JP2010025194A - フレアナット - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタとの締結を容易にするフレアナットを提供する。
【解決手段】配管を支持してコネクタのネジ部に螺合し、配管をコネクタに接続するフレアナット15であって、配管を通し得るように内部に貫通孔17を形成したフレアナット本体16と、貫通孔17と同軸でフレアナット本体16の一側に配置される第一ナット部18と、第一ナット部18と同軸に配置され且つ第一ナット部18より小径に形成される第二ナット部19とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、配管をコネクタに接続するフレアナットに関するものである。
一般に、車両に設置されるエアドライヤ本体等の対象物に、金属薄管等の配管を接続する際には、図5〜図7に示す如くフレアナット1を介して対象物のコネクタ2に配管3を接続している。
コネクタ2は、対象物から突出するコネクタ本体4を備えており、コネクタ本体4の軸心部分にはエア等の流体を流す貫通孔5が形成され、コネクタ2の先端部には貫通孔5の端部を周回する傾斜当接面6が形成され、更にコネクタ本体4の外周にはネジ溝を切ったネジ部7が形成されている。
フレアナット1は、テーパ状のフレアナット本体8を備えており、フレアナット本体8の大径側の端部には六角のナット部9が備えられると共にフレアナット本体8の軸心部分には配管3を通す貫通孔10が形成されている。フレアナット本体8の貫通孔10は、ナット部9側(大径側)の内径を大きく形成すると共に他端側(小径側)の内径を小さく形成して中央位置に段差部11を構成しており、ナット部9側の貫通孔10の内周面には、コネクタ2に螺合し得るようにネジ溝のネジ部12が形成されている。
配管3は、フレアナット1の貫通孔10に通した後、ナット部9側に位置する先端が円錐状に広がる形状に成形されており、円錐状の先端部13は、フレアナット1の貫通孔10の段差部11で支持されるようになっている。
配管3をコネクタ2に接続する際には、コネクタ2にフレアナット1を螺合して締結し、配管3の円錐状の先端部13をコネクタ2の傾斜当接面6に押し当てて配管3とコネクタ2を接続する。ここでフレアナット1をコネクタ2に締結する際には、ナット部9に電動レンチ(オープンエンドレンチ)等の電動工具(図示せず)を係合してフレアナット1をコネクタ2に締結し、その後、ナット部9にトルクレンチ(図示せず)を係合してトルク値を確認するようにしている。
尚、本発明と関連する先行技術文献情報としては、例えば、下記の特許文献1、2が既に存在し、電動レンチには下記の特許文献3が存在している。
特開平6−235483号公報 特開平10−89557号公報 特開2003−340739号公報
しかしながら、図7に示す如くコネクタ2の近傍に隣接部材14を備える場合には、隣接部材14とナット部9との隙間S1に電動工具(図示せず)を挿入し且つナット部9に対して電動工具が回転可能に係合することができないため、フレアナット1を通常のレンチ等により人手で締める必要があり、コネクタ2とフレアナット1の締結に手間と時間がかかり、コストが増加するという問題があった。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、コネクタとの締結を容易にするフレアナットを提供することを目的としている。
本発明は、配管を支持してコネクタのネジ部に螺合し、配管をコネクタに接続するフレアナットであって、前記配管を通し得るように内部に貫通孔を形成したフレアナット本体と、前記貫通孔と同軸でフレアナット本体の一側に配置される第一ナット部と、該第一ナット部と同軸に配置され且つ前記第一ナット部より小径に形成される第二ナット部とを備えたことを特徴とするフレアナット、にかかるものである。
