JP2000333657A - プレート式熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置 - Google Patents
プレート式熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置Info
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- JP2000333657A JP2000333657A JP11145933A JP14593399A JP2000333657A JP 2000333657 A JP2000333657 A JP 2000333657A JP 11145933 A JP11145933 A JP 11145933A JP 14593399 A JP14593399 A JP 14593399A JP 2000333657 A JP2000333657 A JP 2000333657A
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- heat exchanger
- sterilizer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 殺菌機、滅菌機等プレート式熱交換機をＣＩ
Ｐ（自動定置洗滌）により洗滌する場合の最適洗滌時間
の把握に用いる、新規のプレート式熱交換機のプレート
に対するスケール付着の監視装置を提供する。 【解決手段】 殺菌機、滅菌機等プレート式熱交換機を
ＣＩＰにより洗滌する場合の最適洗滌時間を把握するの
に用いるものであって、殺菌機、滅菌機等プレート式熱
交換機における原液入口側個所および出口側個所ならび
に媒体液入口側個所および出口側個所の各々に取り付け
る熱電対等温度計と、これ等各熱電対等温度計から受け
た温度データを基に熱貫流率もしくは汚れ係数を計算し
てファイル書込およびグラフ表示を行うと共に当該熱貫
流率もしくは汚れ係数が設定点を超えたときに画面上に
警報を出すパソコンとを備えて成るものである。
Ｐ（自動定置洗滌）により洗滌する場合の最適洗滌時間
の把握に用いる、新規のプレート式熱交換機のプレート
に対するスケール付着の監視装置を提供する。 【解決手段】 殺菌機、滅菌機等プレート式熱交換機を
ＣＩＰにより洗滌する場合の最適洗滌時間を把握するの
に用いるものであって、殺菌機、滅菌機等プレート式熱
交換機における原液入口側個所および出口側個所ならび
に媒体液入口側個所および出口側個所の各々に取り付け
る熱電対等温度計と、これ等各熱電対等温度計から受け
た温度データを基に熱貫流率もしくは汚れ係数を計算し
てファイル書込およびグラフ表示を行うと共に当該熱貫
流率もしくは汚れ係数が設定点を超えたときに画面上に
警報を出すパソコンとを備えて成るものである。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、殺菌機、滅菌機等
プレート式熱交換機をＣＩＰ（自動定置洗滌）により洗
滌する場合の最適洗滌時間の把握に用いる、プレート式
熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置に
関する。
プレート式熱交換機をＣＩＰ（自動定置洗滌）により洗
滌する場合の最適洗滌時間の把握に用いる、プレート式
熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ミルク、ビール、ジュース等の流
体食品プラントを形成する殺菌機、滅菌機等プレート式
熱交換機やタンク、配管、サニタリポンプ、サニタリオ
ートバルブ類は、自動定置洗滌装置（ＣＩＰ装置）によ
って自動的に洗滌するようにされたものが多い。この洗
滌、特に殺菌機、滅菌機等プレート式熱交換機の洗滌の
場合には、プレートの伝熱面に対するスケールの付着状
態が大きく影響して不充分な洗滌になってしまうことが
往々にあり、このような事故を惹起しないようにするこ
とが重要なことである。
体食品プラントを形成する殺菌機、滅菌機等プレート式
熱交換機やタンク、配管、サニタリポンプ、サニタリオ
ートバルブ類は、自動定置洗滌装置（ＣＩＰ装置）によ
って自動的に洗滌するようにされたものが多い。この洗
滌、特に殺菌機、滅菌機等プレート式熱交換機の洗滌の
場合には、プレートの伝熱面に対するスケールの付着状
態が大きく影響して不充分な洗滌になってしまうことが
往々にあり、このような事故を惹起しないようにするこ
とが重要なことである。
【０００３】そこで、現場では事故を回避し安全圏を確
保するために過剰気味な洗滌を行っているのが現状であ
った。
保するために過剰気味な洗滌を行っているのが現状であ
った。
【０００４】しかしながら、現状のように過剰洗滌を行
うことは、省時間、省力、使用洗剤の節約、コストダウ
ン等のためには好ましくないことである。
うことは、省時間、省力、使用洗剤の節約、コストダウ
ン等のためには好ましくないことである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記好まし
くない過剰洗滌の解消を安全に行うことを可能とする新
規のプレート式熱交換機のプレートに対するスケール付
着の監視装置を提供することを目的とする。
くない過剰洗滌の解消を安全に行うことを可能とする新
規のプレート式熱交換機のプレートに対するスケール付
着の監視装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るプレート式熱交換機のプレートに対する
スケール付着の監視装置は、殺菌機、滅菌機等プレート
式熱交換機をＣＩＰにより洗滌する場合の最適洗滌時間
を把握するのに用いるものであって、殺菌機、滅菌機等
プレート式熱交換機における原液入口側個所および出口
側個所ならびに媒体液入口側個所および出口側個所の各
々に取り付ける熱電対等温度計と、これ等各熱電対等温
度計から受けた温度データを基に熱貫流率もしくは汚れ
係数を計算してファイル書込およびグラフ表示を行うと
共に当該熱貫流率もしくは汚れ係数が設定点を超えたと
きに画面上に警報を出すパソコンとを備えて成るもので
ある。
に本発明に係るプレート式熱交換機のプレートに対する
スケール付着の監視装置は、殺菌機、滅菌機等プレート
式熱交換機をＣＩＰにより洗滌する場合の最適洗滌時間
を把握するのに用いるものであって、殺菌機、滅菌機等
