JP2010026239A - 表示装置、表示方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像記憶のための容量を小さく抑えつつ、より表現力のある画像を表示させる。
【解決手段】文字を含んだ画像を入力する入出力コネクタ部11,入出力I/F12と、入力した画像を投影する投影系13〜27と、入力した画像中から画像全体の背景色を判断し、入力した画像中から画像全体の背景色とは異なる背景色の文字部分を区分して抽出し、入力した画像を投影させる際、抽出した文字部分を当該背景色のみで投影させた後に、文字部分を加えた表示に移行させる制御系28〜30とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばパーソナルコンピュータを接続しないでプレゼンテーションを行なうデータプロジェクタ装置等に好適な表示装置、表示方法及びプログラムに関する。
パーソナルコンピュータの普及に伴い、パーソナルコンピュータをデータプロジェクタ装置と接続し、パーソナルコンピュータ側でプレゼンテーション用プログラムを実行することで訴求力を持ったプレゼンテーションを実施することが広く一般化している。
これに伴い、例えば、プレゼンテーション用の資料頁毎に時間配分を知らせることでスムーズな発表の補助を可能とするような技術も考えられている(特許文献1)
特開2007−264575号公報
この種のプロジェクタ装置で、パーソナルコンピュータを接続せずにほぼ同様のプレゼンテーションを実施する手段として、プレゼンテーション用の資料頁をすべて画像化して一連の画像データファイルを作成した後にUSBメモリに記憶させ、プレゼンテーション実行時にはプロジェクタ装置に当該USBメモリを装着することで、記憶されている画像を順次読出して投影するようにした技術が確立されている。
上記技術では、資料頁はすべて固定化された画像として取扱われる。そのため、本来のプレゼンテーション用プログラムでは、資料頁内で部分的に例えば文字列などが移動、点滅、変色等の手段で画像が変化する状態を表現可能であるのに対して、上記USBメモリを用いた技術でそれをそのまま再現することはできない。
それでもあえてプレゼンテーション用プログラムと同様の表現力を実現しようとすると、変化の過程をすべて独立した画像を用意せざるをえず、膨大な数の画像をUSBメモリに記憶するために必要な記憶容量がきわめて大きくなるなど、現実的ではない。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、見せたくない情報を隠すことができ、さらには画像記憶のための容量を小さく抑えながら、より表現力のある画像を表示させることが可能な表示装置、表示方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、画像全体の第1の背景色、上記第1の背景色とは異なる第2の背景色、及び所定の情報を含む画像が入力される入力手段と、上記入力手段で入力された画像を表示する表示手段と、上記入力手段で入力された画像中から画像全体の第1の背景色を判断する背景色判断手段と、上記入力手段で入力された画像中から上記背景色判断手段で判断した画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色を区分して抽出する抽出手段と、上記入力手段で入力した画像を上記表示手段で表示させる際、上記抽出手段で抽出した上記第2の背景色内を所定の背景色のみで表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記第2の背景色内には、所定の情報が含まれていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記表示制御手段は、上記抽出手段で抽出した上記第2の背景色内を、所定の背景色で表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示に移行させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記表示制御手段は、上記当該所定の背景色のみの表示から所定の情報部分を加えた表示への移行を複数段階に分けて実行することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記表示制御手段は、画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色の所定の情報部分が複数ある場合に、上記所定の情報部分と上記当該第2の背景色の表示とを当該所定の背景色のみで表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示への移行を1つずつ順次実行することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記表示制御手段は、画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色の所定の情報部分が複数ある場合に、複数の所定の情報部分を複数の色に変えて表示させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至5いずれか記載の発明において、上記所定の情報は、文字、数字、記号、シンボルマーク、及び画像の少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、所定の情報を含んだ画像を入力して表