JP2010020608A - 電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム - Google Patents

電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010020608A
JP2010020608A JP2008181555A JP2008181555A JP2010020608A JP 2010020608 A JP2010020608 A JP 2010020608A JP 2008181555 A JP2008181555 A JP 2008181555A JP 2008181555 A JP2008181555 A JP 2008181555A JP 2010020608 A JP2010020608 A JP 2010020608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch
selection
selection area
monitor
touch panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008181555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010020608A5 (ja
Inventor
Junichi Ito
順一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Imaging Corp
Original Assignee
Olympus Imaging Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Imaging Corp filed Critical Olympus Imaging Corp
Priority to JP2008181555A priority Critical patent/JP2010020608A/ja
Priority to CN2009101598172A priority patent/CN101626460B/zh
Publication of JP2010020608A publication Critical patent/JP2010020608A/ja
Publication of JP2010020608A5 publication Critical patent/JP2010020608A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】タッチパネルのタッチ操作により希望のオブジェクトを選択する技術において、複数のオブジェクトを選択するためには、複数回のタッチ操作が必要となる。
【解決手段】複数のオブジェクト(I1〜I16)を表示可能なモニタに重ねて配置されたタッチパネルがタッチ操作された際のタッチ状態を検出し、検出されたタッチ状態に応じて、オブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリア(620,630)の大きさを決定するとともに、タッチ位置を基準に選択エリアを設定し、設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクト(I5〜I7、I9〜I11、I13〜I15)を選択候補とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、モニタに表示されるオブジェクトを選択する技術に関する。
従来、各チャンネルの内容を動画アイコンで表示部に表示するとともに、表示部にタッチパネルを重ねて配置して、動画アイコンのタッチ(選択)により、テレビ本体のチャンネルを変更することができるテレビ用リモコンが知られている(特許文献1参照)。ユーザは、自分が見たい番組の動画アイコンをタッチすることにより、テレビ本体のチャンネルを変更することができる。
特開平7−7631号公報
タッチパネルを重ねて配置した表示部に表示された複数のオブジェクトの中から、希望するオブジェクトをタッチして選択することは、上述したように、公知の技術である。しかしながら、従来の技術では、希望するオブジェクトが複数存在する場合、選択するオブジェクトの数と同じ回数だけ、タッチ操作が必要であった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネルを重ねて配置したモニタに表示されるオブジェクトの中から複数のオブジェクトを選択する際に、少ない回数のタッチ操作で複数のオブジェクトを選択できる技術を提供することである。
本発明のある態様に係る電子装置は、複数のオブジェクトを表示可能なモニタと、前記モニタに重ねて配置されたタッチパネルと、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ状態を検出するタッチ状態検出部と、前記タッチ状態検出部によって検出されたタッチ状態に応じて、前記モニタに表示されているオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置検出部によって検出されたタッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定する選択エリア設定部と、前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択するオブジェクト選択部と、を備えることを特徴とする。
本発明の別の態様に係るカメラは、複数の画像データを表示可能なモニタと、前記モニタに重ねて配置されたタッチパネルと、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ状態を検出するタッチ状態検出部と、前記タッチ状態検出部によって検出されたタッチ状態に応じて、前記モニタに表示されている画像データを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置検出部によって検出されたタッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定する選択エリア設定部と、前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なる画像データを選択する画像データ選択部と、を備えることを特徴とする。
本発明のさらに別の態様に係るオブジェクト選択方法は、複数のオブジェクトを表示可能なモニタに重ねて配置されたタッチパネルのタッチ操作に基づいて、前記モニタに表示されている複数のオブジェクトの中から、所望のオブジェクトを選択する方法であって、前記タッチパネルのタッチ操作が行われた際のタッチ位置およびタッチ状態を検出するステップと、前記タッチ状態に応じて、前記モニタに表示されているオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定するステップと、前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のさらに別の態様に係るオブジェクト選択プログラムは、複数のオブジェクトを表示可能なモニタに重ねて配置されたタッチパネルのタッチ操作に基づいて、前記モニタに表示されている複数のオブジェクトの中から、所望のオブジェクトを選択する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記タッチパネルのタッチ操作が行われた際のタッチ位置およびタッチ状態を検出するステップと、前記タッチ状態に応じて、前記モニタに表示されているオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定するステップと、前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルの操作により、複数のオブジェクトを選択する際に、少ない回数でオブジェクトの選択が可能となる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
