JP2010025416A - ワイヤー巻き取り・繰り出し装置、およびそのワイヤー巻き取り・繰り出し装置を備えた空調室内機の可動パネル昇降装置 - Google Patents

ワイヤー巻き取り・繰り出し装置、およびそのワイヤー巻き取り・繰り出し装置を備えた空調室内機の可動パネル昇降装置 Download PDF

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Abstract

【課題】巻付部材からのワイヤーの外れ、或は、巻付部材とワイヤーとが絡まることを防止したワイヤー巻き取り・繰り出し装置、及びそのワイヤー巻き取り・繰り出し装置を備えた空調室内機の可動パネル昇降装置を提供する。
【解決手段】昇降装置7は、昇降モータ76によってボビン73を回転させ、ボビン73の外周面73aにワイヤー71を巻き付ける。ボビン73の外周面73aに巻き付いたワイヤー71には、円弧状に成形された樹脂製の付勢部材70が弾性力によって覆い被さり、ワイヤー71を外周面73a側に押付ける。ボビン73がワイヤー71を巻き取るとき、山状に巻き付くワイヤー71を付勢部材70が押える。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワイヤーを巻付部材に巻き付かせるワイヤー巻き取り・繰り出し装置、およびそのワイヤー巻き取り・繰り出し装置を備えた空調室内機の可動パネル昇降装置関する。
従来、天井設置型の空調室内機として、化粧パネルの開口を昇降可能な可動パネルで閉じる空調室内機が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。その空調室内機では、可動パネルは複数のワイヤーで吊られており、可動パネル昇降装置がそのワイヤーを繰り出すことによって可動パネルが降下し、ワイヤーを巻き取ることによって可動パネルが上昇する。
しかしながら、上記空調室内機に使用されている可動パネル昇降装置は、ワイヤーを糸巻形状の巻付部材に巻き付かせる構成であり、ワイヤーの上にワイヤーが重なるので、ワイヤーが巻付部材から外れて絡み合う可能性が高い。
特開平10−196999号公報
本発明の課題は、巻付部材からのワイヤーの外れ、或は、巻付部材とワイヤーとが絡まることを防止したワイヤー巻き取り・繰り出し装置、及びそのワイヤー巻き取り・繰り出し装置を備えた空調室内機の可動パネル昇降装置を提供することにある。
第1発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、対象物に接続されたワイヤーを巻き取り、又は繰り出すためのワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、モータと、巻付部材と、付勢部材とを備えている。巻付部材は、モータによって回転駆動され外周面にワイヤーが巻き付く。付勢部材は、巻き付いた状態のワイヤーに巻付部材の外周側から接触してワイヤーを巻付部材の外周面に押付ける。
このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、ワイヤーを巻き取るとき、付勢部材によってワイヤーが山状に巻き付くことが抑制されるので、ワイヤーが巻付部材を越えて外れることが防止される。また、ワイヤーが繰り出されるとき、ワイヤーに作用する負荷がなくなり張力がなくなった場合でも、巻付部材に巻きついていたワイヤーが緩んで解けることが防止されるので、巻付部材とワイヤーとが絡まることが防止される。
第2発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、第1発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、付勢部材が、ワイヤーの外周面からの高さ変化に対して弾性変形によって追従する。
このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、巻かれたワイヤーの高さが変化したときでも、ワイヤーと付勢部材との隙間が瞬時に詰められるので、ワイヤーが緩んで解けることが防止され、巻付部材からのワイヤーの外れ、或は、巻付部材とワイヤーとが絡まることが防止される。
第3発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、第1発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、付勢部材が樹脂製である。このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、ワイヤーと付勢部材との摩擦が小さく、ワイヤーの傷つきが抑制される。また、ワイヤーと付勢部材との摩擦音も抑制される。
第4発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、第1発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、付勢部材が金属製である。このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、付勢部材の耐久性が向上する。
