JP2010020666A - 広告効果計測システム、広告効果計測装置、広告効果計測装置の制御方法およびそのプログラム - Google Patents
広告効果計測システム、広告効果計測装置、広告効果計測装置の制御方法およびそのプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】広告表示データの広告効果として、広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたかを計測できる広告効果計測装置等を提供する。
【解決手段】広告配信サーバ20は、電子POP装置10の広告表示データ表示部110に表示されている広告表示データと、当該広告表示データの表示中における撮像部130の撮像結果と、に基づいて、各商品に対応した各広告表示データの注目度を検出する注目度検出部220と、POS端末30の会計処理部310の処理結果に基づいて、各商品の所定期間における売上高および/または売上数を検出する売上検出部230と、注目度検出部220および売上検出部230の検出結果に基づいて、各広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測部240と、計測した当該各広告表示データの広告効果を表示する情報表示部260と、を備えたものである。
【選択図】図5
【解決手段】広告配信サーバ20は、電子POP装置10の広告表示データ表示部110に表示されている広告表示データと、当該広告表示データの表示中における撮像部130の撮像結果と、に基づいて、各商品に対応した各広告表示データの注目度を検出する注目度検出部220と、POS端末30の会計処理部310の処理結果に基づいて、各商品の所定期間における売上高および/または売上数を検出する売上検出部230と、注目度検出部220および売上検出部230の検出結果に基づいて、各広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測部240と、計測した当該各広告表示データの広告効果を表示する情報表示部260と、を備えたものである。
【選択図】図5
Description
広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測システム、広告効果計測装置、広告効果計測装置の制御方法およびそのプログラムに関する。
従来、この種の広告効果計測システムとして、表示装置を設置したエリアを撮像する撮像部と、撮像したエリアに存在する人物の顔画像から解析された視線方向、およびその人物の位置に基づいて顔画像の認識情報を生成する画像認識情報生成部と、顔画像の認識情報に基づいて、表示装置に表示されている広告表示データを視聴している人数を計測し、当該広告表示データの広告効果を計測する認識情報処理部と、を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1)。この広告効果計測システムによれば、時間と共に広告表示データが変化したり、1つの画面を分割して複数の広告表示データを表示したりする場合であっても、表示された各広告表示データの広告効果を自動的に計測できるといった効果がある。
特開2008−112401号公報
ところが、上記の広告効果計測システムでは、各広告表示データを視聴している人数を計測できたとしても、広告表示データの表示によって、どの程度売上に貢献できたかを判定することはできない。つまり、広告表示データの注目度がどれだけ高くとも、それが顧客の購買意欲に繋がらなければ、本当の意味で広告効果が高いとは言えない。しかしながら、広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたかを計測できる広告効果計測システムは、未だ存在しない。
本発明は、上記の問題点に鑑み、広告表示データの広告効果として、広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたかを計測できる広告効果計測システム、広告効果計測装置、広告効果計測装置の制御方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の広告効果計測システムは、商品の広告表示データを表示する広告表示データ表示部、および当該広告表示データ表示部に向けられた人物の顔を撮像する撮像部を有する表示装置と、商品の会計処理を行う会計処理部を有する会計装置と、表示装置および会計装置と接続され、広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測装置と、から成る広告効果計測システムであって、広告効果計測装置は、広告表示データ表示部に表示されている広告表示データと、当該広告表示データの表示中における撮像部の撮像結果と、に基づいて、各商品に対応した各広告表示データの注目度を検出する注目度検出部と、会計処理部の処理結果に基づいて、各商品の所定期間における売上高および/または売上数を検出する売上検出部と、注目度検出部および売上検出部の検出結果に基づいて計測した、各広告表示データの広告効果を表示する広告効果表示部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の広告効果計測装置の制御方法は、商品の広告表示データを表示する広告表示データ表示部、および当該広告表示データ表示部に向けられた人物の顔を撮像する撮像部を有する表示装置と、商品の会計処理を行う会計処理部を有する会計装置と、接続されて用いられ、広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測装置の制御方法であって、広告効果計測装置が、広告表示データ表示部に表示されている広告表示データと、当該広告表示データの表示中における撮像部の撮像結果と、に基づいて、各商品に対応した各広告表示データの注目度を検出するステップと、会計処理部の処理結果に基づいて、各商品の所定期間における売上高および/または売上数を検出するステップと、注目度の検出結果と、売上高および/または売上数の検出結果にと、に基づいて、各広告表示データの広告効果を計測するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、各商品に対応した各広告表示データの注目度と、各商品の所定期間における売上高および/または売上数と、に基づいて、広告表示データの広告効果を計測することができる。つまり、広告表示データの注目度だけ、または売上だけを検出しても、広告表示データの本当の意味での広告効果を計測することはできないが、これらの相関関係を鑑みることで、広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたかを判定することができる。
なお、本発明における「広告表示データの広告効果」とは、「注目度の検出結果」と、「売上高および/または売上数の検出結果」とをパラメータとした所定の演算式(アルゴリズム)によって得られる値や、これらの相関関係を示すグラフ(可視化データ)等を指すものである。例えば、「売上高および/または売上数の検出結果」を「注目度の検出結果」で除すると、単純に、広告表示データの注目度の、売上に対する貢献度を判定することができる。
また、「表示装置」とは、電子POP装置、店内ディスプレイおよび電子看板など、デジタルサイネージ全般を含む概念である。また、「会計装置」とは、POS端末(販売時点情報管理端末)の他、ワゴン決済やセルフ決済が可能なインテリカートなど、会計/決済機能を有する装置全般を含む概念である。
なお、本発明における「広告表示データの広告効果」とは、「注目度の検出結果」と、「売上高および/または売上数の検出結果」とをパラメータとした所定の演算式(アルゴリズム)によって得られる値や、これらの相関関係を示すグラフ(可視化データ)等を指すものである。例えば、「売上高および/または売上数の検出結果」を「注目度の検出結果」で除すると、単純に、広告表示データの注目度の、売上に対する貢献度を判定することができる。
また、「表示装置」とは、電子POP装置、店内ディスプレイおよび電子看板など、デジタルサイネージ全般を含む概念である。また、「会計装置」とは、POS端末(販売時点情報管理端末)の他、ワゴン決済やセルフ決済が可能なインテリカートなど、会計/決済機能を有する装置全般を含む概念である。
上記に記載の広告効果計測システムにおいて、注目度検出部は、注目度として、人物の広告表示データへの注目時間の累計を検出することを特徴とする。
この構成によれば、「広告表示データの注目度(広告表示データの注目時間の累計)」が、どれだけ売上に反映されたかを判定することができる。例えば、「広告表示データの広告効果」が、1日当たり20,000円であり、「広告表示データへの注目時間の累計」が1日当たり2時間であったとすると、注目時間1時間当たり、売上10,000円分を貢献したと判定することができる。
上記に記載の広告効果計測システムにおいて、注目度検出部は、注目度として、所定期間における広告表示データの表示時間または表示回数の累計に対する、人物の当該広告表示データへの注目時間または注目回数の累計の割合を検出することを特徴とする。
この構成によれば、「広告表示データの注目度」が、どれだけ売上に反映されたかと共に、広告表示データがどれだけ顧客の関心を得たかを判定することができる。例えば、「所定期間における広告表示データの表示時間の累計」が1日当たり2時間であり、「広告表示データへの注目時間の累計」が1時間である場合、「注目度」は、50%である。また、この場合、「広告表示データの広告効果」が、1日当たり20,000円であったとすると、「注目度」が50%で20,000円の売上があるため、「注目度」を100%とすれば、売上を倍増できる(すなわち、広告表示データの注目度の向上が課題である)などの推測に基づく販売戦略が可能となる。
上記に記載の広告効果計測システムにおいて、広告効果計測装置は、撮像部の撮像結果から、人物の性別および/または年齢層を分析する顔分析部をさらに備え、注目度検出部は、性別および/または年齢層別に、注目度を検出することを特徴とする。
一般的に、性別や年齢層に応じて、商品や広告の嗜好が大きく異なることが考えられる。この構成によれば、これら性別や年齢層を考慮して広告表示データの注目度を検出するため、性別や年齢層に応じた広告表示データの広告効果を計測することができ、より効果的な販売戦略が可能となる。
上記に記載の広告効果計測システムにおいて、広告効果計測装置は、撮像部により撮像された映像を表示する映像表示部をさらに備えたことを特徴とする。
上記に記載の広告効果計測システムにおいて、撮像部は、人物の行動および/または商品が陳列される陳列棚を撮像可能であることを特徴とする。
