JP2010018377A - パンチ装置の設定装置、パンチ装置の設定プログラム、及びこれらに従って作動するパンチ装置 - Google Patents

パンチ装置の設定装置、パンチ装置の設定プログラム、及びこれらに従って作動するパンチ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パンチ処理により記録用紙に完全に収まらないパンチ穴が形成され、当該記録用紙に見栄えの悪い欠損部分が生じてしまうことを効果的に防止する。
【解決手段】一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ装置の動作を設定するための設定装置であって、パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴のうち、記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定する(S106、S109)特定部と、特定部により特定されたパンチ穴のみが形成されるようにパンチ装置を制御するための設定情報を生成する(S111)設定部と、設定部により生成された設定情報をパンチ装置に送信する(S114)送信部と、を有することを特徴とする設定装置。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置から出力された記録用紙に複数のパンチ穴を形成するためのパンチ装置の動作を設定するための設定装置、設定プログラム、及び画像形成装置から出力された記録用紙に複数のパンチ穴を形成するためのパンチ装置に関する。
従来、複数ページからなる印刷物を製本するための方法として、印刷物の一辺に沿って当該一辺の略全域に亘り複数のパンチ穴を形成し、それらに樹脂や金属等の材質からなるリング又はコイル状のバインダを通すことにより複数ページを綴じる方法が採用されている。
そのため、近年、MFP(Multiple Function Peripheral 多機能周辺機器)やプリンタ等の画像形成装置の多くは、印刷された記録用紙を順次引き込み、その一辺に沿って複数のパンチ刃を押し当てることによりパンチ穴を形成するパンチ処理を実行可能なフィニシャ(後処理装置)を備えている。(例えば、以下の特許文献1、2参照)。
ここで、通常、画像形成装置が取り扱う記録用紙のサイズはA4、B5、Letterのように多岐に渡る一方で、フィニシャに設けられたパンチ刃の配列は機器ごとに固定されているのが一般的である。そのため、記録用紙のサイズによってはその両端縁の近傍に配置されるパンチ穴が紙面に完全に収まらず、記録用紙に見栄えの悪い欠損部分を生じさせてしまうという問題点が指摘されている。
特開2001−130827号公報 特開2003−231092号公報
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、パンチ処理により記録用紙に完全に収まらないパンチ穴が形成され、当該記録用紙に見栄えの悪い欠損部分が生じてしまうことを効果的に防止できるパンチ装置の設定装置、設定プログラム、及びこれらに従って作動するパンチ装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ装置の動作を設定するための設定装置であって、前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴のうち、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定する特定部と、前記特定部により特定されたパンチ穴のみが形成されるように前記パンチ装置を制御するための設定情報を生成する設定部と、前記設定部により生成された前記設定情報を前記パンチ装置に送信する送信部と、を有することを特徴とする設定装置。
(2)前記記録用紙を表す第1画像に、前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴を表す第2画像を重ね合わせたプレビュー画像を表示する表示部と、前記表示部により表示された前記プレビュー画像に含まれる前記第2画像により表される複数のパンチ穴の各々を形成すべきか否かの指示をユーザから取得する取得部と、をさらに有し、前記特定部は、前記取得部により取得された前記指示に基づき、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定することを特徴とする上記(1)に記載の設定装置。
(3)前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴の各々が、前記記録用紙に完全に収まるか否かを判定する判定部をさらに有し、前記特定部は、前記判定部により前記記録用紙に完全に収まると判定されたパンチ穴を、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴として特定することを特徴とする上記(1)に記載の設定装置。
(4)前記判定部により前記記録用紙に完全に収まらないと判定されたパンチ穴が存在する場合、その旨をユーザに通知する通知部をさらに有することを特徴とする上記(3)に記載の設定装置。
(5)前記パンチ部材の各々は、ソレノイド式のアクチュエータにより作動することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の設定装置。
