JP2010025415A - 連結構造体、及びその連結構造体を備えた空調機 - Google Patents

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Tatsuhiko Akai
竜彦 赤井
Koji Kimoto
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Abstract

【課題】空調機本体と化粧パネルとの間に連結構造体がある場合でも、空調機本体の高さ調整が連結構造体によって邪魔されない天井設置の空調機を提供する。
【解決手段】連結構造体27では、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273が、連結枠271に脱着可能に装着されている。作業者は、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273を連結枠271から取り外し、天井の開口300から所定工具を差し入れて高さ調整ナット29aを回し、支持ネジ29と上部本体26との支持位置を調整する。つまり、作業者が支持ネジ29と上部本体26との支持位置を調整するときに、上部本体26から連結構造体27全体を取り外す必要がない。
【選択図】図8

Description

本発明は、天井設置の空調機に使用される連結構造体、及びその連結構造体を備えた空調機に関する。
天井設置の空調機の分野では、フィルタ清掃の手間を省くために、フィルタ清掃機構を備えたものが普及している。(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の空調機は、ブラシによってフィルタから除去された塵埃をダストボックスに貯えるタイプであって、使用者は、適切な時期に昇降部を介して、ダストボックスを本体から降下させ、内部に貯えられた塵埃を捨てる。
上記のような空調機は、フィルタ清掃機構および昇降部を収納する空間を確保するために、空調機本体と化粧パネルとの間に連結構造体を配置している。そして、空調機本体は天井内に位置し、連結構造体の下面が天井面に沿うように空調機本体の高さ位置が調整される。
しかしながら、従来、化粧パネルを外すことによって操作することができた空調機本体の高さ調整機構が、連結構造体が存在することによって操作し難くなり、据付作業者の作業性を低下させている。
特開2007−40689号公報
本発明の課題は、空調機本体と化粧パネルとの間に連結構造体がある場合でも、空調機本体の高さ調整が連結構造体によって邪魔されない天井設置の空調機を提供することにある。
第1発明に係る連結構造体は、天井に設けられた開口とその開口より上方の支持部材に支持される空調機本体との間に配置され、開口を覆う化粧パネル組立体と空調機本体とを連結する連結構造体であって、連結枠と連結補助部材とを備えている。連結枠は、空調機本体の下方に取り付けられる。連結補助部材は、連結枠に脱着可能に装着される。そして、連結補助部材は、連結枠から取り外されているときは、天井の開口を介して支持部材と空調機本体との支持位置が調整されることを許容するが、連結枠に取り付けられているときは許容しない。
この連結構造体では、作業者が天井の開口を介して支持部材と空調機本体との支持位置を調整するときに、空調機本体から連結構造体全てを取り外す必要がないので、メンテナンス性が向上する。
第2発明に係る連結構造体は、第1発明に係る連結構造体であって、連結補助部材が、化粧パネル組立体が固定される固定部を有している。この連結構造体では、連結枠に装着された連結補助部材に化粧パネル組立体が固定されるので、連結枠に化粧パネル組立体が直接固定されるものに比べて強度の信頼性が高い。
第3発明に係る連結構造体は、第1発明又は第2発明に係る連結構造体であって、連結枠及び/又は連結補助部材に、化粧パネル組立体を仮止めするための引っ掛かり部が形成されている。この連結構造体では、例えば、作業者が化粧パネル組立体を連結補助部材にネジ止めする際に仮止めができるので作業性がよい。
第4発明に係る空調機は、第1発明から第3発明のいずれか1つに係る連結構造体を備えた空調機であって、化粧パネル組立体が、空気が吸い込まれる吸込口と、フィルタと、可動パネルと、駆動機構と、清掃機構とを有している。フィルタは、吸込口から吸い込まれた空気に含まれる塵埃を除去する。可動パネルは、吸込口を開閉する。駆動機構は、可動パネルを開閉及び/又は昇降させる。清掃機構は、フィルタを清掃する。そして、化粧パネル組立体が連結構造体に固定されたとき、駆動機構及び/又は清掃機構が連結構造体の内部空間に収容される。
この空調機では、駆動機構及び/又は清掃機構の安定した収納空間が形成されるので、化粧パネル組立体が取り付けられるときに、空調機本体に駆動機構及び/又は清掃機構が衝突して損傷することが防止される。
第5発明に係る空調機は、第4発明に係る空調機であって、支持部材と空調機本体との支持位置に、支持位置を調整する調整機構が設けられている。この空調機では、支持位置の調整が容易になるので、天井を向いて作業する作業者の身体的負担が軽減される。
