JP2010024666A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部を開閉可能に塞ぐ扉体を備える開閉装置であって、開口部への侵入物を検出するセンサを備え、かつ、従来よりもデッドスペースの少ない開閉装置を提供すること。
【解決手段】直線的にスライドすることにより開口部103を開閉可能に塞ぐシートシャッタ111を備える開閉装置110であって、シートシャッタ111の閉じる方向の先端面に対向する位置に配置され、投光部121と受光部122とを有する光電センサ装置120と、当該先端面に配置され、投光部121から発射される光を受光部122に向かって反射する反射板125とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、開口部を開閉可能に塞ぐ扉体を備える開閉装置についての技術に関し、特に、扉体を閉める際の障害物を検出するセンサを備える開閉装置に関する。
従来、多数の物品を収納する倉庫などでは、物品の移動および物品の載置空間からの出し入れの自動化が図られている。
また、作業者の安全および物品への塵芥の付着防止等のために、物品の載置空間と、物品を搬送する台車の通路等の空間とを繋ぐ開口部が、電動で開閉する扉により仕切られている場合がある。
この場合、例えば作業者の体の一部が当該開口部に存在している状態で扉が閉じないように、開口部への侵入物を検出するセンサを設けることが一般に行われている。
図6は、エリアセンサを備える従来の開閉装置の構成概要を示す図である。
図6に示す従来の開閉装置210は、開口部203を開閉可能に塞ぐ電動式のシートシャッタ211と、エリアセンサ220とを備える。
エリアセンサ220は、所定の間隔で発光体が並べられた投光器221と、投光器221から発射された光を検出する受光器222とを有する。エリアセンサ220は、複数の光軸のうちのいずれかが遮断されたことを検出することで、物体の侵入を検出することができる。
開閉装置210は、エリアセンサ220により物体の侵入を検出すると、例えば、シートシャッタ211の動作を停止するよう、シートシャッタ211の開閉動作を駆動するモータを制御する。
このような、侵入物を検出するセンサを備える物流システムに関する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の有軌道台車システムは、有軌道台車と処理設備との間の物品の移動のための開口部付近の障害物を検出するエリアセンサを備える。また、当該エリアセンサは処理設備の電源以外の電源に接続されている。
これにより、メンテナンスなどで、処理設備の電源がオフになった場合であっても当該エリアセンサを作動させることができる。つまり、処理設備の電源がオフの期間であっても、安全に有軌道台車を走行させることができる。
特開2005−284780号広報
しかしながら、上記従来の開閉装置210および有軌道台車システムでは、開口部付近の物体を検出するセンサを備えることにより作業者等の安全性が確保される一方で、センサの配置に伴うデッドスペースが発生することになる。
図7は、センサの配置に伴い発生するデッドスペースを説明するための図である。なお、図7は、図6に示す開閉装置210におけるデッドスペースを図示している。
図7に示すように、シートシャッタ211とエリアセンサ220とは、相互間の干渉を避けるため、および、シートシャッタ211が誤ってエリアセンサ220に検出されないように、Y軸方向に所定の距離(例えば20mm程度)だけ離す必要がある。
また、エリアセンサ220自体のY軸方向の厚みも考慮すると、シートシャッタ211の延長線上からY軸方向に40mm程度の幅の領域が、物品の載置等に使用できないデッドスペースとなる。
なお、図7では、エリアセンサ220が、シートシャッタ211の内側(物品が載置される側)に配置された状態を示している。しかし、エリアセンサ220が、シートシャッタ211の外側に配置された場合であっても、シートシャッタ211の外側に図7と同様のデッドスペースが発生することになる。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、開口部を開閉可能に塞ぐ扉体を備える開閉装置であって、開口部への侵入物を検出するセンサを備え、かつ、従来よりもデッドスペースの少ない開閉装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するため、本発明の開閉装置は、直線的にスライドすることにより開口部を開閉可能に塞ぐ扉体を備える開閉装置であって、前記扉体の閉じる方向の先端面に対向する位置に配置され、投光部と受光部とを有する光電センサ装置と、前記先端面に配置され、前記投光部から発射される光を前記受光部に向かって反射する反射板とを備える。
