺子部44bとを螺合させることにより、カバーガラス43は、押さえ管44とOリング42により挟持されて固定される。
筒状部材である外リング45に、チューブ13が外リング45の中央孔に嵌合するように挿通されており、図3Aに示すように、外リング45の基端側内周部には、周状凸部45aが形成されている。外リング45は、ステンレス等の金属製である。
外リング45の先端側内周面には、雌螺子部(図示せず)が形成されている。上述した内リング41の先端側外周面には、雄螺子部41eが形成されている。外リング45をチューブ13の先端側に移動させて、外リング45の雌螺子部と内リング41の雄螺子部41eを螺合させると、チューブ13は、周状凸部45aと周状凸部41bとにより咬み合わされるようにして内リング41と外リング45に固定される。
内視鏡2の挿入部5の先端部5aは、内リング41とカバーガラス43により形成された空間内に配置される。挿入部5の湾曲部5bは、チューブ13内に配置される。挿入部5の可撓管部5cは、チューブ12内に配置される。
なお、ここでは、内視鏡2が直視型の内視鏡であるため、先端部5aの先端方向にカバーガラス43が、配設されているが、側視型の内視鏡の場合は、内リング41と外リング45の側面に開口部が形成され、その開口部にカバーガラスは配設される。すなわち、先端部5aの横方向にカバーガラスが配設され、側視型の内視鏡の観察窓に被写体からの光が入射する。
(作用)
溶剤などの薬品が通る配管内にガイドチューブ4を挿入する前に、内視鏡2の挿入部5をチューブ12及び13内に通した状態で、固定部31の回動部33を回わして、挿入部5をガイドチューブ4に対して固定しておく。
ユーザは、ガイドチューブ4の先端部から配管内に挿入し、ガイドチューブ4の把持部32を持ってガイドチューブ4を押し込みながら、配管内を検査していく。
配管は複雑に曲がっている場合もあるが、螺旋管11は、軸方向に対する剛性は高いので、ガイドチューブ4を先端方向に押し込んだときには、ガイドチューブ4は、座屈し難く、ガイドチューブ4を曲がった配管においても配管の奥へ進め易い。
チューブ12単独では、フレキシブルとするには薄肉とする必要があり、押し込み時にチューブ12が座屈し易いが、外側に螺旋管11を設けることで座屈しにくくなる。しかも、螺旋管11とチューブ12とは、その間にスライド可能なように若干隙間を設けて設置することで柔軟性を持たせることができる。
また、エルボなどの急な湾曲部分にガイドチューブ4の先端部があって、配管の奥へ進めたい場合にも、螺旋管11を軸回りに回すことによって、ガイドチューブ4を配管の奥へ前進させることができる。
なお、内視鏡2を固定部31で固定しつつ、しかも把持部32の雄螺子部32aを根元で空回りする構造とすることで螺旋管11を同じ方向に回転する量を大きくすることが可能となる。また用途に応じて、雄螺子部32aを側面から螺子等で固定したり、解除したりすることを選択することでも良い。
さらに、配管内に流れる液体によっては、液体が結晶化して、結晶化した物質が配管の内壁に強固に付着して、ガイドチューブの外周面との摩擦抵抗が大きくなる場合もある。そのような場合でも、ユーザは、螺旋管を軸回りに回動させながら、押し込むと、ガイドチューブを配管の奥へ前進させることができる。
また、チューブ13は、いわゆる発泡チューブであり、チューブ12よりも可撓性が高い、すなわちチューブ13は、ヤング率が小さく曲がり易いので、湾曲部5bの湾曲動作に対する抵抗は小さい。
さらにまた、チューブ13は、チューブ12に対して着脱可能となっているので、挿入部5の湾曲部5bの湾曲動作により、チューブ13が劣化した場合には、チューブ13を交換可能である。
なお、図3Bに示すようにチューブ13とチューブ12の連結部分として、接続パイプ21とリング状部材23とを一体にした構造でも良い。図3Bは、接続パイプとリング状部材とを一体にした部材21Aの構造を示す部分断面図である。部材21Aが複数の凸部23aを有している。この場合、チューブ13と部材21Aの接続は、リング状部材23Aにより行われているが、その接続は、リング状部材23A以外の部材あるいは方法、例えば糸しばり接着でも良い。
なお、上述した例では、螺旋管として、ケーシングチューブが用いられているが、ケーシングチューブに代えて、密巻きコイルを用いてもよい。
以下、上述した実施の形態の変形例について説明する。
以下の変形例では、上述した実施の形態のガイドチューブと同じ構成要素については、同じ符号を付して説明は省略する。
(変形例1)
