JP2010022943A - 洗びん方法及び洗びん機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗びん機の排熱をCOを冷媒とする圧縮式ヒートポンプの熱源として利用し、該CO圧縮式ヒートポンプで製造した90℃前後の熱水を洗びん機の熱源として利用することにより、原油使用のボイラの稼動を減らし、経費節減と地球温暖化防止に寄与する。
【解決手段】複数の処理槽3〜9を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリア2を該複数の処理槽を通して洗浄する洗びん方法において、COを冷媒としたヒートポンプ装置41で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造し、該熱水を前記処理槽に貯留された処理液のうちまず高温側の処理液と熱交換し、次に該熱水を低温側の処理液と順々に熱交換させることにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、既設の洗びん機に適用が容易であり、洗びん機の運転に必要な熱量をCOを冷媒とする給湯用ヒートポンプシステムで供給するようにして、重油等の使用量を節減可能にした洗びん方法及び洗びん機に関する。
近年では缶入り容器やPET容器が普及し、また、24時間営業のコンビニエンスストアの定着で、びん入り飲料の市場は下降気味である。しかし、依然として牛乳の宅配事業や居酒屋においては需要が見込まれている。
現在、ビールや乳業等の飲料業界において、リターナブル商品のびん詰め製品は、市場から使用済みびん容器として回収され、洗びん機による洗浄工程を経て再利用される。洗びん機において、使用済みびん容器は80℃前後の熱水の浸漬槽の中で洗剤の化学的作用とジェット流の物理的作用によって洗浄される。
浸漬槽の加熱にはボイラによるスチームが使用されているが、地球温暖化防止の観点や、原油価格の高騰のため、重油を主としたエネルギ使用量の削減が課題になっている。
飲料工場において使用されている洗びんシステムを図3に示す。図3において、現状の洗びんシステム01は、洗びん機本体Aと、図示されていない加熱用ボイラが使用されている。洗びん機本体Aは、浸漬槽とスプレージェットノズルからなる洗浄部Bと、びん容器を搬送する無端帯に架装されたキャリア02とから構成されている。洗びん機本体Aの前後には、使用済みびん容器bを供給する給びん部03と、洗浄後のびん容器bを次工程の充填工程に送る排びん部04が設けられる。
洗浄部Bは、入口側から、予備洗浄槽05、予熱槽06、第1洗浄槽07、第2洗浄槽08、第3洗浄槽09、予冷槽010、すすぎ槽011の順で直列に配置されている。予備洗浄槽05〜予冷槽010には、各槽の処理液の液面下に熱交換器012〜017が配置されており、該熱交換器に図示しない加熱用ボイラからスチーム管018を通してスチームsが供給され、各槽に貯留された水又は洗浄液等の処理液は設定温度範囲に加温維持される。第1〜第3洗浄槽07〜09には、NaOH水溶液等の苛性溶液からなる洗浄液が貯留されている。
使用済みびん容器bは、まず、予備洗浄槽05でびん容器bの汚れを水で洗浄軟化される。次に予熱槽06では、急激な加温により割れを起こさないために、50℃前後の温水で予熱される。予熱されたびん容器bは、第1〜第3洗浄槽07〜09で苛性溶液に浸漬される。第1洗浄槽07及び第2洗浄槽08は、濃度3〜4wt%で75℃〜80℃の苛性溶液が収容され、第3洗浄槽09は、濃度0.2〜2wt%で50℃〜65℃の苛性溶液が収容されている。
予冷槽010及びすすぎ槽011には、20℃以下の清水wが貯留されている。予冷槽010は、25℃前後となるように加熱維持されるため、熱交換器017でスチームsによって加熱される。
このように洗びんシステム01においては、各洗浄槽を高温に維持するためのスチームsと洗浄後のびん容器bを常温に冷却するための清水wが用いられている。スチームsは戻り管019を通して還流され、再びボイラで加熱されるが、清水wは昇温後温排水として排出されている。
このように、洗びん機において、スチームによる加熱と清水による冷却を有効に活用することで、リターナブル商品のシステム全体の熱効率を向上できるという利点がある。
