JPH08233305A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
- Publication number
- JPH08233305A JPH08233305A JP7038915A JP3891595A JPH08233305A JP H08233305 A JPH08233305 A JP H08233305A JP 7038915 A JP7038915 A JP 7038915A JP 3891595 A JP3891595 A JP 3891595A JP H08233305 A JPH08233305 A JP H08233305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- ceiling
- grill
- decorative frame
- ceiling surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機と天井面の上下調整を容易にする
と共に据え付け状態による性能低下を防止する事を目的
とするものである。 【構成】 化粧枠９とグリル部２ａを分割して形成し、
空気調和機１にグリル部２ａを固定し一体化させた後化
粧枠９をグリル部２ａの外周に装着し化粧枠に於て天井
面３と接する部位に柔軟性を有する軟質樹脂部ｅを配設
したものである。
と共に据え付け状態による性能低下を防止する事を目的
とするものである。 【構成】 化粧枠９とグリル部２ａを分割して形成し、
空気調和機１にグリル部２ａを固定し一体化させた後化
粧枠９をグリル部２ａの外周に装着し化粧枠に於て天井
面３と接する部位に柔軟性を有する軟質樹脂部ｅを配設
したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井などに埋め込んで
取り付けられる空気調和機に関するものである。
取り付けられる空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機の構造を図
３に示す。同図に於て１は空気調和機、２は空気調和機
の下方に取り付けられる化粧グリルである。３は天井
面、４は天井裏ベースであり、５は天井裏ベース４に埋
め込まれる埋め込みボルトである。６は略Ｌ形状の吊り
具であり、空気調和機１の側面に複数個設けられる。空
気調和機１は、吊り具６にナット７、ワッシャ８を介し
て埋め込みボルト５に固定吊持される。そしてこの様な
空気調和機１の据え付け手順としては、埋め込みボルト
５に空気調和機１が固定吊持されたのち天井面３が造作
され、その後化粧グリル２が天井面３に取り付けられる
のが一般的である。図４は前記化粧グリル２の斜面を示
しており、化粧グリル２は、ベースｃに吸い込みグリル
ｂと吹き出しグリルａを配設して一体品として形成して
いる。
３に示す。同図に於て１は空気調和機、２は空気調和機
の下方に取り付けられる化粧グリルである。３は天井
面、４は天井裏ベースであり、５は天井裏ベース４に埋
め込まれる埋め込みボルトである。６は略Ｌ形状の吊り
具であり、空気調和機１の側面に複数個設けられる。空
気調和機１は、吊り具６にナット７、ワッシャ８を介し
て埋め込みボルト５に固定吊持される。そしてこの様な
空気調和機１の据え付け手順としては、埋め込みボルト
５に空気調和機１が固定吊持されたのち天井面３が造作
され、その後化粧グリル２が天井面３に取り付けられる
のが一般的である。図４は前記化粧グリル２の斜面を示
しており、化粧グリル２は、ベースｃに吸い込みグリル
ｂと吹き出しグリルａを配設して一体品として形成して
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そしてこのような空気
調和機１を機能的、美観的に満足を得るように吊持する
には、空気調和機１を水平に吊持すると共に天井面３の
表面と空気調和機１の下面を合致するように寸法の精度
を厳密にすることがきわめて重要である。つまり空気調
和機１が天井面３に対して下方気味に吊持された場合に
は、化粧グリル２を取り付けると化粧グリル２の端面と
天井面３との間に隙間が生じて美観的に良くない。
調和機１を機能的、美観的に満足を得るように吊持する
には、空気調和機１を水平に吊持すると共に天井面３の
