JP2010028909A - モールド固定子及びポンプ及び給湯機及び電動機及びポンプの製造方法 - Google Patents

モールド固定子及びポンプ及び給湯機及び電動機及びポンプの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モールド成形の金型の構造が簡単になると共に、品質の良いモールド固定子を提供する。
【解決手段】この発明に係るモールド固定子は、絶縁部が施された固定子鉄心1にコイルが巻回された電動機の固定子と、電動機を駆動する駆動回路が実装された基板を電動機の固定子に組付けた電動機の固定子組立300をモールド樹脂でモールド成形されたモールド固定子において、絶縁部の反結線側外周絶縁部3aの軸方向端面よりさらに外側に延びる突起3a−2−1と、基板50を絶縁部の結線側外周絶縁部に取り付ける際に、基板50を間にして結線側外周絶縁部に取り付けられ、軸方向外側に延びる複数の突起42が薄肉連結部40aで連結された基板押え部品40とを備え、電動機の固定子組立300のモールド樹脂によるモールド成形時に、突起3a−2−1と突起42とを金型で押さえて、電動機の固定子組立300が軸方向に位置決めされることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

この発明は、絶縁部が施された固定子鉄心にコイルが巻回された電動機の固定子に、電動機を駆動する駆動回路が実装された基板を組付けた電動機の固定子組立をモールド樹脂でモールド成形されるモールド固定子に関するものである。さらに、モールド固定子を用いるポンプ、ポンプの製造方法、ポンプを用いる給湯機、モールド固定子を用いる電動機に関するものである。
従来のモールド固定子では、基板と共に組付けられた基板押え部品と固定子の固定子鉄心、または、固定子鉄心に施された絶縁部の端面を金型で保持してモールド成形し、製品の外周を切り欠く形で軸方向の位置決めを行うことが開示されている(特許文献1)。
特開2007−228667号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、固定子鉄心、または固定子鉄心に施された絶縁部の端面を金型で保持してモールド成形する方法では、モールド成形の金型が複雑になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モールド成形の金型の構造が簡単になると共に、品質の良いモールド固定子を提供するもので、さらに、そのモールド固定子を用いるポンプ、ポンプの製造方法、ポンプを用いる給湯機、モールド固定子を用いる電動機を提供する。
この発明に係るモールド固定子は、絶縁部が施された固定子鉄心にコイルが巻回された電動機の固定子と、前記電動機を駆動する駆動回路が実装された基板を前記電動機の固定子に組付けた電動機の固定子組立をモールド樹脂でモールド成形されたモールド固定子において、
前記絶縁部の反結線側外周絶縁部の軸方向端面よりさらに外側に延びる第1の突起と、
前記基板を前記絶縁部の結線側外周絶縁部に取り付ける際に、前記基板を間にして前記結線側外周絶縁部に取り付けられ、軸方向外側に延びる複数の第2の突起が薄肉連結部で連結された基板押え部品とを備え、
前記電動機の固定子組立のモールド樹脂によるモールド成形時に、前記第1の突起と前記第2の突起とを金型で押さえて、前記電動機の固定子組立が軸方向に位置決めされることを特徴とする。
この発明に係るモールド固定子は、電動機の固定子組立のモールド樹脂によるモールド成形時に、第1の突起と第2の突起とを金型で押さえて、電動機の固定子組立が軸方向に位置決めされるので、モールド成形の金型構造を簡単にすることができ、品質の良いモールド固定子が得られる。
実施の形態1.