第1発明に係る連結構造体では、作業者が天井の開口を介して支持部材と空調機本体との支持位置を調整するときに、空調機本体から連結構造体全てを取り外す必要がないので、メンテナンス性が向上する。
第2発明に係る連結構造体では、連結枠に装着された連結補助部材に化粧パネル組立体が固定されるので、連結枠に化粧パネル組立体が直接固定されるものに比べて強度の信頼性が高い。
第3発明に係る連結構造体では、作業者が化粧パネルを連結補助部材にネジ止めする際に仮止めができるので作業性がよい。
第4発明に係る空調機では、駆動機構及び/又は清掃機構の安定した収納空間が形成されるので、化粧パネル組立体が取り付けられるときに、空調機本体に駆動機構及び/又は清掃機構が衝突して損傷することが防止される。
第5発明に係る空調機では、支持位置の調整が容易になるので、天井を向いて作業する作業者の身体的負担が軽減される。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空調機の室内機2>
図1は本発明の一実施形態に係る連結構造体を備えた空調機の室内機の外観斜視図である。図1において、室内機2は、下面に吸込口20a及び吹出口20bを有する総組立体20と、吸込口20aを開閉する可動パネル24及び吹出口20bを開閉する第1風向調節羽根52とを備えている。吸込口20aと吹出口20bとは一定距離を隔てて隣接しており、吹出口20bから吹き出された空気が吸込口20aに吸い込まれる現象、いわゆるショートサーキットが発生しないようになっている。総組立体20の下面は、化粧パネル21によって覆われており、実際に天井面に露出するのは化粧パネル21であって、吸込口20a及び吹出口20bの輪郭は化粧パネル21によって形成されている。
図2(a)は、室内機の運転停止時の側面図であり、(b)は、その室内機の運転時の側面図であり、(c)は、その室内機のメンテナンス時の側面図である。図2(a),(b),(c)において、室内機2が停止しているとき、可動パネル24は化粧パネル21と見かけ上一体化している。図2(b)において、室内機2が稼動するとき、可動パネル24は吸込口20aを開き、第1風向調節羽根52は吹出口20bを開く。可動パネル24の一端は蝶番によって総組立体20に支持されており、可動パネル24は回動して吸込口20aを開ける。
また、図2(c)において、可動パネル24は、総組立体20側から延びるワイヤ71に吊られた状態で使用者の手が届くメンテナンス位置まで降下することができる。但し、可動パネル24は、一端が蝶番によって総組立体20に支持されている状態ではメンテナンス位置まで降下することができないので、一旦、吸込口20aを閉じて、総組立体20による支持が解除されたのちにメンテナンス位置まで降下する。
図3は、室内機の断面図である。図3において、室内機2は、フィルタ9、フィルタ清掃機構10、室内熱交換器12、室内ファン13、ドレンパン14及び吹出口モジュール50をさらに備えている。室内機2の運転時、吸込口20a及び吹出口20bが開き、室内ファン13が回転し、空気が吸込口20aから吸い込まれる。
(室内熱交換器12)
室内熱交換器12は、2つの熱交換器が異なる傾斜姿勢で隣接した形状をしており、説明の便宜上、上側の熱交換器を上部熱交換器12a、下側の熱交換器を下部熱交換器12bと呼ぶ。上部熱交換器12aの上端は総組立体20の内側上部に位置し、上端から下端に向って傾斜する角度は、水平線に対して45°以上60°以下(好ましくは55°)に設定されている。上部熱交換器12a表面で発生した結露水は確実に上部熱交換器12aを伝わってドレンパン14に向うので、ドレンパン14は上部熱交換器12aの下方全域に配置される必要が無く、上部熱交換器12aの下端近傍の下方に配置されればよい。
下部熱交換器12bの上端は、上部熱交換器12aの下端に近接して配置されており、上端から下端に向って傾斜する角度は、水平線に対して45°未満である。このため、結露水が直接落下する可能性があるので、ドレンパン14は、下部熱交換器12bの下方全域に配置されている。
(室内ファン13)
室内ファン13は、クロスフローファンであり、幅寸法が直径よりも長く、回転軸と垂直な方向から空気を吸い込むので、単一の吸込口20aから空気を吸い込んで、単一の吹出口20bへ吹き出すことができる。吸い込まれた空気は、フィルタ9及び室内熱交換器12を通過して室内ファン13に入る。
室内ファン13から吹き出された空気は、吹出口モジュール50を通過して吹出口20bから吹き出される。吹出口20bには、吹出口モジュール50の構成部品である第1風向調節羽根52が配置されており、第1風向調節羽根52は、モータによって傾斜角度の調節が可能であり、運転停止時は、第1風向調節羽根52が吹出口20bを閉じる。
また、第1風向調節羽根52の上流には、第2風向調節羽根53が位置し、モータによって吹出口20bの長手方向と直行する軸を中心に遥動するので、吹出口20bから吹出される空気の方向は適切に調整される。
