JP2021168711A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の手技に必要な送液および排液の流体量を確保でき、より細径な挿入部を備えた内視鏡の提供。【解決手段】 内視鏡1は、チューブ体の挿入部2と、挿入部2に接続され、液体Rを供給または吸引するコネクタ部22が設けられた操作部3と、挿入部2の先端に設けられ、観察部15および照明部16が設けられた光学ユニット10と、観察部15に接続された第1の伝送部材11と、照明部16に接続された第2の伝送部材12と、を有し、チューブ体2の内部の空間A全体が液体Rの流路を構成し、流路内に第1の伝送部材11および第2の伝送部材12が配設されている。【選択図】図1

Description

本発明は、被検体に対して送液または排液するチューブ状の挿入部を有する内視鏡に関する。
周知の如く、内視鏡は、生体の体内(体腔内)の観察、処置などまたは工業用のプラント設備内の検査、修理などのため広く用いられている。このような内視鏡は、細い管腔内に挿入部を挿入できるよう、細径の挿入部を有したものがある。
このような細径の挿入部を備えた内視鏡は、例えば、尿路結石を粉砕回収するために用いられる尿管鏡が知られている。この尿管鏡は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2016−187554号公報
ところで、尿路結石の治療に使われる尿管鏡としての内視鏡は、細径のレーザプローブを使って結石を細かく粉砕して、送液により尿管から結石を自然排出させたり、送液後に吸引して排液したりする手技が行われる。
しかしながら、従来の内視鏡は、細径のレーザプローブを使用しても、視野確保のための送液量を確保しなければならず、送液管路の内径を小さくするには限界があるという課題があった。そのため、従来の内視鏡は、挿入部の外径を小さくできず、挿入部の細径化に限界があるという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、所定の手技に必要な送液および排液の流体量を確保でき、より細径な挿入部を備えた内視鏡を提供することを目的としている。
本発明の一態様における内視鏡は、チューブ体の挿入部と、前記挿入部に接続され、液体を供給または吸引するコネクタ部が設けられた操作部と、前記挿入部の先端に設けられ、観察部および照明部が設けられた光学ユニットと、前記観察部に接続された第1の伝送部材と、前記照明部に接続された第2の伝送部材と、を有し、前記チューブ体の内部の空間全体が前記液体の流路を構成し、前記流路内に前記第1の伝送部材および前記第2の伝送部材が配設されている。
本発明によれば、所定の手技に必要な送液および排液の流体量を確保でき、より細径な挿入部を備えた内視鏡を実現できる。
本実施の形態の内視鏡の構成を示す平面図 同、挿入部の先端分部の構成を示す斜視図 同、湾曲管の構成を示す斜視図 同、光学ユニットの構成を示す斜視図 同、挿入部の先端分部の構成を示す断面図 同、図5のVI−VI線に沿った挿入部の断面図 同、操作部の構成を示す断面図 同、変形例の挿入部の先端分部の構成を示す斜視図 同、変形例の光学ユニットの構成を示す斜視図 同、変形例の操作部の構成を示す断面図
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明に用いる図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。また、以下の説明においては、図の紙面に向かって見た上下方向を構成要素の上部および下部として説明している場合がある。
図1は、一態様の内視鏡の構成を示す平面図、図2は挿入部の先端分部の構成を示す斜視図、図3は湾曲管の構成を示す斜視図、図4は光学ユニットの構成を示す斜視図、図5は挿入部の先端分部の構成を示す断面図、図6は図5のVI−VI線に沿った挿入部の断面図、図7は操作部の構成を示す断面図である。
先ず、本実施の形態の内視鏡について以下に説明する。なお、ここでの内視鏡は、尿路結石の治療などに用いられる尿管鏡を例示する。
図1に示すように、本実施の形態の内視鏡1は、挿入部2および操作部3を有している。
挿入部2は、樹脂製のチューブ体から形成されており、先端分部に湾曲部4と、この湾曲部4に連設された蛇管部5と、を有している。
なお、挿入部2は、湾曲部4を柔軟なチューブ体から形成し、蛇管部5をスパイラルチューブ、金属網管であるブレード、樹脂外皮などから形成される3層構造のトルクチューブとしてもよい。
さらに、蛇管部5がステンレスなどの金属管または硬質樹脂から形成されたものでもよく、所謂、硬性内視鏡の挿入部2としてもよい。
