JP2020179942A - 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不必要にCIP洗浄を行なうことなく加熱殺菌システム内を洗浄する。【解決手段】加熱殺菌システムの洗浄方法は、加熱殺菌システム内に洗浄液またはリンス液からなる流体を流す工程と、第2段加熱部13に熱水を供給して第2段加熱部13を加熱する工程と、流体の第2段加熱部13の流体入口と流体出口の流体温度を測定するとともに、熱水の第2段加熱部13の媒体入口と媒体出口の媒体温度を測定する工程とを備える。第2段加熱部13の流体入口と流体出口の流体温度と、第2段加熱部13の媒体入口と媒体出口の媒体温度とに基づいて、第2段加熱部13の加熱配管13aの総括伝熱係数(U値)を求める。【選択図】図3

Description

本開示は、PETボトル等の容器に飲料(内容物)を充填する加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置に関する。
従来より飲料をボトル等の容器に充填する無菌充填システムが知られている。このような無菌充填システムは飲料を加熱する加熱殺菌装置と、充填機とを備え、この充填機は無菌チャンバを含み、この無菌チャンバ内でボトルに飲料を充填するようになっている。
特開2011−255938号公報 特開2015−44593号公報 特許第3437942号公報
ところで従来より加熱殺菌装置を所定時間使用した後、加熱殺菌装置内に洗浄液およびリンス液を順次供給して内部を洗浄している。
このような加熱殺菌装置の洗浄方法はCIP洗浄(Cleaning In Place)と呼ばれ、広く用いられている。しかしながら、現時点ではCIP洗浄をどの程度の時間だけ実行すべきかの技術が確立しておらず、不必要に長時間、CIP洗浄を行なっているのが実情である。
本開示はこのような問題点を考慮してなされたものであり、適切な時間だけCIP洗浄を行なうことで加熱殺菌装置内部を確実に洗浄することができる加熱殺菌システムの洗浄方法及び洗浄装置を提供することを目的とする。
本開示は、流体入口と流体出口を有する加熱配管を有し、内容物を加熱する加熱セクションを備えた加熱殺菌システムの洗浄方法であって、前記加熱殺菌システム内に、少なくとも洗浄液を含む流体を流す工程と、前記加熱セクションの加熱配管を外側から媒体を用いて加熱する工程と、前記加熱配管の流体入口および流体出口における前記流体の流体温度を測定する工程と、前記加熱セクションの媒体入口および媒体出口における媒体の媒体温度を測定する工程と、前記加熱配管の流体入口および流体出口の流体温度と、前記加熱セクションの媒体入口および媒体出口の媒体温度とに基づいて、前記加熱配管の総括伝熱係数を求めてモニタリングする工程と、を備えた加熱殺菌システムの洗浄方法である。
本開示は、前記総括伝熱係数が所望値を超えたときに、前記加熱殺菌システム内の洗浄を終了する、加熱殺菌システムの洗浄方法である。
本開示は、前記総括伝熱係数に基づいて、前記加熱殺菌システムの洗浄条件を定める、加熱殺菌システムの洗浄方法である。
本開示は、前記加熱セクションは複数配置され、最下流の加熱セクションの加熱配管における総括伝熱係数をモニタリングする、加熱殺菌システムの洗浄方法である。
本開示は、流体入口と流体出口を有する加熱配管を有し、内容物を加熱する加熱セクションを備えた加熱殺菌システムの洗浄装置において、前記加熱殺菌システム内に、少なくとも洗浄液を含む流体を流して前記加熱殺菌システム内を洗浄する流体供給部と、前記加熱セクションの前記加熱配管を外側から媒体を用いて加熱する加熱部と、前記加熱セクションの流体入口および流体出口における前記流体の流体温度と、前記加熱配管の媒体入口および媒体出口における媒体の媒体温度とを測定する温度計と、制御部を備え、前記制御部は、前記加熱配管の流体入口および流体出口の流体温度と、前記加熱セクションの媒体入口および媒体出口の媒体温度とに基づいて、前記加熱配管の総括伝熱係数を求めてモニタリングするモニタリング部を有する加熱殺菌システムの洗浄装置である。
