JP2010028647A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像読取装置、画像読取装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】バッチスキャン等において、読取部の対向位置に配置される対向部の色をユーザが選択する手間を省くことができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部16と、複数の色を有し、搬送路を介して前記読取部に対向する位置に複数の色のいずれかの色を配置可能な対向部19と、該対向部19を駆動する駆動手段18と、搬送された原稿に応じて読取部16に対向する位置に配置される色を決定する決定手段12と、決定手段12で決定された色が読取部16に対向する位置に配置されるように駆動手段18を制御して対向部19を駆動する制御手段12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、読取部の対向位置の色を切り替える手段を有する画像読取装置、画像読取装置の制御方法及びプログラムに関する。
スキャナ等の画像読取装置では、原稿の画像を読み取る読取部の対向位置に黒色の部材を配置することが多い。
読取部の対向位置に黒色部材を配置する理由として、原稿紙の色として広く用いられている白色と原稿外にできる黒色とのコントラストが大きいことを利用して、原稿サイズの検知技術や斜行して給紙された原稿を正立させる技術が存在することが挙げられる。
しかし、読取部の対向位置を黒色の部材を配置した画像読取装置では、原稿の読取画像にバインダ穴や原稿外が黒色で残ってしまう。そのため、このような画像読取装置では、読取画像のバインダ穴を消す技術(特許文献1)や原稿外の黒枠を消す技術(特許文献2)が存在している。
一方、複写機においては、読取部の対向位置に白色の部材を配置するものが多い。読取部の対向位置に白色の部材を配置する理由としては、原稿が存在しない読取位置に黒色の部材が存在すると印刷時に多くのトナーを消費してしまうため、印字コストが高くなってしまうことが挙げられる。
また、コスト以外の理由でも、原稿の読取画像に黒色の枠が残ることを嫌うユーザも存在する。そのため、近年、複写機以外の画像読取装置の読取部の対向位置にも白色の部材を配置することが多くなってきている。
特開2006−229858号公報 特開平4−240839号公報
しかし、上記従来の画像読取装置では、読取部の対向位置に配置する部材の色に白色を採用すると次のような問題がある。
すなわち、白色部材と原稿との間に空隙が生じ、図5(a)に示すように、バインダ穴52に円弧状の影ができてしまうことがある。この円弧状の影は、読み取られる原稿毎に位置や大きさが変わるため、画像処理で除去することが難しい。
これに対して、読取部の対向位置に黒色の部材を配置すると、上述したバインダ穴を消す画像処理を行うことができるが、原稿外の黒枠を消す処理やバインダ穴を消す処理は時間がかかり、読取速度が遅くなる問題がある。
一方、バインダ穴の開いた原稿は元々バインダに止められているため、ユーザはバインダ穴が開いた原稿をまとめてバッチでスキャンすることが多い。逆に、バインダで閉じられていない原稿には、バインダ穴が開いていない可能性が高いため、ユーザはバインダ穴が開いていない原稿もまとめてバッチでスキャンすることが多い。
従って、ユーザは、バインダ穴付の原稿の場合はバインダ穴を消す画像処理が可能な黒色部材を配置し、バインダ穴なしの原稿の場合は読取速度の高速化のために白色部材を配置する等、バッチごとに白色か黒色かを選択し、部材の配置を手動で切替える必要がある。
そこで、本発明は、バッチスキャン等において、読取部の対向位置に配置される対向部の色をユーザが選択する手間を省くことができる画像読取装置、画像読取装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部と、複数の色を有し、前記搬送路を介して前記読取部に対向する位置に前記複数の色のいずれかの色を配置が可能な対向部と、該対向部を駆動する駆動手段と、搬送された原稿に応じて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する決定手段と、該決定手段で決定された色が前記読取部に対向する位置に配置されるように前記駆動手段を制御して前記対向部を駆動する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の画像読取装置の制御方法は、搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部と、複数の色を有し、前記搬送路を介して前記読取部に対向する位置に前記複数の色のいずれかの色を配置が可