この構成によれば、光電センサ装置は、扉体の閉じる方向の先端面に対向する位置に配置される。つまり、光電センサ装置は、扉体のスライド方向の延長線上に配置される。そのため、光電センサ装置の設置により生じる、当該延長線上から物品の出し入れ方向に広がるデッドスペース(図7参照)は従来よりも少ないものとなる。
また、光電センサ装置の当該出し入れ方向の厚みを、扉体の当該出し入れ方向の厚み以下とすることで、当該出し入れ方向に広がるデッドスペースを完全に消滅させることも可能である。
また、電力の供給等のための電線を接続する必要のある光電センサ装置は、開閉動作のために動く扉体には取り付けられない。つまり、可動物である扉体に電線を配置する必要がない。そのため、光電センサ装置についての配線の手間が少なく、かつ、光電センサ装置に接続された電線に切断等の問題が発生する可能性も抑制される。
また、このように光電センサ装置を配置した場合であっても、光電センサ装置は投光部と受光部とを有し、かつ、扉体の先端面に反射板が配置されるため、光電センサ装置による侵入物の検出能力は保持される。
さらに、光電センサ装置により生じる光軸は、必ず扉体の先端面と光電センサ装置との間に存在することになる。そのため扉体が誤って光電センサ装置により検出されることがない。
また、前記光電センサ装置は、前記投光部と前記受光部との組を複数有し、複数の前記投光部と前記受光部との組は、前記開口部に対する物品の出し入れ方向に交差する方向に並べて配置されており、複数の前記投光部のうち、少なくとも近接する2つの投光部のそれぞれは、互いに異なる発光特性を有するとしてもよい。
これにより、ある受光部が検出する光の発射源が、その受光部と対になった投光部であるか否かを検出した光に示される発光特性の違いにより判断することが可能となる。
つまり、ある受光部が、自身と対になった投光部以外の投光部からの光を受け取ることにより生じる誤検出の発生が防止される。
また、前記発光特性は、単位時間あたりの発光回数である発光周波数、発光のタイミング、または、発射する光の振幅方向のいずれかであるとしてもよい。
つまり、各受光部が、自身が受け取るべき光を受け取っているか否かを判断できるのであれば、少なくとも2つの投光部間で異ならせる発光特性の種類は特定のものに限定されない。
さらに、本発明は、本発明の開閉装置における特徴的な動作ステップを含む、侵入物の検出方法として実現することもできる。また、それら各ステップを開閉装置に実行させる制御プログラムとして実現することもできる。
本発明の開閉装置によれば、開口部への侵入物を検出するセンサを備え、かつ、従来よりもデッドスペースは少なくなる。
具体的には、本発明の開閉装置では、物品の出し入れ作業および載置作業に対する影響が非常に少ない位置に光電センサ装置が配置される。これにより、光電センサ装置の配置に伴うデッドスペースは従来よりも少なくなっている。
そのため、本発明の開閉装置は、当該開閉装置が配置された収納空間の有効利用が可能となり、より多くのまたはより大きな物品の収納が可能となる。また、例えば、当該収納空間を形成するラック等の収納体を従来よりもコンパクト化することができる。
本発明の実施の形態における開閉装置110について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態の開閉装置110を備える無人搬送車100の外観を示す図である。
図1に示す無人搬送車100は、例えば無線通信により移動を制御される搬送車である。無人搬送車100は、台車101と、収納体102と、開閉装置110とを備え、収納体102の内部に載置された荷物150を搬送することができる。
また、無人搬送車100は、移載器105を備える。移載器105は、収納体102の内部への荷物150の搬入、および、収納体102の内部から外部への荷物150の搬出を行う装置である。
なお、荷物150の搬入および搬出は、収納体102に設けられた開口部103を介して行われる。
開閉装置110は、シートシャッタ111と、光電センサ装置120と、反射板125とを有する。
シートシャッタ111は、本発明の開閉装置における扉体の一例であり、直線的にスライドすることにより開口部103を開閉可能に塞ぐことができる。
