JP2010026355A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】その駆動によってトナー像を形成するドラム(5a,5b,5c,5d)と、ドラムとは別個独立して駆動可能に構成されており、ドラムの表面をクリーニングする摺擦ローラ(8a,8b,8c,8d)と、当該ローラを駆動するモータ(102,104)を有しており、その駆動によって表面をローラにクリーニングさせるローラ駆動ユニット(100)とを具備する。
【選択図】図5
Description
その後、このドラムの表面は摺擦ローラで研磨され、残留したトナーが除去される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、これでは、ドラムの回転速度にムラが生ずる、若しくは、ドラムの調整が複雑になる、或いは、所望のクリーニング効果を得られないとの問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、ドラムに影響を及ぼすことなく、所望のクリーニング効果を得ることができる画像形成装置を提供することである。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、摺擦ローラの駆動が、カラー用とブラック用との2系統の専用モータで実施され、これらは別個独立して設けられていることから、モノクロ画像形成とフルカラー画像形成の2つの手段を有し、モノクロ画像形成時にはカラー画像形成は停止することになっても確実に対応できるし、また、総ての摺擦ローラにモータをそれぞれ設けた場合に比して、装置の低廉化に寄与する。
第3の発明によれば、第2の発明の作用に加えてさらに、これら各モータが同じ駆動ユニットに配置されていれば、各摺擦ローラまでの駆動伝達経路が最短化されるので、装置が組み立て易くなり、その生産性が向上するし、装置をコンパクト化できる。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、摺擦ローラの回転方向を使い分けている。具体的には、画像形成時においては、摺擦ローラとドラムとは、これらの対峙位置ではトレール方向に移動して接触することから、印字中のドラムに対して負荷になり難くなる。
第5の発明によれば、第1から第4の発明の作用に加えてさらに、非画像形成時においては、摺擦ローラとドラムとは、これらの対峙位置ではカウンタ方向に移動して接触するので、ドラムに対する十分な研磨を実施可能になる。
第6の発明によれば、第4や第5の発明の作用に加えてさらに、摺擦ローラの回転速度は、ドラムによる画像形成時と非画像形成時とでは異なる値に設定されている。つまり、非画像形成時の摺擦ローラの速度は、画像形成時の摺擦ローラの速度よりも大きく設定されているので、ドラムの研磨機能は低下せず、所望のクリーニングを行うことができる。
図1は、本実施例に係るタンデム方式のカラープリンタの正面から見た断面図であり、同図の右方向や左方向が側面に対応し、左方向が背面に対応している。
同図に示されるように、この装置本体2の下部には用紙のカセット3が配置されており、カセット3には画像形成前の用紙Pが積層状態で収容され、この用紙Pはピックアップローラ21を介して1枚ずつ分離され、カセット3から同図の左方向に向けて送出される。
一方、この排出分岐部74とカセット3との間には両面印刷用ユニット78が配置されており、このユニット78では定着部72から排出された用紙Pをレジストローラ24に戻し、画像形成部4に向けて再び送出する。
ところで、上述したドラム駆動ユニット26Y,26M,26C,26Bは対応する各ドラム5a〜5dをそれぞれ別個に駆動する。
また、ハウジング80はギアケース81を有し(図3)、このケース81内には後述するギア列84が配置されている(図6)。
これに対し、各モータ32の上方には、1枚の駆動制御基板50がこれら各モータ32とは別個独立して形成されている(図2)。
一方、本実施例では、現像器7a〜7d及び摺擦ローラ8a〜8dは、各駆動モータ32の駆動力が伝達されて従動するのではなく、それぞれ独立して駆動可能に構成されている。
これら各駆動ユニット100は、カラー用モータ(モータ)102及びブラック用モータ(モータ)104をそれぞれ有しており、カラー用モータ102が図示しないコントローラからの信号に基づいて駆動すると、ギア列84に噛合したカラー用の駆動軸106Y,106M,106Cが駆動し、摺擦ローラ8a〜8cがドラム5a〜5cの表面を研磨する。
次に、ハウジング80とイエロー用のドラム駆動ユニット26Yとの間には、カラー用の現像器7a〜7cを駆動する現像器駆動ユニット90が設けられ、ハウジング80とシアン用のドラム駆動ユニット26Cとの間には、ブラック用の現像器7dを駆動する現像器駆動ユニット90が設けられている。
上述したプリンタ1では、カセット3から用紙Pが1枚ずつ分離して送出され、この用紙Pはレジストローラ24に到達する。このローラ24は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部4で形成されるトナー画像とのタイミングを計りながら、用紙Pを転写部71へと送出する。
