JP2010023214A - 真空ユニット - Google Patents

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【課題】フィルタを交換する際の作業効率を向上させることができる真空ユニットを提供すること。
【解決手段】ユニット本体を複数連結させる。そして、ユニット本体毎に設けられ、フィルタ14が収容されているフィルタ室の開口部20cが設けられているフィルタケース15の側面全体を覆うフィルタカバー27を備える。そして、フィルタカバー27は、フィルタ室の開口部20cを閉塞する全ての配管ポート部材26と係合するように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワークを吸着して搬送する真空ユニットに関するものである。
従来、ワークを搬送する手段、ワークを位置決めする手段として、真空ユニットが用いられている。真空ユニットは、ワークを吸着するパットなどの吸着手段を備え、当該吸着手段は、真空ユニット本体から供給される負圧流体によりワークを吸着するようになっている。そして、ワークを吸着した状態の吸着手段を移動させ、移動後に吸着状態を解除することにより、ワークを所定位置に搬送又は位置決めする。
そして、真空ユニットは、吸着する際、ワークごと周りの空気を吸い込むため、埃や塵なども吸い込んでしまう。このような埃や塵は、負圧を発生させるエアを切り替える電磁弁に悪影響を与える虞がある。また、ワークの吸着状態を解除する際には、真空ユニットからエアを送り出しているため、真空ユニット内の埃などが排出される虞もある。そこで、従来の真空ユニットには、埃や塵を取り除くフィルタが備えられている(例えば、特許文献1)。
特開2006−342765号公報
フィルタに塵や埃などが溜まると、目詰まりして空気の流れが阻害される。このため、フィルタは、定期的に交換されるようになっている。そこで、特許文献1に記載されているように交換可能に構成されている。
ところで、ワークは複数同時に搬送されることが多いため、真空ユニットは、通常、ユニット本体が複数連結されて利用されている。複数連結されるため、各ユニット本体のピッチ寸法が短くなっており、例えば、10mm程度の間隔で連結されていた(すなわち、ユニット本体が薄型化していた)。このようにピッチ寸法が短くなった場合、フィルタやフィルタを押さえる蓋部材の大きさなども小さくなっていた。従って、フィルタを交換する際、ユニット本体から取り外した蓋部材を落としてしまう、蓋部材が小さくて着脱しにくい等、手間がかかるという問題があった。また、複数のフィルタを同時に交換するため、小さい蓋部材をいくつも着脱させることに手間がかかっていた。
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、フィルタを交換する際の作業効率を向上させることができる真空ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、吸着手段に連結され、当該吸着手段から流体を吸入し、真空状態にすることによりワークを吸着させると共に、前記吸着手段に吸着されたワークが搬送された後、流体を前記吸着手段に対して排出することにより前記吸着手段からワークを離脱させるユニット本体が複数連結される真空ユニットにおいて、前記ユニット本体には、真空状態を作り出す負圧流体を供給する真空ポートと、真空状態を破壊する圧力流体を供給する供給ポートと、流体に含まれる塵埃を除去するフィルタを収容するフィルタケースと、真空ポートからの負圧流体の供給及び遮断を切り替えると共に、供給ポートからの圧力流体の供給及び遮断を切り替える切替手段と、を備え、前記各フィルタケースには、フィルタを交換するための開口部が形成されているとともに、当該開口部は、閉塞手段により閉塞されるように構成されており、前記フィルタケースの各開口部は、同方向に開口するように構成されており、複数の前記閉塞手段は、一体化されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記フィルタケースの底部には、前記フィルタを開口部方向へ押し出す弾性力を加える弾性部材が設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記閉塞手段は、前記フィルタケースの各開口部に取り付けられ、前記吸着手段と連結するための配管ポート部材と、前記フィルタケースの開口部が設けられた面全体を覆うフィルタカバーを備えており、前記フィルタカバーには、開口部に応じて切り欠き部が形成されている一方、前記配管ポート部材には、前記フィルタカバーの各切り欠き部と係合する係合部が形成されており、前記配管ポート部材は、当該切り欠き部と係合部を係合させることにより、前記フィルタカバーと共に前記フィルタケースに対して着脱可能に構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記フィルタケースは、収容しているフィルタの様子を目視できるように透明素材により形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、フィルタを交換する際の作業効率を向上させることができる。
