JP2007049603A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】折り目領域を一回の画像データの読み込み走査で正確に検出することが可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持する画像メモリ部41と、ライン単位で保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数の少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、原稿外消去と折り目消去とを実行する領域検出部42と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムに関し、特に、折り目検出を行う画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来の画像形成装置により折り目領域を有する原稿を複写処理する場合、原稿外領域や中央付近の原稿載置台と離間する領域(以下、「折り目領域」とする)には外光が入り込み、転写紙には黒画素領域が発生していた。
そこで、画像形成装置に備えられる画像処理装置において、特許文献1に記載のような、原稿領域と折り目領域とを検出して、原稿外領域や折り目領域の黒画素は白画素に置換する技術が知られている。このようにして画像処理を施すことで、原稿外領域と折り目領域とにおいては画像を形成しない原稿外消去及び折り目消去が実行されるようになっている。
このような画像処理装置においては、図13に示すように、まず一回目の画像データの読み込みが行われ(ステップS21)、得られた画像データにより原稿領域の検出(ステップS22)と原稿の中心線の検出(ステップS23)とが行われる。続いて、二回目の画像データの読み込みが行われ(ステップS24)、その画像データに基づいて中心線付近で折り目領域が検出され(ステップS25)、原稿外消去と折り目消去とが実行される(ステップS26)ようになっている。
このようにして、原稿外領域と折り目領域との画像データを消去することにより、転写紙の原稿外領域と中心線付近の折り目領域とに黒ずんだ画像が形成されるのを防止することが可能である。
特開2001−285606号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像処理装置においては、原稿領域と中心線とを検出してから折り目領域を検出するので、少なくとも二回画像データを読み込みことが必要であるという問題があった。また、中心線を基準にして折り目領域の検出を行うので、折り目領域が複数存在しても中心線付近の折り目領域しか検出されないという問題があった(図14参照)。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、原稿の全ての折り目領域を一回の画像データの読み込みで正確に検出することが可能な画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラムの提供を目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像処理装置において、
原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持する画像メモリ部と、
前記ライン単位で取得・保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数の少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、前記原稿領域より外側と前記折り目領域を白画素化し画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行する領域検出部と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像メモリ部は原稿の画像データをラインデータごとに取得・保持し、領域検出部は各ラインデータにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出する。また、領域検出部は、検出された原稿領域より外側と折り目領域を白画素化し、画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行するようになっている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、原稿領域の検出の際には、前記ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを原稿領域候補ラインとし、前記原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在する場合に、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域とすることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、一回の画像の読み込みで得られた画像データに基づいて、各ラインデータの画素が白画素か否かを判定し、各ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値を超えているか否かによって原稿領域候補ラインが認識される。また、原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在するか否かによって原稿領域が検出される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、折り目領域の検出の際には、前記原稿領域におけるラインデータにおける黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを折り目領域候補ラインとし、前記折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在する場合に、折り目領域候補ラインにおける黒画素の領域を折り目領域とすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、一回の画像の読み込み走査で得られた画像データに基づいて、各ラインデータの画素が黒画素か否かを判定し、原稿領域内におけるラインデータの黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より小さいか否かによって折り目領域候補ラインが認識される。また、折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在するか否かによって折り目領域が検出される。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、前記原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、前記原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、前記縦開始点と前記縦終了点と前記横開始点と前記横終了点とで結ぶ四角の領域外を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、縦開始点、縦終了点、横開始点及び横終了点の4点で結ぶ四角の領域外を原稿外領域として原稿外消去を実行する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の前記ラインデータのそれぞれに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし、前記ラインデータのそれぞれにおいて前記開始点及び前記終了点の外側の領域を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の各ラインデータにおいて原稿領域の開始点と終了点とを検出し、それより外側を原稿外領域として原稿外消去を実行する。