JP2010025305A - 配管の支持具 - Google Patents

配管の支持具 Download PDF

Info

Publication number
JP2010025305A
JP2010025305A JP2008190718A JP2008190718A JP2010025305A JP 2010025305 A JP2010025305 A JP 2010025305A JP 2008190718 A JP2008190718 A JP 2008190718A JP 2008190718 A JP2008190718 A JP 2008190718A JP 2010025305 A JP2010025305 A JP 2010025305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drainage
wall
block piece
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008190718A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriatsu Kojima
徳厚 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008190718A priority Critical patent/JP2010025305A/ja
Publication of JP2010025305A publication Critical patent/JP2010025305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

【課題】より部品点数の少ない単純な構成でありながら、より堅固に建物の壁に配管を支持することが可能な支持具を提供する。
【解決手段】配管を挟持する第1ブロック片42と第2ブロック片44とからなる一対のブロック片と、該一対のブロック片を配管を挟持した状態で緊締する緊締部材46とを備え、第1ブロック片42と第2ブロック片44との相対向する面には配管を挟持する挟持凹部42a,42bが配管の管軸方向に形成されており、緊締部材46により第1ブロック42と第2ブロック44とが緊締されて第1ブロック片42と第2ブロック片44との挟持凹部42a,44bの間に配管が挟持された状態が保持されるとともに、該緊締部材46により第1ブロック片42が壁Msに面した状態で一対のブロック片が組立体として壁Msに固定されて取り付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物の壁に配管を支持するための配管の支持具に関する。
複数層を有する建物における排水管設備では、上階から下階へ排水立て管が配管され、排水立て管の各階に対応して排水管継手を介装し、この排水管継手を介して各階の水回り器具が排水立て管に接続される。従来一般の高層マンション等の集合住宅等においては、排水立て管は各住戸の台所の流し台やトイレの便器あるいは浴室の浴槽等の水回り器具(衛生器具)に対応して各水回り器具の近傍において、各住戸を貫いて設けられることが多かった。このような排水管設備においては、排水管継手または排水立て管は集合住宅の上階と下階とを区切るコンクリートスラブに立設あるいは吊設された支持具により支持されていた。
昨今、集合住宅においては、補修・改修しながら耐用年数を延ばそうとする動向があり、排水管設備についても更新の要求が高まることが予想される。特に、排水に油分が比較的多く混入する台所の流し台等の接続された排水管設備は、長期間の使用により更新を要することが予想される。しかし、上記従来の集合住宅では、排水管設備が各住戸を貫いて設けられているため容易には更新し難い。そこで、古い排水管設備をそのまま立ち枯れにして新たな排水管設備を集合住宅の外壁に沿って配設し、台所の流し台等の水回り器具を横枝管を介してその新たな排水管設備に接続し直すことが検討されている。排水管設備を集合住宅の外壁に沿って配設するにあたっては、外壁に排水管設備を支持することが考えられる。
従来、外壁に排水立て管を支持する支持具として、下記特許文献1に開示されている支持具があった。この支持具は、一対の締め付けバンドと支持架台とを備えている。そして、その基端が建物の外壁に固定された一対の支持架台の先端に、ボルトナットで緊締されて排水立て管を周囲から締め付ける締め付けバンドが固定された構成である。
特開2006−241933号公報
しかし、排水管設備を建物の外壁に沿って配設する場合には、更新上、耐震上、よりしっかりと排水管継手または排水管を壁に支持することが望ましい。そこで、本発明は、より部品点数の少ない単純な構成でありながら、より堅固に建物の壁に配管を支持することが可能な支持具を提供することを課題とした。
本発明は、上記課題を解決するための手段として以下の手段をとる。
本発明は、建物の壁に配管を支持するための配管の支持具であって、前記配管を挟持する第1ブロック片と第2ブロック片とからなる一対のブロック片と、該一対のブロック片を前記配管を挟持した状態で緊締する緊締部材とを備え、前記第1ブロック片と第2ブロック片との相対向する面には前記配管を挟持する挟持凹部が前記配管の管軸方向に形成されており、前記緊締部材により前記第1ブロックと前記第2ブロックとが緊締されて該第1ブロック片と第2ブロック片との挟持凹部の間に前記配管が挟持された状態が保持されるとともに、該緊締部材により前記第1ブロック片が前記壁に面した状態で前記一対のブロック片が組立体として前記壁に固定されて取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、第1ブロック片と第2ブロック片とを緊締して組立体とする緊締部材により、該組立体が壁に固定されて取り付けられるため、部品点数の少ない単純な構成を取ることができる。そして、第1のブロック片が壁に面した状態で前記組立体が壁に固定されて取り付けられるため、より堅固に建物の壁に配管を支持することが可能である。
前記挟持凹部は、前記配管の管軸方向に形成された断面V字形の切り欠きであることが望ましい。