(6)一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ装置の動作を設定するための設定プログラムであって、前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴のうち、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定する手順(A)と、前記手順(A)で特定されたパンチ穴のみが形成されるように前記パンチ装置を制御するための設定情報を生成する手順(B)と、前記手順(B)で生成された前記設定情報を前記パンチ装置に送信する手順(C)と、をコンピュータに実行させることを特徴とする設定プログラム。
(7)前記記録用紙を表す第1画像に、前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴を表す第2画像を重ね合わせたプレビュー画像を表示する手順(a)と、前記手順(a)で表示された前記プレビュー画像に含まれる前記第2画像により表される複数のパンチ穴の各々を形成すべきか否かの指示をユーザから取得する手順(b)と、をさらに前記コンピュータに実行させ、前記手順(A)では、前記手順(b)で取得された前記指示に基づき、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴が特定されることを特徴とする上記(6)に記載の設定プログラム。
(8)前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴の各々が、前記記録用紙に完全に納まるか否かを判定する手順(c)をさらに前記コンピュータに実行させ、前記手順(A)では、前記手順(c)で前記記録用紙に完全に収まると判定されたパンチ穴が、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴として特定されることを特徴とする上記(6)に記載の設定プログラム。
(9)前記手順(c)で、前記記録用紙に完全に収まらないと判定されたパンチ穴が存在する場合、その旨をユーザに通知する手順(d)をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする上記(8)に記載の設定プログラム。
(10)上記(6)〜(9)のいずれか1つに記載の設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(11)一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ実行部と、前記パンチ実行部により形成可能な複数のパンチ穴のうち特定のパンチ穴のみを形成すべきとの指示を外部から受信する受信部と、受信された前記指示に基づき、前記特定のパンチ穴のみが形成されるように前記パンチ実行部を制御する制御部と、を有することを特徴とするパンチ装置。
(12)前記パンチ部材の各々は、ソレノイド式のアクチュエータにより作動することを特徴とする上記(11)に記載のパンチ装置。
本発明によれば、パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴のうち、実際に記録用紙に形成すべきものを個別に指定することが可能となる。その結果、パンチ処理により記録用紙に完全に収まらないパンチ穴が形成され、記録用紙に見栄えの悪い欠損部分が生じてしまうことを効果的に防止できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
−システム全体の構成(図1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置が適用された画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、パンチ装置の動作を設定するための設定装置としてのPC1と、パンチ装置を備えた画像形成装置としてのMFP2とを備え、これらは通信ネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。なお、通信ネットワーク3に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、PC1は、ネットワーク3を介することなく、MFP2と直接機器間で接続(ローカル接続)されていてもよい。
続いて、上記各機器の構成について説明するが、上記各機器は後述する構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、後述する構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。また、各機器で同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるため初回のみその説明を行い、2回目以降はその説明を省略する。
−PCの構成(図2)
図2は、本実施形態に係るPC1の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、PC1は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信インタフェース15を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス16を介して相互に接続されている。
