JP2010024905A - アクチュエータ装置及びこのアクチュエータ装置が適用される内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

アクチュエータ装置及びこのアクチュエータ装置が適用される内燃機関の可変動弁装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電動モータの総回転数を大きくして負荷トルクを低減化することにより、所定のリフト位置での消費エネルギーを低減できると共に、保持安定性が図れるアクチュエータ装置を提供する。
【解決手段】機関運転状態に応じて制御軸6が軸方向に移動して吸気弁のバルブリフト量及び作動角を可変制御する可変機構と、前記制御軸の移動を制御するアクチュエータ装置8とを備えている。アクチュエータ装置は、螺子軸20と、該螺子軸に回転力を付与する電動モータ21と、螺子軸の雄ねじ部に螺合して、螺子軸の回転に伴い軸方向へ移動する螺子ナット22と、螺子ナットと制御軸との間を連係する第2伝達機構23と、該第2伝達機構から回転力が伝達される伝達軸18と、該伝達軸の回転力を直線運動に変換して前記制御軸に伝達する第1伝達機構19と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動トルクの低減化を図りつつ消費エネルギーを低減できるアクチュエータ装置及びこのアクチュエータ装置が適用され、機関弁である吸気弁や排気弁のリフト量や開閉時期などの作動特性を機関運転状態に応じて可変にする内燃機関の可変動弁装置に関する。
この種の従来のアクチュエータ装置としては、バルブリフト可変機構に適用された以下の特許文献1などに記載されたものがある。
前記バルブリフト可変機構は、一方向に延びる駆動軸(制御軸)と、該駆動軸の外周面を覆う支持パイプ(ロッカシャフト)と、該支持パイプの外周面上で前記駆動軸の軸方向に並んで配置された入力アーム及び揺動カムとを備え、前記駆動軸をアクチュエータ装置によって軸方向へ移動させてスライダーギアを軸方向に移動させることによって、ヘリカルスプラインを介して前記入力アーム及び揺動カムの相対位相差が変化して吸気弁のバルブリフト量を変更させるようになっている。
アクチュエータ装置は、前記駆動軸に接続されたボールねじと、駆動軸の軸心を中心に回転自在に設けられた直動機構ナットと、電動モータを構成するコイルとを備え、該電動モータのコイルへの通電によって前記直動機構ナットが回転運動すると、その回転運動がボールねじを介して駆動軸に伝達されて該駆動軸を軸方向へ直線運動させるようになっている。
特開2005−330942号公報
前記従来のアクチュエータ装置のように、駆動軸(制御軸)を軸方向に移動するものにあっては、内燃機関の各気筒間のスペースが比較的小さいことから支持パイプ(ロッカシャフト)のジャーナル間隔も狭く、前記スライダーギアを軸方向に大きく移動させることができず、駆動軸の軸方向の移動量を、例えば約7mm程度の小さな移動量としている。
このため、吸気弁のバルブリフト量を最小リフトと最大リフトとの間をフル変換する場合の電動モータの総回転数を大きく設定することが困難になる、つまり、電動モータの減速比を大きくすることが困難になる。
これによって、前記電動モータに過大な負荷トルクが発生して、所定のバルブリフト特性に保持する場合の消費電力が増加すると共に、保持安定性が悪化し易くなるといった技術的課題を招いている。
本発明は、前記従来のアクチュエータ装置の技術的課題に鑑みて案出されたもので、請求項1に記載の発明は、軸方向の移動に伴って機関弁の作動特性を可変させる制御軸にほぼ直交するように配置されて、回動可能に設けられた伝達軸と、該伝達軸の回転運動を軸方向の移動に変換して前記制御軸に伝達する第1伝達機構と、回転可能に設けられ、前記伝達軸にほぼ直交するように配置された螺子軸と、該螺子軸を回転駆動する駆動機構と、前記螺子軸の回転に伴って軸方向に移動する移動部材と、該移動部材の軸方向の移動を回転運動に変換して前記伝達軸に伝達する第2伝達機構と、を備えたことを特徴としている。
請求項20に記載の発明は、前記アクチュエータ装置が適用される内燃機関の可変動弁装置に関し、制御軸を軸方向に移動させることにより機関弁の作動特性を可変にする可変機構と、前記制御軸とほぼ直交する方向に配置され、回転可能に設けられた伝達軸と、該伝達軸の回転に対して減速比が変化するように軸方向の移動に変換して前記制御軸に伝達する第1伝達機構と、回転可能に設けられて、前記伝達軸にほぼ直交する方向に配置された螺子軸と、該螺子軸を回転駆動させる駆動機構と、前記螺子軸の回転に伴って軸方向へ移動する移動部材と、該移動部材の軸方向への直線移動に対して減速比が変化するように回転運動に変換して前記伝達軸に伝達する第2伝達機構と、を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、制御軸から移動部材までの動力伝達経路中に、第1伝達機構や伝達軸及び第2伝達機構を介在させて前記移動部材の移動量を大きくすることができるため、前記移動部材を軸方向へ最大に移動させてフル変換させた場合の螺子軸の回転、つまり駆動機構の総回転数を大きくすることが可能になる。このため、駆動機構の負荷トルクを低減化でき、所定のリフト特性に保持する場合の消費エネルギーを低減できると共に、該所定のリフト位置での保持安定性が図れる。
以下、本発明に係るアクチュエータ装置を内燃機関の可変動弁装置に適用した各実施形態を図面に基づいて詳述する。
この実施形態では、可変動弁装置を吸気弁側に適用したものであって、1気筒当たり2つの吸気弁を備え、かつ吸気弁のバルリフト量及び作動角を機関運転状態に応じて可変にするようになっている。
前記可変動弁装置は、基本構成は特開2008−31952号公報に記載されたものであるから図1〜図2A、Bに基づいて簡単に説明すると、シリンダヘッド1に図外のバルブガイドを介して摺動自在に設けられて、バルブスプリング3,3によって閉方向に付勢された一気筒当たり2つの吸気弁2と、該各吸気弁2のバルブリフト量及び作動角を可変制御する可変機構4を備えている。