(総組立体20)
室内機2は、可動パネル24の上方に、フィルタ清掃機構10を備えているので、フィルタ清掃機構10を備えていない標準室内機と比較して総組立体20の高さ寸法が大きくなる。室内機2は、標準室内機の上部本体を利用するために、標準室内機の上部本体に連結構造体を連結している。
図4は、室内機の総組立体の分解斜視図である。図4において、総組立体20は、上部本体26、連結構造体27及び化粧パネル組立体28に大別される。上部本体26には、吸込流路及び吹出流路を形成する発泡スチロール、室内熱交換器12及び室内ファン13が含まれる。総組立体20の組立順序は、上部本体26に連結構造体27を連結し、連結構造体27に化粧パネル組立体28が連結される。連結構造体27は、上部本体26と化粧パネル組立体28とを繋ぐ中間部材であり、外殻は板金製で直方体形状をしており、化粧パネル組立体28の重量増加に対して、充分な強度を有している。
(化粧パネル組立体28)
化粧パネル組立体28には、図3で示したフィルタ清掃機構10、化粧パネル21及び吹出口モジュール50などが配置される。
<フィルタ清掃機構10>
(フィルタ9)
図5は、フィルタ清掃機構のフィルタ収納枠の分解斜視図である。図5において、フィルタ9は、網部9aと網部9aの周囲を保持する縁部9bを有しており、図3に示すように室内熱交換器12の前面側に配置され、室内から取り込まれた空気から塵埃を除去する。これにより、フィルタ9は、空気中に浮遊する塵埃が室内熱交換器12の表面を汚染することを防止している。フィルタ9の縁部9bには、ピニオン歯車102aと噛み合うラック101が形成されている。
(ローラー102)
ローラー102は、複数のピニオン歯車102aと、複数のピニオン歯車102aを同軸上に連結する連結軸102bとを有している。ピニオン歯車102aは、フィルタ9のラック101と噛み合い、回転することによってフィルタ9を水平に移動させる。
(フィルタ収納内枠104)
フィルタ収納枠104は、上枠104aと下枠104bとを有しており、上枠104aと下枠104bとが一定の間隔を隔てて上下に重なることによって、フィルタ収納部が形成される。また、上枠104aには、モータ収納部104cが形成されており、ピニオン歯車102aと噛み合う伝達歯車104d、伝達歯車104dを駆動する駆動歯車104e、及び駆動歯車104eを回転させるフィルタ駆動モータ104fが収納される。
(ブラシ108)
図3に示すように、ブラシ108は、フィルタ9を挟んでローラー102と反対側に位置しフィルタ9に接触している。つまり、フィルタ9の上側にローラー102があり、フィルタ9の下方にブラシ108がある。
(ダストボックス109)
図3に示すように、ダストボックス109は、上部の吹出口20b寄りに、塵埃取り込み口を有しており、塵埃取り込み口の長手方向の両端で、軸受を介してブラシ108の回転軸を支持する。さらに、塵埃取り込み口には、ブラシ108がフィルタ9から掻き取った塵埃をブラシ108からふるい落とす櫛部109cが取り付けられている。
(フィルタの清掃動作)
フィルタ9のラック101は、ローラー102によって後方収納経路106側へ搬送される。ローラー102が回転し続けることによって、ラック101の第1端部は後方収納経路106の終端に到達する。フィルタ9が移動する際に、フィルタ9の表面に付着していた塵埃はブラシ108によって掻き取られ、ダストボックス109に貯えられる。フィルタ9が前方収納経路105から後方収納経路106へ移動し塵埃の除去が終了したとき、制御部は、ローラー102を逆回転させる。ローラー102が逆回転し続けることによって、ラック101の第2端部は前方収納経路105の終端に到達する。
<可動パネル24の動作に関連する装置>
図6は、化粧パネルの斜視図である。図6に示すように、化粧パネル21の天井側の面上には、昇降装置7以外に、ヒンジ連結装置6が配置されている。
(ヒンジ連結装置6)
ヒンジ連結装置6は、室内機2が稼動するとき、可動パネル24の一端を回動可能に支持し、可動パネル24をメンテナンス位置まで降下させるとき、可動パネル24の一端の支持を解除する。
(昇降装置7)
昇降装置7は、ワイヤ71を繰り出す場合、昇降モータ76を正回転させ、ワイヤ71を巻き取る場合、昇降モータ76を逆回転させる。紐の繰り出し量および巻き取り量は、昇降モータ76の回転量に比例しており、制御部が、昇降モータ76へ供給するパルス数を制御することによって、ワイヤ71の繰り出し量および巻き取り量が制御される。
<上部本体26の高さ調整>
図7は、天井内に設置された上部本体と連結構造体との断面図である。図7において、天井内には、上部本体26を吊るすための支持ネジ29が設置されている。上部本体26の外側面には、支持ネジ29と螺合する高さ調整ナット29aが回転可能に取り付けられている。空調機の据付作業者(以後、作業者と呼ぶ)は、高さ調整ナット29aを回転させることによって上部本体26を上下に移動させることができる。具体例として、連結構造体27の下面を天井面に合わせたい場合に、天井の開口300から高さ調整ナット29aを回転させて上部本体26と連結構造体27の双方を上下に移動させればよい。以下、連結構造体27の詳細構造について説明する。
