JP2010028311A - 演算増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力回路では、面積を増やすことなく確実に出力位相反転を防止する。出力回路では、出力位相反転防止動作の際に電流が増えず、安定な回路動作が行われ、回路面積が増大しないようにする。
【解決手段】ベースとコレクタ間に寄生ダイオードD2A,D2Bを有するトランジスタQ1,Q2、出力位相反転防止用ダイオードD1A,D1B、電流源I1、負荷R2A,R2Bを備えた入力回路10では、トランジスタQ1、Q2のベースに抵抗R1A,R1Bを接続する。トランジスタQ3〜Q6を備えそのトランジスタQ5,Q6のエミッタを入力回路10の負荷R2A,R2Bに接続した出力回路20では、トランジスタQ5,Q6にベース電流を供給する電流源I2を接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力電圧が電源電圧を越えた際に発生する出力位相反転に対して対策を施した演算増幅器に関するものである。
反転防止対策を施していない演算増幅器では、入力電圧が低電位側電源電圧よりも低下した場合、例えば、低電位側電源電圧が0Vで入力電圧が−8V程度に低下した場合では、図5に示すように出力電圧が変化し、出力位相反転現象を引き起こす。そこで、従来では、例え入力電圧が低電位側電源電圧よりも低下した場合であっても、出力電圧が位相反転せず、図6に示すような特性が得られるように、出力位相反転防止対策を施している。
図7はこの出力位相反転防止対策を施した従来の演算増幅器の構成を示す回路図である(例えば、特許文献1の図1参照)。この演算増幅器は入力回路10Aと出力回路20Aから構成されている。入力回路10Aは、差動回路を構成するPNPトランジスタQ1,Q2および電流源I1、その差動回路の負荷抵抗R2A,R2B、出力位相反転防止用のダイオードD1A,D1Bを備える。また、出力回路20Aは、カレントミラー回路を構成するPNPトランジスタQ3,Q4、入力回路10Aの負荷抵抗R2A,R2Bに接続されたNPNトランジスタQ5,Q6、およびそのトランジスタQ5,Q6にベースバイアスを与える電流源I4、ダイオードD3および抵抗R3からなる直列回路、を備える。11は反転入力端子、12は非反転入力端子、21は出力端子である。D2A,D2BはトランジスタQ1,Q2のコレクタ・ベース間に形成される寄生ダイオードである。
この演算増幅器について、非反転入力端子12の電圧が低電位側電源電圧VEEより低下した時の動作を用い、出力位相反転防止動作を説明する。電圧VEE=0Vとし、非反転入力端子12の入力電圧VIN+が、VIN+<−0.7[V]となったとき、トランジスタQ2の寄生ダイオードD2Bを通じて電流ID2Bが流れる。同時に、非反転入力端子12に接続されたダイオードD1Bを通して電流ID1Bが流れる。このように、電流ID2B,D1Bが流れることによって、ノードN1、N2の電圧VN1,VN2が低下する。
ダイオードD1Bのアノート゛・カソード間電圧をVAKD1B、寄生ダイオードD2Bのアノート゛・カソード間電圧をVAKD2Bとすると、電源VEEからノードN2を経由してダイオードD1Bを流れる電流をIN2、電源VEEからノードN1を経由して寄生ダイオードD2Bに流れる電流をIN1、トランジスタQ1,Q2の逆方向飽和電流をIs、Vを熱電圧、n1,n2を単位素子面積に対する倍率とすると、
Figure 2010028311
となる。このとき、出力位相反転を生じさせないためには、VN1>VN2が常に維持される必要がある。
近似的に電流IN1,IN2がほぼ同じであるとし、出力端子21の電圧がマージンをもって低く維持するために熱電圧分の電位差が必要であるとすると、式(1)、(2)より、
Figure 2010028311
となる。
式(3)は、十分な出力位相反転防止効果を得るためには、ダイオードD1Bは寄生ダイオードD2Bよりも2.7倍の面積を持つ必要があることを示す。これは、出力位相反転防止のためにダイオードD1A,D1Bの素子に大きな面積を必要とすることを示す。通常、演算増幅器はオフセット電圧特性のためにトランジスタQ1,Q2の素子面積を大きくするため、ダイオードD1A,D1Bも大きな面積が必要となり、素子面積が制限されている場合には実現が難しくなる。