能な対向部と、該対向部を駆動する駆動手段と、を備える画像読取装置の制御方法であって、搬送された原稿に応じて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する決定ステップと、該決定ステップで決定された色が前記読取部に対向する位置に配置されるように前記駆動手段を制御して前記対向部を駆動する制御ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部と、複数の色を有し、前記搬送路を介して前記読取部に対向する位置に前記複数の色のいずれかの色を配置が可能な対向部と、該対向部を駆動する駆動手段と、を備える画像読取装置を制御するプログラムであって、搬送された原稿に応じて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する決定ステップと、該決定ステップで決定された色が前記読取部に対向する位置に配置されるように前記駆動手段を制御して前記対向部を駆動する制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、バッチスキャン等において、穴付の原稿に適した色と穴なしの原稿に適した色とを自動的に読取部の対向位置に配置することができるので、対向部の色をユーザが選択する手間を省くことができる。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である画像読取装置を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の画像読取装置10は、CPU12、RAM13、記憶部14、外部I/F15、ADFスキャナ部16、モータドライバ17、モータ18、及び白黒切り替え部19を備える。CPU12、RAM13、フラッシュメモリ14、外部I/F15、ADFスキャナ部16、及びモータドライバ17は、システムバス11を介して互いに接続されている。
CPU12は、画像読取装置10全体の制御を司り、例えば、ADFスキャナ部16に原稿の画像の読取動作を指示する処理や白黒切り替え部19の後述する白黒切り替え処理(図3参照)などを実行する。
記憶部14は、本実施形態では、例えばフラッシュメモリで構成され、ADFスキャナ部16に読取動作を指示する処理方法、白黒切り替え部19の白黒切り替え処理方法、読み取り設定情報などの各種プログラムやデータなどを格納する。
RAM13は、ADFスキャナ部16で読み取られた原稿の画像データや各種のデータ、プログラムなどを一時的に記憶する。
外部I/F15は、例えばPC等の外部装置と通信して、PC側でのユーザ操作による原稿画像の読取指示を受信してCPU12に伝えたり、ADFスキャナ部16で読み取られた原稿の画像データをPCに送信する。
ADFスキャナ部16は、CPU12の指示によって原稿を搬送し、読取センサ(読取部)22,25(図2参照)により原稿の画像を読み取って、システムバス11を通じてRAM13にデジタル化した画像データを保存させる。
モータドライバ17は、CPU12の指示により白黒切り替え部19を駆動するモータ18を制御する。
図2は、ADFスキャナ部16に含まれる読取センサ22,25の周辺を示す断面図である。
図2に示すように、読取センサ22は、原稿26の表面の画像を読み取るセンサであり、読取センサ25は、原稿26の裏面の画像を読み取るセンサである。
読取センサ22の対向位置には、プラテンローラ23が配置され、読取センサ25の対向位置には、プラテンローラ24が配置されている。
ここで、本実施形態では、プラテンローラ23,24が本発明の対向部を構成しており、プラテンローラ23,24は、いずれも円周方向に黒色部材20aと白色部材20bの領域を有している。
なお、黒色部材20aと白色部材20bは、同一の部材で着色等により色のみを異ならせたものでもよいし、色が異なる別々の部材であってもよい。また、対向部がローラである必要はなく、複数の色が着色された板状の部材であってもよい。
プラテンローラ23,24は、CPU12の指示によりモータドライバ17を介して駆動されるモータ18の動力が不図示のギヤやベルト等を介して伝達されることで、図中の矢印のように回転する。これにより、読取センサ22,25に対向する位置に黒色部材20a又は白色部材20bが配置される。
ここで、本実施形態では、プラテンローラ23,24及びプラテンローラ23,24とモータ18との間に介装される不図示のギヤやベルト等により、図1の白黒切り替え部19を構成している。
そして、PC等からユーザによる原稿画像の読取指示を外部I/F15を介して受信すると、CPU12の指示により不図示のモータの駆動力が不図示のギヤやベルト等を介して搬送ローラ27に伝達され、これにより、原稿26が搬送路21を搬送される。