ここで、断面V字形とは、配管に対してその断面が相対的にV字を形成する面で接触することができる形状を含み、例えば、Vの角が湾曲形状に変形された形状をも含む。かかる挟持凹部の構成によれば、外径の異なる配管を挟持することが可能となる。
前記第1ブロック片は、防振ゴムを介在して前記壁に面するのが望ましい。それにより、排水が流れるにあたり生じる音や振動が壁を伝って伝播するのを低減することができる。
前記第1ブロック片及び前記第2ブロック片は木材で形成されているのが好ましい。木材であれば、耐久性がありながら、加工性に優れ、製造コストを抑制しやすい。なお、例えば金属製や塩化ビニル製管等、管継手や管の材質との相性の良い性質の木材を選ぶ自由度がある。さらに、木材なら錆が発生しないので、鉄材等と比較して錆に関係する処理費用を全て削減することができる。
本発明によれば、より部品点数の少ない単純な構成でありながら、より堅固に建物の壁に配管を支持することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[実施形態1]
図1〜6を参照しながら本発明の実施形態1について説明する。本実施形態にかかる排水管設備10は、複数層を有する集合住宅に設備されたものである。図1,2等に示されるように、排水管設備10は、排水立て管30,32と、排水横枝管組立体34と、排水立て管30,32に排水横枝管組立体34を接続する排水管継手20とを主体構成として備えている。この排水管設備10では、排水管継手20を介装する排水立て管30,32は集合住宅の外壁Msの外面に沿って設置されており、排水管継手20が2つの支持具40,41により外壁Msに支持されている。図3に示されるように、排水横枝管組立体34は住戸J内の床下から外壁Msを貫通して配管されている。住戸J内の水回り器具の排水は、排水横枝管組立体34により住戸Jの外へ導かれたのち90°向きを変え外壁Msに沿って導かれ、排水管継手20を介して排水立て管32(図1参照)に流入する。先ず、この排水管設備10を構成する各部材について説明する。
<排水管継手20について>
排水管継手20は鋳鉄製で、図1,2に示されるように、胴部22の上端には、排水立て管30の下端部が挿入接続される上受け口24が延設されている。上受け口24の内部には、排水立て管30の下端面を直接支持する受け部を有する略筒状のゴム製のシール材24s(図3参照)が装着されている。排水立て管30はその下端面がシール材24sの受け部に当接するまで挿入され、上受け口24と水密に接続されている。上受け口24の上端部には、その外周が膨出して環状鍔部25が形成されており、該環状鍔部25は四方においてより大きく外方へ突出した耳部25a〜d(図3参照)を備えている。
胴部22の外周には、排水横枝管組立体34の端部が挿入接続される横枝管受け口26が一つ突出形成されている。なお、この横枝管受け口26にもゴム製のシール材(図示省略)が装着されており、排水横枝管組立体34と水密に接続されている。
胴部22の下側には、下方に向かって緩やかに縮径するテーパ形状のテーパ管部28が形成されている。そして、そのテーパ管部28の下端に胴部22よりも外径の小さい直管状の下部直管29が延設されている。下部直管29の下端には排水立て管32の上端と所謂メカニカル接続にて接続される下部接続部50が形成されており、該下部接続部50と排水立て管32の上端部とが水密に接続されている。すなわち、図1に示されるように、下部接続部50は、下部直管29の下端に延設された下側受け口部52と、別体として形成されたフランジ部材54と、環状パッキン56とを備えている。下側受け口部52は排水立て管32の上端を挿入可能に形成されており、下端には水平に外方へ張り出す鍔部52aが形成されている。鍔部52aとフランジ部材54との間に環状パッキン56が配置されるように排水立て管32の外周に環状パッキン56とフランジ部材54とを嵌装し、排水立て管32を下側受け口部52に挿入した状態で、ボルト・ナット58でフランジ部材54が鍔部52aに締結されている。ボルト・ナット58の締結により鍔部52aとフランジ部材54とが近接し、環状パッキン56が押圧され、圧縮変形して鍔部52a、フランジ部材54及び排水立て管32の外周に密着している。それにより排水管継手20の下端に排水立て管32が水密に接続されている。
胴部22の外周には横枝管受け口26とは90°ずれた位置に蓋付の掃除口27が設けられている。この排水管設備10では、排水管継手20は横枝管受け口26が外壁Msと平行で掃除口27が外壁Msとは反対側に位置するように設置されている。
<排水横枝管組立体34について>
図3に示されるように、排水横枝管組立体34は、直管である第1の横枝管34aと第2の横枝管34bとがエルボ36で連結されて成る。エルボ36は90°屈曲した管状の本体36aの両端に所謂メカニカル接続で第1の横枝管34a及び第2の横枝管34bを接続することのできる継手である。すなわち、第1の横枝管34aの接続された本体36aの一端部は、第1の横枝管34aの直管状の端部を挿入可能な受け口部36bと該受け口部36bの開口端部に形成された水平に張り出す鍔部36cとを有する。また、第1の横枝管34aの外周に嵌装される環状のパッキン37aとフランジ部材37bとが本体36aとは別体で備えられている。第1の横枝管34aの端部が受け口部36bに挿入され、鍔部36cとフランジ部材37bとの間に環状パッキン37aが配置された状態で、ボルト・ナット37cでフランジ部材37bを鍔部36cに締結する。ボルト・ナット37cの締結により本体36aの鍔部36cとフランジ部材37bが近接すると環状パッキン37aが押圧され、圧縮変形させられて鍔部36c、フランジ部材37b、及び第1の横枝管34aの外周に密着する。それによりエルボ36の一端部に第1の横枝管34aが連結解除可能な状態で水密に連結されている。エルボ36の他端部と第2の横枝管34bとの連結も同様に行われている。
第1の横枝管34aは住戸Jの床下に配管されており、その一端は住戸J内に設置された、例えば台所の流し台等の水回り器具に接続されており(図示省略)、他端は外壁Msに形成された貫通孔MHを貫通し、住戸Jの外でエルボ36を介して第2の横枝管34bと接続されている。そして、第2の横枝管34bは排水管継手20の横枝管受け口26に挿入接続されている。なお、外壁Msの貫通孔MHは適宜コーキングされる。