第5発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、第1発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、付勢部材の縦断面が円弧形状である。このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、ワイヤーの巻き形状に沿いやすく、省スペースである。
第6発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、第5発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、付勢部材には、円弧形状の中心に対して中心角180°以上の円弧が形成されている。このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、付勢部材単体で巻付部材及びワイヤーに装着可能であり、外れて落下することが防止される。
第7発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置は、第5発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、付勢部材には、ワイヤーの巻き取り又は繰り出しの中心軸方向の振れを制限するする規制部材が設けられている。このワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、巻取部材の回転時に付勢部材が回転軸方向に振れないので、ワイヤーが巻取部材に安定して巻き付く。
第8発明に係る空調室内機の可動パネル昇降装置は、空気吸込口の近傍にワイヤーを介して吊られる可動パネルを、ワイヤーの動作によって昇降および/または空気吸込口の開閉を行わせる空調室内機の可動パネル昇降装置であって、ワイヤーを動作させる第1発明から第7発明のいずれか1つに係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置を備えている。
この可動パネル昇降装置では、可動パネルを降下させるとき、ワイヤーに作用する負荷がなくなり張力がなくなった場合でも、巻付部材に巻きついていたワイヤーが緩んで解けることが防止されるので、巻付部材とワイヤーとが絡まることが防止される。また、可動パネルを上昇させるとき、付勢部材によってワイヤーが山状に巻き付くことが抑制されるので、ワイヤーが巻付部材を越えて外れることが防止される。
第1発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、ワイヤーが巻付部材を越えて外れること、或は、巻付部材とワイヤーとが絡まることが防止される。
第2発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、巻かれたワイヤーの高さが変化したときでも、ワイヤーと付勢部材との隙間が瞬時に詰められるので、巻付部材からのワイヤーの外れ、或は、巻付部材とワイヤーとが絡まることが防止される。
第3発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、ワイヤーと付勢部材との摩擦が小さく、ワイヤーの傷つきが抑制される。また、ワイヤーと付勢部材との摩擦音も抑制される。
第4発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、付勢部材の耐久性が向上する。
第5発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、付勢部材がワイヤーの巻き形状に沿いやすく、省スペースである。
第6発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、付勢部材単体で巻付部材及びワイヤーに装着可能であり、外れて落下することが防止される。
第7発明に係るワイヤー巻き取り・繰り出し装置では、巻取部材の回転時に付勢部材が回転軸方向に振れないので、ワイヤーが巻取部材に安定して巻き付く。
第8発明に係る空調室内機の可動パネル昇降装置では、可動パネルを降下させるとき、巻付部材とワイヤーとが絡まることが防止される。また、可動パネルを上昇させるとき、ワイヤーが巻付部材を越えて外れることが防止される。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空調室内機2の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた空調室内機の外観斜視図である。図1において、空調室内機2は、下面に吸込口20a及び吹出口20bを有する本体20と、吸込口20aを開閉する可動パネル24及び吹出口20bを開閉する第1風向調節羽根52とを備えている。吸込口20aと吹出口20bとは一定距離を隔てて隣接しており、吹出口20bから吹き出された空気が吸込口20aに吸い込まれる現象、いわゆるショートサーキットが発生しないようになっている。本体20の下面は、化粧パネル21によって覆われており、実際に天井面に露出するのは化粧パネル21であって、吸込口20a及び吹出口20bの輪郭は化粧パネル21によって形成されている。ここでは、化粧パネル21も本体20に含まれている。