これらの構成によれば、広告効果計測装置において、表示装置の撮像部により撮像された映像を表示することができる。これにより、例えば広告効果計測装置が店舗のバックヤードに設置されている場合、バックヤードにおいて、店員が、顧客の行動(広告映像に興味を持った顧客が実際に商品を手に取ったか等)を把握することができる。また、陳列棚の状態を確認することで、商品の品切れを判断できるため、商品の注文処理や補充処理を迅速に行うことができる。
本発明の広告効果計測装置は、上記に記載の広告効果計測システムに適用されることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載の広告効果計測装置の制御方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
これらを用いることにより、広告表示データの広告効果として、広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたかを計測できる広告効果計測装置および広告効果計測装置の制御方法を提供することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係る広告効果計測システム、広告効果計測装置、広告効果計測装置の制御方法およびそのプログラムについて説明する。図1は、本発明の広告効果計測システムSYのシステム構成図である。広告効果計測システムSYは、小売店等の店内に配置された1台以上(図示では、2台)の電子POP装置10(表示装置)と、店舗のバックヤードに設けられ、これら1台以上の電子POP装置10を統括管理する広告配信サーバ20(広告効果計測装置)と、会計処理を行う1台以上(図示では、1台)のPOS端末30(会計装置)と、から成る。
本実施形態において、各電子POP装置10は、商品の陳列棚60毎に配置されており、図示しない通路を隔てて、各陳列棚60に対向配置されている(同図の電子POP装置10は、背面側から見た状態を示している)。また、同図に示すように、第1電子POP装置10aはA棚60aに、第2電子POP装置10bはB棚60bに、最も近接している。また、A棚60aには、商品Aa〜Adが陳列されており、B棚60bには、商品Ba〜Bdが陳列されている。このような配置の場合、広告配信サーバ20は、第1電子POP装置10aに対し、A棚60aに陳列された商品Aa〜Adに対応する広告表示データを配信し、第2電子POP装置10bに対し、B棚60bに陳列された商品Ba〜Bdに対応する広告表示データを配信する。これにより、各商品に最も近接した電子POP装置10で広告表示データを表示することができるため、顧客が、広告映像を見た直後にその商品を手に取ることができ、商品から離れた場所で広告表示データを表示する場合と比較して、高い売上効果が期待できる。
なお、電子POP装置10の数や配置は任意であり、複数の陳列棚60に対して1台設けられても良いし、陳列棚60と関係なく配置されていても良い。本実施形態では、説明の便宜上、各電子POP装置10の配置を、上記のとおり規定する。
また、各電子POP装置10は、顧客の行動や陳列棚60の状態をキャプチャするためのカメラCA(図2参照)を有している。当該カメラCAの撮像範囲は、同図に示すように、第1電子POP装置10a側のカメラCAが範囲E1、第2電子POP装置10b側のカメラCAが範囲E2となっている。つまり、両電子POP装置10a,10bは、対応する陳列棚60内における商品の陳列状態を撮像可能となっている。また、対応する陳列棚60の前で、顧客が実際に商品を手に取ったか等の行動も撮像可能である。さらに、カメラCAは、通路側に向けられているため、顧客が電子POP装置10に表示された広告表示データを注視している映像も撮像できる。これらの撮像結果(撮像された映像)は、広告配信サーバ20に送信され、バックヤードにおいて、店舗管理者や売場担当者が、商品の品切れ状態や顧客の購買行動を確認するために用いられる。また、顧客の、広告表示データに対する注目度を自動検出するためにも用いられる。詳細については、後述する。さらに、各電子POP装置10は、顧客の操作により、表示中の広告表示データに関連したクーポン50(図2参照)を発行することも可能となっている。
一方、POS端末30は、コードリーダ31、キーボード32、キャッシュドロア33、レシートプリンタ34およびPOSディスプレイ35(カスタマディスプレイ35a、オペレータ用ディスプレイ35b)など、一般的なPOS端末と同様の構成を有しており、商品の会計処理(決済処理)を行う。また、当該会計処理の処理結果(以下、「会計処理結果」と称する)を記憶する。なお、会計処理結果は、複数のPOS端末30を統括するPOSサーバ(図示省略)等に記憶してもよいが、ここでは説明を容易にするため、POS端末30内に記憶されるものとする。
広告配信サーバ20は、無線LAN等のネットワークNTを介して各電子POP装置10およびPOS端末30と接続されており、表示画面21、キーボード22およびマウス23等を有する、一般的なパーソナルコンピュータにより構成される。広告配信サーバ20は、店内に配置された複数の電子POP装置10に対して、広告表示データを配信すると共に、各電子POP装置10からカメラCAの撮像結果を受信して、店内の映像(商品の陳列状態や顧客の行動を撮像した映像)を表示画面21に表示したり、各広告表示データの注目度を自動検出したりする。さらに、各POS端末30から会計処理結果を受信して、各商品の所定期間における売上高および/または売上数(以下、売上高および/または売上数を「売上」と称する)を検出する。そして、これら注目度の検出結果と、売上の検出結果と、に基づいて、各広告表示データの広告効果(広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたか)を計測・表示する。
