JP7330859B2 - ロールオン式塗布具、ロールオン式容器、及び塗布ボールを脱離させる方法 - Google Patents

ロールオン式塗布具、ロールオン式容器、及び塗布ボールを脱離させる方法 Download PDF

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本発明は、塗布ボールを備えるロールオン式塗布具、ロールオン式容器、及び塗布ボールを脱離させる方法に関する。
従前より、例えば特許文献1に示されるようなロールオン式容器が使用されている。このようなロールオン式容器は、塗布ボール、及び塗布ボールを回転可能に保持する保持部材を有するロールオン式塗布具を備えていて、容器を逆さにしつつ塗布ボールを塗布面(頭皮や肌など)に押し当てながら転動させることによって、塗布ボールと保持部材との間に形成される流路を通じて、塗布ボールから塗布面に内容液を付着させることが可能である。
実用新案登録第3129961号公報
ところで、このような塗布ボールは各種の素材で形成されている。ここで、金属製やセラミック製の塗布ボールを使用する場合は、合成樹脂製のものに対して肌に触れた際の冷却感や清涼感に優れることから、最近はこれらの素材で形成されるものが増えている。これに対し、塗布ボールを保持する保持部材は合成樹脂で形成することが一般的である。このため、内容液を使い切った後にこれらを廃棄するにあたっては、リサイクル性を考慮して素材ごとに分別するべく、合成樹脂製の保持部材から金属製等の塗布ボールを取り外したいとする要望がある。また、塗布ボールを保持部材から取り外すことによって、例えば塗布ボールと保持部材との間に残った内容液も使い切ることができるため、塗布ボールを保持部材から取り外すことができれば、塗布ボールを合成樹脂で形成する場合においても好適である。しかし、使用中に塗布ボールが保持部材から外れると、保持部材から塗布ボールが落下して紛失するおそれがあるうえ、内容液が周囲に溢れてしまう不具合が生じるおそれもあるため、通常、塗布ボールは保持部材から簡単には外れないように保持されている。このため、従来のロールオン式塗布具において、保持部材から塗布ボールを取り外すことは困難であった。
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであって、保持部材に対して塗布ボールを従来と同様に保持することができる一方、例えば廃棄する際には塗布ボールを保持部材から簡単に取り外すことができるロールオン式塗布具を提供することを目的とする。併せて、このような利点を持つロールオン式塗布具を備えるロールオン式容器を提供し、またこのような利点が得られる塗布ボールを脱離させる方法を提案することを目的とする。
本発明は、塗布ボールと、該塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持するとともに内容液を収容する容器本体の口部に取り付けられる保持部材と、を備えるロールオン式塗布具であって、
前記保持部材は、前記塗布ボールの非露出側に位置し、該塗布ボールに向けて押圧することで該保持部材から該塗布ボールを脱離させる押出部と、前記塗布ボールを回転可能に保持するとともに前記口部に取り付けられる本体部と、前記押出部と前記本体部とを一体的に連結する弾性部と、を有するロールオン式塗布具である。
前記本体部は、前記口部に挿入されて前記保持部材を正立姿勢で前記容器本体に保持する容器側保持壁と、前記塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持するボール側保持壁と、を有するものであって、
前記ボール側保持壁は、前記保持部材を倒立姿勢にした状態において前記口部に挿入可能であることが好ましい。
前記本体部は、前記容器側保持壁が前記口部に挿入された際に裏面が該口部の上面に当接し、前記ボール側保持壁が該口部に挿入された際に表面が該口部の上面に当接するフランジ壁を有することが好ましい。
また本発明は、前記ロールオン式塗布具と、前記容器本体と、前記口部に取り付けられるキャップと、を備えるロールオン式容器であって、
前記キャップは、前記口部に設けられた第一ねじ部にねじ込まれて該キャップを該口部に保持させる第二ねじ部と、倒立姿勢で該口部に取り付けられた前記保持部材に対して該第二ねじ部を該第一ねじ部にねじ込むことで前記押出部に押し当たって該保持部材から前記塗布ボールを脱離させる天壁部と、を有するロールオン式容器でもある。