具体的には、シートシャッタ111は、荷物150の搬入時および搬出時以外では、通常、開口部103を塞ぐように閉じた状態である。これにより、例えば、無人搬送車100の走行時に塵芥が収納体102の内部に侵入することが防止される。
光電センサ装置120は、シートシャッタ111の閉じる方向の先端面に対向する位置に配置されており、当該先端面に備えられた反射板125との間に侵入する作業者の手などの物体を検出することができる。つまり、開口部103への侵入物を検出することができる。
図2は、本実施の形態の開閉装置110の構成概要を示す図である。
図2に示すように、開閉装置110は、モータ130を備え、モータ130により回転するベルト131を介してシートシャッタ111の出退が駆動される。つまり、シートシャッタ111の開閉動作がモータ130により駆動される。
モータ130の動作は、制御部132により制御される。制御部132は、光電センサ装置120と接続されており、光電センサ装置120との間で信号のやり取りを行うことができる。
光電センサ装置120は、投光部121と受光部122とを有し、反射板125により反射された光を検出する装置である。
より具体的には、光電センサ装置120は、投光部121と受光部122との組を複数有し、複数の投光部121と受光部122との組は、開口部103に対する物体の出し入れ方向(Y軸方向)に交差する方向に並べて配置されている。これにより、光電センサ装置120と反射板125との間に複数の光軸が形成される。
また、ある投光部121から発射された光は、光の進路上に障害物がない場合、反射板125で反射され、当該投光部121と対になっている受光部122によって検出される。
つまり、光電センサ装置120は、開口部103への侵入物によりいずれかの光軸が遮断され、当該光軸に対応する受光部122が光を検出できないことにより、当該侵入物を検出することができる。つまり、何らかの物体が開口部103に存在していることを検出することができる。
制御部132は、例えば、シートシャッタ111が下ろされている期間に、光電センサ装置120から、侵入物を検出したことを示す信号を受け取った場合、シートシャッタ111の下降動作を停止させる。
これにより、シートシャッタ111と侵入物とが干渉することによる事故の発生が防止される。
なお、光電センサ装置120から制御部132に送られる信号は、侵入物を検出したことを示す信号でなくてもよい。
例えば、各受光部122が光を検出しているか否かを示す信号をそのまま制御部132に送り、制御部132が、全ての受光部122が光を検出しているか否かを確認することで、侵入物の有無を判断してもよい。
このように、本実施の形態の開閉装置110において、侵入物を検出する反射型の光電センサ装置120は、直線的にスライドするシートシャッタ111のスライド方向の延長線上に配置されている。
また、光電センサ装置120からの光を反射する反射板125は、シートシャッタ111の閉じる方向の先端面に配置されている。
この構成により、開口部103への侵入物を検出することができ、かつ、シートシャッタ111のスライド方向の延長線上からY軸方向に張り出すデッドスペースは、従来(図7参照)よりも小さなものとなる。
さらに、光電センサ装置120のY軸方向の幅が、シートシャッタ111のY軸方向の幅以下であれば、このデッドスペースは発生しない。
また、光電センサ装置120を、例えば開口部103の底辺を形成する部材に埋め込んだ場合、光電センサ装置120により消費される高さ方向(図2におけるZ軸方向)の空間はほぼゼロとなる。
また、光電センサ装置120には、制御部132および電源部(図示せず)等と接続するための電線を取り付ける必要がある。しかし、光電センサ装置120は、可動体であるシートシャッタ111に取り付ける必要がなく、開口部103に対して静止した面である、収納体の開口部103付近の底面等に設置すればよい。
従って、光電センサ装置120についての配線の手間が少なく、かつ、光電センサ装置120に接続された電線に切断等の問題が発生する可能性も抑制される。
また、光電センサ装置120により生じる光軸は、必ず反射板125と光電センサ装置120との間に存在することになる。そのためシートシャッタ111が誤って光電センサ装置120により検出されることがない。