以下、本発明にかかわる真空ユニット10を具体化した一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように真空ユニット10は、複数(本実施形態では8つ)のユニット本体11が連結されて構成されている。各ユニット本体11は、切替手段としての電磁弁12と、通過する流体の流量を検出する流量センサ13と、フィルタ14が収容されるフィルタケース15を備え、板状のベース部材16に固定されている。
本実施形態において、ベース部材16は、複数のユニット本体11に亘って一体化されている。すなわち、長方形の板状のベース部材16に、各ユニット本体11の電磁弁12、各ユニット本体11の流量センサ13、フィルタケース15がそれぞれネジにより取り付けられるようになっている。このベース部材16には、図示しない真空ポンプがチューブを介して接続された真空ポート17が接続されている。そして、真空ポート17は、図3に示すように、ベース部材16内部に形成された流体通路16aを介して各電磁弁12に連結されている。この真空ポート17は、所定圧の負圧流体を各電磁弁12へ供給するようになっている。
また、ベース部材16には、図示しない圧力流体を供給する供給ポート18が接続されている。そして、供給ポート18は、図3に示すように、ベース部材16内部に形成され、前記真空ポート17が接続されている流体通路16aとは別の流体通路16bを介して各電磁弁12に連結されている。そして、供給ポート18は、流体通路16bを介して各電磁弁12に対して真空状態破壊用の圧力流体(圧縮エア)を供給するようになっている。
電磁弁12は、真空ポート17からの負圧流体の供給及び遮断を切り替えることができるように構成されている。また、同様に、電磁弁12は、供給ポート18からの圧力流体の供給及び遮断を切り替えることができるように構成されている。電磁弁12から供給される流体は、ベース部材16に形成された流体通路16c(前記真空ポート17及び供給ポート18に接続される流体通路16a,16bとは別の流体通路)を通過して、流量センサ13に供給されるようになっている。
前記流量センサ13は、電磁弁12から供給される流体(負圧流体及び圧力流体)の流量を計測することができるように構成されている。流体の流量を計測することにより、真空状態であるか、負圧流体が供給されているか、及び圧力流体が供給されているかを判断することができる。電磁弁12から供給され、計測された流体は、ベース部材16に形成された流体通路16dを介して、フィルタケース15に供給される。
フィルタケース15は、図1に示すように、ベース部材16の短手方向端部に固定されている。フィルタケース15は、複数のユニット本体11に亘って一体化されている。その一方で、供給される流体は、ユニット本体11個別のフィルタ室20にそれぞれ供給されるようになっている。なお、前記フィルタ室20は、その横断面が円形に形成されている。また、フィルタケース15は、透明素材(透明樹脂材料)により形成されており、フィルタ室20の中身が目視できるように構成されている。
各フィルタ室20の底部20aには、図4に示すように、流量センサ13から供給される流体が流体通路16dを介して供給される通過孔20bが形成されている。この通過孔20bを介してフィルタ室20内に流体が供給されるようになっている。
また、前記フィルタ室20の底部20aには、図4及び図5に示すように、抜け止めピン21によりフィルタ室20の上下方向(図4の上下方向)に沿って移動可能に固定されている円盤状の支持部22が取り付けられている。詳しくは、支持部22の中心には貫通孔22aが形成されており、抜け止めピン21は、この貫通孔22aを貫通してフィルタ室20の底部20aに固定されている。そして、抜け止めピン21の頭部には、貫通孔22aの径よりも大きい径を有する円盤状の抜け止め部21aが形成されており、前記支持部22は、当該抜け止め部21aと係合することにより、フィルタ室20の底部20aからはずれることが防止される。
また、支持部22の外径は、フィルタ室20の内径とほぼ一致している。これにより、支持部22とフィルタ室20の間から流体が通過することを防止している。その一方で、貫通孔22aの径は、抜け止めピン21の径(抜け止め部21a以外の部分の径)と比較して大きく形成されている。このため、フィルタ室20の底部20aに供給された流体は、貫通孔22aと抜け止めピン21の間を通過することができるようになっている。また、支持部22は、弾性部材としてのバネ25を介してフィルタ室20の底部20aに設置されている。そして、支持部22は、このバネ25により上方向に弾性力を受けている。
