JP2010019528A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システム全体として一層の省エネルギー化が図れる給湯システムを提供すること。
【解決手段】本給湯システムは、電力会社の電力系統45からの系統電力および太陽光発電パネル40で得られる系統外電力を充電するとともに、放電する電池4aからなる蓄電手段4と、蓄電手段4の充放電を制御するとともに、系統電力、系統外電力、および蓄電手段4から放電された電力の少なくともいずれかを入力し、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力することが可能なPCS6と、内部に流体が充填されて給湯用の熱量を蓄えるタンクと、PCS6からの出力によりタンク内に蓄える流体を加熱するヒートポンプユニット1と、タンク内の流体を流通させることにより流体の有する熱量を移動させてPCS6の温度を調節する熱交換器と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力会社から供給される系統電力および自然エネルギーで発電された系統外電力により加熱手段を運転可能な給湯システムに関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された給湯システムがある。この給湯システムは、電力会社からの電力もしくは太陽電池から得られた電力を蓄電する蓄電池を備えた電力供給システムから給電されて運転されるようになっている。
この給湯システムの電力供給システムでは、電力会社からの交流の電力はAC/DC変換器にて直流に変換して蓄電池に充電し、太陽電池や蓄電池からの直流の電力をDC/AC変換器にて交流に変換して、ヒートポンプ装置に供給するようになっている。また、この電力供給システムには、太陽電池や蓄電池から直流電流が得られる電力供給口も設けられている。
特開平5−95639号公報
しかしながら、上記従来の給湯システムにおいては、各変換器の変換効率は例えば90%程度であり、温度によっては更に効率が悪化するため、変換によってエネルギー損失が生じてしまう。
一方、太陽電池には、エネルギーの有効活用の観点から、可能な限り効率的な充電および放電が行われることが要求されている。充電および放電が適正に行われるためには、太陽電池の充放電や電源供給を制御する電力制御機器が適切な温度環境で使用されることが望まれる。
このように従来の給湯システムでは、電流変換効率および電力制御機器の運転環境の観点から、太陽光発電から得られる電力をシステム全体として十分に有効活用できていないという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的はシステム全体として一層の省エネルギー化が図れる給湯システムを提供することである。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
すなわち、給湯システムに係る第1の発明は、
内部に流体が充填されて給湯用の熱量を蓄えるタンク(3)と、
電力会社の電力系統から供給される系統電力、および、自然エネルギーで発電された系統電力とは異なる系統外電力を充電することが可能であるとともに、放電することが可能な電池(4a)からなる蓄電手段(4)と、
蓄電手段の充放電を制御するとともに、系統電力、系統外電力、および蓄電手段から放電された電力の少なくともいずれかを入力し、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力することが可能な電力制御手段(6)と、
電力制御手段からの出力によりタンク内に蓄える流体を加熱する加熱手段(1)と、
タンク内の流体を流通させることにより流体の有する熱量を移動させて電力制御手段の温度を調節する温度調節手段(7)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、当該温度調節手段を備えることにより、タンク内の流体を用いて電力制御手段の温度を適正に調節することが可能となる。これにより、電力制御手段による蓄電手段の充放電、および、電圧の異なる複数の交流出力や電圧の異なる複数の直流出力の電力供給制御が適正に行われる。また、タンク内の蓄熱量は給湯用水と電力制御手段の温度制御との両方に有効活用されることから、自然界のエネルギーから得られる電力が給湯システム全体に有効に使われる。したがって、システム全体の一層の省エネルギー化が図れる給湯システムを提供できる。
また、タンクおよび電力制御手段は同一の筐体(2)内に設けられていることが好ましい。この発明によれば、電力制御手段の温度調節について、タンク内の流体が流通することによる熱量の利用に加え、タンクから放出される熱による空気を介した熱伝達も利用することができる。これにより、タンク内の蓄熱量は流体移動および空気伝播の両方に有効活用されるため、さらに給湯システムの省エネルギー化が図れる。
また、温度調節手段は、タンク内に貯えられた1次側流体が循環する1次側循環回路(30、33)と、電力制御手段を通過する2次側流体が循環する2次側循環回路(34)と、1次側流体と2次側流体とを熱交換させる熱交換手段(7)と、を含むことが好ましい。
この発明によれば、給湯用水である1次側流体は、独立した1次側流路と2次側流路を介した熱交換手段によって2次側流体と熱交換されて電力制御手段の温度が調節されるため、各循環回路の流路構成を簡単化できる。また、給湯用水で直接的に電力制御手段の温度調節を行わないため、給湯用水の衛生面を確保しやすい。
さらに、電力制御手段を通過した後であって熱交換手段に流入する前の2次側流体と、タンク内に流入する前の1次側流体とを熱的に接触させる熱交換器(39)を備えることが好ましい。
この発明によれば、上記熱交換手段で流入する前の2次側流体の熱をタンクに流入する前の1次側流体に与えることができる。これにより、加熱手段による加熱を補助することができ、加熱手段の沸き上げ出力を低減できる。したがって、さらなるシステムの省エネルギー化が図れる。
さらに、温度調節手段は、タンク内の流体を流通させることにより流体の有する熱量を移動させて蓄電手段の温度を調節し、蓄電手段はタンクとともに同一の筐体内に設けられていることが好ましい。
この発明によれば、当該温度調節手段によって、蓄電手段と電力制御手段の両方をタンク内の流体を使用して温度調節することができる。これにより、電池の温度の適正に保つことが可能となり、電池の充電効率および放電効率の向上も獲得できる。したがって、さらに給湯システム全体の省エネルギー化が図れる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態である第1実施形態の給湯システムについて図1を用いて説明する。図1は本実施形態の給湯システムの構成を示した模式図である。図1では、筐体2内の各部の状態がわかるように、筐体2の前面部を取り外した状態を示している。
本給湯システムは、給湯用水を作成する給湯機部と、電力を供給する電源部とで構成されており、タンク内の流体を流通させることにより当該流体の有する熱量を移動させて電池の温度を調節する温度調節手段を備えている。給湯機部は、給湯用水の供給に用いられる流体を加熱するヒートポンプ式の加熱手段であるヒートポンプユニット1と、当該加熱された流体を貯えるタンク3と、給湯用水等の経路を制御する給湯機能品部5と、からなる。電源部は、充電および放電を行う複数の電池4aからなる蓄電手段4と、少なくとも蓄電手段4の充放電を制御する電力制御手段としてのパワーコンディショナーシステム6(以下、PCS6とする)と、を含んでいる。そして、これらの各部は各種配管等により接続されている。
各部の作動は、システム中の各部を制御可能な制御手段であるシステム制御装置100によって制御される。システム制御装置100は、給湯機能品部5と同様の場所に設けられ、システム全体を制御する単一の制御装置であってもよいし、システム内の各部の制御を担当する複数の制御装置を統合する制御装置であってもよい。
本実施形態の給湯システムは、蓄電手段4、PCS6およびタンク3が筐体2内に収納された形態である。本給湯システムは、主に一般家庭用の給湯に使用されるものである。蓄電手段4はラックに収納された複数の電池4aの集合体であり、電力会社の電力系統から供給される系統電力を蓄えるとともに、太陽熱エネルギー、風力エネルギー、水力エネルギー等の自然界のエネルギー(以下、自然エネルギーという)から、各種発電手段を用いて得られた系統外電力を蓄える。
蓄電手段4に蓄えられた電力は、給湯装置用、住宅内の家電機器用、自動車用等に幅広く使用することができる。PCS6は、蓄電手段4の充放電を制御するとともに、電力会社の電力系統から供給される系統電力、前述の発電手段を用いて発電された系統外電力、および蓄電手段4から放電された電力の少なくともいずれかを入力し、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力する制御を行なうようになっている。そして、PCS6からの出力の一部は、タンク3内に蓄える流体を加熱するヒートポンプユニット1に供給されるようになっている。PCS6は、蓄電手段4の充放電制御、電力の入出力制御の他、その他の住宅用設備機器の作動を制御することもできるように構成してもよい。PCS6の構成については後で詳述する。
ヒートポンプ式給湯機は、タンク3内に蓄えられた給湯用の温水や、ヒートポンプユニット1で沸き上げられた温水を、給湯設定温度を満足する温度に調節して、台所、洗面所、浴室などへの給湯使用側端末に供給する。給湯使用側端末は、シャワー、カラン、手洗い栓などの給湯用水栓や、風呂の浴槽である。ヒートポンプユニット1は、自然エネルギーから得られる電力を使用した直流電流にて駆動される加熱装置である。
本実施形態の温度調節手段は、タンク3内に貯められた1次側流体(給湯用水)と、蓄電手段4およびPCS6を通過するように強制循環される2次側流体(ブライン)とを熱交換器7で熱交換させることにより、2次側流体を介して電池4aやPCS6の吸熱および放熱を制御し、電池4aやPCS6の温度調節を行う。この温度調節は、電池4aが充電および放電を行うときに、充放電効率が効率的に行える温度帯域に電池4aの温度を調節し、PCS6が所定の制御機能を発揮できる適正な温度帯域にPCS6の温度を調節するものである。
蓄電手段4は、リチウム2次電池、ニッケル水素電池等からなる複数の電池4aの集合体であり、各電池4aは所定間隔を設けて積層されるように所定のラックに設置されている。各電池4aは、ラックに形成される2次側流体の流路4bに囲まれており、当該流路4bを流れる2次側流体に対して熱の授受を行うようになっている。積層配置された電池4aのうち、所定位置の複数の電池4aには、その表面温度を検出する電池サーミスタ23が設けられている。蓄電手段4は、例えば、系統電源から安価な深夜時間帯電力(系統電力の一例)を蓄電するとともに、必要時にヒートポンプユニット1を駆動するために、自然界のエネルギーから各種発電手段を用いて得られた電力を蓄電する。深夜時間帯電力は、蓄電手段4への蓄電と、ヒートポンプサイクルの作動との両方に使用されることになる。すなわち、深夜電力の時間帯には、蓄電手段4への蓄電と、ヒートポンプサイクルの作動によるタンク3への蓄熱とが行われる。
ヒートポンプユニット1は、冷媒として臨界温度の低い二酸化炭素を使用するヒートポンプサイクルを有しており、少なくとも圧縮機、放熱器としての水−冷媒熱交換器、可変式減圧器、蒸発器および気液分離器が閉回路を構成するように接続されている。ヒートポンプユニット1は、水−冷媒熱交換器の冷媒流路を流れる高温高圧の冷媒と、水−冷媒熱交換器の水流路を流れる水との間で熱交換を行うことにより、温水を沸き上げる。ヒートポンプユニット1は、直流電流によって駆動するDC駆動式の機器である。すなわち、圧縮機および可変式減圧等が直流電流にて駆動する。システム制御装置100は、各種サーミスタからの検出情報を受信し、内蔵されたプログラムで演算を行い、可変式減圧器や圧縮機の運転を制御する。
冷媒として二酸化炭素を使用し、ヒートポンプサイクルを超臨界ヒートポンプで構成した場合、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温、例えば、85℃〜90℃程度の湯をタンク3内に蓄えることができる。ヒートポンプユニット1は、主に、タンク3内に貯まっている温水が不足しているときや料金設定の安価な深夜時間帯の深夜電力を利用してタンク3内の湯を沸き上げる沸上げ給湯運転を行う。また、ヒートポンプユニット1は、蓄電手段4に蓄えられた電力、または発電手段によって自然エネルギーから得られた電力を圧縮機等の動作に使用し、ヒートポンプサイクルを作動することもできる。
タンク3は、給湯用の流体を蓄える容器であり、耐食性に優れた金属製、例えば、ステンレス製からなる。本実施形態では、タンク3内の湯を直接給湯用水として出湯するため、タンク3に蓄えられる給湯用の流体は水である。タンク3の下部には、水道水などの市水を取り入れる給水配管(図示せず)が接続されている。