図1乃至図13は実施の形態1を示す図で、図1は電動機の固定子(帯状)100を巻線した状態を外周側から見た斜視図、図2は電動機の固定子(帯状)100を巻線した状態を内周側から見た斜視図、図3は電動機の固定子200の斜視図、図4は基板50の電子部品実装面を見た斜視図、図5はリード線口出し部品60の構成を示す図((a)は第1の口出し部品61の平面図、(b)は第2の口出し部品62の平面図、(c)は第2の口出し部品62の側面図、(d)はリード線口出し部品60の組立手順を示す図、(e)はリード線63を挟み込んで組立が完了したリード線口出し部品60の側面図)、図6はリード線口出し部品60の分解斜視図、図7は電動機の固定子組立300の分解斜視図、図8は電動機の固定子組立300の斜視図、図9はモールド固定子400の斜視図、図10は図9とは見る角度を変えたモールド固定子400の斜視図、図11はモールド固定子400の縦断面図、図12はポンプ500の断面図、図13はポンプ500の製造工程図である。
図1、図2において、電動機の固定子(帯状)100は、厚さが0.1〜0.7mm程度の電磁鋼板が帯状に打ち抜かれ、かしめ、溶接、接着等で積層された固定子鉄心1を備える。
図1に示す矢印Aは、帯状に打ち抜かれる電磁鋼板の積層方向を示す。
固定子鉄心1は、ここでは、6個のティース1aを有する。隣接するティース1a同士は、薄肉連結部1bで連結されている。従って、帯状の電動機の固定子(帯状)100は、内外周方向へ容易に曲げることができる。ここで、内周側とは、コイル2(後述)が巻かれている側である。内周側に曲げることを正曲げ、また外周側へ曲げることを逆曲げと定義する。
各ティース1aにコイル2が巻回されるが、ティース1aとコイル2との間の絶縁を確保するために、各ティース1aには、絶縁部3が施される。絶縁部3は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を用いて、固定子鉄心1と一体に成形される。
但し、別部品として絶縁部3を成形後、ティース1aに組付けてもよい。その場合は、絶縁部3は結線側と反結線側とに分割され、それぞれをティース1aの軸方向両端部から挿入して絶縁部3を構成する。
結線側と反結線側の定義について説明する。コイル2は三相のシングルY結線を構成する(一例である)。その三相のシングルY結線の場合、各相のコイル2(図1のケースでは、一相当たり2個のコイル2を有する)は連続しているが、両端の端末は端子4(電源が供給される端子であり、三相であるから3個)と、中性点端子5(1個)に接続される。尚、コイル2の中性点端子5に接続される部分は、三相の中の一部(例えば、U相とV相は)切断されないで他の相に連続する場合もある。
絶縁部3は、ティース1a毎に設けられる。従って、ここでは、6個の絶縁部3を備える。そして絶縁部3は、固定子鉄心1(ティース1a)の外周側に形成される外周側絶縁部3aと、固定子鉄心1(ティース1a)の内周側に形成される内周側絶縁部3bとを備える(図2参照)。
そして、外周側絶縁部3aと内周側絶縁部3bとは、ともに固定子鉄心1(ティース1a)の軸方向両端から外側に突出している。
外周側絶縁部3aの固定子鉄心1(ティース1a)の軸方向両端から外側に突出している部分の一方を結線側外周絶縁部3a−1、他方を反結線側外周絶縁部3a−2と定義する。
結線側外周絶縁部3a−1には、3個の端子4と1個の中性点端子5とが、夫々4個のティース1aの結線側外周絶縁部3a−1に設けられる角穴3a−1−1に挿入される。
このように、3個の端子4と1個の中性点端子5とが挿入される結線側外周絶縁部3a−1が配置される側を結線側と定義する。
また、結線側の軸方向の反対側で、反結線側外周絶縁部3a−2が配置される側を反結線側と定義する。
巻線は追って説明するが、三相のシングルY結線である。そのため、絶縁部3の結線側には、各相(U相、V相、W相)のコイル2が接続される端子4(電源が供給される端子である)、及び中性点端子5が組付けられる。端子4は3個、中性点端子5は1個である。
図1に示すように、隣接するティース1a間に、コイル2をティース1aに巻回しやすい十分な距離がある場合は、固定子鉄心1が帯状(直線状)の状態でコイル2をティース1aに巻回すことができる。これは、ティース1aにコイル2を巻回しやすくするために、ティース1aのコイル2が巻回される側が外側になるように帯状の固定子鉄心1を逆方向に曲げる必要がない場合である。
絶縁部3が施された各ティース1aに、コイル2が巻回される。即ち、コイル2がティース1aに直接巻回される集中巻線方式である。そして、巻線は、三相のシングルY結線である。
結線側外周絶縁部3a−1には、3個の端子4及び1個の中性点端子5を挿入する角穴3a−1−1以外に、各相の渡り線(例えば、U相のコイル2は、図1の右から3番目のティース1aと、左端のティース1aに巻回される。その二つのコイル2間の銅線(マグネットワイヤー)を渡り線と呼ぶ)を引き出す、または、引き入れる切り欠きを備える。