搬送路21を搬送される原稿26の画像は、CPU12の指示により読取センサ22,25で読み取られ、デジタル画像データに変換されて、RAM13に保存される。なお、原稿26の搬送時には、プラテンローラ23,24は、不用意に回転しないようにCPU12により制御される。
なお、搬送ローラ27を駆動する不図示のモータで、プラテンローラ23,24を駆動しても良い。この場合、搬送ローラ27で原稿26を搬送中の場合は、プラテンローラ23,24をクラッチ等を用いて回転しないようにする。
図3は、本実施形態の画像読取装置10の画像読取動作を説明するためのフローチャート図である。図3での各処理は、記憶部14等に記憶されたプログラムがRAM13にロードされて、CPU12により実行される。
ここで、図3の説明では、3つのフラグを用いる。フラグ(1)は、現在画像読取中の原稿の画像がバッチの1枚目の場合は、(ON)となり、2枚目以降の場合は、(OFF)となる。フラグ(2)は、バインダ穴付の原稿画像の穴消し処理(所定の画像処理)を実施する場合は、(ON)となり、実施しない場合は、(OFF)となる。
フラグ(3)は、原稿画像の黒枠消し処理(所定の画像処理)を実施する場合は、(ON)となり、実施しない場合は、(OFF)となる。フラグ(1)〜(3)はRAM13に保持され、CPU12によりON/OFFを切り替えることができる。
また、本実施形態では、PC等からのユーザによる指示を外部I/F15を介して受信しなくてもバインダ穴付の原稿画像の穴消し処理と黒枠を消す処理を行うこととする。なお、PC等からのユーザによる指示を外部I/F15を介して受信した場合にのみ、バインダ穴付の原稿画像の穴消し処理と黒枠を消す処理を行うようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、PC等からのユーザによるバッチスキャン開始指示を外部I/F15を介して受信した時に、CPU12の指示によりプラテンローラ23,24を回転させて黒色部材20を読取センサ22,25の対向位置に配置する。また、CPU12の指示によりRAM13に記憶されているフラグ(1)をONにする。この状態で図3のステップSS301の処理を開始するものとする。
ステップS301では、CPU12は、ADFスキャナ部16にある不図示の原稿検知センサからの信号を基に、不図示の原稿台に原稿があるか否かを判断し、原稿がある場合はステップS302に進み、原稿がない場合は処理を終了する。
ステップS302では、CPU12は、ADFスキャナ部16の搬送ローラ27を回転させる不図示のモータのモータドライバを制御して該モータを駆動し、搬送ローラ27を回転させて原稿を搬送する。また、CPU12は、読取センサ22,25を制御して、搬送される原稿の表裏の画像を読み取る処理を実行し、ステップS303へ進む。
ステップS303では、CPU12は、現在処理中の読取画像が一枚目の原稿のものかを示すフラグ(1)がONからOFFかを判断し、OFFの場合はステップS305に進み、ONの場合はステップS304に進む。
ステップS304では、CPU12は、対向面白黒切り替え処理を行い、ステップS305へ進む。なお、対向面白黒切り替え処理の詳細については後述する。
ステップS305では、CPU12は、穴消し処理を実施するか実施しないかを示すフラグ(2)がONかOFFかを判断し、ONの場合はステップS306に進み、OFFの場合は、ステップSステップS307に進む。なお、フラグ(2)は、ステップS304の処理やユーザの指示によって状態が変更される。
ステップS306では、CPU12は、穴消し処理を行い、ステップS307 へ進む。なお、穴消し処理の詳細については後述する。
ステップS307では、CPU12は、黒枠消し処理を実施するか実施しないかを示すフラグ(3)がONかOFFかを判断するとともに、現在処理中の画像が一枚目の原稿かどうかを示すフラグ(1)がONかOFFかを判断する。
そして、CPU12は、フラグ(3)がON、もしくはフラグ(1)がONであれば、ステップS308へ進み、フラグ(3)がOFFで、かつフラグ(1)がOFFであれば、ステップS301へ戻る。なお、フラグ(3)は、ステップS304の処理やユーザの指示によって状態が変更される。フラグ(1)がONのとき、すなわち、一枚目の原稿についてフラグ(3)にかかわらず黒枠消し処理を行うのは、対向面の色が未定のまま画像読取を行ったため、黒枠消し処理を行うことが好適だからである。なお、一枚目の読取時の対向面の色は、穴検知を容易にするため黒とすることが好適である。
ステップS308では、CPU12は、黒枠消し処理を行うとともに、フラグ(1)がONかOFFかを判断し、OFFの場合はステップS301に戻り、ONの場合は、黒枠消し処理後にフラグ(1)をOFFにしてステップS301に戻る。なお、黒枠消し処理の詳細については後述する。