−第1の実施形態−
図1Aおよび図1Bは、本発明の第1の実施形態における電子装置であるデジタルカメラの外観斜視図である。デジタルカメラ1は、カメラ正面に撮影レンズ2を備え、カメラ上面に撮影指示を行うためのレリーズSW(スイッチ)3を備えている。また、カメラ背面には、画像データを液晶モニタに表示する際の表示形態を設定するための表示モード選択SW4と、撮影モードの設定指示を行うための撮影モードSW5と、再生モードの設定指示等を行うための再生モードSW6と、指や専用のペンあるいはスティック等でタッチする等の操作により、カメラへの各種入力や指示等を可能にする、液晶モニタ上に重ねて配置されたタッチパネル7が設けられている。
図2は、デジタルカメラの主要構成を示す図である。図2において、CCD8は、撮影レンズ2により結像された被写体像を電気信号(アナログ電気信号)に光電変換する。CCDインターフェース回路9は、CCD8により光電変換された電気信号に対して所定の撮像処理を行い、一定形式の画像データ(デジタル電子データ)を得る。
FlashRom10には、カメラ1全体の動作を制御するための制御プログラムや、その制御プログラムの実行に必要な各種データが記録されている。
SDRAM(Synchronous DRAM)11は、CCDインターフェース回路9により得られた画像データの一時格納用、およびシステムコントローラ12のワークエリア等として使用される。
システムコントローラ12は、FlashRom10に記録されている制御プログラムを読み出し実行することにより、カメラ1全体の動作を制御する。また、システムコントローラ12は、所定の画像処理や、画像データの圧縮/伸長処理等も行う。
記録メディア(メディアカード)13は、例えばメモリカードや小型HDD(ハードディスク)等、カメラ1に着脱自在の記録媒体である。
液晶モニタ18に重ねて配置されるタッチパネル7は、透明のスクリーン状であって、ユーザの指や専用のペン(例えば、スタイラスペン)、あるいはスティック等で触れる、あるいはなぞる等のタッチ操作(タップ操作)により、カメラ1への各種の入力や指示を可能にする。タッチ操作検出回路19は、指や専用のペン、あるいはスティック等によって、タッチパネル7のタッチ操作が行われたことを検出するとともに、タッチ操作が行われた位置(タッチ位置)を検出する。
加速度センサ14は、タッチパネル7がタッチ操作された際におけるタッチパネル7の面に垂直な方向の加速度(タッチ力量)を検出する。加速度検出回路15は、加速度センサ14からの出力を、システムコントローラ12が有するA/Dコンバータ(不図示)の入力レベルへ変換することにより、タッチパネル7のタッチ操作が行われた際の強さを示すタッチ力量を検出する。
なお、タッチ力量を検出するセンサとして、加速度センサ14の代わりに、小型のジャイロスコープを利用することも可能である。また、タッチパネル7がタッチされる力を検出する感圧センサを配置することにより、タッチ力量を検出するようにしてもよい。
液晶モニタ駆動回路20は、液晶モニタ18を駆動する。液晶モニタ18は、液晶モニタ駆動回路20による駆動に応じて、画像等のオブジェクトや各種メニュー等を表示する。
白黒LCD21は、カメラ1の設定状態を表示する。カメラ操作SW22は、上述したレリーズSW3、表示モード選択SW4、撮影モードSW5、再生モードSW6等を含み、カメラ1への所定の指示を行うためのスイッチである。例えば、撮影モードSW5が操作される等して撮影モードが設定されている状態でレリーズSW3が操作されると、撮像面に結像されている被写体像がCCD8により電気信号に光電変換され、さらにCCDインターフェース回路9により所定の画像処理が行われて、一定形式の画像データが得られる。この画像データは、システムコントローラ12により、所定の画像処理が行われた後、さらに画像圧縮処理が行われて、記録メディア13に記録される。
なお、記録メディア13に記録される画像データには、それぞれ固有のコマ番号が付与される。コマ番号は、例えば、画像データのファイル名の一部に含む形式で記録してもよいし、画像データの属性情報とともに記録してもよい。
また、例えば、再生モードSW6が操作される等して再生モードが設定されると、表示モード選択SW4の操作によって設定される表示形態に応じて、画像が液晶モニタ18に表示される。表示モード選択SW4によって設定できる表示形態には、1フレーム毎に液晶モニタ18に表示する形態である一画像表示モードと、複数のサムネイル画像を液晶モニタ18に表示する形態であるマルチ画像表示モードがある。
USBコントローラ23は、カメラ1とUSBにより接続されている外部機器24との間でデータの送受を行うための制御を行う。外部機器24は、例えば、パーソナルコンピュータやプリンタである。例えば、プリンタをカメラ1とUSB接続して、カメラ1側で選択された画像データをプリンタで直接印刷することができる。
このカメラ1では、液晶モニタ18に複数のサムネイル画像が表示されている状態で、タッチパネル7のタッチ操作により画像が選択されると、選択された画像を削除する処理を行う。すなわち、ユーザは、不要な画像を削除するために、液晶モニタ18に表示されている複数のサムネイル画像の中から、タッチ操作によって不要な画像を選択する。
第1の実施形態では、不要な画像を選択する際のタッチ操作のタッチ力量に応じて、画像を選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定し、決定した大きさの選択エリアを液晶モニタ18に表示して、表示した選択エリアに重なっている画像を、削除する画像の候補画像とする。以下、詳しい処理内容を図3のフローチャートを用いて説明する。
図3は、システムコントローラ12によって実行される制御プログラムのメインルーチンを示すフローチャートである。カメラ操作SW22の一つであるPowerSW(不図示)がONされると、システムコントローラ12は、ステップS1の処理を開始する。なお、図3に示すフローチャートでは、本発明の特徴的な処理に関する動作を示し、その他の動作については省略している。
ステップS1では、ユーザによる撮影モードSW5の操作により、撮影モードが設定されたか否かを判定する。撮影モードが設定されたと判定すると、ステップS2に進む。ステップS2では、カメラ操作SW22の操作に応じて撮影動作が実行される。すなわち、カメラ操作SW22の一つであるレリーズSW3の操作に応じて、撮影した画像を記録メディア13に記録する。
一方、ステップS1において撮影モードが設定されていないと判定すると、ステップS3に進む。ステップS3では、ユーザによる再生モードSW6の操作により、再生モードが設定されたか否かを判定する。再生モードが設定されていないと判定するとステップS1に戻り、再生モードが設定されたと判定すると、ステップS4に進む。
ステップS4では、ユーザによる表示モード選択SW4の操作により、マルチ画像表示モードが設定されたか否かを判定する。マルチ画像表示モードが設定されていないと判定するとステップS5に進む。ステップS5では、一画像表示モードによる処理を行う。すなわち、カメラ操作SW22の一つである図示しないUpSWまたはDownSWの操作に応じて、画像データを1フレーム毎に記録メディア13から読み出して、液晶モニタ18に表示する。なお、UpSWおよびDownSWは、液晶モニタ18に表示する画像をコマ送りするための操作スイッチである。