上述した実施の形態では、チューブ12の先端部に、チューブ13が接続されているが、チューブ12を設けずに、チューブ13を長くして、螺旋管11内に配設するようにしてもよい。
図5は、変形例1に係わるガイドチューブ4Aの構成を示す斜視図である。
図5に示すように、チューブ13Aは、螺旋管11の長さの分だけさらに長く形成されており、チューブ12に代わって、螺旋管11内にも延出して挿通されている。よって、チューブ体10は、チューブ13Aと螺旋管11により構成される。
すなわち、発泡チューブであるチューブ13Aを長くして、チューブ13Aは、チューブ13Aの基端部が固定部31において固定され、チューブ13Aの先端部が螺旋管11の先端部から突出するような長さにする。
このような構成のガイドチューブ4Aによれば、上述した実施の形態のようにチューブ13Aの交換をすることができないが、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、チューブ13の先端部では、内リング41の先端側からOリング42とカバーガラス43が内リング41内に装着されているが、本変形例2においては、内リング41の基端側からOリング42とカバーガラス43が内リング41内に装着される。
図6は、本変形例2に係わるガイドチューブ4Bの先端部分の断面図である。図7は、本変形例2に係わるガイドチューブ4Bの先端部分の分解組立図である。
内リング41Aは、先端側に内向フランジ41Aaを有する。シール部材としてのOリング42とカバーガラス43が内リング41Aの基端側から内側に挿入されて配設される。外周部に雄螺子部44Aaを有する押さえ管44Aが、内向フランジ41Aaの基端側から内リング41Aの内側に挿入される。内リング41A及び押さえ管44Aは、ステンレス等の金属製である。
雌螺子部41Abが内リング41Aの内周面に設けられている。内リング41Aの内周面に設けられた雌螺子部41Abと押さえ管44Aの雄螺子部44Aaを螺合させると、Oリング42とカバーガラス43は、内向フランジ41Aaに当接して、内向フランジ41Aa内に固定される。
内リング41Aは、基端側の外周部に段差部41Acを有し、段差部41Acには、周状凸部41Adが形成されている。チューブ13の先端部は、周状凸部41Adを覆うように内リング41Aに外挿される。
内リング41Aは、段差部41Acよりも先端側に周状凸部41Aeを有している。筒状部材である外リング45Aは、先端側に内向フランジ45Aaを有している。外リング45Aは、ステンレス等の金属製である。雄螺子部41Afが内リング41Aの先端側外周面に設けられ、雌螺子部45Abが外リング45Aの内向フランジ45Aaの内周面に設けられている。
外リング45Aを内リング41Aの先端側から外挿させて、外リング45Aの基端側内周面と内リング41Aの周状凸部41Adによりチューブ13の先端部を押圧しながら挟持して、内リング41Aの雄螺子部41Afと外リング45Aの雌螺子部45Abとを螺合させると、外リング45Aは、内リング41Aに固定される。
本変形例によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例3)
上述した実施の形態では、ガイドチューブは、先端にカバーガラスを有しているが、本変形例3のガイドチューブ4Cは、カバーガラスを有していない。
図8は、本変形例3に係わるガイドチューブ4Cの先端部の斜視図である。図9は、本変形例3に係わるガイドチューブ4Cの先端部の断面図である。
本変形例3では、ガイドチューブ4Bの先端部にはカバーガラスが設けられておらず、ガイドチューブ4Bの先端部は開口4Caを有しており、開口4Baから内視鏡2の挿入部5が突出可能となっている。
挿入部5の先端部5aがガイドチューブ4Cの開口4Caから突出してもよいが、ここでは、先端部5aに光学アダプタ8が装着されている。光学アダプタ8は、ステンレス等の金属製であり、先端部5aに対して着脱可能であり、観察窓8aと照明窓8bを有している。観察窓8aに入射した光は、光学アダプタ8内の光学系を介して先端部5aの観察窓へ出射する。照明窓8bは、先端部5aの照明窓からの照明光を、光学アダプタ8内の光ファイバ束からなるライトガイドを介して出射する。
光学アダプタ8は、薬品などに晒されるため金属製の筐体が劣化する虞があるが、先端部5aに対して着脱可能であるので、劣化した場合は交換可能である。
チューブ13の先端部は、ステンレスなどの金属製の固定リング51の中央孔に嵌合するようにして挿通され、接着剤によりチューブ13の表面に対して固定されている。固定リング51の基端側にはOリング52が配設されている。チューブ13が止めリング53の中央孔に挿通され、Oリング52の基端側に、止めリング53が配設されている。
