JP2010017252A - 棒状材容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 棒状材容器において、棒状材の耐折れ強度を向上すること。
【解決手段】 外筒11と、外筒11の内周に摺接する中皿13と、中皿13及び外筒11の内部に充填形成されて中皿13に接合される棒状材20とを有し、中皿13を外筒11に対し昇降させることにより、中皿13に接合されている棒状材20を外筒11の出入口11Dより出し入れする棒状材容器10であって、中皿13の内部の底部13Aから開口部31までの内周面32を該開口部31に向けて拡開するテーパ面33とし、このテーパ面33の中途部に凸状リブ34を設けたもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は口紅、リップスティック等の棒状化粧料、スティック糊等の棒状材容器に関する。
棒状材容器として、特許文献1に記載の如く、外筒と、外筒の内周に摺接する中皿と、中皿及び外筒の内部に充填形成されて中皿に接合される棒状材とを有し、中皿を外筒に対し昇降させることにより、中皿に接合されている棒状材を外筒の出入口より出し入れするものがある。
図3は、従来の棒状材容器の外筒1、中皿2、棒状材3を示すものである。中皿2は、棒状材3の基端部が充填されて接合される皿内部の底部2Aから開口端面2Bまでの内周面2Cをストレート面とし、この内周面2Cの開口端面2Bに交差する上端部に凸状リブRを設けている。棒状材3の接合部3Aは中皿2の内周面2Cに充填されてストレート状をなすとともに、中皿2の開口端面2Bに交差する上端部で凸状リブRに食い込まれて中皿2に抜け止め状態で接合される。棒状材3の接合部3Aから上方に延びる棒状部3Bは外筒1の内径(中皿2の外径と概ね同一径)に沿うストレート状をなす。
実開平6-11613
従来の棒状材容器では、棒状材3の接合部3Aが充填される中皿2の内周面2Cがストレート面をなしてその開口端面2Bと概ね直角に交差している。中皿2の内周面2Cと開口端面2Bのそれぞれに接して成形される棒状材3の接合部3Aと棒状部3Bの端面3Cとが概ね直角に交差し、棒状部3の断面積がこの直角交差部で急変し、応力集中を生じ易い。また、棒状材3の接合部3Aと棒状部3Bの端面3Cの上述の断面積が急変する直角交差部に、中皿2の凸状リブRに食い込む凹部Kが付加され、一層応力集中を生じ易い。
このため、従来の棒状材容器では、棒状材3の接合部3Aの外周面と棒状部3Bの端面3Cの直角交差部に応力集中を生じ易い結果、製品の輸送時や使用時の落下等に伴なう衝撃の作用により、棒状材3がその応力集中部(接合部3Aと棒状部3Bの端面3Cの交差部)で折れることがある。
本発明の課題は、棒状材容器において、棒状材の耐折れ強度を向上することにある。
請求項1の発明は、外筒と、外筒の内周に摺接する中皿と、中皿及び外筒の内部に充填形成されて中皿に接合される棒状材とを有し、中皿を外筒に対し昇降させることにより、中皿に接合されている棒状材を外筒の出入口より出し入れする棒状材容器であって、中皿の内部の底部から開口部までの内周面を該開口部に向けて拡開するテーパ面とし、このテーパ面の中途部に凸状リブを設けたものである。
図1に示す棒状材容器10は、口紅、リップスティック等の棒状化粧料、スティック糊等の棒状材容器として用いられる。棒状材容器10は、外筒11、操作部12、中皿13、キャップ14を有する。外筒11は有底長円筒状をなす底部11Aと筒部11Bを備え、外筒11の底部11Aに操作部12を回転可能に取着してある。操作部12は外筒11の底部11Aの外面に当たる短円筒状グリップ部12Aと、グリップ部12Aの中心に設けられて外筒11の底部11Aを貫通して外筒11の中心軸上に挿入されるねじ軸12Bと、ねじ軸12Bに設けられてグリップ部12Aとともに外筒11の底部11Aを内外から挟むフランジ部12Cとを備える。中皿13は有底短円筒状をなす底部13Aと筒部13Bを備え、底部13Aの中心部に設けたねじ孔に操作部12のねじ軸12Bを螺着して貫通させるとともに、筒部13Bを外筒11の筒部11Bの内周に摺接するように挿入し、筒部13Bの外周の軸方向に設けたキー溝13Cを外筒11の筒部11Bの内周の軸方向に設けたガイドキー11Cに係入させる。キャップ14は外筒11の筒部11Bの開口端に脱着され、その出入口11Dを封止可能にする。
棒状材容器10は、口紅、リップスティック、スティック糊等の棒状材20となる溶融材料を充填して冷却固化し、棒状材20を形成する。棒状材20は、中皿13の内部に接合される接合部21と、中皿13の内部から外筒11の筒部11B内を上方に延びる棒状部22とからなるものとされる。
従って、棒状材容器10にあっては、外筒11からキャップ14を外し、操作部12のグリップ部12Aを用いて操作部12を外筒11に対し回転操作すると、操作部12のねじ軸12Bに螺着されている中皿13が外筒11のガイドキー11Cにガイドされ、外筒11の筒部11Bの内周に摺接して昇降する。これにより、中皿13に接合されている棒状材20の先端部が外筒11の出入口11Dより出し入れされ、使用に供される。
しかるに、棒状材容器10は、棒状材20の耐折れ強度の向上を図るため、以下の構成を具備する。