一方、ステップS4において、マルチ画像表示モードが設定されたと判定すると、ステップS6に進む。ステップS6では、タッチ操作検出回路19の動作を許可する。これは、例えば、タッチ操作検出回路19への電力供給を制御する不図示の半導体スイッチをOFFからONにすることによって行う。システムコントローラ12は、タッチ操作検出回路19の動作を許可し、所定の周期でタッチ操作検出回路19と通信してタッチ操作の情報を取得する。例えば、タイマ割り込み動作によってタッチ操作に関する情報を取得し、システムコントローラ12内部のメモリ(不図示)に格納する。
ステップS7では、加速度検出回路15の動作を許可することによって、タッチ力量の検出動作を許可する。加速度検出回路15は、タッチパネル7の面に垂直な方向の加速度に応じた信号を出力する。システムコントローラ12は、所定の周期で加速度検出回路15の出力をA/Dコンバータを用いて測定する。例えば、タイマ割り込み動作によって、A/Dコンバータを所定の周期で動かしてタッチ操作力量のデータを測定する。測定したタッチ操作力量のデータは、システムコントローラ12内部のメモリ(不図示)に格納する。
ステップS8では、FlashRom10から制御パラメータを読み出す。この制御パラメータには、後述する選択エリアの初期値およびタッチ力量の判定値が含まれる。
ステップS9では、所定数の画像データを記録メディア13から読み出す。例えば、液晶モニタ18にサムネイル画像を16個表示できる場合(図5(a)、図6(a)参照)には、16個の画像データを記録メディア13から読み出す。
ステップS10では、ステップS9で読み出した画像データから、縮小画像を作成して液晶モニタ18に表示する。
ステップS11では、カメラSW22の一つである図示しないUpSWまたはDownSWの操作が行われたか否かを判定する。UpSWまたはDownSWの操作が行われたと判定するとステップS12に進み、いずれの操作も行われていないと判定すると、ステップS14に進む。
ステップS12では、UpSWまたはDownSWの操作に応じて画像データのコマ番号をUpカウントまたはDownカウントして、コマ番号に対応する画像データを記録メディア13から読み出す。
ステップS13では、ステップS12で読み出された画像データから、縮小画像を作成し、作成した縮小画像に基づいて、液晶モニタ18の表示を更新する。液晶モニタ18の表示を更新すると、ステップS11に戻る。
ステップS14では、タッチ操作検出回路19からの出力に基づいて、タッチパネル7のタッチ操作が行われたか否かを判定する。タッチ操作が行われたと判定するとステップS15に進み、タッチ操作が行われていないと判定すると、ステップS16に進む。
ステップS15では、タッチ操作に基づいて、画像の選択および選択した画像の削除処理を行う。この画像選択&削除サブルーチンの詳細は、図4に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS16では、ユーザによる再生モードSW6の操作により、再生モードが解除されたか否かを判定する。再生モードが解除されていないと判定するとステップS11に戻り、再生モードが解除されたと判定すると、ステップS17に進む。
ステップS17では、タッチ操作検出回路19の動作を停止するとともに、タッチ操作検出回路19との間の通信を停止する。タッチ操作検出回路19の停止は、例えば、タッチ操作検出回路19への電力供給を制御する不図示の半導体スイッチをONからOFFにすることによって行う。
ステップS18では、加速度検出回路15の動作を停止するとともに、システムコントローラ12が有するA/Dコンバータ(不図示)の動作も停止する。ステップS18の処理を行うと、ステップS1に戻る。
図4は、図3に示すフローチャートのステップS15で行われる画像選択&削除サブルーチンを示すフローチャートである。以下では、画像選択&削除サブルーチンの処理を、図5および図6を参照しながら説明する。図5は、タッチパネル7のタッチ操作が弱かった場合に、液晶モニタ18の表示画面が変化する様子を説明するための図であり、図6は、タッチパネル7のタッチ操作が強かった場合に、液晶モニタ18の表示画面が変化する様子を説明するための図である。
ステップS100では、タッチ力量のデータPxを取得する。タッチ力量のデータPxは、加速度検出回路15の出力をA/Dコンバータ(不図示)でA/D変換した値であり、システムコントローラ12内部のメモリに記憶されている。ステップS100では、このメモリからタッチ力量のデータPxを読み出す。
ステップS110では、ステップ100で取得したタッチ力量Pxが所定の第1の判定値Pref0より大きいか否かを判定する。第1の判定値Pref0は、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、ユーザが意図せずにタッチパネル7に触れてしまったか否かを判定するためのしきい値である。タッチ力量Pxが第1の判定値Pref0以下であると判定すると、タッチ操作が行われていないものとみなして、図3のメインルーチンの処理に戻る。一方、タッチ力量Pxが第1の判定値Pref0より大きいと判定するとステップS120に進む。
ステップS120では、ステップS100で取得したタッチ力量Pxが所定の第2の判定値Pref1より大きいか否かを判定する。第2の判定値Pref1は、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、Pref1>Pref0の関係が成り立っている。タッチ力量Pxが第2の判定値Pref1以下であると判定すると、ステップS130に進む。
ステップS130では、選択エリアの初期値に基づいて、選択エリアを設定する。選択エリアの初期値は、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、通常のタッチ力量でタッチパネル7をタッチされた際に設定される選択エリアの大きさ(モニタ上に定義された面積)を示す。
ステップS140では、ステップS130で設定された選択エリアを示す印を、タッチ位置を基準に表示する。タッチ位置は、タッチ操作検出回路19により検出される。
図5の画面51〜画面55は、液晶モニタ18に16個のサムネイル画像を表示した状態から、ユーザによるタッチパネル7のタッチ操作により、液晶モニタ18の表示画面が変化していく様子を示している。
画面51は、16個のサムネイル画像を表示した状態を示している。ここでは、各画像を区別するために、I1からI16までの符号を付している。この状態で、例えば、ユーザが画像I10に対応する位置をタッチすると、画面52の表示状態に遷移する。画面52では、ステップS130で設定された選択エリア520を点線で囲った領域として表示している。なお、画面52では、画像が表示されていない領域がタッチされた場合についての説明のために、画像が表示されていない領域がタッチされた場合の選択エリア521も同時に表示している。
一方、ステップS120において、タッチ力量が第2の判定値Pref1より大きいと判定するとステップS150に進む。ステップS150では、タッチ力量Pxと選択エリアの初期値から、新たな選択エリアの大きさSnewを次式(1)により求める。式(1)において、Siniは、選択エリアの初期値を示し、Kは、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、所定の係数を示す。
Snew=Sini+(Px−Pref1)×K (1)
式(1)から分かるように、タッチ力量Pxが大きいほど、選択エリアの大きさSnewは大きくなる。
なお、所定の係数Kの大きさにより、式(1)により算出される選択エリアの大きさは変化する。図5および図6では、液晶モニタ18に16個のサムネイル画像を表示する例を挙げて説明しているが、一度に表示されるサムネイル画像の数によって、選択エリアの初期値Siniおよび所定の係数Kの値は異なるものと考えられる。従って、サムネイル画像の大きさや、一度に表示するサムネイル画像の数等、画面の表示形態に応じて、選択エリアの初期値Siniおよび所定の係数Kを適宜設定するようにしてもよい。また、選択エリアの初期値Siniおよび所定の係数Kをユーザが変更可能なパラメータとしてもよい。