U相の渡り線を例に、渡り線を引き出す、または、引き入れる切り欠きの例を説明する。図1の右から3番目のティース1aに巻回されるU相の一つのコイル2から出るU相の渡り線が1相目渡り線引出し部11より固定子鉄心1の外周側に引出される。このU相の渡り線は、二つのティース1aを飛ばした先のティース1a(図1では、右側から6番目のティース1a)の絶縁部3に設けられた1相目渡り線入口14より左側から6番目のティース1aまで引回される。
また、結線側外周絶縁部3a−1には、基板挿入ピン6が設けられる。図1では、右側から2番目のティース1aの結線側外周絶縁部3a−1、右側から4番目のティース1aの結線側外周絶縁部3a−1、右側から6番目のティース1aの結線側外周絶縁部3a−1(左端のティース1aの結線側外周絶縁部3a−1)に基板挿入ピン6が設けられる。合計3個の基板挿入ピン6が、3個の結線側外周絶縁部3a−1に夫々設けられる。
さらに、結線側外周絶縁部3a−1には、基板50(後述)を固定子鉄心1の基板側軸方向端面と基板50とを所定の距離に保つための基板設置面8a(左端のピン8にのみ符号を付している)を備えるピン8を5箇所の結線側外周絶縁部3a−1に形成している。
反結線側外周絶縁部3a−2の夫々に、反結線側外周絶縁部3a−2の軸方向端面よりさらに外側(軸方向の)に延びる突起3a−2−1(第1の突起と定義する)を形成している。
この突起3a−2−1は、詳細は後述するが、固定子のモールド時の軸方向の位置決めに使用される。
例えば平角線を折り曲げた3個の端子4、1個の中性点端子5を、絶縁部3が施された固定子鉄心1の結線側外周絶縁部3a−1に形成された所定の形状の角穴3a−1−1に挿入する(軸方向)。
ティース1aに施された絶縁部3に、直接マグネットワイヤーを巻付けることで(集中巻線方式)、それぞれの6個のティース1aにコイル2を形成する。このとき、各コイル2の巻始め、巻終りの端末は、端子4の折りまげ部4a、及び中性点端子5の折りまげ部5a,5bに収められ、ヒュージングすることで各コイル2の巻始め、巻終りの端末は、端子4、中性点端子5と接合される。
コイル2がティース1aに直接巻回される集中巻線方式で三相のシングルY結線の巻線が施された帯状の固定子鉄心1をコイル2が巻かれている内周側(所定の方向)に曲げ丸くし、突合せ部1c(図2参照)を溶接して電動機の固定子200を得る(図3参照)。
図4により、基板50の構成を説明する。図4は基板50の基板押え部品40が設置される面を見ている。基板50の基板押え部品40が設置される面には、電動機(ブラシレスDCモータ)を駆動するIC55等の電子部品が実装されている。また、基板50の基板押え部品40が設置される面と反対側の面には、ホールIC等の電子部品が実装されている。
基板50には、以下に示す種々の穴(開口部、接合部)や切り欠きが設けられる。
(1)外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に設けられる基板挿入ピン6が挿入される3個の角柱挿入穴54、
(2)外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に設けられる角穴3a−1−1に挿入される3個の端子4が挿入され、基板50と接合(半田付)される3個の端子接合部58;
(3)一体化されたリード線口出し部品60(後述、例えば図7)が入り込む切り欠き部89;
(4)リード線口出し部品60の第1の口出し部品61(後述、図5)が備える第3の爪66が入り込む挿入穴90;
(5)L形端子75(後述、図5)の基板接合部77(後述、図5)が入り込む5個の基板接合部挿入穴91;
(6)基板押え部品40の基板係り止め部46(後述、図7)が係り止めされる係り止め穴92。
基板50は、縦と横に複数個配置され、打ち抜かれて形成される。そのため、略円弧状の凸部50aに形成される一辺に対向する辺は、略円弧状の凹部50bとなっている。これにより、基板材料取りの歩留まりが改善される。
図5、図6を参照しながら、リード線口出し部品60の構成を説明する。図に示すように、リード線口出し部品60は、第1の口出し部品61と、第2の口出し部品62とで構成される。
リード線口出し部品60を構成する第1の口出し部品61は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を材料として成形される。第1の口出し部品61には、リード線63端末の芯線にかしめられるL形端子75(ボードイン端子)を納めるハウジング140(図5(a)の一点鎖線で囲んだ部分、図5(d)のハッチング部分)が設けられている。
リード線63端末の芯線にL形端子75がかしめられ、第1の口出し部品61のハウジング140に納められるが、このときL形端子75の基板接合部77(図5(d)参照)がハウジング140の基板接合部挿入穴74に挿入される。また、リード線63は、リード線押さえ部61aに形成されたリード線位置ずれ防止突起71の間に収められて組み付けられる。