特許文献1(特開平5−161887号公報)には、びんを洗浄槽で高温苛性溶液で洗浄した後、清水によるすすぎの前にびんの内外に熱水を噴射させて洗浄性能の向上を可能にした洗びん機が開示されている。
また、特許文献2(特公昭60−23831号公報)には、麦汁を急冷するビール仕込工程用冷却装置において、麦汁の高温側から吸収式冷凍機の熱源を得て、麦汁の低温側を吸収式冷凍機の熱吸収部で冷却するシステムが開示されている。
特開平5−161887号公報 特公昭60−23831号公報
特許文献2に開示されているように、加熱および冷却を行うプロセスにおける温排水を有効に活用してシステム全体の熱効率を向上させるために、ヒートポンプシステムが加熱と冷却を伴なうシステムで利用されている。
特許文献1に開示されているように、洗びん機は苛性洗浄槽を高温(約70℃)に維持するため、80℃以上の熱源が要求される。洗びん機を使用する飲料工場においても、蒸気製造単価が高騰してきており、生産設備におけるユーティリティの効率化およびエネルギ原単位の低減が求められている。しかし、従来、圧縮式ヒートポンプにおいては、高効率で80℃以上の高温を取り出すことが難しいため、圧縮式ヒートポンプを洗びん機に適用する提案はされていなかった。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、洗びん機の排熱をCOを冷媒とする圧縮式ヒートポンプの熱源として利用すると共に、該CO圧縮式ヒートポンプで90℃前後の熱水を製造し、この熱水を洗びん機の熱源として利用することにより、原油価格の変動を受けるボイラの稼動を減らして、地球温暖化防止に寄与する熱利用システムを実現することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の洗びん機への熱供給方法は、
複数の処理槽を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリアを該複数の処理槽を通して洗浄するようにした洗びん方法において、
COを冷媒としたヒートポンプ装置で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造し、
該熱水を各処理槽に貯留された処理液のうちまず高温側の処理液と熱交換し、次に該熱水を低温側の処理液と順々に熱交換させることにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するようにしたものである。
洗びん機では、洗浄槽内の洗浄液の液温を最高80℃前後とする必要があるが、本発明方法では、COを冷媒としたヒートポンプ装置を用い、圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃、好ましくは85〜95℃の熱水を製造可能である。この熱水を複数の処理槽に貯留された処理液と、高温側の処理液から順々に熱交換させるようにする。これによって、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱することができる。なお、このヒートポンプ装置による処理液の加熱と、従来の蒸気による処理液の加熱方式とを併用してもよい。
これによって、洗びん機で使用する蒸気量を低減でき、蒸気を製造するために必要な重油使用量を低減できる。そのため、地球温暖化防止に寄与することができる。
COを冷媒とした給湯用ヒートポンプでは、被加熱水の加熱温度差を大きく取るほうが熱効率を向上できる。そのため、本発明方法では、ヒートポンプ装置で製造した熱水と処理液との熱交換の最終工程で、複数の処理槽のうち洗浄槽のキャリア移動方向下流側に配置された予冷槽に貯留された予冷水と、熱水とを熱交換させて該熱水の温度を低下させた後、該低温熱水をヒートポンプ装置に戻すようにようにするとよい。
熱水の温度を低下させてヒートポンプ装置に戻すことで、ヒートポンプ装置の熱効率を向上できる。
また、本発明方法において、複数の処理槽のうち最終段の洗浄槽の洗浄液とヒートポンプ装置の蒸発工程下のCO冷媒又は蒸発工程下のCO冷媒に蒸発潜熱を与えるブラインとを熱交換させることにより、該洗浄液の保有熱をCO冷媒の蒸発潜熱として供給するとよい。