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記画像メモリ部は、指示された折り目方向が前記ラインデータの取得方向と略垂直になるように画像データを回転させてからラインデータを取得することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、画像メモリ部は指示された折り目方向とラインデータ取得方向とが略垂直になるように画像データを回転してからラインデータを取得する。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、検出された前記折り目領域のなかで、選択された折り目領域について折り目消去することを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、検出された折り目領域のなかから任意の折り目領域が選択されると、領域検出部は選択された折り目領域についてのみ折り目消去を実行する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記画像メモリ部は原稿の載置台に入射する外部光のデータを保持し、
前記領域検出部は当該外部光データに応じて前記所定の閾値を設定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、画像メモリ部は原稿を載置する載置台に入射する外部光のデータを保持し、その外部光データに応じて領域検出部は所定の閾値を設定し、所定領域の検出及び消去を実行する。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、前記ラインデータにおける各画素が白画素か否かの基準となる原稿領域白画素検出閾値と、前記原稿領域検出閾値と、前記ラインデータにおける各画素が黒画素か否かの基準となる折り目領域黒画素検出閾値と、前記折り目領域決定閾値と、のうち少なくとも一つを設定できることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して各閾値を設定すると、領域検出部は設定された閾値に基づいて原稿領域又は折り目領域の検出と所定領域の消去とを行う。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、前記原稿領域又は前記折り目領域の範囲を設定できることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して原稿領域又は折り目領域の範囲を設定すると、領域検出部は設定された範囲に基づいて原稿外消去又は折り目消去を実行する。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記領域検出部は、指定された枠幅領域の黒画素を白画素に置換して枠消しを実行することを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して所望の枠幅を指定すると、領域検出部は指定された枠幅領域について枠消しを実行する。
ここで、枠幅領域とは、ブック原稿など厚みのある原稿を読み込んだ際に表れる周囲の影のことをいうものとする。
請求項12に記載の発明は、画像形成装置において、
請求項1〜11のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
前記画像データを読み込む画像読み込み部と、
前記原稿の折り目方向を指示する操作部と、
前記画像処理装置からの信号に基づいて被記録材に画像を形成する画像形成部と、
前記画像読み込み部により前記画像データを読み込ませ、前記操作部により指示された折り目方向と略平行なラインデータに基づいて前記画像処理装置により前記画像データを処理させ、その画像データに基づいて前記画像形成部により画像を形成させる制御部と、
を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、画像読み込み部は原稿の画像を画像データとして読み込み、画像メモリ部は画像データを指示された折り目方向と略平行なラインデータとして取得・保持し、領域検出部は原稿領域と折り目領域とを検出するとともに原稿外消去及び折り目消去を実行し、その画像データに基づいて画像形成部は被記録材に画像を形成する。
請求項13に記載の発明は、画像処理方法において、
画像メモリ部により原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持する工程と、
領域検出部により前記ライン単位で取得・保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、前記原稿領域より外側と前記折り目領域を白画素化し画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行する工程と、
を行うことを特徴とする。
請求項13に記載の発明によれば、画像メモリ部は原稿の画像データをラインデータごとに取得・保持し、領域検出部は各ラインデータにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出する。また、領域検出部は、検出された原稿領域より外側と折り目領域を白画素化し、画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行するようになっている。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、原稿領域の検出の際には、前記ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを原稿領域候補ラインとし、前記原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在する場合に、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域とすることを特徴とする。
請求項14に記載の発明によれば、一回の画像の読み込みで得られた画像データに基づいて、各ラインデータの画素が白画素か否かを判定し、各ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値を超えているか否かによって原稿領域候補ラインが認識される。また、原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在するか否かによって原稿領域が検出される。
請求項15に記載の発明は、請求項13又は14に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、折り目領域の検出の際には、前記原稿領域におけるラインデータにおける黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを折り目領域候補ラインとし、前記折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在する場合に、折り目領域候補ラインにおける黒画素の領域を折り目領域とすることを特徴とする。
請求項15に記載の発明によれば、一回の画像の読み込み走査で得られた画像データに基づいて、各ラインデータの画素が黒画素か否かを判定し、原稿領域内におけるラインデータの黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より小さいか否かによって折り目領域候補ラインが認識される。また、折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在するか否かによって折り目領域が検出される。