<支持具40,41について>
図1に示されるように、排水管継手20は支持具40,41により、上受け口24の外周と下部直管29の外周との2箇所が外壁Msに支持されている。支持具40,41は基本的構造は同じであるので、以下、図4〜6を参照しながら、上受け口24の外周を支持する支持具40を取り上げて詳細に説明する。
図5に示されるように、支持具40は、配管を挟持することのできる第1ブロック片42と第2ブロック片44とからなる一対のブロック片を備えるとともに、該一対のブロック片を緊締する緊締部材であるボルト・ナット46,48を2組備えている。第1ブロック片42と第2ブロック片44とは、それぞれ木材(角材)からなる。難燃処理された木材であれば、より好ましい。第1ブロック片42と第2ブロック片44とは、それぞれ直方体の一部を切り欠いた形状であり、その幅wは少なくとも排水管継手20の挟持される部位の直径よりも長い。本実施形態においては、第1ブロック片42及び第2ブロック片44は幅w=300mm、高さh=60mm(図4参照)であり、第1ブロック片42の奥行き(防振ゴム43含む)Ad=125mm(図5参照)、第2ブロック片44の奥行きBd=60mmである。図5,図6(A),(B)等に示されるように、第1ブロック片42と第2ブロック片44との相対向する面には、断面V字形の溝42a,44aが対向して形成されており、この断面V字形の溝42a,44aの間に配管を挟持する。この断面V字形の溝42a,44aが本発明の挟持凹部に相当する。本実施形態においては、この断面V字形の溝42a,44aのV字の角度θ=120°である。第1ブロック片42の断面V字形の溝42aが形成された面とは反対側の面には板状のゴムで形成された防振ゴム43,43が貼付されている。第1ブロック片42と第2ブロック片44とには、断面V字形の溝42a,44aが形成された面に直交してボルト46,46が挿通することのできる挿通孔42b,44bが、断面V字形の溝42a,44aを挟んで、少なくとも排水管継手20の挟持される部位の直径よりも離間した位置に対称に形成されている。本実施形態において、挿通孔42b,44bの間隔i=200mmである。第1ブロック片42においては、挿通孔42bが防振ゴム43,43をも貫通して形成されている。
図3等に示されるように、この支持具40は、緊締部材であるボルト・ナット46,48により、第1ブロック片42と第2ブロック片44とが緊締され、排水管継手20を挟持するとともに、第1ブロック片42が防振ゴム43を介して外壁Msに当たった状態で第1ブロック片42と第2ブロック片44とが組立体として外壁Msに取り付け固定されている。すなわち、ボルト46は全ネジボルトであり、外壁Msに打ち込まれたホールインアンカー60に締着され、水平に配設され、第1ブロック片42、第2ブロック片44に挿通され、第2ブロック片44の断面V字形の溝44aが形成された面とは反対側の面でボルト46が座金を介したナット48によって締結される。これにより、第1ブロック片42と第2ブロック片44とが緊締されて組立体とされるとともに、該組立体を外壁Msに固定することが可能である。好ましい施工方法は、外壁Msに打ち込まれたホールインアンカー60にボルト46の基端を締着し、該ボルト46を第1ブロック片42の挿通孔42bに通し、ナット49を締結することにより、先ず第1ブロック片42を外壁Msに固定する。次いで、第1ブロック片42と第2ブロック片44との間に排水管継手20を挟んで、ボルト46,46を第2ブロック片44の挿通孔44bに通し、先端にナット48を締結することで第1ブロック片42と第2ブロック片44とを緊締して排水管継手20を挟持する。
図1等に示されるように、支持具40は、その上面を環状鍔部25の下面に当接させて上受け口24を挟持することにより、排水管継手20のずり落ちを防止することができる。また、支持具41で下部直管29を挟持して2箇所を支持具40,41で支持することにより排水管継手20が傾斜するのを防止することもできる。
図3等に示されるように、排水管継手20は、外壁Msに面して設置される第1ブロック片42と防振ゴム43を介して外壁Msに押し付けられた状態で支持されることにより、防振ゴム43を含む第1ブロック片42の見かけの奥行きAdにより外壁Msから該排水管継手20の管芯までの距離を規制されている。外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは、排水横枝管組立体34と排水管継手20とを接続可能とするために規定されるものであり、外壁Msを貫通して外へ突出した第1の横枝管34aと第2の横枝管34bとをエルボ36で90°屈曲した状態で接続するのに必要なテクニカルスペースを見込んで設定されている。
本実施形態においては、外壁Msから第1の横枝管34aの接続されるエルボ36の一端である鍔部36cまでの距離gは90mmであり、エルボ36の他端に接続された第1の横枝管34aとは90°の位置関係にある第2の横枝管34bの管芯までの距離は180mmである。外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gを外壁Msと平行に配管された第2の横枝管34bの管芯までの距離とを一致させることにより、排水管継手20と排水横枝管組立体34との接続が可能となる。つまり、本実施形態においては外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは180mmに規定されている。支持具40によれば、上記第1ブロック片42の奥行きAdの寸法設定により、通常の組み付け作業によって、この外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは容易に規制することが可能となっている。
以上の構成の排水管設備10によれば以下の作用効果を奏する。
まず、支持具40は排水管継手20を挟持する第1ブロック片42が直接的に外壁Msに固定される。この外壁Msに固定される部材がブロック状であり撓みにくいため排水管継手20をより安定的に外壁Msに支持することができる。