示する表示装置での表示方法であって、上記入力した画像中から画像全体の第1の背景色を判断する背景色判断工程と、上記入力した画像中から上記背景色判断工程で判断した画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色を区分して抽出する抽出工程と、上記入力した画像を表示させる際、上記抽出工程で抽出した当該第2の背景色内を、所定の背景色のみで表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示に移行させる表示制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の発明において、上記第2の背景色内には、所定の情報が含まれていることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、上記請求項8または9記載の発明において、上記所定の情報は、文字、数字、記号、シンボルマーク、及び画像の少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、所定の情報を含んだ画像を入力して表示する表示装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記入力した画像中から画像全体の第1の背景色を判断する背景色判断ステップと、上記入力した画像中から上記背景色判断ステップで判断した画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色を区分して抽出する抽出ステップと、上記入力した画像を表示させる際、上記抽出ステップで抽出した当該第2の背景色内を、所定の背景色のみで表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示に移行させる表示制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、上記請求項11記載の発明において、上記第2の背景色内には、所定の情報が含まれていることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、上記請求項11または12記載の発明において、上記所定の情報は、文字、数字、記号、シンボルマーク、及び画像の少なくとも1つであることを特徴とする。
本発明によれば、見せたくない情報を隠すことができ、さらには画像記憶のための容量を小さく抑えながら、より表現力のある画像を表示させることが可能となる。
以下本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10の概略機能構成である。11は入出力コネクタ部であり、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子、及びUSB(Universal Serial Bus)コネクタを含む。
入出力コネクタ部11より入力される各種規格の画像信号は、入出力インタフェース(I/F)12、システムバスSBを介し、スケーラとも称される画像変換部13で投影に適した所定のフォーマットの画像信号に統一され、適宜表示用のバッファメモリである画像記憶部14に記憶された後に、投影画像処理部15へ送られる。
この際、OSD(On Screen Display)用の各種キャラクタやポインタ等も必要に応じて画像記憶部14で画像信号に重畳加工され、加工後の画像信号が投影画像処理部15へ送られる。
投影画像処理部15は、送られてきた画像信号に応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子(SOM)であるマイクロミラー素子16を表示駆動する。
一方、リフレクタ17内に配置された、例えば高圧水銀灯を用いた光源ランプ18が高輝度の白色光を出射する。この光源ランプ18は、バラスト回路19からの電力により交流駆動されるもので、光源ランプ18の出射した白色光は、マイクロミラー素子16での表示に同期して高速回転するカラーホイール20を介して時分割で原色に着色され、インテグレータ21で輝度分布が均一な光束とされた後にミラー22で全反射して上記マイクロミラー素子16に照射される。
そして、マイクロミラー素子16での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット23を介して、投影対象となる図示しないスクリーンに投影される。
投影レンズユニット23は、マイクロミラー素子16で形成された光像を拡大してスクリーン等の対象に投影するものであり、合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
すなわち、投影レンズユニット23内の図示しないフォーカスレンズ及びズームレンズは共に光軸方向に沿って前後に移動することで制御されるもので、それらレンズはステッピングモータ(M)24の回動駆動により移動する。
また、上記光源ランプ18を点灯させるためのバラスト回路19への電力供給、上記カラーホイール20用のモータ(M)25の回転駆動、カラーホイール20の回転周端に設けられたマーカセンサ26からのセグメント境界の検出、及び上記ステッピングモータ24の回動駆動をいずれも投影光処理部27が実行する。
なお、上記投影画像処理部15は、マイクロミラー素子16で表示する色成分毎の画像の切換タイミングに同期したランプ同期信号を上記バラスト回路19及び投影光処理部27へ出力する。
