JP2016064450A - 切削ブレード交換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ワッシャー型の切削ブレードを容易に交換することのできる切削ブレード交換システムを提供する。
【解決手段】切削装置のスピンドルに固定されたブレードマウントに着脱可能に装着される切削ブレード60を交換する切削ブレード交換システムは、該切削ブレードの側面と接触する第1の面と、該第1の面の反対側の第2の面と、該第2の面から該第1の面に貫通した貫通穴64と、を有する固定フランジ62と、該切削ブレードと、該切削ブレードと該固定フランジとを吸着して保持する吸着面74と、一端が該吸着面に接続され他端が外部の吸引路80を介して吸引源に接続される吸引路78と、を有するブレード交換治具70と、該吸引路を開閉する電磁弁と、を備え、該切削ブレードを交換する際には、該ブレード交換治具の該吸着面で該固定フランジの該第2の面を吸着して該固定フランジを保持すると共に、該貫通穴を介して該切削ブレードを吸着して保持する。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を切削加工する切削装置の切削ブレードを交換するための切削ブレード交換システムに関する。
ダイシング装置等の切削装置は、一般的に、半導体ウエーハ等の被加工物を保持するチャックテーブルと、切削用の切削ブレードが装着された切削ユニットとを備えており、高速回転する切削ブレードを被加工物に切り込ませながら双方を相対移動させることによって、被加工物を切削加工する。
この切削ユニットは、高速回転可能なスピンドルの一端に、切削ブレードをフランジ等により挟持し、更に固定ナットを締結することにより切削ブレードをスピンドルに装着する構成である。
ところで、このような切削ブレードは、摩耗又は破損により、或いは被加工物の種類や切削加工の内容等に応じて適宜交換する必要があり、切削ブレードを作業者が交換する際の交換治具が例えば特許第5014892号公報で提案されている。また、切削ブレードの交換を自動的に実施するオートブレードチェンジャーが特許第2617876号に開示されている。
特許第5014892号公報 特許第2617876号公報
しかしながら、これらのブレード交換治具やオートブレードチェンジャーは、円形ハブを有する円板状の基台の一側面の外周部に切り刃が形成された所謂ハブブレードと呼ばれる切削ブレードを交換するためのものであり、ブレードの基台を把持する機構であるため、基台をもたない円環状砥石のみで形成されたワッシャー型の切削ブレードに対してはこれらのブレード交換治具やオートブレードチェンジャーを使用することができない。
従って、ワッシャー型の切削ブレードについては、切削ブレードの交換時期が来る度に作業者が手作業で交換を行う必要があり、誤って切り刃を破損したり、切り刃で指を切ったりする危険があり、作業効率低下の原因にもなっていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ワッシャー型の切削ブレードを容易に交換することのできる切削ブレード交換システムを提供することである。
本発明によると、切削装置のスピンドルに固定されたブレードマウントに着脱可能に装着される切削ブレードを交換する切削ブレード交換システムであって、切削ブレードの側面と接触する第1の面と、該第1の面の反対側の第2の面と、該第2の面から該第1の面に貫通した貫通穴と、を有する固定フランジと、該固定フランジの該第1の面に接触するように支持された切削ブレードと、該切削ブレードと該固定フランジとを吸着して保持する吸着面と、一端が該吸着面に接続され他端が吸引手段に選択的に接続される吸引路と、を有するブレード交換治具と、該吸引路を開閉する電磁弁と、を備え、該切削ブレードを交換する際には、該ブレード交換治具の該吸着面で該固定フランジの該第2の面を吸着して該固定フランジを保持すると共に、該貫通穴を介して該切削ブレードを吸着して保持することを特徴とする切削ブレード交換システムが提供される。