また、支持具40では、第1ブロック片42が排水管継手20の挟持と外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gの規制とを兼任している。また、通しボルト46が第1ブロック片42と第2ブロック片44とを緊締する緊締部材を構成するとともに、外壁Msへの固定をも担っている。そのため、より部品点数の少ない単純な構成で排水管継手20が堅実に外壁Msに支持されている。
また、支持具40,41により排水管継手20の管軸方向の2箇所が支持されているため排水管継手20が振れるのが防止される。
防振ゴム43がパッキンとしても機能することにより、外壁Msにボルト46の錆びによる雨だれ汚れが付きにくい。
また、排水管設備10は、外壁Msに突出した第1の横枝管34aをエルボ36を介して外壁Msに平行に横引きして排水管継手20に接続するため容易に施工可能である。第2の横枝管34bの長さを変更することにより排水管継手20の位置変更に容易に対応することができ、住戸Jの窓や換気扇等と干渉しない位置に排水立て管30,32を配管することが容易である。
また、支持具40によれば、挟持凹部が排水管継手20の管軸方向に沿って形成された断面V字形の溝であり、排水管継手20の外周に平面で接触するため、支持する配管径が厳密に限定されず、一定範囲の異なる径の配管の支持も可能となっている。
[実施形態2]
図7を参照しながら本発明の実施形態2について説明する。本実施形態は、上記実施形態1において、排水管継手20の支持構造を一部変更した実施形態であり、変更を要しない部分は図中に上記実施形態1と同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、排水管継手20は上受け口24においてのみ支持具40により外壁Msの外面側に保持されている。支持具40のボルト46の先端にはアイナット62が締着されているとともに、該ボルト46の基端が締着された外壁Msの上方にはホールインアンカー64を介してアイボルト66が締着固定されており、ボルト46の先端のアイナット62がターンバックル68を介して外壁Msに締着されたアイボルト66に吊られている。このように、排水管継手20の一箇所のみを支持具40で支持する場合には、緊締部材を構成する通しボルト46を外壁Msに斜め吊りすることにより、より堅固に排水管継手20を支持することが可能である。
なお、支持具による排水管継手20の支持部位は、横枝管受け口26及び掃除口27とは干渉しない位置であれば、上受け口24に限定されるものではない。以下の実施形態3,4は上記実施形態1において排水管継手20の支持部位のみを変更した実施形態である。変更を要しない部分は図中に上記実施形態1と同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
[実施形態3]
図8を参照しながら本発明の実施形態3について説明する。
本実施形態では、支持具40により、排水管継手20の胴部22の横枝管受け口26より下の直管状の部分を支持している。なお、本実施形態においては、図8中に二点鎖線で示すように、横枝管受け口26に干渉しないように、ボルト46の先端を外壁Msに斜め吊りしてもよい。
[実施形態4]
図9を参照しながら本発明の実施形態4について説明する。
本実施形態では、支持具70により、排水管継手20のテーパ管部28が支持されている。本実施形態にかかる支持具70は一対のブロック片72,74と締結部材としてもボルト・ナット46,48とを備える点では上記実施形態1にかかる支持具40と同様であるが、挟持凹部の形状が異なっている。支持具70の第1ブロック片72及び第2ブロック片74に形成された挟持凹部は、断面V字形でありテーパ管部28の傾斜に沿って傾斜した溝72b,74bである(図10(A),(B)参照)。これにより、テーパ管部28を挟持することにより、排水管継手20のずり落ちを防止しながら外壁Msに排水管継手20を支持することができる。なお、本実施形態においては、図9中に二点鎖線で示すように、横枝管受け口26に干渉しないように、ボルト46の先端を外壁Msに斜め吊りしてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、支持具による排水管継手20の支持部位は、上受け口24とテーパ管部28等、上記実施形態1〜4に例示した部位を適宜組み合わせることができる。
また、支持具40により支持する排水管継手は鋳鉄製に限らず塩化ビニル等の樹脂製であってもよい。また、排水管継手20と排水立て管32との接続に係る下部接続部50の構成は、メカニカル接続に限定されず、排水管継手の直管状の下端直管部を排水立て管の上端に設けられた受け口に挿入接続する構成であってもよい。
また、支持具40において、挟持凹部は表面の滑り止めのため、目荒し処理を施してもよい。例えば、図11(A)に例示されるように、支持具の第1ブロック片82と第2ブロック片との間に雌ネジを形成して挟持凹部82aとすることができる。このように挟持凹部82aに凹凸を形成することにより保持する配管が滑りにくくなる。図11(B)に示されるように、挟持凹部を入れ子式としてもよい。すなわち、第1ブロック片84に形成された嵌合凹部86aに挟持凹部86aを構成する雌ネジの形成された入れ子86を嵌めこむ。この入れ子86は、例えば難燃性のゴムで形成してもよい。なお、支持具を構成するブロック片は金属製あるいは樹脂製であってもよい。
また、第1ブロック片42,72または第2ブロック片44,74に形成されたボルト46の挿通孔42b,44bは長円形でもよい。
また、防振ゴム43は、第1ブロック片42の外壁Msに面する面全体に連続的に設けられていてもよい。