表面と空気調和機１の下面を合致するように寸法の精度
を厳密にすることがきわめて重要である。つまり空気調
和機１が天井面３に対して下方気味に吊持された場合に
は、化粧グリル２を取り付けると化粧グリル２の端面と
天井面３との間に隙間が生じて美観的に良くない。
【０００４】またこれと反対に、空気調和機１が天井面
３に対して上方気味に吊持された場合には、空気調和機
１と化粧グリル２の間に隙間が生じて冷気もれや結露を
発生させるのである。しかも天井面３が造作されてない
段階で、空気調和機１と天井面３の据え付け精度を確保
することはきわめて困難であるため、天井面３を造作し
た後に空気調和機１と天井面３の高さ調節を行なう事を
余儀なくされる。そして天井面３内に手や工具を挿入し
て、吊り具６のナット７、ワッシャ８を調節固定するの
であるが、天井面３と空気調和機１の左右方向の隙間が
小さいため作業性が悪く、調整や固定に時間を要した
り、また天井面３の端面で手を傷つけるような事すらあ
った。
３に対して上方気味に吊持された場合には、空気調和機
１と化粧グリル２の間に隙間が生じて冷気もれや結露を
発生させるのである。しかも天井面３が造作されてない
段階で、空気調和機１と天井面３の据え付け精度を確保
することはきわめて困難であるため、天井面３を造作し
た後に空気調和機１と天井面３の高さ調節を行なう事を
余儀なくされる。そして天井面３内に手や工具を挿入し
て、吊り具６のナット７、ワッシャ８を調節固定するの
であるが、天井面３と空気調和機１の左右方向の隙間が
小さいため作業性が悪く、調整や固定に時間を要した
り、また天井面３の端面で手を傷つけるような事すらあ
った。
【０００５】本発明は、以上の従来の問題に鑑みて空気
調和機と天井面の上下調整を容易にすると共に据え付け
状態による性能低下を防止する空気調和機を提供するも
のである。
調和機と天井面の上下調整を容易にすると共に据え付け
状態による性能低下を防止する空気調和機を提供するも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載に係る発明は、天井裏ベースに固着し
た固定具と空気調和機に設けた吊り具とにより固定した
空気調和機の本体の下方に取り付けたグリル部と、前記
グリル部の外周を囲む化粧枠とを別体に形成し、グリル
部で空気調和機の本体の下方を覆った後、前記グリル部
の外周に化粧枠を装着する構成にしたものである。
に、請求項１記載に係る発明は、天井裏ベースに固着し
た固定具と空気調和機に設けた吊り具とにより固定した
空気調和機の本体の下方に取り付けたグリル部と、前記
グリル部の外周を囲む化粧枠とを別体に形成し、グリル
部で空気調和機の本体の下方を覆った後、前記グリル部
の外周に化粧枠を装着する構成にしたものである。
【０００７】また、請求項２記載に係る発明は、請求項
１記載に係る発明に加えて、化粧枠の外周に設けた天井
面に当接する端面部と、グリル部に当接する内周の端面
部とを軟質樹脂部としたものである。
１記載に係る発明に加えて、化粧枠の外周に設けた天井
面に当接する端面部と、グリル部に当接する内周の端面
部とを軟質樹脂部としたものである。
【０００８】また、請求項３記載に係る発明は、請求項
２記載に係る発明に加えて、化粧枠をその端面部を軟質
樹脂部とし、他部分を硬質樹脂部として同一樹脂材で一
体形成したものである。
２記載に係る発明に加えて、化粧枠をその端面部を軟質
樹脂部とし、他部分を硬質樹脂部として同一樹脂材で一
体形成したものである。
【０００９】
【作用】本発明は上記した構成により、空気調和機と天
井面の高さ調整に従来のような厳しい精度なく据え付け
られ、据え付け時間の短縮と品質の確保ができる。
井面の高さ調整に従来のような厳しい精度なく据え付け
られ、据え付け時間の短縮と品質の確保ができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の天井埋込型空気調和機の化粧
グリルの一実施例を添付図面の図１と図２にもとづいて
説明する。なお、本実施例において図３、図４に示す従
来例と同じ部分には同一符号をつける。
グリルの一実施例を添付図面の図１と図２にもとづいて
説明する。なお、本実施例において図３、図４に示す従
来例と同じ部分には同一符号をつける。
【００１１】図１において、１は空気調和機、２ａは空