次に、図2を参照し、電子POP装置10の装置構成について説明する。図2は、電子POP装置10の外観斜視図である。電子POP装置10は、ディスプレイ装置11と、当該ディスプレイ装置11を固定支持する装置本体12と、を備えている。ディスプレイ装置11は、その前面に、有機ELディスプレイや液晶ディスプレイ等のディスプレイ13を有しており、当該ディスプレイ13には、各商品の広告表示データを表示する。同図の例では、広告表示データとして、商品(牛乳パック等)の画像、商品名および商品の説明を表示している。なお、広告表示データは、静止画像であっても、動画像であっても良い。また、各広告表示データには、音声データが付加されており、これら両データを、以下「広告映像ファイル」と総称する。
また、ディスプレイ13には、タッチパネル14が重畳されている。タッチパネル14は、ディスプレイ13の表示エリアの略全域を覆うマトリクススイッチで構成され、指等の接触(タッチ)によってオン、オフ情報を取得する。このオン、オフ情報により、ユーザによる指等のタッチを検出する。例えば、ディスプレイ13に広告表示データが表示されている状態で、顧客がタッチパネル14をタッチすると、その広告表示データに関連するクーポン50が、後述するクーポンプリンタ18により印刷される。
また、ディスプレイ装置11の前面上部中央には、上記のとおりカメラCAが設けられている。カメラCAは、顧客の行動をキャプチャするものであるため、顧客が不快な思いをすることがないように、小型且つ目立たないように取り付けられている。カメラCAは、一般的な小型カメラと同様に、レンズ、CCD撮像素子および映像出力端子を有しており(いずれも図示省略)、撮像した映像は、広告配信サーバ20に対して、リアルタイムに配信される。
一方、電子POP装置10の装置本体12には、その前面に、各種設定を行うための設定ボタン15と、音声を出力するスピーカ16と、が設けられ、装置本体12の底部には、電子POP装置10を移動可能とするための4つのローラ17が設けられている。さらに、装置本体12には、上記のクーポンプリンタ18が接続されている。
設定ボタン15は、電子POP装置10の各種設定・操作を行なう設定画面(図示省略)を表示させるための操作子である。店員は、設定ボタン15を押してディスプレイ13上に設定画面を表示させ、タッチパネル14を操作することで各種設定・操作を行うことができる。これら設定ボタン15およびタッチパネル14は、店員が、広告映像ファイルのタイムスケジュール(図6(b)参照)の確認や変更を行うためにも用いられる。
スピーカ16は、上記の広告映像ファイルに基づいて、各広告表示データに対応する音声データを出力する。また、顧客によりタッチパネル14がタッチされた場合は、クーポン50を発行する(または、発行した)旨の音声ガイダンスを行う。
クーポンプリンタ18は、箱型の筐体内に、ロール状に巻回されたレシート用紙を収容する用紙収容部、レシート用紙を搬送する用紙搬送部、レシート用紙上に印刷データを印刷する印刷ヘッドを内蔵している(いずれも図示省略)。また、筐体前面に、印刷済みのレシート用紙(クーポン50)を排出する排出口19を有している。当該排出口19にはクーポン50の切断に利用される切断歯が設けられている。顧客は、排出口19から排出された印刷済みのレシート用紙を、切断歯を利用して切り取り、クーポン50を取得する。なお、クーポン50の印刷に要する印刷データを、以下「広告印刷データ」と称する。
次に、図3を参照し、電子POP装置10の制御構成について説明する。同図は、電子POP装置10の制御ブロック図である。電子POP装置10は、上記のとおり、ディスプレイ13、タッチパネル14、設定ボタン15、スピーカ16およびカメラCAを備えていると共に、クーポンプリンタ18と接続されている。その他、電子POP装置10は、装置本体12内に、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、通信部44、タイマ45および接続バス46を備えている。
CPU41は、中央処理装置であり、各種演算処理を行う。ROM42は、CPU41が各種演算処理を行うための制御プログラムを記憶する。RAM43は、CPU41が各種演算処理を行うためのワークエリアとして用いられる。なお、本実施形態では、RAM43内に、広告配信サーバ20から配信された1以上の広告映像ファイルおよび広告印刷データ、並びに広告映像ファイルの表示スケジュールを示すタイムスケジュールを、それぞれ記憶するための記憶領域が設けられている。
通信部44は、広告配信サーバ20と無線通信を行なうためのものであり、主に、広告映像ファイルおよび広告印刷データの受信、並びに広告映像ファイルの表示ログおよび電子POP装置10の装置状態を示す情報(内部エラー等)の送信に用いられる。タイマ45は、現在時刻を計時する。計時された現在時刻は、ディスプレイ13上に表示されると共に、各広告映像ファイルの表示ログ(表示開始/終了時刻または表示時間)を記録するために用いられる。