そして、各フィルタ室20は、上下端部が開口している円筒形状のフィルタ14(フィルタエレメント)をそれぞれ収容している。各フィルタ室20に設置された支持部22は、当該フィルタ14を支持するようになっている。前記フィルタ14は、繊維によって編み目状に形成されており、内部から外部へ、又は外部から内部へ流体を濾過しつつ、通過させるように構成されている。すなわち、フィルタ14を流体が通過することにより、流体に含まれる塵埃などの汚れが取り除かれるようになっている。なお、前記支持部22には、径がフィルタ14の内径とほぼ一致する突出部22bが形成されており、前記フィルタ14は、支持部22の突出部22bに嵌め込まれるようになっている。これにより、フィルタ14は、支持部22の突出部22bと係合して、支持部22に対して径方向にずれることがないようになっている。
また、フィルタ室20の上部(底部20aの反対側)には、開口部20cが設けられており、当該開口部20cを介してフィルタ14が交換可能に構成されている。なお、真空ユニット10に設けられたフィルタ室20の開口部20cは、全て同方向を向くように形成されている。
このフィルタ室20の開口部20cは、配管ポート部材26が取り付けられるようになっている。前記配管ポート部材26は、図4及び図5に示すように、有底円筒形状に形成されており、配管ポート部材26の底部は、フィルタ14の上側端部(支持部22により支持される側とは反対側端部)により閉塞されている。この配管ポート部材26の底部には、支持部22と同様に、突出部26bが形成されている。この突出部26bは、フィルタ14の端部を閉塞したときに、フィルタ14の内部に突出して、フィルタ14の内周と係合している。これにより、フィルタ14が、配管ポート部材26に対して径方向にずれないようになっている。
また、配管ポート部材26は、フィルタ室20の開口部20cを閉塞するように構成されている。なお、フィルタ室20と、配管ポート部材26の間にOリング24を介在させてより完全に閉塞するように構成されている。そして、Oリング24の位置よりも下方(フィルタ側)であって、配管ポート部材26の側面には、配管ポート部材26の内部と連通する連通口26cが形成されている。この連通口26cを介して、フィルタ室20に供給される流体が配管ポート部材26の内部に通過するようになっている。
そして、フィルタケース15には、フィルタ室20の開口部20cが形成されている平面全体を覆うフィルタカバー27が備えられている。前記フィルタカバー27は、フィルタケース15の開口部が形成されている面全体をカバーするように長板状に形成されている。このフィルタカバー27には、各開口部20cに対応するように切り欠き部27aが形成されている。この切り欠き部27aから、各開口部20cに取り付けられた配管ポート部材26が突出するようになっている。
また、配管ポート部材26は、図4に示すように、フィルタ室20から突出した部分において周方向全体に係合部28(くびれ)が形成されている。配管ポート部材26は、当該係合部28に沿って、フィルタカバー27の切り欠き部27aに嵌め込まれるように構成されている。このように嵌め込むことにより、係合部28と、フィルタカバー27の切り欠き部27aが上下方向に移動しないように係合するようになっている。そして、フィルタカバー27は、フィルタケース15から取り外す際、係合部28が係合している配管ポート部材26も共に、取り外されるようになっている。また、切り欠き部27aに配管ポート部材26を嵌め込んだ状態で、フィルタカバー27をフィルタケース15に取り付けることができるようになっている。
これにより、フィルタカバー27は、配管ポート部材26と一体となって、全てのフィルタ室20の開口部20cを閉塞するようになっている。従って、本実施形態のフィルタカバー27及び配管ポート部材26は、フィルタ室20の開口部20cを閉塞する閉塞手段となっている。
このフィルタカバー27の長手方向両端部には、フィルタケース15の長手方向両端部に形成されたネジ孔29に対応させて貫通孔27bが形成されている。当該貫通孔27bを介してネジ(ローレットネジ)30が、ネジ孔29に取り付けられることによりフィルタカバー27がフィルタケース15に固定されるようになっている。
そして、配管ポート部材26の端部には、チューブ31が連結されている。このチューブ31は、吸着手段32に連結されており、ユニット本体11からの流体が吸着手段32に対して供給されるようになっている。
次に、このように構成された真空ユニット10の作用について説明する。
まず、吸着手段32を搬送するワークに近づける。次に、真空ポート17からの負圧流体がユニット本体11に供給されるように電磁弁12を切り替える。真空ポート17から負圧流体が供給されることにより、吸着手段32は、ワーク周りの空気と共に、ワークを吸い込む。吸い込まれた空気がフィルタケース15を通過する際、フィルタ14により塵埃が取り除かれる。フィルタケース15を通過した空気は、流量センサ13に送られ、流量センサ13によりその流量が計測される。また、計測後の空気は、真空ポート17に吸い込まれる。