制御部11は、CPUを含み、プログラムに従って上記各部の制御や各種の演算等を行う。記憶部12は、PC1の基本動作を制御する各種プログラムやパラメータを格納するROM、作業領域として一時的にプログラムやデータ等を記憶するRAM、及びOS(オペレーティングシステム、基本ソフトウェア)や後述するPC1の所定の動作を制御するためのプログラムやパラメータ等を格納するハードディスクを備えている。
表示部13は、液晶ディスプレイ等からなり、ユーザに各種情報を表示する。操作部14は、キーボードやマウス等であり、ユーザから各種指示を取得する。通信インタフェース15は、PC1をネットワーク3に接続しネットワーク3上の他の機器と通信するためのインタフェースである。本実施形態のPC1は、特に、表示部13は、MFP2によるパンチ処理の設定を行うためのパンチ設定用UI画面をユーザに表示し、操作部14は、パンチ設定用UI画面を操作するユーザの指示を取得する。この点についてはさらに後述する。
−MFPの構成(図3、図4)
図3は、本実施形態に係るMFP2の全体構成を示す概略図であり、図4は、MFP2の構成を示すブロック図である。図3及び図4に示すように、MFP2は、制御部21、記憶部22、操作部23、画像読取部24、印刷部25、後処理部26、給紙部27、及び通信インタフェース28を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス29を介して相互に接続されている。以下、これらの構成要素について順に説明する。
制御部21は、CPUを含み、プログラムに従って上記各部の制御や各種の演算処理等を行う。記憶部22は、予め各種プログラムやパラメータを格納しておくROM、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM、各種プログラムやパラメータを格納し、または画像処理により得られた画像データ等を一時的に保存するために使用されるハードディスク等からなる。
操作部23は、各種情報を表示し、または各種設定入力を行うタッチパネル、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等の各種固定キー、表示ランプ等からなる。
画像読取部24は、原稿台の所定の読取位置にセットされた原稿、又はADF(Auto Document Feeder;自動原稿搬送装置)により所定の読取位置に搬送された原稿に蛍光ランプ等の光源から光を当て、その反射光をCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の受光素子で光電変換することで得られる電気信号から画像データ(ビットマップデータ)を生成するスキャン動作を実行する。
印刷部25は、画像データを電子写真方式により帯電、露光、現像、転写、及び定着の各工程を経て、給紙部16から供給された用紙に画像データを印刷して排出する。ただし、本発明における印刷部25が採用する印刷方法はこれに限定されるものではなく、インパクト方式、熱転写方式、及びインクジェット方式等の公知の印刷方法であればいかなるものであってもよい。
後処理部26は、印刷部25により画像が印刷された記録用紙に対して、丁合い処理、ステープル綴じ処理、パンチ処理、紙折り処理等の後処理を実行する。特に、本実施形態の後処理部26は、記録用紙に対してパンチ処理を実行するパンチ装置としてのパンチユニット261を備えている。ここで、パンチ処理とは、パンチ刃等を用いて記録用紙の一辺に沿って26穴や30穴等の複数のパンチ穴を形成するための処理である。本実施形態のパンチユニット261の具体的な構成については後述する。
給紙部27は、複数種類の記録用紙(A4、B5、A3、Letter等)をサイズごとに格納する給紙トレイ、及び制御部21からの指令に応じて各給紙トレイ内の記録用紙を印刷部25に搬送する搬送機構等を備えている。
通信インタフェース28は、MFP1と外部機器との間で通信を行うためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によるネットワークインタフェースや、USB、IEEE1394等のシリアルインタフェース、SCSI、IEEE1284等のパラレルインタフェース、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11、HomeRF、IrDA等の無線通信インタフェース等の各種ローカル接続インタフェース、電話回線に接続するための電話回線インタフェース等が用いられる。
上記構成により、MFP2は、通信インタフェースにより外部機器から受信した印刷ジョブ、又は画像読取部24により読み取った原稿画像に基づき記録用紙に印刷を実行し、さらに、印刷が実行された記録用紙に対してパンチ処理等の後処理を施してから排出することが可能である。
−パンチユニットの構成(図5〜図8)
次に、本実施形態に係るパンチ装置としてのパンチユニット261について説明する。図5はパンチユニット261の上面図である。図5のように、パンチユニット261は、一次元状に均等間隔で配置された複数のソレノイド式パンチ機構261a(図6参照)を備えている。各パンチ機構261aは同一の構成を有している。便宜上、パンチ機構261aの配列方向をX方向とする(図中のX軸を参照)。
また、図5のように、パンチ処理を施される記録用紙Sは、不図示の搬送手段によりパンチユニット261の下方に搬送される。そして、記録用紙Sは、パンチ穴の形成部位がパンチ機構261aの真下に位置するようにセットされる。このとき、記録用紙Sとパンチユニット261は、X方向にセンタリング(中央揃え)されるものとする。