(連結構造体27)
図8は、連結構造体の分解斜視図である。図8において、連結構造体27は、連結枠271、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273を含んでいる。連結枠271は、昇降装置7及びフィルタ清掃機構10が完全に収まる高さ・幅・奥行きを備えた空間を有し、その空間の長手方向の両端に第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273が位置する。
連結枠271の両端近傍には、ネジ挿入孔271a、スリット271b及びネジ孔271cが形成されている。ネジ挿入孔271aは上部本体26にネジ止めされるときのネジが挿入される。スリット271bは、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273の一部が引っ掛かる。ネジ孔271cは、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273がネジ止めされるときのネジが螺合する。
第1連結補助部材272には、第1固定部272a、第1爪272b及び第1ネジ挿入孔272cが形成されている。第1固定部272aには、化粧パネル組立体28がネジ止めされる。第1固定部272aは、化粧パネル組立体28が仮止めされるように平板状の引っ掛かり部27aを有しており、この引っ掛かり部27aに化粧パネル組立体28をネジ止めするネジが螺合する第1ネジ孔272dが形成されている。第1爪272bは、連結枠271のスリット271bに挿入される。第1ネジ挿入孔272cは、ネジ孔271cに螺合するネジが挿入される。
同様に、第2連結補助部材273には、第2固定部273a、第2爪273b及び第2ネジ挿入孔273cが形成されている。第2固定部273aには、化粧パネル組立体28がネジ止めされる。第2固定部273aは、化粧パネル組立体28が仮止めされるように平板状の引っ掛かり部27aを有しており、この引っ掛かり部27aに化粧パネル組立体28をネジ止めするネジが螺合する第2ネジ孔273dが形成されている。第2爪273bは、連結枠271のスリット271bに挿入される。第2ネジ挿入孔273cは、ネジ孔271cに螺合するネジが挿入される。
(上部本体26の高さ調整作業)
作業者は、上部本体26の高さ調整作業に先立ち、化粧パネル組立体28を取り外し、図7に示すような天井の開口300を開放した状態にする。図7において、高さ調整ナット29aの下方には、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273が位置しており、作業者は高さ調整ナット29aに触ることができない。そこで、次の作業として、作業者は、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273の第1ネジ挿入孔272c及び第2ネジ挿入孔273cに挿入されているネジを外して、連結枠271のスリット271bから第1爪272b及び第2爪273bが抜けるように第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273を移動させて連結枠271から取り外す。
その結果、作業者は、連結枠271の両端の空間から手を差し入れて高さ調整ナット29aを触ることができるので、所定工具を用いて高さ調整ナット29aを調節し、上部本体26の高さを上下に移動させることができる。上部本体26が上下に移動するとき、連結枠271も上下に移動するので、上部本体26の高さ調整は、連結構造体27の高さ調整となる。
上部本体26の高さ調整が完了した後、作業者は、連結枠271のスリット271bに第1爪272b及び第2爪273bを挿入して第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273を連結枠271に仮止めし、第1ネジ挿入孔272c及び第2ネジ挿入孔273cからネジを挿入して第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273を連結枠271にネジ止めする。
次に、作業者は、化粧パネル組立体28の一部を、一旦、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273の引っ掛かり部27aに引っ掛けて、重量の負担を軽減する。そして、化粧パネル組立体28の位置合わせをして、第1ネジ孔272d及び第2ネジ孔273dへネジを挿入して、化粧パネル組立体28を第1固定部272a及び第2固定部273aにネジ止めする。
<特徴>
(1)