湾曲部4内には、超弾性管から形成された湾曲管6が配設されている。この湾曲管6は、ここでは2本の操作ワイヤ7,8のそれぞれの一端が接続されている。
挿入部2は、先端内周部に光学ユニット10が設けられている。この光学ユニット10からは、後述するイメージガイド11およびライトガイド12が延設されている。
操作部3は、2本の操作ワイヤ7,8の他端が接続される図示しないスプロケット、プーリーなどの湾曲操作機構を回動する湾曲操作レバー21が設けられている。即ち、湾曲操作レバー21の回動操作により、2本の操作ワイヤ7,8が牽引弛緩され、湾曲部4が上下2方向に湾曲する。
ここでは、湾曲部4は、上下の2方向に湾曲する構成を例示しているが、操作ワイヤ7,8を4本として上下左右の4方向に湾曲する構成としてもよい。
また、操作部3には、生理食塩水などの液体を供給または吸引する図示しないチューブが着脱自在な口金を有する流体コネクタ部22が設けられている。
光学ユニット10から延設するイメージガイド11およびライトガイド12は、挿入部2内に挿通される。これらイメージガイド11およびライトガイド12は、操作部3から延設されたケーブル9に収容される。
イメージガイド11およびライトガイド12は、ケーブル9の端末に設けられた内視鏡コネクタ(不図示)まで配設されている。この内視鏡コネクタは、外部機器である光源装置、ビデオプロセッサなどに接続される。
なお、操作部3は、接眼部を有した構成として、この接眼部にイメージガイド11が接続される構成としてもよい。
湾曲部4内に設けられる湾曲管6は、円筒状の超弾性合金パイプを主体とした部材である。この湾曲管6を構成する超弾性合金材としては、例えば、Ni−Ti(ニッケルチタン)、チタン合金、ベータチタン、純チタン、64チタン、A7075(アルミニウム合金)などである。また、湾曲管6は、樹脂パイプによって形成してもよい。
この湾曲管6は、図2および図3に示すように、周方向に延在する部分円弧状の長孔を基本形状とする複数の湾曲用スロット6aが所定の間隔で例えばレーザ加工などによって形成されている。これら複数の湾曲用スロット6aは、湾曲管6の長手方向に対して直交する方向の上下の位置に互い違いに形成されている。
なお、湾曲管6に接続された2本の操作ワイヤ7,8は、それぞれコイルチューブ7a,8aに挿通している。また、湾曲部4を湾曲する構造は、複数の湾曲駒が回動自在に連結された湾曲駒群の構成でもよいし、マルチルーメンチューブを用いた構成であってもよい。
光学ユニット10は、図4に示すように、観察窓となる観察光学系の観察レンズ15と、照明窓となる照明光学系の照明レンズ16と、が設けられたブロック体となっている。光学ユニット10は、観察レンズ15に入光する観察像を伝送するイメージガイド11および照明レンズ16から出射する照明光を伝送するライトガイド12が接続される。
観察レンズ15は、光学ユニット10に設けられた観察部を構成し、照明レンズ16は光学ユニット10に設けられた照明部を構成するものである。
イメージガイド11およびライトガイド12は、伝送部材であり、マルチコアの光ファイバ束、もしくはシングルコアの光ファイバに水密を保持する外皮が被覆されている。なお、観察レンズ15およびイメージガイド11によって撮像手段が構成され、照明レンズ16およびライトガイド12によって照明手段が構成される。
光学ユニット10は、挿入部2の先端の内周面に接着固定されている。そして、図5に示すように、光学ユニット10から延設するイメージガイド11およびライトガイド12は、挿入部2内において、保持されることなく挿通した状態で配設される。
また、2つの操作ワイヤ7,8の先端が湾曲管6の先端内周部の上下に設けられたワイヤ留17a,18aに固定され、コイルチューブ7a,8aの先端が湾曲管6の基端内周部の上下に設けられたコイル留17b,18bに固定されている。そして、2つの操作ワイヤ7,8がそれぞれに挿通する2つのコイルチューブ7a,8aは、挿入部2内において、保持されることなく挿通した状態で配設される。
即ち、イメージガイド11、ライトガイド12および2つのコイルチューブ7a,8aは、図6に示すように挿入部2内の空間Aにおいて固定されることなく、空間的に余裕のある状態で操作部3に向けて挿入部2内に挿通されている。
操作部3は、図7に示すように、内部に壁部25によって区分けされた2つ空間B,Cを有している。なお、空間Bは、流体コネクタ部22が連通する操作部3の内部空間である。
2つのコイルチューブ7a,8aの基端部分は、先端側の空間B側の壁部25で固定されている。これら2つのコイルチューブ7a,8aに挿通する2つの操作ワイヤ7,8は、壁部25を貫通する孔部27,29に挿入されて基端側の空間Cまで延設されており、湾曲操作機構(不図示)と接続されている。