一方、反転入力端子11および非反転入力端子12の入力電圧が低電位側電源電圧VEEよりも0.7V以下となった場合、ノードN1,N2の電圧VN1,VN2が電圧VEEよりも低くなる。出力回路20AのトランジスタQ5のベース・エミッタ間電圧VBEQ5、トランジスタQ6のベース・エミッタ間電圧VBEQ6がそれぞれ約0.7[V]とすると、トランジスタQ5,Q6のベースのノードN3の電圧VN3
Figure 2010028311
となる。
N3<0.7[V]となった場合、ダイオードD3に流れてノードN3のベース電圧を維持していた電流源I4の電流IがダイオードD3に流れず、すべてトランジスタQ5,Q6のベースに流入する。このとき、電流IがトランジスタQ5,Q6のベースに均等に流入したとすると、トランジスタQ5のコレクタ電流IC5とトランジスタQ6のコレクタ電流IC6は、NPNトランジスタの電流増幅率をβとすると、
Figure 2010028311
=10μA、β=200とすると、式(5)、(6)より、
Figure 2010028311
となる。この式(7)は、出力位相反転防止動作中に大きな回路電流が流れることを示す。
図8に非反転入力端子12の入力電圧VIN+が変化したときのトランジスタQ5,Q6のコレクタ電流ICQ5、ICQ6を確認したシミュレーション回路図を示す。ここでは、出力端子21を5kΩの抵抗を介して反転入力端子11に接続し、抵抗R2A=R2B=2kΩ、R3=1kΩとし、電流源I1の電流I=50μA、電流源I4の電流I=10μAとし、非反転入力端子12には5kΩの抵抗を介して入力電圧E1を印加し、高電位側電源端子VCCと低電位側電源端子VEEの間には5Vの電圧を印加した。また、図9にそのシミュレーション結果を示す。非反転入力端子12の入力電圧VIN+の低下に伴い、トランジスタQ5,Q6のコレクタ電流ICQ5、ICQ6が大幅に増加していることが示されている。
特開2001−308656号公報
従来の演算増幅器では、出力位相反転を防止するためにダイオードD1A,D1Bに大きな素子面積を必要とする。また出力位相反転防止回路が動作している際に、図9に示したように、出力回路20Aに大きな電流が流れるために、演算増幅器の消費電流が増加し、回路動作が不安定な状態となり、また大きな電流に対応する回路配線が必要となるために配線面積の増大を招く。
本発明の目的は、入力回路では、面積を増やすことなく確実に出力位相反転を防止し、また、出力回路では、出力位相反転防止動作の際に電流が増えることがなく、消費電流の増加がなく、安定な回路動作を実現でき、また内部配線へ考慮を必要とせず、回路面積が増大しないようにした演算増幅器を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明の演算増幅器は、第1の導電型の第1および第2のトランジスタのエミッタを第1の電流源を介して第1の電源端子に接続した差動回路と、前記第1および第2のトランジスタのコレクタと第2の電源端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の負荷と、前記第1のトランジスタのベースと第1の入力端子との間に接続された第1の抵抗および前記第2のトランジスタのベースと第2の入力端子との間に接続された第2の抵抗と、前記第1のトランジスタのコレクタと前記第1の負荷との第1の共通接続点と前記第2の入力端子との間に前記第2の入力端子側をカソードとするよう接続された第1のダイオードと、前記第2のトランジスタのコレクタと前記第2の負荷との第2の共通接続点と前記第1の入力端子との間に前記第1の入力端子側をカソードとするよう接続された第2のダイオードと、を備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の演算増幅器において、第1のカレントミラー回路と、該第1のカレントミラー回路の入力側