JPH10333540A - テキストファイル内指定文字列空欄表示及びイメージ表示プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 テキストファイルの文字列のうち、［］など
で囲んで指定された文字列を空欄として表示し、ユーザ
ーの操作によって、空欄に文字列を表示する。テキスト
ファイルの中にイメージデータを取り込んで表示するこ
ともできる。 【解決手段】読込んだテキストファイルの中から、指定
された文字列の位置（座標）を求める。指定された文字
列はメモリ上に保持しておく。ユーザーの指示によっ
て、文字列を空欄の部分に表示して行く。また、読み込
んだテキストファイルの中に、長方形のイメージデータ
表示領域が指定してあり、（指定するには、長方形の対
角線の左上と右下の位置に特定の記号を書く）イメージ
データファイル名が指定してあれば、その長方形の領域
に指定のイメージファイルを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【発明の属する技術分野】この発明は、テキストファイ
ルを表示するプログラムに関するものである。

【従来の技術】従来のエディタやワードプロセッサは、
特定の文字列を太字にしたり、下線を付けて表示するも
のであった。長方形の空欄にして表示する機能はなかっ
た。また、従来のハイパーテキストでは、表示されたテ
キストファイルの中の特定の文字列をマウスでクリック
すると、新しいウィンドウの中に別の文章を表示するも
のであった。ハイパーテキストでも長方形の空欄は表示
しない。またテキストファイルにはさまざまな制御文字
が組み込まれるため、テキストファイルを直接見ただけ
ではどのような表示内容になるかがわかりにくい。従来
の技術の欠点は、以下のようにまとめられる。 （１）長方形の空欄を表示する機能がない。 （２）テキストファイルの中にさまざまな制御文字を組
み込むか、テキストファイルとは別の制御ファイルを必
要としたので、専用のエディタが必要である。また、デ
ータのテキストファイルを直接見ただけでは機能が分か
りにくい。 （３）イメージデータを取り込んでテキストといっしよ
に表示する機能はない。

【本発明の技術】本発明では、以下の機能を実現する。 （１）テキストファイルの中の［］で囲むなどで指定さ
れた文字列を長方形の空欄として表示する。 （２）ユーザーが空欄をマウスでクリックまたはポイン
トするか、キーボードの特定のキーを押すことによっ
て、空欄部分の文字列を表示する。 （３）テキストファイルの中に特定の記号が指定する長
方形の領域を取り、そこにイメージデータのファイル名
を記述しておく。テキストファイルを表示する時には、
その長方形の領域に指定されたイメージが表示される。 （４）テキストファイルの中に縦書き表示指定があれば
縦書き表示をする。

【本発明の効果】

（１）画面に表示された内容は、印刷物の空欄問題集と
ほとんど同じイメージである。 （２）印刷物の空欄問題集を使って学習する時には、解
答を隠す、見る、ページをめくることに神経を使う。し
かし、このプログラムを使うと、上記の作業はプログラ
ムが行うので学習に専念できる。知識の有無を確認する
のに、大量の空欄問題を、短時間で、楽に、ゲーム感覚
で行える。 （３）扱うデータは、単純なテキストファイルであるか
ら、ユーザーは特別な専用エディタを必要としない。市
販のＯＳに付属するエディタを使って、容易に問題文や
解説の追加、削除、変更できる。イメージもユーザーが
自由に編集できる。編集したテキストファイルから、プ
ログラムで表示される画面が容易に想像できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 サンプルのテキストファイルである。

【図２】 サンプルテキストファイルを本発明のプログ
ラムで表示した画面である。

【図３】 改行キーを押すことで空欄内の文字列を表示
している途中の画面である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】テキストファイル内の特定の記号によって
   指定されている範囲の文字列は空欄として表示し、ユー
   ザーが、空欄をマウスでクリックするか、キーボードの
   キーを押すと空欄に文字列が表示される。また、テキス
   トファイル内の長方形の領域に、指定されたイメージを
   表示する。