プレート式熱交換機における原液入口側個所および出口
側個所ならびに媒体液入口側個所および出口側個所の各
々に取り付ける熱電対等温度計と、これ等各熱電対等温
度計から受けた温度データを基に熱貫流率もしくは汚れ
係数を計算してファイル書込およびグラフ表示を行うと
共に当該熱貫流率もしくは汚れ係数が設定点を超えたと
きに画面上に警報を出すパソコンとを備えて成るもので
ある。
【０００７】
【実施例】図に示す実施例は、Ｈ２部１７およびＣ１部
１８をもつプレート式熱交換型殺菌機１における原液の
入口側個所２、３および出口側個所４、５ならびに媒体
液（温水）の入口側個所６、７および出口側個所８、９
の各々に取り付ける８本の熱電対１０と、これ等各熱電
対１０から得た温度データを変換器１１、インターフェ
ース１２、ＬＡＮカード１３を介して受けて熱貫流率
（総括伝熱係数）および汚れ係数を計算しその結果をフ
ァイルに書き込み且つグラフ表示すると共に熱貫流率お
よび汚れ係数が設定点を超えたときに画面１４上に警報
を出すノートパソコン１５とから成るものであって、プ
レートの伝熱面に対するスケールの付着状態を連続的に
監視したり、決まった一定の時間間隔で監視したりでき
る構成としてあるものであり、更に具体的には次のよう
にしてあるものである。
１８をもつプレート式熱交換型殺菌機１における原液の
入口側個所２、３および出口側個所４、５ならびに媒体
液（温水）の入口側個所６、７および出口側個所８、９
の各々に取り付ける８本の熱電対１０と、これ等各熱電
対１０から得た温度データを変換器１１、インターフェ
ース１２、ＬＡＮカード１３を介して受けて熱貫流率
（総括伝熱係数）および汚れ係数を計算しその結果をフ
ァイルに書き込み且つグラフ表示すると共に熱貫流率お
よび汚れ係数が設定点を超えたときに画面１４上に警報
を出すノートパソコン１５とから成るものであって、プ
レートの伝熱面に対するスケールの付着状態を連続的に
監視したり、決まった一定の時間間隔で監視したりでき
る構成としてあるものであり、更に具体的には次のよう
にしてあるものである。
【０００８】 Ｈ２部１７の熱貫流率、Ｈ２部１７の
汚れ係数、Ｈ２部１７の温水入口温度、Ｃ１部１８の熱
貫流率およびＣ１部１８の汚れ係数をリアルタイムのグ
ラフとしてデジタル表示する。 データファイルは、日付毎に１つのファイルとして
作成する。 過去のデータを任意に読み出してグラフ表示する。 本装置を他のプレート式熱交換機に対して取り付け
て利用できるように、プレート固有の各パラメ−タは、
８パターンまで登録して任意に選択できるようにする。 ボタンを押すことで、任意に画面を出力できるよう
にする。
汚れ係数、Ｈ２部１７の温水入口温度、Ｃ１部１８の熱
貫流率およびＣ１部１８の汚れ係数をリアルタイムのグ
ラフとしてデジタル表示する。 データファイルは、日付毎に１つのファイルとして
作成する。 過去のデータを任意に読み出してグラフ表示する。 本装置を他のプレート式熱交換機に対して取り付け
て利用できるように、プレート固有の各パラメ−タは、
８パターンまで登録して任意に選択できるようにする。 ボタンを押すことで、任意に画面を出力できるよう
にする。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係るプレート式熱交換機のプレ
ートに対するスケール付着の監視装置は、伝熱プレート
に対するスケールの付着状態をグラフ化して画面に表示
することができるものであって、これによりユーザー
は、運転の限界を事前に知ることができるようになり、
スケールの付着状態に適したＣＩＰを行うことができる
ようになり、過剰なＣＩＰを防いで省時間、省力、使用
洗剤の節約、コストダウン等を図ることができるように
なり、また運転スタート時の熱貫流率により前回のＣＩ
Ｐの良否判定をすることも可能になる等の優れた実質的
な著効を奏するものである。
ートに対するスケール付着の監視装置は、伝熱プレート
に対するスケールの付着状態をグラフ化して画面に表示
することができるものであって、これによりユーザー
は、運転の限界を事前に知ることができるようになり、
スケールの付着状態に適したＣＩＰを行うことができる
ようになり、過剰なＣＩＰを防いで省時間、省力、使用
洗剤の節約、コストダウン等を図ることができるように
なり、また運転スタート時の熱貫流率により前回のＣＩ
Ｐの良否判定をすることも可能になる等の優れた実質的
な著効を奏するものである。
【図１】機器構成図である。
【図２】熱電対の取付位置図である。
【図３】メイン画面図である。
【図４】パラメータパターン選択画面図である。
【図５】パラメータ設定画面図である。
１ プレート式熱交換型殺菌機 ２、３ 入口側個所 ４、５ 出口側個所 ６、７ 入口側個所 ８、９ 出口側個所 １０ 熱電対 １１ 変換器 １２ インターフェース １３ ＬＡＮカード １４ 画面 １５ ノートパソコン １７ Ｈ２部 １８ Ｃ１部
Claims (1)
- 【請求項１】 殺菌機、滅菌機等プレート式熱交換機を
ＣＩＰにより洗滌する場合の最適洗滌時間を把握するの
に用いるものであって、殺菌機、滅菌機等プレート式熱
交換機における原液入口側個所および出口側個所ならび
に媒体液入口側個所および出口側個所の各々に取り付け
る熱電対等温度計と、これ等各熱電対等温度計から受け
た温度データを基に熱貫流率もしくは汚れ係数を計算し
てファイル書込およびグラフ表示を行うと共に当該熱貫
流率もしくは汚れ係数が設定点を超えたときに画面上に
警報を出すパソコンとを備えて成ることを特徴とするプ
レート式熱交換機のプレートに対するスケール付着の監
視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14593399A JP3437942B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | プレート式熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14593399A JP3437942B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | プレート式熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000333657A true JP2000333657A (ja) | 2000-12-05 |