請求項16に記載の発明は、請求項13〜15のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、前記原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、前記原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、前記縦開始点と前記縦終了点と前記横開始点と前記横終了点とで結ぶ四角の領域外を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする。
請求項16に記載の発明によれば、縦開始点、縦終了点、横開始点及び横終了点の4点で結ぶ四角の領域外を原稿外領域として原稿外消去を実行する。
請求項17に記載の発明は、請求項13〜16のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の前記ラインデータのそれぞれに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし、前記ラインデータのそれぞれにおいて前記開始点及び前記終了点の外側の領域を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする。
請求項17に記載の発明によれば、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の各ラインデータにおいて原稿領域の開始点と終了点とを検出し、それより外側を原稿外領域として原稿外消去を実行する。
請求項18に記載の発明は、請求項13〜17のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記画像メモリ部は、指示された折り目方向が前記ラインデータの取得方向と略垂直になるように画像データを回転させてからラインデータを取得することを特徴とする。
請求項18に記載の発明によれば、画像メモリ部は指示された折り目方向とラインデータ取得方向とが略垂直になるように画像データを回転してからラインデータを取得する。
請求項19に記載の発明は、請求項13〜17のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、検出された前記折り目領域のなかで、選択された折り目領域について折り目消去することを特徴とする。
請求項19に記載の発明によれば、検出された折り目領域のなかから任意の折り目領域が選択されると、領域検出部は選択された折り目領域についてのみ折り目消去を実行する。
請求項20に記載の発明は、請求項13〜19のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記画像メモリ部は原稿の載置台に入射する外部光のデータを保持し、
前記領域検出部は当該外部光データに応じて前記所定の閾値を設定することを特徴とする。
請求項20に記載の発明によれば、画像メモリ部は原稿を載置する載置台に入射する外部光のデータを保持し、その外部光データに応じて領域検出部は所定の閾値を設定し、所定領域の検出及び消去を実行する。
請求項21に記載の発明は、請求項13〜20のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、前記ラインデータにおける各画素が白画素か否かの基準となる原稿領域白画素検出閾値と、前記原稿領域検出閾値と、前記ラインデータにおける各画素が黒画素か否かの基準となる折り目領域黒画素検出閾値と、前記折り目領域決定閾値と、のうち少なくとも一つを設定できることを特徴とする。
請求項21に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して各閾値を設定すると、領域検出部は設定された閾値に基づいて原稿領域又は折り目領域の検出と所定領域の消去とを行う。
請求項22に記載の発明は、請求項13〜21のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、前記原稿領域又は前記折り目領域の範囲を設定できることを特徴とする。
請求項22に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して原稿領域又は折り目領域の範囲を設定すると、領域検出部は設定された範囲に基づいて原稿外消去又は折り目消去を実行する。
請求項23に記載の発明は、請求項13〜22のいずれか一項に記載の画像処理方法において、
前記領域検出部は、指定された枠幅領域の黒画素を白画素に置換して枠消しを実行することを特徴とする。
請求項23に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して所望の枠幅を指定すると、領域検出部は指定された枠幅領域について枠消しを実行する。
請求項24に記載の発明は、
画像メモリ部に原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持させる機能と、
領域検出部に前記ライン単位で取得・保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、前記原稿領域より外側と前記折り目領域を白画素化し画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行させる機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項24に記載の発明によれば、画像メモリ部は原稿の画像データをラインデータごとに取得・保持し、領域検出部は各ラインデータにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出する。また、領域検出部は、検出された原稿領域より外側と折り目領域を白画素化し、画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行するようになっている。
請求項25に記載の発明は、請求項24に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、原稿領域の検出の際には、前記ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを原稿領域候補ラインとし、前記原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在する場合に、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域とすることを特徴とする。
請求項25に記載の発明によれば、一回の画像の読み込みで得られた画像データに基づいて、各ラインデータの画素が白画素か否かを判定し、各ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値を超えているか否かによって原稿領域候補ラインが認識される。また、原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在するか否かによって原稿領域が検出される。
請求項26に記載の発明は、請求項24又は25に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、折り目領域の検出の際には、前記原稿領域におけるラインデータにおける黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを折り目領域候補ラインとし、前記折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在する場合に、折り目領域候補ラインにおける黒画素の領域を折り目領域とすることを特徴とする。