また本発明は、塗布ボール、及び該塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持するとともに内容液を収容する容器本体の口部に取り付けられる保持部材を有するロールオン式塗布具と、前記容器本体と、前記口部に取り付けられるキャップと、を備え、
前記保持部材は、前記口部に挿入されて前記保持部材を正立姿勢で前記容器本体に保持する容器側保持壁と、前記塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持する一方、前記保持部材を倒立姿勢にした状態において前記口部に挿入可能なボール側保持壁と、該塗布ボールの非露出側に位置し、該塗布ボールに向けて押圧することで該保持部材から該塗布ボールを脱離させる押出部とを有するロールオン式塗布具において、
正立姿勢で前記容器本体に取り付けられた前記保持部材を前記口部から取り外し、
次いで、前記保持部材を倒立姿勢に変位させて前記ボール側保持壁を前記口部に挿入し、
しかる後、前記キャップを前記口部に取り付けることにより該キャップが前記押出部に押し当たって前記塗布ボールを該保持部材から脱離させる方法でもある。
本発明のロールオン式塗布具は、塗布ボールの非露出側に位置し、塗布ボールに向けて押圧することで保持部材から塗布ボールを脱離させる押出部を有しているため、例えばロールオン式塗布具を廃棄する際には、この押出部を利用して、塗布ボールを保持部材から簡単に取り外すことが可能である。
本発明に従うロールオン式容器の第一実施形態を示す部分拡大断面図である。 第一実施形態におけるキャップ及びロールオン式塗布具を容器本体から取り外した状態を示す部分拡大側面図である。 第一実施形態におけるロールオン式塗布具を倒立姿勢で容器に取り付けた状態を示す部分拡大断面図である。 第一実施形態において、キャップをねじ込むことによって塗布ボールを保持部材から脱離させた状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に従うロールオン式容器の第二実施形態を示す部分拡大断面図である。 第二実施形態におけるロールオン式塗布具を倒立姿勢で容器に取り付けた状態を示す部分拡大断面図である。 第二実施形態において、キャップをねじ込むことによって塗布ボールを保持部材から脱離させた状態を示す部分拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明に従うロールオン式塗布具、ロールオン式容器、及び塗布ボールを該保持部材から脱離させる方法の一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「上」方向、「下」方向とは、基本的には図1、図5に示した状態(ロールオン式塗布具が正立姿勢で容器本体に取り付けられている状態)での向きである。
図1~図4は、本発明に従うロールオン式容器の第一実施形態を示している。本実施形態のロールオン式容器100は、容器本体1と、ロールオン式塗布具2と、キャップ5とを備えている。またロールオン式塗布具2は、保持部材3と、塗布ボール4で構成されている。
容器本体1は、有底筒状をなしていてボトルの如き形態で形作られている。図面を参照しながら具体的に説明すると、容器本体1は、不図示の底部から上方に向けて延在する円筒状の胴部1aと、胴部1aの上端部から径方向内側に向けて縮径する肩部1bと、肩部1bの内縁部から上方に向けて延在するとともに上方を開口させた円筒状の口部1cとを備えている。また容器本体1における底部、胴部1a、肩部1b、及び口部1cで取り囲まれる内側の空間には、内容液を収容する収容空間Sが区画されている。また口部1cの外周面には、雄ねじ状に形成された第一ねじ部1dが設けられている。
保持部材3は、口部1cに挿入可能であって、挿入されると口部1cに嵌合保持される円筒状の容器側保持壁3aを備えている。容器側保持壁3aの上端部には、径方向外側に向けて延在するフランジ壁3bが設けられている。図示したようにフランジ壁3bは、容器側保持壁3aを口部1cに最後まで挿入した状態において、フランジ壁3bの裏面(下面)が口部1cの上面に当接するものである。