| JP3437942B2 JP3437942B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=15396441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14593399A Expired - Lifetime JP3437942B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | プレート式熱交換機のプレートに対するスケール付着の監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3437942B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008511438A (ja) * | 2004-08-27 | 2008-04-17 | イーコラブ インコーポレイティド | 前処理を用いた産業設備のクリーニングのための方法 |
| US9112595B2 (en) | 2001-08-10 | 2015-08-18 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmission device, reception device, and radio communication method |
| WO2020090733A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 大日本印刷株式会社 | 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 |
| CN111392879A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-07-10 | 天地壹号饮料股份有限公司 | 一种水处理防呆系统 |
| JP2020179942A (ja) * | 2020-07-02 | 2020-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP14593399A patent/JP3437942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9112595B2 (en) | 2001-08-10 | 2015-08-18 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmission device, reception device, and radio communication method |
| US10128899B2 (en) | 2001-08-10 | 2018-11-13 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Transmission device, reception device, and radio communication method |
| JP2008511438A (ja) * | 2004-08-27 | 2008-04-17 | イーコラブ インコーポレイティド | 前処理を用いた産業設備のクリーニングのための方法 |
| JP4933433B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2012-05-16 | イーコラブ インコーポレイティド | 前処理を用いた産業設備のクリーニングのための方法 |
| WO2020090733A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 大日本印刷株式会社 | 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 |
| JP2020070067A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 大日本印刷株式会社 | 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 |
| CN112867672A (zh) * | 2018-10-31 | 2021-05-28 | 大日本印刷株式会社 | 加热杀菌系统的清洗方法以及清洗装置 |
| EP3875380A4 (en) * | 2018-10-31 | 2022-07-27 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | CLEANING METHOD AND DEVICE FOR A HEATER STERILIZATION SYSTEM |
| US11873203B2 (en) | 2018-10-31 | 2024-01-16 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Cleaning method of heat sterilization system and cleaning apparatus thereof |
| CN111392879A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-07-10 | 天地壹号饮料股份有限公司 | 一种水处理防呆系统 |
| JP2020179942A (ja) * | 2020-07-02 | 2020-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 |
| JP6994178B2 (ja) | 2020-07-02 | 2022-02-21 | 大日本印刷株式会社 | 加熱殺菌システムの洗浄方法および洗浄装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3437942B2 (ja) | 2003-08-18 |
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| TR202020591A2 (tr) | Su isiticilarinda tikaniklik gi̇derme i̇çi̇n bi̇r si̇stem ve yöntem |
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