JP2007084311A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの画像形成ジョブにおいて複数の異サイズ用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、画像形成後に後処理を行う。
【解決手段】パンチ設定画面上で1つの画像形成ジョブに関し後処理情報を、複数の用紙サイズについて一括設定し、後処理情報設定中にエラーテーブルを参照して、後処理禁止を示しているか否かを判定し、その結果が後処理禁止を示していなければ、複数の用紙サイズについて用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、供給される画像情報及び設定された後処理情報に基づいて画像形成手段に対し用紙に画像を形成させ、後処理手段に対し後処理を行わせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙を搬送して用紙に画像を形成する、プリンタ、複写機、ファクシミリ又は複合機等の画像形成装置に係り、特に、パンチ処理等の後処理を行う後処理手段を備えた画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、1つの印刷ジョブで2つの異サイズ用紙を使用する異サイズ用紙混載モードにおいて、それらの綴じ代位置を揃える構成が開示されている。
例えば、A4縦とA3横の用紙を使用し、1枚目の印刷用紙がA4でその長辺を綴じ代に指定した場合、2枚目以降のA3用紙に対しては、A3の短辺を綴じ代にするとともに、画像情報に対し画像の向きを示す情報を90°等に回転したものに変更する(下記特許文献1の図5)。
しかしながら、この異サイズ用紙混載モードでは、大サイズ用紙の短辺と小サイズ用紙の長辺との長さが一致しない場合には、適用することができない。
一方、パンチ処理装置は用紙1枚毎にパンチ穴を形成することができるので、異サイズ用紙混載モードにおいて、図11に示すように例えばA4横送りの用紙とB5横送りの用紙の両者をパンチ穴形成後に重ねて排紙することが可能である。
すなわち、従来では後処理装置の能力を充分に活用していなかった。
ここで、異サイズ用紙の各々に対して個別に綴じ代を設定するのは煩雑である。また、一方の用紙にパンチ穴を設定しても他方の用紙のパンチ穴設定が禁止されている場合には、該一方の設定が無駄になるか、一方の用紙にしかパンチ穴が形成されずユーザの意図した通りにならない。
特開2000−232677号公報
本発明は、本発明者によるこのような分析に基づいて案出されたものであり、その目的とするところは、1つの画像形成ジョブにおいて複数の異サイズ用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、画像形成後に後処理を行うことが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記の場合に後処理情報を容易、迅速、かつ適正に設定することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置の第1態様では、
給紙される用紙に画像を形成する画像形成手段と、
該画像形成手段で画像が形成された用紙に対し物理的に後処理を行う後処理手段と、
複数の用紙サイズについて用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、供給される画像情報及び該後処理情報に基づいて該画像形成手段に対し用紙に画像を形成させ、該後処理手段に対し後処理を行わせる制御手段とを有する。
本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、
縦又は横の用紙方向を基準として用紙の後処理辺を識別する後処理辺識別情報と、後処理辺に対する後処理内容を識別する後処理内容識別情報と、用紙のサイズ及び方向を識別する用紙識別情報とを含む後処理情報を、1つの画像形成ジョブに関し複数の用紙サイズについて設定する設定手段と、
用紙の辺の長さに関する辺サイズ情報と後処理禁止情報とが対応して格納された禁止情報記憶手段と、
該禁止情報記憶手段の記憶内容を参照して、該設定手段により設定しようとしている後処理情報が後処理禁止を示しているか否かを判定する判定手段と、
該複数の用紙サイズのいずれかについて該判定手段が後処理禁止を示していると判定した場合にはエラー情報を出力する出力手段とをさらに有し、該制御手段は、該エラー情報が後処理禁止を示している場合には、該画像形成手段に対し用紙に画像を形成させない。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第2態様において、該設定手段は、該複数の用紙サイズの用紙の互いに対応する辺を後処理辺として一括選択させ、該選択された複数の後処理辺の各々に対応した同種後処理を一括選択させる。
