JP6123870B2 - 殺菌処理ライン及びその浄化方法 - Google Patents
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行われている(例えば、特許文献1の第0003段落参照。)。
また、一実施形態にかかる本発明は、製品液を各々貯留する上流側タンク(16)と下流側タンク(17)との間が製品液を移送する導管(18)で接続され、この導管(18)の中間部に製品液を殺菌する高温加熱部(21)が設けられ、上記上流側タンク(16)から上記高温加熱部(21)へと至る上記導管(18)に製品液を段階的に加熱する加熱部(22,23)が一段又は複数段設けられ、上記高温加熱部(21)から上記下流側タンク(17)へと至る上記導管(18)に製品液を段階的に冷却する冷却部(24,25,26)が一段又は複数段設けられてなる殺菌処理ラインについて、製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の加熱部(23)から同じく製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の冷却部(24)に至る間の中間配管系(A,B)を複数本並列して設け、上記上流側タンク(16)から上記下流側タンク(17)へ移送される製品液に対する殺菌処理と、CIP及び陽圧保持処理とを、上記並列する複数本の中間配管系(A,B)間で切り換えて行う殺菌処理ラインの浄化方法を採用する。
また、一実施形態にかかる本発明は、製品液を各々貯留する上流側タンク(16)と下流側タンク(17)との間が製品液を移送する導管(18)で接続され、この導管(18)の中間部に製品を滅菌する高温加熱部(21)が設けられ、上記上流側タンク(16)から上記高温加熱部(21)へと至る上記導管(18)に製品液を段階的に加熱する加熱部(22,23)が一段又は複数段設けられ、上記高温加熱部(21)から上記下流側タンク(17)へと至る上記導管(18)に製品液を段階的に冷却する冷却部(24,25,26)が一段又は複数段設けられてなる殺菌処理ラインにおいて、製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の加熱部(23)から同じく製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の冷却部(24)に至る間の中間配管系(A,B)が複数本並列して設けられ、上記上流側タンク(16)から上記下流側タンク(17)へ移送される製品液に対する殺菌処理と、CIP及び陽圧保持処理とが、上記並列する複数本の中間配管系(A,B)間で切り換えて行われるようにした構成を採用する。
CIP装置20の作動によって、CIPに関するバルブが開操作され、図2中、中太線で示すように、二つの中間配管系P,Qを含む全導管18,19内を洗浄液や水が循環する。これにより、全殺菌処理ラインについてCIPが行われる。
殺菌処理ライン内のバルブ27b,28b等所定のバルブが切り替えられることで、一方の中間配管系Pが殺菌処理ラインに導通せしめられ、他方の中間配管系Q内と第二の導管19内が、図3中、中太線で示すように、無菌エアによって陽圧に保持され、無菌状態が維持される。
上記一方の中間配管系Pを含む殺菌処理ラインで製品液を殺菌する際、殺菌処理と充填機による充填作業が長時間にわたると、この中間配管系Pの導管18や加熱部23a等の内部で製品液が焦げ付く場合がある。
上記他方の中間配管系Qを経由する製品液の殺菌処理の間、図5中、中太線で示すように、焦げ付きが発生した一方の中間配管系Pについて、CIP装置20の作動によって、殺菌処理ラインの所定のバルブが操作され、図5中、中太線で示すように、その中間配管系Pについて洗浄液や水が流されることでCIPが行われる。
図6に示した他方の中間配管系Qを含む殺菌処理ラインでの殺菌処理と充填機による充填作業が長時間にわたると、この中間配管系Qの導管内で製品液が焦げ付く場合がある。
上記一方の中間配管系Pを経由する製品液の殺菌処理の間、図8中、中太線で示すように、焦げ付きが発生した他方の中間配管系Qについて、CIP装置20の作動によって、殺菌処理ラインの所定のバルブが操作され、図8中、中太線で示すように、その中間配管系Qについて洗浄液や水が流されることでCIPが行われる。続いて、要すればSIP装置31の作動によって、蒸気や熱水が流されることでSIPが行われる。CIP又はSIPの後、陽圧保持装置の作動によって、中間配管系Qに無菌エアが注入されてこの中間配管系Q内が陽圧に保持され、無菌状態が維持される。
17…下流側タンク
18…導管
21a,21b…高温加熱部
22,23a,23b…加熱部
24a,24b,25,26…冷却部
P,Q…中間配管系
Claims (2)
- 製品液を各々貯留する上流側タンクと下流側タンクとの間が製品液を移送する導管で接続され、この導管の中間部に製品液を殺菌する高温加熱部が設けられ、上記上流側タンクから上記高温加熱部へと至る上記導管に製品液を段階的に加熱する加熱部が一段又は複数段設けられ、上記高温加熱部から上記下流側タンクへと至る上記導管に製品液を段階的に冷却する冷却部が一段又は複数段設けられてなる殺菌処理ラインについて、製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の加熱部から同じく製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の冷却部に至る間の中間配管系を複数本並列して設け、上記上流側タンクから上記下流側タンクへ移送される製品液に対する殺菌処理と、CIP及び陽圧保持処理とを行うにあたり、上記並列する複数本の中間配管系間を切り替えて行うとともに、前記中間配管系の上流および下流に位置する導管内に蒸気又は無菌水を入れることで流路を遮断し、当該中間配管系内の製品液に製品液以外の流体が混入するのを防止することを特徴とする殺菌処理ラインの浄化方法。
- 製品液を各々貯留する上流側タンクと下流側タンクとの間が製品液を移送する導管で接続され、この導管の中間部に製品を滅菌する高温加熱部が設けられ、上記上流側タンクから上記高温加熱部へと至る上記導管に製品液を段階的に加熱する加熱部が一段又は複数段設けられ、上記高温加熱部から上記下流側タンクへと至る上記導管に製品液を段階的に冷却する冷却部が一段又は複数段設けられてなる殺菌処理ラインにおいて、製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の加熱部から同じく製品液に焦付きを生じ得る温度範囲内にある段の冷却部に至る間の中間配管系が複数本並列して設けられ、上記上流側タンクから上記下流側タンクへ移送される製品液に対する殺菌処理と、CIP及び陽圧保持処理と行うにあたり、上記並列する複数本の中間配管系間が切り替えてられるとともに、前記中間配管系の上流および下流に位置する導管内に蒸気又は無菌水を入れることで流路を遮断し、当該中間配管系内の製品液に製品液以外の流体が混入するのを防止することを特徴とする殺菌処理ライン。
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