JPH09131218A - 棒状化粧料容器 - Google Patents
棒状化粧料容器Info
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- JPH09131218A JPH09131218A JP29154195A JP29154195A JPH09131218A JP H09131218 A JPH09131218 A JP H09131218A JP 29154195 A JP29154195 A JP 29154195A JP 29154195 A JP29154195 A JP 29154195A JP H09131218 A JPH09131218 A JP H09131218A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 口紅等を収納する棒状化粧料容器に於て、棒
状化粧料のクラックの発生を防止して、不良品の発生を
少なくする。 【構成】 中皿10の内面に棒状化粧料11の抜止め用
の係合突起12を形成する。この中皿10よりも長尺な
外筒17を形成し、この外筒17の内部に中皿10を進
退可能に挿入する。また、中皿10の先端部と外筒17
の先端部間に棒状化粧料11の延長部21を設け、外筒
17の内周面と中皿10の先端部の外周の間隔20を0.
5mm以下とする。また、中皿10の先端部の開口縁内
周に、弧状面15又はテーパー面26を形成し、中皿1
0の基端部に棒状化粧料11の充填口13を形成する。
状化粧料のクラックの発生を防止して、不良品の発生を
少なくする。 【構成】 中皿10の内面に棒状化粧料11の抜止め用
の係合突起12を形成する。この中皿10よりも長尺な
外筒17を形成し、この外筒17の内部に中皿10を進
退可能に挿入する。また、中皿10の先端部と外筒17
の先端部間に棒状化粧料11の延長部21を設け、外筒
17の内周面と中皿10の先端部の外周の間隔20を0.
5mm以下とする。また、中皿10の先端部の開口縁内
周に、弧状面15又はテーパー面26を形成し、中皿1
0の基端部に棒状化粧料11の充填口13を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口紅等の化粧料を収納
する棒状化粧料容器に係るものであって、棒状化粧料の
製造時に於けるクラックの発生を防止しようとするもの
である。
する棒状化粧料容器に係るものであって、棒状化粧料の
製造時に於けるクラックの発生を防止しようとするもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、口紅等の棒状化粧料を形成する場
合、加熱して液状化させた化粧料を、金型等の型枠に充
填し、この型枠の内部で化粧料を冷却固化していた。そ
して、この成形固化した棒状化粧料を型枠から取り出し
た後、化粧料容器の中皿に棒状化粧料を差し込んで形成
する方法が知られている。
合、加熱して液状化させた化粧料を、金型等の型枠に充
填し、この型枠の内部で化粧料を冷却固化していた。そ
して、この成形固化した棒状化粧料を型枠から取り出し
た後、化粧料容器の中皿に棒状化粧料を差し込んで形成
する方法が知られている。
【0003】また、上記とは異なる他の従来方法には、
特開平7−61404号公報記載の発明の如く、棒状化
粧料を中皿の内部で成形する方法が知られている。この
従来の方法は、中皿の基端部に棒状化粧料の充填口を形
成している。そして、棒状化粧料を成形する場合は、中
皿の先端側の開口部を成形カプセルで被覆する。次に、
成形カプセル及び中皿の先端側を冷却しながら、加熱し
た液状の化粧料を、充填口を介して中皿に充填する。ま
た、棒状化粧料の充填口側を一旦加熱して、棒状化粧料
の調質処理を行い、中皿の内部で棒状化粧料を冷却固化
していた。この従来の発明は、棒状化粧料を中皿に差し
込む作業を不要とするため、製造工程を簡略化でき、コ
ストを低減できる利点を有していた。
特開平7−61404号公報記載の発明の如く、棒状化
粧料を中皿の内部で成形する方法が知られている。この