これによって、ヒートポンプ装置の蒸発器の蒸発潜熱として、キャリア搬送方向下流側に配置された洗浄槽の洗浄液の保有熱を利用できると共に、該洗浄槽の洗浄液の液温を低下させて、前段の洗浄槽に対して下降した温度勾配を形成できる。これによって、該洗浄槽でびん容器の温度を低下させて、予冷槽に搬送できるので、びん容器の急激な温度低下を防止でき、びん容器の割れを防止できる。
前記本発明方法の実施に直接使用可能な本発明の洗びん機は、
複数の処理槽を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリアを該複数の処理槽を通して洗浄するようにした洗びん機において、
COを冷媒とするヒートポンプ装置と、該ヒートポンプ装置で製造した熱水を貯留する貯湯槽と、該貯湯槽に貯留された熱水を取り出してヒートポンプ装置又は貯湯槽に戻す循環路とを備え、
該ヒートポンプ装置で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造すると共に、
該熱水を前記複数の処理槽に貯留された処理液のうち高温側処理液と熱交換する熱交換器を該熱水循環路の上流側に介設し、該熱水を低温側処理液と熱交換させる熱交換器を該熱交換器の下流側に順々に介設することにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するように構成したものである。
本発明の洗びん機では、ヒートポンプ装置で製造した75〜100℃、好ましくは85〜95℃の熱水を一旦貯湯槽に貯留する。そして、貯湯槽に接続された循環路に該熱水を循環させる。該循環路には、上流から下流に向かって、複数の処理槽に貯留された処理液と高温側の処理液から順々に熱交換させる複数の熱交換器が介設されているので、熱水の保有する熱量によって、高温側の洗浄液から順々に加熱することができる。こうして、複数の処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱することができる。
なお、本発明装置において、ヒートポンプ装置による処理液の加熱と、従来の蒸気による洗浄液の加熱方式とを併用してもよい。
本発明の洗びん機によれば、COを冷媒としたヒートポンプ装置により、75〜100℃、好ましくは85〜95℃の高温の熱水を製造できるので、複数の処理槽に貯留された処理液を夫々設定温度に加熱することができる。そのため、加熱用の蒸気量及び蒸気を製造するための重油の使用量を節減することができる。
本発明装置において、複数の処理槽に蒸気配管を配設して、各処理槽の処理液を蒸気で加熱し、該蒸気配管の下流側端を貯湯槽に導設して、処理液加熱後の蒸気ドレンを該貯湯槽に排出するように構成するとよい。
これによって、蒸気ドレンの保有熱を有効利用できると共に、貯湯槽に貯留された処理液の放熱による温度低下を防止できる。
本発明装置において、複数の処理槽のうち洗浄槽のキャリア移動方向下流側に予冷槽を設け、前記複数の熱交換器のうち熱水循環路の最下流側に設けられる熱交換器を、熱水と該予冷槽に貯留された予冷水とを熱交換させる熱交換器とし、該熱交換器で冷却した低温熱水をヒートポンプ装置に戻すように構成するとよい。
これによって、熱水の温度を低下させてヒートポンプ装置に戻すことで、ヒートポンプ装置の熱効率を向上できる。
本発明方法によれば、複数の処理槽を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリアを該複数の処理槽を通して洗浄するようにした洗びん方法において、COを冷媒としたヒートポンプ装置で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造し、該熱水を各処理槽に貯留された処理液のうちまず高温側の処理液と熱交換し、次に該熱水を低温側の処理液と順々に熱交換させることにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するようにしたことにより、ボイラの稼動がなくても、各処理槽の処理液を夫々設定温度に維持することができる。
これにより、重油等の化学エネルギの使用量を削減でき、地球温暖化を防止できる。また、給水を給湯用ヒートポンプで加熱し循環して使用するので、運転中給水をほとんど必要としない。また、従来の蒸気による加熱方式と比べて、熱効率の向上が可能となる。