にコレクタが接続され前記第2の共通接続点にエミッタが接続された第2の導電型の第3のトランジスタと、前記第1のカレントミラー回路の出力側にコレクタが接続され前記第1の共通接続点にエミッタが接続された前記第2の導電型の第4のトランジスタと、該第3および第4のトランジスタのベースと前記第1の電源端子との間に接続された第2の電流源とを備え、前記第4のトランジスタのコレクタが出力端子に接続されたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の演算増幅器において、前記第2の電流源が、前記第1の電源端子に一端が接続された第3の電流源と、該第3の電流源の他端にエミッタが共通接続された前記第1の導電型の第5および第6のトランジスタからなるカレントミラー回路と、ベースが該カレントミラー回路の入力側に接続されコレクタが前記第3の電流源に接続されエミッタが前記第2の電源端子に接続された第7のトランジスタとを備え、前記カレントミラー回路の出力側を前記第3および第4のトランジスタのベースに接続したことを特徴とする。
本発明によれば、入力回路の面積を増やすことなく確実に出力位相反転を防止することができる。また、出力回路では出力位相反転防止動作の際に電流が増えることがなく、演算増幅器の消費電流の増加がなく、安定な回路動作を実現でき、また内部配線へ考慮を必要としないため、回路面積が増大しない。
図1は本発明の1つの実施例の演算増幅器の構成を示す回路図である。この演算増幅器は入力回路10と出力回路20から構成されている。入力回路10は、差動回路を構成するPNPトランジスタQ1,Q2および電流源I1、その差動回路の負荷抵抗R2A,R2B、出力位相反転防止用のダイオードD1A,D1B、および抵抗R1A,R1Bを備える。また、出力回路20は、カレントミラー回路を構成するPNPトランジスタQ3,Q4、入力回路10の負荷抵抗R2A,R2Bに接続されたNPNトランジスタQ5,Q6、およびそのトランジスタQ5,Q6にベースバイアスを与える電流源I2を備える。11は反転入力端子、12は非反転入力端子、21は出力端子である。D2A,D2BはトランジスタQ1,Q2のコレクタ・ベース間に形成される寄生ダイオードである。図7で説明した従来の演算増幅器とは、入力回路10において、トランジスタQ1,Q2のベースにそれぞれ抵抗R1A,R1Bを接続したこと、出力回路20において、トランジスタQ5,Q6のベースバイアスを電流源I2のみで行ったこと、が異なる。
なお、請求項との関係では、トランジスタQ1は第1のトランジスタ、トランジスタQ2は第2のトランジスタ、トランジスタQ5は第3のトランジスタ、トランジスタQ6は第4のトランジスタに、それぞれ相当する。
この演算増幅器について、非反転入力端子12の入力電圧が低電位側電源電圧VEEより低下した時の動作を用い、出力位相反転防止動作を説明する。電圧VEE=0Vとし、非反転入力端子電圧12の入力電圧VIN+が、VIN+<−0.7[V]となったとき、トランジスタQ2の寄生ダイオードD2Bを通じて電流ID2Bが流れる。同時に、非反転入力端子12に接続されたダイオードD1Bを通して電流ID1Bが流れる。従来例では、ダイオードD2BはトランジスタQ2の寄生ダイオードD2Bに対して2.7倍の面積が必要
となるが、本発明ではより小さいダイオード面積で出力位相反転防止を実現できる。
トランジスタQ2の寄生ダイオードD2Bの素子面積に対し、ダイオードD1Bの素子面積が1/10として、出力位相反転防止動作を説明する。トランジスタQ2の寄生ダイオードD2Bのアノード・カソード間電圧VAKD2B=0.7[V]であると仮定した場合、ダイオードD1Bのアノード・カソード間電圧VAKD1Bは、
Figure 2010028311
と近似できる。
負荷抵抗R2A,R2Bの抵抗値をRとし、抵抗R1A,R1Bの抵抗値をRとしたとき、VEE→抵抗R2B→ノードN1→寄生ダイオードD2B→抵抗R1B→非反転入力端子12に流れる電流をIN1、VEE→抵抗R2A→ノードN2→ダイオードD1B→非反転入力端子12に流れる電流をIN2とすると、