2つの操作ワイヤ7,8は、空間C側に孔部27,29に挿入されるパイプ23,24が半田付などにより固定されている。なお、孔部27,29には、シール部材であるOリング26,28が設けられている。
即ち、2つのパイプ23,24は、Oリング26,28に外周面が密着することで水密が保持された状態で進退自在に配設されている。これにより、空間Bと空間Cの水密が保持される。
また、イメージガイド11およびライトガイド12は、空間B内から壁部25に形成された貫通孔25aに挿通して空間C内に延設されている。そして、接着剤13などが貫通孔25aに充填されることで空間Bと空間Cの水密が保持される。
このように、操作部3は、内部に水密が保持された2つの空間B,Cを有した構成となっている。即ち、操作部3は、空間Bから空間Cに液体が流れ込まない構造となっている。
以上のように構成された内視鏡1は、流体コネクタ部22にチューブが接続されて、流体Rである生理食塩水などが供給または体液、供給された生理食塩水などが吸引される。流体Rが流入または流出するときの流路は、挿入部2の内部の空間Aと操作部3の内部の空間Bとなる。
特に、挿入部2は、イメージガイド11、ライトガイド12および操作ワイヤ7,8がそれぞれ挿通する2つのコイルチューブ7a,8aが挿通する内部の空間Aの全体が流体Rの流路となる。
即ち、挿入部2がチューブ体から形成されており、このチューブ体内の同一の空間Aにイメージガイド11、ライトガイド12および操作ワイヤ7,8を含む2つのコイルチューブ7a,8aの構成要素が挿通して配設された構成となっている。
そして、挿入部2の内部の空間Aにおいて、挿通して配置される構成要素を除いた部分が全て流体の流路となる。
このように、内視鏡1は、挿入部2に送液吸引管路が設けられておらず、挿入部2の内部の空間Aが送液吸引管路を構成している。これにより、内視鏡1は、送液吸引管路を設ける際のコストも低減でき、安価な構成とすることができる。
さらに、内視鏡1は、例えば、尿管結石を粉砕した後に生理食塩水などの流体Rを供給したり、尿管内の流体Rを吸引したりする際に必要な流量を確保しても、挿入部2の内部の空間Aが流路となるため、挿入部2を従来よりも細径化することができる。その結果、内視鏡1は、挿入部2の外径を小さくして細径にできるため、被検体への挿入性が向上する構成となる。
(変形例)
図8は、変形例の挿入部の先端分部の構成を示す斜視図、図9は変形例の光学ユニットの構成を示す斜視図、図10は変形例の操作部の構成を示す断面図である。
図8に示すように、ここでの内視鏡1は、挿入部2の先端分部を砲弾形状などの斜めにカットされた形態として、挿入部2の被検体への挿入性を向上させた構成となっている。
また、挿入部2の先端部分に配設される光学ユニット10は、図9に示すように、観察部のレンズ一体型撮像素子31と、照明部の発光ダイオード(LED)32と、を実装したMolded Interconnect Device(MID)となっている。
この光学ユニット10は、レンズ一体型撮像素子31に接続された撮像ケーブル34およびLED32に接続された電気ケーブル35が延設する構成となっている。なお、撮像ケーブル34および電気ケーブル35は、伝送部材であり、外皮で覆われた防水構造となっている。
また、光学ユニット10は、先端と基端の両端面で開口する孔部33が形成されており、この孔部33に結石を粉砕するレーザプローブ41の先端分部が挿通して保持されている。この孔部33は、レーザプローブ41が進退できる程度にクリアランスを有するような小さな孔径となっている。
操作部3は、図10に示すように、プローブ挿通部36を有している。このプローブ挿通部36は、操作部3の内部の空間Bに連通しており、レーザプローブ41の進退時の水密を保持するシール部材であるOリング37が設けられている。
レーザプローブ41は、挿入部2の空間Aに挿通され、操作部3内の空間Bからプローブ挿通部36を通過するように操作部3外に延出されている。また、レーザプローブ41は、光学ユニット10の孔部33から抜けないように、操作部3内に位置する中途部にリング状のストッパ部材42が設けられている。
なお、レーザプローブ41の先端側に、光学ユニット10の孔部33から抜けないようにするストッパ部材を設けた構成としてもよい。
撮像ケーブル34および電気ケーブル35は、上述のイメージガイド11およびライトガイド12と同様に、空間B内から壁部25に形成された貫通孔25aに挿通して空間C内に延設されている。そして、接着剤13などが貫通孔25aに充填されることで空間Bと空間Cの水密が保持される。