好ましくは、該ブレード交換治具の該吸着面には、該固定フランジの該第2の面の外径よりも小さい外径を有する第1のO−リングと、該第1のO−リングの内径よりも小さい外径を有する第2のO−リングとが所定の距離をおいて同心円状に配設され、該第1のO−リングと該第2のO−リングとで囲まれた領域には該吸引路に連通した吸引口が配設されており、該ブレード交換治具の該吸着面で該固定フランジの該第2の面を吸着する際に、該第1のO−リングと該第2のO−リングとの間に該固定フランジの該貫通穴が位置するように該第1のO−リングと該第2のO−リングとが位置づけられている。
好ましくは、該固定フランジと該切削ブレードとを、該切削ブレードが該固定フランジの第1の面に接触し該固定フランジが外側に位置した状態で保持する複数のブレード保持部を有するブレードラックを更に備え、該切削ブレードは第1の開口を有する円環状切削ブレードから構成され、該固定フランジは該第1の開口より小さい第2の開口を中心部に有し、該固定フランジの該第1の面には該切削ブレードの該第1の開口に挿入され該切削ブレードを該固定フランジと同心状に支持する凸部が形成されており、該ブレード保持部は、該切削ブレードの側面を支持する支持板と、該支持板に対して垂直に配設され該円環状切削ブレード及び該固定フランジが挿入される挿入部とを含み、該支持板には該切削ブレードが接触する部分に弾性部材が配設され、該挿入部には該固定フランジの通過を規制すると共に予め設定した値以上の力が加わった場合には該固定フランジの通過を許容するストッパーが配設され、該弾性部材と該ストッパーとの間に該切削ブレードの側面と該固定フランジの該第1の面とが接触した状態で保持する。
本発明の切削ブレード交換システムによると、切削ブレードを交換する際に、ブレード交換治具の吸着面で固定フランジの第2の面を吸着して固定フランジを保持すると共に、貫通穴を介して切削ブレードを吸着保持することができるので、ブレード交換治具で固定フランジと共に切削ブレードを吸着した状態で、スピンドルの先端部に固定されたブレードマウントに対して切削ブレード及び固定フランジを容易に着脱することができる。
本発明の切削ブレード交換システムに使用されるブレードラックを備えた切削装置の斜視図である。 ワッシャー型切削ブレードをスピンドルの先端に装着する様子を示す分解斜視図である。 図3(A)はワッシャー型切削ブレード及び固定フランジをブレードラックで支持する様子を示す分解斜視図、図3(B)はブレードラックでワッシャー状切削ブレード及び固定フランジを支持した状態の斜視図である。 ブレードラックでワッシャー型切削ブレード及び固定フランジを支持した状態の断面図である。 図5(A)はブレード交換治具の断面図、図5(B)は図5(A)に示すブレード交換治具の左側面図である。 ブレード交換治具でブレードラックに支持されたワッシャー型切削ブレード及び固定フランジを吸着保持する様子を示す断面図である。 ブレード交換治具でスピンドルに装着されていたワッシャー型の切削ブレード及び固定フランジを吸着保持する様子を示す断面図である。 ブレード交換治具でスピンドルに装着されていたワッシャー型の切削ブレード及び固定フランジを吸着保持する様子を示す斜視図である。 ブレード交換治具により使用済みの切削ブレードをブレードラックに戻し、未使用の切削ブレードを固定フランジと共にブレード交換治具により吸着保持する様子を示す斜視図である。 未使用の切削ブレードをブレード交換治具により固定フランジと共にブレードマウントに装着する様子を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の切削ブレード交換システムに使用されるブレードラックを備えた切削装置2の斜視図が示されている。4は切削装置2のベースであり、ベース4にはチャックテーブル6が回転可能且つ図示しない加工送り機構によりX軸方向に往復動可能に配設されている。
チャックテーブル6の周囲にはウォーターカバー8が配設されており、このウォーターカバー8とベース4に渡り、加工送り機構の軸部を保護するための蛇腹10が連結されている。