本開示は、前記制御部は前記総括伝熱係数が所望値を超えたときに、前記加熱殺菌システムの洗浄を終了する、加熱殺菌システムの洗浄装置である。
本開示は、前記制御部は前記総括伝熱係数に基づいて、前記加熱殺菌システムの洗浄条件を定める洗浄条件決定部を有する、加熱殺菌システムの洗浄装置である。
本開示は、前記加熱セクションは、複数配置され、前記制御部は最下流の加熱セクションの加熱配管における総括伝熱係数をモニタリングする、加熱殺菌システムの洗浄装置である。
本開示によれば、適切な時間だけCIP洗浄を行なうだけで加熱殺菌システム内部を確実に洗浄することができる。
図1は無菌充填システムの加熱殺菌装置を示す図。 図2は本実施の形態に係る無菌充填システムのブロック図。 図3は第2段加熱部及び第1段冷却部に接続された熱水ラインと冷却水ラインを示す図。 図4は内容物としてミルクコーヒーを用いた実施例における生産中のU値を示す図。 図5は内容物としてミルクコーヒーを用いた実施例におけるCIP洗浄中のU値を示す図。 図6は内容物としてブラックコーヒーを用いた実施例における生産中のU値を示す図。 図7は、加熱殺菌システムの洗浄方法を示すフローチャート。 図8は、加熱殺菌システムの制御部を示すブロック図。
まず図2を参照して本開示の加熱殺菌システムが組み込まれた、無菌充填システム1A全体について述べる。
図2に示すように、無菌充填システム1Aは、プラスチック製のボトル(容器ともいう)b内に飲料(内容物ともいう)を無菌状態で充填するものである。
このような無菌充填システム1Aは、順に配置された調合装置1と、バランスタンク5と、加熱殺菌装置(加熱殺菌システムともいう)(UHT)18と、サージタンク19と、ヘッドタンク11と、飲料をボトルb内に無菌状態で充填する充填ノズル2aを含むフィラ―(充填機ともいう)2とを備えている。
このうち調合装置1は、例えばミルクコーヒー、ブラックコーヒー、茶飲料、果実飲料等の飲料を各々作製するため、材料を所望の配合割合で調合するためのものである。
また調合装置1と、バランスタンク5と、UHT18と、サージタンク19とフィラー2内の充填ノズル2aとの間は、いずれも飲料供給系配管7で結ばれている。
また、無菌充填システム1Aには、ボトルbをフィラー2へと搬送し、フィラー2によって飲料を充填されたボトルbを排出するボトル搬送路が設けられる。搬送路は、一般に多数のホイール20と、各ホイールの回りに配置されたグリッパ20A等によって構成される。
フィラー2は、飲料を多数のボトルbに高速で充填する充填機であって、無菌チャンバ3と、無菌チャンバ3内に設けられ、飲料をボトルb内に充填する複数の充填ノズル2aと、無菌チャンバ3内に設けられ、ボトルbの搬送路の一部を構成するホイール20とを備える。このホイール20は無菌充填装置の床面から垂直に起立する支軸21から延びる旋回軸21aに取り付けられる。ホイール20の回りには、ボトルbの首部を把持するグリッパ21Aが一定ピッチで配置される。グリッパ21Aはホイール20と一体で一方向に旋回運動可能である。また、充填ノズル2aはホイール20の回りに、グリッパ20Aと同じピッチで取り付けられる。
また支軸21から上方へ延びる旋回軸21aの上端には、ロータリジョイント21bが設けられ、また、旋回軸21a中、ロータリジョイント21bの下方には上マニホルド22が設けられている。さらに旋回軸21aの支軸21の上部から上マニホルド22に至る部分は中空であり、ロータリジョイント21bに上記飲料供給系配管7の下流側配管部7bが接続されている。また、上マニホルド22と、各充填ノズル2aとの間には連結配管部7cが延びている。
フィラー2の稼働によってホイール20が高速で旋回運動し、この運動と同期して搬送路上をグリッパ20Aにより把持されたボトルbが高速で搬送される。ボトルbが充填ノズル2aの下端におけるノズル口の直下に来ると、各ボトルb内に一定量の飲料が次々と充填されて行く。