続いて、図6は、図5中のI−I方向に沿った断面図であり、ソレノイド式パンチ機構261aの各々の構成を示す。図中(A)は、待機時(ソレノイド消磁時)、図中(B)はパンチ処理実行時(ソレノイド励起時)の状態をそれぞれ示す。
図中(A)のように、パンチ機構261aは、記録用紙Sに向かう方向に摺動可能な可動鉄芯261a1、可動鉄芯261a1に固定された円形のパンチ刃261a2、パンチ処理実行時に記録用紙Sの表面を押さえると同時に、記録用紙Sに向かって摺動するパンチ刃261a2をガイドする固定鉄芯261a3、固定鉄芯261a3を取り囲むように配置されたソレノイドコイル261a4、可動鉄芯261a1を固定鉄芯261a3から離反する方向に付勢する復帰バネ261a5を備えている。
図中(B)のように、リード線Lを介してソレノイドコイル261a4に電流を流すと、ソレノイドコイル261a4から発生する磁束により固定鉄芯261a4が磁性を帯びて可動鉄芯261a1を引き寄せる。このとき、可動鉄芯261a1に固定されたパンチ刃261a2が記録用紙Sに貫通してパンチ穴を形成する。なお、各パンチ機構261aは互いに独立に制御可能である。そのため、本実施形態のパンチユニット261は、一或いは複数の特定のパンチ機構261aのみを選択的に作動させることが可能である。
図7は、図5のようなパンチユニット261により形成可能な複数のパンチ穴の一例を示す図である。図7のように、各パンチ穴の直径は10mmであり、隣接するパンチ穴どうしの間隔は20mmである。
上記のようなパンチユニット261により形成可能なパンチ穴に関する情報は、パンチユニット情報Iとして記録部22のハードディスク等に保存されている。図8は、図7に例示されたパンチ穴に対応するパンチユニット情報Iの一例を示す図である。図8のように、パンチユニット情報Iには、各パンチ穴の直径(10mm)や隣接するパンチ穴どうしの間隔(20mm)に加えて、各パンチ穴の位置情報(各パンチ穴の中心のX座標)等の情報が格納されている。なお、図7及び図8においては、パンチユニット261を構成する複数のパンチ機構261aのうち中央に位置するパンチ機構261aにより形成されるパンチ穴を0番目のパンチ穴とし、そのパンチ穴の中心を原点(X=0)としている。そして、0番目のパンチ穴の両側に配置されているパンチ穴を内側から順に1、2、3、4・・・番目のパンチ穴としている。図8は、このようなパンチユニット情報Iは、後述のパンチ設定処理において、記録用紙S上の各パンチ穴の位置を判定するために用いられる。
−PCの動作(図9)
次に、本実施形態に係るPC1の動作の概要について説明する。図9は、本実施形態に係るPC1による処理の手順を示すフローチャートの一例である。図9のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、記憶部12に制御プログラムとして記憶されており、動作開始の際に制御部11により読み出されて実行される。
先ず、PC1は、ユーザから印刷設定開始の指示を受け付けるまで待機する(S101のNO)。印刷設定開始の指示は、ユーザがPC1に実装されたアプリケーション上で所定の操作を行ったときに受け付けられる。
続いて、PC1は、印刷設定開始の指示を受け付けたら(S101のYES)、表示部13に印刷設定用UI(ユーザ・インタフェース)画面u1を表示する。以下、本実施形態の印刷設定用UI画面u1について説明する。
図10は、本実施形態の印刷設定用UI画面u1の一例を示す図である。図10のように、印刷設定用UI画面u1は、各種印刷設定に関する指示をユーザから取得する印刷設定エリアA1と、MFP2によるパンチ処理の仕上がり状態を表すプレビュー画像をユーザに対して表示するプレビュー表示エリアA2を有している。
本実施形態において、ユーザは、印刷設定エリアA1に配置された「用紙サイズ」、「給紙トレイ」、「用紙種類」、「丁合い」のプルダウンメニューM1〜M4を操作することで、印刷用の記録用紙のサイズ(「A4」、「B4」、「A3」、「Letter」等)、印刷用の記録用紙の供給するための給紙トレイ(「自動」、「トレイ1」、「トレイ2」、「手差し」等)、印刷用の記録用紙の種類(「普通紙」、「厚紙」、「OHP」、「封筒」等)、及び印刷済み記録用紙の丁合い方法(「ソート」、「仕分け」等)をそれぞれ指定することができる。
さらに、ユーザは、印刷設定エリアA1に配置された「両面」、「ステープル」、「折り」、「パンチ」、「パンチ種類」のプルダウンメニューM5〜M9を操作することで、片面/両面印刷の設定(「片面」、[両面]等)、ステープル綴じ処理の設定(「1ヶ所」、「2ヶ所」、「オフ」等)、紙折り処理の設定(「中折り」、「Z折り」、「オフ」等)、パンチ処理の設定(「左」、「右」、「オフ」等)、パンチ処理により形成されるパンチ穴の個数の設定(「多穴」、「2穴」、「3穴」、「4穴」等)をそれぞれ行うことができる。そして、パンチ処理を実行すべきとの設定がなされている場合(すなわち、上記例において「パンチ」のプルダウンメニューM8中の「右」、「左」等が選択されている場合)、プレビュー表示エリアA2にはMFP2によるパンチ処理の仕上がり状態を示すプレビュー画像が表示される。この点についてはさらに後述する。