吸着手段32がワークを吸着すると、流量センサ13は、真空状態となり、通過流量が制限されてワークが吸着されたことを確認して報知する。作業者は、吸着手段32毎ワークを搬送させる。搬送後、真空ポート17からの負圧流体の供給を遮断し、供給ポート18からの圧力流体がユニット本体11に供給されるように電磁弁12を切り替える。供給ポート18に切り替えられると、供給ポート18からの圧力流体が、電磁弁12、流量センサ13を介して、フィルタケース15に供給される。フィルタケース15に供給された圧力流体は、フィルタ14を通過する際、塵埃が取り除かれる。そして、フィルタ14を通過して、塵埃が取り除かれた後、配管ポート部材26及びチューブ31を通過し、吸着手段32から排出される。これにより、真空状態が確実に解除され、吸着手段32からワークが離脱される。これにより、ワークを搬送することができる。
次に、フィルタ14を交換する際の方法について説明する。
まず、フィルタカバー27の両端を止めているローレットネジ30を回してローレットネジ30をフィルタケース15から外す。次に、フィルタカバー27をフィルタケース15から取り外す。その際、フィルタカバー27と係合している配管ポート部材26も共に開口部20cから外される。フィルタカバー27をフィルタ室20の開口部20cから取り除くと、バネ25により弾性力が加えられる支持部22が、開口部20c方向へ抜け止めピン21の抜け止め部21aと係合するまで移動する。支持部22が開口部20c方向へ移動すると、それに伴いフィルタ14も開口部20c方向へ移動する。これにより、フィルタ室20の開口部20cからフィルタ14の端部が突出するようになる。このため、作業者は、フィルタケース15の中からフィルタ14を取りやすくなる。フィルタ14を交換した後、配管ポート部材26を各開口部20cに取り付けるようにあわせて、フィルタカバー27により、フィルタ室20の開口部20cを閉塞する。これにより、フィルタ14の端部は、フィルタカバー27(及び配管ポート部材26)により押圧され、フィルタ室20内に収容される。その後、ローレットネジ30にてフィルタカバー27をフィルタケース15に固定する。これにより、フィルタ14の交換が終了する。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)フィルタケース15には、フィルタ室20の開口部20cを閉塞する全ての配管ポート部材26と係合するフィルタカバー27が備えられている。このため、フィルタ室20の開口部20cを開口させる際に、1枚のフィルタカバー27を取り外せば良い。従って、ユニット本体11が薄く形成され、開口部20cが小さくなっても、大きいフィルタカバー27を取り外せば良いため、開口させやすく、フィルタカバー27を紛失しにくい。また、開口部20c毎に開口させる必要がないため、手間を省くことができる。
(2)フィルタケース15の底部には、フィルタ14を開口部方向へ押し出すバネ25が設けられている。このため、フィルタカバー27が取り外された際、フィルタ14は、バネ25の弾性力により支持部22ごと開口部方向へ移動させられ、その端部が、開口部から突出するようになっている。従って、フィルタ14を交換する際、フィルタ14を摘みやすくなっており、交換しやすい。
(3)フィルタケース15の開口部20cに取り付けられる配管ポート部材26には、フィルタカバー27と係合する係合部28が形成されている。そして、フィルタカバー27をフィルタケース15から取り外す際、フィルタケース15の切り欠き部27aと係合させて、フィルタカバー27と共に、フィルタケース15から取り外すようになっている。また、配管ポート部材26を、係合部28に沿ってフィルタケース15の切り欠き部27aに嵌め込むことにより、フィルタカバー27と共に配管ポート部材26をフィルタ室20の開口部20cに取り付けることができるように構成されている。これにより、フィルタ14を交換する際、配管ポート部材26がばらばらになって紛失することを防止することができる。このため、フィルタ14の交換効率や、手間を少なくすることができる。
(4)フィルタケース15は、収容しているフィルタ14の様子を目視できるように透明素材により形成されている。このため、フィルタケース15からフィルタ14を出さなくても、フィルタ14の交換時期を目視により確認することができる。
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
○上記実施形態では、流体の流れを検出して、真空状態であるか否かを検出するために流量センサ13を備えたが、流体の圧力を検出する圧力センサを備えても良い。