固定リング51の基端側外周面には、雄螺子部(図示せず)が形成されており、止めリング53の先端側内周面には、固定リング51の雄螺子部と螺合する雌螺子部(図示せず)が形成されている。Oリング52を圧接するように止めリング53を回わすと、Oリング52が変形して、チューブ13の外周面を押圧して、光学アダプタ8がチューブ13に対して固定される。
よって、挿入部5をチューブ13の先端の開口部から所望の量だけ突出させて、止めリング53を回すことによって、ユーザは、チューブ13の先端部から突出した光学アダプタ8をチューブ13に対して固定可能となっている。
本変形例によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例4)
上述した実施の形態では、内視鏡2の挿入部5の先端部は、チューブ13により保護されているが、本変形例4では、チューブ13の内側にさらに耐薬品性を有するチューブを設け、挿入部5の先端部分が二重のチューブで保護される。
図10は、本変形例4に係わるガイドチューブ4Dの構造を示す分解組立図である。
チューブ13の先端部には、段差部13aが形成されており、その段差部13aは、外口金61の中央孔に挿通され、かつ外口金61は接着剤により段差部13aに固定されている。
チューブ13の内側には、チューブ62が挿通されている。チューブ62は、耐薬品性を有する材料からなり、ここではPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる。チューブ62は、挿入部5が挿通可能である。
チューブ62の先端部の外周部には、止め輪63が設けられ、接着剤で固定されている。
円筒形状の内口金64は、基端側に段差部64aを有しており、カバーガラス43が内口金64の先端側の内部に固定されている。内口金64の段差部64aには、チューブ62が外挿されて、チューブ62は、止め輪63により段差部64aに密着して固定される。
外口金61の先端側内周面には、雌螺子部(図示せず)が設けられており、内口金64の基端側外周面には、雄螺子部64bが設けられている。外口金61の雌螺子部と内口金64の雄螺子部64bとを螺合させることにより、内口金64は外口金61に対して固定される。
チューブ62の基端部は、接続パイプ21(図3A)に固定されている。
二重構造のチューブの場合、湾曲部5bが湾曲可能なように、チューブ62の薄肉部の厚さは、50ミクロン程度である。
以上のような構成によれば、ガイドチューブ4Cのチューブ13の部分は、チューブ13と62の二重チューブ構造となるので、耐薬品性がより高まる。
本変形例によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
発泡フッ素チューブのチューブ13は、柔軟であるが外から液体が進入する可能性が通常のPTFEよりも高い。また、PTFEは外からの液体の進入は少ないが、肉厚が厚くなると柔軟性がなくなる。チューブ62は50ミクロン程度という薄肉とすることで柔軟性を有するがより座屈しやすくなり、表面が切れやすくなってしまう。そのデメリットをお互いにカバーするように2重とすることで外からの摩擦等でPTFEが切れにくく、全体に柔軟性を持たせることが可能となる。
(変形例5)
上述した実施の形態では、被写体への照明は、内視鏡の先端部に設けられた照明窓から出射されているが、本変形例では、ガイドチューブ4Dの先端部に照明部が設けられ、ガイドチューブが照明光を出射する。
図11は、本変形例5に係わる内視鏡装置の構成を示す構成図である。図10では、内視鏡の操作部6及び本体装置3は省略されている。図12は、図11のXII−XII線に沿ったガイドチューブ4Eの断面図である。
図11に示すように、チューブ13の先端には、口金71が固定されており、口金71の先端面には、観察窓71aが形成されており、観察窓71aにはカバーガラス43が設けられており、内視鏡2の先端部の観察窓は、カバーガラス43を通して被写体からの光を受光できるようになっている。
さらに、照明窓71bが口金71の先端面に設けられている。照明窓71bの後側には、光ファイバ束からなるライトガイド72の先端面が配設され、ライトガイド72の先端面から出射される照明光は、照明窓71bから出射される。照明窓71bが照明部を構成する。よって、図12に示すように、チューブ13内には、チューブ62Aとライトガイド72が挿通している。