また、上記実施形態2〜4ではターンバックル68を介して支持具40を外壁Msに斜め吊りにして支持構造を補強する構成を示したが、図12(A),(B)に例示されるように、排水管継手20を2つの支持具40,41で外壁Msに支持する場合には、下側の支持具41の第2ブロック片41bを上側の支持具40の第1ブロック片42に斜め吊りにし、その支持構造をさらに補強することも可能である。すなわち、下側の支持具41の外壁Msとは離間して配置された第2ブロック片41bには、アイボルト76aが上面から下面へ挿通されて、下面側で座金を介してナット76nが締結されており、アイボルト76aの頭部が該第2ブロック片41bの上面から突起した状態で固定されている。上側の支持具40の外壁Msと面して配置された第1ブロック片42には、アイボルト77aが下面から上面へ挿通されて、上面側で座金を介してナット77nが締結されており、頭部が第1ブロック片42の下面から突起した状態で固定されている。そして、その両アイボルト76a,77aがターンバックル78を介して連結されている。かかる構成によれば、排水管継手20の支持構造を補強することができ、しかも、アイボルト77a等の補強に係る金属部材が外壁Msに直接固定されないため、外壁Msに錆による雨だれ汚れが付きにくい。
また、図13に示されるように、上記実施形態1にかかる支持具40により排水立て管30を支持することもできる。
また、本発明の実施形態に係る支持具を用いた排水管設備の施工態様は上記実施形態に限定されず、種々の態様に適用可能である。以下、具体的な施工態様を例示しながら、詳細に説明する。なお、上記実施形態から変更を要しない部分は図中に上記実施形態と同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
[実施形態5]
図14を参照しながら、本発明の実施形態5の排水管設備15について説明する。本実施形態において、排水管継手90は横枝管受け口92a,92bを外壁Msに平行な2方向に備えている。横枝管受け口92a,92bのそれぞれには、外壁Msを貫通し、外壁Msの外側でエルボ36により排水管継手90の方向へ90°屈曲された排水横枝管組立体34,34が接続されている。
[実施形態6]
図15を参照しながら、本発明の実施形態6の排水管設備16について説明する。本実施形態においては、排水管継手20は上記実施形態1と同様であるが、横枝管受け口26に接続される排水横枝管組立体94の構成が異なっている。この排水管設備16では、3本の横枝管95a〜cにより住戸J内から外壁Msを貫通して住戸Jの外へ導かれた排水が外壁Msの外で90°向きを変えられながら合流され纏められて、排水管継手20の横枝管受け口26を介して排水立て管に流入する構成となっている。排水横枝管組立体94は、住戸J内から外壁Msの貫通孔MHを貫通して配管された3本の横枝管95a〜cと、3本の比較的短い横枝管96a〜cと、エルボ36及び2つのTY継手97a,97bとを備えている。TY継手97a,97bとは、直列に接続された配管に対し、該直列な配管に直交する位置関係で別の配管を接続し、直列に接続された配管に対して継手内で流れを曲げて45°の角度で合流させる継手である。TY継手97a,97bには、いわゆるメカニカル接続により配管が接続される。この排水横枝管組立体94は、外壁Msを貫通して配管された横枝管のうち、排水管継手20から最も離れた位置に配管された横枝管95aはエルボ36を介して外壁Msに平行に配管された横枝管96aの一端に接続されている。この横枝管96aの他端はTY継手97aを介して横枝管96bと直列に接続されている。そして、外壁Msを貫通して配管された他の横枝管95b,95cがそれぞれTY継手97a,97bに接続され、TY継手97a,97bを介装して直列に連結された横枝管96a〜cに接続されている。
本実施形態においては、排水管継手20のみならず、排水横枝管組立体94を構成する略水平に配管された横枝管96a,96bを支持具40a,40bにより外壁Msに支持されている。支持具40a,40bの基本的な構成は排水管継手20を支持する支持具40と同じであり、挟持凹部が横枝管96a,96bの管軸方向へ沿うように、支持具40とは角度を変えて外壁Msに取り付けられている。
外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは、排水横枝管組立体94と排水管継手20とを接続可能とするために規定されるものであり、外壁Msを貫通して外へ突出した3本の横枝管95a〜cと外壁Msに平行して配管される横枝管96a〜cとをエルボ36及びTY継手97a,97bで接続するのに必要なテクニカルスペースを見込んで設定されている。なお、本実施形態においては、エルボ36による接続に必要なテクニカルスペースに比してTY継手97a,97bによる接続に必要なテクニカルスペースが大きいため、実質的に、外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは、TY継手97a,97bによる接続に必要なテクニカルスペースを見込んで規定されている。
本実施形態においては、外壁Msを貫通する横枝管95b,95cの接続されるTY継手97a,97bの端部(鍔部)から外壁Msまでの距離g1は100mmであり、TY継手97a,97bで接続された横枝管95b,95cとは90°の位置関係にある横枝管96a〜cの管芯までの距離は260mmである。つまり、本実施形態においては外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは260mmに規定されている。支持具40によれば、第1ブロック片42と防振ゴム43との間に継ぎ足しブロック42zを介在させることにより、外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gが260mmとなるように、容易に規制することが可能となっている。本実施形態において、継ぎ足しブロック42zおよび防振ゴム43を含む第1ブロック片42の見かけの奥行きCd=195mmである。なお、外壁Msからエルボ36の一端の鍔部36cまでの距離g2=180mmに設定されている。
[実施形態7]
図16を参照しながら、本発明の実施形態7の排水管設備17について説明する。本実施形態においては、排水管継手100は、外壁Msに平行な方向に形成された横枝管受け口102aと外壁Msに向かって形成された横枝管受け口102bとを備えている。外壁Msに平行な方向に形成された横枝管受け口102aには、外壁Msを貫通し、外壁Msの外側でエルボ36により排水管継手90の方向へ90°屈曲された排水横枝管組立体34が接続されている。外壁Msに向けて形成された横枝管受け口102bにはこの排水管継手100に向かって外壁Msを貫通して配管された直管状の排水横枝管104の端部が挿入接続されている。