ステップS160では、まず、選択エリアの初期値に応じた選択エリアを表示し、その後、ステップS150で求められた大きさまで、選択エリアの大きさを拡大する表示を行う。これにより、ユーザは、選択エリアが拡大されたことを認識することができる。選択エリアが拡大したことを分かりやすく表示するために、アニメーション表示をするようにしてもよい。
図6の画面61は、16個のサムネイル画像を表示した状態を示している。図6においても、図5と同様に、各画像を区別するために、I1からI16までの符号を付している。この状態で、例えば、ユーザが画像I10に対応する位置をタッチすると、画面62の表示状態に遷移する。画面62では、選択エリアの初期値に応じた選択エリア620を点線で囲った領域として表示している。
上述したように、タッチ力量Pxが第2の判定値Pref1より大きいと、式(1)により求められる選択エリアの大きさまで、選択エリアの大きさを拡大する。図6の画面63では、拡大した状態の選択エリア630を点線で囲った領域として表示している。
ステップS170では、ステップS140またはS160で表示された選択エリアと少なくとも一部が重なるサムネイル画像が存在するか否かを判定する。図5に示す例では、画面52に表示されている選択エリア520と画像I10が重なっていると判定される。また、図6に示す例では、画面63に表示されている選択エリア630と、画像I5、I6、I7、I9、I10、I11、I13、I14、I15が重なっていると判定される。液晶モニタ18に表示されている選択エリアと少なくとも一部が重なっているサムネイル画像が存在すると判定するとステップS180に進み、選択エリアと重なっているサムネイル画像が一つも存在しないと判定すると、ステップS190に進む。
ステップS180では、選択エリアと少なくとも一部が重なっていると判定されたサムネイル画像を明示的に表示する。選択エリアと少なくとも一部が重なっているサムネイル画像が選択候補の画像となる。図5に示す例では、画像I10が選択エリアに重なっているため、画面53に示すように、画像I10が選択エリア520と重なっていることが判別できるような表示をする。また、図6に示す例では、画面64に示すように、選択エリア630と少なくとも一部が重なっている画像I5、I6、I7、I9、I10、I11、I13、I14、I15を明示的に表示している。
なお、選択エリアと少なくとも一部が重なっていると判定されたサムネイル画像を明示的に表示する方法としては、例えば、画像を点滅させる方法、画像の輝度を変化させる方法、画像の表示サイズを変更させる方法、画像の色調を変更する方法等があるが、ユーザに告知できる表示形態であれば、どのような表示方法であってもよい。
一方、ステップS190では、選択エリアと重なっているサムネイル画像が存在しないことを所定時間、明示的に表示する。ステップS140またはS160では、選択エリアを点線で囲った領域として液晶モニタ18上に表示したが、例えば、点線で囲った領域内の色を変更する等の方法により、選択エリアと重なっているサムネイル画像が存在しないことを表示する。例えば、画面52では、マーク521を表示することにより、選択エリアと重なっているサムネイル画像が存在しないことを示している。なお、表示方法は、選択エリアを点滅させる、選択エリアの輝度を変更する、選択エリアの表示サイズを変更する等、選択エリアの色調を変更する等、選択エリアと重なっているサムネイル画像が存在しないことをユーザが認識できる方法であれば良い。所定時間経過後は、明示的な表示を終了(例えば、画面52のマーク521を消去)して、メインルーチンに戻る。
ステップS200では、ステップS180の処理が終了してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していないと判定すると、ステップS210に進む。
ステップS210では、タッチパネル7のタッチ操作が行われたか否かを判定する。この判定は、タッチ操作検出回路19からの出力に基づいて行う。また、ここでのタッチ操作は、選択候補の画像を選択画像として確定するため、または、選択候補の画像を選択候補から除外するためのタッチ操作である。タッチパネル7のタッチ操作が行われていないと判定すると、ステップS200に戻る。
ステップS210において、所定時間が経過したと判定した場合、すなわち、所定時間の間に、タッチパネル7のタッチ操作が行われなかったと判定すると、ステップS230に進む。ステップS230では、選択候補の縮小画像の表示および選択エリアの明示的表示を終了する。図5の画面55、および、図6の画面66では、選択候補の縮小画像の明示的表示および選択エリアの表示を終了した状態の一例を示している。
一方、ステップS210において、タッチパネル7のタッチ操作が行われたと判定すると、ステップS220に進む。ステップS220では、タッチ操作が行われた位置に、選択候補のサムネイル画像が存在するか否かを判定する。図5に示す例では、画像I10の上をタッチ操作が行われたか否か、また、図6に示す例では、I5〜I7、I9〜I11、I13〜I15の上をタッチ操作が行われたか否かを判定する。タッチ操作が行われた位置に、選択候補のサムネイル画像が存在しないと判定すると、ステップS230に進み、図5の画面55、または、図6の画面66のように、選択候補の縮小画像の明示的表示および選択エリアの表示を終了する。すなわち、ユーザは、画像の選択を解除したい場合には、選択された画像が存在しない領域をタッチ操作すればよい。
一方、タッチ操作が行われた位置に、選択候補のサムネイル画像が存在すると判定すると、ステップS240に進む。ステップS240では、選択候補のサムネイル画像に対応する画像データを記録メディア13から削除する。また、この動作に連動して、削除された画像に対応するサムネイル画像も液晶モニタ18上から消去される。図5に示す例では、選択候補のサムネイル画像I10が消去された画面を画面54に示し、図6に示す例では、選択候補のサムネイル画像I5〜I7、I9〜I11、I13〜I15が消去された画面を画面65に示している。
以上、第1の実施形態における電子装置によれば、液晶モニタ18に重ねて配置されたタッチパネル7がタッチ操作された際のタッチ状態を検出し、検出したタッチ状態に応じて、液晶モニタ18に表示されるオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、タッチ位置を基準に選択エリアを設定し、設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択候補に設定する。これにより、ユーザは、タッチパネル7をタッチ操作する際のタッチ状態を変更することにより、複数のオブジェクトを一度に選択することができる。
特に、第1の実施形態における電子装置によれば、タッチパネル7がタッチ操作された際のタッチ力量をタッチ状態として検出するので、ユーザは、タッチパネル7をタッチ操作する際のタッチ力量を変更することにより、容易に複数のオブジェクトを一度に選択することができる。
また、第1の実施形態における電子装置によれば、タッチパネル7がタッチ操作された際のタッチ力量が大きいほど、選択エリアの大きさを大きくする。従って、ユーザは、オブジェクトを選択する範囲を広くしたい場合には、タッチ力量を大きくするだけでよく、複数のオブジェクトを選択するために、タッチ操作を複数回行う必要がない。
−第2の実施形態−