以上のように構成された本変形例の内視鏡1は、挿入部2内の空間Aに撮像ケーブル34、電気ケーブル35およびレーザプローブ41の構成要素が挿通する構成であるため、上述の実施の形態と同様に、これら構成要素を除いた挿入部2内の空間A部分が全て流体の流路となる。
さらに、内視鏡1は、イメージガイド11およびライトガイド12よりも細い撮像ケーブル34、電気ケーブル35およびレーザプローブ41にすることができ、それら外径の差分だけ挿入部2の空間Aに流れる流体Rの送液量および排液量を増やせたり、流体Rの必要な流量に合わして挿入部2をより細径化したりすることができる。
また、レーザプローブ41は、処置部が設けられた先端分部が、従来のような挿入部2に設けられる比較的大径な処置具チャンネルから導出するものではなく、光学ユニット10のクリアランスが小さく設定された孔部33から導出するため、処置時のブレが生じ難く結石へ向けた狙撃性が向上する。
以上の実施の形態および変例に記載した内視鏡1は、構造を簡素化して安価に製造できるため、使用都度に破棄するディポーザブルとすることができる。なお、内視鏡1は、使用後、十分に洗浄消毒、滅菌などが行えれば、勿論リユースとしてもよい。
以上の実施の形態に記載した発明は、それらの形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得るものである。
例えば、各形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、述べられている課題が解決でき、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得るものである。
1…内視鏡
2…挿入部
3…操作部
4…湾曲部
5…蛇管部
6…湾曲管
6a…湾曲用スロット
7,8…操作ワイヤ
7a,8a…コイルチューブ
9…ケーブル
10…光学ユニット
11…イメージガイド
12…ライトガイド
13…接着剤
15…観察レンズ
16…照明レンズ
17a,18a…ワイヤ留
17b,18b…コイル留
21…湾曲操作レバー
22…流体コネクタ部
23,24…パイプ
25…壁部
25a…貫通孔
26,28,37…Oリング
27,29…孔部
31…レンズ一体型撮像素子
32…発光ダイオード
33…孔部
34…撮像ケーブル
35…電気ケーブル
36…プローブ挿通部
41…レーザプローブ
42…ストッパ部材
A,B,C…空間
R…流体

Claims (8)

  1. チューブ体の挿入部と、
    前記挿入部に接続され、液体を供給または吸引するコネクタ部が設けられた操作部と、
    前記挿入部の先端に設けられ、観察部および照明部が設けられた光学ユニットと、
    前記観察部に接続された第1の伝送部材と、
    前記照明部に接続された第2の伝送部材と、
    を有し、
    前記チューブ体の内部の空間全体が前記液体の流路を構成し、前記流路内に前記第1の伝送部材および前記第2の伝送部材が配設されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記挿入部に設けられた湾曲部と、
    前記湾曲部を湾曲操作する操作ワイヤと、
    を備え、
    前記操作ワイヤが前記流路内に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記光学ユニットに挿通して保持されるレーザプローブを備え、
    前記レーザプローブが前記流路内に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記観察部が観察光学系であって、
    前記第1の伝送部材がイメージファイバであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記観察部に撮像素子を有し、
    前記第1の伝送部材が撮像ケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  6. 前記照明部が照明光学系であって、
    前記第2の伝送部材がライトガイドファイバであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記照明部が発光ダイオードであって、
    前記第2の伝送部材が電気ケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  8. 前記挿入部が尿道に挿入される尿管鏡であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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