請求項26に記載の発明によれば、一回の画像の読み込み走査で得られた画像データに基づいて、各ラインデータの画素が黒画素か否かを判定し、原稿領域内におけるラインデータの黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より小さいか否かによって折り目領域候補ラインが認識される。また、折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在するか否かによって折り目領域が検出される。
請求項27に記載の発明は、請求項24〜26のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、前記原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、前記原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、前記縦開始点と前記縦終了点と前記横開始点と前記横終了点とで結ぶ四角の領域外を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする。
請求項27に記載の発明によれば、縦開始点、縦終了点、横開始点及び横終了点の4点で結ぶ四角の領域外を原稿外領域として原稿外消去を実行する。
請求項28に記載の発明は、請求項24〜27のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の前記ラインデータのそれぞれに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし、前記ラインデータのそれぞれにおいて前記開始点及び前記終了点の外側の領域を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする。
請求項28に記載の発明によれば、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の各ラインデータにおいて原稿領域の開始点と終了点とを検出し、それより外側を原稿外領域として原稿外消去を実行する。
請求項29に記載の発明は、請求項24〜28のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記画像メモリ部は、指示された折り目方向が前記ラインデータの取得方向と略垂直になるように画像データを回転させてからラインデータを取得することを特徴とする。
請求項29に記載の発明によれば、画像メモリ部は指示された折り目方向とラインデータ取得方向とが略垂直になるように画像データを回転してからラインデータを取得する。
請求項30に記載の発明は、請求項24〜29のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、検出された前記折り目領域のなかで、選択された折り目領域について折り目消去することを特徴とする。
請求項30に記載の発明によれば、検出された折り目領域のなかから任意の折り目領域が選択されると、領域検出部は選択された折り目領域についてのみ折り目消去を実行する。
請求項31に記載の発明は、請求項24〜30のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記画像メモリ部は原稿の載置台に入射する外部光のデータを保持し、
前記領域検出部は当該外部光データに応じて前記所定の閾値を設定することを特徴とする。
請求項31に記載の発明によれば、画像メモリ部は原稿を載置する載置台に入射する外部光のデータを保持し、その外部光データに応じて領域検出部は所定の閾値を設定し、所定領域の検出及び消去を実行する。
請求項32に記載の発明は、請求項24〜31のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、前記ラインデータにおける各画素が白画素か否かの基準となる原稿領域白画素検出閾値と、前記原稿領域検出閾値と、前記ラインデータにおける各画素が黒画素か否かの基準となる折り目領域黒画素検出閾値と、前記折り目領域決定閾値と、のうち少なくとも一つを設定できることを特徴とする。
請求項32に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して各閾値を設定すると、領域検出部は設定された閾値に基づいて原稿領域又は折り目領域の検出と所定領域の消去とを行う。
請求項33に記載の発明は、請求項24〜32のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、前記原稿領域又は前記折り目領域の範囲を設定できることを特徴とする。
請求項33に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して原稿領域又は折り目領域の範囲を設定すると、領域検出部は設定された範囲に基づいて原稿外消去又は折り目消去を実行する。
請求項34に記載の発明は、請求項24〜33のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記領域検出部は、指定された枠幅領域の黒画素を白画素に置換して枠消しを実行することを特徴とする。
請求項34に記載の発明によれば、ユーザが操作部などを介して所望の枠幅を指定すると、領域検出部は指定された枠幅領域について枠消しを実行する。
請求項1、13、24に記載の発明によれば、一回の画像の読み込みで得られた画像データに基づいて原稿領域と折り目領域とを検出するので、簡易な操作で原稿外消去と折り目消去とが実行可能である。
請求項2、14、25に記載の発明によれば、各ラインデータにおける白画素の連続数に基づいて原稿領域候補ラインの認識を行うとともに、連続する原稿領域候補ラインの数に基づいて原稿領域を検出するので、画像の読み込みは一回で足り、かつ原稿領域を正確に検出することが可能である。
請求項3、15、26に記載の発明によれば、各ラインデータにおける黒画素の連続数に基づいて折り目領域候補ラインの認識を行うとともに、連続する折り目領域候補ラインの数に基づいて折り目領域を検出するので、折り目領域を正確に検出することが可能である。また、各ラインデータの黒画素の連続数に基づいて折り目領域の検出を行うので、原稿領域の検出と同時に行うことが可能であるとともに、画像の読み込みは一回で足り、かつ折り目領域の位置や数に限定されずに全ての折り目領域を検出することが可能である。
請求項4、16、27に記載の発明によれば、縦開始点、縦終了点、横開始点及び横終了点の4点を結ぶことにより、原稿領域を含む四角領域を簡易に定めることができ、外乱に強い原稿外消去が可能である。
請求項5、17、28に記載の発明によれば、ラインデータ毎に原稿領域の開始点と終了点とを検出するので、原稿の形状に応じた正確な原稿外消去が可能である。
請求項6、18、29に記載の発明によれば、指示された折り目方向に応じて画像データを回転させてからラインデータを取得するので、載置された原稿の向きに関わらず正確な折り目領域の検出が可能である。
請求項7、19、30に記載の発明によれば、複数の折り目領域が検出された場合でも、任意の折り目領域を指定して消去することが可能であり、原稿の折り目領域を正確に消去することができる。
請求項8、20、31に記載の発明によれば、外部光等の環境に対応した閾値を使用するので、各領域の検出能力の向上が可能である。
請求項9、21、32に記載の発明によれば、ユーザは操作部などにより原稿領域及び折り目領域を検出する閾値を設定することができるので、原稿の形状や環境等に柔軟に対応することが可能である。