第1の実施形態では、タッチパネル7をタッチ操作した際のタッチ力量の大きさに応じて、削除する画像を選択する選択エリアの大きさを変更した。第2の実施形態では、タッチ操作を行っている時間に応じて、削除する選択エリアの大きさを変更する。なお、第2の実施形態では、図2に示す構成のうち、加速度センサ14および加速度検出回路15は不要である。また、タッチ操作検出回路19は、タッチパネル7をタッチしている時間、すなわち、タッチパネル7を指またはスタイラスペン等で触れている時間を検出することができる。
図7は、第2の実施形態における画像選択&削除サブルーチンを示すフローチャートである。図4に示すフローチャートの処理と同じ処理を行うステップについては、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
ステップS300では、タッチパネル7がタッチされていた時間(タッチ時間)Txのデータをタッチ操作検出回路19から取得する。ステップS310では、ステップS300で取得したタッチ時間Txが所定の第1の判定時間Tref0より長いか否かを判定する。第1の判定時間Tref0は、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、ユーザが意図せずにタッチパネル7に触れてしまったか否かを判定するためのしきい値である。タッチ時間Txが第1の判定時間Tref0以下であると判定すると、タッチ操作が行われていないものとみなして、図3のメインルーチンの処理に戻る。一方、タッチ時間Txが第1の判定時間Tref0より長いと判定すると、ステップS320に進む。
ステップS320では、ステップS300で取得したタッチ時間Txが所定の第2の判定時間Tref1より長いか否かを判定する。第2の判定時間Tref1は、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、Tref1>Tref0の関係が成り立っている。タッチ時間Txが第2の判定時間Tref1以下であると判定すると、ステップS130に進み、タッチ時間Txが第2の判定時間Tref1より長いと判定すると、ステップS330に進む。
ステップS330では、タッチ時間Txと選択エリアの初期値から、新たな選択エリアの大きさSnewを次式(2)により求める。式(2)において、Siniは、選択エリアの初期値を示し、αは、FlashRom10に記憶されている制御パラメータの一つであり、所定の係数を示す。
Snew=Sini+(Tx−Tref1)×α (2)
式(2)から分かるように、タッチ時間Txが大きいほど、選択エリアの大きさSnewは大きくなる。
なお、所定の係数αの大きさにより、式(2)により算出される選択エリアの大きさは変化する。図5および図6では、液晶モニタ18に16個のサムネイル画像を表示する例を挙げて説明しているが、一度に表示されるサムネイル画像の数によって、選択エリアの初期値Siniおよび所定の係数αの値は異なるものと考えられる。従って、サムネイル画像の大きさや、一度に表示するサムネイル画像の数等、画面の表示形態に応じて、選択エリアの初期値Siniおよび所定の係数αを適宜設定するようにしてもよい。また、選択エリアの初期値Siniおよび所定の係数αをユーザが変更可能なパラメータとしてもよい。
以上、第2の実施形態における電子装置によれば、タッチパネル7がタッチ操作された際のタッチ時間をタッチ状態として検出するので、ユーザは、タッチパネル7をタッチ操作する際のタッチ時間を変更することにより、容易に複数のオブジェクトを一度に選択することができる。
また、第2の実施形態における電子装置によれば、タッチパネル7がタッチ操作された際のタッチ時間が長いほど、選択エリアの大きさを大きくする。従って、ユーザは、オブジェクトを選択する範囲を広くしたい場合には、タッチ時間を長くするだけでよく、複数のオブジェクトを選択するために、タッチ操作を複数回行う必要がない。
なお、図3および図4(または図7)に示すフローチャートの処理の全て或いは一部を実現させるためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させておき、CPU、RAM等を備えたコンピュータが記録媒体からプログラムを読み出して、実行するようにしてもよい。ここでは、このプログラムをオブジェクト選択プログラムと呼ぶ。コンピュータのCPUは、記憶媒体に記憶されているオブジェクト選択プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の電子装置と同様の処理を実現させる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このオブジェクト選択プログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該オブジェクト選択プログラムを実行するようにしても良い。
本発明は、上述した第1〜第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した実施形態では、電子装置として、デジタルカメラを例に挙げて説明したが、パーソナルコンピュータや、PDA、ゲーム機器、携帯電話等に適用することもできる。また、モニタに表示・選択するオブジェクトとして、画像データを例に挙げて説明したが、音楽データ、音声データ、書籍データ、文書データ等、モニタに表示・選択できるオブジェクトであれば何でもよい。
上述した説明では、モニタ上に設定された選択エリアと少なくとも一部が重なる画像データ(オブジェクト)を選択し、選択した画像データが存在する領域がタッチ操作されたことを検出すると、選択した画像データを削除する処理を行ったが、選択した画像データに対して行う処理は、削除処理に限定されることはない。例えば、選択した画像データを、デジタルカメラとUSB接続されたプリンタで印刷する処理を行うようにしてもよい。図5の画面54aでは、画像I10が印刷された後の液晶モニタ18の表示の一例を示している。
オブジェクトおよび選択エリアは、液晶モニタ18上で二次元に配置されるものとして説明した。ここで、オブジェクトが一次元に配置されている場合、すなわち、一方向に並べられている場合には、タッチ操作が行われた際のタッチ力量またはタッチ時間に応じて、オブジェクトが並べられている方向における選択エリアの大きさを変更するようにすればよい。すなわち、タッチ力量が大きくなるほど、または、タッチ時間が長くなるほど、選択されるオブジェクトの数が多くなるようにすればよい。また、三次元CAD等を用いて、オブジェクトが三次元空間上に配置されている場合には、選択エリアも三次元空間上に配置するようにすればよい。
第1の実施形態における電子装置であるデジタルカメラの外観斜視図である。 第1の実施形態における電子装置であるデジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラの主要構成を示す図である。 システムコントローラによって実行される制御プログラムのメインルーチンを示すフローチャートである。 画像選択&削除サブルーチンを示すフローチャートである。 タッチパネルのタッチ操作が弱かった場合に、液晶モニタの表示画面が変化する様子を説明するための図である。 タッチパネルのタッチ操作が強かった場合に、液晶モニタの表示画面が変化する様子を説明するための図である。 第2の実施形態における画像選択&削除サブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1…デジタルカメラ
2…撮影レンズ
3…レリーズSW
4…表示モード選択SW
5…撮影モードSW
6…再生モードSW
7…タッチパネル
8…CCD
9…CCDインターフェース回路
10…FlashRom
11…SDRAM
12…システムコントローラ
13…記録メディア
14…加速度センサ
15…加速度検出回路
18…液晶モニタ
19…タッチ操作検出回路
20…液晶モニタ駆動回路
21…白黒LCD
22…カメラ操作SW