上記各回路の動作すべてをCPU28が制御する。このCPU28は、DRAMで構成されたメインメモリ29、動作プログラムや各種定型データ等を記憶した電気的書換可能な不揮発性メモリで構成されたプログラムメモリ30を用いてこのデータプロジェクタ装置10内の制御動作を実行する。
上記CPU28は、操作部31からの操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部31は、データプロジェクタ装置10の筐体本体に設けられたキー操作部と、このデータプロジェクタ装置1専用の図示しないリモートコントローラからの赤外線変調信号を受信する赤外線受信部とを含み、ユーザがキー操作部またはリモートコントローラを介して操作したキーに基づくキーコード信号をCPU28へ直接出力する。
上記CPU28はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部32と接続される。
音声処理部32は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ部33を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図2は、このデータプロジェクタ装置10の入出力コネクタ部11中のUSBコネクタに図示しないUSBメモリが装着され、当該USBメモリ内に記憶されている一連の画像データファイルから適宜画像データを読出して投影動作を行なう時の基本的な処理内容を示すものである。この図2の動作は、CPU28がプログラムメモリ30から読出した動作プログラムをメインメモリ29に展開して実施することで制御される。
その当初にUSBメモリから1フレーム分の画像データを読出して入力する(ステップS101)。
入力した画像データを入出力インタフェース12、システムバスSBを介し、表示用のバッファとして機能する画像記憶部14に展開して記憶させた上で画像全面を走査し(ステップS102)、画像中の背景、マスクパターン、文字列、グラフその他を区分して認識し、特にマスクパターン部分を抽出する(ステップS103)。ここで上記マスクパターンとは、背景色とは異なる色を用いて文字列を取り囲んだパターン部分を指す。
図3は、入力された画像データの内容の一例を示すものである。この画像データIM11では、2つのマスクパターン部MP01,MP02に文字列「Nonprofit Organization」「Not−for−Profit Organization」がそれぞれ配置されている状態を示す。
CPU28は、上記ステップS103での認識とその後の抽出処理により、マスクパターン部が少なくとも1つあったか否かを判断する(ステップS104)。ここで、少なくとも1つのマスクパターン部があったと判断すると、まず認識したすべてのマスクパターン部をその下地の色のみで文字列をなくした状態の画像データを作成し、マイクロミラー素子16で対応する光像を形成して投影レンズユニット23より投影させる(ステップS105)。
図4は、このとき投影される画像データIM11の一部を示すものであり、上記図3に示した元の画像データIM11に対して、マスクパターン部MP01,MP02で本来あるべき文字列が投影されておらず、単に周囲との色が異なる矩形部となっていることがわかる。
このように投影当初には、画像データIM11中のマスクパターン部MP01,MP02の文字列をあえて意図的に投影しないものとする。
その後、全マスクパターン部の数(図3では「2」)を代数「N」として設定し(ステップS106)、続けてマスクパターン部の位置指定を行なう変数nに初期値「1」を代入する(ステップS107)。
次いで、変数nの値で指定されるn番目のマスクパターン部で本来あるべき文字列が徐々に表れるように画像記憶部14で記憶する画像データを複数段階に分けて加工し、その加工過程の画像データを投影レンズユニット23より投影させる(ステップS108)。
図5は、こうしてマスクパターン部MP01で本来の文字列が徐々に表れるように投影されている過程の1段階を例示するものである。ここでは、文字列がその上端側から徐々に下端側に向かって表れる、所謂「ワイプ」と呼称される手法により文字列が表れる場合を例示している。
また、その他にも、例えば当該マスクパターン内の全面で対応する文字列が徐々に下地色から浮かび上がるようにして表れる、所謂「フェード」と呼称される手法や、大きなモザイク模様が徐々に小さなモザイク模様になることで最終的に文字列が表れる、所謂「モザイク」と呼称される手法を用いるものとしてもよい。
いずれの手法を採るにしても、文字列が徐々に表れる過程を複数段階に分けて加工するものと上述したが、その段階数をでき得る限り大きく設定して無段階的に変化するように見えた方がより自然な描写となる一方で、装置側での処理と描写に要する時間は増大することとなるので、マスクパターン部及びその内部の文字列の大きさ等に応じて段階数を適宜設定するものとする。
図6は、こうしてマスクパターン部MP01で本来の文字列が完全に表れた状態を示している。
こうしてn(ここでは「1」)番目のマスクパターン部で本来の文字列が表れるような投影を行なった後、変数nの値を「+1」更新設定する(ステップS109)。そして、その更新設定した変数nの値が全マスクパターン部の数Nを超えていないことを確認した上で(ステップS110)、再び上記ステップS108からの処理に戻り、新たなn番目のマスクパターン部でも同様の処理を実行する。
こうしてステップS108〜S110の処理を代数Nで表される数だけ繰返して実行することで、全N個のマスクパターン部で1つずつ順番に本来の文字列が表れるような投影を実行する。