請求項10、22、33に記載の発明によれば、ユーザは操作部などにより原稿領域又は折り目領域の範囲を設定することができるので、領域の検出が困難な形状の原稿や環境であっても柔軟に対応することが可能である。
請求項11、23、34に記載の発明によれば、ユーザの指定した枠幅領域についても枠消しが可能であるので、ユーザの広いニーズに対応することができる。
請求項12に記載の発明によれば、操作部により指定した方向に沿ったラインデータを取得して、そのラインデータに基づいて折り目領域を検出することができる。
以下に、本発明に係る画像処理装置を組み込んだ画像形成装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は複写機であり、その本体上面には原稿が搭載される平板状の載置台2が備えられている。
画像形成装置1の本体上面であって載置台2の側方には、画像形成装置1の動作状態を表示するとともに、各種操作指示を入力するアイコンやボタンなどを表示する操作部3が備えられている。操作部3は、例えば、公知のタッチパネルからなり、ユーザは表示されたアイコン又はボタンを押下して操作指示を入力するようになっている。
画像形成装置1の内部には、載置台2上に載置された原稿の画像情報や載置台2に入射する外部光情報を読み込む画像読み込み部5が備えられている。画像読み込み部5は、上方に向けて光を投射する光源6が、載置台2に沿って移動自在に備えられている。光源6の下方には、光源6から照射されて原稿に反射された光や外部光などが入射するミラー7が、光源6とともに移動自在に備えられている。ミラー7により反射される光の光路には一対の反射ミラー8が備えられており、CCDユニット9に導光するようになっている。CCDユニット9には光電変換機能が備えられており、入射した光の強度に基づいて画像データとしての電気信号に変換するようになっている。
画像形成装置1の内部には、後述する制御部10からの画像情報に基づいて被記録材としての転写紙に画像を形成する公知の画像形成部11が備えられている。画像形成部11には、電気信号に基づいてレーザービームを発振する画像書込み部12が備えられている。画像書込み部12から発振されたレーザービームの光路には、原稿画像に関する静電潜像を上面に形成する感光体ドラム13が回転自在に備えられている。感光体ドラム13の側方には、静電潜像にトナーを付着させる現像部14が備えられている。また、感光体ドラム13の直下には被記録材としての転写紙が搬送されるようになっており、転写紙が感光体ドラム13と対向した際にトナーが転写されるようになっている。転写紙がトナー転写後搬送される経路には、被記録材へのトナーの定着を行う定着部15が備えられている。
また、画像形成部11の下方には、転写紙の搬送を行う複数のローラからなる搬送部17が備えられている。搬送部17には、画像形成前の転写紙を供給する供給トレイ18と、画像形成後の転写紙を排出する排出トレイ16とが備えられている。
次に、図2を参照して画像形成装置1の制御構成について説明する。画像形成装置1には、画像読み込み部5から送られてくる画像データに基づいて原稿領域と折り目領域とを検出して原稿外消去と折り目消去とを実行する画像処理装置4が備えられている。画像処理装置4には、画像データをライン単位で取得・保持する画像メモリ部41と、ラインデータのそれぞれにおける黒画素数又は白画素数の少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し原稿外消去及び折り目消去を実行する領域検出部42と、が備えられている。
画像メモリ部41は、各ラインに関する輝度を画像読み込み部5からの電気信号の強度に基づいて255階調でラインデータを取得するようになっている。ここで、図4に示すように、画像メモリ部41は、ラインデータ取得方向Xと略垂直になるようにラインデータを取得するようになっている。画像メモリ部41は、指示された折り目方向がラインデータ取得方向Xと略垂直になるように、画像データを回転させるようになっている(図3参照)。図3においては、斜線のハッチングを付した領域が原稿外領域を示し、ドットのハッチングを付した領域が折り目領域を示している。
領域検出部42は、本実施形態においては各ラインデータの各画素について、その強度が原稿領域白画素検出閾値L1を超えた場合、その画素を白画素と判定するようになっている。また、領域検出部42は、白画素の連続数が原稿領域検出閾値L2よりも大きい場合には、そのラインデータを原稿領域候補ラインとするようになっている。そして、原稿領域候補ラインが連続してその数が原稿領域決定閾値L3を超えた場合には、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域として検出するようになっている。
また、領域検出部42は、各ラインデータの各画素について、その強度が折り目領域黒画素検出閾値L4より小さい場合、その画素を黒画素と判定するようになっている。また、領域検出部42は、原稿領域におけるラインデータのうち黒画素の連続数が折り目領域検出閾値L5より大きい場合には、そのラインデータを折り目領域候補ラインとするようになっている。そして、折り目領域候補ラインが連続してその数が折り目領域決定閾値L6を超えた場合には、その折り目領域候補ラインを折り目領域として検出するようになっている(図5参照)。なお、本実施形態においては折り目領域検出閾値L5を用いて折り目領域候補ラインを判定するようになっているが、閾値を用いずに白画素の検出できないラインデータを折り目領域候補ラインと判定することとしても良い。
ここで、各閾値L1,L2,L4,L6については、ユーザにより領域検出精度などを考慮して調整することができるようになっている。なかでも、濃い原稿の原稿領域の正確な検出が必要な場合は原稿領域白画素検出閾値L1を小さくし、白い原稿の原稿領域を綺麗に検出する必要がある場合は原稿領域白画素検出閾値L1を大きくするのが好ましい。同様に、濃い折り目領域を検出する場合は折り目領域黒画素検出閾値L4を小さくし、薄い折り目領域まで検出する場合は折り目領域黒画素決定閾値L4を大きくするのが好ましい。また、図8に示すように、操作部3は、各閾値の調整が可能なボタンを表示すると同時に、閾値調整の指標としてユーザが判断可能な領域検出濃度などを表示するようになっている。このように閾値調整の指標となるものを表示することにより、ユーザは自ずと適切な各閾値を設定することができるようになっている。
また、領域検出部42は、検出した原稿領域より外側の領域と折り目領域との黒画素を白画素に置換して原稿外消去及び折り目消去を実行するようになっている。
ここで、本実施形態における所定領域の画像データの消去は、ラインデータ毎に原稿外領域を認識し全てのラインデータについて原稿外消去及び折り目消去を実行するいわゆる「不定型消去」である。つまり、各ラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし(図11参照)、原稿外消去の際には、ラインデータのそれぞれにおいて開始点及び終了点の外側の領域を消去するようになっている。
図2に示すように、画像読み込み部5、画像処理装置4、操作部3、画像形成部11、搬送部17等は、データバスBを介して制御部10によって制御されるようになっている。制御部10は、CPU、ROM、RAM(いずれも図示せず)からなり、ROMに記録された本発明に係る処理プログラムをRAMに展開してCPUによりこの処理プログラムを実行するようになっている。
制御部10は、画像読み込み部5により画像データを読み込ませるとともに、画像処理装置4により原稿領域の検出と原稿外消去とを行わせるようになっている。また、制御部10は、搬送部17により転写紙を供給トレイ18から画像形成部11にまで搬送し、原稿外消去を実行した後の画像データに基づいて画像形成部11により転写紙に画像を形成させるように制御するようになっている。つまり、画像処理装置4からの電気信号に基づいて画像書込み部12によりレーザービームを発振させ、感光体ドラム13の上面に静電潜像を形成させるようになっている。また、現像部14により感光体ドラム13の静電潜像にトナーを付着させて、感光体ドラム13から転写紙にトナーを転写させるようになっている。さらに、制御部10は搬送部17により画像形成後の転写紙を所定のタイミングで定着部15を経由して排出トレイ16まで搬送するように制御するようになっている。