なお、ステップS306の穴消し処理やステップS308の黒枠消し処理は、外部I/F15を介して読取画像をPC等の外部装置に転送した後、該外部装置において行うようにしてもよい。その場合は、外部I/F15を介してフラグ(2)やフラグ(3)の情報を外部装置に送信する。
また、フラグ(1)は、PC等の外部装置側でのユーザの操作により外部I/F15を介して原稿の画像読取中の任意のタイミングでON/OFFを切り替えるようにしても良い。
図4は、図3のステップS304における対向面白黒切り替え処理を説明するためのフローチャート図である。
図4において、ステップS401では、CPU12は、RAM13上に蓄積されている原稿の表裏画像データからバインダ穴の画像を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS402に進み、検知しない場合はステップS403に進む。なお、この穴検知処理については後述する。
ステップS402では、CPU12は、読取センサ22,25の対向位置にプラテンローラ23,24の黒色部材20aが配置されているか否かを判断し、黒色部材20aが配置されている場合は、処理をスキップしてステップS404に進む。
一方、黒色部材20aが配置されていない場合は、CPU12は、モータドライバ17を介してモータ18を駆動し、黒色部材20aが読取センサ22,25の対向位置に配置されるようにプラテンローラ23,24を回転させ、ステップS404へ進む。これにより、読取センサ22,25の対向位置の部材の色が白から黒に変更される。
ステップS403では、CPU12は、読取センサ22,25の対向位置にプラテンローラ23,24の白色部材20bが配置されているか否かを判断し、白色部材20bが配置されている場合は、処理をスキップしてステップS406に進む。
一方、白色部材20bが配置されていない場合は、CPU12は、モータドライバ17を介してモータ18を駆動し、白色部材20bが読取センサ22,25の対向位置に配置されるようにプラテンローラ23,24を回転させ、ステップS406へ進む。これにより、読取センサ22,25の対向位置の部材の色が黒から白に変更される。
ステップS404では、CPU12は、読取センサ22,25の対向位置に黒色部材20aが配置されているため原稿画像の穴消し処理が必要であると判断し、穴消し機能を有効にするフラグ(2)をRAM13上でONにし、 ステップS405に進む。
ステップS405では、CPU12は、読取センサ22,25の対向位置に黒色部材20aが配置されているため黒枠消し処理が必要であると判断し、黒枠を消す機能を有効にするフラグ(3)をRAM13でONにして処理を終了する。
ステップS406では、CPU12は、読取センサ22,25の対向位置に白色部材20bが配置されているため原稿画像の穴消し処理が不要であると判断し、穴消し機能を有効にするフラグ(2)をRAM13上でOFFにし、 ステップS407に進む。
ステップS407では、CPU12は、読取センサ22,25の対向位置に白色部材20bが配置されているため原稿画像の黒枠消し処理は不要であると判断し、RAM13上にフラグ(3)をOFFにして処理を終了する。
なお、穴消し機能や黒枠消し機能のフラグのON/OFFの切り替えは、外部I/F15を介してPC等の操作によるユーザ指示があった場合のみに行うようにしてもよい。また、本実施形態では、プラテンローラ23,24を白色と黒色の2色としたが、3色以上であってもよい。
図5(a)は、読取センサ22,25の対向位置にプラテンローラ23,24の白色部材20bを配置した状態での読取センサ22,25による原稿51の読取画像を示す図である。
図5(b)は、読取センサ22,25の対向位置にプラテンローラ23,24の黒色部材20aを配置した状態での読取センサ22,25による原稿51の読取画像を示す図である。
図5(a)に示すように、読取センサ22,25の対向位置にプラテンローラ23,24の白色部材20bを配置した場合は、読取画像のバインダ穴52には円弧状の影が残る。この円弧状の影は、原稿の搬送状態や穴の位置、読取センサ22,25やプラテンローラ23,24の取り付け位置などの条件により大きさや色の濃さ等が変化する。そのため、この円弧形状を一様に検出して正確に読取画像から除去するのは困難である。
一方、図5(b)に示すように、読取センサ22,25の対向位置にプラテンローラ23,24の黒色部材20aを配置した場合は、バインダ穴53の画像は全域が黒色となるため、原稿の搬送状態や穴の位置、センサ等の取り付け位置などの条件に影響されない。そのため、この黒色のバインダ穴53を一様に検出して正確に読取画像から除去することが可能である。なお、読取画像の黒枠を消す方法については後述する。
図6は、図3のステップS306の穴消し処理と図4のステップS401の穴検知処理に必要な解像度変換処理を説明するための図である。