上記した本発明のフレアナットによれば、コネクタの近傍に隣接部材を備える状態で第一ナット部と隣接部材との隙間が狭い場合であっても、第二ナット部に対して電動工具を回転可能に係合するので、コネクタとの締結を容易にすることができる。またコネクタとフレアナットとの締結を容易にするので、手間と時間を削減してコストを抑制することができるという種々の優れた効果を奏し得る。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例を示すもので、本形態例においてフレアナット15は、テーパ状のフレアナット本体16を備えており、フレアナット本体16の軸心部分には配管3を通す貫通孔17が形成されている。またフレアナット本体16の大径側の端部には、貫通孔17と同軸に位置する六角の第一ナット部18が備えられると共に、フレアナット本体16の小径側の端部には、第一ナット部18と同軸に位置する六角の第二ナット部19が備えられている。更にフレアナット本体16の貫通孔17は、第一ナット部18側(大径側)の内径を大きく形成すると共に第二ナット部19側(小径側)の内径を小さく形成して中央位置に配管を支持する段差部20を構成しており、ナット部側の貫通孔17の内周面には、コネクタ2のネジ部7に螺合し得るようにネジ溝のネジ部21が形成されている。
ここで、第二ナット部19と第一ナット部18との外径の大きさを比較すると、第二ナット部19の外径は、図2に示す如く第一ナット部18の外径よりも半径距離で所定長さLほど短くなるように小径で構成されると共に、電動レンチ(オープンエンドレンチ)等の電動工具(図示せず)が係合し得る大きさで形成されている。
また図4に示す如くコネクタ2の近傍に隣接部材14を備える状態でフレアナット15をコネクタ2に締結した場合に、第一ナット部18と隣接部材14との隙間S1は、トルクレンチ(図示せず)を挿入し且つトルクレンチが回転可能に係合できる広さになると同時に、第一ナット部18に対して電動レンチ(オープンエンドレンチ)等の電動工具(図示せず)が回転可能に係合できない広さになり、第二ナット部19と隣接部材14との隙間S2は、電動工具を挿入し且つ第二ナット部19に対して電動工具が回転可能に係合し得る広さになる。ここで、コネクタ2の隣接位置に配置される隣接部材14は、エアドライヤ本体(図示せず)の側面部分でも良いし、コネクタ2を備える対象物の一部でも良いし、コネクタ2とは無関係の構成物でも良い。また隣接部材14は、図4の如く側面を備えるものでも良いし、他の凹凸の構造を備えるものでも良く、第一ナット部18が隣接部材14に対して少なくとも隙間S1を備えると共に第二ナット部19が隣接部材14に対して少なくとも隙間S2を備えるならば特に制限されるものではない。
以下、本発明を実施する形態例の作用を説明する。
配管3をコネクタ2に接続するためにコネクタ2にフレアナット15を締結する際には、第二ナット部19に電動工具(図示せず)を係合してフレアナット15をコネクタ2に締結し、その後、第一ナット部18にトルクレンチ(図示せず)を係合してトルク値を確認する。
従って、上記形態例によれば、コネクタ2の近傍に隣接部材14を備える状態で第一ナット部18と隣接部材14との隙間S1が狭い場合であっても、第二ナット部19に対して電動工具が回転可能に係合するので、コネクタ2との締結を容易にすることができる。またコネクタ2とフレアナット15との締結を容易にするので、手間と時間を削減してコストを抑制することができる。更に外径の異なる第一ナット部18と第二ナット部19とを備えるので、フレアナット15の締結方法の自由度が高まり、コネクタ2とフレアナット15との締結を容易にすることができる。
尚、本発明のフレアナットは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態例を示す正面図である。 本発明を実施する形態例を示す断面図である。 図1のIII−III方向の矢視図である。 隣接部材と第一ナット部、隣接部材と第二ナット部との隙間を示す概念図である。 従来例を示す正面図である。 従来例を示す断面図である。 従来例のフレアナットにコネクタ及び配管を備えた状態を示す概念図である。
符号の説明
15 フレアナット
16 フレアナット本体
17 貫通孔
18 第一ナット部
19 第二ナット部

Claims (1)

  1. 配管を支持してコネクタのネジ部に螺合し、配管をコネクタに接続するフレアナットであって、前記配管を通し得るように内部に貫通孔を形成したフレアナット本体と、前記貫通孔と同軸でフレアナット本体の一側に配置される第一ナット部と、該第一ナット部と同軸に配置され且つ前記第一ナット部より小径に形成される第二ナット部とを備えたことを特徴とするフレアナット。
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