次に、図4を参照し、広告配信サーバ20の制御構成について説明する。同図は、広告配信サーバ20の制御ブロック図である。広告配信サーバ20は、上記のとおり、表示画面21、キーボード22およびマウス23を備えていると共に、ネットワークNTを介して接続された各電子POP装置10および各POS端末30と通信を行うための通信部24を備えている。さらに、CPU25、ROM26、RAM27、顔認識モジュールM、HDD(Hard disk drive)28および接続バス29を備えている。
CPU25は、中央処理装置であり、広告配信サーバ20全体を制御する。ROM26は、基本プログラムを記憶し、RAM27は、CPU25が各種演算処理を行うためのワークエリアとして用いられる。顔認識モジュールMは、人物の顔の存在を判別する顔識別プログラムと、判別した顔が広告表示データ(電子POP装置10のディスプレイ13)を注目しているか否かを判別する視線解析プログラムと、判別した顔のタイプ(性別や年齢層)を判別する顔分析プログラムと、を有している。当該顔認識モジュールMを用いることで、広告表示データを注目している時間や回数(同一の人物が連続して注目している場合、注目回数は1回とみなす)、並びに注目している人物のタイプを判定することができる。
HDD28は、店内に配置された各商品に対応する広告映像ファイルIDおよび広告印刷データIDを示す広告ファイル一覧表と、上記の広告映像ファイルID毎にそれぞれ関連付けられた1以上の広告映像ファイルと、上記の広告印刷データID毎にそれぞれ関連付けられた0以上の広告印刷データと、電子POP装置10のタイムスケジュールと、電子POP装置10のカメラCAの撮像結果に基づいて検出した注目度を示す注目度検出データと、POS端末30から受信した会計処理結果に基づいて検出(算出)した各商品の売上を示す売上検出データと、注目度検出データおよび売上検出データに基づいて生成した広告効果測定データと、をそれぞれ記憶するための記憶領域を有している。
次に、図5を参照し、広告効果計測システムSYの機能構成について説明する。電子POP装置10は、主な機能構成として、広告表示データ表示部110、クーポン印刷部120および撮像部130を有している。広告表示データ表示部110は、CPU41およびディスプレイ13を主要部として構成されるものであり、広告配信サーバ20から配信された広告映像ファイルに基づく広告表示データを、同じく広告配信サーバ20から配信されたタイムスケジュールにしたがって表示する。
クーポン印刷部120は、CPU41およびクーポンプリンタ18を主要部として構成されるものであり、広告配信サーバ20から配信された広告印刷データに基づくクーポン50を、同じく広告配信サーバ20から配信されたタイムスケジュールに基づいて印刷する。つまり、表示されている広告映像ファイルに応じて、印刷されるクーポン50の種類も変化する。また、撮像部130は、カメラCAを主要部として構成されるものであり、店内の映像(商品の陳列状態や顧客の行動を撮像した映像)や、顧客がディスプレイ13を注視している顔(表情)を撮像する。
続いて、POS端末30の機能構成を説明する。POS端末30は、主な機能構成として、会計処理部310および会計処理結果記憶部320を有している。会計処理部310は、POS端末30に組み込まれたPOSアプリケーションやCPU(いずれも図示省略)を主要部として構成されるものであり、商品の会計処理を行う。また、会計処理結果記憶部320は、POS端末30内のHDD(図示省略)を主要部として構成されるものであり、会計処理部310の処理結果を記憶する。
続いて、広告配信サーバ20の機能構成を説明する。広告配信サーバ20は、主な機能構成として、顔分析部210、注目度検出部220、売上検出部230、広告効果計測部240、映像表示部250、情報表示部260および広告配信部270を有している。なお、請求項における「広告効果表示部」は、広告効果計測部240および情報表示部260から成る。
顔分析部210は、CPU25および顔認識モジュールMを主要部として構成されるものであり、電子POP装置10の撮像部130による撮像結果に基づいて、広告表示データを注目している人物の性別や年齢層(顔のタイプ)を分析する。また、注目度検出部220は、CPU25を主要部として構成されるものであり、顔分析部210により分析した顔のタイプ別に、所定期間内における広告表示データの注目度を検出する。本実施形態では、広告表示データの注目度として、1日の注目時間の累計(複数人による注目時間の合計)や注目時間の割合(広告表示データの表示時間の累計に対する、人物の当該広告表示データへの注目時間の累計の割合)を検出する。また、広告表示データの注目度として、さらに1日の印刷回数(クーポン50の発行回数)や注目時間の割合(注目回数に対する印刷回数の割合)を検出する。
売上検出部230は、CPU25を主要部として構成されるものであり、POS端末30の会計処理結果記憶部320を参照して得られる会計処理結果に基づいて、各商品の所定期間内における売上を検出する。本実施形態では、売上として、各商品の1日の売上高(売上合計金額)を検出する。広告効果計測部240は、CPU25を主要部として構成されるものであり、注目度検出部220および売上検出部230の検出結果に基づいて、各広告表示データの広告効果を計測する。本実施形態では、広告効果として、広告表示データの注目時間の累計と、クーポン50の印刷回数と、売上と、を広告映像ファイル(広告表示データ)別に計測する(図8参照)。また、他の例として、広告表示データの注目時間の割合と、クーポン50の印刷割合と、売上と、を広告映像ファイル(広告表示データ)別に計測する(図9参照)。