タンク3の外周部には、断熱材が設けられ、給湯用の高温水を長時間に渡って保温することができる。タンク3は縦長形状であり、タンク3内部の貯湯量および貯湯温度を検出するために高さ方向に5個並んだサーミスタからなる缶体サーミスタ20を備えている。各水位におけるタンク3内に満たされた湯もしくは水の温度情報は、システム制御装置100に出力される。したがって、システム制御装置100は、缶体サーミスタ20で検出される温度情報に基づいて、タンク3内上方の沸き上げられた湯とタンク3内下方の沸き上げられる前の水との境界位置を検出できるとともに、これにより貯湯量が検出できるようになっている。
タンク3には、タンク3内の下部とタンク3内の上部とを水−冷媒熱交換器の水流路を経由して連絡する循環配管30が接続されている。循環配管30は、タンク3内の下部の水を水−冷媒熱交換器の水流路で加熱する場合に通る沸き上げ流路である。循環配管30の途中には、タンク3内の水を強制的に循環させるための駆動手段であるポンプ9が設けられている。ヒートポンプサイクルおよびポンプ9が動作することにより、タンク3内の下部の水は加熱された後、タンク3内の上部の高温水部に戻る。さらにタンク3には、水−冷媒熱交換器よりも下流側部位の循環配管30とタンク3内の中間部とを連絡する中間部戻り管31と、水−冷媒熱交換器よりも上流側部位の循環配管30とタンク3内の中間部とを連絡する中間部取出し管32と、が接続されている。
中間部戻り管31は、ヒートポンプユニット1で加熱された水をタンク3内の中間部に戻す場合に通す流路である。循環配管30と中間部戻り管31の接続部には切替弁12が設けられている。切替弁12の上流側には、タンク流入前の水温を検出するタンク流入前サーミスタ21が設けられている。切替弁12は、水−冷媒熱交換器で加熱された温水を、タンク流入前サーミスタ21で検出された水温に応じてタンク3内の上部、またはタンク3内の中間部に流すことができるタンク流入箇所切替手段である。中間部取出し管32は、タンク3内の中間部に貯められた水(中温水)を取り出す場合に通る流路である。循環配管30と中間部取出し管32の合流部には切替弁8が設けられている。切替弁8は、タンク3内の水を、タンク3内の下部、またはタンク3内の中間部から取り出すことを切り替えることができるタンク流出箇所切替手段である。
また、タンク3には、タンク3内上部の高温水部の温水を流出させて給湯使用側端末まで流す給湯配管(図示せず)が接続されている。給湯配管は、シャワー、カラン、手洗い栓、風呂の浴槽などに連通している。この給湯配管は、給湯機能品部5に接続され、その一部は給湯機能品部5に含まれている。
給湯機能品部5は、例えば電磁弁、流量カウンタ、逆止弁、各種サーミスタ、流水スイッチ、ポンプ等およびこれらを接続する配管類を一体化した形態により構成されている。また、この給湯機能品部5は、配管長さを可能な限り短くして圧力損失や流路抵抗を低減した箱体状のユニット部品として構成することができる。給湯機能品部5は、筐体2内の角部や内壁面部近傍の、タンク3側面の径方向外方のデッドスペースに配置されている。また、給湯機能品部5は、各給湯機能部品や配管等を樹脂材料で形成することにより構成することができ、軽量化して施工性、メンテナンス性を高めることができる。
ここで給湯機能部品としては、給湯用水の流れを制御する働きを有する流路上に配設される部品であり、流体の流れを停止したり、流れ方向を変えたり、配管内の圧力を制御したりする弁や、流体を強制的に動かすポンプ等の駆動部品や、流体を加熱するための装置である。また、給湯機能部品は、ヒートポンプユニット1と同様に、直流電流にて駆動するDC駆動式機器で構成してもよい。
温度調節手段として用いられる熱交換器7は、取り出されたタンク3内の1次側流体(給湯用水)が流れる1次側配管33の途中に設けられた1次側熱交換流路と、蓄電手段の流路4bと連通する2次側配管34の途中に設けられた2次側熱交換流路と、を互いに熱交換する流路として内部に含んでいる。1次側配管33は、タンク3から流出した1次側流体がヒートポンプユニット1の水−冷媒熱交換器に流入するまでの間に位置する循環配管30の熱交換前部位と、水−冷媒熱交換器から流出した1次側流体がタンク3に流入するまでの間に位置する循環配管30の熱交換後部位と、を接続する流路を構成する。
1次側循環回路は、主に循環配管30と1次側配管33とによって構成される回路であり、タンク3の内部、切替弁8、ポンプ9、切替弁10、熱交換器7、切替弁11、切替弁12、タンク3内部の順に1次側流体が流れる回路である。1次側熱交換流路よりも上流側部位の1次側配管33には、熱交換器7に流入する前の1次側流体の温度を検出する1次側入口サーミスタ22が設けられている。
循環配管30の熱交換前部位には、切替弁10が設けられている。切替弁10は、タンク3内の水を、熱交換器7を経由して熱交換を行うか、または熱交換器7を経由しないで熱交換を行わないかを切り替えることができる熱交換切替手段である。循環配管30の熱交換後部位には、切替弁11が設けられている。切替弁11は、熱交換器7を通過した水を、ヒートポンプユニット1を経由してからタンク3内に送るか、またはヒートポンプユニット1を経由しないでタンク3内に送るかを切り替えることができるタンク流入路切替手段である。
2次側配管34は、蓄電手段の流路4bの流出部と流入部とを接続する循環流路を構成する。流路4bの2次側流体(ブライン)は、2次側配管34内等に予め封入されており、2次側配管34の途中に設けられたポンプ14の駆動力により2次側配管34内を強制的に循環される。2次側循環回路は、主に2次側配管34で構成され、蓄電手段4を通過する流体が循環する回路であり、蓄電手段の流路4b、切替弁13、熱交換器7、ポンプ14、切替弁15、蓄電手段の流路4bの順に2次側流体が流れる回路である。熱交換器7の2次側熱交換流路の入口には、熱交換器7に流入する前の2次側流体の温度を検出する2次側入口サーミスタ24が設けられている。熱交換器7の2次側熱交換流路の出口には、熱交換器7から流出後の2次側流体の温度を検出する2次側出口サーミスタ25が設けられている。
PCS6は、2次側流体が流れる流路6aによって囲まれており、当該流路6aを流れる2次側流体に対して熱の授受を行うようになっている。PCS6は、筐体2内においてタンク3や蓄電手段4の側方に設けられ、特にタンク3が放出する熱を受けやすくなっている。PCS6には、その表面温度を検出するPCSサーミスタ26が設けられている。