[実施形態8]
図17を参照しながら、本発明の実施形態8の排水管設備18について説明する。本実施形態においては、排水管継手110は外壁Msに平行な2方向に横枝管受け口112a,112bを備えるとともに、外壁Msに向かう方向にも横枝管受け口112cを備えている。外壁Msに平行な方向に形成された横枝管受け口112a,112bには、外壁Msを貫通し、外壁Msの外側でエルボ36により排水管継手110の方向へ90°屈曲された排水横枝管組立体34がそれぞれ接続されている。外壁Msに向けて形成された横枝管受け口112cにはこの排水管継手110に向かって外壁Msを貫通して配管された直管状の排水横枝管104の端部が挿入接続されている。
[実施形態9]
図18を参照しながら、本発明の実施形態9の排水管設備19について説明する。本実施形態の施工態様は上記実施形態1と類似しているが、排水横枝管組立体の構成を変更することにより、外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gが変更された一実施形態である。排水横枝管組立体134を構成する第1の横枝管134aおよび第2の横枝管134bが呼び径50mmの塩化ビニル管であり、エルボ136はその両端に第1の横枝管134aおよび第2の横枝管134bが挿入接続される構成である。
本実施形態においては、外壁Msから第1の横枝管134aの接続されるエルボ136の一端のまでの距離gは65mmであり、エルボ136の他端に接続された第1の横枝管134aとは90°の位置関係にある第2の横枝管134bの管芯までの距離は123mmである。外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gを外壁Msと平行に配管された第2の横枝管134bの管芯までの距離をと一致させることにより、排水管継手20と排水横枝管組立体134との接続が可能となる。つまり、本実施形態においては外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gは123mmに規定されている。外壁Msに対する排水管継手20の相対位置を規制する支持具40の第1ブロック片42の見かけの奥行きAdは、本実施形態においてはAd=70mm(第1ブロック片42の奥行き60mm+防振ゴム43の厚み10mm)である。これにより、通常の組み付け作業によって、この外壁Msから排水管継手20の管芯までの距離Gを容易に規制することが可能となっている。なお、本実施形態において、挟持凹部である断面V字形の溝42a,44aの深さD=30mm、第2ブロック片44の奥行きBd=60mmとされている。
なお、外壁Msから排水管継手の管芯までの距離Gは、上記実施形態に例示された寸法に限定されるものではない。外壁Msから排水管継手の管芯までの距離Gは、外壁Msの外で屈曲した排水横枝管組立体を排水管継手に接続するにあたり必要なスペースを見込んで設定し、120mm以上270mm以下とされるのが好ましい。
[実施形態10]
本発明の実施形態にかかる支持具によれば、排水管継手を堅固に外壁Msに支持することができるため、排水管設備の施工手順の自由度を向上させることができる。図19(A)に示されるように、排水立て管を介装しない状態で各階の排水管継手120,220を外壁Msに予め固定するのが容易であり、それにより、やりとり可能な排水管設備に有利に適用可能である。本明細書において「やりとり」とは、上階の排水管継手の下端直管部に受口付排水立て管の上部受け口を通常の接続状態よりも深く挿入することにより、その排水立て管の配管及び取り外しが可能となっていることを意味する。本実施形態は、やりとり可能とされた排水管設備の一例である。
排水管継手120,220は同じ構成であるから、ここでは図20を参照しながら上側の排水管継手120を取り上げて説明する。排水管継手120は、上下に分割可能な二体型の排水管継手継手であり、排水立て管130(図19(C)参照)の直管状の下端部を挿入接続可能な上受け口124を含む上胴体121と横枝管受け口126を備える下胴体122とを備えている。上胴体121の下部に形成された下部フランジ121fと下胴体122の上部に形成された上部フランジ122fとが、パッキン(図示省略)を介してボルト・ナット(図示省略)で締結されることにより、上胴体121と下胴体122とが水密な状態で同軸に接続されている。下胴体122には、下方に向って緩やかに縮径して形成されたテーパ形状のテーパ管部128を介して直管状の下端直管部129が延設されており、この下端直管部129と排水立て管130(図19(C)参照)の上端部に形成された上部受け口131とが挿入接続される。なお、図20に示されるように、下端直管部129の管軸方向の中間には、必要に応じて排水立て管130の上部受け口131への挿入深さを規制する規制治具を係止することのできる挿入規制鍔129aが水平方向へ張り出し形成されている。
本実施形態において、排水管継手120は、上受け口124と下端直管部129との2箇所がそれぞれ支持具40,41に挟持された状態で該支持具40,41を介して外壁Msに固定されている。上受け口124の外周を挟持する支持具40は、その上面が上受け口124の上端に形成された環状鍔部125の下面に当接している。下端直管部129の外周を挟持する支持具41は、下端直管部129の上部を挟持している。