本発明による画像形成装置の第4態様では、第3態様において、
該設定手段は、
表示手段と、
入力手段と、
該表示手段に該複数の用紙サイズの用紙画像を、選択した後処理辺が略同一線上になり該選択した後処理辺の中点が略一致するように重ねて表示させ、該入力手段による入力に応じて該選択した後処理辺又は該選択した後処理辺に対する後処理の内容を変更させる表示制御手段とを有する。
本発明による画像形成装置の第5態様では、第4態様において、該設定手段は、画面に後処理辺ボタンと後処理ボタンと該用紙画像とを表示させ、該用紙の一辺を他の辺と異なる表示にして該一辺を、選択された後処理辺に対応させ、該後処理辺ボタンがタッチされる毎に該後処理辺の選択辺を一方側の隣の辺にシフトさせ、該後処理ボタンがタッチされる毎に該選択辺上又は該選択辺に沿って後処理の内容を規則的にシフトさせるタッチパネルを有し、該選択辺を該後処理辺識別情報に対応させ、該ステープル表示位置を該後処理位置識別情報に対応させる。
本発明による画像形成装置の第6態様では、第2乃至5態様のいずれか1つにおいて、該制御手段は、該設定手段で設定された該後処理辺識別情報と該画像情報とに基づいて、該後処理手段で後処理された用紙束を捲ったときに画像の向きが全ページについて同一方向になるように、画像形成前に該画像情報を変更する。
上記第1態様の構成によれば、1つの画像形成ジョブにおいて複数の異サイズ用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、画像形成後に後処理を行うことが可能であるので、後処理手段の能力を充分に活用することができ、ユーザの利便性向上に寄与するところが大きい。
上記第2態様の構成によれば、1つの画像形成ジョブに関し上記後処理情報を複数の用紙サイズについて設定し、後処理情報設定中に禁止情報記憶手段の記憶内容を参照して、設定手段により設定しようとしている後処理情報が後処理禁止を示しているか否かを判定し、その結果が後処理禁止を示していれば画像形成処理前にエラー情報が出力されるので、後処理を適正に行うことができるとともに、ユーザの操作性が向上する。
上記第3態様の構成によれば、該設定手段により、複数の用紙サイズの用紙の互いに対応する辺を後処理辺として一括選択させ、それらの後処理辺の各々に対応した同種後処理を一括選択させるので、異サイズ用紙の各々に対して個別に後処理情報を設定する必要がなく、しかも、いずれかのサイズの用紙について後処理が禁止されている場合にはその内容が表示されるので設定した後処理設定情報の一部が無駄になることがなく、したがって、容易迅速に後処理情報を設定することができ、ユーザの操作性が向上する。
上記第4態様の構成によれば、表示制御手段により表示手段に対し、複数のサイズの用紙画像を、選択した後処理辺が略同一線上になり該選択した後処理辺の中点が略一致するように重ねて表示させ、タッチ入力に応じて、選択した後処理辺又はこれに対する後処理の内容を変更させるので、設定ミスが防止されるとともに、さらに容易迅速に後処理情報を設定することができ、ユーザの操作性が向上する。
上記第5態様の構成によれば、後処理情報設定ルーチンを簡単化することができる。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明が適用された画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。
このシステムは、画像形成装置10、例えば複合機に、ホストコンピュータHCが結合されて構成されている。簡単化のために、以下では画像形成装置10をプリンタとして利用する場合の構成について説明する。この場合、画像形成装置10は、ホストコンピュータHCから供給される画像情報と画像形成装置10で設定される情報とに基づいて、用紙に画像を形成する。
画像形成装置10では、システム制御装置11に画像情報メモリ12、設定情報メモリ13、エラー情報メモリ13E、操作部14、画像書込制御装置15、用紙搬送制御装置16及び後処理制御装置17が結合されている。
システム制御装置11は、ホストコンピュータHCから供給される画像情報を一旦、画像情報メモリ12に格納させる。この画像情報は、アプリケーションプログラムの印刷ルーチンからプリンタドライバを介して供給されるものであり、デバイスの解像度等に依存しないPDL(ページ記述言語)で記述されている。システム制御装置11は、ユーザが操作部14を操作して設定した情報を、設定情報メモリ13に格納させる。設定情報メモリ13は、フラッシュメモリなどの再書き込み可能な不揮発性メモリである。エラー情報メモリ13Eは、後述のエラー判定用エラーテーブルを予め格納するためのROMである。設定情報メモリ13及びエラー情報メモリ13Eは、ハードディスク等の外部記憶装置で構成してもよい。