リード線位置ずれ防止突起71は、第1の口出し部品61と、第2の口出し部品62とが組み付けられ、第1の口出し部品61のリード線押さえ部61aと、第2の口出し部品62のリード線押さえ部62aとで押さえられた後に、リード線63が外力により引っ張られたときの支点となる。リード線位置ずれ防止突起71が無い場合に対してリード線63が、上記押さえ部(リード線押さえ部61a及びリード線押さえ部62a)より外れることを防止し、製造品質が向上する。
L形端子75は、ハウジング140内で所定の位置まで移動して固定されるため、基板接合部挿入穴74はL形端子75の基板接合部77が所定量の移動可能(図5(a)で右から左へ移動)な角穴となっている。
L形端子75が第1の口出し部品61に組付けられた後、第2の口出し部品62を第1の口出し部品61に組付けてL形端子75とリード線63を固定する。第1の口出し部品61が第2の口出し部品62に組付けられる際、第1の口出し部品61に形成された嵌合い部69に沿って第2の口出し部品62に形成された挿入部70が押し入れられる。それにより、嵌合いと鉛直方向の位置ずれを防止する。
第2の口出し部品62が有するフック押え部72が、L形端子75のフック76を介してL形端子75をハウジング140内の所定の位置まで押し入れる。また、第1の口出し部品61のリード線押さえ部61aと、第2の口出し部品62のリード線押さえ部62aとで、リード線63を挟み込んでリード線63を固定している。
第1の口出し部品61と、第2の口出し部品62との固定に関しては、第1の口出し部品61の両側面に形成された第1の爪64が、第2の口出し部品62に形成された第1の爪64の係り止め部68を跨いで係り止められる。
第2の口出し部品62の第1の口出し部品61への挿入方向には、第1の爪64と第1の爪64の係り止め部68とで固定されている。また、挿入方向に対して垂直方向には、第1の爪64の第1の爪64の係り止め部68を跨いでいる部分と、第1の爪64の係り止め部68とにより固定されている。
さらに、第2の口出し部品62が有する第2の爪65が、第1の口出し部品61のL形端子75を納めるハウジング140間の空隙に形成された第2の爪65の係り止め部67に係り止められて固定される。
第2の口出し部品62が有するフック押え部72の、第2の口出し部品62の挿入方向に対する垂直方向へのそり等による膨らみを第2の爪65による支点を作ることで極力抑える。また、第2の口出し部品62に加わる第2の口出し部品62の挿入方向と逆方向への外力等での変形に対抗することが可能となることから、L形端子75の第1の口出し部品61への位置ずれ防止に対して、L形端子75のフック76が第2の口出し部品62のフック押え部72から外れることがなくなるように機能している。
このようにして、第1の口出し部品61と、第2の口出し部品62とが強固に組付けられ、かつ、L形端子75が精度良く、第1の口出し部品61と第2の口出し部品62とに組付けられるため、製品の品質向上が図られる。
第1の口出し部品61には、両側面に基板50に第1の口出し部品61を取り付けるための第3の爪66が形成されている。
また、第2の口出し部品62が備える第1の爪64の係り止め部68の下部に基板押え部73が形成されている。
図7、図8を参照しながら基板50が取り付けられる電動機の固定子組立300について説明する。
三相のシングルY結線の巻線(コイル2)への通電を制御するIC55(集積回路)等により構成される駆動回路を実装した基板50に、リード線63を保持するリード線口出し部品60を組付ける。外部と接続するリード線63のL形端子75を半田で基板50に接合する。電動機の固定子200の外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に形成されている3個の基板挿入ピン6を基板50に備える3個の角柱挿入穴54に挿入し組付ける。
その後に、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を成形して製作される基板押え部品40を、電動機の固定子200の外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に形成されている3個の基板挿入ピン6に、基板押え部品40に備える取付け穴44(図7参照)に挿入して組付ける。
図7に示す基板押え部品40は、PBT等の熱可塑性樹脂を成形して形成され、軸方向外側に延びる突起42(第2の突起と定義する)が薄肉連結部40aで連結された構成となっている。図7の例では、基板押え部品40は6個の突起42を備える。
突起42の軸方向外側の端面42aが、電動機の固定子組立300のモールド成形時の一方の金型押え部になる。
基板押え部品40は、電動機の固定子200の外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に形成されている3個の基板挿入ピン6が挿入される取付け穴44を、図7の例では、3個備える。