図19(A)〜(C)を参照しながら、本実施形態の排水管設備における施工方法の一実施形態について説明する。図19(A)に示されるように、先ず、支持具40,41により各階の排水管継手120,220を予め外壁Msに固定する。次いで、排水管継手120,220の間に排水立て管130をやりとりして配管する。すなわち、図19(B)に矢印Aで示されるように、排水立て管130を斜め上方へ移動させながら起立させて、上階の排水管継手120の下端直管部129に排水立て管130の上部受け口131を一旦深く挿入する。それにより、排水立て管130は上下階の排水管継手120,220と同軸で、排水立て管130の下端が下階の排水管継手220の上端よりも高い位置に保持される。次いで、矢印Bで示されるように排水立て管130を下方へ移動させて、下端を排水管継手220の上受け口224に挿入する。このとき、排水立て管130の上部受け口131は排水管継手120の下端直管部129から抜けず、挿入接続が維持される寸法関係になっている(図19(C)参照)。このようなやりとり可能な寸法の排水立て管130を用いれば、上下階に予め固定された排水管継手120,220の間に排水立て管130を配管することが可能である。また、逆の手順で排水立て管130をやりとりして排水管継手120,220の間から取り外すことができる。すなわち、図21に示されるように、先ず、矢印Cで示されるように、排水立て管130を上方へ移動させて上部受け口131を下端直管部129に深く挿入し、排水立て管130の下端を排水管継手220の上受け口224から引き抜く。次いで、矢印Dで示されるように斜めに傾け、矢印Eで示されるように、下方に移動させて上部受け口131を排水管継手120の下端直管部129から引き抜く。これにより、建物の途中階に配管された排水立て管130を切断することなく撤去して新たに配管し、更新することが可能となる。
排水立て管130のやりとりに際しては、基本的に排水立て管130を操作するものの、上下階の排水管継手120,220にも力が作用することとなる。すなわち、図22に示されるように、排水立て管130の上部受け口131の内面には、Oリングパッキン132が保持されており、下端直管部129の外周面との間に介在している。そのため、やりとりに際する排水立て管30の上下移動により、Oリングパッキン132の摩擦力で排水管継手120にも上下方向に力が加わったり揺れたりする。しかし、支持具40,41によれば、排水管継手120を堅固に外壁Msに支持することができるため、排水立て管130のやりとり操作により加わる力に耐えることができる。
なお、例えば、図23に示されるように、下胴体122の胴部122aと下端直管部129との2箇所で支持具40,41を介して外壁Msに固定してもよい(変更例1)。このように排水管継手120の上胴体121は直接的には支持具で固定されていない場合において、排水立て管130をやりとりして取り外すときには、上胴体121と下胴体122との連結を解除し、排水立て管130の下端が上受け口124に挿入されたまま、上胴体121と一体として取り外すことが可能である。その場合、排水立て管130の上方への変位(図21における矢印Cに相当)が少なくて済む。
また、例えば、図24に示されるように、下階の排水立て管230が支持具240で外壁Msに支持されていれば、排水立て管130のみならず、必要に応じて排水管継手220も容易に取り外すことができる(変更例2)。すなわち、支持具40の第1ブロック片42と第2のブロック片44との緊締に係るナット48を外し、ボルト46から第2のブロック片44を引き抜くことで排水管継手220の支持が容易に解除される。支持具41も同様に支持を解除することができる。
なお、本実施形態において、受口付排水立て管130の材質は限定されず、塩化ビニル製、鋼管製、鋳鉄製、塩ビライニング鋼管製、ステンレス鋼管製等の種々の材質の排水立て管を用いることができる。
本発明の実施形態の排水管設備では、例えば、建物の外壁は15年程度の経年ピッチで補修工事が行われるが、その際に掛けられる足場を利用して、同時に外壁廻りの配管の維持管理(清掃・点検・補修・更新)を行えばよい。
また、支持具40によれば、排水管継手あるいは排水立て管に限らず、給水管、冷媒管等の支持も可能である。
また、支持具40によれば、外壁のみならず、内壁に配管を支持することも可能である。
本発明の実施形態1に係る排水管設備の正面図である。 図1に示される排水管設備の側面図である。 図1に示される排水管設備の平面図である。 本発明の実施形態1に係る支持具の正面図である。 図4に示される支持具のV−V線断面図である。 本発明の第1実施形態に係る支持具を構成する第1ブロック片を示す図であり、(A)は正面図であり、(B)は斜視図である。 本発明の実施形態2に係る排水管設備の側面図である。 本発明の実施形態3に係る排水管設備の側面図である。 本発明の実施形態4に係る排水管設備の側面図である。 本発明の実施形態4に係る支持具を構成する第1ブロック片を示す図であり、(A)は正面図であり、(B)は斜視図である。 (A),(B)は本発明の支持具を構成する支持具の変形例を示す図であり、第1ブロック片の正面図である。 図2に示される排水管設備の支持構造を補強した変形例を示す図面であり、(A)は平面図であり、(B)は側面図である。 図5に示される支持具で排水立て管を支持した実施形態を示す側面図である。 本発明の実施形態5に係る排水管設備の平面図である。 本発明の実施形態6に係る排水管設備の平面図である。 本発明の実施形態7に係る排水管設備の平面図である。 本発明の実施形態8に係る排水管設備の平面図である。 本発明の実施形態9に係る排水管設備の平面図である。 (A),(B)(C)は本発明の実施形態10に係る排水管設備の施工方法を示す側面図である。 図19(A)にXXとして示す部分を拡大して示す側面図である。 本発明の実施形態10に係る排水管設備の更新方法を示す側面図である。 図21にXXIIとして示す部分を拡大して一部断面で示した側面図である。 本発明の実施形態10に係る排水管設備の変更例1を示す側面図である。 本発明の実施形態10に係る排水管設備の変更例2を示す側面図である。
符号の説明
10,15,16,17,18,19 排水管設備
20 排水管継手
24 上受け口
25 環状鍔部
25a 耳部
26 横枝管受け口
27 掃除口
28 テーパ管部
29 下部直管
30,32 排水立て管
34 排水横枝管組立体
40,41 支持具
40a,40b 支持具
42 第1ブロック片
42a 断面V字形の溝(挟持凹部)
42z 継ぎ足しブロック
43 防振ゴム
44 第2ブロック片
44a 断面V字形の溝(挟持凹部)
46 ボルト
48 ナット
49 ナット
60 ホールインアンカー
62 アイナット
64 ホールインアンカー
66 アイボルト
68 ターンバックル
70 支持具
72 第1ブロック片
72a 断面V字形の溝(挟持凹部)
74 第2ブロック片