2次側配管34には、流路6aと連通するPCS側配管35が接続されている。PCS側配管35は、熱交換器7から流出した2次側流体が蓄電手段の流路4bに流入するまでの間に位置する2次側配管34の蓄電手段通過前の部位と、流路4bの出口に位置する2次側配管34の蓄電手段通過後の部位とを接続する流路を構成する。このようにしてPCS6の流路6aは、このPCS側配管35の途中に配置されるため、蓄電手段の流路4bと並列に接続されることになる。
2次側配管34の蓄電手段通過前の部位には、切替弁15が設けられている。切替弁15は、熱交換器7で熱交換された2次側流体を、蓄電手段4のみに流すか、PCS6にのみ流すか、または蓄電手段4およびPCS6の両方に流すかを切り替えることができる温度調節対象切替手段である。2次側配管34の蓄電手段通過後の部位には、切替弁13が設けられている。切替弁13は、切替弁15と連動して動作する温度調節対象切替手段であり、2次側配管34内の流路とPCS側配管35内の流路とを連通状態にする場合には、PCS側配管35側の通路を開放するようにし、PCS側配管35内の流路を閉鎖状態にする場合には、PCS側配管35側の通路を閉鎖して2次側配管34側の通路のみを開放するようにする。
次に、PCS6の構成について説明する。図2は、PCS6が蓄電手段4の充放電を制御するとともに、電力会社の電力系統45から供給される系統電力、この系統電力とは異なる前述の発電手段を用いて発電された系統外電力、および蓄電手段4から放電された電力の少なくともいずれかを入力し、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力する制御を行う構成を示したブロック図である。
図2に示すように、本実施形態では自然エネルギーの一例として太陽光エネルギーを使用する。太陽光発電パネル40は、太陽光エネルギーを得て発電を行う発電手段である。
図2に示すように、PCS6は、供給電力選択回路部61、AC/DCコンバータ62、DC/ACインバータ63、供給電力切替回路部64、降圧回路部65、および、昇圧回路部66、を含んでいる。供給電力選択回路部61は、PCS6における実質的な電力制御手段であり、少なくとも、蓄電手段4の充放電制御と、系統電力および系統外電力の入力制御と、前述した複数種の電力出力制御と、を行う。
太陽光発電パネル40にて発電された直流の電力、蓄電手段4に蓄電された直流の電力、および、電力会社の電力系統45から供給される購入電力(系統電力)をAC/DCコンバータ62にてDC変換された直流の電力は、供給電力選択回路部61において出力電圧毎に分配される。
PCS6の出力側は、図2に示したように、例えばAC100V、AC200V、DC250〜300V、DC10〜20Vとなっている。AC100V、200Vの出力は、例えば交流電源を必要とする家電機器等に用いることができ、DC250〜300Vの出力は、例えば自動車等に用いることができ、DC10〜20Vの出力は、例えば直流電源を必要とするパーソナルコンピュータやLED照明等に用いることができる。
出力側のAC100V、200Vは、入力された直流の電力がDC/ACインバータにて交流変換され、供給電力切替回路部64を介して出力される。供給電力切替回路部64は、系統電力の供給側とも接続されており、太陽光発電パネル40の発電量、日射情報、時刻等の情報に基づいて、DC/ACインバータ63を介した電力供給経路と系統電力を直接入力する電力供給経路とを選択的に切り換えるようになっている。
出力側のDC系、すなわちPCS6からのDC出力は、蓄電手段4への充電出力、外部へのDC250〜300V、外部へのDC10〜20Vに分配され、DC250〜300Vは昇圧回路部66を介して、DC10〜20Vは降圧回路部65を介して出力される。なお、出力側のDC250〜300Vは、ヒートポンプユニット1の電力供給口にも接続しており、ヒートポンプユニット1の電力供給口に供給された直流電流は、システム制御装置100の指令により、ヒートポンプユニット1の各部品に与えられ、これらを駆動する。
図1に示すシステム制御装置100は、マイクロコンピュータを主体として構成され、記憶手段として内蔵するROMまたはRAMには、あらかじめ設定された制御プログラムや更新可能な制御プログラムが設けられている。システム制御装置100は、各サーミスタ20、21、22、23、24、25によって検出された温度情報を取得し、これらの温度情報を用いて所定のプログラムを演算した結果に基づいて、各切替弁8、10、11、12、13、14およびポンプ9、14の作動を制御する。また、システム制御装置100は、太陽光発電パネル40で発電された直流電流を有効に活用するために、PCS6の作動を制御する。
次に、上記構成の給湯システムの各状態における流体の流れについて図3にしたがって説明する。図3〜図8は本給湯システムにおける各状態の流体の流れを示した模式図である。なお、図3〜図8では、理解を容易にするため、流体の流れに関係がある構成部品のみを示すとともに、流体が流れる配管を実線で示し、流体が流れない配管を破線で示している。
まず、図3は、ヒートポンプユニット1による沸き上げ運転初期の状態を示している。この状態では、タンク3内の下部の溜まっている水は、ポンプ9の駆動力により、循環配管30内に流出し、ヒートポンプユニット1の水−冷媒熱交換器で加熱された後、中間部戻り管31を通ってタンク3内の中間部に戻ってくる。このときの1次側流体の流れは、タンク3内下部、切替弁8、ポンプ9、切替弁10、ヒートポンプユニット1、切替弁11、切替弁12、中間部戻り管31、タンク3内の中間部の順となる。また、2次側流体は駆動されておらず、流れは形成されていない。
次に、図4は、図3よりも沸き上げ運転が進み、目標温度に加熱された温水をタンク3内に供給している沸き上げ運転状態を示している。この状態では、タンク3内の下部の溜まっている水は、ポンプ9の駆動力により、循環配管30内に流出し、ヒートポンプユニット1の水−冷媒熱交換器で目標温度に加熱された後、引き続き循環配管30を通ってタンク3内の上部に高温水として戻ってくる。このときの1次側流体は、タンク3内の下部、切替弁8、ポンプ9、切替弁10、ヒートポンプユニット1、切替弁11、切替弁12、タンク3内の上部の順に循環配管30を流れる。また、2次側流体は駆動されておらず、流れは形成されていない。