ベース4の後方には門型形状のコラム12が立設されている。コラム12にはY軸方向に伸長する一対のガイドレール14が固定されている。コラム12にはY軸移動ブロック16がボールねじ18と図示しないパルスモータとからなるY軸移動機構(割り出し送り機構)20により、ガイドレール14に案内されてY軸方向に移動可能に搭載されている。
Y軸移動ブロック16にはZ軸方向に伸長する一対のガイドレール22が固定されている。Y軸移動ブロック16上には、Z軸移動ブロック24がボールねじ26とパルスモータ28とからなるZ軸移動機構30により、ガイドレール22に案内されてZ軸方向に移動可能に搭載されている。
Z軸移動ブロック24には、切削ユニット32が取り付けられており、切削ユニット32のスピンドルハウジング34に撮像ユニット36が取り付けられている。
ベース4の前端側側方には、本発明の切削ブレード交換システムに使用されるブレードラック38が配設されている。図3に最もよく示されるように、ブレードラック38は切削ブレードの側面を支持する支持板40を備えており、支持板40には第1ブレード保持部42Aと第2ブレード保持部42Bが配設されている。
図2を参照すると、切削ユニット32の分解斜視図が示されている。切削ユニット32のブレードカバー34中に回転可能に収容されたスピンドル50の先端部には、ブレードマウント52が固定されている。
ブレードマウント52は、ボス部54と、ボス部54と一体的に形成されたフランジ部56を有しており、ボス部54には雄ねじ58が形成されている。60は全体が砥石(切り刃)からなるワッシャー型の切削ブレードであり、ダイアモンド砥粒をメタルボンド、レジンボンド、又はビトリファイドボンドで固めて形成されている。ワッシャー型の切削ブレード60は開口61を有している。
62は固定フランジであり、切削ブレード60と接触する第1の面62aと、第1の面62aと反対側の第2の面62bと、図4に示すように、第2の面62bから第1の面62aに貫通した複数の貫通穴64を有している。固定フランジ62は更に、ワッシャー型の切削ブレード60の開口61よりもその直径が小さな開口63を有している。
ワッシャー型の切削ブレード60をブレードマウント52のボス部54に挿入し、更に固定フランジ62をブレードマウント52のボス部54に挿入した後、固定ナット66をボス部54の雄ねじ58に螺合して締め付けることにより、ワッシャー型の切削ブレード60はブレードマウント52のフランジ部56と固定フランジ62に挟持されてスピンドル50の先端部に取り付けられる。
図3(A)を参照すると、ブレードラック38の支持板40には第1ブレード保持部42Aと第2ブレード保持部42Bが配設されている。第1ブレード保持部42Aと第2ブレード保持部42Bは同一構造であり、支持板40に立設した円筒状挿入部44と、環状弾性部材48とから構成される。
環状弾性部材48はゴム又はスポンジ等から形成されている。円筒状挿入部44には、固定フランジ62の通過を規制すると共に予め設定した値以上の力が加わった場合には固定フランジ62の通過を許容する複数のストッパー46が配設されている。
図3(B)を参照すると、第1ブレード保持部42Aの円筒状挿入部44にワッシャー型の切削ブレード60及び固定フランジ62を挿入した状態の斜視図が示されている。第2ブレード保持部42Bはなにも保持せず空のままの状態で示されている。
図4を参照すると、ブレードラック38の第1ブレード保持部42Aの円筒状挿入部44に固定フランジ62を挿入した状態の断面図が示されている。固定フランジ62の第1の面62aには、ワッシャー型の切削ブレード60の開口61の直径よりも僅かばかり小さな外径を有する環状凸部65が形成されており、この環状凸部65で切削ブレード60は固定フランジ62に同心状に支持され、固定フランジ62と反対側で環状弾性部材48に当接している。固定フランジ62の抜け出しはストッパー46により規制されている。