気調和機１の本体の下方に取り付けられているグリル部
であり吹き出し口と吸い込み口が設けられている。３は
天井面、４は天井裏ベースであり、５は天井裏ベースに
埋め込まれた固定具としての埋め込みボルトである。ま
た６は空気調和機１の側面に複数個設けられた吊り具で
ある。空気調和機１は、吊り具６にナット７、ワッシャ
８を介して埋め込みボルト５と固定吊持され、内蔵する
熱交換器、ファン（いずれも図示なし）などを駆動して
グリル部２ａを介して室内空気の循環を行い空気調和を
行なっている。９は樹脂成形の化粧枠でグリル部２ａが
固定された空気調和機１と天井面３の隙間に設けられて
いる。１０はネジで化粧枠９と空気調和機１を固定す
る。図２は化粧枠９で天井面３に当接する端面部ｄの軟
質樹脂部の形状は、先端程薄くし化粧枠９の本体より高
く形成している。また化粧枠９がグリル部２ａに当接す
る端面部ｅの軟質樹脂部の形状は、内側へ突き出ていて
かつ先端程薄くしている。
気調和機１の本体の下方に取り付けられているグリル部
であり吹き出し口と吸い込み口が設けられている。３は
天井面、４は天井裏ベースであり、５は天井裏ベースに
埋め込まれた固定具としての埋め込みボルトである。ま
た６は空気調和機１の側面に複数個設けられた吊り具で
ある。空気調和機１は、吊り具６にナット７、ワッシャ
８を介して埋め込みボルト５と固定吊持され、内蔵する
熱交換器、ファン（いずれも図示なし）などを駆動して
グリル部２ａを介して室内空気の循環を行い空気調和を
行なっている。９は樹脂成形の化粧枠でグリル部２ａが
固定された空気調和機１と天井面３の隙間に設けられて
いる。１０はネジで化粧枠９と空気調和機１を固定す
る。図２は化粧枠９で天井面３に当接する端面部ｄの軟
質樹脂部の形状は、先端程薄くし化粧枠９の本体より高
く形成している。また化粧枠９がグリル部２ａに当接す
る端面部ｅの軟質樹脂部の形状は、内側へ突き出ていて
かつ先端程薄くしている。
【００１２】以上のように構成した化粧グリルについて
説明する。空気調和機１とグリル部２ａが一体化された
空気調和機を、埋め込みボルト５に固定吊持したのち天
井面３が造作され、空気調和機１と天井面３が規定され
た高さ関係になるよう吊り具６のナット７で調節すると
共に空気調和機１を水平に維持する。そして、空気調和
機１を天井面３に対して下方気味に吊持した場合は、化
粧枠９を空気調和機１に取り付けた時、化粧枠９の端面
部ｄの軟質樹脂部が伸びた状態で天井面３と密着し空気
調和機１と天井面３との間に隙間が生じない。また空気
調和機１を天井面３に対して上方気味に吊持した場合
は、化粧枠９の端面部ｄの軟質樹脂部が押された状態で
天井面３と密着する。従って冷気もれや結露を生ずる空
気調和機１とグリル部２ａ間の隙間は製造段階で密着さ
せることができ、グリル部２ａと化粧枠９の隙間は化粧
枠９の端面部ｅの軟質樹脂部が密着し冷気もれや結露を
防止する。
説明する。空気調和機１とグリル部２ａが一体化された
空気調和機を、埋め込みボルト５に固定吊持したのち天
井面３が造作され、空気調和機１と天井面３が規定され
た高さ関係になるよう吊り具６のナット７で調節すると
共に空気調和機１を水平に維持する。そして、空気調和
機１を天井面３に対して下方気味に吊持した場合は、化
粧枠９を空気調和機１に取り付けた時、化粧枠９の端面
部ｄの軟質樹脂部が伸びた状態で天井面３と密着し空気
調和機１と天井面３との間に隙間が生じない。また空気
調和機１を天井面３に対して上方気味に吊持した場合
は、化粧枠９の端面部ｄの軟質樹脂部が押された状態で
天井面３と密着する。従って冷気もれや結露を生ずる空
気調和機１とグリル部２ａ間の隙間は製造段階で密着さ
せることができ、グリル部２ａと化粧枠９の隙間は化粧
枠９の端面部ｅの軟質樹脂部が密着し冷気もれや結露を
防止する。
【００１３】なお図２において化粧枠９の軟質樹脂部は
先端程薄くしたが、ジャバラ形状等の伸び縮みする構成
としてもよい。また化粧枠９は先端の端面部ｄ，ｅを軟
質樹脂部としその他の中央部分は硬質樹脂部として同じ
樹脂で一体形成してもよい。
先端程薄くしたが、ジャバラ形状等の伸び縮みする構成
としてもよい。また化粧枠９は先端の端面部ｄ，ｅを軟
質樹脂部としその他の中央部分は硬質樹脂部として同じ
樹脂で一体形成してもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、化粧グリ