次に、図5は、蓄電手段4を冷却する冷却運転の状態を示している。システム制御装置100は、電池4aの温度が所定の温度範囲よりも高いときにこの状態の制御を実行する。所定の温度範囲とは、電池4aが充放電するために効率のよい温度範囲であり、予めシステム制御装置100に記憶されている。この状態では、タンク3内の下部に溜まっている低温の1次側流体は、ポンプ9の駆動力により、循環配管30内に流出し、切替弁10によって1次側配管33側の通路が全開状態にされ、循環配管30側の通路が全閉状態にされることにより、1次側配管33に流れる。そして、1次側流体は、熱交換器7の1次側熱交換流路を経由して、1次側配管33を進み、切替弁11、12の切り替えにより中間部戻り管31を通ってタンク3内の中間部に戻ってくる。冷却運転のときの1次側流体は、タンク3内の下部、切替弁8、ポンプ9、切替弁10、熱交換器7、切替弁11、切替弁12、中間部戻り管31、タンク3内の中間部の順となる冷却回路を流れる。なお、タンク流入前サーミスタ21によって検出されるタンク流入前の流体の温度が65℃以上である場合は、切替弁12によって循環配管30側の通路を100%に開放し、1次側流体をタンク3内の中間部ではなく上部に戻すようにする。
一方、2次側流体は、ポンプ14の駆動力により、蓄電手段の流路4bから2次側配管34内に流出し、切替弁13によって2次側配管34側の通路が全開状態にされ、PCS側配管35側の通路が全閉状態にされることにより、さらに2次側配管34内を流れる。そして、2次側流体は、熱交換器7の2次側熱交換流路に流入し、ここで、1次側熱交換流路を流れる1次側流体に対して放熱し、2次側流体から1次側流体への熱移動が生じ、冷却される。冷却された2次側流体は、切替弁15によって開放された2次側配管34内を進み、蓄電手段の流路4bに戻ってくる。ここで、電池4aは、周囲を流れる冷却後の2次側流体に対して放熱し、電池4aから2次側流体への熱移動が生じ、冷却される。冷却運転のときの2次側流体は、蓄電手段の流路4b、切替弁13、熱交換器7、ポンプ14、切替弁15、蓄電手段の流路4bの順に2次側配管34内を流れる。以上の1次側の流れおよび2次側の流れが繰り返されることにより、電池4aの温度は低下して所定の温度範囲に調節されることになり、高効率の充放電を行える環境に制御される。
次に、図6は、蓄電手段4を温める加温運転のときの状態を示している。システム制御装置100は、電池4aの温度が所定の温度範囲よりも低いときにこの状態の制御を実行する。この状態では、タンク3内の中間部の溜まっている中温の1次側流体を使用して電池4aを加温する。この中温の1次側流体は、ポンプ9の駆動力と切替弁8の切り替えにより中間部取出し管32内に流出し、切替弁10によって1次側配管33側の通路が全開状態にされ、循環配管30側の通路が全閉状態にされることにより、1次側配管33に流れる。そして、1次側流体は、熱交換器7の1次側熱交換流路を経由して、1次側配管33を進み、切替弁11,12の切り替えにより中間部戻り管31を通ってタンク3内の中間部に戻ってくる。加温運転のときの1次側流体の流れは、タンク3内の中間部、切替弁8、ポンプ9、切替弁10、熱交換器7、切替弁11、切替弁12、中間部戻り管31、タンク3内の中間部の順となる。この場合も、タンク流入前サーミスタ21によって検出されるタンク流入前の流体の温度が65℃以上である場合は、切替弁12を制御して、1次側流体をタンク3内の中間部ではなく上部に戻すようにする。
一方、2次側流体は、図5のときと同様に冷却回路を流れる。そして、2次側流体は、熱交換器7の2次側熱交換流路に流入し、ここで、1次側熱交換流路を流れる1次側流体から吸熱し、1次側流体から2次側流体への熱移動が生じ、温められる。加温された2次側流体は、切替弁15によって開放された2次側配管34内を進み、蓄電手段の流路4bに戻ってくる。ここで、電池4aは、周囲を流れる加温後の2次側流体から吸熱し、2次側流体から電池4aへの熱移動が生じ、温められる。以上の1次側の流れおよび2次側の流れが繰り返されることにより、電池4aの温度は上昇して所定の温度範囲に調節されることになり、高効率の充放電を行える環境に制御される。
次に、図7は、PCS6を冷却する冷却運転のときの状態を示している。システム制御装置100は、PCS6の温度が所定の温度よりも高いときにこの冷却運転の制御を実行する。所定の温度よりも高温で運転を続けると、PCS6の劣化につながるからである。所定の温度は予めシステム制御装置100に記憶されている。冷却運転の状態では、1次側流体は、図5のときと同様に冷却回路を流れる。この場合も、タンク流入前サーミスタ21によって検出されるタンク流入前の流体の温度が65℃以上である場合は、切替弁12を制御して、1次側流体をタンク3内の中間部ではなく上部に戻すようにする。
一方、2次側流体は、ポンプ14の駆動力により、PCS6の流路6aからPCS側配管35内に流出し、切替弁13によって2次側配管34内に流れる。そして、2次側流体は、熱交換器7の2次側熱交換流路に流入し、ここで、1次側熱交換流路を流れる低温の1次側流体に対して放熱し、2次側流体から1次側流体への熱移動が生じ、冷却される。冷却された2次側流体は、切替弁15によって開放されたPCS側配管35内を進み、PCS6の流路6aに戻ってくる。ここで、PCS6は、周囲を流れる冷却後の2次側流体に対して放熱し、PCS6から2次側流体への熱移動が生じ、冷却される。この場合の2次側流体は、PCS6の流路6a、切替弁13、熱交換器7、ポンプ14、切替弁15、PCS6の流路6aの順にPCS側循環回路を流れる。以上の1次側の流れおよび2次側の流れが繰り返されることにより、PCS6の温度は低下して所定の温度範囲に調節されることになり、PCS6の劣化を防げる。
次に、図8は、蓄電手段4とPCS6の両方を同時に冷却する冷却運転のときの状態を示している。システム制御装置100は、電池4aの温度が所定の温度範囲よりも高く、かつPCS6の温度が所定の温度よりも高いときにこの状態の制御を実行する。冷却運転の状態では、1次側流体は、図4のときと同様の流れになる。この場合も、タンク流入前サーミスタ21によって検出されるタンク流入前の流体の温度が65℃以上である場合は、切替弁12を制御して、1次側流体をタンク3内の中間部ではなく上部に戻すようにする。