システム制御装置11は、後述のように設定情報メモリ13及びエラー情報メモリ13Eの内容に基づいて必要に応じ画像情報メモリ12の内容を書き換え、これを画像書込制御装置15に供給する。画像書込制御装置15は、この画像情報に基づいて、PDL記述画像をビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいてレーザビームをオン・オフ制御することにより、画像書込装置15M内の感光体ドラム上に所望の静電潜像を形成させる。画像書込装置15Mはトナーを該感光体ドラム上の帯電部に付着させて該静電潜像を現像させ、そのトナー像を用紙に静電転写させた後、定着させる。
システム制御装置11は用紙搬送制御装置16を介し用紙搬送装置16Mを駆動して用紙を給紙段から画像書込装置15Mへ搬送させ、画像書込装置15Mで画像が形成された用紙を排紙トレイ上に排紙させる。両面印刷における用紙反対面画像については、この排紙を行わせずに用紙をスイッチバックさせ、再度画像書込装置15Mに供給させて用紙反対面に画像を形成させた後、排紙トレイ上に排紙させる。
システム制御装置11は、後処理をすべき情報が画像情報メモリ12又は設定情報メモリ13の内容に含まれている場合には、画像形成後の用紙束に対し後処理制御装置17を介してステープル装置17MS又はパンチ装置17MPによりステープル処理又はパンチ処理を行なわせる。なお、パンチ処理については用紙毎に行ってもよい。
図2は、後処理設定情報説明図である。以下においては、後処理がパンチ処理のみであり、また、用紙方向が縦である場合を説明する。
図2(A)において、ポートレイト画像が形成される縦方向用紙に対し、パンチ処理を行う後処理辺L0〜L3の何れか1つ(L)を指定(選択)する。本実施例では、後処理辺は、用紙捲り方向を決定する綴じ代に一致している。
パンチ処理情報は、用紙の中央Oから見た後処理辺Lに沿った2穴パンチ処理、4穴パンチ処理、又はパンチ処理無しの情報であり、図2(B)は、選択された後処理辺Lに対応した綴じ代に対する2穴パンチ処理の場合を示している。
図3は、操作部14で設定されて設定情報メモリ13に格納される後処理情報のデータ構造を示す。
この情報は、後述のように、後処理辺が後処理辺L0〜L3の何れであるか又は未選択を示す後処理辺コード(後処理辺ID)EC=0〜4と、2穴及び4穴のパンチ処理有無を示すパンチコードPC=0〜2と、綴じ代の幅(mm)と、用紙サイズ1及び用紙サイズ2(用紙方向を含む)とからなる。
綴じ代の幅方向中央ライン上にパンチ穴中心が一致するように、後処理が行われる。
図4は、図1の操作部14のタッチパネルに表示される後処理設定画面を示す。この画面には、用紙選択コンボボックス20A、20B、用紙21A、21B、後処理辺ボタン22、パンチボタン23、インクリメントボタン24、デクリメントボタン25及びOKボタン26が表示されている。
用紙選択コンボボックス20Aの矢印部をタッチすると、用紙のサイズ及び方向選択用プルダウンメニューが表示され、いずれかの用紙サイズ及び方向をタッチすると、これに対応した用紙21Aが図4の設定画面に表示される。用紙選択コンボボックス20Bについても同様であり、選択された用紙サイズ及び方向に対応した用紙21Bが図4の設定画面に表示される。
用紙選択コンボボックス20A及び20Bで選択された用紙21A及び21Bは、両者の後処理辺及びその中点を一致させて表示される。図4において用紙21A及び21BAをその上端側に給紙すれば、画像形成装置10で画像を回転させることなく、所望の画像を形成することができる。すなわち、図4に示す例での給紙方向は、用紙21A及び21Bの上端側(縦送り)である。
ボタン21、22へのタッチに応じて用紙21A及び21Bの画像が後述のように変化し、後処理基本情報を容易に設定することが可能となっている。また、インクリメントボタン24をタッチする毎に綴じ代幅設定値が1mmインクリメントされ、デクリメントボタン25をタッチする毎に綴じ代幅設定値が1mmデクリメントされる。
図7は、後処理辺ボタン22又はパンチボタン23をタッチしたときの割り込み処理を示すフローチャートである。ボタン22、23に対応してそれぞれ上記後処理辺コードEC及びパンチコードPCが用いられ、これらの値に応じて用紙21A及び21B上の表示が変化する。