23…USBコントローラ

Claims (14)

  1. 複数のオブジェクトを表示可能なモニタと、
    前記モニタに重ねて配置されたタッチパネルと、
    前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ状態を検出するタッチ状態検出部と、
    前記タッチ状態検出部によって検出されたタッチ状態に応じて、前記モニタに表示されているオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置検出部によって検出されたタッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定する選択エリア設定部と、
    前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択するオブジェクト選択部と、
    を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記タッチ状態検出部は、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ力量を前記タッチ状態として検出することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記選択エリア設定部は、前記タッチ力量が大きいほど、前記選択エリアの大きさを大きく設定することを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記タッチ状態検出部は、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ時間を前記タッチ状態として検出することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  5. 前記選択エリア設定部は、前記タッチ時間が長いほど、前記選択エリアの大きさを大きく設定することを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
  6. 前記タッチパネル上の領域のうち、前記オブジェクト選択部により選択されたオブジェクトと重なる領域がタッチ操作されたことが検出されると、前記選択されたオブジェクトに対して所定の処理を実行し、前記選択されたオブジェクトと重ならない領域がタッチ操作されたことが検出されると、前記オブジェクト選択部によるオブジェクトの選択を解除する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子装置。
  7. 複数の画像データを表示可能なモニタと、
    前記モニタに重ねて配置されたタッチパネルと、
    前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ状態を検出するタッチ状態検出部と、
    前記タッチ状態検出部によって検出されたタッチ状態に応じて、前記モニタに表示されている画像データを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置検出部によって検出されたタッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定する選択エリア設定部と、
    前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なる画像データを選択する画像データ選択部と、
    を備えることを特徴とするカメラ。
  8. 複数のオブジェクトを表示可能なモニタに重ねて配置されたタッチパネルのタッチ操作に基づいて、前記モニタに表示されている複数のオブジェクトの中から、所望のオブジェクトを選択するオブジェクト選択方法であって、
    前記タッチパネルのタッチ操作が行われた際のタッチ位置およびタッチ状態を検出するステップと、
    前記タッチ状態に応じて、前記モニタに表示されているオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定するステップと、
    前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択するステップと、
    を備えることを特徴とするオブジェクト選択方法。
  9. 前記タッチ状態として、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ力量を検出することを特徴とする請求項8に記載のオブジェクト選択方法。
  10. 前記タッチ力量が大きいほど、前記選択エリアの大きさを大きく設定することを特徴とする請求項9に記載のオブジェクト選択方法。
  11. 前記タッチ状態として、前記タッチパネルがタッチ操作された際のタッチ時間を検出することを特徴とする請求項8に記載のオブジェクト選択方法。
  12. 前記タッチ時間が長いほど、前記選択エリアの大きさを大きく設定することを特徴とする請求項11に記載のオブジェクト選択方法。
  13. 前記タッチパネル上の領域のうち、前記選択されたオブジェクトと重なる領域がタッチ操作されたことが検出されると、前記選択されたオブジェクトに対して所定の処理を実行し、前記選択されたオブジェクトと重ならない領域がタッチ操作されたことが検出されると、オブジェクトの選択を解除するステップをさらに備えることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか一項に記載のオブジェクト選択方法。
  14. 複数のオブジェクトを表示可能なモニタに重ねて配置されたタッチパネルのタッチ操作に基づいて、前記モニタに表示されている複数のオブジェクトの中から、所望のオブジェクトを選択する処理をコンピュータに実行させるオブジェクト選択プログラムであって、
    前記タッチパネルのタッチ操作が行われた際のタッチ位置およびタッチ状態を検出するステップと、
    前記タッチ状態に応じて、前記モニタに表示されているオブジェクトを選択する範囲を規定する選択エリアの大きさを決定するとともに、前記タッチ位置を基準に前記モニタ上に前記選択エリアを設定するステップと、
    前記設定された選択エリアに少なくとも一部が重なるオブジェクトを選択するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするオブジェクト選択プログラム。
JP2008181555A 2008-07-11 2008-07-11 電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム Pending JP2010020608A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008181555A JP2010020608A (ja) 2008-07-11 2008-07-11 電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム
CN2009101598172A CN101626460B (zh) 2008-07-11 2009-07-10 电子装置和目标选择方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008181555A JP2010020608A (ja) 2008-07-11 2008-07-11 電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010020608A true JP2010020608A (ja) 2010-01-28
JP2010020608A5 JP2010020608A5 (ja) 2011-08-11