82 第1ブロック片
82a 挟持凹部
84 第1ブロック片
86 入れ子
86a 挟持凹部
90 排水管継手
94 排水横枝管組立体
100 排水管継手
120 排水管継手
130 排水立て管
220 排水管継手

Claims (2)

  1. 建物の壁に配管を支持するための配管の支持具であって、
    前記配管を挟持する第1ブロック片と第2ブロック片とからなる一対のブロック片と、該一対のブロック片を前記配管を挟持した状態で緊締する緊締部材とを備え、
    前記第1ブロック片と第2ブロック片との相対向する面には前記配管を挟持する挟持凹部が前記配管の管軸方向に形成されており、前記緊締部材により前記第1ブロックと前記第2ブロックとが緊締されて該第1ブロック片と第2ブロック片との挟持凹部の間に前記配管が挟持された状態が保持されるとともに、該緊締部材により前記第1ブロック片が前記壁に面した状態で前記一対のブロック片が組立体として前記壁に固定されて取り付けられることを特徴とする配管の支持具。
  2. 請求項1に記載の支持具であって、
    前記挟持凹部は、前記配管の管軸方向に形成された断面V字形の切り欠きであることを特徴とする配管の支持具。
JP2008190718A 2008-07-24 2008-07-24 配管の支持具 Pending JP2010025305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008190718A JP2010025305A (ja) 2008-07-24 2008-07-24 配管の支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008190718A JP2010025305A (ja) 2008-07-24 2008-07-24 配管の支持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010025305A true JP2010025305A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41731330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008190718A Pending JP2010025305A (ja) 2008-07-24 2008-07-24 配管の支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010025305A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016033397A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 前澤工業株式会社 弁の耐震構造
CN113217710A (zh) * 2021-04-28 2021-08-06 玖创建设有限公司 一种水利管道用支撑结构
CN113864536A (zh) * 2021-09-26 2021-12-31 新昌县杰创控股有限公司 制冷系统连接管件及制造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016033397A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 前澤工業株式会社 弁の耐震構造
CN113217710A (zh) * 2021-04-28 2021-08-06 玖创建设有限公司 一种水利管道用支撑结构
CN113864536A (zh) * 2021-09-26 2021-12-31 新昌县杰创控股有限公司 制冷系统连接管件及制造方法
CN113864536B (zh) * 2021-09-26 2023-03-14 新昌县杰创控股有限公司 制冷系统连接管件的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7010889B1 (en) Riser support clamp for pipe riser or conduit
KR101157482B1 (ko) 관통슬리브
KR20100009210A (ko) 이중관 수전 연결구
KR20110042844A (ko) 너트자리와 제어봉결합판이 구비된 일체형 플랜지를 이용한 신축이음장치
JP2010025305A (ja) 配管の支持具
KR20110080434A (ko) 배관용 파이프 행거
CN1239793C (zh) 墙壁掩埋型水管箱
KR20090010869U (ko) 전선관 고정용 클램프
KR20070064065A (ko) 건축물의 층간 방음구조체를 이용한 난방용 배관 설치구조
FI12380U1 (fi) Läpivientikappale viemäriputken viemiseksi talon välipohjan läpi
EP2156083B1 (en) Clamp for suspending a pipe
JP5389432B2 (ja) 排水設備
JP4515170B2 (ja) 床下排水管の脱着継手
JP4395858B2 (ja) 集合住宅における要排水設備の排水ヘッダーの設置構造
JP4668219B2 (ja) 排水設備及びその排水設備の更新方法
JP2022160192A (ja) 排水管の支持構造の施工方法、その施工方法で施工された支持構造およびその施工方法で使用される支持金物
KR20110075788A (ko) 덕트용 클램프
KR200362351Y1 (ko) 건축용 배관 파이프의 지지장치
KR20100000247U (ko) 덕트 고정용 가대
JP2003113633A (ja) 排水桝
KR20070006185A (ko) 수전함
KR200479751Y1 (ko) 에어덕트 시스템의 플랜지 연결구조를 갖는 슬리브
KR200348065Y1 (ko) 벽체 수도관 지지구조
KR200426558Y1 (ko) 배관 걸이 장치
KR20100005084U (ko) 스냅식 조임 및 풀림이 가능한 파이프 행거