以上説明したように、本実施の形態の開閉装置110は、開口部103を開閉可能に塞ぐシートシャッタ111を備える開閉装置110であって、開口部103への侵入物を検出する光電センサ装置120を備え、かつ、従来よりもデッドスペースの少ない開閉装置110である。
なお、本実施の形態において、反射板125は、シートシャッタ111に別途取り付けるものでもよく、シートシャッタ111と一体に成型されていてもよい。
例えば、シートシャッタ111の光電センサ装置120と対向する面が、光電センサ装置120から発射される光を受光部122が認識できる程度に反射可能な特性を有する面であれば、当該面が反射板125として機能してもよい。
また、本発明の開閉装置における扉体は、本実施の形態におけるシートシャッタ111以外の種類または形状の扉体により実現されてもよい。
要するに、直線的にスライドすることにより開口部を開閉可能に塞ぐ扉体であれば、開口部への侵入物を検出するセンサを、デッドスペースが従来よりも小さくなる位置に配置することができる。
また、シートシャッタ111の開閉方向は、本実施の形態においては上下方向であるが、シートシャッタ111の開閉方向は特定の方向に限定されるものではない。例えば、開閉方向が左右方向であってもよく、水平方向であってもよい。
また、本実施の形態において、開閉装置110は、無人搬送車100に備えられているが、開閉装置110は、無人搬送車100以外の設備または施設に備えられていてもよい。
例えば、開閉装置110が、物品を収納する倉庫の出入り口の扉体を開閉させる装置として備えられていてもよい。
つまり、扉体をスライドさせることで開口部を開閉可能に塞ぐ機構が備えられる設備および施設であれば、扉体と障害物とが干渉する事故を未然に防止する必要がある。
そのため、このような設備または施設に開閉装置110を備えることで、事故の発生は防止され、かつ、当該設備または当該施設の内側または外側の空間を効率よく使用することが可能となる。
また、物品の出し入れのための開口部ではなく、例えば、メンテナンス等のために作業者が手を出し入れするための開口部に、開閉装置110を備えてもよい。
つまり、扉体により開閉可能に塞がれる開口部であれば、開閉装置110により、無駄にスペースが消費されることなく扉体が閉じる際の安全性が確保される。
また、図2に示すように、本実施の形態における光電センサ装置120では、投光部121と受光部122とが物品の出し入れ方向に交差する方向に並べられている。
しかし、一組の投光部121と受光部122におけるこれらの並び方は、この並び方に限定されるものではない。例えば、投光部121と受光部122とが、物品の出し入れ方向に並べられていてもよい。
つまり、一組の投光部121と受光部122との位置関係は、当該投光部121から発射され反射板125で反射された光を当該受光部122が検出できる位置関係であればよい。
また、光軸間の距離を短くすることで、つまり、投光部121と受光部122との組同士の距離を短くすることで、より小さな物体を光電センサ装置120に検出させることが可能である。
しかし、このように投光部121と受光部122との組同士の距離を短くした場合、誤検出の可能性が増加する。
そこで、複数の投光部121のうち、少なくとも近接する2つの投光部121のそれぞれに、互いに異なる発光特性を持たせてもよい。
図3は、近接する2つの投光部121が、互いに異なる発光周波数を有する場合の光電センサ装置120を示す図である。
なお、発光周波数とは単位時間あたりの発光回数である。また、図3ならびに後述する図4および図5では、互いに近接する2つの投光部121を区別するために投光部121aおよび投光部121bと表記している。さらに、互いに近接する2つの受光部122を区別するために受光部122aおよび受光部122bと表記している。
図3に示す例では、投光部121aの発光周波数は100Hzであり、投光部121bの発光周波数は180Hzである。
この場合、投光部121aに対応する受光部122aが、100Hzで点滅する光を検出していない状態であれば、180Hzで点滅する光を検出している状態であっても、障害物が存在することを意味する。
また、投光部121bに対応する受光部122bが、180Hzで点滅する光を検出していない状態であれば、100Hzで点滅する光を検出している状態であっても、障害物が存在することを意味する。
つまり、各受光部122が、単に光を検出するか否かではなく、検出した光に示される発光特性が、それぞれが検出すべき発光特性と一致するか否かをも判断することにより、誤検出の可能性は抑制される。
なお、上記判断は、光電センサ装置120が行ってもよく、例えば制御部132が行ってもよい。