本実施形態では、読取センサ22,25で読み取った原稿の画像の解像度を300dpiとし、解像度変換後の解像度を100dpiとする。
図6(b)は、300dpiの画像であり、図6(a)は解像度変換後の100dpiの画像である。まず、解像度変換後の100dpi画像501と同サイズの領域をRAM13に用意し、その領域を左端から主走査方向503に走査していく。
そして、各画素の座標(x100、y100)を、300dpi画像502の座標(x300、y300)に換算し、座標(x300、y300)の画素データを座標(x100、y100)の画素データとして決定する。
換算式は、x300=x100×300/100、y300=y100×300/100を用いる。ここで、(x100、y100)は、100dpi画像の各画素のx座標、y座標であり、(x300、y300)は、300dpi画像の各画素のx座標、y座標である。
上記換算式を用い、100dpiの各画素の画素データを300dpiの画像から求め、解像度変換を行う。
次に、穴消し処理及び穴検知処理について説明する。
バインダ穴付の原稿の読取画像の穴を検知する手段では、画像内のある一塊の連続した画素の特徴量を求め、その特徴量が表面画像と裏面画像において一致した場合、穴を検知する。求める特徴量の種類は、周囲長、重心位置、面積、円形度がある。
領域内画像の周囲長と重心位置の求め方は、輪郭線追跡処理を用いる。なお、原稿が光を遮るか否かで原稿穴を検知する光センサを搬送路21に別途設置して、該センサが検知する光量が原稿端以外の主走査方向の位置にて変化した時に穴を検知するようにしてもよい。また、超音波センサ等で穴を検知してもよい。
図7は、輪郭線追跡処理を説明するための説明図である。
まず、画像内を左上から右下に向かって走査して輪郭追跡の開始点を決定する(図7−1)。開始点が決定されたら、その点の8近傍を反時計回りで調べる(図7−2)。
ここで、8近傍を調べたとき、次の画素が存在しない場合は、開始点は孤立点なので、処理を中止し、次の領域内画像の開始点まで走査する(図7−3)。孤立点でなかった場合、最初に現れた画素を次の新たな追跡点として、その追跡点の8近傍を反時計回りで調べる(図7−4)。
図7−4の走査を繰り返していくと、1本の輪郭線を得る事ができる。このとき、輪郭線の画素数を周囲長(なお、斜め方向の長さに対しては、√2倍して補正した(図8参照)。)とし、輪郭線のX座標とY座標の合計値を、それぞれ輪郭線の画素数で割り、重心を求めている。
さらに、領域内の画像の周囲を走査するときに、X座標とY座標の最大値と最小値を記憶しておく。これらの値は、輪郭線追跡処理を施した画像領域がおさまる長方形画像の左上端(X最小値、Y最小値)と右下端の座標(X最大値、Y最大値)となる(図9参照)。これらのデータを領域データと呼ぶことにする。
次に、面積の求め方について説明すると、面積を求めるときは、輪郭線内領域に対して塗り潰し処理を行う。この塗り潰し処理は、穴消し処理にも関係する。後述する塗り潰し処理では、白で塗り潰す穴を消すが、ここでは、黒で塗り潰しを行うところが異なる。
塗り潰し処理は、図10で示すように、輪郭線内を塗り潰すものとする。まず、開始点(X、Y)を決め、その点から塗り潰し処理を開始する。開始点(X、Y)から左右方向に走査し、塗り潰しの境界を探す。
境界となる条件は、(1)原稿の端であること、(2)指定領域の端であること、(3)画素データが変わったことの3つである。
そして、得られた境界のX座標をそれぞれXR、XL、とする(処理1)。次に、線分(XR、Y)−(XL、Y)を黒で塗り潰す(処理2)。
次に、(XR、Y+1)−(XL、Y+1)を左から走査して、塗り潰すべき線分の両端の座標を全て探し、バッファに格納する(処理3)。具体的には、線分(XR、Y+1)−(XL、Y+1)を走査していき、塗り潰すべき線分を探す。ここでは、線分a−b、c−cが見つかっている(c−cは、1画素のみである)ため、この線分の両端点の座標をバッファに記憶させている。
次に、(XR、Y−1)−(XL、Y−1)に対しても同様の処理を行う(処理4)。以下、バッファに格納した座標を取り出して処理1〜処理4を繰り返していく。バッファが空になった時点で塗り潰し処理は完了し、塗り潰した画素数が面積となる。
次に、円形度の求め方について説明すると、円形度Dは、周囲長をLength、面積をAreaとすると、D=(4π× Area )÷(Length × Length)で求められる。このDが1になると、画像は円となる。
図11は、図4のステップS404における穴消し機能ONの場合の穴消し処理について説明するためのフローチャート図である。
図11において、ステップS901では、CPU12は、表面100dpi画像と表面300dpi画像と裏面100dpi画像をRAM13から取得し、ステップS902に進む。