制御部10は、搬送部17により転写紙を供給トレイ18から画像形成部11にまで搬送し、原稿外消去及び折り目消去を実行した後の画像データに基づいて画像形成部11により転写紙に画像を形成させるように制御している。また、制御部10は、画像形成された転写紙を排出トレイ16にまで搬送するように制御している。
また、制御部10は、図6(a),(b)に示す画面右のように、操作部3により折り目方向を指定するボタンを表示させるようになっている。ここで、図6(a)に示す画面右には折り目方向の角度を調整するボタンが表示されており、図6(b)に示す画面右には折り目方向を指定するボタンが表示されている。また、制御部10は、図6(a),(b)に示す画面左のように、操作部3により一連の自動折り目消し機能(図7参照)のスタートボタンを表示させるようになっている。さらに、制御部10は、操作部3により領域検出部42が検出した全ての折り目領域を表示させるようになっている(図9参照)。この際、操作部3により折り目領域を指定するボタンを表示させ、ユーザは消去する折り目領域を指定することができるようになっている。
次に、画像形成装置1及び画像処理装置4による画像処理方法について図7に基づいて説明する。
始めに、操作部3は折り目方向指定画面(図6参照)を表示する。ユーザは載置台2に原稿をセットし、操作部3のアイコン又はボタンを押下してセットした原稿の折り目方向を入力するとともに、一連の自動折り目消し機能をスタートさせる。すると、画像読み込み部5は原稿画像の画像データの読み込みを開始する(ステップS1)。
画像読み込み部5は光源6を点灯し、光源6及びミラー7を載置台2の全面に対して走査させる。すると、反射ミラー8により導光された光がCCDユニット9に入射する。CCDユニット9に入射した外部光は光電変換されて電気信号となり、画像データとして画像メモリ部41に送られる。
画像メモリ部41は、指定された折り目方向がラインデータ取得方向Xと略垂直になるように画像データを所定の方向に回転させる(図3参照)。そして、画像メモリ部41は、折り目方向と略平行なライン単位で255階調のラインデータを順次取得する。ラインデータの取得が完了すると、領域検出部42は各ラインデータの各画素について、その強度が原稿領域白画素検出閾値L1を超えているか否かによって白画素か否かを判定する。続いて、領域検出部42は、白画素の連続数をカウントし、原稿領域検出閾値L2と比較して原稿領域候補ラインを認識する。そして、原稿領域候補ラインが連続してその数が原稿領域決定閾値L3を超えた場合には、その原稿領域候補ラインにおける白画素に囲まれた領域を原稿領域として検出する(ステップS2)。
原稿領域が検出されると、領域検出部42は、原稿領域内のラインデータの各画素について、その強度が折り目領域黒画素検出閾値L4を超えているか否かによって黒画素か否かを判定する。そして、領域検出部42は、黒画素の連続数と折り目領域検出閾値L5とを比較して折り目領域候補ラインを認識する。そして、折り目領域候補ラインが連続してその数が折り目領域決定閾値L6を超えた場合には、その折り目領域候補ラインを折り目領域として検出する(ステップS3)。
検出された折り目領域は、操作部3により表示される。この際、複数の折り目領域を有する原稿の場合(図12参照)、領域検出部42は全ての折り目領域を検出し、操作部3により全ての折り目領域が表示される(図9参照)。そして、ユーザは表示された折り目領域のうち消去したい折り目領域のみを指定する。
領域検出部42は、原稿外領域及び指定された折り目領域に含まれる黒画素を白画素に置換して、原稿外消去と折り目消去とを行う(ステップS4)。領域検出部42は、原稿外消去については、原稿領域の各ラインデータに含まれる両端の白画素より外側の黒画素を白画素に置換する。また、領域検出部42は、折り目消去については、折り目領域の各ラインデータに含まれる黒画素を白画素に置換する。
そして、画像処理装置4から送られる原稿外消去及び折り目消去の実行後の画像データに基づいて画像形成部11は転写紙に画像を形成する。また、搬送部17は所定のタイミングで転写紙を供給トレイ18から画像形成部11を経由して排出トレイ16まで搬送する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置4によれば、一回の画像読み込みで得られた画像データにより原稿領域と折り目領域とを自動的に検出するので、簡易な操作で原稿外消去と折り目消去とを実行することができる。また、画像形成装置1によれば、指示された折り目方向に応じて画像データを回転させてからラインデータの取得を行うので、載置された原稿の向きに応じた正確な折り目領域の検出が可能である。
また、原稿領域及び折り目領域は、原稿領域白画素検出閾値L1、原稿領域検出閾値L2、原稿領域決定閾値L3、折り目領域黒画素検出閾値L4、折り目領域検出閾値L5、折り目領域決定閾値L6に基づいて検出するので、各領域を正確に検出することが可能であるとともに、折り目領域の位置や数に限定されずに全ての折り目領域を検出することが可能である。
さらに、ラインデータ毎の開始点と終了点に基づいて所定領域を消去するので、原稿の形状に応じた正確な原稿外消去が可能である。
またさらに、複数の折り目領域が検出された場合でも、任意の折り目領域を指定して消去することが可能であり、原稿の折り目領域を正確に消去することができる。
なお、本実施形態においては、所定領域の画像データの消去は、ラインデータごとの白画素又は黒画素の開始点及び終了点に基づいて行ういわゆる「不定型消去」によるものとしたが、いわゆる「定型消去」によるものとしてもよい。図11(a)に示すのは原稿の平面図であり、図11(b)に示すのは定型消去の説明図であり、図11(c)に示すのは不定型消去の説明図である。
定型消去とは、図11(b)に示すように、ラインデータに平行でかつ原稿領域を含む最小の四角の領域外における画像データを消去する方法である。具体的には、原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、縦開始点と縦終了点と横開始点と横終了点とで結ぶ四角の領域外を原稿外領域と認識して消去するようになっている。
このように、定型消去の場合、縦開始点、縦終了点、横開始点及び横終了点の4点を認識して原稿外消去されるので、原稿領域を含む四角領域を簡易に定めることができ、外乱に強い原稿外消去が可能である。
また、本実施形態における原稿外消去及び折り目消去は、いずれも不定型消去により行われるようになっているが、本実施形態における所定領域の消去方法には特に制限は無く、原稿外消去は不定型消去で行い折り目消去は定型消去で行うなど、適宜組み合わせて消去することとしてもよい。
なお、本実施形態においては原稿領域及び折り目領域の検出は、各ラインデータの白画素又は黒画素の連続数に基づいて行うので、各領域の安定した検出が可能である。
また、画像読み込み部5により載置台2に入射する外部光を外部光データとして読み込ませて、領域検出部42により外部光に応じた閾値を設定させることとしてもよい。このようにして外部光等の環境に対応した閾値を使用することにより、原稿領域の検出処理能力の向上が可能である。
さらに、操作部3により原稿領域又は折り目領域の範囲が手動で設定できることとしてもよい。操作部3により原稿領域又は折り目領域の範囲を手動で設定することができることにより、領域検出が困難な原稿や環境であっても柔軟に対応することが可能である。