また、誤検出を防止するために利用する発光特性としては、上記の発光周波数以外に、発光のタイミング、または、発射する光の振幅方向などが例示される。
図4は、近接する2つの投光部121が、互いに異なる振幅方向の光を発射する場合の光電センサ装置120を示す図である。
つまり、図4は、投光部121aおよび投光部121bのそれぞれが、互いに異なる方向の振幅方向を有する偏光を発射している状態を示している。
この場合、受光部122aおよび受光部122bのそれぞれは、検出した光の振幅方向を取得する。または、それぞれが検出すべき振幅方向の光のみを検出するように、それぞれにフィルタを設置しておく。
これにより、受光部122aが投光部121aからの光を検出しているか否か、および、受光部122bが投光部121bからの光を検出しているか否かの判断が可能である。
図5は、近接する2つの投光部121が、互いに異なるタイミングで発光する場合の光電センサ装置120を示す図である。
この場合、受光部122aおよび受光部122bのそれぞれが光を検出した時期と、投光部121aおよび投光部121bが光を発射した時期とを比較する。この比較機能は、例えば光電センサ装置120または制御部132が備えていればよい。
これにより、受光部122aが投光部121aからの光を検出しているか否か、および、受光部122bが投光部121bからの光を検出しているか否かの判断が可能である。
なお、誤検出を防止するため利用する発光特性は、図3〜図5を用いて説明した種類に限られない。例えば光の波長または輝度などでもよい。
また、本実施の形態において、開閉装置110は、無人搬送車100に備えられ、収納体102の開口部103を開閉可能に塞ぐとした。
しかしながら、開閉装置110は他の用途に用いてもよい。例えば、無人搬送車100等の台車の走行経路の中央分離帯として開閉装置110を設けてもよい。これにより、並行する2つの走行経路間を必要に応じて安全に遮断することができ、例えば、対向する台車による気流の乱れを防止することができる。
本発明は、開口部への侵入物を検出するセンサを備え、かつ、従来よりもデッドスペースの少ない開閉装置を提供することができる。従って、本発明は、作業者、収納物および設備等の安全と、収納効率の良さとが求められる設備および施設における開口部の開閉装置等として有用である。
本発明の実施の形態の開閉装置を備える無人搬送車の外観を示す図である。 実施の形態の開閉装置の構成概要を示す図である。 近接する2つの投光部が、互いに異なる発光周波数を有する場合の光電センサ装置を示す図である。 近接する2つの投光部が、互いに異なる振幅方向の光を発射する場合の光電センサ装置を示す図である。 近接する2つの投光部が、互いに異なるタイミングで発光する場合の光電センサ装置を示す図である。 エリアセンサを備える従来の開閉装置の構成概要を示す図である。 センサの配置に伴い発生するデッドスペースを説明するための図である。
符号の説明
100 無人搬送車
101 台車
102 収納体
103 開口部
105 移載器
110 開閉装置
111 シートシャッタ
120 光電センサ装置
121、121a、121b 投光部
122、122a、122b 受光部
125 反射板
130 モータ
131 ベルト
132 制御部

Claims (3)

  1. 直線的にスライドすることにより開口部を開閉可能に塞ぐ扉体を備える開閉装置であって、
    前記扉体の閉じる方向の先端面に対向する位置に配置され、投光部と受光部とを有する光電センサ装置と、
    前記先端面に配置され、前記投光部から発射される光を前記受光部に向かって反射する反射板と
    を備える開閉装置。
  2. 前記光電センサ装置は、前記投光部と前記受光部との組を複数有し、
    複数の前記投光部と前記受光部との組は、前記開口部に対する物品の出し入れ方向に交差する方向に並べて配置されており、
    複数の前記投光部のうち、少なくとも近接する2つの投光部のそれぞれは、互いに異なる発光特性を有する
    請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記発光特性は、単位時間あたりの発光回数である発光周波数、発光のタイミング、または、発射する光の振幅方向のいずれかである
    請求項2記載の開閉装置。
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