ステップS902では、CPU12は、裏面100dpi画像の鏡像画像を作成し、ステップS903に進む。
ステップS903では、CPU12は、表面100dpi画像と裏面100dpi鏡像画像を重ね、表面と裏面で両方とも黒である画素のみを抽出した画像(以下、穴パターン画像とする)を作成し、ステップS904に進む。
ステップS904では、CPU12は、穴パターン画像と表面100dpi画像と表面300dpi画像と裏面100dpi鏡像画像を用いて後述する穴消し処理を施し、処理を終了する。
図12は、図11のステップS904における穴消し処理を説明するためのフローチャート図である。
図12において、ステップS1001では、CPU12は、穴パターン画像を図7で説明した方法と同様に左上の画素から右下に向かって走査を開始し、ステップS1002に進む。
ステップS1002では、CPU12は、走査した穴パターン画像の画素が画像の右下の画素であるか否かを判断し、右下の画素であれば処理を終了し、右下の画素でなければステップS1003に進む。
ステップS1003では、CPU12は、走査中の穴パターン画像の座標(x、y)にある注目画素が黒であるかを判断し、黒画素でなければ、ステップS1002に戻って走査を継続し、黒画素であれば、ステップS1004に進む。
ステップS1004では、CPU12は、黒画素と判断された画素を含む一塊の連続した画像領域の特徴量を表面100dpi画像と裏面100dpi鏡像画像に対して求め、ステップS1005に進む。
ステップS1005では、CPU12は、ステップS1004で求められた特徴量の中の面積が閾値Taを超えたか否かを判断し、超えた場合はステップS1006に進み、超えていない場合はステップS1010に進む。なお、ステップS1005では、特徴量の面積が小さいものは、バインダ穴でないと判断している。
ステップS1006では、CPU12は、ステップS1004で求められた表面画像の特徴量と裏面画像の特徴量とが同じであるか否かを、図13に示す条件値を参照して判断する。
そして、CPU12は、同じと判断した場合は、座標(x、y)にある注目画素を含む一塊の連続した画像領域はバインダ穴であるとして(穴検知)、ステップS1007に進み、同じでなければステップS1010に進む。
ステップS1007では、CPU12は、表面100dpi画像におけるバインダ穴の重心位置(X100,Y100)から表面300dpi画像におけるバインダ穴の重心位置(X300,Y300)を計算で求め、ステップS1008に進む。計算式は「300dpiの座標=100dpiの座標×300/100」である。
ステップS1008では、CPU12は、表面100dpi画像の領域データから表面300dpiの領域データを求め、ステップS1009に進む。
なお、表面100dpi画像の領域データのXY座標の最小値及び最大値は、(X最小値100、Y最小値100)、(X最大値100、Y最大値100)である。また、表面300dpiの領域データのXY座標の最小値及び最大値は、(X最小値300、Y最小値300)、(X最大値300、Y最大値300)である。
ステップS1009では、CPU12は、表面300dpi画像の重心位置(X300,Y300)を出発点としてバインダ穴の画像を白で塗り潰す処理を施し、ステップS1010に進む。ここでの塗り潰し処理は、ステップS1008で求めた領域データで指定された領域内からはみ出さないようにしている。
ステップS1010では、CPU12は、表面画像にバインダ穴はないと判断し、位置(x、y)を出発点として穴パターン画像に白の塗り潰し処理を施し、ステップS1002に戻る。
以上、穴消し処理により、バインダ穴の画像を消去することができ、裏面画像に対しても上記と同様の方法でバインダ穴の画像を消去できる。
図14は、図3のステップS308における黒枠消し処理について説明するためのフローチャート図である。なお、図中のX軸、Y軸、Xmax、Ymaxについては図5(b)に記載されている。また、画像データやX座標、Y座標、Xmaxの値、Ymaxの値はすべてRAM13に格納されているものとする。
図14において、ステップS1401では、CPU12は、処理する画像ラインのY座標をリセットするため、処理するY座標を0にセットし、ステップS1402へ進む。
ステップS1402では、CPU12は、処理する画像ラインのX座標をリセットするため、処理するX座標を0にセットし、 ステップS1403へ進む。
ステップS1403ではCPU12は、現在処理中の画素(X,Y)が白色かどうかを判断する。
そして、CPU12は、白色と判断した場合は、現在処理中の画素の座標までが黒枠と判断し、黒枠を消すためにステップS1406へ進み、白色でないと判断した場合は、次の画素を走査するためにステップS1404へ進む。