一方、2次側流体については、切替弁13によって2次側配管34側の通路とPCS側配管35側の通路との両方が全開状態にされるとともに、ポンプ14の駆動力により、蓄電手段の流路4bから2次側配管34内に流出する流れと、PCS6の流路6aからPCS側配管35内に流出する流れとが生じ、切替弁13で合流して2次側配管34内に流れる。そして、合流した流れは、熱交換器7の2次側熱交換流路に流入し、ここで、1次側熱交換流路を流れる低温の1次側流体に対して放熱し、2次側流体から1次側流体への熱移動が生じ、冷却される。冷却された2次側流体は、切替弁15によって開放された蓄電手段4側の通路とPCS6側の通路とに分流し、蓄電手段の流路4bとPCS6の流路6aに戻ってくる。ここで、電池4aおよびPCS6は、それぞれ周囲を流れる冷却後の2次側流体に対して放熱し、それぞれ冷却される。以上の1次側の流れおよび2次側の流れが繰り返されることにより、蓄電手段4およびPCS6の温度はそれぞれ低下して所定の温度範囲および所定の温度に調節されることになる。
次に、本給湯システムにおいて、蓄電手段4を温度調節する制御について説明する。本給湯システムは、深夜時間帯電力を利用して行われる通常の貯湯水を沸き上げる運転と同時並行で、または時間をずらして蓄電手段4の温度調節を実施する。蓄電手段4の温度調節に係る処理は、システム制御装置100によって実行される。
システム制御装置100は、蓄電手段4の状態が充電前または放電前のいずれかであり、さらに、電池4aの温度が20℃以下である場合には、低温状態の電池4aを温める加温運転を開始し、この運転を制御する。この加温運転制御では、前述の図6に示す流体流れを形成する。そして、この加温運転制御においては、例えば2次側出口サーミスタ25が検出する熱交換器7出口の温度が所定の温度範囲(25℃以上40℃以上)の上限値(40℃)になるように、1次側のポンプ9の回転数を制御する。このように熱交換器7出口の温度が高い温度に設定されると、2次側流体の温度が上昇し、電池4aの温度も上昇する。この加温運転制御は、電池4aの温度が25℃以上になるまで継続される。
一方、システム制御装置100は、蓄電手段4の状態が充電中または放電中のいずれかであり、さらに電池4aの温度が所定の温度範囲内でない場合には、電池4aが所望の充放電効率を発揮できるようにするため、以下の温度調節運転の制御を実行する。この温度調節運転制御では、電池4aの温度が所定の温度範囲の上限値(40℃)を超えている場合には前述の図5で説明した冷却運転を実施する。このときの1次側のポンプ9の回転数は、2次側出口サーミスタ25が検出する熱交換器7出口の温度を監視しながら、電池サーミスタ23で検出される電池4aの温度が所定の温度範囲(25℃以上40℃以上)になるまでフィードバック制御される。
温度調節運転制御では、電池4aの温度が所定の温度範囲の下限値(25℃)未満であると判定すると、前述の図5で説明した加温運転を実施する。このときの1次側のポンプ9の回転数は、冷却運転のときと同様にフィードバック制御される。
次に、PCS6を冷却して温度調節する制御について説明する。PCS6の温度調節制御は、蓄電手段4の温度調節制御と同様に、深夜時間帯電力を利用して行われる通常の貯湯水を沸き上げる運転と同時並行で、または時間をずらして実施される。また、PCS6の温度調節制御は、前述の図8のように蓄電手段4の温度調節制御と同時に行ってもよいし、前述の図7のように単独で行ってもよい。PCS6の温度調節に係る処理は、システム制御装置100によって実行される。
システム制御装置100は、PCS6の温度が所定の温度範囲の上限値(80℃)を超えている場合には、前述の図7で説明した冷却運転を実施する。このときの2次側のポンプ14の回転数は、一定値に制御する。これにより1次側流体と2次側流体は熱交換器7を通過するときに熱交換し、温度の高い2次側流体は1次側流体に対して放熱し、冷却される。また、このとき、1次側のポンプ9を以下のように制御して、PCS6の温度を劣化が促進されない所定の温度範囲(60℃以上80以下)になるようにする。すなわち、1次側のポンプ9の回転数は、PCSサーミスタ26で検出されるPCS6の温度が所定の温度範囲(60℃以上80℃以下)になるまでフィードバック制御される。
また、PCS6の温度調節制御と蓄電手段4の温度調節制御とを同時並行する場合には、1次側ポンプ9の回転数をPCS6の温度調節制御によって行い、熱交換器7出口の温度を監視しながら、切替弁13の開度を調整することにより、PCS6の温度と電池4aの温度の両方を同時に調節してもよい。また、PCS6の温度が所定の温度範囲の下限値(60℃)未満である場合には、タンク3内の高温流体を取り出して2次側流体と熱交換させることにより、PCS6を加温する制御を行う。
次に、本給湯システムにおいて、太陽光発電パネル40で発電された直流電流や電力系統45から供給される電力を使用してPCS6から外部へ出力を行い、この出力の一部でヒートポンプユニット1を駆動する制御動作について説明する。
システム制御装置100は、まず、タンク3内に蓄えられた熱量が少なくなったときの昼間等に、深夜時間帯電力を使用しないで沸き上げ運転を行う沸き上げ運転指令があったか否か判定する。この場合の沸き上げ運転は、過去の実績から算出された学習情報に基づいた沸き上げ温度、能力、熱量等を満たすように行われる。
システム制御装置100は、沸き上げ指令がない間は、PCS6により太陽光発電パネル40で発電された太陽光エネルギーからの電力をAC100V、AC200V、DC250〜300V、DC10〜20Vに分配して出力し、余剰分は蓄電手段4の電池4aに充電する。そして、沸き上げ運転指令があると、次に太陽光発電パネル40による太陽光発電量が所定値以上であるか否かを判定する。この太陽光発電量は、太陽光発電パネル40から供給電力選択回路部61に至る回路を通る電流値を検出することにより求める。なお、この判定は、システム制御装置100がインターネット、デジタル放送等と通信し、これらから取得した日射情報を用いた判定としてもよい。
太陽光発電量が所定値以上であると判定されると、太陽光発電パネル40で発電された太陽光エネルギーからの電力は、PCS6により、AC100V、AC200V、DC250〜300V、DC10〜20Vに分配されて出力される。昇圧回路部66でDC250V〜300Vに昇圧されて出力される電力の一部はヒートポンプユニット1の電力供給口に供給されて、そのまま直流電流がヒートポンプユニット1の駆動源として投入される。そして、ヒートポンプユニット1が前述の沸き上げ運転を行う。
一方、太陽光発電量が所定値未満であると判定される場合には、電池4aに蓄えられていた電力が、PCS6により、AC100V、AC200V、DC250〜300V、DC10〜20Vに分配されて出力される。昇圧回路部66でDC250V〜300Vに昇圧されて出力される電力の一部はヒートポンプユニット1の駆動源として投入される。そして、ヒートポンプユニット1が前述の沸き上げ運転を行う。