再び図9を参照して、PC1は、UI画面u1上で指定された記録用紙のサイズ(つまり、「用紙サイズ」のプルダウンメニューM1の選択結果)を判別し、その記録用紙の輪郭を表すプレビュー画像(以下、「用紙画像」ともいう)をプレビュー表示エリアA2に表示する(S103)。
続いて、PC1は、UI画面u1上でパンチ処理を実行すべきとの設定がなされているか否か(つまり、「パンチ」のプルダウンメニューM8中の「右」、「左」等が選択されているか否か)を判定し(S104)、その判定結果に応じて処理を分岐する。
ここで、パンチ処理を実行すべきとの設定がなされている場合(S104のYES)、PC1は、パンチ処理後の仕上がり状態を示すプレビュー画像をプレビュー表示エリアA2にさらに表示するためにS105に進む。なお、便宜上、以下の説明では、印刷設定エリアA1において、「パンチ」のプルダウンメニューM8中の「左」が選択され、「パンチ種類」のプルダウメニューM9中の「多穴」が選択されているものとする。
他方、パンチ処理を実行すべきとの設定がなされていない場合(S104のNO)、PC1は、印刷を実行すべきとの指示を受け付けない限り(S113のNO)、S104に戻って再度パンチ処理の設定の有無を判定する。そして、印刷を実行すべきとの指示を受け付けたら(S113のYES)、後述のS114に進み、MFP2に印刷ジョブを送信する。なお、印刷を実行すべきとの指示は、ユーザがUI画面u1の「印刷実行」ボタンBを押下したときに受け付けられる。
S105に進んだPC1は、前述のパンチユニット情報Iを参照して、パンチユニット261により形成可能な各パンチ穴の記録用紙Sに対する位置を判定する。より具体的に、PC1は、各パンチ穴が記録用紙Sの紙面に完全に収まるか、記録用紙Sの端縁に重なるか、又は記録用紙Sの外側に配置されるかを判定する。ここで、パンチユニット情報Iは、予めPC1の記録部12に格納されていてもよいし、印刷設定処理の際にネットワーク3を介してMFP2側から取得されてもよい。S105での判定は、パンチユニット情報Iに含まれる各パンチ穴の位置情報に基づいて行われる。以下、図7のパンチユニット情報に基づく判定方法について説明する。
例えば、UI画面u1上で記録用紙としてA4用紙(全長297mm)が指定された場合、パンチユニット261にセットされた記録用紙SのX方向の両端縁のX座標は+/−148.5mmとなる。そして、図7のパンチユニット情報Iに含まれる各パンチ穴の位置情報を参照すると、0〜7番目のパンチ穴は記録用紙Sの紙面に完全に収まるものの、8番目のパンチ穴は記録用紙Sの紙面に外側に配置されることになる。
また、記録用紙としてLetter(LEF)用紙(全長279.4mm)が指定された場合、パンチユニット261にセットされた記録用紙SのX方向の両端縁のX座標は+/−139.7mmになる。この場合、0〜6番目のパンチ穴は記録用紙Sの紙面に完全に収まるものの、7番目のパンチ穴は記録用紙Sの端縁に重なり、8番目のパンチ穴は記録用紙Sの紙面の外側に配置されることになる。
なお、前述のように、記録用紙Sとパンチユニット261はX方向においてセンタリング(中央揃え)されているが、本実施形態は必ずしもこれに限定されず、記録用紙Sとパンチユニット261はX方向において上揃え又は下揃えにされていてもよい。この場合、記録用紙S及びパンチユニット261の上端又は下端を原点(X=0)として、上記と同様の判定を行えばよい。
続いて、PC1は、S105での判定結果をパンチ穴テーブルTに記録する(S106)。ここで、パンチ穴テーブルTとは、MFP2により形成可能なパンチ穴のうち、実際に記録用紙Sに形成すべきパンチ穴(以下、「有効パンチ穴」ともいう)を特定するためのテーブルである。なお、上記の「有効パンチ穴」との対比のため、実際に記録用紙Sに形成すべきでないパンチ穴を「無効パンチ穴」とする。
図11は、S105での判定結果の一例を示す図であり、図12は、図11の判定結果が記録されたパンチ穴テーブルTの一例を示す図である。図11において、0〜3番目のパンチ穴は記録用紙Sの紙面に完全に収まると判定されており、4番目のパンチ穴は記録用紙Sの端縁に重なると判定されており、5〜8番目のパンチ穴は記録用紙Sの紙面の外側に配置されると判定されている。
そして、図12のように、パンチ穴テーブルTは、パンチユニット261により形成可能な各パンチ穴(0〜8番目のパンチ穴)に対応するカラムからなり、各カラムにはS105での判定結果に応じて「有効パンチ穴」又は「無効パンチ穴」のフラグが立てられる(S106)。より具体的に、S105において記録用紙Sの紙面に完全に収まると判定されたパンチ穴(0〜3番目のパンチ穴)は有効パンチ穴とみなされ、それに対応するカラムには有効パンチ穴のフラグが立てられる。そして、記録用紙Sの端縁に重なると判定されたパンチ穴(4番目のパンチ穴)及び記録用紙Sの紙面の外側に配置されると判定されたパンチ穴(5〜8番目のパンチ穴)は無効パンチ穴とみなされ、それらに対応するカラムには無効パンチ穴のフラグが立てられる。
再び図9を参照して、PC1は、S105での判定結果が記録されたパンチ穴テーブルTを参照して、有効パンチ穴と無効パンチ穴とを互いに区別して表す画像(以下、「パンチ穴画像」ともいう)を生成し、これをプレビュー画像エリアA2に表示された用紙画像に重ね合わせて表示する。このようなパンチ穴画像において、例えば、有効パンチ穴は黒丸で表され、無効パンチ穴は白丸で表される。
図13は、S106終了時点で表示部13に表示されているパンチ設定用UI画面u1の一例を示す図である。図13のように、プレビュー表示エリアA2には、用紙画像にパンチ穴画像を重ね合わせたプレビュー画像が表示されており、ユーザはMFP2のパンチ処理による仕上がり状態を確認することができる。