また、本発明装置によれば、複数の処理槽を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリアを該複数の処理槽を通して洗浄するようにした洗びん機において、COを冷媒とするヒートポンプ装置と、該ヒートポンプ装置で製造した熱水を貯留する貯湯槽と、該貯湯槽に貯留された熱水を取り出してヒートポンプ装置又は貯湯槽に戻す循環路とを備え、該ヒートポンプ装置で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造すると共に、該熱水を前記複数の処理槽に貯留された処理液のうち高温側処理液と熱交換する熱交換器を該熱水循環路の上流側に介設し、該熱水を低温側処理液と熱交換させる熱交換器を該熱交換器の下流側に順々に介設することにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するように構成したことにより、前記本発明方法と同様の作用効果を得ることができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
本発明の一実施形態を図1に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る洗びん機IとCOを冷媒とした給湯用ヒートポンプシステムIIが組み合わされた洗びんシステムの全体構成図である。
図1において、洗びん機本体1には、複数の処理槽が直列に配置されている。これらの処理槽を通過するように、多数のびん容器(図示略)を担持して搬送する無端帯のキャリア2が配置されている。キャリア2は矢印a方向に移動する。
前記複数の浸漬槽は、キャリア2の入口側から順に、予洗槽3、予熱槽4、第1洗浄槽5、第2洗浄槽6、第3洗浄槽7、予冷槽8、及びすすぎ槽9の順で配置されている。キャリア2に担持されたびん容器は、これらの槽を通過して洗浄及びすすぎ洗いされる。
図示しないボイラで製造されたスチームsは、スチーム管11を経て、予洗槽3から予冷槽8までの各槽に配置された枝管に分岐し、各枝管には熱交換器13〜18が設けられている。これら熱交換器で各槽内に貯留された水又は洗浄液を加熱する。水又は洗浄液を加熱して熱量を奪われた後の蒸気ドレンは、ドレン排出管12を経て後述する貯湯槽42に排出される。
まず、予洗槽3では、びん容器の汚れを予洗槽3に貯留された水で洗浄軟化させる。予洗槽3内の水を配管21を通してポンプPで汲み上げ、該予洗水を予洗槽3上部のキャリア2の上下に配置されたノズル22からキャリア2で搬送されるびん容器に噴射することで、予備洗浄する。
次に、びん容器を予熱槽4内の50℃の温水に浸漬し、急激な加温によりびん容器に割れを起さないように予熱する。
予熱されたびん容器は、濃度3〜4wt%で75℃の高温苛性溶液が収容された第1洗浄槽5及び第2洗浄槽6と、濃度0.2〜2wt%で65℃の高温苛性溶液が収容された第3洗浄槽7に浸漬され、苛性溶液の化学的作用及び熱的作用により洗浄される。
第2洗浄槽6と第3洗浄槽7の境界付近では、苛性溶液の液面上方にキャリア2が配置され、キャリア2の周囲に複数のノズル23が配置されている。ポンプPにより苛性溶液が配管24を通してノズル23に苛性溶液が供給される。ノズル23から苛性溶液がびん容器に向けて噴射され、苛性溶液のジェット流による物理的作用によって、びん容器が洗浄される。
予冷槽8及びすすぎ槽9には清水供給管26及び27を介して20℃以下の清水wが供給される。予冷槽8内の清水wは、熱交換器18で蒸気の熱により25℃の温水に加温される。予冷槽8及びすすぎ槽9では、これら槽の上方にキャリア2が配置されている。予冷槽8の上方では、キャリア2の上下に複数のノズル28が配置されている。ポンプPにより配管29を通して、予冷槽8内の温水がノズル28に供給される。ノズル28からキャリア2で搬送されるびん容器に向けて25℃の温水が噴射されて予冷される。