Family

ID=41522119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008181555A Pending JP2010020608A (ja) 2008-07-11 2008-07-11 電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2010020608A (ja)
CN (1) CN101626460B (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233142A (ja) * 2010-04-06 2011-11-17 Intel Corp 静電容量タッチスクリーンパネルを備える装置および電力管理方法
JP2012095236A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
JP2012231276A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Kyocera Corp 携帯端末、無効領域設定プログラムおよび無効領域設定方法
JP2013092545A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Yamaha Corp 電子音響信号発生装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP2013137613A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、情報処理方法
JP2013228939A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理制御方法
EP2667294A2 (en) 2012-05-23 2013-11-27 Kabushiki Kaisha Square Enix (also trading as Square Enix Co., Ltd.) Information processing apparatus, method for information processing, and game apparatus
KR101397683B1 (ko) * 2012-07-10 2014-05-23 주식회사 네오위즈인터넷 게임 인터페이스를 제공하는 방법, 단말 및 기록매체
JP2014212381A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、プレビュー画像を表示する方法、およびプログラム
JP2017142867A (ja) * 2017-05-29 2017-08-17 株式会社ニコン 電子機器
WO2017164582A1 (ko) * 2016-03-24 2017-09-28 주식회사 하이딥 화면 캡처가 용이한 모바일 단말 및 화면 캡처 방법
JP2019185151A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 株式会社ミクシィ 情報処理装置、画像処理範囲指定方法及び画像処理範囲指定プログラム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102654815B (zh) * 2011-03-01 2015-03-04 联想(北京)有限公司 电子设备和用于改变其对象的显示状态的方法
CN102999286A (zh) * 2011-09-16 2013-03-27 腾讯科技(深圳)有限公司 一种快速创建文件夹的系统及方法
CN106775368A (zh) * 2015-11-25 2017-05-31 中兴通讯股份有限公司 触控屏终端的截屏方法、装置和触控屏终端
CN105487775A (zh) * 2015-11-26 2016-04-13 惠州Tcl移动通信有限公司 一种触摸屏控制方法及移动终端
CN105404457A (zh) * 2015-12-22 2016-03-16 广东欧珀移动通信有限公司 一种显示内容选择的方法及装置
CN105653193A (zh) * 2015-12-31 2016-06-08 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种搜索的方法及终端

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200152A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Casio Comput Co Ltd タブレット入力電子機器
JP2004280532A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Kureo:Kk 選択領域制御装置、選択領域制御方法及び選択領域制御プログラム
JP2005322088A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Namco Ltd プログラム、情報記憶媒体及び電子機器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6211856B1 (en) * 1998-04-17 2001-04-03 Sung M. Choi Graphical user interface touch screen with an auto zoom feature
EP1812892B1 (en) * 2004-08-02 2010-09-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Touch screen with pressure-dependent visual feedback
CN100501647C (zh) * 2005-08-12 2009-06-17 深圳华为通信技术有限公司 手机键盘及其使用方法
KR100672605B1 (ko) * 2006-03-30 2007-01-24 엘지전자 주식회사 아이템 선택 방법 및 이를 위한 단말기
JP4285504B2 (ja) * 2006-05-24 2009-06-24 ソニー株式会社 タッチパネルを有する表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200152A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Casio Comput Co Ltd タブレット入力電子機器
JP2004280532A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Kureo:Kk 選択領域制御装置、選択領域制御方法及び選択領域制御プログラム
JP2005322088A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Namco Ltd プログラム、情報記憶媒体及び電子機器

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233142A (ja) * 2010-04-06 2011-11-17 Intel Corp 静電容量タッチスクリーンパネルを備える装置および電力管理方法
JP2012095236A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置
US9106828B2 (en) 2011-04-26 2015-08-11 Kyocera Corporation Mobile terminal and ineffective region setting method