さらに、図13のようなプレビュー画像を表示中のUI画面u1は、プレビュー表示エリアA2においてユーザの指示を受け付けることで、有効/無効パンチ穴を反転させることができる。より具体的に、ユーザがプレビュー画像中の有効パンチ穴にカーソルを合わせた状態でマウスをクリックすると、カーソルが合わせられたパンチ穴のフラグが有効パンチ穴フラグから無効パンチ穴フラグにトグルされ、それと同時にプレビュー画像中の有効パンチ穴が無効パンチ穴に切り替えられる。つまり、図13の例においては、黒丸が白丸に切り替えられる。プレビュー画像中の無効パンチ穴がクリックされたときも同様である。
再び図9を参照すると、PC1は、カーソルがプレビュー画像中のパンチ穴(つまり、黒丸又は白丸の部分)に合わせられた状態でマウスがクリックされるか否かに応じて処理を分岐する(S108)。ここで、上記の状態でマウスがクリックされた場合(S108のYES)、カーソルが合わせられたパンチ穴に対応するフラグをトグルさせることによりパンチ穴テーブルTを更新する(S109)。そして、更新後のパンチ穴テーブルTに基づき、プレビュー画像中のパンチ穴画像を変更してから後述のS111に進む。他方、指示を取得しなかった場合(S108のNO)、そのままS111に進む。
S111において、PC1は、その時点でのパンチ穴テーブルTに基づくパンチ処理の設定情報を印刷ジョブに付加する。より具体的に、PC1は、パンチ穴テーブルTにおいて有効パンチ穴フラグが立てられたパンチ穴に対応するパンチ機構261a1のみを作動させるための設定情報を印刷ジョブに付加する。
続いて、PC1は、ユーザから印刷実行指示がなされるか否かに応じて処理を分岐する(S112)。ここで、ユーザから印刷実行指示がなされた場合(S112のYES)、MFP2に印刷ジョブを送信して処理を終了し、ユーザから印刷実行指示がなされない場合(S112のNO)、S109に戻り再度ユーザの指示を取得する。
以上のように、本実施形態のPC1は、ユーザから印刷設定開始の指示を受け付けたら(S101のYES)、パンチ処理の仕上がり状態を示すプレビュー画像において有効パンチ穴と無効パンチ穴とを互いに区別して表示(S107)する。このとき、PC1は、表示されたプレビュー画像中のパンチ穴の有効/無効を反転させる指示をユーザから取得することができる(S108)。そして、PC1は、ユーザから印刷実行の指示を受け付けたら(S112のYES)、表示中の有効パンチ穴のみを形成するための設定情報が付加された印刷ジョブをMFP2に送信する(S114)。
−MFPの動作(図14)
次に、本実施形態に係るMFP1の動作の概要について説明する。図14は、本実施形態のMFP2による処理の手順を示すフローチャートの一例である。図14のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、記憶部22に制御プログラムとして記憶されており、動作開始の際に制御部11により読み出されて実行される。なお、本例では、MFP2がネットワークインタフェース28を介してPC1から受信した印刷ジョブに基づいて印刷処理を行う場面を想定する。
先ず、MFP2は、ネットワークインタフェース28を介してPC1から印刷ジョブを受信するまで待機する(S201のNO)。
ここで、本例においてMFP2がPC1から受信する印刷ジョブについて説明する。本実施形態に係る印刷ジョブは、印刷設定等に関する各種情報を格納する印刷ジョブ情報、及びCYMKの4色からなる画像データ(ビットマップデータ)を含んでなる。MFP2により受信された印刷ジョブは、記憶部22に一時的に保存され、印刷部25で処理可能な印刷画像データへと変換される。印刷ジョブを印字可能な印刷画像データへ変換するためのプログラムは記録部22のハードディスク等に保存されている。印刷画像データへの変換を、プログラムを用いてソフトウェア処理により実行する形態に代え、専用ハード回路としての画像処理部を用いて印刷画像データへの変換を行なってもよい。
図15は、本実施形態に係る印刷ジョブに含まれる印刷ジョブ情報Jの構成を概略的に示す図である。図15のように、印刷ジョブ情報Jは、ページ数や印刷部数等の当該印刷ジョブ全体に関する情報を格納するジョブ情報J1、及び用紙サイズやカラーモード等の当該印刷ジョブを構成するページ毎の設定情報を格納するページ情報J2を含む。特に、本実施形態において、ページ情報J2は、パンチユニット261により形成可能なパンチ穴の各々が、有効パンチ穴と無効パンチ穴のどちらであるのかを示す情報を含む(図15中の「パンチ」のカラム参照)。
再び図14を参照して、MFP2は、印刷ジョブを受信したら(S201のYES)、当該印刷ジョブに含まれるページ情報J2を解析し(S202)、パンチ処理を実行すべきとの指定なされているか否かを判定する(S203)。より具体的に、MFP2は、ページ情報J2に「パンチ」のカラムが含まれているか否かを判定する。なお、一般にパンチ処理は一の印刷ジョブに含まれる全てのページに対して実行されるため、「パンチ」のカラムは、ページごとに存在するページ情報J2ではなく、ジョブごとに存在するジョブ情報J1側に設けられてもよい。
続いて、MFP1は、パンチ処理を実行すべきとの指定がなされていない場合(S203のNO)、記録用紙Sに対して印刷部25による印刷処理を実行し(S205a)、パンチユニット261によるパンチ処理を実行することなく排紙トレイ等に記録用紙を排出し(S207)処理を終了する。