すすぎ槽9の上方では、キャリア2の上下に複数のノズル31が配置され、すすぎ槽9内の清水wがポンプPにより配管32を通してノズル31に供給され、ノズル31からびん容器に清水wを噴射して、びん容器のすすぎを行なう。ノズル31の下流側では、清水供給管25と清水供給管25に接続されたノズル30が配置され、清水wを清水供給管25を通してノズル30から清水wをびん容器に噴射して最後のすすぎを行なう。
このように、キャリア2は、予洗槽3から第2洗浄槽6までは、段階的に昇温する温度勾配を有する温水又は苛性溶液を通り、第3洗浄槽7からすすぎ槽9までは、段階的に降温する温度勾配を有する苛性溶液又は清水wを通るように構成されている。これによって、びん容器の急激な加熱又は冷却を避けて、びん容器の割れを防止している。
給湯用ヒートポンプシステムIIは、COを冷媒とする給湯用ヒートポンプ41と、貯湯槽42を備えている。給湯用ヒートポンプ41では、圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応したCO冷媒の循環量を設定することにより、90〜95℃の熱水を製造可能である。
図2に、COを冷媒とするヒートポンプ装置のモリエル線図を示す。図2において、α及びβはヒートポンプサイクルの例を示す。例えば、圧縮機の吐出圧力を10〜15MPaに設定することにより、90〜95℃の熱水を製造可能である。
給湯用ヒートポンプ41で製造した90〜95℃の熱水は、貯湯槽42に貯留される。貯湯槽42には、貯湯槽42に貯留された熱水を取り出し循環させて給湯用ヒートポンプ41に戻す循環路43が接続されている。循環路43にはポンプPが介設されて、熱水を矢印b方向に循環させる。
熱水循環路43には、熱水の流れ方向上流側から順に、熱交換器44〜46が介設されている。第1洗浄槽5には、第1洗浄槽5内の苛性溶液を熱交換器44まで導出して第1洗浄槽5に戻す循環路47が設けられている。循環路47にポンプPが介設されて、第1洗浄槽5内の苛性溶液を矢印c方向に循環させる。そして、熱交換器44で熱水循環路43を流れる熱水と第1洗浄槽5内の苛性溶液とを熱交換するように構成されている。
予熱槽4には、予熱槽4内の苛性溶液を熱交換器45まで導出して予熱槽4に戻す循環路48が設けられている。循環路48にポンプPが介設されて、予熱槽4内の温水を矢印c方向に循環させる。そして、熱交換器45で熱水循環路43を流れる熱水と予熱槽4内の温水とを熱交換するように構成されている。
予冷槽8には、予冷槽8内の水を熱交換器46まで導出する循環路49が設けられており、循環路49にポンプPが介設されて、予熱槽4内の温水を矢印d方向に循環させる。そして、熱交換器46で熱水循環路43を流れる熱水と予冷槽8内の水とを熱交換するように構成されている。
給湯用ヒートポンプ41には、給湯用ヒートポンプ41の図示しない蒸発器に接続されて、該蒸発器でCO冷媒に蒸発潜熱を与えるブライン(熱源水)の循環路51が配設されている。ブライン循環路51にポンプP11が介設されて、ブライン(熱源水)を矢印e方向に循環している。ブライン循環路51には、熱交換器53が介設されている。第3洗浄槽7には、第3洗浄槽7内の苛性溶液を熱交換器53まで導出した後第3洗浄槽7に戻す循環路52が設けられている。循環路52にポンプPが介設されて、第3洗浄槽7内の苛性溶液を矢印f方向に循環させる。熱交換器53でブライン循環路51内の熱源水と予冷槽8内の温水とを熱交換し、該熱源水で該温水を冷却し、後工程の予冷の負荷を軽減する構成となっている。
図1に示すように、ブライン循環路51を循環する熱源水は、給湯用ヒートポンプ41の蒸発器に蒸発潜熱を採熱されて17℃となり、熱交換器53で予冷槽8内の温水と熱交換して加熱され22℃となる。
清水供給管26は、三方弁54を介して熱水循環路43に接続されている。循環路43にポンプP10が介設され、ポンプP10によって、熱水循環路43を循環する熱水又は清水供給管26の清水wを選択的に給湯用ヒートポンプ41に供給できる構成となっている。
かかる構成の本実施形態において、貯湯槽42から90℃の熱水が熱水循環路43に供給されて、熱水循環路43を循環する。該熱水が熱水循環路43を循環する間に、まず、熱交換器44で第1洗浄槽5の苛性溶液と熱交換して、該苛性溶液を加熱し、該苛性溶液の温度を75℃に保持させる。ここで、熱水は77℃に降温する。