○上記実施形態では、フィルタケース15を透明素材にて形成したが、透明素材でなくても良い。
○上記実施形態において、ユニット本体11の数は、8つであったが、任意に変更しても良い。
○上記実施形態では、フィルタカバー27に切り欠き部27aを設け、切り欠き部27aに配管ポート部材26を嵌め込むことにより、開口部20cに配管ポート部材26を取り付けつつ、開口部20cを閉塞するように構成されていた。この別例として、配管ポート部材を別の箇所に設置して、フィルタカバー27のみで開口部20cを閉塞するようにしても良い。例えば、図6に示すように、全ての開口部20cをフィルタカバー50で閉塞する。そして、フィルタ14により濾過された流体を再びベース部材16を通過させて、ベース部材16の端部から供給するようにしてもよい。
○上記実施形態では、支持部22とフィルタ室20の底部20aとの間に、バネ25を設置したが、設置しなくても良い。
○上記実施形態では、支持部22をフィルタ室20の底部20aに固定するために、抜け止めピン21を設けたが、なくてもよい。
○上記実施形態の配管ポート部材26は、フィルタ14の上方向(フィルタカバー27の平面に対して垂直方向)に向かって開口するように構成されていたが、配管ポート部材26の開口部の方向を任意に変更しても良い。例えば、図7(a)に示すように、配管ポート部材26の開口部55の方向を、横方向(フィルタカバー27の平面に対して水平方向)に向かって開口するように構成してもよく、図7(b)に示すように、配管ポート部材26の開口部56の方向を、フィルタカバー27の平面に対して斜め45度上方に向かって開口するように構成してもよい。
○上記実施形態において、ユニット本体11内に、供給ポート18からの圧縮流体の供給流量を制限するオリフィス又は流量制限弁を有する構成にしてもよい。
真空ユニットを示す斜視図。 フィルタカバーを取り外したときの真空ユニットを示す斜視図。 ユニット本体を示す回路図。 フィルタケースを示す断面図。 フィルタケース及びフィルタを示す分解斜視図。 フィルタケースの別例を示す斜視図。 (a)及び(b)は、配管ポート部材の別例を示す斜視図。
符号の説明
10…真空ユニット、11…ユニット本体、12…電磁弁、13…流量センサ、14…フィルタ、15…フィルタケース、16…ベース部材、17…真空ポート、18…供給ポート、20…フィルタ室、21…抜け止めピン、22…支持部、26…配管ポート部材、27…フィルタカバー、32…吸着手段。

Claims (4)

  1. 吸着手段に連結され、当該吸着手段から流体を吸入し、真空状態にすることによりワークを吸着させると共に、前記吸着手段に吸着されたワークが搬送された後、流体を前記吸着手段に対して排出することにより前記吸着手段からワークを離脱させるユニット本体が複数連結される真空ユニットにおいて、
    前記ユニット本体には、
    真空状態を作り出す負圧流体を供給する真空ポートと、
    真空状態を破壊する圧力流体を供給する供給ポートと、
    流体に含まれる塵埃を除去するフィルタを収容するフィルタケースと、
    真空ポートからの負圧流体の供給及び遮断を切り替えると共に、供給ポートからの圧力流体の供給及び遮断を切り替える切替手段と、を備え、
    前記各フィルタケースには、フィルタを交換するための開口部が形成されているとともに、当該開口部は、閉塞手段により閉塞されるように構成されており、
    前記フィルタケースの各開口部は、同方向に開口するように構成されており、複数の前記閉塞手段は、一体化されていることを特徴とする真空ユニット。
  2. 前記フィルタケースの底部には、前記フィルタを開口部方向へ押し出す弾性力を加える弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の真空ユニット。
  3. 前記閉塞手段は、前記フィルタケースの各開口部に取り付けられ、前記吸着手段と連結するための配管ポート部材と、前記フィルタケースの開口部が設けられた面全体を覆うフィルタカバーを備えており、
    前記フィルタカバーには、開口部に応じて切り欠き部が形成されている一方、前記配管ポート部材には、前記フィルタカバーの各切り欠き部と係合する係合部が形成されており、
    前記配管ポート部材は、当該切り欠き部と係合部を係合させることにより、前記フィルタカバーと共に前記フィルタケースに対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の真空ユニット。
  4. 前記フィルタケースは、収容しているフィルタの様子を目視できるように透明素材により形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の真空ユニット。
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