観察窓71aの後側には、チューブ62Aの先端部が固定されている。チューブ62Aは、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる。チューブ62Aの基端部は、固定部31において固定されている。よって、固定部31の基端部から挿入された挿入部5は、螺旋管11及びチューブ13の内部に挿通されたチューブ62A内に挿通可能で、ユーザは、先端部5aを口金71の観察窓71aの後側に配設させることができる。
固定部31の把持部32Aには、コネクタ73が設けられており、コネクタ73からライトガイドチューブ74が把持部32Aから延出している。ライトガイドチューブ74の先端部には、ライトガイドコネクタ75が設けられている。
ライトガイドコネクタ75は、光源装置76のコネクタ76aと接続可能となっている。ライトガイド72は、チューブ13、螺旋管11及びライトガイドチューブ74内に配設されており、ライトガイド72の一端が口金71の照明窓71bの後側に配設され、他端は、ライトガイドコネクタ75に配設されている。
よって、光源装置76から出射された照明光は、ライトガイドコネクタ75から、ライトガイド72を通って照明窓71bから出射される。
本変形例によれば、ガイドチューブ4Dの照明光を用いて、被写体を照明することができ、例えば、光量が足りないとき等に補助光としてガイドチューブ4Dの照明光を用いることができる。
なお、光源装置は、コネクタ73に着脱可能な構成を有していてもよい。
図13は、本変形例5に係わる、コネクタ73に着脱可能な光源装置77を説明するための斜視図である。
光源装置77は、図11のようなライトガイドチューブを有しておらず、内部に光源素子と電源を有し、コネクタ73に着脱可能な構成を有している。よって、ユーザは、必要なときに、光源装置77をコネクタ73に接続して、光源装置77の照明光を利用することができる。
本変形例によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例6)
本変形例6は、ガイドチューブが吸引機能若しくは送気機能を有する。
図14は、本変形例6に係わるガイドチューブ4Fの構成を示す斜視図である。図15は、図14のXV−XV線に沿ったガイドチューブ4Fの断面図である。
ガイドチューブ4Fは、螺旋管11とチューブ13の内部に、チューブ62Bが挿通されている。
チューブ13の先端には、例えば、ステンレス、ニッケル、チタン合金等の多孔質金属であり、気孔径が1〜100ミクロンの多孔質体の先端部材81が固定されている。先端部材81は、円筒形状を有し、中央部に孔81aを有している。また、この多孔質金属の内側にパイプ材を設けることで、前方または側方のみから吸引するようにでき、選択的に吸引部を決めることが可能である。さらに、金属の代わりに多孔質セラミック、軽石等でも良い。
先端部材81の基端側には、チューブ13が固定されている。チューブ13の内側には、チューブ13の内径よりも小さな外径を有するチューブ62Bが挿通されており、挿入部5は、チューブ62B内に挿通可能となっている。チューブ62Bは、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる。
チューブ62Bの内部空間と先端部材81の中央の孔81aとが連通するように、チューブ62Bは、先端部材81と接続されて固定されている。
円筒形状の軸に直交する先端部材81の断面の形状は、リング状であり、先端部材81は、円筒形状の軸方向に貫通する複数の孔81bを有している。各孔81bは、リング状の先端部材81の基端面から先端面までに貫通している。
図15に示すように、チューブ13の内周面とチューブ62Bの外周面との間には、空間82が形成されるように、チューブ13の先端部とチューブ62Bの先端部は、先端部材81に固定される。
チューブ62Bの基端部は、挿入部5を折れ止め部34の基端から挿入して、チューブ62Bの内側に通すことができるように、固定部31に対して固定されている。
把持部32Bには、継手83が設けられている。継手83には、チューブ84の一端が接続されている。チューブ84の他端には、吸引手段あるいは送気手段のための装置85が設けられている。装置85には、ポンプ86が接続されている。
チューブ84の内部と、チューブ13内の空間82とは連通している。
ガイドチューブ4Fが吸引機能を有する場合、ポンプ86を駆動すると、装置85は、チューブ84内の空気を吸引する。チューブ84内の空気が吸引されると、空間82と連通する各孔81bの先端部が吸引口となって、配管内の空気あるいは異物を吸引することができる。先端部材81の外周面の多孔質の多数の小さな孔からも、空気などは吸引される。