またさらに、本実施形態の画像形成装置1には公知の「枠消し機能」を備えさせることとしてもよい。ここで、枠消し機能とは、ブック型原稿など厚みのある原稿の周囲の影を消去する機能のことである。したがって、操作部3により任意の枠幅が指定されると、画像処理装置4は指定された枠幅領域を消去するので、ユーザの広いニーズに対応することができる。
本実施形態に係る画像処理装置の概略構成図である。 本実施形態に係る画像処理装置の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態における画像データの回転を示す説明図である。 本実施形態における画像読み込み走査の説明図である。 本実施形態における折り目領域の説明図である。 本実施形態における操作部の表示画面を示す正面図である。 本実施形態における原稿外消去及び折り目消去を説明するフローチャートである。 本実施形態における操作部の表示画面を示す正面図である。 本実施形態における操作部の表示画面を示す正面図である。 本実施形態におけるラインデータの説明図である。 本実施形態における原稿外消去の説明図である。 本実施形態における画像データの説明図である。 従来の原稿外消去及び折り目消去を説明するフローチャートである。 従来の画像データの説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 載置台
3 操作部
4 画像処理装置
41 画像メモリ部
42 領域検出部
5 画像読み込み部
10 制御部
11 画像形成部
17 搬送部
X ラインデータ取得方向

Claims (34)

  1. 原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持する画像メモリ部と、
    前記ライン単位で取得・保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数の少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、前記原稿領域より外側と前記折り目領域を白画素化し画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行する領域検出部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記領域検出部は、原稿領域の検出の際には、前記ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを原稿領域候補ラインとし、前記原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在する場合に、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記領域検出部は、折り目領域の検出の際には、前記原稿領域におけるラインデータにおける黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを折り目領域候補ラインとし、前記折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在する場合に、折り目領域候補ラインにおける黒画素の領域を折り目領域とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記領域検出部は、前記原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、前記原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、前記縦開始点と前記縦終了点と前記横開始点と前記横終了点とで結ぶ四角の領域外を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記領域検出部は、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の前記ラインデータのそれぞれに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし、前記ラインデータのそれぞれにおいて前記開始点及び前記終了点の外側の領域を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像メモリ部は、指示された折り目方向が前記ラインデータの取得方向と略垂直になるように画像データを回転させてからラインデータを取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記領域検出部は、検出された前記折り目領域のなかで、選択された折り目領域について折り目消去することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像メモリ部は原稿の載置台に入射する外部光のデータを保持し、
    前記領域検出部は当該外部光データに応じて前記所定の閾値を設定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記領域検出部は、前記ラインデータにおける各画素が白画素か否かの基準となる原稿領域白画素検出閾値と、前記原稿領域検出閾値と、前記ラインデータにおける各画素が黒画素か否かの基準となる折り目領域黒画素検出閾値と、前記折り目領域決定閾値と、のうち少なくとも一つを設定できることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記領域検出部は、前記原稿領域又は前記折り目領域の範囲を設定できることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記領域検出部は、指定された枠幅領域の黒画素を白画素に置換して枠消しを実行することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
    前記画像データを読み込む画像読み込み部と、
    前記原稿の折り目方向を指示する操作部と、
    前記画像処理装置からの信号に基づいて被記録材に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読み込み部により前記画像データを読み込ませ、前記操作部により指示された折り目方向と略平行なラインデータに基づいて前記画像処理装置により前記画像データを処理させ、その画像データに基づいて前記画像形成部により画像を形成させる制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. 画像メモリ部により原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持する工程と、
    領域検出部により前記ライン単位で取得・保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、前記原稿領域より外側と前記折り目領域を白画素化し画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行する工程と、
    を行うことを特徴とする画像処理方法。
  14. 前記領域検出部は、原稿領域の検出の際には、前記ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを原稿領域候補ラインとし、前記原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在する場合に、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域とすることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 前記領域検出部は、折り目領域の検出の際には、前記原稿領域におけるラインデータにおける黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを折り目領域候補ラインとし、前記折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在する場合に、折り目領域候補ラインにおける黒画素の領域を折り目領域とすることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像処理方法。