この可変機構4は、シリンダヘッド1の上部に一定間隔ごとに設けられた多数の隔壁に軸方向並びに周方向に不動となるように支持された内部中空状のロッカシャフト5と、該ロッカシャフト5の中心孔内に軸方向へ変位可能に挿入された制御軸6と、前記ロッカシャフト5の外周に設けられて、気筒数と同数に配置されたアーム組立体7と、前記制御軸6を軸方向に進退駆動させるアクチュエータ装置8と、を備えている。
前記制御軸6は、図1に示すように、機関の前後方向に配設されていると共に、外径が比較的小径に形成され、前記アクチュエータ装置8側の一端部6aの両側面が二面幅状の切欠面に形成されている、また、この一端部6aの先端部には、後述する第1伝達機構19の一部を構成する突起である連繋ピン19eが径方向に沿って両側に貫通状態に突設されている。
前記アーム組立体7は、ロッカシャフト5に対して各気筒に対応するように配置され、吸気側のカムシャフト9の外周に有する駆動カム9a及び一端部が前記各吸気弁2のステムエンドに当接したロッカアーム10の中央に有するローラ10aとの間に配設されて、入力アーム11と2つの揺動カム12並びにスライダーギア13と、を備えている。
前記入力アーム11は、ロッカシャフト5の外周面から離れる方向に突出するアーム部と、該アーム部の先端に回転自在に設けられて、前記駆動カム11aの外周面に転動するローラ部11aと、を備えている。
前記各揺動カム12は、ロッカシャフト5の外周面から離れるように突出するほぼ三角形状に形成されたノーズ部12aをそれぞれ有している。このノーズ部12aの下面に形成された凹状のカム面12bに、前記バルブスプリング3のばね力によって前記ロッカアーム10のローラ10aが押し付けられている。
前記入力アーム11と各揺動カム12は、一体となって制御軸6(ロッカシャフト5)の軸心を中心として揺動し、前記カムシャフト9が回転すると、駆動カム9aに当接された入力アーム11がローラ部11aを介して揺動することに伴ってそれぞれ揺動する。各揺動カム12の揺動力がロッカアーム10を介して各吸気弁2に伝達されて開閉作動するようになっている。
前記スライダーギア13は、図1に示すように、ロッカシャフト5の外周面に対して回転可能でかつ軸方向へ摺動自在に支持され、その軸方向の中央部には右ねじ螺旋状のヘリカルギア14が設けられていると共に、ヘリカルギア14の両側に位置して、ヘリカルギア14とは逆に左ねじ螺旋状の2つのヘリカルギア15、15がそれぞれ設けられている。
一方、スライダーギア13を収容する空間を規定する前記入力アーム11及び2つの揺動カム12の内周面には、前記ヘリカルギア14,15,15にそれぞれ対応する右ねじ、左ねじ螺旋状のヘリカルスプラインがそれぞれ形成されて、各ヘリカルギア14,15,15に噛み合っている。
前記スライダーギア13には、ヘリカルギア14と一方のヘリカルギア15との間に位置して円周方向に伸びる長孔16が形成されている一方、ロッカシャフト5には、前記長孔16の一部と重なるように軸方向に伸びる図外の長孔が形成されている。前記制御軸6には、前記両長孔の重なった部分を通じて突出する係止ピン17が一体に設けられている。
したがって、制御軸6がアクチュエータ装置8によって軸方向へ移動すると、スライダーギア13が係止ピン17により押されてヘリカルギア14,15、15が同時に制御軸6の軸方向に移動する。このようなヘリカルギア14,15の軸方向の移動に対してこれらにスプライン係合された入力アーム11及び揺動カム12は、軸方向に移動しないため、ヘリカルスプラインの噛み合いを通じて制御軸6の軸心回りに回動する。
このとき、入力アーム11と揺動カム12は、形成されたヘリカルスプラインの向きが逆であるため、回動方向が互いに逆方向になる。これにより、入力アーム11及び揺動カム12との相対位相差が変化して、前記吸気弁2のリフト量と作動角は変更されるようになっている。
前記アクチュエータ装置8は、図1に示すように、前記制御軸6と直交する方向へ配置されて回動可能に設けられた伝達軸18と、該伝達軸18と制御軸6との間に介装されて、伝達軸18の回転運動を軸方向の直線運動に変換して前記制御軸6に伝達する第1伝達機構19と、ハウジング24内に回転可能に設けられて、前記伝達軸18の端部にほぼ直交する方向へ配置された螺子軸20と、該螺子軸20を正逆回転駆動させる駆動機構である電動モータ21と、前記螺子軸20の回転に伴って該螺子軸20上を軸方向に移動する移動部材である螺子ナット22と、該螺子ナット22の軸方向の移動を回転運動に変換して前記伝達軸18に伝達する第2伝達機構23と、を備えている。
前記伝達軸18は、機関幅方向に延設されて、前記第1伝達機構19が配置された部位の両側部に軸受用のジャーナル部18a、18aが形成されている。
前記第1伝達機構19は、図1及び図5に示すように、側面からみてほぼ雨滴状に形成されたリンクレバー19aと、前記制御軸6の先端部6aに形成された貫通孔6bに回転自在に支持されて、リンクレバー19aに連係する前記連繋ピン19eと、を備えている。
前記リンクレバー19aは、円筒状の基部の内部軸方向に前記伝達軸18が圧入される圧入用孔19bが形成されていると共に、前記基部から径方向に突出した突出部に前記伝達軸18と直交する方向へ前記制御軸6の先端部6aが挿通されるスリット状の係入溝19cが形成されている。また、前記突出部の伝達軸18の軸方向に前記連繋ピン19eが係合する係合溝19dがそれぞれ形成されている。
前記連繋ピン19eは、前記貫通孔6b内に中央の円柱部が回転自在に支持されていると共に、先端部6aの両側から突出した両端部の外面が二面幅状に切欠されて、この平坦な両側面19f、19fが前記係合溝19d、19dの対向両側面に摺動自在に当接している。
なお、第1伝達機構19の他例としては、図6に示すように、リンクレバー19aの幅厚さが小さく設定されていると共に、細長いU字形状の前記係合溝19dの一方のみが形成されている。一方、連繋ピン19eは、制御軸6の貫通孔6bに回転自在に支持される円柱部の軸方向の一端部のみが形成され、この外面に二面幅状の平坦な両側面19f、19fが形成されている。したがって、この他例では、構造が簡素化されて製造作業や組付作業が容易になる。