また、フィラー2は、無菌処理された飲料を無菌処理されたボトルb内に微生物等の異物が入らないように充填するため、上述のように、その全体が無菌チャンバ3内に収納される。無菌チャンバ3には、上記ボトルbの搬送路の上流側と下流側とで、ボトルbの入口と出口が設けられる。
次に無菌充填システム1Aについて更に述べる。飲料供給系配管7は上流側配管部7aと下流側配管部7bとを含み、調合装置1からサージタンク19に至る上流側配管部7a中に、上流側から下流側へと順に、バランスタンク5と加熱殺菌装置(UHT(Ultra High-temperature))18と、マニホルドバルブ8が配置され、サージタンク19からフィラー2に至る下流側配管部7b中にヘッドタンク(バッファータンク)11が配置されている。ヘッドタンク11は必ずしも配置しなくてもよい。
UHT18は、その内部に設けられた第1段加熱部(第1段加熱セクション)12と、第2段加熱部(第2段加熱セクション)13と、ホールディングチューブ14と、第1段冷却部(第1段冷却セクション)15と、第2段冷却部(第2段冷却セクション)16と、第3段冷却部(第3段冷却セクション)17を備えている。そしてバランスタンク5から供給される飲料を第1段加熱部12および第2段加熱部13へ送り、この第1段加熱部12および第2段加熱部13で徐々に加熱し、ホールディングチューブ14内で目標温度に保持し、その後、第1段冷却部15、第2段冷却部16および第3段冷却部17へと送って徐々に冷却する。なお第1段および第2段加熱部12、13や第1段〜第3段冷却部15、16、17の段数は必要に応じて増減される。
また飲料供給系配管7のうち、バランスタンク5とUHT18を経てマニホルドバルブ8に至る上流側配管部7aに、戻りライン6が設けられている。この戻りライン6は、UHT18をCIP洗浄(CleaningInPlace)する際、洗浄液を添加し、バランスタンク5、加熱部12,13、冷却部15,16,17を循環させるために設けられている。また、サージタンク19の液量が上限に達した場合、製品液としての飲料をサージタンク19に送らずに、かつUHT18を停止することなく運転状態のまま、戻りライン6を用いてバランスタンク5に飲料を戻すことも可能である。また、戻りライン6は、Sterilizing in Place(SIP)を行うため用いられる。また、製品製造開始後、ホールディングチューブ14の温度を100℃以上の高温に保ち続けることができるよう、必要な圧力保持するためサージタンク19に送液出来ない場合に、この戻りライン6を用いて流体を循環させることができる。
また、飲料供給系配管7のうち上流側配管部7aには、UHTの運転上重要な各箇所において複数の温度計10、10a、10bが配置される。この温度計10、10a、10bが配置される箇所としては、例えばUHT18内の第1段加熱部12の出口、第2段加熱部13の出口、ホールディングチューブ14の出口、第1段冷却部15の出口、第2段冷却部16の出口、第3段冷却部17の出口、およびマニホルドバルブ8の手前の箇所を挙げることができ、これらの箇所に温度計10、10a、10bが各々配置される。そしてこれらの温度計10、10a、10bによって各々測定された温度の情報は制御部40へ送信される。
また、上記飲料供給系配管7のうち、サージタンク19からヘッドタンク11を経由してフィラー2内に至る下流側配管部7bにも、加熱蒸気等が供給された際に温度が上昇しにくい各箇所を含む各箇所に温度計10が配置される。この温度計10が配置される箇所としては、例えばサージタンク19から充填ノズル2aに向かう下流側配管部7bのうち、サージタンク19の出口近傍、途中の屈曲部等の位置が低く蒸気が復水してドレンがたまり温度が低くなるような箇所、ヘッドタンク11の入口近傍と出口近傍を挙げることができる。これらの温度計10により各々測定された温度の情報は制御部40へ送信される。