他方、MFP2は、パンチ処理を実行すべきとの指定がなされている場合(S203のYES)、ページ情報J2を参照して有効/無効パンチ穴を識別してから(S204)、記録用紙Sに対して印刷処理を実行する(S205)。そして、MFP2は、印刷処理が実行された記録用紙Sをパンチユニット261にセットし、S204で識別した有効パンチ穴に対応するパンチ機構261aのみを作動させてパンチ処理を実行する(S206)。
最後に、MFP2は、記録用紙Sを排紙トレイ等に排出してから処理を終了する。なお、上述のパンチ処理(S206)は、印刷ジョブを構成するページごとに実行されてもよいし、印刷ジョブごとに実行されてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、MFP2により形成可能な複数のパンチ穴のうち、実際に記録用紙Sに形成すべきものを印刷設定用UI画面u1上で個別に指定することが可能となる。その結果、パンチ処理により記録用紙Sに完全に収まらないパンチ穴が形成され、記録用紙Sに見栄えの悪い欠損部分が生じてしまうことを効果的に防止できるようになる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。例えば、上記実施形態では、S105において記録用紙Sの端縁に重なると判定されたパンチ穴を無効パンチ穴とみなして表示する処理を行ったが、本発明は必ずしもこれに限定されない。つまり、当該パンチ穴を有効パンチ穴とみなして表示するとともに、ユーザに対して記録用紙Sの端縁に重なるパンチ穴が存在する旨を通知するためのメッセージを表示する処理を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、本発明に係るパンチ装置(MFP2のパンチユニット261)の動作を設定するための設定装置としてPC1を採用した構成について説明したが、当該設定装置がMFP2側に内蔵された構成もまた実現可能である。この場合、パンチ装置の動作を設定するためのUI画面は、MFP2の操作部23に表示されることになる。
本発明による画像形成システムにおける各手段及び方法は、専用のハードウェア回路によっても、CPUに実行される専用のプログラムによっても実現可能である。後者により本発明を実現する場合、上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置等の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るPCの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るMFPの一例を示す外略図である。 本発明の一実施形態に係るMFPの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るパンチユニットの一例を示す上面図である。 図5のI−Iに沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係るパンチユニットにより形成可能なパンチ穴の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るパンチユニット情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るPCの処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る印刷設定用UI画面の一例を示す図である。 図9のフローチャートにおけるS105の判定結果の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るパンチ穴テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る印刷設定用UI画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るMFPの処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る印刷ジョブ情報の一例を示す図である。
符号の説明
1 PC、
11 制御部、
12 記憶部、
13 表示部、
14 操作部、
15 通信インタフェース、
16 バス、
2 MFP、
21 制御部、
22 記憶部、
23 操作部、
24 画像読取部、
25 印刷部、
26 後処理部、
261 パンチユニット、
261a パンチ機構、
261a1 可動鉄芯、
261a2 パンチ刃、
261a3 固定鉄芯、
261a4 ソレノイドコイル、
261a5 復帰バネ、
A1 印刷設定エリア、
A2 プレビュー表示エリア、
B 印刷実行ボタン、
I パンチユニット情報、
J 印刷ジョブ情報、
J1 ジョブ情報、
J2 ページ情報、
M1〜M9 プルダウンメニュー、
S 記録用紙、
T パンチ穴情報、
u1 印刷設定用UI画面。

Claims (12)

  1. 一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ装置の動作を設定するための設定装置であって、
    前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴のうち、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定する特定部と、