前記ハウジング24は、シリンダヘッド1の端部に固定されていると共に、前記伝達軸18の軸方向とほぼ直角方向に沿って配置され、前記螺子軸20などが収容された円筒部24aと、該円筒部24aの上端部中央に上方へ突出して、内部に前記伝達軸18の一端部が臨む膨出部24bと、から主として構成されている。
前記電動モ−タ21は、比例型のDCモータによって構成され、ほぼ円筒状のモータケーシングの先端小径部が前記円筒部24aの一端開口部に圧入固定されている。また、電動モ−タ21のモータ軸21aは、モータケーシングの先端小径部内に設けられたボールベアリング25によって軸受されている。
また、電動モータ21は、機関の運転状態を検出するコントローラ41からの制御信号によって駆動するようになっている。このコントローラ41は、機関回転数を検出するクランク角センサ42や吸入空気量を検出するエアーフローメータ43、機関の水温を検出する水温センサ44及び前記伝達軸18の回転位置を検出するポテンショメータ26等の各種のセンサからの検出信号をフィードバックして現在の機関運転状態を演算などにより検出して、前記電動モータ21に制御信号を出力している。
前記螺子軸20は、ハウジング24の円筒部24a内で前記制御軸6とほぼ平行でかつ前記電動モータ21の駆モータ軸21aとほぼ同軸上に配置されて、両端部を除く外周面全体に螺合部である雄ねじ部27が連続して形成されていると共に、円筒部24aの一端開口部と他端開口部にそれぞれ臨んだ両端部20a、20bがボールベアリング28、29によって回転自在に軸受けされている。
また、螺子軸20の他端部20bの先端部には、螺子軸20を円筒部24a内に保持するナット30が螺着されており、このナット30は、一端側の突起部が一方側ボールベアリング29の内輪を螺子軸20の他端部20b側に有する段差部に押し付けて固定すると共に、螺子軸20と一体的に回転するようになっている。
さらに、螺子軸20は、一端部20aの先端小径軸と電動モータ21のモータ軸21aの先端小径部が円筒状の連結部材31によって同軸上で軸方向移動可能にセレーション結合されている。
前記螺子ナット22は、ほぼ円筒状に形成され、内周面全体に前記雄ねじ部27に螺合して螺子軸20の回転力を軸方向への移動力に変換する雌ねじ部32が形成されていると共に、軸方向のほぼ中央位置の両端部にピン穴が直径方向に沿って形成されている。そして、前記螺子ナット22は、図3に示す最大左方向の移動位置で前記伝達軸18などを介して制御軸6を図1の黒抜き矢印方向へ移動させて吸気弁2を最小リフト側に制御し、図4に示す最大右方向の移動位置で前記伝達軸18などを介して制御軸6を第1の白抜き矢印方向へ移動させて吸気弁2を最大リフト側に制御するようになっている。
前記第2伝達機構23は、ハウジング24内で前記伝達軸18の一端部の外周に固定された連係アーム33と、該連係アーム33と前記螺子ナット22とを連係するリンク部材34とから主として構成されている。
前記連係アーム33は、図1及び図3に示すように、ほぼ雨滴状に形成され、大径基部に貫通形成された固定用孔33a内に伝達軸18の一端部18bが圧入固定されていると共に、先細り状の先端部33bの幅方向の中央位置にスリット33cが形成されている。また、前記先端部33bには、伝達軸18方向に沿って連続して貫通形成された2つのピン孔にピン35が挿通固定されている。
前記リンク部材34は、ほぼY字形状に形成され、平板状の一端部34aと二股状の他端部34bとからなり、前記一端部34aは、前記連係アーム33のスリット33c内に挿通配置されて、連係アーム33の前記ピン孔と自身のピン孔に貫通したピン35によって連係アーム33の先端部33bに回転自在に連結されている。一方、二股状の他端部34bは、螺子ナット22の両側に配置されて、それぞれ対向して貫通形成されたピン孔と螺子ナット22のピン穴にそれぞれ挿通された2つのピン軸36によって螺子ナット22に対して回転自在に連結されている。
また、前記ハウジング24の側壁の内側には、図3及び図4に示すように、前記連係アーム33を介して伝達軸18の左右の最大回転位置を規制する2つの第1、第2ストッパピン37、38が設けられている。
すなわち、前記第1ストッパピン37は、前記伝達軸18が図3に示す時計方向へ最大に回転して前記可変機構4(制御軸6)によって吸気弁2,2のバルブリフト量を最小リフトとする側壁位置に固定されている。一方、第2ストッパピン38は、伝達軸18が図4に示すように反時計方向へ最大に回転して前記バルブリフト量を最大リフトとする側壁位置に固定されており、これら第1,第2ストッパピン37,38によって伝達軸18の左右の最大回転位置が規制されるようになっている。
また、前記ハウジング円筒部24aの各開口部の各内側に、段差部がそれぞれ形成されていると共に、該各段差部に金属ばね部材であるコイルスプリング39、40がそれぞれ設けられている。
この各コイルスプリング39,40は、ほぼ截頭円錐状に形成され、図3及び図4に示すように、前記連係アーム33が左右方向へ最大に回転して第1、第2ストッパピン37、38に当接する直前に先端側の小径部が螺子ナット22の各前後端面に当接して該螺子ナット22にばね力を付与するようになっている。したがって、この各コイルスプリング39,40は、螺子ナット22の左右方向側の最大移動付近位置以外の通常の移動位置では、該螺子ナット22とは離間してなんらばね付勢力を付与しないようになっている。
以下、本実施形態の作用を説明すれば、まず、機関の始動から機関のアイドリング運転時を含む低回転運転領域には、コントローラ41から出力された制御電流によって電動モータ21が回転し、このトルクが螺子軸20に伝達されて一方向へ回転すると、この回転に伴って螺子ナット22が図3に示すように、最大左方向位置に移動し、連係アーム33の先端部33bの一側面が第1ストッパピン37に当接してそれ以上の回転が規制される。このとき、螺子ナット22の一端面が第1コイルスプリング39の小径部に押圧して圧縮変形する。