その後、用紙Pは未定着トナー画像を担持した状態で定着部72に向けて送られる。次いで、定着部72から排出された用紙Pは排出分岐部74を通ってトレイ76に排出される。
そして、非画像形成時には、モータ102,104が摺擦ローラ8a〜8cをドラム5a〜5dの回転方向と同じ方向、つまり、図1の反時計回りに駆動し、各ローラ8a〜8cの回転速度を対ドラム線速比の約0.9倍以上、特に、プリンタ1が高温環境下に置かれた場合には例えば約1.0倍〜約1.2倍の速度に設定する。
さらに、これら各モータ102,104が同じ駆動ユニット100に配置されていれば、各摺擦ローラ8a〜8dまでの駆動伝達経路が最短化され、プリンタ1が組み立て易くなり、その生産性が向上するし、プリンタ1をコンパクト化できる。
一方、非画像形成時においては、摺擦ローラ8a〜8dとドラム5a〜5dとは、これらの対峙位置ではカウンタ方向に移動して接触するので、ドラム5a〜5dに対する十分な研磨を実施できる。
例えば、本発明の感光体ドラムは4個に限定されるものではなく、また、このドラムのトナー像は、ベルトを介して用紙に間接転写される他、ベルト上に搬送された用紙に直接転写されても良い。
5a,5b,5c 感光体ドラム(カラー用ドラム)
5d 感光体ドラム(ブラック用ドラム)
8a,8b,8c カラー用摺擦ローラ(摺擦ローラ)
8d ブラック用摺擦ローラ(摺擦ローラ)
100 ローラ駆動ユニット
102 カラー用モータ(モータ)
104 ブラック用モータ(モータ)
Claims (6)
- その駆動によってトナー像を形成する感光体ドラムと、
該ドラムとは別個独立して駆動可能に構成されており、該ドラムの表面をクリーニングする摺擦ローラと、
該ローラを駆動するモータを有しており、その駆動によって前記表面を前記ローラにクリーニングさせるローラ駆動ユニットと
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
複数のカラー用ドラムと1つのブラック用ドラムと、それぞれに対応した複数の摺擦ローラとで構成されており、
前記ローラ駆動ユニットは、
該カラー用ドラムに関する摺擦ローラを駆動させるカラー用モータと、
前記ブラック用ドラムに関する摺擦ローラを駆動させるブラック用モータと
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記カラー用モータ及び前記ブラック用モータは、同一のローラ駆動ユニットに配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記摺擦ローラの回転方向は、前記ドラムが前記トナー像を形成している場合には、該ドラムの回転方向とは反対であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記摺擦ローラの回転方向は、前記ドラムが前記トナー像を形成していない場合には、該ドラムの回転方向と同じであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4又は5に記載の画像形成装置であって、
前記摺擦ローラの回転速度は、前記ドラムが前記トナー像を形成していない場合には、前記ドラムが前記トナー像を形成している場合よりも大きく設定されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189455A JP2010026355A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2010026355A true JP2010026355A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41732230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008189455A Pending JP2010026355A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010026355A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04151683A (ja) * | 1990-10-15 | 1992-05-25 | Brother Ind Ltd | ドラムクリーニング装置を備えた湿式カラー画像形成装置 |
JP2006171411A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Kyocera Mita Corp | ドラム駆動ユニットおよびそのユニットを有するタンデム型画像形成装置 |
JP2007121825A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Ricoh Co Ltd | 回転体駆動装置、及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-07-23 JP JP2008189455A patent/JP2010026355A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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