よって、検査中に異物を吸引して除去して、配管の内面の検査を行うことができる。
ガイドチューブ4Fが送気機能を有する場合、ポンプ86を駆動すると、装置85は、チューブ84内に空気を吐出する。チューブ84内に空気が吐出されると、空間82と連通する各孔81bの先端部が空気の吐出口となって、配管内の異物を拭き飛ばすことができる。先端部材81の外周面の多孔質の多数の小さな孔からも空気は吐出する。 すなわち、ガイドチューブ4Fは、先端部に設けられた吸引口あるいは吐出口を有し、ガイドチューブ4Fは、吸引口あるいは吐出口に接続された吸引あるいは送気用の空間部を内部に有する。
よって、本変形例のガイドチューブは、内視鏡検査中に、異物の除去を行うことができると共に、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例7)
上述した実施の形態では、チューブ13の基端部には、チューブ12が接続されて、螺旋管11内に設けられているが、本変形例7では、チューブ13の基端部に、連設された複数のチューブ12Aを有し、連設された複数のチューブ12Aが螺旋管11内に挿通されて、各チューブ12Aの両端に固定された螺旋管11の硬度が部分的に変更できる。
図15は、本変形例7に係わるガイドチューブ4Gの構成を示す構成図である。
チューブ13の基端部には、複数のチューブ12Aが口金91を介して連設されて固定されている。チューブ13に接続された第1のチューブ12Aの基端部には、第2のチューブ12Aの先端部が口金91を介して接続されて固定されている。そして、同様にして、図15に示すように、隣り合う2つのチューブ12Aを口金91により連結するようにして、複数のチューブ12Aが連設されて固定されている。
各チューブ12Aは、耐薬品性を有する材料からなり、ここではPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる。
各口金91の外周面には、1又は2以上の凸部91aが設けられており、各口金91は螺旋管11に係合可能となっている。
連設された複数のチューブ12Aの外周を覆うように、螺旋管11が、複数のチューブ12Aの基端部から外挿される。
螺旋管11の内周面には、上述したように、凹凸部が形成されているので、各口金91の凸部91aに螺旋管11の内周面の凹部を係合させることができる。
最先端のチューブである第1のチューブ12Aの先端側の口金91の凸部91aを、螺旋管11の先端部分の凹部と係合させる。次に、先端から2番目のチューブ12Aと第1のチューブ12Aの基端部との接続部である口金91の凸部91aと、螺旋管11の内周面の凹部とが係合される。
以下同様にして、3番目の口金91から基端方向に向かって順番に、各口金91の凸部91aを螺旋管11の内周面の凹部と係合させていく。
各口金91の凸部91aに螺旋管11の内周面の凹部と係合させるときに、隣り合う2つの口金91間の螺旋管11の部分を軸方向において圧縮するように螺旋管11を回動させて基端側の口金91の凸部91aと螺旋管11の内周面の凹部と係合させたり、逆に、隣り合う2つの口金91間の螺旋管11の部分を軸方向において圧縮しないで緩くなるように螺旋管11を回動させて基端側の口金91の凸部91aと螺旋管11の内周面の凹部と係合させたりすることができる。
隣り合う2つの口金91間の螺旋管11の部分を軸方向において圧縮するように螺旋管11を回動させて基端側の口金91の凸部91aと螺旋管11の内周面の凹部と係合させると、螺旋管11の部分は、軸方向において圧縮されているので、曲がり難い、すなわち螺旋管11の硬度が高くなる。
逆に、隣り合う2つの口金91間の螺旋管11の部分を軸方向において圧縮しないで緩くなるように螺旋管11を回動させて基端側の口金91の凸部91aと螺旋管11の内周面の凹部と係合させると、螺旋管11の部分は、軸方向において圧縮されていないので、曲がり易い、すなわち螺旋管11の硬度が低くなる。
よって、螺旋管11は、部分的に硬度の高い部分と硬度の低い部分とを有することができる。
例えば、配管の形状に応じて、螺旋管11の一部の硬度を高くしたり、低くしたり、あるいは、螺旋管11に硬度の高い部分と硬度の低い部分を形成することによって、ガイドチューブ4Fの挿入性を向上させることができる。