これによって、前記伝達軸18は、リンク部材34及び連係アーム33を介して時計方向に回転駆動され、この回転力が第1伝達機構19のリンクレバー19aに伝達されて該リンクレバー19aが図中時計方向へ回転すると、図5Aに示すように、連繋ピン19eを介して制御軸6を最大左軸方向ΔLへ移動させる。
そうすると、前記係止ピン17を介して各ヘリカルギア14,15、15も制御軸6と同じ軸方向へ移動して入力アーム1と揺動カム12のなす角度βが変化する。すなわち、揺動カム12が、図2の時計方向へ回動してベースサークル側に回動してβ角度が最小になって最小リフト側に制御される。
したがって、ロッカアーム10の揺動角度が小さくなって、各吸気弁2のピークバルブリフト量が図7に示すように最小リフト量L1となるように制御される。
これにより、かかる機関の低回転領域では、バルブリフト量が最も小さくなることにより、各吸気弁2の開時期が遅くなり、排気弁とのバルブオーバラップが小さくなる。このため、燃費の向上と機関の安定した回転が得られる。
そして、前記連係アーム33が第1ストッパピン37に当接される直前には、第1コイルスプリング39の小径部が螺子ナット22の一端面に当接してばね反力を付与する。このため、第1ストッパピン37に対する連係アーム33の十分な緩衝作用が得られ、両者の衝突を確実に回避することができる。
また、機関低回転領域から定常運転の中回転域に移行した場合は、コントローラ41から出力された制御電流によって電動モータ21が反対方向へ回転して、螺子軸20が他方向へ回転する。この回転に伴って螺子ナット22が、最大左方向位置から右方向のほぼ中間位置に移動し、これに伴いリンク部材34を介して連係アーム33も図3の位置から反時計方向へ所定角度まで回転する。
これによって、前記伝達軸18は、リンク部材34及び連係アーム33を介して反時計方向へ所定角度だけ回転駆動され、この回転力が第1伝達機構19を介して制御軸6を図5Bに示す位置まで右軸方向へ移動させる。
そうすると、前記係止ピン17を介して各ヘリカルギア14,15、15も制御軸6と同じ軸方向へ移動して入力アーム1と揺動カム12のなす角度βが前記最小角度よりも大きくなるように変化する。
したがって、ロッカアーム10の揺動角度が最小よりも大きくなって、各吸気弁2のピークバルブリフト量が図7に示すように中間リフト量L2になるように制御される。
したがって、かかる機関の中回転領域では、バルブリフト量が中程度の大きさになることにより、バルブオーバーラップが僅かに大きくなって燃費の向上と機関トルクの向上が図れる。
次に、機関が高回転域に移行した場合は、コントローラ41からの制御信号によって電動モータ21がさらに逆回転して螺子軸20を同方向へさらに回転させると、この回転に伴って螺子ナット22が図4に示すように、右方向へ大きく移動する。このとき、連係アーム33が第2ストッパピン38に突き当たった位置でそれ以上の移動が規制され、螺子ナット22が第2コイルスプリング40を圧縮変形させながらそれ以上の移動も規制される。
これによって、前記伝達軸18は、図5Cに示すようにさらに反時計方向へ回転駆動され、この回転力が第1伝達機構19に伝達されてリンクレバー19aを図中時計方向へ回転させると、図5Cの示すように、連繋ピン19eを介して制御軸6を最大右方向へΔLの長さだけ移動させる。
そうすると、前記係止ピン17を介して各ヘリカルギア14,15、15も制御軸6と同じ軸方向へさらに移動して入力アーム1と揺動カム12のなす角度βが最大に変化する。すなわち、揺動カム12が、図2A、Bに示すように、反時計方向へさらに回動してリフト側(ノーズ部12a側)に回動して入力アーム11との相対的なβ角度が最大になる。
したがって、ロッカアーム10の揺動角度が大きくなって、各吸気弁2のピークバルブリフト量及び作動角が図7に示すように中間リフトL2よりもさらに大きくなって最大リフトL3となるように制御される。
よって、かかる高回転領域では、各吸気弁2の開時期が早くなると共に、閉時期が遅くなり、排気弁とのバルブオーバーラップが大きくなる。この結果、吸気充填効率が向上して十分な出力が確保できる。
そして、本実施の形態は、前記制御軸6の最大軸方向の移動長さΔLを、第1伝達機構19を介して伝達軸18の比較的大きな回転角Δαに変換でき、さらには、第2伝達機構23を介して移動部材22の大きな軸方向の移動量に変換できることから、電動モータ21の負荷トルクなどの低減化が図れる。
すなわち、一般に、前記制御軸6の軸方向の移動長さΔL(Lmax−Lmin)はあまり大きく取れず、例えば約5mm〜20mm程度しか取れない。なぜなら、隣接する各気筒のそれぞれのアーム組立体7も軸方向の両側に近接して配置されており、また、ロッカシャフト5を支持する図外の軸受も気筒間に必要である結果、各アーム組立体7の軸方向の長さはあまり長くすることができない。したがって、スライダーギア13の軸方向の移動量もあまり長く取れないのである。
そして、前記短い移動量ΔLの間で制御軸6を電動モータ21によってフルに移動させる場合を考えると、なるだけ電動モータ21の総回転数を大きくする方が負荷トルクを小さくすることができるのである。
つまり、必要な変換仕事をWとし、電動モータ21の平均負荷トルクをT、総回転数をNとした場合に、以下の式が成立する。
W=2π×N×T…式
したがって、この式からNが大きい方が負荷トルクTを下げられることが理解できる。
ところで、電動モータ21の回転運動を制御軸6の軸方向移動(直線運動)に変換する方法としては、例えば、ボール螺子機構を用いてボール螺子ナットを電動モータで回転させ、ボール螺子軸を軸方向に移動させ、直接制御軸6を軸方向に移動させる方法も考えられるが、ボール螺子軸は構造的に3mm程度のリード長さが必要になるため、前記ΔLが5〜20mmであれば、Nは3で割ればよく、1.7〜6.7回転位しか取れず、したがって負荷トルクTが過大にならざるを得なかった。これにより、所定バルブリフト特性に保持する場合、前記負荷トルクTが過大となることから、保持安定性の悪化や保持消費電力の過大を招いていた。