また保持部材3は、フランジ壁3bの内縁部に連結して塗布ボール4を保持するボール側保持壁3cを備えている。ボール側保持壁3cは、塗布ボール4の下部を取り囲むように環状をなしていて、その上端部は塗布ボール4の外周面に沿うように径方向内側に向けて湾曲するように形作られている。またボール側保持壁3cは、径方向内側に向けて延在するとともに、上端面には塗布ボール4を下方から支持する環状の突起を設けた支持壁3dと、支持壁3dを上下方向に貫通する開口3eとを備えている。なお、ボール側保持壁3cの最大径は、口部1cの内径よりも小さくなっている。このため、図3に示すように保持部材3を倒立姿勢に変位させることにより、口部1cにボール側保持壁3cを挿入することができる。
上記の容器側保持壁3a、フランジ壁3b、ボール側保持壁3c(ボール側保持壁3cが備える支持壁3d、開口3eも含む)は、本明細書等では、保持部材3の本体部と称することもある。
更に保持部材3は、外界に対して非露出となる塗布ボール4の下方において、容器本体1の中心軸O(容器側保持壁3aの中心軸でもある)に沿って延在して、下端部が容器側保持壁3aよりも下方に突出する棒状の押出部3fを備えている。なお、図示した押出部3fは、有底筒状の形態で棒状に形作られているが、この形態に限られず、底部を貫通させた筒状をなす形態で棒状に形作ってもよいし、中実状の形態で棒状に形作ってもよい。
このような押出部3fは、開口3eの内側に設けられた弾性部3gによって、支持壁3dに一体に連結している。なお弾性部3gは、押出部3fに対して上下方向に押圧力を加えた際に弾性変形して、支持壁3dに対する押出部3fの上下方向への移動を許容するものである。本実施形態の弾性部3gは、図1に示した矢印Aに沿う矢視図に示すように、周方向に180°ずらした2つの弾性片3hで構成されるものである。なお弾性片3hは、開口3eが設けられた支持壁3dの内縁部から径方向内側に向けて延在し、更に支持壁3dの内縁部に沿って円弧状に延在した後、径方向内側に向けて延在して押出部3fの上端部に連結するように形作られるものである。
塗布ボール4は、球状をなすものであって、各種の素材(金属やセラミックでもよいし、合成樹脂でもよい)で形成される。本実施形態の塗布ボール4は、ボール側保持壁3cの上方から押し込むことによって、ボール側保持壁3cの内側で保持される。なお、塗布ボール4がボール側保持壁3cに保持された状態において、塗布ボール4の上部は保持部材3から露出している。またボール側保持壁3cと塗布ボール4との間には隙間が形成されていて、塗布ボール4はボール側保持壁3cの内側で回転することができる。またこの隙間は開口3eと通じているため、保持部材3を口部1cに挿入して容器本体1を倒立姿勢に変位すれば、収容空間Sの内容液を隙間まで流動させることができる。
キャップ5は、円板状をなす天壁部5aと、天壁部5aの外縁部から下方に向けて延在する円筒状の周壁部5bとを備えている。天壁部5aは、その裏面において、天壁部5aの中央部に位置する凸部5cと、凸部5cを取り囲む環状壁5dとを備えている。そして周壁部5bの内周面には、雌ねじ状をなしていて第一ねじ部1dに対応する形状となる第二ねじ部5eが設けられている。
このように構成されるロールオン式容器100は、保管時においては図1に示す状態で組み合わされている。この状態においては、キャップ5の第二ねじ部5eが口部1cに設けた第一ねじ部1dにねじ込まれることで、キャップ5は保持部材3と塗布ボール4を覆って口部1cに保持される。すなわち、キャップ5を口部1cに取り付けることによって、外界の埃等が塗布ボール4に付着することがなく、また塗布ボール4に付着した内容液が乾燥して固化してしまう等の不具合を防止することができる。またこの状態において、塗布ボール4は、支持壁3dに設けた環状の突起と環状壁5dとの間で挟まれていて動くことがないため、ロールオン式容器100を持ち運ぶ際に塗布ボール4と保持部材3がぶつかって音がする等の不具合を防止することができる。
そして塗布面に内容液と塗布するにあたっては、容器本体1を倒立姿勢に変位させた状態で塗布ボール4を塗布面に押し当て、そのまま容器本体1を塗布面に沿って動かせば、上述したようにボール側保持壁3cと塗布ボール4との隙間には内容液が流動しているため、塗布ボール4を介して内容液を塗布面に付着させることができる。