基板押え部品40は、基板50と係り止めされる基板係り止め部46を、略中央部に、1個備える。
6個の突起42を薄肉連結部40aで連結することにより、材料費が最小限に抑えられ、低価格化が図られている。
電動機の固定子200の外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に形成されている3個の基板挿入ピン6に、基板50の3個の角柱挿入穴54、及び基板押え部品40の3個の取付け穴44を介して両部品(基板50、基板押え部品40)が共に組付けられ、基板押え部品40の取付け穴44より突出する基板挿入ピン6を熱、または、超音波溶着して固定する。
基板50より突出する端子4(図8)に半田を施して、基板50とコイル2を接合して電動機の固定子組立300を得る。
基板50には概略中央に係り止め穴92を備え、基板押え部品40に備える基板係り止め部46が嵌め込まれ、基板押え部品40が基板50と係り止めされる。
基板押え部品40の基板係り止め部46の近傍で、基板係り止め部46の反対側に一つの突起42を備える。
基板押え部品40の突起42の端面42aと、基板係り止め部46の端面(軸方向内側)とを電動機の固定子組立300のモールド時に金型で挟持することで基板50の中央付近の軸方向の移動を抑制している。それにより、基板50の歪みの縮小が可能となり、品質の良いモールド固定子400(図10、図11)が得られる。
また、基板押え部品40の突起42(基板押え部)を、電動機の固定子200の外周側絶縁部3aの結線側外周絶縁部3a−1に形成されているピン8(基板設置ピン)の基板50と接する基板設置面8aの概略軸方向反対側の位置に持つ。それにより、電動機の固定子組立300のモールドの際に基板押え部品40の突起42(基板押え部)の端面42a(金型押え面)に金型が接したときに、金型の押付け力を直接固定子鉄心1まで、ピン8(基板設置ピン)を介して伝えることが可能なことで、品質の良いモールド固定子400(図9、図10)が得られる。
モールド固定子400の構成を、図9乃至図11を参照しながら説明する。モールド固定子400は、電動機の固定子組立300をモールド樹脂170でモールド成形することにより得られる。
モールド固定子400のモールド樹脂170による縦形成形機でのモールド成形時には、上型と下型が使用される。ここで、上型は、図9のパーティングライン174よりも上の部分を形成し、下型は図9のパーティングライン174よりも下の部分を形成する。
図9乃至図11に示すモールド固定子400は、取付用孔172を有するフランジ171を備える。また、リード線口出し部品60の一部が外側に突出している。そのため、上型と下型とのパーティングライン174は、図9に示すように、リード線口出し部品60がある平面部173では、リード線口出し部品60のフランジ171と反対側の軸方向端面になる。平面部173以外の部分では、フランジ171の外周面にパーティングライン174が位置する。
平面部173に、下型に組付けられたブロック状の入れ子でリード線口出し部を形成する。これは、パーティング変更部のみを入れ子(別部品)とすることで、金型の加工量を低減し、加工コストを下げる。また、ブロック状のため上下の金型の嵌め合いの調整が容易であることから、品質の向上が図れる。
モールド固定子400のモールド樹脂170によるモールド成形時の位置決め(軸方向)は、基板押え部品40に形成されている6個の突起42の軸方向外側の端面42aが、上型の金型押え部になる。そのため、図9に示すように、モールド固定子400のフランジ171の反対側の軸方向端面に、6個の端面42a(金型押え面)が表出している。
また、反結線側外周絶縁部3a−2の軸方向端面よりさらに外側(軸方向の)に延びる突起3a−2−1が、下型の金型押え部になる。そのため、図10に示すように、モールド固定子400のフランジ171側の軸方向端面に、6個の突起3a−2−1が表出している。
さらに、基板押え部品40の突起42の端面42aと、基板係り止め部46の端面(軸方向内側)とを電動機の固定子組立300のモールド時に金型で挟持することで基板50の中央付近の軸方向の移動を抑制している。そのため、図10に示すように、モールド固定子400のフランジ171の反対側の軸方向端面(内側)に、基板係り止め部46の端面46aが表出している。
このように、モールド固定子400のモールド樹脂170によるモールド成形時の位置決め(軸方向)は、基板押え部品40に形成されている6個の突起42の軸方向外側の端面42aが上型の金型押え部になるとともに、反結線側外周絶縁部3a−2の軸方向端面よりさらに外側(軸方向の)に延びる突起3a−2−1が下型の金型押え部になるため、金型にモールド成形時の位置決め部を形成する必要がなく、金型の構成が簡単になる。また、かつ、モールド成形時に、電動機の固定子組立300を強固に保持することが可能なことから、品質の良いモールド固定子400が得られる。