次にUHT18について図1および図2により更に述べる。図1および図2に示すように、UHT18は第1段加熱部12と、第2段加熱部13と、ホールディングチューブ14と、第1段冷却部15と、第2段冷却部16と、第3段冷却部17とを有する。このうち第1段加熱部12は5段に配置された加熱配管12aを含み、第2段加熱部13は5段に配置された加熱配管13aを含み、第1段冷却部15は5段に配置された冷却配管15aを含み、第2段冷却部16は5段に配置された冷却配管16aを含み、第3段冷却部17は3段に配置された冷却部17aを含む。
また図3に示すように、加熱部12、13のうち最下流に位置する第2段加熱部13と、冷却部15、16、17のうち最上流に位置する第1段冷却部15との間に、第1段冷却部15からの熱水を第2段加熱部13へ供給する熱水ライン31が接続されている。さらに第2段加熱部13からの冷却水を第1段冷却部15へ供給する冷却水ライン32が接続されている。
なお、図2および図3において、第1段加熱部12、第2段加熱部13、第1段冷却部15、第2段冷却部16、第3段冷却部17は、便宜上単段構造で示されている。
また、第2段加熱部13と第1段冷却部15との間に接続された熱水ライン31と冷却水ライン32は、密閉された循環ライン30を構成している。すなわち熱水ライン31は第2段加熱部13に接続された後、冷却水ライン32と合流し、この冷却水ライン32は第1段冷却部15に接続された後、熱水ライン31に接続され、これら熱水ライン31と冷却水ライン32は外部から閉ざされた密閉ラインを構成する。
また熱水ライン31には、この熱水ライン31中に加熱蒸気を供給する加熱蒸気供給部33が設けられ、この加熱蒸気供給部33から供給される加熱蒸気により熱水ライン31中を流れる熱水を高温まで加熱する。さらに熱水ライン31には加圧ポンプ35が設けれている。
また図1に示すように、バランスタンク5とUHT18との間には、内容物を加圧する加圧ポンプ48と流量計9が設置され、さらにUHT18の第1段加熱部12には、第1段加熱部12を加熱する熱水ライン37が接続されている。また第2段冷却部16には、第2段冷却部16を冷却する冷却水ライン38が接続され、さらに第3段冷却部17には第3段冷却部17を冷却する冷却水ライン39が接続されている。
ところで、上述のように無菌充填システム1A中に 複数箇所に温度計10、10a、10bが設置されているが、図3に示すように、第1段加熱部12および第2段加熱部13のうち最下流の第2段加熱部13は加熱配管13aを有しており、加熱配管13aの入口(流体入口)13a1には温度計10a(第1温度計10aともいう)が設置され、加熱配管13aの出口(流体出口)13a2には温度計10b(第2温度計10bともいう)が設置されている。
さらに、熱水ライン31のうち、第2段加熱部13の入口(媒体入口)31aに第3温度計10cが設置され、冷却水ライン32のうち第2段加熱部13の出口(媒体出口)32aに第4温度計10dが設置されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、飲料が調合装置1において調合され、バランスタンク5から加熱殺菌装置(UHT)18に送られ、この加熱殺菌装置18において飲料に対して加熱殺菌処理が施される。
そして加熱殺菌装置18において加熱殺菌処理された飲料は、その後、サージタンク19に貯えられた後、ヘッドタンク11へ送られる。次にヘッドタンク11内の飲料はフィラー2に供給され、フィラー2内の充填ノズル2aを通って、ボトルb内へ無菌状態で充填される。次に飲料が充填されたボトルbは、フィラー2から外方へ排出される。
次にUHT18における作用について以下詳述する。
まず図2に示すように、バランスタンク5から供給された飲料はUHT18の第1段加熱部12および第2段加熱部13へ送られ、この第1段加熱部12および第2段加熱部13において例えば常温(20℃)の飲料が例えば130℃まで加熱される。このように20℃から130℃まで飲料が加熱される間、この飲料に対する加熱殺菌処理が行なわれる。
次に第1段加熱部12および第2段加熱部13において加熱された飲料は、ホールディングチューブ14内で図示しない加熱機構により目標温度、例えば130℃まで保温乃至加熱される。