そして、N個のマスクパターン部での投影動作を実行した後、上記ステップS110で変数nの値が代数Nの値を超えていると判断すると、その時点であらためて本来の入力された通りの画像を投影している状態となる(ステップS111)。
この投影状態から、操作部31で次の画像への切換えを指示するキー操作がなされたか否かを判断し(ステップS112)、操作されていなければ上記ステップS111からの処理に戻る、という処理を繰返し実行することで、投影を続行しながら次の画像への切換えが指示されるのを待機する。
そして、次の画像への切換えが指示されたと判断した場点で、上記ステップS101からの処理に戻り、以後同様の処理を実行する。
なお、上記ステップS104で画像中にマスクパターン部が1つもなかったと判断した場合には、上記ステップS105〜S110の処理は省略して直接ステップS111に進み、入力された通りの画像をそのまま投影させる。
以上に詳記した如く本実施形態によれば、画像全体の背景色とは異なる背景色の文字部分をマスクパターン部として区分して抽出し、マスクパターン部内に文字列がない状態から文字状態が原画像の通り配置された状態までを装置の側で処理して投影を実行するものとした。
そのため、見せたくない情報を隠すことができ、さらにはマスクパターン部内の文字列の有無によって複数の画像を記憶するなどの必要がなく、画像記憶のための容量を小さく抑えながら、より表現力のある画像を表示させることが可能となる。
加えて、上記実施形態では、マスクパターン部内の文字列が全くない状態から原画像の通りに配置された状態までを複数段階に分けて徐々に文字列が表れるように描写するものとしたので、何の文字列もないマスクパターン部に唐突に文字列が表れるような描写を行なう場合に比較して、より自然で訴求力のある表現の投影が可能となる。
加えて、上記実施形態では、マスクパターン部が複数ある場合に、上記文字が表れるような描写をマスクパターン部1つずつ順番に行なうものとしたので、投影内容に対する注視を得易く、投影でアピールしたい点をより深く理解してもらうことができる。
なお、上記実施形態とは異なり、複数のマスクパターン部で一括して文字列が徐々に表れるような処理を実行することも考えられる。
図7は、上記図3のマスクパターン部MP01,MP02で一括してワイプ処理を行なっている過程の1段階を例示するものである。同図では、マスクパターン部MP01,MP02共に一括して画面の左側から右側に向けて徐々に文字列が表れるようにワイプ処理を施している過程を示している。
上記マスクパターン部MP01,MP02では、内部の文字列「Nonprofit Organization」「Not−for−Profit Organization」が並列的に示された等価のものとして扱われていることから、これらが等しい内容であることを視覚的にも表現できる。
また、これも上記実施形態とは異なるが、複数のマスクパターン部がある場合に、上述した各種の処理を施した後に等するマスクパターン部内の文字列自体を各マスクパターン毎に異なる色を用いて投影するものとしてもよい。
図8は、上記図3のマスクパターン部MP01とマスクパターン部MP02とで文字列の色を異ならせて投影している状態を例示するものである。
このように、文字列がない状態のマスクパターン部から徐々に本来の文字列が表れるような処理を施した場合に、最終的に表れた文字列の色がマスクパターン部の位置毎に異なるものとすれば、例えば図8に示すような似通った内容の文字列であっても、容易にそれらを判別して視認することができるため、内容を混同して認識してしまうのを確実に回避できる。
なお、上記実施形態では、認識したマスクパターン部をその下地の色のみで文字列をなくした状態の画像データを作成して投影させるものとしたが、マスクパターン部の色を周囲と同じ画像中の背景色に変えてもよく、それ以外の色に変えてもよい。また、単色ではなく複数色が混合されたパターンに変えてもよい。
また、上記マスクパターン部MP01,MP02を例に挙げて複数の文字からなる文字列がマスクパターン部内にある場合の処理について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、画像全体の背景色とは異なる背景色のマスクパターン部内に文字が1つだけある場合や、文字に代えて数字、記号、シンボルマーク、画像等がある場合でも、同様に適用することが可能である。
さらに、上記実施形態はデータプロジェクタ装置に適用して画像の投影を行なう場合について説明したが、本発明はこれに限ることなく、画像の状態を経時的に変化させることが可能な広い意味での表示装置、例えばメモリカードとカラー液晶パネルを用いた電子式フォトスタンドなどのディスプレイ装置にも適用可能となる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係るデータプロジェクタ装置の電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係るUSBメモリ装着時の画像投影に関する処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る投影画像を例示する図。 同実施形態に係る投影画像の一部を例示する図。 同実施形態に係る投影画像の一部を例示する図。 同実施形態に係る投影画像の一部を例示する図。 同実施形態に係る投影画像の一部を例示する図。 同実施形態に係る投影画像の一部を例示する図。
符号の説明