ルを化粧枠とグリル部に分割した事により空気調和機と
天井面の上下調整のための余裕寸法が大きく、据え付け
工事の容易化や空気調和機とグリルの隙間による冷気も
れや結露の発生を防止できる。
ルを化粧枠とグリル部に分割した事により空気調和機と
天井面の上下調整のための余裕寸法が大きく、据え付け
工事の容易化や空気調和機とグリルの隙間による冷気も
れや結露の発生を防止できる。
【図１】本発明の一実施例における天井埋込型空気調和
機の断面図
機の断面図
【図２】同天井埋込型空気調和機の化粧枠の要部断面図
【図３】従来例における天井埋込型空気調和機の断面図
【図４】同天井埋込型空気調和機の化粧グリルの斜面図
１ 空気調和機 ２ 化粧グリル ２ａ グリル部 ３ 天井面 ４ 天井裏ベース ５ 埋め込みボルト ６ 吊り具 ９ 化粧枠 ｄ，ｅ 端面部
Claims (3)
- 【請求項１】 天井裏ベースに固着した固定具と空気調
和機に設けた吊り具とにより固定した空気調和機の本体
の下方に取り付けたグリル部と、前記グリル部の外周を
囲む化粧枠とを別体に形成し、グリル部で空気調和機の
本体の下方を覆った後、前記グリル部の外周に化粧枠を
装着した天井埋込型空気調和機。 - 【請求項２】 化粧枠の外周に設け天井面に当接する端
面部と、グリル部に当接する内周の端面部とを軟質樹脂
部とした請求項１記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項３】 化粧枠をその端面部を軟質樹脂部とし、
他部分を硬質樹脂部として同一樹脂材で一体形成した請
求項２記載の天井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7038915A JPH08233305A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7038915A JPH08233305A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08233305A true JPH08233305A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12538511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7038915A Pending JPH08233305A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08233305A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1795819A1 (en) * | 2004-09-30 | 2007-06-13 | Toshiba Carrier Corporation | Air conditioner |
| JP2010025415A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Daikin Ind Ltd | 連結構造体、及びその連結構造体を備えた空調機 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7038915A patent/JPH08233305A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1795819A1 (en) * | 2004-09-30 | 2007-06-13 | Toshiba Carrier Corporation | Air conditioner |
| EP1795819A4 (en) * | 2004-09-30 | 2009-11-11 | Toshiba Carrier Corp | AIR CONDITIONER |
| JP2010025415A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Daikin Ind Ltd | 連結構造体、及びその連結構造体を備えた空調機 |
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