本実施形態では、前述のように、ΔLを第1伝達機構19を介して伝達軸18の比較的大きな回転角Δαに変換し、さらにこのΔαを第2伝達機構23を介して螺子軸20上の螺子ナット22の大きな軸方向の移動量ΔSに変換するようになっている。このΔSは、例えば40〜60mmと大きく、リード長さ3mmのねじを用いた場合には、13.3〜20回転と大きく取ることができる。したがって、電動モータ21の負荷トルクTを半減以下に大幅に低減させることが可能になる。よって、所定バルブリフト特性に保持する場合、この負荷トルクTの減少によって制御軸6に対する保持安定性が向上して保持消費電力も低減するのである。
また、本実施の形態では以下の作用効果も奏せられる。すなわち、図8A〜Cは電動モータ21の回転が制御軸6の軸方向の移動に変換されるまでの変換特性を示し、図8Aは電動モータ21の回転が伝達軸18の回転角αに変換される場合の特性指標として、電動モータ21の回転当たりの伝達軸18の回転変換角(dα/dθ)を示している。ここで、θは、電動モータ21の回転角であり、螺子軸20の回転角とも一致する。
図4から分かるように最大リフト制御位置の付近では、第2伝達機構23のリンク部材34が螺子軸20に対してほぼ垂直方向へ立ち上がるため、螺子ナット22が移動しても伝達軸18の回転として有効に変換されなくなる。つまり、dα/dθが相対的に小さくなるのである。
図8Bは伝達軸18の回転角αが第1伝達機構19を介して制御軸6の軸方向の移動量Lに変換される場合の特性指標として伝達軸18の回転角α当たりの制御軸6の軸方向の移動量(dL/dα)を示している。図5の記載内容からわかるように、中間リフトでない最大リフト制御位置の付近あるいは最小リフト制御位置の付近ではリンクレバー19aの方向が制御軸6の方向に近づくので、制御軸6の軸方向の移動量として有効に伝達されなくなる。つまり、dL/dαが中間リフトに対して相対的に小さくなるのである。
前記図8A、Bの指標を合成すると、図8Cに示す特性となる。つまり、図8Cは横軸に制御軸6の移動量(リフト)をとり、電動モータ21の回転当たりの制御軸6の軸方向の移動量(dL/dθ)を示している。この図から分かるように、dL/dθは、中間リフト位置に比較して最小リフト側の端部、最大リフト側の端部で小さくなっている。したがって、同じ電動モータ21の回転速度に対して、この両端部、つまり変換終了付近では軸移動速度が減速するため、滑らかな変換終了が可能になり、いわゆるオーバシュートなども発生しにくくなる。特に、入力の大きな最大リフト付近で、このdL/dθが最も小さいので、前記効果が大きくなる。
一方、中間リフト量の領域では、dL/dθが大きくなるので、変換応答性を高めることができる。
以下、前記作用効果の説明を補足すると、図1に示すように実際のバルブリフト特性は伝達軸18に装着された前記回転型ポテンショメータ26によって検出するが、これによれば、制御軸6の軸方向の距離を測定するのではなく、単に伝達軸18の回転角を検出すればよいので、前記回転型ポテンショメータ26によってバルブリフト特性を容易に検出することができる。
また、図1に示すように、前記伝達軸18における第1伝達機構19を挟む両側にジャーナル部18a、18aを設けていることから、第1伝達機構19の支持剛性が向上して、バルブリフト特性の制御精度が向上する。
さらに、図1に示すように、制御軸6及び螺子軸20を気筒配列方向に沿って配置して両軸6,20が機関の長手方向に配設されることから、機関への搭載性が良好になる。
また、前記両軸6,20を全く平行に配置することも可能であり、この場合は、アライメントの管理がし易くなる。また、前記第1伝達機構19によって制御軸6を軸方向の一方向あるいは他方向へ強制的に移動させるようになっており、ばねによる復帰力に頼らず機械的に強制駆動するので、速やかに制御軸6を移動させる場合でも正確に切り換え作動を行うことができる。
〔第2の実施形態〕
前述した第1の実施形態では、図3、図4に示すように、螺子ナット22が最大左方向の移動位置で最小リフト量(最小作動角)L1に制御され、最大右方向の移動位置で最大リフト量(最大作動角)L3に制御されるようになっているが、第2の実施形態ではこれを逆に設定した、つまり、図3,図4を各々鏡に写した配置としている。すなわち、最大左方向の移動位置で最大リフト量L3となり、最大右方向の移動位置で最小リフト量L1となるように設定したものである。また、電動モータ21も鏡配置によって図3,図4の場合と左右逆に配置されている。
この場合は、電動モータ21の回転当たりの制御軸6の移動特性が、図9A〜Cに示すように、前記図8A〜Cに示した特性と反対になる。すなわち、図9Cに示すように最小リフト時の端部の方をdL/dθを最小としている。
これによれば、小リフト量の領域において細やかな制御が可能となる。
また、電動モータ21が、機関本体の前後方向の後端側あるいは前端側に張り出さずに配置できるので、機関の全長の増加が抑制できる。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態として、例えば特開2000−80907号公報に記載された技術のように、前記制御軸を軸方向に移動させて三次元カムの軸方向位置を変更することによってリフト量を制御するリフト可変装置に適用することも可能である。このようなリフト可変装置の前記制御軸を軸方向へ駆動するものとして、前記アクチュエータ装置8である螺子軸20や螺子ナット22、第2伝達機構23、伝達軸18及び第1伝達機構19を適用することによって第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
〔第4の実施形態〕
図10は第4の実施形態を示し、これは特開2003−35115号公報に記載されたバルブタイミング制御装置に本発明のアクチュエータ装置8を適用したものである。
構造を簡単に説明すると、クランクシャフトから回転力が伝達されるタイミングスプロケット51の円筒状のハウジング52の内部に、カムシャフト53の一端部53aにボルト54固定されたスリーブ55が配置されていると共に、該スリーブ55の外周側に円環状のピストン56が軸方向へ移動可能に収容されている。