容器本体1に収容した内容液を使い切った後は、図2に示すように、口部1cからキャップ5を取り外すとともに、ロールオン式塗布具2も口部1cから取り外す。そして、図3に示すように、ロールオン式塗布具2を倒立姿勢に変位させ、口部1cに対してボール側保持壁3cを挿入する。なお、ボール側保持壁3cを挿入していくと、フランジ壁3bにおける元々の表面(図1に示したように口部1cに保持部材3を取り付けていた際に表側に位置していたフランジ壁3bの上面)が口部1cの上面に当接するため、ロールオン式塗布具2は、倒立姿勢の状態で口部1cに支持される。この状態において押出部3fは、塗布ボール4から上方に向けて起立していて、その先端部は容器側保持壁3aよりも上方に位置している。
その後、キャップ5を口部1cにねじ込んでいくと、図3に示すように、天壁部5aに設けた凸部5cが押出部3fの先端部に当接する。そして更にキャップ5をねじ込んで行くと、凸部5cとともに押出部3fも下方に向けて移動し、塗布ボール4は押出部3fによって押圧される。なお、押出部3fは弾性部3gによって支持壁3dに連結していて、押出部3f自体を下方に移動させる際に過剰な力を要することはない。またキャップ5をねじ込んで行く際には、キャップ5を回転する力に比して、キャップ5が軸方向に生じさせる力は大きくなるため、キャップ5をねじ込む力は小さくても、塗布ボール4を強く押圧することができる。このようにして図4に示すように、塗布ボール4をボール側保持壁3cから簡単に脱離させることができる。なお、脱離させた塗布ボール4は容器本体1の中に落とされるため、取り外した塗布ボール4が転がって容器本体1の周囲が汚れる等の不具合を防止することができる。
本発明に従うロールオン式容器は、他の実施形態でも具現化することが可能である。図5~図7は、本発明に従うロールオン式容器の第二実施形態を示している。本実施形態のロールオン式容器200は、上記のロールオン式塗布具2に替えてロールオン式塗布具20を備えている。またロールオン式塗布具20は、上記の保持部材3に替えて保持部材30を備えている。なお、ロールオン式容器200も、上記の容器本体1、塗布ボール4、及びキャップ5を備えているが、これらについては図面に同一の符号を付して、説明は省略する。
保持部材30は、保持部材3が備える容器側保持壁3a、フランジ壁3b、ボール側保持壁3c、支持壁3d、開口3e、押出部3fと略同じ形状になる容器側保持壁30a、フランジ壁30b、ボール側保持壁30c、支持壁30d、開口30e、押出部30fを備えている。そして押出部30fは、開口30eに設けた弾性部30gによって、支持壁30dに一体に連結している。本実施形態の弾性部30gは、図5に示した矢印Bに沿う矢視図に示すように、周方向に等角度で設けられる3つの弾性片30hで構成されるものである。弾性片30hは、図5の部分拡大断面図及び矢視図に示すように、比較的厚みが薄いものであって、開口30eが設けられた支持壁30dの内縁部から径方向内側に向かって下方に湾曲するように延在し、押出部30fの外周面に連結している。
このように構成されるロールオン式容器200も、図5に示すようにキャップ5を口部1cに取り付けておくことにより、塗布ボール4への埃等の付着や、塗布ボール4に付着した内容液が固化する等の不具合を防止することができる。また、ロールオン式容器200による塗布ボール4を使った塗布面へ内容液の塗布も、ロールオン式容器100と同様に行うことができる。
そして容器本体1に収容した内容液を使い切った後は、口部1cからロールオン式塗布具20を取り外し、更にロールオン式塗布具20を倒立姿勢に変位させて、図6に示すように口部1cに対してボール側保持壁30cを挿入する。これによりロールオン式塗布具20は、倒立姿勢の状態で口部1cに支持される。その後、キャップ5を口部1cにねじ込んでいくと、図6に示すように、天壁部5aに設けた凸部5cが押出部30fの先端部に当接する。そして更にキャップ5をねじ込んで行くと、図7に示すように弾性片30hが反転して押出部30fは下方に向けて移動するため、塗布ボール4は押出部30fによって押圧される。これにより、塗布ボール4をボール側保持壁30cから簡単に脱離させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本発明から生じる効果を例示したに過ぎず、本発明による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