まず、後処理辺ボタン22をタッチする毎に図4の用紙21A及び21B上において、選択された後処理辺(太線)が図5に示す如く変化する。図5はパンチコードPCが0に設定されている場合を示す。後処理辺コードECの初期値は0、後処理辺コードECの最大値は4であり、4の次は0に戻る。EC=4のときは太線非表示となり、後処理無しを意味する。
すなわち、後処理辺ボタン22をタッチすると、図7において、ステップS1で肯定判定されてステップS2へ進み、EC=4であればステップS3でEC=0とされ、そうでなければステップS4で後処理辺コードECが1だけインクリメントされる。次に、ステップS5でEC=4と判定されればステップS7で後処理辺(太線)が非表示にされ、そうでなければステップS6で後処理辺コードECの値に対応した後処理辺が太線表示される。
同様に、パンチボタン23をタッチする毎に、選択された後処理辺に沿ったパンチ穴表示が図6に示す如く変化する。図6は後処理辺コードECが0に設定されている場合を示す。パンチコードPCの初期値は0、パンチコードPCの最大値は2であり、2の次は0に戻る。PC=0のときはパンチ穴非表示となり、パンチ処理無しを意味する。パンチコードPCが1、2のときはそれぞれ2穴パンチ有り、4穴パンチ有りを意味する。
すなわち、パンチボタン23をタッチすると、図7において、ステップS1で否定判定され、ステップS8で肯定判定されてステップS9へ進み、パンチコードPCが1だけインクリメントされ又は0に戻され、図4の用紙21A及び21B上においてパンチコードPCの値に応じた表示が行われる。
ここで、図8を参照して、図1のエラー情報メモリ13Eに格納されるエラーテーブルを説明する。
このテーブルには、用紙の後処理辺のサイズ情報及びパンチコードPCと、これに対応したエラー(禁止)内容とが記述されている。図8中の後処理辺L及びSはそれぞれ用紙の長辺及び短辺を示す。図8は、エラーの一例のみを示すものであり、例えば後処理辺がレターサイズ用紙の長辺又はB5サイズ用紙の長辺である場合には、2穴パンチ(PC=1)が禁止される。後処理辺がレターサイズ用紙の長辺の場合に2穴パンチが禁止されるのは、サイズに因るものではなく、慣例に基づく。また、後処理辺がA4用紙短辺又はB5用紙長辺である場合には4穴パンチ(PC=2)が禁止される。さらに、後処理辺がB4用紙長辺の場合には横送りが禁止(後処理が禁止、テーブル中のanyはパンチコードPCの値に依存しないことを示す)される。
ステップS10では、図8のテーブルを参照して、現在選択されている後処理情報が示す後処理が、禁止されている(エラーである)かどうかをチェックする。
ステップS10でエラーと判定された場合にはステップS11からS12へ進み、エラーの内容をエラー対象の用紙サイズ及び方向とともにタッチパネル上に表示し、さらに電子ブザー音を発する。例えば図9に示すように、レター縦の用紙の後処理辺L0に2穴パンチを設定した場合には、2穴パンチの表示に×印を重ねて表示するとともに、図8のテーブル中の該当するエラー内容をその用紙サイズとともに表示する。
図4に示すOKボタン26をタッチすると、エラー表示状態でなければ、図3の情報が図1の設定情報メモリ13に格納されて確定する。エラー表示状態であれば、後処理情報を後処理無しに変更する。
一般に、用紙に関する設定はホストコンピュータHCで行うこともでき、本実施例においても同様である。すなわち、図8のような設定画面は、ホストコンピュータHCにインストールされているプリンタドライバを起動しても表示される。この場合、タッチパネルではなくポインティングデバイスで表示画面上をポインティングしクリック動作で設定するようにしてもよい。ホストコンピュータHCと画像形成装置10の両方で設定されている場合には、原則としてホストコンピュータHCでの設定が優先される。例外として、画像形成装置10の設定を優先させるように設定した場合にはそれによる。
図10は、後処理が設定された1つの印刷ジョブにおいて画像形成装置10がホストコンピュータHCから片面印刷の印刷用画像情報を受け取り画像情報メモリ12に格納した後の任意の1ページの処理を示す概略フローチャートである。
(S20)後処理辺が給紙方向前端、すなわち、後処理辺が図4の上端(EC=1)であれば、ステップS22へ進み、そうでなければステップS21へ進む。
(S21)後処理辺が図4の右(EC=2)であれば、画像情報メモリ12内の画像情報に対し、画像が左に90°回転するように回転角情報を変更する。後処理辺が図4の左(EC=0)であれば、画像情報メモリ12内の画像情報に対し、画像が右に90°回転するように回転角情報を変更する。後処理辺が図4の下(EC=3)であれば、画像情報メモリ12内の画像情報に対し、画像が180°回転するように回転角情報を変更する