ステップS1404では、CPU12は、現在処理中の画素のX座標がXmaxかどうかを判断する。
そして、CPU12は、現在処理中の画素のX座標がXmaxであると判断した場合は、X座標をこれ以上走査できないので、このY座標には原稿が無いものと判断し、黒枠を消すためにステップS1406へ進む。また、CPU12は、現在処理中の画素のX座標がXmaxでないと判断した場合は、X座標をインクリメントするためにステップS1405へ進む。
ステップS1405では、CPU12は、現在処理中のX座標の値をインクリメントし、再度右隣の画素が白色かどうかを判断するために、ステップS1402へ戻る。
ステップS1406では、CPU12は、現在処理中のX座標までが黒枠であると判断されているので、画像端であるX座標の0から現在のX座標のXまでを白色に塗りつぶし、次のラインを走査するためにステップS1407へ進む。
ステップS1407では、CPU12は、現在処理中の画素のY座標がYmaxかどうかを判断する。
そして、CPU12は、現在処理中の画素のY座標がYmaxであるならば、Y座標をこれ以上走査できないので画像のすべてを走査し終わったものと判断して、処理を終了する。また、CPU12は、現在処理中の画素のY座標がYmaxでないと判断した場合は、Y座標をインクリメントするためにステップS1408 へ進む。
ステップS1408では、CPU12は、現在処理中のY座標の値をインクリメントし、再度次のラインの黒枠を消すために、ステップS1402へ戻る。
なお、上述した処理では、左から右に画像を走査し、黒枠を消す処理を説明したが、同様の処理を右から左に画像を走査することですべての黒枠を消すことが出来る。この場合、ステップS1402の処理を「X=Xmax」に変更し、 ステップS1404の処理を「X=0?」に変更し、 ステップS1405の処理を「X=X−1」に変更し、 ステップS1406の処理を「X〜Xmaxまで白で塗る」に変更して実現する。
また、本実施形態では、X方向のみの画像の走査を行うようにしているが、XとYを入れ替えて、Y方向の画像の走査を行うようにしても良い。また、黒枠検知の精度を上げるために、X方向とY方向の双方向から画像を走査し、双方の走査結果から原稿端の形が矩形になるようにして原稿端の情報を作成し、その外側を白色に塗りつぶすようにしても良い。また、搬送路21に配置された別のセンサなどで原稿の矩形サイズを検知し、その矩形サイズより外側にある黒画素を白色に変えるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、バッチスキャンにおいて、一枚目の原稿でバインダ穴を検知した場合は、以降の原稿も同様にバインダ穴が存在すると予測できるため、黒色の部材20aが読取センサ22,25の対向位置に自動的に配置される。これにより、低速ではあるが、穴や黒枠を消す画像処理が施された高品質の読取画像を得ることができる。
また、一枚目の原稿でバインダ穴を検知しない場合は、即ち、穴なしの原稿の場合は、以降の原稿も同様にバインダ穴が存在しないと予測できるため、白色の部材20bが読取センサ22,25の対向位置に自動的に配置される。これにより、穴や黒枠を消すための画像処理を行わなくてすむため、読取処理を高速で行うことができる。
このように、本実施形態では、バッチスキャンにおいて、穴付原稿に適した色の部材20aと穴なし原稿に適した色の部材20bとを自動的に読取センサ22,25の対向位置に配置することができるので、前記部材の色をユーザが選択する手間を省くことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、穴検知処理を上述のような画像処理によって行うのではなく、穴検知用のセンサを搬送路に設けて穴を検知してもよい。穴検知用のセンサとしては、ラインセンサ、赤外線センサ、超音波センサ等が使用可能であり、これらのセンサの出力から貫通穴を検知するルーチンを用いることができる。
また、本発明の画像処理の一部又は全部をハードウェア回路で行うように変更してもよい。
また、本発明の画像処理を画像読取装置に接続されたホストコンピュータ等の外部装置で実行してもよい。この場合、画像読取装置と外部装置とを接続したシステムが本発明の画像読取装置に相当する。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成することもできる。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施形態の一例である画像読取装置を説明するためのブロック図である。 ADFスキャナ部に含まれる読取センサの周辺を示す断面図である。 画像読取装置の画像読取動作を説明するためのフローチャート図である。 図3のステップS304における対向面白黒切り替え処理を説明するためのフローチャート図である。 (a)は読取センサの対向位置に白色部材を配置した状態での該読取センサによる原稿の読取画像を示す図、(b)は読取センサの対向位置に黒色部材を配置した状態での該読取センサによる原稿の読取画像を示す図である。 解像度変換処理を説明するための説明図である。 輪郭線追跡処理を説明するための説明図である。 周囲長を求める方法を説明するための説明図である。 領域データを説明するための説明図である。 塗り潰し処理を説明するための説明図である。 図4のステップS404における穴消し機能ONの場合の穴消し処理について説明するためのフローチャート図である。 図11のステップS904における穴消し処理を説明するためのフローチャート図である。 表面画像の特徴量と裏面画像の特徴量とが同じであるか否かを判断する条件値の一例を示す図である。 図3のステップS308における黒枠消し処理について説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
10 画像読取装置
11 システムバス
12 CPU
13 RAM
14 記憶部
15 外部I/F
16 ADFスキャナ部
17 モータドライバ
18 モータ
19 白黒切り替え部
21 搬送路
22 読取センサ
23 プラテンローラ
24 プラテンローラ
25 読取センサ
26 原稿
27 搬送ローラ
51 原稿画像
52 バインダ穴
53 バインダ穴

Claims (8)

  1. 搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部と、複数の色を有し、前記搬送路を介して前記読取部に対向する位置に前記複数の色のいずれかの色を配置が可能な対向部と、該対向部を駆動する駆動手段と、搬送された原稿に応じて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する決定手段と、該決定手段で決定された色が前記読取部に対向する位置に配置されるように前記駆動手段を制御して前記対向部を駆動する制御手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記読取部で読み取られた原稿の画像データに原稿の穴があるか否かを検知する検知手段を備え、前記決定手段は、前記検知手段が検知した結果に基づいて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記搬送路を搬送される原稿に穴があるか否かを検知するセンサを備え、前記決定手段は、前記センサが検知した結果に基づいて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記複数の色が、白色及び黒色である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  5. 前記決定手段により決定された色に基づいて前記読取部で読み取られた原稿の画像データに対して所定の画像処理を行うか否かを判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  6. 前記所定の画像処理が、原稿の穴の画像を消す処理及び原稿画像の黒枠を消す処理である、ことを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部と、複数の色を有し、前記搬送路を介して前記読取部に対向する位置に前記複数の色のいずれかの色を配置が可能な対向部と、該対向部を駆動する駆動手段と、を備える画像読取装置の制御方法であって、
    搬送された原稿に応じて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する決定ステップと、該決定ステップで決定された色が前記読取部に対向する位置に配置されるように前記駆動手段を制御して前記対向部を駆動する制御ステップと、を備えることを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  8. 搬送路を搬送される原稿の画像を読み取る読取部と、複数の色を有し、前記搬送路を介して前記読取部に対向する位置に前記複数の色のいずれかの色を配置が可能な対向部と、該対向部を駆動する駆動手段と、を備える画像読取装置を制御するプログラムであって、
    搬送された原稿に応じて前記読取部に対向する位置に配置される色を決定する決定ステップと、該決定ステップで決定された色が前記読取部に対向する位置に配置されるように前記駆動手段を制御して前記対向部を駆動する制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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