例えば上記の実施形態においては、キャップ5を使って塗布ボール4をボール側保持壁3c、30cから脱離させるようにしたが、口部1cによってロールオン式塗布具2、20を倒立姿勢で支持した後、押出部3f、30fを指で直接押し込んでもよい。また押出部3f、30fは何れも棒状に形作られるものであったが、その形状に限られるものではなく、押圧することによって塗布ボール4を保持部材3、30から脱離させるものであればよい。また弾性片3h、30hの形状や数も、上記の実施形態に限られるものではなく、任意に変更可能である。
1:容器本体
1a:胴部
1b:肩部
1c:口部
1d:第一ねじ部
2:ロールオン式塗布具
3:保持部材
3a:容器側保持壁(本体部)
3b:フランジ壁(本体部)
3c:ボール側保持壁(本体部)
3d:支持壁
3e:開口
3f:押出部
3g:弾性部
3h:弾性片
4:塗布ボール
5:キャップ
5a:天壁部
5b:周壁部
5c:凸部
5d:環状壁
5e:第二ねじ部
20:ロールオン式塗布具
30:保持部材
30a:容器側保持壁
30b:フランジ壁
30c:ボール側保持壁
30d:支持壁
30e:開口
30f:押出部
30g:弾性部
30h:弾性片
100、200:ロールオン式容器
O:中心軸
S:収容空間

Claims (5)

  1. 塗布ボールと、該塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持するとともに内容液を収容する容器本体の口部に取り付けられる保持部材と、を備えるロールオン式塗布具であって、
    前記保持部材は、前記塗布ボールの非露出側に位置し、該塗布ボールに向けて押圧することで該保持部材から該塗布ボールを脱離させる押出部と、前記塗布ボールを回転可能に保持するとともに前記口部に取り付けられる本体部と、前記押出部と前記本体部とを一体的に連結する弾性部と、を有するロールオン式塗布具。
  2. 前記本体部は、前記口部に挿入されて前記保持部材を正立姿勢で前記容器本体に保持する容器側保持壁と、前記塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持するボール側保持壁と、を有するものであって、
    前記ボール側保持壁は、前記保持部材を倒立姿勢にした状態において前記口部に挿入可能である請求項に記載のロールオン式塗布具。
  3. 前記本体部は、前記容器側保持壁が前記口部に挿入された際に裏面が該口部の上面に当接し、前記ボール側保持壁が該口部に挿入された際に表面が該口部の上面に当接するフランジ壁を有する請求項に記載のロールオン式塗布具。
  4. 請求項又はに記載のロールオン式塗布具と、前記容器本体と、前記口部に取り付けられるキャップと、を備えるロールオン式容器であって、
    前記キャップは、前記口部に設けられた第一ねじ部にねじ込まれて該キャップを該口部に保持させる第二ねじ部と、倒立姿勢で該口部に取り付けられた前記保持部材に対して該第二ねじ部を該第一ねじ部にねじ込むことで前記押出部に押し当たって該保持部材から前記塗布ボールを脱離させる天壁部と、を有するロールオン式容器。
  5. 塗布ボール、及び該塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持するとともに内容液を収容する容器本体の口部に取り付けられる保持部材を有するロールオン式塗布具と、前記容器本体と、前記口部に取り付けられるキャップと、を備え、
    前記保持部材は、前記口部に挿入されて前記保持部材を正立姿勢で前記容器本体に保持する容器側保持壁と、前記塗布ボールの一部を露出させた状態で該塗布ボールを回転可能に保持する一方、前記保持部材を倒立姿勢にした状態において前記口部に挿入可能なボール側保持壁と、該塗布ボールの非露出側に位置し、該塗布ボールに向けて押圧することで該保持部材から該塗布ボールを脱離させる押出部とを有するロールオン式塗布具において、
    正立姿勢で前記容器本体に取り付けられた前記保持部材を前記口部から取り外し、
    次いで、前記保持部材を倒立姿勢に変位させて前記ボール側保持壁を前記口部に挿入し、
    しかる後、前記キャップを前記口部に取り付けることにより該キャップが前記押出部に押し当たって前記塗布ボールを該保持部材から脱離させる方法。
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