以上の説明では、帯状に電磁鋼板を打抜く固定子鉄心1を例に説明したが、折り曲げの必要の無い円形状に電磁鋼板を打抜いた固定子鉄心の場合でも、本実施の形態は適用可能である。
また、センサー回路のみで駆動回路が実装されていない基板50の場合も、本実施の形態は適用可能である。
図12を用いてポンプ500の構成を説明する。図12に示すように、ポンプ500は、ステータ部117(モールド固定子400を使用する)と、椀状隔壁部を備える第1のケーシング115と、ロータ部121と、ポンプ部126と、軸127とを備える。軸127は固定されていて、その周囲をロータ部121が回転する。ステータ部117(モールド固定子400)にポンプ部126をタッピングネジで固定してポンプ500を得る。
ステータ部117は、図9乃至図11に示すモールド固定子400を使用する。
第1のケーシング115は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの熱可塑性樹脂を用いて成形され、ステータ部117とロータ部121とを仕切る。別の言い方をすると、 第1のケーシング115は、ステータ部117と水回路とを仕切る。
椀状隔壁部を備える第1のケーシング115の凹部に、ロータ部121が収まる。第1のケーシング115の凹部の略中央部に、軸127が嵌る軸孔115aが形成されている。尚、軸27は回転しないように、軸孔115aに嵌合している。そのために、軸孔115aに嵌合する軸127の円形の一部を切り欠いている。軸127のポンプ部126側端部も同じ形状にしている(長手方向が中央部に対して対称)。これは、ポンプ500の組立性を向上させるためである。軸孔115aも軸127とほぼ同形状で、軸127の径より一回り大きい径となっている。
ロータ部121は、略中心部に軸受118、外側にフェライト等の磁性粉末と樹脂を混練したペレットを成形した磁石部120が配置され、軸受118と磁石部120とはPPE(ポリフェニレンエーテル)等の樹脂119で一体化される。なお、磁石部120は着磁されている。
ステータ部117とロータ部121とで、例えば、ブラシレスDCモータを構成する。
ポンプ部126は、水を吸水する吸水口122、水を吐出する吐出口123を有する第2のケーシング124と、羽根車125とを備える。羽根車125はロータ部121に固定されている。水回路(図示せず)は、吸水口122と吐出口123とに接続される。
軸127は、ロータ部121の軸受118とワッシャー128との穴部を貫通する。そして、軸127は、両端を第1のケーシング115及び第2のケーシング124で挟み込んで固定される。羽根車125を固定したロータ部121は、軸127の周囲に回転自在に配置される。尚、軸127のポンプ部126側端部も、ワッシャー128を介して第2のケーシング124の軸孔124aに嵌合する。
第1のケーシング115と第2のケーシング24とで囲まれる空間は水回路の水(湯)で満たされる。そのため、ロータ部121、羽根車125、軸127、ワッシャー128はポンプ500を流れる水(湯)に触れる構造となっている。ポンプ500は、ポンプ500内部を流れる水がブラシレスDCモータのロータ部121に接するキャンド方式である。
図13により、ポンプ500の製造工程を説明する。
(1)ステップ1:厚さが0.1〜0.7mm程度の電磁鋼板が帯状に打ち抜かれ、かしめ、溶接、接着等で積層された帯状の固定子鉄心1を製造する。
(2)ステップ2:絶縁部3を、例えば、PBT等の熱可塑性樹脂を用いて、固定子鉄心1と一体又は別部品で形成する。また、併行して、端子4及び中性点端子5を製造する。
(3)ステップ3:端子4及び中性点端子5を絶縁部3に挿入して、絶縁部3が施された固定子鉄心1に巻線を巻回する。
(4)ステップ4:集中巻線方式で三相のシングルY結線の巻線が施された帯状の固定子鉄心1をコイル2が巻かれている内周側(所定の方向)に曲げ丸くし、突合せ部1cを溶接して電動機の固定子200を得る。また、併行して、リード線口出し部品60を組み付けた基板50を製造する。さらに、併行して、基板押え部品40を製造する。
(5)ステップ5:電動機の固定子200に、リード線口出し部品60を組み付けた基板50と基板押え部品40とを組み付け、端子4及び中性点端子5を基板50に半田付けして電動機の固定子組立300を得る。
(6)ステップ6:電動機の固定子組立300をモールド成形してモールド固定子400を製造する。また、併行して、ポンプ部126を製造する。さらに、併行して、タッピングネジを製造する。
(7)ステップ7:モールド固定子400にポンプ部126を組み付けて、タッピングネジで固定する。
本実施の形態のモールド固定子400を、ポンプ500に使用することで品質の良いポンプ500を得ることが可能となる。
また、ポンプ500を給湯機の水回路に用いることにより、品質の良い給湯機を得ることが可能となる。
実施の形態2.