図2(a)は、空調室内機の運転停止時の側面図であり、(b)は、その空調室内機の運転時の側面図であり、(c)は、その空調室内機のメンテナンス時の側面図である。図2(a),(b),(c)において、空調室内機2が停止しているとき、可動パネル24は化粧パネル21と見かけ上一体化している。図2(b)において、空調室内機2が稼動するとき、可動パネル24は吸込口20aを開き、第1風向調節羽根52は吹出口20bを開く。可動パネル24の一端は蝶番によって本体20に支持されており、可動パネル24は回動して吸込口20aを開ける。
また、図2(c)において、可動パネル24は、本体20側から延びるワイヤー71に吊られた状態で使用者の手が届くメンテナンス位置まで降下することができる。但し、可動パネル24は、一端が蝶番によって本体20に支持されている状態ではメンテナンス位置まで降下することができないので、一旦、吸込口20aを閉じて、本体20による支持が解除されたのちにメンテナンス位置まで降下する。
図3は、空調室内機の断面図である。図3において、空調室内機2は、フィルタ9、フィルタ清掃機構10、室内熱交換器12、室内ファン13、ドレンパン14及び吹出口モジュール50をさらに備えている。空調室内機2の運転時、吸込口20a及び吹出口20bが開き、室内ファン13が回転し、空気が吸込口20aから吸い込まれる。
(室内熱交換器12)
室内熱交換器12は、2つの熱交換器が異なる傾斜姿勢で隣接した形状をしており、説明の便宜上、上側の熱交換器を上部熱交換器12a、下側の熱交換器を下部熱交換器12bと呼ぶ。
上部熱交換器12aの上端は本体20の内側上部に位置し、上端から下端に向って傾斜する角度は、水平線に対して45°以上65°以下(好ましくは55°)に設定されており、結露水が確実に上部熱交換器12aを伝わってドレンパン14に向う。このため、ドレンパン14は、上部熱交換器12aの下方全域に配置される必要が無く、上部熱交換器12aの下端近傍の下方にだけ配置されている。
下部熱交換器12bの上端は、上部熱交換器12aの下端に近接して配置されており、上端から下端に向って傾斜する角度は、水平線に対して45°未満である。このため、結露水が直接落下する可能性があるので、ドレンパン14は、下部熱交換器12bの下方全域に配置されている。
(室内ファン13)
室内ファン13は、クロスフローファンであり、幅寸法が直径よりも長く、回転軸と垂直な方向から空気を吸い込むので、単一の吸込口20aから空気を吸い込んで、単一の吹出口20bへ吹き出すことができる。吸い込まれた空気は、フィルタ9及び室内熱交換器12を通過して室内ファン13に入る。
室内ファン13から吹き出された空気は、吹出口モジュール50を通過して吹出口20bから吹き出される。吹出口20bには、吹出口モジュール50の構成部品である第1風向調節羽根52が配置されており、第1風向調節羽根52は、モータによって傾斜角度の調節が可能であり、運転停止時は、第1風向調節羽根52が吹出口20bを閉じる。室内ファン13とドレンパン14との間で且つ吹出流路41a側には、舌部15が設けられており、この舌部15が吹出空気の漏れを防止して、性能を向上させている。
<フィルタ清掃機構10>
図3に示すように、空調室内機2は、可動パネル24の上方に、フィルタ清掃機構10を備えている。以下、フィルタ清掃機構10の構成部材について説明する。
(フィルタ9)
フィルタ9は、室内熱交換器12の前面側に配置され、室内から取り込まれた空気から塵埃を除去する。これにより、フィルタ9は、空気中に浮遊する塵埃が室内熱交換器12の表面を汚染することを防止している。フィルタ9の縁部には、ピニオン歯車102aと噛み合うラック101が形成されている。
(ローラー102)
ローラー102は、ピニオン歯車102aを有している。ピニオン歯車102aは、フィルタ9のラック101と噛み合っており、回転することによってフィルタ9を水平に移動させる。
(位置検知スイッチ107)
フィルタ9の停止位置は、位置検知スイッチ107によって検知される。位置検知スイッチ107は、前方収納部105の終端近傍、及び後方収納部106の終端近傍に配置されている。位置検知スイッチ107の外側には、レバーが蝶番によって装着されており、外力が加わると回動して位置検知スイッチ107のボタンを押す。
(ブラシ108とダストボックス109)
ブラシ108は、フィルタ9を挟んでローラー102と反対側に位置しフィルタ9に接触している。ダストボックス109は、上部の吹出口20b寄りに、塵埃取り込み口を有しており、塵埃取り込み口の長手方向の両端で、軸受を介してブラシ108の回転軸を支持する。さらに、塵埃取り込み口には、ブラシ108がフィルタ9から掻き取った塵埃をブラシ108からふるい落とす櫛部109cが取り付けられている。