(S22)システム制御装置11は、画像情報メモリ12の内容を画像書込制御装置15に供給し、画像書込制御装置15はこれに応答して画像書込装置15Mに対し用紙に画像を形成させる。システム制御装置11は、指定されたサイズ及び向きの用紙が載置されている給紙段を選択し、画像書込制御装置15からの要求に応答して、用紙搬送制御装置16を介し用紙搬送装置16Mに、該給紙段の用紙を搬送させる。また、システム制御装置11は、後処理情報を後処理制御装置17に供給し、後処理可能な条件が成立した時に用紙搬送制御装置16から供給される要求に応答して、後処理制御装置17に後処理を実行させる。ステープル装置17MS又はパンチ装置17MPは、この後処理情報に基づいて後処理を実行する。
以上説明したように、本実施例1によれば、1つの画像形成ジョブに関し図3に示すような後処理情報を、複数の用紙サイズについて設定し、後処理情報設定中に図8に示すようなエラーテーブルを参照して、後処理禁止を示しているか否かを判定し、その結果が後処理禁止を示していなければ、複数の用紙サイズについて用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、供給される画像情報及び設定された後処理情報に基づいて画像形成手段に対し用紙に画像を形成させ、後処理手段に対し後処理を行わせるので、後処理手段の能力を充分に活用することができ、ユーザの利便性向上に寄与するところが大きい。
また、操作部14において、複数の用紙サイズの用紙の互いに対応する辺を後処理辺として一括選択させ、それらの後処理辺の各々に対応した同種後処理を一括選択させるので、異サイズ用紙の各々に対して個別に後処理情報を設定する必要がなく、しかも、いずれかのサイズの用紙について後処理が禁止されている場合にはその内容が表示されるので設定した後処理設定情報の一部が無駄になることがなく、したがって、容易迅速に後処理情報を設定することができ、ユーザの操作性が向上する。
さらに、操作部14に複数のサイズの用紙画像を、選択した後処理辺が略同一線上になり該選択した後処理辺の中点が略一致するように重ねて表示させ、タッチ入力に応じて、選択した後処理辺又はこれに対する後処理の内容を変更させるので、設定ミスが防止されるとともに、さらに容易迅速に後処理情報を設定することができ、ユーザの操作性が向上する。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、上記実施例では1つのジョブで2種類の用紙サイズを用いる場合を説明したが、本発明は3種類以上の用紙サイズに対しても適用可能である。
また、上記実施例では後処理がパンチ処理である場合を説明したが、本発明は、複数の用紙サイズについて用紙間で長さが一致する辺を有しない場合にも後処理できるものであればよい。
さらに、図4において用紙選択コンボボックス20A及び20Bを表示させる代わりに、用紙のサイズと向きのリストを一覧表示させ、それぞれに例えばチェックボックスを表示させ、選択したもののチェックボックスにレ印等を表示させる構成であってもよいことは勿論である。
また、上記実施例では用紙方向が縦(ポートレイト)に設定されている場合について説明したが、用紙方向が横(ランドスケープ)に設定されている場合については、図4中に表示される用紙を横置きにして上記同様に処理すればよいことは明らかである。
また、上記実施例では片面印刷の場合について説明したが、両面印刷の場合についても本発明を適用可能であることは明らかである。両面印刷で反対面画像を形成する場合、画像の方向が給紙方向と直角であるとき、画像を180゜回転させることにより、後処理装置で後処理された用紙束を綴じ代に基づいて捲ったときに画像の向きが全ページについて同一方向になるようにする。
また、小型プリンタでは表示部が比較的小さいので、本発明の設定手段はGUIを備えているものに限定されず、文字又は記号を表示する手段を備えたものであってもよい。
さらにまた、上記実施例では画像形成システムがプリンタである場合を説明したが、本発明は後処理手段を備えた複写機やファクシミリにも適用可能である。
また、画像形成手段は、供給される用紙に画像を形成するものであればよく、レーザ静電転写方式に限定されず、インクジェット方式等であってもよいことは勿論である。