図14は実施の形態2を示す図で、一部を断面で示す電動機600の正面図である。
電動機600は、回転子138、ブラケット139、電動機の固定子組立300をモールド成形したモールド固定子400、結線部品141(基板50)等を備える。
図14に示すように、実施の形態1の電動機の固定子200に外部と接続される結線部品141(基板50)を組付け、機械的に、かつ、電気的にも接合した後にモールドを施しモールド固定子400とする。その後、回転子138、ブラケット139等の部品を組付けて電動機600となる。
前述の品質の良い、かつ、コスト低減されたモールド固定子400を使用することで、品質の良い、低コストの電動機600を得ることができる。
実施の形態3.
図15は実施の形態3を示す図で、空気調和機700の構成を示す図である。図15に示すように、空気調和機700は、室内機142と、室内機142に接続される室外機143とを備える。室外機143は送風機144を備える。室内機142も送風機(図示せず)を備える。
室内機142及び室外機143に、実施の形態2の品質のよい電動機600を、空気調和機700の主要部品である送風機用電動機として用いることで、空気調和機700の品質の向上が図れる。
実施の形態1を示す図で、電動機の固定子(帯状)100を巻線した状態を外周側から見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、電動機の固定子(帯状)100を巻線した状態を内周側から見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、電動機の固定子200の斜視図。 実施の形態1を示す図で、基板50の電子部品実装面を見た斜視図。 実施の形態1を示す図で、リード線口出し部品60の構成を示す図((a)は第1の口出し部品61の平面図、(b)は第2の口出し部品62の平面図、(c)は第2の口出し部品62の側面図、(d)はリード線口出し部品60の組立手順を示す図、(e)はリード線63を挟み込んで組立が完了したリード線口出し部品60の側面図)。 実施の形態1を示す図で、リード線口出し部品60の分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、電動機の固定子組立300の分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、電動機の固定子組立300の斜視図。 実施の形態1を示す図で、モールド固定子400の斜視図。 実施の形態1を示す図で、図9とは見る角度を変えたモールド固定子400の斜視図。 実施の形態1を示す図で、モールド固定子400の縦断面図。 実施の形態1を示す図で、ポンプ500の断面図。 実施の形態1を示す図で、ポンプ500の製造工程図。 実施の形態2を示す図で、一部を断面で示す電動機600の正面図。 実施の形態3を示す図で、空気調和機700の構成を示す図。
符号の説明
1 固定子鉄心、1a ティース、1b 薄肉連結部、1c 突合せ部、2 コイル、3 絶縁部、3a 外周側絶縁部、3b 内周側絶縁部、3a−1 結線側外周絶縁部、3a−1−1 角穴、3a−2 反結線側外周絶縁部、3a−2−1 突起、4 端子、4a 折りまげ部、5 中性点端子、5a 折りまげ部、5b 折りまげ部、6 基板挿入ピン、8 ピン、8a 基板設置面、40 基板押え部品、40a 薄肉連結部、42 突起、42a 端面、44 取付け穴、46 基板係り止め部、50 基板、50a 凸部、50b 凹部、54 角柱挿入穴、55 IC、58 端子接合部、60 リード線口出し部品、61 第1の口出し部品、61a リード線押さえ部、62 第2の口出し部品、62a リード線押さえ部、63 リード線、64 第1の爪、65 第2の爪、66 第3の爪、67 係り止め部、68 係り止め部、69 嵌合い部、70 挿入部、71 リード線位置ずれ防止突起、72 フック押え部、74 基板接合部挿入穴、75 L形端子、76 フック、77 基板接合部、89 切り欠き部、90 挿入穴、91 基板接合部挿入穴、92 係り止め穴、115 第1のケーシング、115a 軸孔、117 ステータ部、118 軸受、119 樹脂、120 磁石部、121 ロータ部、122 吸水口、123 吐出口、124 第2のケーシング、124a 軸孔、125 羽根車、126 ポンプ部、127 軸、128 ワッシャー、138 回転子、139 ブラケット、140 ハウジング、141 結線部品、142 室内機、143 室外機、144 送風機、170 モールド樹脂、171 フランジ、172 取付用孔、173 平面部、174 パーティングライン、200 電動機の固定子、300 電動機の固定子組立、400 モールド固定子、500 ポンプ、600 電動機、700 空気調和機。