Figure 2010028311
となる。ノードN1、N2の電圧VN1,VN2は、式(8)、(9)より
Figure 2010028311
となる。
出力位相反転を防止するには、電圧VN1>VN2が常に維持される必要がある。出力端子12の電圧がマージンをもって十分低く維持するために、熱電圧V分の電位差が必要であるとすると、式(10),(11)より、
Figure 2010028311
となる。R=10kΩ、VIN+=−5[V]とすると、出力位相反転を防止するために必要な抵抗R1Bの抵抗値Rは、式(12)より、
Figure 2010028311
となる。以上により、トランジスタQ2の寄生ダイオードD2Bに対し、1/10の面積のダイオードD1Bおよび小さな値の抵抗R1Bによって、確実に出力位相反転を防止することができる。
次に、出力回路20での本発明の動作を説明する。従来の演算増幅器では、トランジスタQ5,Q6のベース電位は、ダイオードD3や抵抗R3などによるバイアス回路により決定されていた。これに対し、本実施例ではトランジスタQ5、Q6のベースが共通に電流源I2に接続されている。
トランジスタQ5のべース・エミッタ間電圧VBEQ5とトランジスタQ6のベース・エミッタ間電圧VBEQ6は、トランジスタQ5のベース電流IBQ5とトランジスタQ6のベース電流IBQ6により、
Figure 2010028311
また、ベース電流IBQ5とIBQ6は電流源I2の電流Iより、
Figure 2010028311
である。ノードN3の電圧VN3は、ノードN1,N2の電圧VN1,VN2と、式(14),(15)より、
Figure 2010028311
となる。
ノードN1,N2の電圧VN1,VN2が、低電位側電源電圧VEEよりも−0.7[V]以下となった場合、ノードN3の電圧VN3も式(17)に従い低下する。この時、ベース電流IBQ5とIBQ6の和は、電流源I2の電流Iにより一定であるため、VN3に依らず一定となる。
電流源I2の電流Iが、トランジスタQ5とトランジスタQ6のベースに均等に流入したとし、I=100nA,β=200とすると、トランジスタQ5のコレクタ電流ICQ5とトランジスタQ6のコレクタ電流ICQ6は、
Figure 2010028311
となる。式(18)のように、本実施例の演算増幅器では、出力位相反転防止動作中にも大きな回路電流が流れることがないため、予期せぬ大電流による回路誤動作の心配がなく、大きな電流に対応する回路配線が不要となる。
図2に電流源I2の電流I=100nAとし、非反転入力端子12の入力電圧VIN+が変化したときのトランジスタQ5,Q6のコレクタ電流ICQ5,ICQ6を確認したシミュレーション回路図を示す。ここでは、出力端子21を5kΩの抵抗を介して反転入力端子11に接続し、抵抗R1A=R1B=200Ω、R2A=R2B=2kΩとし、電流源I1の電流I=50μAとし、非反転入力端子12には5kΩの抵抗を介して入力電圧E1を印加し、高電位側電源端子VCCと低電位側電源端子VEEの間には5Vの電圧を印加した。また、図3にそのシミュレーション結果を示す。トランジスタQ5,Q6のコレクタ電流ICQ5,ICQ6を合わせた電流値は、非反転入力端子12の電圧VIN+に依存せず、一定であることが示されている。
図4は出力回路20の電流源I2の部分を具体化した演算増幅器の回路図である。電流源I2は、電流源I3、カレントミラー回路を構成するPNPトランジスタQ7,Q8、およびNPNトランジスタQ9から構成されている。なお、請求項との関係では、トランジスタQ7は第5のトランジスタ、トランジスタQ8は第6のトランジスタ、トランジスタQ9は第7のトランジスタに、それぞれ相当する。
電流源I3の電流Iにより、トランジスタQ9にコレクタ電流ICQ9が流れた場合、そのトランジスタQ9のベース電流IBQ9は、
Figure 2010028311
となる。
トランジスタQ9のベース電流IBQ9は、トランジスタQ7,Q8からなるカレントミラー回路により、トランジスタQ5,Q6のベースに流入する。トランジスタQ7とトランジスタQ8が同じ大きさであり、ノードN1,N2の電圧VN1、VN2が、VN1=VN2である場合、トランジスタQ5,Q6のコレクタ電流ICQ5,ICQ6は、式(19)より、