  16. 前記領域検出部は、前記原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、前記原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、前記縦開始点と前記縦終了点と前記横開始点と前記横終了点とで結ぶ四角の領域外を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする請求項13〜15のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  17. 前記領域検出部は、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の前記ラインデータのそれぞれに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし、前記ラインデータのそれぞれにおいて前記開始点及び前記終了点の外側の領域を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする請求項13〜16のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  18. 前記画像メモリ部は、指示された折り目方向が前記ラインデータの取得方向と略垂直になるように画像データを回転させてからラインデータを取得することを特徴とする請求項13〜17のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  19. 前記領域検出部は、検出された前記折り目領域のなかで、選択された折り目領域について折り目消去することを特徴とする請求項13〜17のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  20. 前記画像メモリ部は原稿の載置台に入射する外部光のデータを保持し、
    前記領域検出部は当該外部光データに応じて前記所定の閾値を設定することを特徴とする請求項13〜19のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  21. 前記領域検出部は、前記ラインデータにおける各画素が白画素か否かの基準となる原稿領域白画素検出閾値と、前記原稿領域検出閾値と、前記ラインデータにおける各画素が黒画素か否かの基準となる折り目領域黒画素検出閾値と、前記折り目領域決定閾値と、のうち少なくとも一つを設定できることを特徴とする請求項13〜20のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  22. 前記領域検出部は、前記原稿領域又は前記折り目領域の範囲を設定できることを特徴とする請求項13〜21のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  23. 前記領域検出部は、指定された枠幅領域の黒画素を白画素に置換して枠消しを実行することを特徴とする請求項13〜22のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  24. 画像メモリ部に原稿の画像を読み込んだ画像データをライン単位で取得・保持させる機能と、
    領域検出部に前記ライン単位で取得・保持されるラインデータのそれぞれにおける黒画素又は白画素の連続数が少なくとも一方が所定の閾値を超えているか否かによって原稿領域と折り目領域とを検出し、前記原稿領域より外側と前記折り目領域を白画素化し画像を形成させないように原稿外消去と折り目消去とを実行させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  25. 前記領域検出部は、原稿領域の検出の際には、前記ラインデータにおける白画素の連続数が原稿領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを原稿領域候補ラインとし、前記原稿領域候補ラインが連続して原稿領域決定閾値以上存在する場合に、その原稿領域候補ラインにおける白画素で囲まれた領域を原稿領域とすることを特徴とする請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記領域検出部は、折り目領域の検出の際には、前記原稿領域におけるラインデータにおける黒画素の連続数が折り目領域検出閾値より大きい場合に、そのラインデータを折り目領域候補ラインとし、前記折り目領域候補ラインが連続して折り目領域決定閾値以上存在する場合に、折り目領域候補ラインにおける黒画素の領域を折り目領域とすることを特徴とする請求項24又は25に記載のプログラム。
  27. 前記領域検出部は、前記原稿領域の両端のラインデータに含まれる白画素を縦開始点及び縦終了点とし、前記原稿領域のラインデータに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を横開始点及び横終了点とし、前記縦開始点と前記縦終了点と前記横開始点と前記横終了点とで結ぶ四角の領域外を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする請求項24〜26のいずれか一項に記載のプログラム。
  28. 前記領域検出部は、前記原稿領域と判定され、かつ、折り目領域外の前記ラインデータのそれぞれに含まれる白画素のうち最も両端に位置する二点を開始点及び終了点とし、前記ラインデータのそれぞれにおいて前記開始点及び前記終了点の外側の領域を前記原稿外領域として原稿外消去を実行することを特徴とする請求項24〜27のいずれか一項に記載のプログラム。
  29. 前記画像メモリ部は、指示された折り目方向が前記ラインデータの取得方向と略垂直になるように画像データを回転させてからラインデータを取得することを特徴とする請求項24〜28のいずれか一項に記載のプログラム。
  30. 前記領域検出部は、検出された前記折り目領域のなかで、選択された折り目領域について折り目消去することを特徴とする請求項24〜29のいずれか一項に記載のプログラム。
  31. 前記画像メモリ部は原稿の載置台に入射する外部光のデータを保持し、
    前記領域検出部は当該外部光データに応じて前記所定の閾値を設定することを特徴とする請求項24〜30のいずれか一項に記載のプログラム。
  32. 前記領域検出部は、前記ラインデータにおける各画素が白画素か否かの基準となる原稿領域白画素検出閾値と、前記原稿領域検出閾値と、前記ラインデータにおける各画素が黒画素か否かの基準となる折り目領域黒画素検出閾値と、前記折り目領域決定閾値と、のうち少なくとも一つを設定できることを特徴とする請求項24〜31のいずれか一項に記載のプログラム。
  33. 前記領域検出部は、前記原稿領域又は前記折り目領域の範囲を設定できることを特徴とする請求項24〜32のいずれか一項に記載のプログラム。
  34. 前記領域検出部は、指定された枠幅領域の黒画素を白画素に置換して枠消しを実行することを特徴とする請求項24〜33のいずれか一項に記載のプログラム。
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