図5(A)を参照すると、ブレード交換治具70の断面図が示されている。図5(B)は図5(A)に示したブレード交換治具の左側面図である。ブレード交換治具70の本体72には吸引路78が形成されており、吸着面74に吸引路78に連通した吸引口76が開口している。ブレード交換治具70の吸引路78は外部の吸引路80を介して吸引源82に接続されており、吸引路80には電磁切替弁84が介装されている。
ブレード保持治具70は、第1及び第2ブレード保持部42A,42Bの円筒状挿入部44及びブレードマウント52のボス部54が挿入可能な凹部73を有しており、ブレード保持治具70の吸着面74には、固定フランジ62の第2の面62bの外径よりも小さい外径を有する第1のO−リング86と、第1のO−リング86の内径よりも小さい外径を有する第2のO−リング88が所定の距離を置いて同心円状に配設されており、第1のO−リング86と第2のO−リング88都で囲まれた領域には吸引路78に連通した吸引口76が配設されている。
次に、図6乃至図10を参照して、上述のように構成された本発明実施形態に係る切削ブレード交換システムの作用について説明する。切削ブレード60を交換するには、まず、図6(A)に示すように、ブレード交換治具70を矢印Y1方向に移動してブレードラック38の円筒状挿入部44をブレード交換治具70の凹部73中に挿入して、第1及び第2のO−リング86,88を固定フランジ62の第2の面62bに当接させる。
この状態で電磁切替弁84を連通位置に切り替えて吸引路78を吸引源82に接続すると、吸引口76に負圧が作用してブレード交換治具70の吸着面74で固定フランジ62の第2の面62bを吸着して、固定フランジ62を保持すると共に、貫通穴64を介して切削ブレード60も同時に吸着保持する。
この状態で図6(B)に示すように、ブレード保持治具70を矢印Y2方向に移動すると、ストッパー46に所定値以上の力がかかるためストッパー46は押し込まれて、ブレード交換治具70に吸着された固定フランジ62の通過が許容されて、固定フランジ62は切削ブレード60と共にブレードラック38の円筒状挿入部44から取り出される。
一方、ブレードマウント52に装着された切削ブレード60を固定フランジ62と共に取り外すには、図7(A)に示すように、ブレード交換治具70をY1方向に移動して吸着面74を固定フランジ62の第2の面62bに接触させる。
この状態で電磁切替弁84を連通位置に切り替えると、吸引口76に負圧が作用し、固定フランジ62は切削ブレード60と共にブレード交換治具70の吸着面74に吸着される。
この状態で、図7(B)に示すように、ブレード交換治具70を矢印Y2方向に移動すると、切削ブレード60を固定フランジ62と共にブレードマウント52から取り外すことができる。図8(A)は図7(A)に対応する状態の斜視図であり、図8(B)は図7(B)に対応する状態の斜視図である。
次に、図9を参照して、使用済みの切削ブレード60とブレードラック30に保持されている未使用の切削ブレード60とを交換する様子について説明する。まず、図9(A)に示すように、ブレード交換治具70で吸着した使用済みの切削ブレード60を矢印Y1方向に移動して、ブレードラック38の第2保持部42Bに装着する。
次いで、図9(B)に示すように、ブレードラック38の第1ブレード保持部42Aに保持されている未使用の切削ブレード60を固定フランジ62と共にブレード交換治具70で吸着して矢印Y2方向に移動することにより、未使用の切削ブレード60を固定フランジ62と共にブレードラック38の第1ブレード保持部42Aから取り外す。
このようにブレードラック38の第1ブレード保持部42Aから固定フランジ62と共に取り外した未使用の切削ブレード60は、図10(A)に示すように、ブレード交換治具70を矢印Y1方向に移動することにより、ブレードマウント52のボス部54に挿入され、図10(B)に示すように、ブレード交換治具70に作用する負圧を解除した後、ブレード交換治具70を矢印Y2方向に移動して、未使用の切削ブレード60を固定フランジ62と共にブレードマウント52のボス部54に装着する。