Figure 2010028311
となる。
このような構成の電流源I2を使用することにより、出力位相反転防止動作中にも大きな回路電流が流れることなく、且つ式(20)のように、トランジスタQ5,Q6のコレクタ電流を容易に設定することができる。
なお、以上説明した本実施例の演算増幅器において、PNPトランジスタをNPNトランジスタに置き換え、NPNトランジスタをPNPトランジスタに置き換え、ダイオードD2A,D2Bの向きを逆にし、電流源I1〜I3の向きを逆にし、高電位側電源端子VCCと低電位側電源端子VEEを反対にしても良い。このときは、反転入力端子11、非反転入力端子12の入力電圧が高電位電源電圧VCCを越えた際に、同様に動作する。
本発明の実施例の演算増幅器の構成を示す回路図である。 図1の演算増幅器のシミュレーションのための回路図である。 図2のシミュレーション回路で得られたトランジスタQ5,Q6のコレクタ電流の特性図である。 図1の演算増幅器の電流源I2の部分を具体化した演算増幅器の構成を示す回路図である。 出力位相反転防止対策を施さない演算増幅器の入出力波形図である。 出力位相反転防止対策を施した演算増幅器の入出力波形図である。 出力位相反転防止対策を施した従来の演算増幅器の構成を示す回路図である。 図7の演算増幅器のシミュレーションのための回路図である。 図8のシミュレーション回路で得られたトランジスタQ5,Q6のコレクタ電流の特性図である。
符号の説明
10,10A:入力回路、11:反転入力端子、12:非反転入力端子
20,20A:出力回路、21:出力端子

Claims (3)

  1. 第1の導電型の第1および第2のトランジスタのエミッタを第1の電流源を介して第1の電源端子に接続した差動回路と、
    前記第1および第2のトランジスタのコレクタと第2の電源端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の負荷と、
    前記第1のトランジスタのベースと第1の入力端子との間に接続された第1の抵抗および前記第2のトランジスタのベースと第2の入力端子との間に接続された第2の抵抗と、
    前記第1のトランジスタのコレクタと前記第1の負荷との第1の共通接続点と前記第2の入力端子との間に前記第2の入力端子側をカソードとするよう接続された第1のダイオードと、
    前記第2のトランジスタのコレクタと前記第2の負荷との第2の共通接続点と前記第1の入力端子との間に前記第1の入力端子側をカソードとするよう接続された第2のダイオードと、
    を備えることを特徴とする演算増幅器。
  2. 請求項1に記載の演算増幅器において、
    第1のカレントミラー回路と、
    該第1のカレントミラー回路の入力側にコレクタが接続され前記第2の共通接続点にエミッタが接続された第2の導電型の第3のトランジスタと、
    前記第1のカレントミラー回路の出力側にコレクタが接続され前記第1の共通接続点にエミッタが接続された前記第2の導電型の第4のトランジスタと、
    該第3および第4のトランジスタのベースと前記第1の電源端子との間に接続された第2の電流源とを備え、
    前記第4のトランジスタのコレクタが出力端子に接続されたことを特徴とする演算増幅器。
  3. 請求項2に記載の演算増幅器において、前記第2の電流源は、
    前記第1の電源端子に一端が接続された第3の電流源と、
    該第3の電流源の他端にエミッタが共通接続された前記第1の導電型の第5および第6のトランジスタからなるカレントミラー回路と、
    ベースが該カレントミラー回路の入力側に接続されコレクタが前記第3の電流源に接続されエミッタが前記第2の電源端子に接続された第7のトランジスタとを備え、
    前記カレントミラー回路の出力側を前記第3および第4のトランジスタのベースに接続したことを特徴とする演算増幅器。
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