前記ピストン56は、内外周面に前記ハウジング52の内周面に形成されたはす歯52aとスリーブ55の外周面に形成されたはす歯55aにそれぞれ噛合するヘリカル歯56a、56bが形成されていると共に、凹状端部と端壁57との間に弾装されたコイルスプリング58のばね力によって図中右方向へ付勢されている。
また、前記ピストン56は、ハウジング52の内部に軸方向へ摺動可能に配置された円盤状の押圧部材59によって前記コイルスプリング58のばね力に抗して図中左方向に押圧されるようになっている。
前記押圧部材59は、ほぼ中央に形成された凹部59a内に先端部70aが横断面コ字形の制御軸70が収容保持されている。
この制御軸70は、前記第1の実施形態と同じくアクチュエータ装置8、つまり第1伝達機構19によって伝達軸18に連繋していると共に、該伝達軸18が図外の前記第2伝達機構23や螺子ナット22、螺子軸20及び電動モータ21を介して軸方向へ移動するようになっている。
そして、制御軸70が図中左方向へ移動して押圧部材59を介してピストン56をコイルスプリング58のばね力に抗して左方向へ移動させると、前記各はす歯52a、55a及びヘリカル歯56a、56bを介してタイミングスプロケット51とカムシャフト53との相対回転位相を変換して吸気弁2の開閉タイミングを進角側に制御する。
一方、制御軸70が図中右方向へ移動してピストン56をコイルスプリング58のばね力と共に右方向へ移動させると、各歯52a、55a、56a、56bを介してタイミングスプロケット51とカムシャフト53との相対回転位相を逆に変換して吸気弁2の開閉タイミングを遅角側へ制御するようになっている。
したがって、この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な作用効果、例えば保持消費電力の低減などが得られると共に、吸気弁2と排気弁のバルブオーバーラップを大きく変化させることができるので、内部EGR制御によって燃費を低減することなどが可能になる。
なお、各歯52a、55a、56a、56bの歯筋の向きを逆に設定すれば、前記制御軸70が左方向へ移動することによって遅角制御し、右方向へ移動することによって進角制御させることができる。
〔第5の実施形態〕
図11及び図12は第5の実施形態を示し、本発明を、例えば特開2001−248410号公報に記載された遊星歯車を用いたバルブタイミング制御装置を改造して、前述した構造のアクチュエータ装置8を適用したものである。
構造を簡単に説明すると、外周側に配置された円環状のプーリ71は、外周にタイミングベルトの歯71aを有すると共に、内周にヘリカル歯71bが形成されている。このヘリカル歯71bには、キャリア72に軸72aを介して取り付けられた2個の遊星歯車73が噛み合わされていると共に、この各遊星歯車73には、中央に位置するサンギア74が噛み合わされている。
前記キャリア72は出力軸75に結合されている一方、前記サンギア74は制御軸76が軸方向から結合されている。前記出力軸75は、外周に一気筒当たり2つの駆動カム77aが設けられたカムシャフト77が軸方向から結合されている。
前記各遊星歯車73は、外周にはす歯73aが形成されている一方、前記サンギア74の外周には、前記はす歯73aに噛み合うヘリカル歯74aが形成されている。
また、このサンギア74は、前記各歯73a、74aを介して軸方向へ移動可能に設けられている。
したがって、前記プーリ71が図外のタイミングベルトによってクランクシャフトから回転力が伝達されて回転すると、各遊星歯車73がはす歯73aに噛み合ったヘリカル歯71bとサンギア74のヘリカル歯74aの噛み合いに拘束されつつ回転して、前記キャリア72を回転させる。このキャリア72の回転に伴い出力軸75を介してカムシャフト77(駆動カム77a)が回転して吸気弁2を開閉作動させる。
前記制御軸76は、前記アクチュエータ装置8によって軸方向へ移動されるようになっており、図12の左方向へ移動すると、各歯73a、74aのねじれ角度によって進角側に制御され、右方向へ移動すると、遅角側に制御されるようになっている。
したがって、第1の実施形態と同様な作用効果が得られると共に、前記制御軸76を一方向に移動させる場合と他方向へ移動させる場合の両方を第1伝達機構19の係合溝19dと連繋ピン19eによって強制駆動によって行うため、該制御軸76を速やかに移動させる場合であっても正確な切り換え作動が得られる。また、各ヘリカル歯のねじれの向きも逆にすれば、制御軸76の左移動を遅角側に、右移動を進角側にすることも可能である。
〔第6の実施形態〕
また、前記螺子軸20と螺子ナット22の構造を、例えば特開2007−285306号公報の図9に記載されているようなボール螺子軸とボールナットの間に複数のボールを介在させて、この各ボールを用いてボールナットをボール螺子軸上で軸方向に移動させるものに変更することも可能である。
この構造を用いれば、フリクションが低下して伝達効率も高くなるため、ボールナットの移動切り換え、つまりリフトの変換応答性を高められると共に、消費電力を低減できる。
また、ボール螺子軸の外周に形成された螺旋溝のリードはボール径の制約からあまり小さくすることができないが、ボールナットの移動距離(ΔS)を大きく取ることによって、制御軸の移動距離(ΔL)が小さくとも十分に電動モータの総回転数を高めることができるので、第1の実施形態と同様の保持安定性も得られる。
〔第7の実施形態〕
また、第2伝達機構の構造として、例えば特開2007−285308号公報の図9に記載されているもののように変更することも可能である。すなわち、前記伝達軸18の端部18bに固定された第2伝達機構の連係アーム33の先端部が、螺子ナット22の側部まで延出され、該先端部の中央に螺子ナット22の側部から突出したピンに係合する細長いスリットが形成されている。
したがって、この場合も前記螺子ナット22の移動距離(ΔS)を大きくすることが可能になるため、第1の実施形態と同様な作用効果が得られる。