また、夜間等で、太陽光発電パネル40の発電量が所定値以下と少ない、あるいは発電量が無く、かつ、蓄電手段4の充電量が所定量以下である場合には、AC/DCコンバータ62を介して系統電力を供給電力選択回路部61に入力し、AC100V、AC200V、DC250〜300V、DC10〜20Vに分配して出力する。このときヒートポンプユニット1の沸き上げ運転指令がある場合には、昇圧回路部66でDC250V〜300Vに昇圧されて出力される電力の一部はヒートポンプユニット1の電力供給口に供給されて、そのまま直流電流がヒートポンプユニット1の駆動源として投入される。そして、ヒートポンプユニット1が前述の沸き上げ運転を行う。
なお、系統電力を入力する判断基準となる蓄電手段4の充電量は、例えば、電池4aの放電終止電圧が70%程度となった場合とすることができる。すなわち、放電初期電圧に対して約70%電圧が降下した場合に、系統電力の入力に切り替える。また、系統電力を入力する際には、AC出力の少なくとも一部は、両変換器62、63を介さずに直接供給電力切替回路部64を介して出力することができる。
以上のように、自然エネルギー(太陽光エネルギー等)から得られる電力は、沸き上げ運転が必要ないときには、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力可能であり、余剰電力は蓄電手段4に充電される。沸き上げ運転が必要なときであって発電手段から十分な電力を供給できるときには、自然エネルギーから得られる電力は、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力可能であり、直流出力の一部はヒートポンプユニット1に供給される。
また、沸き上げ運転が必要なときであって発電手段から十分な電力を供給できないときには、予め蓄えた電池4aの電力が、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力可能であり、直流出力の一部はヒートポンプユニット1に供給される。いずれの場合も、自然エネルギーから得られる電力および蓄電手段4が蓄えた電力では不足する分については、電力会社からの系統電力を用いることができる。これにより、自然エネルギー(太陽光エネルギー等)はその状況に応じて使い分けられ、損失を抑えて有効に活用されることになる。
本給湯システムは、例えば、家庭用空調装置の室外ユニットのように、家屋の軒下または集合住宅のベランダなどの室外に設置され装置である。そして、この種の装置は、家屋の軒下またはベランダなどの狭隘地に設置する場合には、奥行き方向が薄くなるような向きに配置されることになる。
筐体2は、本給湯システムの主要部の外殻を構成する箱体であり、天面、側面、背面、前面および底部により囲まれ、ヒートポンプ側が開放されている容器である。筐体2の底部には、鉛直方向下方に向けて伸長する脚部2aが設けられている。脚部2aは設置用の基礎にアンカーボルト等で固定されている。
筐体2の内部には、タンク3、蓄電手段4およびPCS6が収納されており、これらが同一の閉鎖空間に配置されている。このため、タンク3から放出される熱は閉鎖空間に滞留するので、この空間の空気温度が上昇して蓄電手段4およびPCS6を温め、蓄電手段4およびPCS6の温度を上昇させる。これにより、タンク3内流体の蓄熱を使用することと合わせた相乗効果によって、蓄電手段4およびPCS6をさらに温熱することができ、特に寒冷地区の冬期には有用である。したがって、さらに給湯システムの省エネルギー化が図れる。
本実施形態に係る給湯システムがもたらす作用効果を以下に述べる。本給湯システムは、電力会社の電力系統から供給される系統電力、および、自然エネルギーの一例である太陽光エネルギーから発電手段の太陽光発電パネル40を用いて得られる系統外電力を充電することが可能であるとともに、放電することが可能な電池4aからなる蓄電手段4と、蓄電手段4の充放電を制御するとともに、系統電力、系統外電力、および蓄電手段4から放電された電力の少なくともいずれかを入力し、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力することが可能な電力制御手段としてのPCS6と、を備える。さらに、本給湯システムは、内部に流体が充填されて給湯用の熱量を蓄えるタンク3と、PCS6からの出力によりタンク3内に蓄える流体を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット1と、タンク3内の流体を流通させることにより流体の有する熱量を移動させてPCS6の温度を調節する温度調節手段としての熱交換器7と、を備える。
この構成によれば、温度調節手段である熱交換器7を備えることにより、給湯用水の供給に用いられるタンク3内の流体をPCS6の温度調節に使用することができる。これにより、PCS6による蓄電手段4の充放電、および、電圧の異なる複数の交流出力や電圧の異なる複数の直流出力の電流供給制御が適正に行われる。また、タンク3内の蓄熱量は給湯用水と電力制御手段の温度制御との両方に有効活用されることから、自然界のエネルギーから得られる電力が給湯システム全体に有効に使われる。したがって、システム全体の一層の省エネルギー化が図れる給湯システムを提供できる。
また、本給湯システムによれば、昼間などのタンク3内熱量が不足しているときに、自然エネルギー(例えば太陽光エネルギー)を利用してヒートポンプユニット1を運転させることができるため、タンク3に貯めておく熱量を抑え、タンク3の小型化が図れる。
(第2実施形態)
第2実施形態の給湯システムは、第1実施形態の給湯システムに対して、蓄電手段4、PCS6を通過した後であって熱交換器7に流入する前の2次側流体と、タンク3内に流入する前の1次側流体とを熱的に接触させる補助的熱交換手段を備えた変形例である。図9は、本実施形態の給湯システムの構成を示した模式図である。本給湯システムは、熱交換器39を備えていることを除けば、第1実施形態の給湯システムと同様の作用効果を奏する。
図9に示すように、この補助的熱交換手段は、切替弁11と切替弁12とを連絡する循環配管30の途中に設けられた1次側通路39aと、切替弁13と熱交換器7の2次側熱交換流路とを連絡する2次側配管34の途中に設けられた2次側通路39bと、を内部に含んでいる熱交換器39で構成される。そして、1次側通路39aを流れる1次側流体と2次側通路39bを流れる2次側流体との間で熱交換が行われるようになっている。