この後、固定ナット60をブレードマウント52のボス部54に形成された雄ねじ58に螺合して締め付けることにより、未使用の切削ブレード60はブレードマウント52のフランジ部56と固定フランジ62とで挟持されて、スピンドル52の先端部に取り付けられる。
上述した実施形態では、ブレード交換治具70を手で把持して切削ブレード60を固定フランジ62と共に交換する態様について説明したが、本発明の切削ブレード交換システムはオートブレードチェンジャーにも適用可能である。
2 切削装置
6 チャックテーブル
32 切削ユニット
34 スピンドルハウジング
38 ブレードラック
40 支持板
42A 第1ブレード保持部
42B 第2ブレード保持部
44 円筒状挿入部
46 ストッパー
48 環状弾性部材
50 スピンドル
52 ブレードマウント
54 ボス部
56 フランジ部
60 ワッシャー型の切削ブレード
62 固定フランジ
62a 第1の面
62b 第2の面
64 貫通穴
66 固定ナット
70 ブレード交換治具
74 吸着面
76 吸引口
82 吸引源
86 第1のO−リング
88 第2のO−リング

Claims (3)

  1. 切削装置のスピンドルに固定されたブレードマウントに着脱可能に装着される切削ブレードを交換する切削ブレード交換システムであって、
    切削ブレードの側面と接触する第1の面と、該第1の面の反対側の第2の面と、該第2の面から該第1の面に貫通した貫通穴と、を有する固定フランジと、
    該固定フランジの該第1の面に接触するように支持された切削ブレードと、
    該切削ブレードと該固定フランジとを吸着して保持する吸着面と、一端が該吸着面に接続され他端が吸引手段に選択的に接続される吸引路と、を有するブレード交換治具と、
    該吸引路を開閉する電磁弁と、を備え、
    該切削ブレードを交換する際には、該ブレード交換治具の該吸着面で該固定フランジの該第2の面を吸着して該固定フランジを保持すると共に、該貫通穴を介して該切削ブレードを吸着して保持することを特徴とする切削ブレード交換システム。
  2. 該ブレード交換治具の該吸着面には、該固定フランジの該第2の面の外径よりも小さい外径を有する第1のO−リングと、該第1のO−リングの内径よりも小さい外径を有する第2のO−リングとが所定の距離をおいて同心円状に配設され、該第1のO−リングと該第2のO−リングとで囲まれた領域には該吸引路に連通した吸引口が配設されており、
    該ブレード交換治具の該吸着面で該固定フランジの該第2の面を吸着する際に、該第1のO−リングと該第2のO−リングとの間に該固定フランジの該貫通穴が位置するように該第1のO−リングと該第2のO−リングとが位置づけられていることを特徴とする請求項1記載の切削ブレード交換システム。
  3. 該固定フランジと該切削ブレードとを、該切削ブレードが該固定フランジの第1の面に接触し該固定フランジが外側に位置した状態で保持する複数のブレード保持部を有するブレードラックを更に備え、
    該切削ブレードは第1の開口を有する円環状切削ブレードから構成され、該固定フランジは該第1の開口より小さい第2の開口を中心部に有し、該固定フランジの該第1の面には該切削ブレードの該第1の開口に挿入され該切削ブレードを該固定フランジと同心状に支持する凸部が形成されており、
    該ブレード保持部は、該切削ブレードの側面を支持する支持板と、該支持板に対して垂直に配設され該円環状切削ブレード及び該固定フランジが挿入される挿入部とを含み、該支持板には該切削ブレードが接触する部分に弾性部材が配設され、該挿入部には該固定フランジの通過を規制すると共に予め設定した値以上の力が加わった場合には該固定フランジの通過を許容するストッパーが配設され、該弾性部材と該ストッパーとの間に該切削ブレードの側面と該固定フランジの該第1の面とが接触した状態で保持することを特徴とする請求項2記載の切削ブレード交換システム。
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