次に、熱水は、熱交換器45で予熱槽4内の温水と熱交換し、該温水を加熱して、該温水の温度を50℃に保持する。ここで、熱水は65℃に降温する。
次に、熱水は、熱交換器46で予冷槽8の温水と熱交換し、該温水を加熱して、該温水の温度を25℃に保持する。すすぎ槽9から予冷槽8にオーバーフロー水が流入し、該オーバーフロー水により予冷槽8の温水の温度が低下するが、該温水は熱交換器46で熱水により25℃となるように加熱される。熱交換器46の出口で、熱水は35℃に降温する。35℃に降温した熱水は、給湯用ヒートポンプ41に戻り、給湯用ヒートポンプ41で90〜95℃に再加熱されて貯湯槽42に貯留される。なお、貯湯槽42に貯留された熱水の量が少なくなったら、三方弁54を切り替えて、清水wを補給するようにする。
本実施形態によれば、給湯用ヒートポンプシステムIIで製造した熱水により、予冷槽8内の温水、第1洗浄槽5内の苛性溶液、及び予冷槽8内の温水を夫々設定温度に保持するようにしたので、洗びん機Iの稼動時はボイラスチームを不要とし、かつ該ボイラの燃料となる重油の消費を削減することができる。
また、洗びん機Iの予冷槽8内の温水の保有熱を給湯用ヒートポンプシステムIIの蒸発器の蒸気熱源として利用するので、システム全体の熱効率を向上できる。
また、洗びん機Iの予冷槽8内の温水の保有熱を給湯用ヒートポンプシステムIIの熱源として利用することにより、第3洗浄槽7内の苛性溶液の液温を第2洗浄槽6内の苛性溶液の液温より低下させることができるので、冷却水等の供給を必要とせず、予冷槽8に向けて下降した温度勾配を形成できる。
また、貯湯槽42から出た熱水を3台の熱交換器44〜46を経ることによって、35℃前後の低温として、給湯用ヒートポンプ41に戻すことができるので、給湯用ヒートポンプ41の熱効率を向上できる。
このようにして、本実施形態では、既設の洗びん機Iに貯湯槽を設けたCO給湯用ヒートポンプシステムIIを容易に組み込むことができ、既設洗びん機の改造が容易である。
また、スチームsが各槽の水又は洗浄液を加熱して熱量を奪われた後の蒸気ドレンは、ドレン排出管12を経て後述する貯湯槽42に排出されるので、蒸気ドレンの保有熱により貯湯槽4に貯留された熱水の放熱を防止でき、該熱水の温度を安定化できる。
次に、本実施形態の洗びんシステムにおけるエネルギコストの削減額を具体的に示す。洗びんシステムIは、びん容器24,000本/hの処理能力を有する場合、約490kg/hの蒸気を消費する。一方、給湯用ヒートポンプシステムIIから洗びんシステムI側に与える熱は、Q=70,400kcal/h(熱水90℃→35℃、1.28m/hとする)である。蒸気のエンタルピを500kcal/kgとすると、70,400÷500=140.8kgの蒸気消費に相当する。
つまり、490kgの消費蒸気のうち、140.8kgは電気エネルギによる熱で賄ったことになる。また、重油の単価をA重油;70円/L(リットル)とし、1Lの重油から蒸気をつくる蒸気倍率を仮に14.2とすると(14.2kg蒸気/L重油)、次のように計算できる。
従来の蒸気加熱方式の蒸気燃料費;490kg÷14.2×70=2,415円/h(1)
本実施形態での蒸気消費量;349.2kg÷14.2×70=1,721円/h (2)
従来方式で第3洗浄槽7の苛性溶液の冷却に使用される冷却水は、17℃給水で、苛性溶液が65℃でバランスしたとすると、0.55m/hの水が消費される。水の単価が330円/m(上下水処理を含む)とした場合、
0.55×330=181.5円/h (3)
となる。従って、従来方式のエネルギコストは、
(1)+(3)=2597円/h (A)
となる。
一方、本実施形態では電力を代わりに使用する。給湯用ヒートポンプ41の消費電力は26kwhであり、ポンプなどの補機の消費電力は2.4kwhとすると、合計28.4kwhとなる。電力単価を平均15円/kwhとすると、電力使用コストは、
28.4kwh×15円=426円/kwh (4)
となる。従って、本実施形態で消費するエネルギコストは、
(2)+(4)=2,147円/h (B)
となる。従って、(A)−(B)=450円/hが本実施形態のコスト低減額となる。
これを360日、15時間/日で稼動すると、2,430,000円/年のコスト低減額となる。