棒状材容器10は、図2に示す如く、中皿13の内部の底部13Aから筒部13Bの開口端面31までの内周面32を、該開口端面31に向けて拡開するテーパ面33とし、このテーパ面33の軸方向に沿う長さの中途部、本実施例ではテーパ面33の軸方向に沿う長さの概ね1/2部位に凸状リブ34を設けた。
中皿13のテーパ面33は、底部13Aの側の急勾配の第1テーパ面33Aと、開口端面31の側の緩勾配の第2テーパ面33Bとからなる2段テーパ面をなし、第1と第2のテーパ面33A、33Bの境界部に凸状リブ34を設けた。
中皿13のテーパ面33に設けた凸状リブ34は、中皿13の周方向に連続する環状をなす。但し、凸状リブ34は、中皿13の周方向に不連続になる間欠状をなすものでも良い。
中皿13のテーパ面33に設けた凸状リブ34は、中皿13の中心軸を含む断面視(図2(A))で、丸味状凸部をなし、本実施例では概ね半円状の凸部をなす。
これにより、棒状材20の接合部21は、中皿13の筒部13Bの内周面32のテーパ面33(第1と第2のテーパ面33A、33B)に充填されて密着するテーパ状外周面を備え、第1と第2のテーパ面33A、33Bは対応する第1と第2のテーパ状外周面21A、21Bの境界部で中皿13の凸状リブ34に食い込む凹部21Cを形成され、中皿13に抜け止め状態で接合される。また、棒状材20の接合部21に続く棒状部22は、中皿13の開口端面31から上方に延び、外筒11の筒部11Bの内径(中皿13の外径と概ね同一径)に沿うストレート状をなす。
本実施例の棒状材容器10によれば以下の作用効果を奏する。
(請求項1)
(a)棒状材20の接合部21が充填される中皿13の内周面32がテーパ面33をなしてその開口端面31と鈍角を介して交差する。中皿13の内周面32と開口端面31のそれぞれに接して成形される棒状材20の接合部21の外周面21Bと棒状部22の端面22Aとが鈍角で交差し、棒状材20の断面積のこの鈍角交差部での変化を緩和し、応力集中を緩和し、棒状材20を折れにくくする。また、中皿13のテーパ面33の中途部に凸状リブ34を設けたから、中皿13の凸状リブ34に食い込む棒状材20の凹部21Cは、接合部21の断面積が急変することのないテーパ状外周面21A、21Bの中途部に付加されるものになり、応力集中を生じ難い。しかも、この棒状材20の凹部21Cは、棒状材20の接合部21と棒状部22の端面22Aの上述の鈍角交差部から離隔しており、その交差部に応力集中を及ぼすものにならない。
(請求項2)
(b)中皿13のテーパ面33が、底部13A側の急勾配の第1テーパ面33Aと、開口端面31側の緩勾配の第2テーパ面33Bとからなる2段テーパ面をなし、第1と第2のテーパ面33A、33Bの境界部に凸状リブ34を設けた。底部13A側の急勾配の第1テーパ面33Aは棒状材20の接合部21に密着して棒状材20を確実に抜け止めする。開口端面31側の緩勾配の第2テーパ面33Bは、棒状材20の接合部21と棒状部22の端面22Aとの鈍角交差部で、接合部21の最大径を大きくするとともに、その鈍角を大きくして応力集中を確実に緩和し、棒状材20を折れにくくする。
(請求項3)
(c)中皿13のテーパ面33に設けた凸状リブ34が中皿13の周方向に連続する環状をなす。棒状材20の接合部21を環状の凸状リブ34に食い込ませ、中皿13に安定的に抜け止めできる。
(請求項4)
(d)中皿13のテーパ面33に設けた凸状リブ34が中皿13の中心軸を含む断面視で概ね半円状をなす。中皿13の凸状リブ34をテーパ面33の中途部に滑らかに立上げ、この凸状リブ34に食い込む棒状材20の凹部21Cも棒状材20のテーパ状外周面21A、21Bの中途部に滑らかに付加されるものになり、応力集中を確実に生じ難くする。
図1は棒状材容器を示す模式断面図である。 図2は中皿を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図3は従来例の中皿を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。
符号の説明
10 棒状材容器
11 外筒
11A 底部
11B 筒部
11D 出入口
13 中皿
13A 底部
13B 筒部
20 棒状材
21 接合部
22 棒状部
31 開口端面
32 内周面
33 テーパ面
33A 第1テーパ面
33B 第2テーパ面
34 凸状リブ

Claims (4)

  1. 外筒と、外筒の内周に摺接する中皿と、中皿及び外筒の内部に充填形成されて中皿に接合される棒状材とを有し、
    中皿を外筒に対し昇降させることにより、中皿に接合されている棒状材を外筒の出入口より出し入れする棒状材容器であって、
    中皿の内部の底部から開口部までの内周面を該開口部に向けて拡開するテーパ面とし、このテーパ面の中途部に凸状リブを設けた棒状材容器。
  2. 前記中皿のテーパ面が、底部側の急勾配の第1テーパ面と、開口部側の緩勾配の第2テーパ面とからなる2段テーパ面をなし、第1と第2のテーパ面の境界部に前記凸状リブを設けた請求項1に記載の棒状材容器。
  3. 前記中皿のテーパ面に設けた凸状リブが該中皿の周方向に連続する環状をなす請求項1又は2に記載の棒状材容器。
  4. 前記中皿のテーパ面に設けた凸状リブが該中皿の中心軸を含む断面視で概ね半円状をなす請求項1〜3のいずれかに記載の棒状材容器。
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