JP2012231276A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Kyocera Corp 携帯端末、無効領域設定プログラムおよび無効領域設定方法
US9531949B2 (en) 2011-04-26 2016-12-27 Kyocera Corporation Mobile terminal and ineffective region setting method
JP2013092545A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Yamaha Corp 電子音響信号発生装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP2013137613A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、および、情報処理方法
US10732742B2 (en) 2011-12-28 2020-08-04 Nintendo Co., Ltd. Information processing program and method for causing a computer to transform a displayed object based on input area and force of a touch input
JP2013228939A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理制御方法
US9623329B2 (en) 2012-04-26 2017-04-18 Nintendo Co., Ltd. Operations for selecting and changing a number of selected objects
EP2667294A2 (en) 2012-05-23 2013-11-27 Kabushiki Kaisha Square Enix (also trading as Square Enix Co., Ltd.) Information processing apparatus, method for information processing, and game apparatus
US11119564B2 (en) 2012-05-23 2021-09-14 Kabushiki Kaisha Square Enix Information processing apparatus, method for information processing, and game apparatus for performing different operations based on a movement of inputs
US10831258B2 (en) 2012-05-23 2020-11-10 Kabushiki Kaisha Square Enix Information processing apparatus, method for information processing, and game apparatus for performing different operations based on a movement of inputs
KR101397683B1 (ko) * 2012-07-10 2014-05-23 주식회사 네오위즈인터넷 게임 인터페이스를 제공하는 방법, 단말 및 기록매체
US9374482B2 (en) 2013-04-17 2016-06-21 Konica Minolta, Inc. Image processing apparatus, method for displaying preview image, and recording medium
JP2014212381A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、プレビュー画像を表示する方法、およびプログラム
WO2017164582A1 (ko) * 2016-03-24 2017-09-28 주식회사 하이딥 화면 캡처가 용이한 모바일 단말 및 화면 캡처 방법
JP2017142867A (ja) * 2017-05-29 2017-08-17 株式会社ニコン 電子機器
JP2019185151A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 株式会社ミクシィ 情報処理装置、画像処理範囲指定方法及び画像処理範囲指定プログラム
JP7121260B2 (ja) 2018-04-03 2022-08-18 株式会社ミクシィ 情報処理装置、画像処理範囲指定方法及び画像処理範囲指定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101626460A (zh) 2010-01-13
CN101626460B (zh) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010020608A (ja) 電子装置、カメラ、オブジェクト選択方法、および、オブジェクト選択プログラム
JP5906097B2 (ja) 電子機器、その制御方法、プログラム、及び記録媒体
KR101889855B1 (ko) 전자기기 및 그 제어방법
KR101425929B1 (ko) 디스플레이 기능을 갖춘 휴대 기기
JP5652652B2 (ja) 表示制御装置および方法
KR101452038B1 (ko) 모바일 기기 및 그 화면 제어 방법
JP5511573B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体
JP5523090B2 (ja) 入力装置、入力装置の制御方法、プログラムおよび記憶媒体
US9438789B2 (en) Display control apparatus and display control method
JP2005234993A (ja) 画像表示装置、及び画像表示方法
JP5658552B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP2007264808A (ja) 表示入力装置及び撮像装置
JP6004756B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP2015508211A (ja) カメラモジュールを通じてユーザの頭部を追跡することによりスクリーンを制御する方法及び装置、並びにそのコンピュータ可読記録媒体
JP6647103B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP5441748B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP2009187426A (ja) 記録再生装置
CN114071011B (zh) 显示控制设备、用于控制其的控制方法和记录介质
JP2013250679A (ja) 情報入出力装置
JP2007004660A (ja) 機器
JP2011128187A (ja) 画像表示装置及び撮像装置
JP4648217B2 (ja) 画像装置、処理画像の選択方法
JP6529300B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP6762723B2 (ja) 記録装置、記録装置の制御方法およびプログラム
JP6362110B2 (ja) 表示制御装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120904