映像表示部250は、表示画面21を主要部として構成されるものであり、電子POP装置10の撮像部130による撮像結果(撮像映像)を表示する。当該表示は、店舗管理者や売場担当者が、各陳列棚60の品切れ状態や顧客の購買行動を確認するために用いられる。なお、店内に複数の電子POP装置10が配置されている場合は、各電子POP装置10において撮像した映像を所定時間毎に切り替えて表示しても良いし、キーボード22やマウス23を用いたユーザ操作によって、表示対象となる電子POP装置10を指定できるようにしても良い。
情報表示部260は、表示画面21を主要部として構成されるものであり、注目度検出部220および売上検出部230の検出結果(図7参照)、広告効果計測部240の測定結果(図8および図9参照)、各商品に対応した広告ファイル一覧表(図6(a)参照)、および各電子POP装置10のタイムスケジュール(図6(b)参照)を表示する。なお、各画面の切り替えは、キーボード22やマウス23を用いて行われる。
広告配信部270は、CPU25および通信部24を主要部として構成されるものであり、各電子POP装置10に対して、タイムスケジュール(図6(b)参照)と共に広告映像ファイルおよび広告印刷データを配信する。なお、これらタイムスケジュール等の配信は、キーボード22やマウス23を用いて配信が指示されたとき、並びに電子POP装置10から配信要求があったときに行う。
次に、図6および図7を参照し、広告ファイル一覧表、タイムスケジュール、注目度検出データおよび売上検出データについて、それぞれ具体例を挙げて説明する。図6(a)は、広告ファイル一覧表の一例を示す図である。広告ファイル一覧表は、商品と、広告映像ファイルIDと、広告印刷データIDと、を対応付けたものである。ここでは、商品Aa〜Adに対応する広告映像ファイルIDおよび広告印刷データIDを示している。「広告映像ファイル」は、広告主(メーカ)が全ての商品に対して製作しているとは限らないため、広告映像ファイルが関連付けられていない商品も存在する(商品Acおよび商品Ad)。そのような商品については、「広告印刷データ」も関連付けられていない。
図6(b)は、タイムスケジュールの一例を示す図である。タイムスケジュールは、時間帯と、その時間帯に表示される広告映像ファイルIDと、その時間帯に印刷される広告印刷データIDと、を対応付けたものである。ここでは、商品AaおよびAbに対応する広告映像ファイルIDが、20分毎に交互に表示される例を示している。なお、同図では、全ての広告映像ファイルに対応して広告印刷データが用意されているが、広告印刷データは必ずしも用意される必要はない。例えば、広告映像ファイル「File001」に対応する広告印刷データが存在しない場合、その広告映像ファイルが表示されている間は、タッチパネル14がタッチされてもクーポン50を発行しないか、予め電子POP装置10内に用意されている所定の広告情報(店舗案内や休日情報など)を印刷する。また、1の広告映像ファイルに対応して複数の広告印刷データを用意しても良い。この場合は、その広告映像ファイルが表示されている間、タッチパネル14がタッチされる毎に、複数の広告印刷データを順番に、またはランダムに印刷することとなる。
図7(a)は、注目度検出データの一例を示す図である。なお、上記のとおり、注目度検出データは、顔のタイプ別に検出されるが、ここでは、1つの例のみ示す。注目度検出データは、広告映像ファイル毎に、広告映像ファイルの1日の注目時間の累計と、注目回数と、広告印刷データの1日の印刷回数と、を対応付けたものである。同図では、商品Aaの広告映像ファイル「File001」に対して、1日の注目時間の累計が60分であり、注目回数は延べ160回であること(同一人物による複数回の注目は、別々にカウントされる)、当該広告映像ファイル「File001」が表示されている間に、商品Aaのクーポン50(広告印刷データ「Data001」)が合計40回発行されたことを示している。
図7(b)は、売上検出データの一例を示す図である。売上検出データは、商品毎に、1日の売上高を対応付けたものである。なお、「売上」として、売上数(売上個数)をさらに対応付けても良い。また、売上高に代えて、売上数を対応付けても良い。
次に、図8および図9を参照し、広告効果測定データについて、具体例を挙げて説明する。ここでは、図7(a)および同図(b)に示した注目度検出データおよび売上検出データに基づいて、広告効果測定データをグラフ化した表示例を示す。図8は、広告効果測定データの一例<広告効果測定データ1>を示す図である。<広告効果測定データ1>は、広告映像ファイル毎に、注目時間の累計を白い棒グラフで示し、クーポン50の印刷回数を黒い棒グラフ(白い棒グラフに中央揃えの状態で重畳された棒グラフ)で示している。さらに、広告映像ファイル毎の売上を示す折れ線グラフを、両棒グラフの長さと対比できるように、両棒グラフの幅中央を基準として示している。この<広告効果測定データ1>によれば、「広告表示データの注目時間の累計」が、どれだけ売上に反映されたかを判定することができる。すなわち、同図の例では、広告映像ファイル「File002」(広告印刷データ「Data002」)が、広告映像ファイル「File001」(広告印刷データ「Data001」)よりも、売上に対する貢献度(折れ線グラフの白い棒グラフに対する割合)が高いと判定できる。