次にホールディングチューブ14からの飲料は、第1段冷却部15において冷却され、その温度は例えば130℃から例えば100℃まで降下する。
更に第1段冷却部15により冷却された飲料は、第2段冷却部16および第3段冷却部17により更に冷却され、その温度は例えば100℃から例えば30℃まで降下する。
次に第3段冷却部17により冷却された飲料は、マニホルドバルブ8を介してサージタンク19へ送られる。
この間、図3に示すように、第2段加熱部13内に、熱水ライン31を流れる高温水(熱水)が供給され、この第2段加熱部13において飲料を加熱する。第2段加熱部13において飲料を加熱する熱水は、その後、冷却水となって、冷却水ライン32を流れる。次に冷却水ライン32の冷却水は第1段冷却部15へ供給され、第1段冷却部15において高温の飲料を冷却する。第1段冷却部15において冷却水は、その温度が上昇して高温水(熱水)となり、熱水ライン31内に入る。
次に熱水ライン31内を流れる熱水に対して加熱蒸気供給部33から加熱蒸気が供給され、熱水の温度は上昇する。
図3に示す熱水ライン31と冷却水ライン32とからなる循環ライン30は、外部から密閉された密閉ラインとなっているため、循環ライン30内を流れる熱水及び冷却水は無菌状態に保たれている。
上述のようなボトルbに対する無菌充填作業が終了した後、UHT18のCIP洗浄作業を行なう。
まず図1に示すように、UHT18内の内容物を外部へ放出した後、バランスタンク5内に洗浄液およびリンス液を順次供給し、バランスタンク5と、UHT18と、これらバランスタンク5とUHT18とを接続する上流側配管部7aと、バランスタンク5とUHT18とを接続する戻りライン6とからなる流体循環ライン18Aを用いてUHT18内を洗浄する。
一般にCIP洗浄は、水に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、界面活性剤及びキレート剤などを混ぜたアルカリ性薬剤を添加したアルカリ性洗浄液をUHT18内に流した後に、図示しない洗浄液供給源から供給される水に硝酸系やリン酸系の酸性薬剤を添加した酸性洗浄液をUHT18内に流すことによって行われる。なお、CIP洗浄においてアルカリ性洗浄液また酸性洗浄液は、上述した順番で流すことに限られず、例えば、酸性洗浄液を流した後にアルカリ性洗浄液を流しても構わないし、酸性洗浄液又はアルカリ性洗浄液のいずれかのみ、または熱水のみを流して洗浄を行っても構わない。この場合、アルカリ洗浄液、酸性洗浄液、および熱水は洗浄液を構成する。
具体的にははじめにバランスタンク5内に苛性ソーダ等のアルカリ性洗浄液を供給し、加圧ポンプ48を作動させてこのアルカリ性洗浄液をバランスタンク5と、UHT18と、上流側配管部7aと、戻りライン6とからなる流体循環ライン18A中に流す。その後、この流体循環ライン18Aからアルカリ洗浄液を放出した後、バランスタンク5内にリンス液(水)を供給し、リンス液をバランスタンク5と、UHT18と、上流側配管部7aと、戻りライン6とからなる流体循環ライン18A中に流す。その後、液体循環ライン18Aからリンス液を放出する。
その後、上述と同様にして、上記流体循環ライン18A中に硝酸やリン酸等の酸性洗浄液を流す。その後、流体循環ライン18Aから酸性洗浄液を放出し、流体循環ライン18A中にリンス液を流し、次に液体循環ライン18Aからリンス液を放出する。
このようにしてUHT18に対し、CIP洗浄を施すことができる。
このように、UHT18のバランスタンク5内に、アルカリ性洗浄液、酸性洗浄液、リンス液を順次に供給し、加圧ポンプ48を作動させることにより、バランスタンク5と、UHT18と、上流側配管部7aと、戻りライン6とからなる流体循環ライン18A中に、これらの流体を供給してCIP洗浄を行なうことができ、この場合、加圧ポンプ48は流体供給部として機能する。
この間、CIP洗浄は制御部40により制御される。