Claims (8)

  1. 絶縁部が施された固定子鉄心にコイルが巻回された電動機の固定子と、前記電動機を駆動する駆動回路が実装された基板を前記電動機の固定子に組付けた電動機の固定子組立をモールド樹脂でモールド成形されたモールド固定子において、
    前記絶縁部の反結線側外周絶縁部の軸方向端面よりさらに外側に延びる第1の突起と、
    前記基板を前記絶縁部の結線側外周絶縁部に取り付ける際に、前記基板を間にして前記結線側外周絶縁部に取り付けられ、軸方向外側に延びる複数の第2の突起が薄肉連結部で連結された基板押え部品とを備え、
    前記電動機の固定子組立のモールド樹脂によるモールド成形時に、前記第1の突起と前記第2の突起とを金型で押さえて、前記電動機の固定子組立が軸方向に位置決めされることを特徴とするモールド固定子。
  2. 前記第2の突起は、前記結線側外周絶縁部に形成されている基板設置ピンの前記基板と接する基板設置面の略軸方向反対側に形成されることを特徴とする請求項1記載のモールド固定子。
  3. 前記基板は略中央に係り止め穴を備えると共に、前記基板押え部品は前記基板の前記係り止め穴と係り止めされる基板係り止め部を備え、
    前記電動機の固定子組立のモールド樹脂によるモールド成形時に、前記基板押え部品の第2の突起と、前記基板係り止め部とを金型で挟持することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のモールド固定子。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のモールド固定子と、
    前記モールド固定子と水回路とを仕切る椀状隔壁部を備える第1のケーシングと、
    磁石部を有し、前記モールド固定子と共に電動機を構成し、羽根車が固定されたロータ部と、
    水を吸水する吸水口と水を吐出する吐出口とを有する第2のケーシングと、前記羽根車とを備えるポンプ部と、
    前記第1のケーシングの凹部の略中央部に形成された軸孔に回転しないように嵌合し、周囲を前記ロータ部が回転する軸とを備えたことを特徴とするポンプ。
  5. 請求項4記載のポンプを水回路に搭載したことを特徴とする給湯機。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載のモールド固定子に、回転子、ブラケット等の部品を組付けて構成したことを特徴とする電動機。
  7. 請求項6記載の電動機を送風機に搭載したことを特徴とする空気調和機。
  8. 電磁鋼板を打ち抜き、積層して帯状の固定子鉄心を製作する第1の工程と、
    絶縁部を、前記固定子鉄心と一体又は別部品で形成し、併行して端子及び中性点端子を製造する第2の工程と、
    前記端子及び前記中性点端子を前記絶縁部に挿入して、前記絶縁部が施された前記固定子鉄心に巻線を巻回する第3の工程と、
    巻線が施された帯状の前記固定子鉄心を所定の方向に曲げ丸くし、突合せ部を溶接して電動機の固定子を製造し、併行してリード線口出し部品を組み付けた基板を製造し、さらに併行して基板押え部品を製造する第4の工程と、
    前記電動機の固定子に、前記リード線口出し部品を組み付けた前記基板と前記基板押え部品とを組み付け、前記端子及び前記中性点端子を前記基板に半田付けして電動機の固定子組立を製造する第5の工程と、
    前記電動機の固定子組立をモールド成形してモールド固定子を製造し、併行してポンプ部を製造し、さらに併行してタッピングネジを製造する第6の工程と、
    前記モールド固定子に前記ポンプ部を組み付けて、タッピングネジで固定する第7の工程とを備えたことを特徴とするポンプの製造方法。
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