(フィルタ9の清掃動作)
空調室内機2では、制御部により定期的に、或いは使用者が必要とするときにリモコンによってフィルタ9が自動的に清掃される。以下、その仕組みについて説明する。
図3において、フィルタ9のラック101は、前方収納部105に収まっており、ラック101の一端(以後、第1端部とよぶ)はピニオン歯車102aと噛み合っている。ローラー102が回転するとき、ピニオン歯車102aからラック101に回転が伝達され、フィルタ9のラック101は、ローラー102によって後方収納部106側へ搬送される。ローラー102が回転し続けることによって、ラック101の第1端部は後方収納部106の終端に到達する。
フィルタ9が移動する際に、フィルタ9の表面に付着していた塵埃はブラシ108によって掻き取られ、ダストボックス109に貯えられる。ブラシ108は、少なくともフィルタ9が前方収納部105から後方収納部106へ移動している期間中は回転しており、その回転方向は、フィルタ9の進行方向に逆らう方向である。
フィルタ9が前方収納部105から後方収納部106へ移動し塵埃の除去が終了したとき、制御部は、ローラー102を逆回転させる。フィルタ9のラック101の他端(以後、第2端部とよぶ)は、ピニオン歯車102aと噛み合っているので、ピニオン歯車102aからラック101に回転が伝達され、フィルタ9は、ローラー102によって前方収納部105側へ搬送される。ローラー102が逆回転し続けることによって、ラック101の第2端部は前方収納部105の終端に到達する。
<可動パネル24の動作に関連する装置>
図4は、化粧パネルの斜視図である。図4に示すように、化粧パネル21の天井側の面上には、ヒンジ連結装置6及び昇降装置7が配置されている。
(ヒンジ連結装置6)
ヒンジ連結装置6は、空調室内機2が稼動するときに可動パネル24の一端を回動可能に支持し、可動パネル24をメンテナンス位置まで降下させるときに可動パネル24の一端の支持を解除する。具体的には、ヒンジ連結装置6のモータ65が回転することによって、回動レバー61が可動パネル24の長手方向と平行に移動し可動パネル24との連結又は連結解除を行う。ここでは、説明の便宜上、モータ65が回動レバー61を可動パネル24と連結する方向へ移動させるように回転することを正転とよび、モータ65が回動レバー61と可動パネル24との連結を解除する方向へ移動させるように回転することを逆転とよぶ。
可動パネル24の端部には、回動レバー61の支持軸と対峙する支持孔が設けられており、モータ65が正転し、回動レバー61の支持軸が可動パネル24の支持孔に挿入されたときは、回動レバー61と可動パネル24との連結が成立し、可動パネル24は、回動レバー61の回動軸を中心に回動することができる。
一方、モータ65が逆転し、回動レバー61の支持軸が可動パネル24の支持孔から抜け出たときは、回動レバー61と可動パネル24との連結が解消され、可動パネル24は、回動レバー61の回動軸を中心に回動することができない。
(昇降装置7)
図5は昇降装置内部の部品の配置図であり、図6は昇降装置のワイヤー巻き取り・繰り出し機構の分解斜視図である。図5、図6において、昇降装置7は、付勢部材70、ワイヤー71、滑車72、ボビン73、昇降モータ76及びケース78を有している。
ワイヤー71の先端には、吊り金具708が接続されている。吊り金具708は、第1リング708aと第2リング708bとを有しており、第1リング708aはワイヤー71に接続され、第2リング708bは可動パネル24に連結される。
滑車72は、滑車部72aとカム部72bとが一体に成形されており、滑車部72aは、ワイヤー71を支え、ワイヤー71の移動に伴って回転する。カム部72bは、小径曲面と大径曲面とそれら両曲面を結ぶ平面とから成る。
ボビン73は、糸巻き形状をしており、ワイヤー71が巻き付く外周面73aと、外周面73aを両端から挟むフランジ73bとを有する。フランジ73bは、外周面73aよりも直径が大きく、外周面73aに巻き付くワイヤー71が外周面73aの両端から外れないように外周面73aの両端からワイヤー71を挟んでいる。
ボビン73の外周面73aには、円弧状の付勢部材70が対向するように配置される。付勢部材70は、円弧部70aと規制部70bとを有している。円弧部70aは、中心角180°以上の円弧形状を成し、弾性力によって外周面73aに沿うことができる。外周面73aにワイヤー71が巻き付いていないとき、円弧部70aは外周面73aに覆い被さり、外周面73aにワイヤー71が巻き付いているときは、巻き付いたワイヤー71に覆い被さってワイヤー71を外周面73aに押付ける。
規制部70bは、外周面73aに巻き付く直前のワイヤー71を外周面73aから外れた軌道を通らないように規制する。したがって、ワイヤー71が、外周面73aに巻き付く直前でボビン73の回転軸方向に振れたとき、規制部70bがワイヤー71の振れを外周面73aの幅以内となるように規制している。