すなわち、制御部40は加圧ポンプ48を作動して、上述したアルカリ性洗浄液、酸性洗浄液、リンス液を流体循環ライン18Aに順次流して、UHT18内、とりわけUHT18のうち内部が汚れ易い第2段加熱部13の加熱配管13a内を洗浄する。ここで第2段加熱部13の加熱配管13aは内容物を高温で加熱殺菌する部分であり、加熱配管13a内面にこげ付き等の汚れが生じ易い。
本実施の形態においては、後述のように汚れ易い第2段加熱部13の加熱配管13aの総括伝熱係数をモニタリングし、効率良くCIP洗浄を行なってUHT18内を洗浄する。
次に制御部40によるCIP洗浄方法について、以下説明する。
制御部40は各種データを記憶する記憶部41と、第2段加熱部13の加熱配管13aの総括伝熱係数を求めるモニタリング部42と、モニタリング部42において求めた総括伝熱係数が所望値を越えたか否か判断し、総括伝熱係数が所望値を超えた場合に、UHT18内の洗浄が完了したと判断し、UHT18内の洗浄を終了させる。次に洗浄液の供給工程からリンス液の供給工程または飲料の製造工程に移行するか、或いは加圧ポンプ48を停止させる(図8参照)。またモニタリング部42で求められた総括伝熱係数は、記憶部41に格納される。さらに制御部40は、記憶部41内に格納された総括伝熱係数を用いて、CIP洗浄時におけるUHT18内の最適な洗浄条件を求める洗浄条件決定部44を含む。UHT18の最適な洗浄条件(CIP条件)としては、各種製品液としての飲料や製造時間による焦げ付き等の汚れに対して、アルカリ性洗浄液、リンス液、酸性洗浄液、リンス液の各々の洗浄時間、洗浄液の濃度、洗浄液の種類、洗浄液の流量、供給パターン、供給サイクルの繰り返し回数等を含む最適な洗浄条件が考えられる。
次にこのような構成をもつ制御部40の作用を述べる。
制御部40は、図7に示すように、まず上述のように加圧ポンプ48を作動させて、アルカリ性洗浄液、酸性洗浄液およびリンス液を順次、バランスタンク5と、UHT18と、上流側配管部7aと、戻りライン6とからなる流体循環ライン18A内に供給して循環させる。この間、制御部40は熱水ライン(加熱部)31を作動させて、第2段加熱部13の加熱配管13aを加熱する。同時に制御部40は冷却水ライン32を作動させる。
具体的には図3に示すように、第2段加熱部13が熱水ライン31により加熱され、さらにこの熱水ライン31中の熱水が加熱蒸気供給部33から供給される加熱蒸気により加熱される。
このことにより、第2段加熱部13の加熱配管13aの入口(流体入口)13a1の温度は温度計10aで測定されて89℃となり、加熱配管13aの出口(流体出口)13a2の温度は温度計10bで測定される(120℃)。同時に第1冷却部15の冷却配管15aの入口15a1の温度は温度計10で測定され(118℃)、冷却配管15aの出口15a2の温度は温度計10で測定される(97℃)。
他方、熱水ライン31の第2段加熱部13入口(媒体入口)31aの温度は温度計10cで測定され(130℃)、冷却水ライン32の第2段加熱部12の出口(媒体出口)32aの温度は温度計10dで測定される(90℃)。
同時に冷却水ライン32の第1段冷却部15の入口32bの温度は90℃、熱水ライン31の第1段冷却部15の出口31bの温度は118℃となる。
制御部40は、温度計10a、10b、10c、10dにより測定された各温度計10a、10b、10c、10dの温度から、第2段加熱部13の加熱配管13aの総括伝熱係数(U値)を求める。
具体的には、第2段加熱部13の加熱配管13aの入口(流体入口)13a1および出口(流体出口)13a2におけるアルカリ性洗浄液、酸性洗浄液、またはリンス液からなる流体の温度T1と温度T2が温度計10a、10bにより求められる。
また第2段加熱部13の入口(媒体入口)31aおよび出口(媒体出口)32aにおける熱水(媒体)の温度T3と温度T4が温度計10c、10dにより求められる。
同時にバランスタンク5と、UHT18と、上流側配管部7aと、戻りライン6からなる流体循環ライン18Aを循環する流体の流量Rが流量計9により求められる。
制御部40のモニタリング部42は上記温度T1、T2、T3、T4に基づいて、まず第2段加熱部13における対数平均温度差△Tを求める。