〔第8の実施形態〕
図13A、Bは第8の実施形態を示し、第1の実施形態を基本構造として、前記制御軸6の先端部6aと前記第1伝達機構19のリンクレバー19aの先端部とを、別異のリンクロッド80によって連結して2リンク方式としたものである。
前記制御軸6は、先端部6aも丸棒状に形成されて、その先端側にピン挿通孔6cが径方向に沿って貫通形成されている一方、前記リンクレバー19aは、先端部側に前述のような係合溝などがなく、単に先端先細り状に形成されて、その先端側にピン挿通孔19gが穿設されている。
前記伝達軸18に連結された前記リンクロッド80は、図13Bに示すように、中央に有するほぼ円柱状の連結部80aと、該連結部80aの軸方向の両端側に平行に設けられた細長い一対のリンクプレート80b、80bとから構成され、該各リンクプレート80bの前後両端部にピン孔80cがそれぞれ貫通形成されている。
また、前記両リンクプレート80bの両端部に形成された隙間内に前記制御軸6の先端部6aとリンクレバー19aの先端部を介装すると共に、該各先端部に形成されたピン挿通孔6c、19gと前記各ピン孔80cとに挿通した2つの連結ピン81,82を介して前記制御軸6とリンクレバー19aが回転自在に連結されている。
さらに、前記伝達軸18の第2伝達機構23と反対側の一端側に、回転位置を検出するポテンショメータ26が設けられている。
このように、2リンク方式にしたことによって、第1実施形態のスリットとピン方式のような大きな摺動作用がないことから耐摩耗性が向上する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、アクチュエータ装置が適用される対象装置としては、前記制御軸が軸方向に移動するものであればいずれのものでも良い。また、第1伝達機構19と制御軸6の連結構造も各実施形態の構造に限定されるものではなく、仕様や大きさなどに応じて任意に変更できる。
また、回転型ポテンショメータ26を伝達軸18の一端側に設けたことによって、第1実施形態の場合と比較して伝達軸18のねじれ変形を抑制することができるので、より高精度なバルブリフト特性位置の検出が可能になる。
本発明に係るアクチュエータ装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 本実施形態の可変動弁装置を示し、Aは最大リフト制御時の閉弁状態を示す部分断面図、Bは同じく最大リフト制御時の開弁状態を示す部分断面図である。 本実施形態における螺子軸と螺子ナットによる最小リフト制御時の作動状態を示す縦断面図である。 本実施形態における螺子軸と螺子ナットによる最大リフト制御時の作動状態を示す縦断面図である。 本実施形態における第1伝達機構と制御軸の作動を示し、Aは最小リフト制御時、Bは中リフト制御時、Cは最大リフト制御時をそれぞれ示している。 本実施形態に供される第1伝達機構の他例を示す斜視図である。 本実施形態におけるバルブリフト特性図である。 本実施形態における電動モータの回転と伝達軸の回転変換角及び制御軸の移動量との関係を示す特性図である。 本発明の第2の実施形態における電動モータの回転と伝達軸の回転変換角及び制御軸の移動量との関係を示す特性図である。 本発明の第4の実施形態を示す要部縦断面である。 本発明の第5の実施形態を示す要部正面図である。 図11のA−A線断面図である。 本発明の第8の実施形態を示し、Aは第1伝達機構と制御軸との連結状態を示す側面図、Bは同平面図である。
符号の説明
1…シリンダヘッド
2…吸気弁(機関弁)
4…可変機構
6・70・76…制御軸
8…アクチュエータ装置
18…伝達軸
18a…ジャーナル部(軸受部)
19…第1伝達機構
19a…リンクレバー
19c…係入溝
19d…係合溝
19e…連繋ピン(突起)
19f…両側面(切欠面)
20…螺子軸
21…電動モータ(駆動機構)
22…螺子ナット
23…第2伝達機構
33…連係アーム
34…リンク部材

Claims (20)

  1. 軸方向の移動に伴って機関弁の作動特性を可変させる制御軸にほぼ直交するように配置されて、回動可能に設けられた伝達軸と、
    該伝達軸の回転運動を軸方向の移動に変換して前記制御軸に伝達する第1伝達機構と、
    回転可能に設けられ、前記伝達軸にほぼ直交するように配置された螺子軸と、
    該螺子軸を回転駆動する駆動機構と、
    前記螺子軸の回転に伴って軸方向に移動する移動部材と、
    該移動部材の軸方向の移動を回転運動に変換して前記伝達軸に伝達する第2伝達機構と、
    を備えたことを特徴とするアクチュエータ装置。
  2. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量を、前記制御軸の位置によって変化させたことを特徴とするアクチュエータ装置。
  3. 請求項2に記載のアクチュエータ装置において、
    前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量が移動範囲の端部側において小さくなるように構成したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  4. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記伝達軸の回転角度を検出する位置検出機構が設けられ、該位置検出機構から出力された検出信号に応じて前記駆動機構が制御されることを特徴とするアクチュエータ装置。
  5. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、軸方向の移動に伴って機関弁のリフト量を変化させるものであることを特徴とするアクチュエータ装置。