本変形例によっても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上のように、上述した実施の形態及び各変形例によれば、ガイドチューブの挿入性を低下させることなく、耐薬品性を有するガイドチューブ及び内視鏡を提供することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 内視鏡装置、2 内視鏡、3 本体装置、3a モニタ、4、4A、4B、4C、4D、4E、4F ガイドチューブ、4Ca 開口、5 挿入部、5a 先端部、5b 湾曲部、5c 可撓管部、6 操作部、6a ジョイスティック、7 ユニバーサルコード、8 光学アダプタ、8a 観察窓、8b 照明窓、10 装置本体、11 螺旋管、12、12A、13、13A チューブ、13a 段差部、21 接続パイプ、21a、21b 周状凸部、22 糸巻き部、23 リング状部材、23a 凸部、31 固定部、32、32A、32B 把持部、32a 雄螺子部、32b 延出部、33 回動部、33a 雌螺子部、34 折れ止め部、41、41A 内リング、41Aa 内向フランジ、41Ab 雌螺子部、41Ac 段差部、41Ad、41Ae 周状凸部、41Af 雄螺子部、41a 段差部、41b 周状凸部、41c 段差部、41d 雌螺子部、41e 雄螺子部、42 Oリング、43 カバーガラス、44、44A 押さえ管、44Aa 雄螺子部、44a 外向フランジ、44b 雄螺子部、45、45A 外リング、45Aa 内向フランジ、45Ab 雌螺子部、45a 周状凸部、51 固定リング、52 Oリング、53 止めリング、61 外口金、62、62A、62B チューブ、63 止め輪、64 内口金、64a 段差部、64b 雄螺子部、71 口金、71a 観察窓、71b 照明窓、72 ライトガイド、73 コネクタ、74 ライトガイドチューブ、75 ライトガイドコネクタ、76 光源装置、76a コネクタ、77 光源装置、81 先端部材、81a、81b 孔、82 空間、83 継手、84 チューブ、85 装置、86 ポンプ、91 口金、91a 凸部。

Claims (11)

  1. チューブ体を有するガイドチューブであって、
    前記チューブ体は、
    耐薬品性を有し、内視鏡の挿入部を挿通可能な第1のチューブと、
    可撓性を有し、前記第1のチューブが挿通される螺旋管と、
    を有することを特徴とするガイドチューブ。
  2. 前記第1のチューブの先端部に接続され、前記第1のチューブの先端部から突出した前記挿入部が挿通可能な第2のチューブを有し、
    前記第2のチューブは、前記第1のチューブよりもヤング率が小さいことを特徴とする請求項1に記載のガイドチューブ。
  3. 前記第2のチューブは、前記第1のチューブの先端部に対して着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のガイドチューブ。
  4. 前記螺旋管は、液体を透過する部材であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のガイドチューブ。
  5. 前記螺旋管は、ケーシングチューブあるいは密巻きコイルであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のガイドチューブ。
  6. 前記挿入部の先端部が配置される位置に設けられたカバーガラスを有することを特徴とする請求項2に記載のガイドチューブ。
  7. 前記挿入部の先端部が配置される位置に設けられた照明部を有することを特徴とする請求項6に記載のガイドチューブ。
  8. 前記第2のチューブ内に配設された第3のチューブを有し、
    前記挿入部は、前記第3のチューブ内に挿通可能であることを特徴とする請求項2に記載のガイドチューブ。
  9. 前記ガイドチューブの先端部に設けられた吸引口あるいは吐出口を有し、
    前記ガイドチューブは、前記吸引口あるいは前記吐出口に接続された吸引あるいは送気用の空間部を内部に有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のガイドチューブ。
  10. 前記螺旋管は、部分的に硬度の高い部分と硬度の低い部分とを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のガイドチューブ。
  11. 請求項1から10のいずれか1つに記載のガイドチューブと、前記第1のチューブに挿通された前記挿入部とを有する内視鏡。
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