なお、同図のように、広告効果測定データをグラフとして示すのではなく、数値として示すこともできる。例えば、広告映像ファイル「File001」に対応する商品Aaは、売上が、1日当たり100,000円であり、注目時間の累計が、1日当たり60分であったとすると、広告効果は、100,000円/時間である。これに対し、広告映像ファイル「File002」に対応する商品Abは、売上が、1日当たり60,000円であり、注目時間の累計が、1日当たり30分であったとすると、広告効果は、120,000円/時間である。
図9は、広告効果測定データの他の例<広告効果測定データ2>を示す図である。<広告効果測定データ2>は、広告映像ファイル毎に、注目時間の割合を白い棒グラフで示し、クーポン50の印刷割合を白い棒グラフに重畳された黒い棒グラフで示している。さらに、広告映像ファイル毎の売上を示す折れ線グラフを、両棒グラフの長さと対比できるように、両棒グラフの幅中央を基準として示している。ここでは、広告映像ファイルの表示時間の累計が「File001」および「File002」共に、1日当たり120分であるものとして、注目時間の割合を算出している。この<広告効果測定データ2>によれば、「広告表示データの注目度」が、どれだけ売上に反映されたかと共に、広告映像やクーポン50がどれだけ顧客を惹き付けたかを判定することができる。すなわち、同図の例では、クーポン50に対する関心(黒い棒グラフ)は、2つのファイルで大きな差はないが、広告映像ファイルに対する関心(黒い棒グラフ)は、広告映像ファイル「File002」よりも、広告映像ファイル「File001」が2倍高いと判定できる。また、売上に対する貢献度(白い棒グラフに対する折れ線グラフの割合)は、広告映像ファイル「File001」よりも、広告映像ファイル「File002」が、が高いと判定できる。
なお、本例でも、同図のように、広告効果測定データをグラフとして示すのではなく、数値として示すことができる。例えば、広告映像ファイル「File001」に対応する商品Aaは、売上が、1日当たり100,000円であり、注目時間の割合が、50%であったとすると、広告効果は、100%当たり200,000円である。これに対し、広告映像ファイル「File002」に対応する商品Abは、売上が、1日当たり60,000円であり、注目時間の割合が、25%であったとすると、広告効果は、100%当たり240,000円である。これにより、顧客の広告映像ファイル「File001」への関心を高めることが、売上増加に繋がるなどの推測および販売戦略が可能となる。
以上説明したとおり、本実施形態の広告効果計測システムSYによれば、各商品に対応した各広告表示データの注目度と、各商品の所定期間における売上と、に基づいて計測した広告表示データの広告効果を表示することができるため、両者の相関関係から、広告表示データの注目度が、どれだけ売上に反映されたかを判定することができる。
また、電子POP装置10で撮像した映像を、広告配信サーバ20側で表示できるため、店員が、顧客の行動(広告映像に興味を持った顧客が実際に商品を手に取ったか等)を把握したり、陳列棚60の状態から商品の品切れを判断して、商品の注文処理や補充処理を迅速に行ったりすることができる。
なお、上記の実施形態では、注目度検出データおよび売上検出データに基づいて、広告効果測定データをグラフ化した表示例(図8および図9参照)と、各表示例に対応して、広告効果測定データを簡単に数値化した例とを、例示したが、その他にも、複雑な演算式(アルゴリズム)を用いて、広告効果を計測しても良い。すなわち、「注目度の検出結果」と、「売上の検出結果」とをパラメータとした所定の演算式によって得られる値を、広告効果測定データとしても良い。
また、上記の実施形態では、「会計装置」として、POS端末30を例示したが、ワゴン決済やセルフ決済が可能なインテリカートなど、会計/決済機能を有する可動式の装置を用いても良い。この構成によれば、注目度や売上を検出する所定期間を短くすることで、よりリアルタイムな広告効果を計測することができる。
また、上記の実施形態では、注目度を検出する所定期間と、売上を検出する所定期間とは、同一(1日)であるものとしたが、異なる期間であっても良い。例えば、買物に要する時間(顧客が、電子POP装置10が設置された売場からPOS端末30が設置された精算所まで行く時間)を考慮し、売上を検出する所定期間を、注目度を検出する所定期間より遅らせても良い(例えば、注目度の検出は、10:00〜11:00で、売上の検出は、10:15〜11:15など)。
また、上記の実施形態において、注目度検出部220は、性別および/または年齢層別に、注目度を検出するものとしたが、売上検出部230でも、性別および/または年齢層別に、売上を検出するようにしても良い。この場合、会計処理部310は、性別および/または年齢層を特定するために、個人を識別する識別情報を、会員カードの読み取り等によって取得する。また、会計処理結果記憶部320は、取得した識別情報と、会員データベースの参照結果とに基づいて、性別および/または年齢層別に、会計処理結果を記憶する。この構成によれば、性別や年齢層に応じた広告表示データの広告効果を、より正確に計測することができるため、効果的な販売戦略を立てることができる。