  6. 請求項5に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、機関弁の最大リフト制御時において前記螺子軸の回転角に対する軸方向の移動量が最も小さくなるように構成したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  7. 請求項5に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、最小リフト制御時において前記螺子軸の回転角に対する軸方向の移動量が最も小さくなるように構成したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  8. 請求項5に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、最大リフト量と最小リフト量との間の制御位置において前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量が最も大きくなるように構成したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  9. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、軸方向の移動に伴って機関弁の開閉時期を変化させるものであることを特徴とするアクチュエータ装置。
  10. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記螺子軸と前記移動部材との間には、複数のボールが介装されていることを特徴とするアクチュエータ装置。
  11. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記第2伝達機構は、前記伝達軸の回転中心から径方向に離間した位置に設けられた第1連結軸と前記移動部材に設けられた第2連結軸とをリンクによって連結したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  12. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記第1伝達機構は、前記伝達軸から径方向へ延びる係合溝内に、前記制御軸の一端部に設けられた突起が係合して連係するように構成したことを特徴とするアクチュエータ装置。
  13. 請求項12に記載のアクチュエータ装置において、
    前記突起は外周面に二面幅状の切欠面が形成され、該両切欠面が前記係合溝の対向両側面に摺接可能に対向配置されていることを特徴とするアクチュエータ装置。
  14. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記伝達軸の前記第1伝達機構を挟んだ両側に軸受部が設けられていることを特徴とするアクチュエータ装置。
  15. 請求項1に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸と螺子軸は内燃機関の気筒配列方向とほぼ平行に配置されていることを特徴とするアクチュエータ装置。
  16. 請求項15に記載のアクチュエータ装置において、
    前記駆動機構は電動モータによって構成され、該電動モータは前記伝達軸よりも内燃機関の内側に配置されていることを特徴とするアクチュエータ装置。
  17. 軸方向の移動に伴って機関弁の作動特性を可変にさせる制御軸を軸方向に作動させるアクチュエータ装置であって、
    動力を出力する駆動機構と、
    該駆動機構から前記制御軸への動力伝達経路に設けられた第1伝達機構と第2伝達機構とを備え、
    前記第1伝達機構と第2伝達機構は、入力に対する出力の特性がそれぞれ異なることを特徴とするアクチュエータ装置。
  18. 請求項17に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、軸方向の移動に伴って機関弁のリフト量を変化させるように構成され、
    前記第2伝達機構は、前記制御軸が最小リフトに制御する軸方向の位置から最大リフトに制御する軸方向の位置に移動する際に、前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量が連続的に小さくなる特性となり、
    前記第1伝達機構は、前記制御軸が最小リフトに制御する軸方向の位置から最大リフトに制御する軸方向の位置に移動する際に、前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量が小さい状態から大きくなり、続いて小さくなる特性であることを特徴とするアクチュエータ装置。
  19. 請求項17に記載のアクチュエータ装置において、
    前記制御軸は、軸方向の移動に伴って機関弁のリフト量を変化させるものであり、
    前記第2伝達機構は、前記制御軸が最小リフト制御位置から最大リフト制御位置に移動する際に、前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量が連続的に大きくなる特性を有し、
    前記第1伝達機構は、前記制御軸が最小リフトの制御位置から最大リフトの制御位置に移動する際に、前記螺子軸の回転角に対する前記制御軸の軸方向の移動量が小さい状態から大きくなり、続いて小さくなる特性を有することを特徴とするアクチュエータ装置。
  20. 制御軸を軸方向に移動させることにより機関弁の作動特性を可変にする可変機構と、
    前記制御軸とほぼ直交する方向に配置され、回転可能に設けられた伝達軸と、
    該伝達軸の回転に対して減速比が変化するように軸方向の移動に変換して前記制御軸に伝達する第1伝達機構と、
    回転可能に設けられて、前記伝達軸にほぼ直交する方向に配置された螺子軸と、
    該螺子軸を回転駆動させる駆動機構と、
    前記螺子軸の回転に伴って軸方向へ移動する移動部材と、
    該移動部材の軸方向への直線移動に対して減速比が変化するように回転運動に変換して前記伝達軸に伝達する第2伝達機構と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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