10…データプロジェクタ装置、11…入出力コネクタ部、12…入出力インタフェース(I/F)、13…画像変換部、14…画像記憶部、15…投影画像処理部、16…マイクロミラー素子(SOM)、17…リフレクタ、18…光源ランプ、19…バラスト回路、20…カラーホイール、21…インテグレータ、22…ミラー、23…投影レンズユニット、24…ステッピングモータ(M)、25…モータ(M)、26…マーカセンサ、27…投影光処理部、28…CPU、29…メインメモリ、30…プログラムメモリ、31…操作部、32…音声処理部、33…スピーカ部、IM11…画像データ、MP01,MP02…マスクパターン部、SB…システムバス。

Claims (13)

  1. 画像全体の第1の背景色、上記第1の背景色とは異なる第2の背景色、及び所定の情報を含む画像が入力される入力手段と、
    上記入力手段で入力された画像を表示する表示手段と、
    上記入力手段で入力された画像中から画像全体の第1の背景色を判断する背景色判断手段と、
    上記入力手段で入力された画像中から上記背景色判断手段で判断した画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色を区分して抽出する抽出手段と、
    上記入力手段で入力した画像を上記表示手段で表示させる際、上記抽出手段で抽出した上記第2の背景色内を所定の背景色のみで表示させる表示制御手段と
    を具備したことを特徴とする表示装置。
  2. 上記第2の背景色内には、所定の情報が含まれていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 上記表示制御手段は、上記抽出手段で抽出した上記第2の背景色内を、所定の背景色で表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示に移行させることを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
  4. 上記表示制御手段は、上記当該所定の背景色のみの表示から所定の情報部分を加えた表示への移行を複数段階に分けて実行することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 上記表示制御手段は、画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色の所定の情報部分が複数ある場合に、上記所定の情報部分と上記当該第2の背景色の表示とを当該所定の背景色のみで表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示への移行を1つずつ順次実行することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 上記表示制御手段は、画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色の所定の情報部分が複数ある場合に、複数の所定の情報部分を複数の色に変えて表示させることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 上記所定の情報は、文字、数字、記号、シンボルマーク、及び画像の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の表示装置。
  8. 所定の情報を含んだ画像を入力して表示する表示装置での表示方法であって、
    上記入力した画像中から画像全体の第1の背景色を判断する背景色判断工程と、
    上記入力した画像中から上記背景色判断工程で判断した画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色を区分して抽出する抽出工程と、
    上記入力した画像を表示させる際、上記抽出工程で抽出した当該第2の背景色内を、所定の背景色のみで表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示に移行させる表示制御工程と
    を有したことを特徴とする表示方法。
  9. 上記第2の背景色内には、所定の情報が含まれていることを特徴とする請求項8記載の表示方法。
  10. 上記所定の情報は、文字、数字、記号、シンボルマーク、及び画像の少なくとも1つであることを特徴とする請求項8または9記載の表示方法。
  11. 所定の情報を含んだ画像を入力して表示する表示装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記入力した画像中から画像全体の第1の背景色を判断する背景色判断ステップと、
    上記入力した画像中から上記背景色判断ステップで判断した画像全体の第1の背景色とは異なる第2の背景色を区分して抽出する抽出ステップと、
    上記入力した画像を表示させる際、上記抽出ステップで抽出した当該第2の背景色内を、所定の背景色のみで表示させた後に、所定の情報部分を加えた表示に移行させる表示制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 上記第2の背景色内には、所定の情報が含まれていることを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 上記所定の情報は、文字、数字、記号、シンボルマーク、及び画像の少なくとも1つであることを特徴とする請求項11または12記載のプログラム。
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