付勢部材70は樹脂製であるので、ワイヤー71の傷つき、ワイヤー71と付勢部材70との摩擦音も抑制される。但し、付勢部材70の材料は、樹脂に限定されるものではなく、耐久性を高めるために金属製にしてもよい。
昇降モータ76は、ステッピングモータであり、回転軸76aがボビン73を直接回転させる。昇降モータ76の回転数は、制御部から供給されるパルス数によって制御される。なお、制御部は、CPU、メモリ及びモータドライブ回路を搭載しており、昇降装置7から離れた他の位置に配置されている。昇降モータ76と制御部はワイヤーハーネスによって電気的に接続されている。
付勢部材70、ワイヤー71、滑車72、ボビン73及び昇降モータ76は、昇降装置7のワイヤー巻き取り・繰り出し機構を構成する主要部品である。昇降装置7には、このワイヤー巻き取り・繰り出し機構に加えて、第1スイッチ77及び第2スイッチ177をさらに備えている。
第1スイッチ77は、レバー77aを有するマイクロスイッチであり、レバー77aが押されることによってオンする。レバー77aは、常に滑車72のカム部72bと接触しており、カム部72bの大径曲面と対峙したときに押される。第1スイッチ77も、制御部とワイヤーハーネスによって電気的に接続されている。
第2スイッチ177は、レバー177aを有するマイクロスイッチであり、レバー177aがヒンジ部材177bを介して押されることによってオンする。可動パネル24が吸込口20aを閉じているとき、ヒンジ部材177bは可動パネル24に押されて回動し、第2スイッチ177のレバー177aを押している。可動パネル24が吸込口20aを開けているとき、ヒンジ部材177bは可動パネル24に押されていないので重力が作用する方向に回動し、第2スイッチ177のレバー177aから離れる。第2スイッチ177も、制御部とワイヤーハーネスによって電気的に接続されている。
ケース78には、滑車72を収納する第1収納部78aと、ボビン73を収納する第2収納部78bとが形成されている。ワイヤー71はボビン73の外周面73aに巻き付いた状態で、付勢部材70の円弧部70aはそのワイヤー71に覆い被さった状態でボビン73と共に第2収納部78bに収納される。
第1収納部78aと第2収納部78bとの間には、ワイヤー71が通るワイヤー通路78cが形成されており、付勢部材70の規制部70bはこのワイヤー通路78cのボビン73寄りに収納される。ワイヤー通路78cの滑車72寄りには、ワイヤー71をワイヤー通路78cの中央へ導く案内リブ78dが配置されている。
(昇降装置7の動作)
図5において、昇降装置7がワイヤー71を繰り出す場合、昇降モータ76はボビン73をCCW方向へ回転させる。これによって、ボビン73がワイヤー71を繰り出す方向に回転する。一方、昇降装置7がワイヤー71を巻き取る場合、昇降モータ76はボビン73をCW方向へ回転させる。これによって、ボビン73がワイヤー71を巻き取る方向に回転する。ワイヤー71の繰り出し量および巻き取り量は、昇降モータ76の回転量に比例しており、制御部が、昇降モータ76へ供給するパルス数を制御することによって、ワイヤー71の繰り出し量および巻き取り量が制御される。
ワイヤー71は吊り金具708を介して可動パネル24と連結されているため、ワイヤー71には常に張力が発生しており、ワイヤー71が繰り出されるとき、又はワイヤー71が巻き取られるとき、滑車部72aがワイヤー71との摩擦力によって回転する。このとき、カム部72bも回転するので、第1スイッチ77は、レバー77aがカム部72bの大径曲面と対峙したときにオン信号を発し、レバー77aが小径曲面と対峙したときにはオフ信号を発する。滑車72が回転している間は、オン信号とオフ信号が交互に発生し、これらの信号は、すべて制御部に入力される。
しかし、何らかの要因でワイヤー71が弛み張力がなくなった場合、例えば、メンテナンスのためにワイヤー71を繰り出して可動パネル24を降下させているときに、所定の繰り出し量に達する前に、可動パネル24がテーブルなどの上に着地して停止した場合には、ワイヤー71と滑車部72aとの摩擦力が減退し滑車72が停止する。このため、第1スイッチ77からは、オン信号又はオフ信号のいずれか一方が連続的に出力される。このとき、制御部では、昇降モータ76が回転しているときに第1スイッチ77からの信号が一定になっていることから、可動パネル24が何らかの障害物によって停止したと推定し、直ちに昇降モータ76を停止させる。
(可動パネルの開閉動作)
図7は、可動パネルが吸込口を開いた状態の斜視図である。図7において、ヒンジ連結装置6が可動パネル24を連結した状態で、昇降装置7がワイヤー71を繰り出したとき、可動パネル24は自重によって降下する。しかし、可動パネル24の端部はヒンジ連結装置6に連結されているので、可動パネル24は回動レバー61の回動軸を中心として、吸込口20aを開く方向へ回動する。
一方、昇降装置7がワイヤー71を巻き取るとき、可動パネル24は上昇するが、可動パネル24の端部がヒンジ連結装置6に連結されているので、可動パネル24は回動レバー61の回動軸を中心として、吸込口20aを閉じる方向へ回動する。
(可動パネルの昇降動作)