本発明によれば、洗びん機にCOを冷媒とした給湯用ヒートポンプシステムを組み込むことにより、冷熱と温熱を同時供給の多機能システムとして、重油等の消費を削減して、地球温暖化防止に貢献でき、洗びん機だけでなく、冷熱と温熱とを必要とする飲料業界に広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る洗びんシステムの全体構成図である。 COを冷媒とした給湯用ヒートポンプサイクルのモリエル線図である。 従来のボイラのみの熱源による洗びんシステムの全体構成図である。
符号の説明
I 洗びん機
II 給湯用ヒートポンプシステム
2 キャリア
3 予洗槽
4 予熱槽
5 第1洗浄槽
6 第2洗浄槽
7 第3洗浄槽
8 予冷槽
9 すすぎ槽
11 スチーム管
12 ドレン排出管
13〜18 熱交換器
25〜27 清水供給管
41 給湯用ヒートポンプ
42 貯湯槽
43 熱水循環路
44〜46,53 熱交換器
51 ブライン循環路
使用済みびん容器
洗浄後のびん容器

Claims (6)

  1. 複数の処理槽を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリアを該複数の処理槽を通して洗浄するようにした洗びん方法において、
    COを冷媒としたヒートポンプ装置で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造し、
    該熱水を各処理槽に貯留された処理液のうちまず高温側の処理液と熱交換し、次に該熱水を低温側の処理液と順々に熱交換させることにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するようにしたことを特徴とする洗びん方法。
  2. 前記熱交換の最終工程で、前記複数の処理槽のうち洗浄槽のキャリア移動方向下流側に配置された予冷槽に貯留された予冷水と、前記熱水とを熱交換させて該熱水の温度を低下させた後、
    該低温熱水をヒートポンプ装置に戻すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の洗びん方法。
  3. 前記複数の処理槽のうち最終段の洗浄槽の洗浄液とヒートポンプ装置の蒸発工程下のCO冷媒又は蒸発工程下のCO冷媒に蒸発潜熱を与えるブラインとを熱交換させることにより、該洗浄液の保有熱をCO冷媒の蒸発潜熱として供給するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の洗びん方法。
  4. 複数の処理槽を処理液の液温が入口側から段階的に昇温した後段階的に降温するように配置し、多数のびん容器を搬送する無端状のキャリアを該複数の処理槽を通して洗浄するようにした洗びん機において、
    COを冷媒とするヒートポンプ装置と、該ヒートポンプ装置で製造した熱水を貯留する貯湯槽と、該貯湯槽に貯留された熱水を取り出してヒートポンプ装置又は貯湯槽に戻す循環路とを備え、
    該ヒートポンプ装置で圧縮機の吐出圧力及びガスクーラでの熱交換エネルギに対応した冷媒循環量を設定することにより、75〜100℃の熱水を製造すると共に、
    該熱水を前記複数の処理槽に貯留された処理液のうち高温側処理液と熱交換する熱交換器を該熱水循環路の上流側に介設し、該熱水を低温側処理液と熱交換させる熱交換器を該熱交換器の下流側に順々に介設することにより、各処理槽の処理液を夫々設定温度に加熱するように構成したことを特徴とする洗びん機。
  5. 前記複数の処理槽に蒸気配管を配設して、各処理槽の処理液を蒸気で加熱し、該蒸気配管の下流側端を貯湯槽に導設して、処理液加熱後の蒸気ドレンを該貯湯槽に排出するように構成したことを特徴とする請求項4に記載の洗びん機。
  6. 前記複数の処理槽のうち洗浄槽のキャリア移動方向下流側に予冷槽を設け、前記複数の熱交換器のうち熱水循環路の最下流側に設けられる熱交換器を、熱水と該予冷槽に貯留された予冷水とを熱交換させる熱交換器とし、
    該熱交換器で冷却した低温熱水をヒートポンプ装置に戻すように構成したことを特徴とする請求項4に記載の洗びん機。
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