具体的には対数平均温度差△Tは以下のようにして求められる。
Figure 2020179942
次に温度T1と、温度T2と、流量R(L/h)とにより、第2段加熱部13における熱量Qが求められる。但し、比熱を1(kcal/kg・℃)、比重量を1(kg/L)とした場合
Q= 1 × 1 × R × ( T2− T1 ) (2式)
また第2段加熱部13の加熱配管13aの伝熱面積A(m)は予め定められている。
以上のことからモニタリング部42は、U=Q/(A×△T) (3式)により第2段加熱部13の総括伝熱係数(U値)を求める。
第2段加熱部13のU値は、UHT18を使用して内容物を加熱するにつれて低下していくが、UHT18に対してCIP洗浄を施すことにより、このU値が徐々に上昇する。そしてU値が所望の値まで達したところで、CIP洗浄を終了することができる。
本実施の形態においては、制御部40のモニタリング部42において、第2段加熱部13のU値を求め、かつこのU値をモニタリングしている。そしてモニタリング部42においてモニタリングしているU値が所望値に達した場合に、次の工程へ移行するか、又は制御部40の停止部43が加圧ポンプ48を停止させ、制御部40は、同時に熱水ライン31および冷却水ライン32の作動を停止する。
モニタリング部42においてモニタリングされたU値は、記憶部41に格納される。制御部40の流体供給パターン決定部44は、記憶部41に格納されたU値に基づいて、CIP洗浄における最適な流体供給パターンを決定する。
本実施の形態において、CIP洗浄において、流体循環ライン18Aに対して、所定濃度のアルカリ性洗浄液、リンス液、所定濃度の酸性洗浄液、リンス液が各々所定時間供給され、アルカリ性洗浄液、リンス液、酸性洗浄液、リンス液の供給サイクルが繰り返される。
本実施の形態によれば、第2段加熱部13におけるU値をモニタリングすることにより各種製品や製造時間による焦げ付き等の汚れに対して、アルカリ性洗浄液、リンス液、酸性洗浄液、リンス液の各々の洗浄時間、洗浄液の濃度、洗浄液の種類、洗浄液の流量、供給パターン、供給サイクルの繰り返し回数等を含む最適な洗浄条件(CIP条件)を決定することができる。
以上のように本実施の形態によれば、CIP洗浄中に第2段加熱部13のU値を求め、かつこのU値をモニタリングし、U値が所望値に達したところでCIP洗浄を停止し、次の工程に移行することができる。このため必要以上にCIP洗浄を続ける必要はなく、CIP洗浄を効率的に実施することができる。
さらにまた、第2段加熱部13を加熱しながら第2段加熱部13のU値を求めるので、流体入口13a1と流体出口13a2の流体の温度T1、T2間に適度な温度差をつけることができ、上式(1)を用いて確実に第2段加熱部13のU値を求めることができる。一般にCIP洗浄を実行する際、第2段加熱部13は、特に加熱されることはなく、第1段〜第3段冷却部15〜17も特に冷却されることはない。この場合、洗浄液あるいはリンス液は一定の温度を持って、流体循環ライン18の第1段および第2段加熱部12.13および第1段〜第3段冷却部15〜17内を流れる。とりわけ第2段加熱部13の加熱配管13の入口13a1および出口13a2間で温度差が生じることはないため、上述の手法により第2加熱部13のU値を求めることはできない。これに対して、本実施の形態によれば、上述のように容易かつ確実に第2加熱部12のU値を求めることが可能となる。
以下、本開示の具体的実施例について図4乃至図6により説明する。
まず図4により、無菌充填システムを使用して内容物が充填されたボトルbを生産する際の第2段加熱部13におけるU値を示す。
図4において、内容物としてミルクコーヒーを用いた場合、第2段加熱部13におけるU値は徐々に降下する。
本実施の形態において、ミルクコーヒーを用いた無菌充填システムの使用後にUHT18に対してCIP洗浄を施す(図5参照)。この場合CIP洗浄時にアルカリ性洗浄液の供給、リンス液の供給、酸性洗浄液の供給、リンス液の供給を繰り返す。このことにより、ミルクコーヒーのように加熱時に配管内が焦げ付いて汚れ易いものを内容物として用いた場合でも、CIP洗浄を施すことにより、第2段加熱部13のU値が徐々に上昇していくことがわかる。