また、上記の実施形態で示した広告効果計測システムSYに、システム構成要素として、広告主(メーカ)が運営管理する広告主サーバをさらに追加しても良い。この場合、広告主サーバは、広告配信サーバ20と接続され、広告効果計測部240による計測結果や、映像表示部250および情報表示部260の表示内容を随時取得できることが好ましい。この構成によれば、広告主は、自社が提供する広告表示データの広告効果を素早く把握することができ、広告効果が低いと判断した場合でも、迅速に対策を講じることができる。
また、上記の実施形態に示した広告効果計測システムSY(電子POP装置10や広告配信サーバ20)の各構成要素をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピュータを、広告効果計測システムSYの各手段として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。
その他、広告効果計測システムSYのシステム構成、処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10…電子POP装置 13…ディスプレイ 14…タッチパネル 15…設定ボタン 16…スピーカ 18…クーポンプリンタ 20…広告配信サーバ 21…表示画面 22…キーボード 23…マウス 24…通信部 25…CPU 26…ROM 27…RAM 28…HDD 30…POS端末 60…陳列棚 CA…カメラ M…顔認識モジュール NT…ネットワーク SY…広告効果計測システム
Claims (9)
- 商品の広告表示データを表示する広告表示データ表示部、および当該広告表示データ表示部に向けられた人物の顔を撮像する撮像部を有する表示装置と、
前記商品の会計処理を行う会計処理部を有する会計装置と、
前記表示装置および前記会計装置と接続され、前記広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測装置と、から成る広告効果計測システムであって、
前記広告効果計測装置は、
前記広告表示データ表示部に表示されている前記広告表示データと、当該広告表示データの表示中における前記撮像部の撮像結果と、に基づいて、各商品に対応した各広告表示データの注目度を検出する注目度検出部と、
前記会計処理部の処理結果に基づいて、各商品の所定期間における売上高および/または売上数を検出する売上検出部と、
前記注目度検出部および前記売上検出部の検出結果に基づいて計測した、各広告表示データの広告効果を表示する広告効果表示部と、を備えたことを特徴とする広告効果計測システム。 - 前記注目度検出部は、前記注目度として、前記人物の前記広告表示データへの注目時間の累計を検出することを特徴とする請求項1に記載の広告効果計測システム。
- 前記注目度検出部は、前記注目度として、所定期間における前記広告表示データの表示時間または表示回数の累計に対する、前記人物の当該広告表示データへの注目時間または注目回数の累計の割合を検出することを特徴とする請求項1に記載の広告効果計測システム。
- 前記広告効果計測装置は、
前記撮像部の撮像結果から、前記人物の性別および/または年齢層を分析する顔分析部をさらに備え、
前記注目度検出部は、前記性別および/または前記年齢層別に、前記注目度を検出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の広告効果計測システム。 - 前記広告効果計測装置は、
前記撮像部により撮像された映像を表示する映像表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の広告効果計測システム。 - 前記撮像部は、前記人物の行動および/または前記商品が陳列される陳列棚を撮像可能であることを特徴とする請求項5に記載の広告効果計測システム。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の広告効果計測システムに適用される広告効果計測装置。
- 商品の広告表示データを表示する広告表示データ表示部、および当該広告表示データ表示部に向けられた人物の顔を撮像する撮像部を有する表示装置と、
前記商品の会計処理を行う会計処理部を有する会計装置と、接続されて用いられ、前記広告表示データの広告効果を計測する広告効果計測装置の制御方法であって、
前記広告効果計測装置が、
前記広告表示データ表示部に表示されている前記広告表示データと、当該広告表示データの表示中における前記撮像部の撮像結果と、に基づいて、各商品に対応した各広告表示データの注目度を検出するステップと、
前記会計処理部の処理結果に基づいて、各商品の所定期間における売上高および/または売上数を検出するステップと、
前記注目度の検出結果と、前記売上高および/または前記売上数の検出結果にと、に基づいて、各広告表示データの広告効果を計測するステップと、を実行することを特徴とする広告効果計測装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項8に記載の広告効果計測装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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