図8は、可動パネルが降下している状態の斜視図である。図8において、ヒンジ連結装置6が可動パネル24の端部との連結を解除し、昇降装置7がワイヤー71を繰り出したとき、可動パネル24は自重によって降下する。一方、昇降装置7がワイヤー71を巻き取るとき、可動パネル24は上昇し、可動パネル24が吸込口20aを閉じる。
<特徴>
(1)
昇降装置7は、昇降モータ76によってボビン73を回転させ、ボビン73の外周面73aにワイヤー71を巻き付ける。ボビン73の外周面73aに巻き付いたワイヤー71には、円弧状に成形された樹脂製の付勢部材70が弾性力によって覆い被さり、ワイヤー71を外周面73a側に押付ける。ボビン73がワイヤー71を巻き取るとき、山状に巻き付くワイヤー71を付勢部材70が押えるので、ワイヤー71が外周面73aに均等に巻き付くようになり、ワイヤー71がボビン73を越えて外れることが防止される。また、巻き付いたワイヤー71の高さが変化したときでも、ワイヤー71と付勢部材70との隙間が瞬時に詰められるので、ワイヤー71が緩んで解けることが防止される。
(2)
付勢部材70には、ワイヤー71がボビン73に巻き付く前にワイヤー71を外周面73aへ導く規制部70bを有している。この規制部70bは、ボビン73の回転時にボビン73が回転軸方向に振れることを防止する機能も有しているので、ワイヤー71がボビン73に安定して巻き付く。
以上のように、本発明によれば、空気吸込口の近傍にワイヤーを介して吊られる可動パネルをワイヤーの動作によって昇降させる空調室内機の可動パネル昇降装置に有用である。
本発明の一実施形態に係る昇降装置を備えた空調室内機の外観斜視図。 (a)空調室内機の運転停止時の側面図。(b)空調室内機の運転時の側面図。(c)空調室内機のメンテナンス時の側面図。 空調室内機の断面図。 化粧パネルの斜視図。 昇降装置内部の部品の配置図。 昇降装置のワイヤー巻き取り・繰り出し機構の分解斜視図。 可動パネルが吸込口を開いた状態の斜視図。 可動パネルが降下している状態の斜視図。
符号の説明
2 空調室内機
20 本体
20a 吸込口
24 可動パネル
70 付勢部材
70a 円弧部
70b 規制部
71 ワイヤー
73 ボビン(巻付部材)
73a 外周面
76 モータ

Claims (8)

  1. 対象物に接続されたワイヤー(71)を巻き取り、又は繰り出すためのワイヤー巻き取り・繰り出し装置であって、
    モータ(76)と、
    前記モータ(76)によって回転駆動され外周面(73a)に前記ワイヤー(71)が巻き付く巻付部材(73)と、
    巻き付いた状態の前記ワイヤー(71)に前記巻付部材(73)の外周側から接触して前記ワイヤー(71)を前記巻付部材(73)の前記外周面(73a)に押付ける付勢部材(70)と、
    を備えた、
    ワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  2. 前記付勢部材(70)は、前記ワイヤー(71)の前記外周面(73a)からの高さ変化に対して弾性変形によって追従する、
    請求項1に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  3. 前記付勢部材(70)が樹脂製である、
    請求項1に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  4. 前記付勢部材(70)が金属製である、
    請求項1に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  5. 前記付勢部材(70)の縦断面が円弧形状である、
    請求項1に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  6. 前記付勢部材(70)には、前記円弧形状の中心に対して中心角180°以上の円弧(70a)が形成されている、
    請求項5に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  7. 前記付勢部材(70)には、前記ワイヤー(71)の巻き取り又は繰り出しの中心軸方向の振れを制限するする規制部材(70b)が設けられている、
    請求項5に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)。
  8. 空気吸込口(20a)の近傍にワイヤー(71)を介して吊られる可動パネル(24)を、前記ワイヤー(71)の動作によって昇降および/または前記空気吸込口(20a)の開閉を行わせる空調室内機の可動パネル昇降装置であって、
    前記ワイヤー(71)を動作させる請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のワイヤー巻き取り・繰り出し装置(7)を備えた、
    空調室内機の可動パネル昇降装置。
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