本実施の形態において、U値が所望値に達したところでUHT18に対するCIP洗浄を停止する。
図4および図5に示すように、本実施例によれば不必要に長時間に渡ってCIP洗浄を行なうことなく、適切な時間だけCIP洗浄を行なって、UHT18内を確実に洗浄することができる。
次に図6により、無菌充填システムを使用して内容物が充填されたボトルbを生産する際のU値を示す。
図6において、内容物としてブラックコーヒーを用いた場合、第2段加熱部13におけるU値は徐々に降下する。
本実施の形態において、ブラックコーヒーを用いた無菌充填システムの使用後に、UHT18に対してCIP洗浄を施す。この場合、CIP洗浄時に、アルカリ性洗浄液の供給、リンス液の供給、酸性洗浄液の供給、リンス液の供給を繰り返す。このことにより、ブラックコーヒーのように加熱時に配管内が焦げ付いて汚れ易いものを内容物として用いた場合でも、CIP洗浄を施すことにより、第2段加熱部13のU値を降下前の値まで戻すことができる。
本実施の形態において、U値が所望値に達したところでUHT18に対するCIP洗浄を停止する。次にCIP洗浄の後、所定時間をおいて、内容物としてブラックコーヒーを用い、無菌充填システムを使用してブラックコーヒーを無菌状態でボトルbに充填する。
図6に示す実施例においても、不必要に長時間渡ってCIP洗浄を行なうことなく、適切な時間だけCIP洗浄を行なって、UHT18内を確実に洗浄することができる。
上記の実施の形態において、第2加熱部13と第1冷却部15間における加熱媒体および冷却媒体の流れについて説明したが(図3参照)、第1、2加熱部12,13と第1、2、3冷却部15,16,17間において同様に加熱媒体および冷却媒体を流してもよく、また、加熱殺菌装置18は、シェル&チューブ式熱交換器を有していてもよく、プレート式熱交換器を有していてもよい。また、フィラー2は、無菌充填機に限ることはなく、ホットパックやチルド飲料なども含め飲料を加熱殺菌ことができるものであれば、どのような構造をもっていてもよい。
1A 無菌充填システム
1 調合装置
2 フィラー
2a 充填ノズル
3 無菌チャンバ
3a 噴霧器
5 バランスタンク
6 戻りライン
7 飲料供給系配管
7a 上流側配管部
7b 下流側配管部
7c 連結配管部
10 温度計
10a 第1温度計
10b 第2温度計
10c 第3温度計
10d 第4温度計
11 ヘッドタンク
12 第1段加熱部
13 第2段加熱部
14 ホールディングチューブ
15 第1段冷却部
16 第2段冷却部
17 第3段冷却部
18 加熱殺菌装置(UHT)
18A 流体循環ライン
30 循環ライン
31 熱水ライン
32 冷却水ライン
33 加熱蒸気供給部
35 加圧ポンプ
37 熱水ライン
38 冷却水ライン
39 冷却水ライン
40 制御部
41 記憶部
42 モニタリング部
43 停止部
44 流体供給パターン決定部
48 加圧ポンプ

Claims (1)

  1. 流体入口と流体出口を有する加熱配管を有し、内容物を加熱する加熱セクションを備えた加熱殺菌システムの洗浄方法であって、
    前記加熱殺菌システム内に、少なくとも洗浄液を含む流体を流して前記加熱殺菌システム内を洗浄する工程と、
    前記加熱セクションの加熱配管を外側から媒体を用いて加熱する工程と、
    前記加熱配管の流体入口および流体出口における前記流体の流体温度を測定する工程と、
    前記加熱セクションの媒体入口および媒体出口における媒体の媒体温度を測定する工程と、
    前記加熱配管の流体入口および流体出口の流体温度と、前記加熱セクションの媒体入口および媒体出口の媒体温度とに基づいて、前記加熱配管の総括伝熱係数を求めてモニタリングする工程と、を備えた加熱殺菌システムの洗浄方法。
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