本発明が適用された画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。 後処理設定情報説明図である。 操作部で設定されて設定情報メモリに格納される後処理情報のデータ構造を示す図である。 図1の操作部のタッチパネルに表示される後処理設定画面を示す図である。 図4の後処理辺ボタンをタッチする毎に変化する、選択される後処理辺の説明図である。 図4のパンチボタンをタッチする毎に変化する、選択される後処理内容の説明図である。 図4の後処理辺ボタン又はパンチボタンをタッチしたときの割り込み処理を示すフローチャートである。 後処理設定エラー情報のデータ説明図である。 後処理設定画面に表示されるエラー情報の説明図である。 後処理が設定された1つの印刷ジョブにおいて画像形成装置がホストコンピュータから片面印刷の印刷用画像情報を受け取り画像情報メモリに格納した後の任意の1ページの処理を示す概略フローチャートである。 従来技術の問題点説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 システム制御装置
12 画像情報メモリ
13 設定情報メモリ
13E エラー情報メモリ
14 操作部
15 画像書込制御装置
15M 画像書込装置
16 用紙搬送制御装置
16M 用紙搬送装置
17 後処理制御装置
17MS ステープル装置
17MP パンチ装置
20A、20B 用紙選択コンボボックス
21A、21B 用紙
22 後処理辺ボタン
23 パンチボタン
24 インクリメントボタン
25 デクリメントボタン
26 OKボタン
HC ホストコンピュータ
L0〜L3、L 後処理辺
EC 後処理辺コード
PC パンチコード

Claims (6)

  1. 給紙される用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段で画像が形成された用紙に対し物理的に後処理を行う後処理手段と、
    複数の用紙サイズについて用紙間で長さが一致する辺を有しない場合であっても、供給される画像情報及び該後処理情報に基づいて該画像形成手段に対し用紙に画像を形成させ、該後処理手段に対し後処理を行わせる制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 縦又は横の用紙方向を基準として用紙の後処理辺を識別する後処理辺識別情報と、後処理辺に対する後処理内容を識別する後処理内容識別情報と、用紙のサイズ及び方向を識別する用紙識別情報とを含む後処理情報を、1つの画像形成ジョブに関し複数の用紙サイズについて設定する設定手段と、
    用紙の辺の長さに関する辺サイズ情報と後処理禁止情報とが対応して格納された禁止情報記憶手段と、
    該禁止情報記憶手段の記憶内容を参照して、該設定手段により設定しようとしている後処理情報が後処理禁止を示しているか否かを判定する判定手段と、
    該複数の用紙サイズのいずれかについて該判定手段が後処理禁止を示していると判定した場合にはエラー情報を出力する出力手段と、
    をさらに有し、該制御手段は、該エラー情報が後処理禁止を示している場合には、該画像形成手段に対し用紙に画像を形成させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該設定手段は、該複数の用紙サイズの用紙の互いに対応する辺を後処理辺として一括選択させ、該選択された複数の後処理辺の各々に対応した同種後処理を一括選択させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 該設定手段は、
    表示手段と、
    入力手段と、
    該表示手段に該複数の用紙サイズの用紙画像を、選択した後処理辺が略同一線上になり該選択した後処理辺の中点が略一致するように重ねて表示させ、該入力手段による入力に応じて該選択した後処理辺又は該選択した後処理辺に対する後処理の内容を変更させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 該設定手段は、画面に後処理辺ボタンと後処理ボタンと該用紙画像とを表示させ、該用紙の一辺を他の辺と異なる表示にして該一辺を、選択された後処理辺に対応させ、該後処理辺ボタンがタッチされる毎に該後処理辺の選択辺を一方側の隣の辺にシフトさせ、該後処理ボタンがタッチされる毎に該選択辺上又は該選択辺に沿って後処理の内容を規則的にシフトさせるタッチパネルを有し、該選択辺を該後処理辺識別情報に対応させ、該ステープル表示位置を該後処理位置識別情報に対応させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 該制御手段は、該設定手段で設定された該後処理辺識別情報と該画像情報とに基づいて、該後処理手段で後処理された用紙束を捲ったときに画像の向きが全ページについて同一方向になるように、画像形成前に該画像情報を変更することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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