    前記特定部により特定されたパンチ穴のみが形成されるように前記パンチ装置を制御するための設定情報を生成する設定部と、
    前記設定部により生成された前記設定情報を前記パンチ装置に送信する送信部と、を有することを特徴とする設定装置。
  2. 前記記録用紙を表す第1画像に、前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴を表す第2画像を重ね合わせたプレビュー画像を表示する表示部と、
    前記表示部により表示された前記プレビュー画像に含まれる前記第2画像により表される複数のパンチ穴の各々を形成すべきか否かの指示をユーザから取得する取得部と、をさらに有し、
    前記特定部は、前記取得部により取得された前記指示に基づき、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定することを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
  3. 前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴の各々が、前記記録用紙に完全に収まるか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記特定部は、前記判定部により前記記録用紙に完全に収まると判定されたパンチ穴を、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴として特定することを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
  4. 前記判定部により前記記録用紙に完全に収まらないと判定されたパンチ穴が存在する場合、その旨をユーザに通知する通知部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の設定装置。
  5. 前記パンチ部材の各々は、ソレノイド式のアクチュエータにより作動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の設定装置。
  6. 一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ装置の動作を設定するための設定プログラムであって、
    前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴のうち、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴を特定する手順(A)と、
    前記手順(A)で特定されたパンチ穴のみが形成されるように前記パンチ装置を制御するための設定情報を生成する手順(B)と、
    前記手順(B)で生成された前記設定情報を前記パンチ装置に送信する手順(C)と、をコンピュータに実行させることを特徴とする設定プログラム。
  7. 前記記録用紙を表す第1画像に、前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴を表す第2画像を重ね合わせたプレビュー画像を表示する手順(a)と、
    前記手順(a)で表示された前記プレビュー画像に含まれる前記第2画像により表される複数のパンチ穴の各々を形成すべきか否かの指示をユーザから取得する手順(b)と、をさらに前記コンピュータに実行させ、
    前記手順(A)では、前記手順(b)で取得された前記指示に基づき、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴が特定されることを特徴とする請求項6に記載の設定プログラム。
  8. 前記パンチ装置により形成可能な複数のパンチ穴の各々が、前記記録用紙に完全に納まるか否かを判定する手順(c)をさらに前記コンピュータに実行させ、
    前記手順(A)では、前記手順(c)で前記記録用紙に完全に収まると判定されたパンチ穴が、前記記録用紙に形成すべきパンチ穴として特定されることを特徴とする請求項6に記載の設定プログラム。
  9. 前記手順(c)で、前記記録用紙に完全に収まらないと判定されたパンチ穴が存在する場合、その旨をユーザに通知する手順(d)をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項8に記載の設定プログラム。
  10. 請求項6〜9のいずれか1つに記載の設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 一次元状に配列され互いに独立に制御可能な複数のパンチ部材により記録用紙の一辺に沿って複数のパンチ穴を形成可能なパンチ実行部と、
    前記パンチ実行部により形成可能な複数のパンチ穴のうち特定のパンチ穴のみを形成すべきとの指示を外部から受信する受信部と、
    受信された前記指示に基づき、前記特定のパンチ穴のみが形成されるように前記パンチ実行部を制御する制御部と、を有することを特徴とするパンチ装置。
  12. 前記パンチ部材の各々は、ソレノイド式のアクチュエータにより作動することを特徴とする請求項11に記載のパンチ装置。
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