この構成により、2次側配管34内を循環する2次側流体の熱を熱交換器39でタンク3に流入する前の1次側流体に与えることができる。これにより、ヒートポンプユニット1による沸き上げ運転と蓄電手段4やPCS6といった電源部機能品の作動とが同時に行われている場合には、1次側流体は2次側流体との熱交換により温度上昇するため、本補助的熱交換手段はヒートポンプユニット1による沸き上げを補助することができる。これにより、目標沸き上げ温度を低く制御でき、沸き上げ運転の省エネルギー化が図れる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、発電手段として太陽光エネルギーを得て発電する太陽光発電パネル40を一例として説明しているが、自然エネルギーには太陽光の他、例えば風力、水力等があり、発電手段として、風力、水力等のエネルギーを用いて回転する回転機を構成してもよい。
また、ヒートポンプユニット1の回路を流れる作動冷媒は、二酸化炭素に限定されるものではなく、フロン等の他の冷媒であってもよい。
また、上記実施形態のヒートポンプユニット1は、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルによるものであるが、これに限定されるものではなく、冷媒の圧力が臨界圧力未満のヒートポンプサイクルによるものよい。
また、上記各実施形態の加熱手段はいずれもヒートポンプ式であったが、これに限定されるものではなく、例えば電気ヒータ等であってもかまわない。
また、上記各実施形態では、PCS6からの出力を、AC100V、AC200V、DC250〜300V、DC10〜20Vとしていたが、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力を行うものであればこれに限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、PCS6の加温制御および冷却制御は熱交換器7を用いて行う形態を説明しているが、この方式に限定するものではない。例えば、タンク3内の水をPCS6の流路6aに流してPCS6を直接的に冷却および加温する方式を採用してもよい。
また、上記各実施の形態において、電池4aの温度が所定の温度範囲外となると、冷却または加温運転を行う形態を説明しているが、電池4aの充電を完了させるのに必要な時間、外気温度、電池4aの温度、缶体サーミスタ20のうち下方に配されるサーミスタで検出される温度のうち、少なくともいずれか1つから、電池4aを所定の温度範囲内とするのに必要な冷却もしくは加熱の運転時間を算出し、ヒートポンプユニット1の沸上げ給湯運転開始時間よりも当該算出された運転時間だけ前にずらして冷却もしくは加熱運転を開始させてもよい。
また、上記各実施の形態において、電池4aやPCS6の温度を本給湯システム内を流れる水によって調節する形態を説明したが、ヒートポンプユニット1の蒸発器を通過した空気によって温度を調節する形態としてもよい。
第1実施形態の給湯システムの構成を示した模式図である。 第1実施形態のPCS6の構成を示したブロック図である。 第1実施形態の給湯システムにおいて、ヒートポンプユニット1による沸き上げ運転初期状態の流体の流れを示した模式図である。 目標温度に沸き上げられた温水をタンク3内に供給している沸き上げ運転状態における流体の流れを示した模式図である。 蓄電手段4を冷却する状態における流体の流れを示した模式図である。 蓄電手段4を加温する状態における流体の流れを示した模式図である。 PCS6を冷却する状態における流体の流れを示した模式図である。 蓄電手段4とPCS6の両方を同時に冷却するときの状態における流体の流れを示した模式図である。 第2実施形態の給湯システムの構成を示した模式図である。
符号の説明
1 ヒートポンプユニット(ヒートポンプ式加熱装置、加熱手段)
2 筐体
3 タンク
4 蓄電手段
4a 電池
6 パワーコンディショナーシステム(電力制御手段)
7 熱交換器(温度調節手段、熱交換手段)
30…循環配管(1次側循環回路)
33…1次側配管(1次側循環回路)
34…2次側配管(2次側循環回路)
39…熱交換器

Claims (5)

  1. 内部に流体が充填されて給湯用の熱量を蓄えるタンク(3)と、
    電力会社の電力系統から供給される系統電力、および、自然エネルギーで発電された前記系統電力とは異なる系統外電力を充電することが可能であるとともに、放電することが可能な電池(4a)からなる蓄電手段(4)と、
    前記蓄電手段の充放電を制御するとともに、前記系統電力、前記系統外電力、および前記蓄電手段から放電された電力の少なくともいずれかを入力し、電圧の異なる複数の交流出力および電圧の異なる複数の直流出力として出力することが可能な電力制御手段(6)と、
    前記電力制御手段からの出力により前記タンク内に蓄える流体を加熱する加熱手段(1)と、
    前記タンク内の流体を流通させることにより前記流体の有する熱量を移動させて前記電力制御手段の温度を調節する温度調節手段(7)と、を備えることを特徴とする給湯システム。
  2. 前記タンクおよび前記電力制御手段は、同一の筐体(2)内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  3. 前記温度調節手段は、前記タンク内に貯えられた1次側流体が循環する1次側循環回路(30、33)と、前記電力制御手段を通過する2次側流体が循環する2次側循環回路(34)と、前記1次側流体と前記2次側流体とを熱交換させる熱交換手段(7)と、を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
  4. さらに、前記電力制御手段を通過した後であって前記熱交換手段に流入する前の前記2次側流体と、前記タンク内に流入する前の前記1次側流体とを熱的に接触させる熱交換器(39)を備えたことを特徴とする請求項3に記載の給湯システム。
  5. さらに、前記温度調節手段は、前記タンク内の流体を流通させることにより前記流体の有する熱量を移動させて前記蓄電手段の温度を調節し、
    前記蓄電手段は前記タンクとともに前記同一の筐体(2)内に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の給湯システム。
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