連結構造体27では、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273が、連結枠271に脱着可能に装着されている。作業者は、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273を連結枠271から取り外し、天井の開口300から所定工具を差し入れて高さ調整ナット29aを回し、支持ネジ29と上部本体26との支持位置を調整する。つまり、作業者が支持ネジ29と上部本体26との支持位置を調整するときに、上部本体26から連結構造体27全体を取り外す必要がないので、メンテナンス性がよい。また、支持位置の調整が容易になるので、天井を向いて作業する作業者の身体的負担が軽減される。
(2)
また、第1連結補助部材272及び第2連結補助部材273には、化粧パネル組立体28が固定される第1固定部272a及び第2固定部273aを有しており、連結枠271に化粧パネル組立体28が直接固定されるものに比べて強度の信頼性が高い。また、作業者は、化粧パネル組立体28を連結構造体27にネジ止めする際に、引っ掛かり部27aに仮止めすることができるので作業性がよい。
(3)
連結構造体27は、昇降装置7及びフィルタ清掃機構10を完全に収納する空間を形成しているので、化粧パネル組立体28が取り付けられるときに、上部本体26に昇降装置7及びフィルタ清掃機構10が衝突して損傷することが防止される。
以上のように、本発明は、昇降装置又はフィルタ清掃機構を備えた空調機に有用である。
本発明の一実施形態に係る連結構造体を備えた空調機の室内機の外観斜視図。 (a)室内機の運転停止時の側面図。(b)室内機の運転時の側面図。(c)室内機のメンテナンス時の側面図。 室内機の断面図。 室内機の本体の分解斜視図。 フィルタ清掃機構のフィルタ収納枠の分解斜視図。 化粧パネルの斜視図。 天井内に設置された上部本体と連結構造体との断面図。 連結構造体の分解斜視図。
符号の説明
2 空調機の室内機
7 昇降装置(駆動機構)
9 フィルタ
10 フィルタ清掃機構
20a 吸込口
24 可動パネル
26 上部本体(空調機本体)
27 連結構造体
27a 引っ掛かり部
28 化粧パネル組立体
29 支持ネジ(支持部材)
29a 高さ調整ナット(調整機構)
271 連結枠
272 第1連結補助部材
272a 第1固定部
273 第2連結補助部材
273a 第2固定部

Claims (5)

  1. 天井に設けられた開口と前記開口より上方の支持部材(29)に支持される空調機本体(26)との間に配置され、前記開口を覆う化粧パネル組立体(28)と前記空調機本体(26)とを連結する連結構造体であって、
    前記空調機本体(26)の下方に取り付けられる連結枠(271)と、
    前記連結枠(271)に脱着可能に装着される連結補助部材(272,273)と、
    を備え、
    前記連結補助部材(272,273)は、
    前記連結枠(271)から取り外されているとき、前記天井の前記開口を介して前記支持部材(29)と前記空調機本体(26)との支持位置が調整されることを許容し、
    前記連結枠(271)に取り付けられているとき、前記天井の前記開口を介して前記支持部材(29)と前記空調機本体(26)との支持位置が調整されることを許容しない、
    連結構造体(27)。
  2. 前記連結補助部材(272,273)は、前記化粧パネル組立体(28)が固定される固定部(272a,273a)を有している、
    請求項1に記載の連結構造体(27)。
  3. 前記連結枠(271)及び/又は前記連結補助部材(272,273)に、前記化粧パネル組立体(28)を仮止めするための引っ掛かり部(27a)が形成されている、
    請求項1又は請求項2に記載の連結構造体(27)。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の連結構造体(27)を備えた空調機であって、
    前記化粧パネル組立体(28)は、
    空気が吸い込まれる吸込口(20a)と、
    前記吸込口(20a)から吸い込まれた前記空気に含まれる塵埃を除去するフィルタ(9)と、
    前記吸込口(20a)を開閉する可動パネル(24)と、
    前記可動パネル(24)を開閉及び/又は昇降させる駆動機構(7)と、
    前記フィルタ(9)を清掃する清掃機構(10)と、
    を有し、
    前記化粧パネル組立体(28)が前記連結構造体(27)に固定されたとき、前記駆動機構(7)及び/又は前記清掃機構(10)が前記連結構造体(27)の内部空間に収容される、
    空調機(2)。
  5. 前記支持部材(29)と前記空調機本体(26)との支持位置に、前記支持位置を調整する調整機構(29a)が設けられている、
    請求項4に記載の空調機(2)。
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