従来の方法は、中皿の基端部に棒状化粧料の充填口を形
成している。そして、棒状化粧料を成形する場合は、中
皿の先端側の開口部を成形カプセルで被覆する。次に、
成形カプセル及び中皿の先端側を冷却しながら、加熱し
た液状の化粧料を、充填口を介して中皿に充填する。ま
た、棒状化粧料の充填口側を一旦加熱して、棒状化粧料
の調質処理を行い、中皿の内部で棒状化粧料を冷却固化
していた。この従来の発明は、棒状化粧料を中皿に差し
込む作業を不要とするため、製造工程を簡略化でき、コ
ストを低減できる利点を有していた。
【0004】また、この従来技術を、図6に於て更に詳
述すれば、中皿(1)の基端部に棒状化粧料(2)の充填口
(3)を設けている。また、中皿(1)よりも長尺な外筒
(4)を形成し、この外筒(4)の内部に中皿(1)を進退可
能に挿入している。また、中皿(1)の先端部と外筒(4)
の先端部間に、棒状化粧料(2)の延長部(5)を形成して
いる。この従来方式は、外筒(4)の延長部(5)を中皿
(1)の先端部から外方に突出して配置し、この延長部
(5)の内部と中皿(1)の内部に棒状化粧料(2)を充填し
て形成するものであった。この従来方式は、延長部(5)
と中皿(1)とによって、棒状化粧料(2)を成形するもの
であるから、中皿(1)から棒状化粧料(2)を長めに突出
して形成する場合、成形が容易となる利点を有してい
た。
述すれば、中皿(1)の基端部に棒状化粧料(2)の充填口
(3)を設けている。また、中皿(1)よりも長尺な外筒
(4)を形成し、この外筒(4)の内部に中皿(1)を進退可
能に挿入している。また、中皿(1)の先端部と外筒(4)
の先端部間に、棒状化粧料(2)の延長部(5)を形成して
いる。この従来方式は、外筒(4)の延長部(5)を中皿
(1)の先端部から外方に突出して配置し、この延長部
(5)の内部と中皿(1)の内部に棒状化粧料(2)を充填し
て形成するものであった。この従来方式は、延長部(5)
と中皿(1)とによって、棒状化粧料(2)を成形するもの
であるから、中皿(1)から棒状化粧料(2)を長めに突出
して形成する場合、成形が容易となる利点を有してい
た。
【0005】また、口紅等の棒状化粧料(2)には、化粧
料を塗布した唇が他の場所に接触しても、色落ちや転写
を少なくしようとしたものが知られている。
料を塗布した唇が他の場所に接触しても、色落ちや転写
を少なくしようとしたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この転
写防止用の棒状化粧料(2)は、通常の棒状化粧料に比較
して、ワックスの配合量が少なく、揮発性油分の配合量
が多いため、脆弱で成形時の取り扱いが難しいものであ
った。そのため、転写防止用の棒状化粧料(2)を、前記
の外筒(4)と中皿(1)を用いる従来方式によって成形し
ようとすると、中皿(1)の先端部分を境目にして、図
6、図7に示す如く、棒状化粧料(2)にクラック(6)が
生じ折れ易いものであった。また、このクラック(6)
は、外筒(4)の内周面と中皿(1)の先端部の外周の間隔
が大きくなると、発生率が高まる事が知られている。
写防止用の棒状化粧料(2)は、通常の棒状化粧料に比較
して、ワックスの配合量が少なく、揮発性油分の配合量
が多いため、脆弱で成形時の取り扱いが難しいものであ
った。そのため、転写防止用の棒状化粧料(2)を、前記
の外筒(4)と中皿(1)を用いる従来方式によって成形し
ようとすると、中皿(1)の先端部分を境目にして、図
6、図7に示す如く、棒状化粧料(2)にクラック(6)が
生じ折れ易いものであった。また、このクラック(6)
は、外筒(4)の内周面と中皿(1)の先端部の外周の間隔
が大きくなると、発生率が高まる事が知られている。
【0007】このクラック(6)の発生率を、表1に於て
百分率で示す。この表1の従来方法の項目の記載から明
らかな通り、外筒(4)の内周面と中皿(1)の先端部の外
周の間隔を0mmで形成しても、従来方法ではクラック
(6)の発生を防止する事はできないものであった。ま
た、表1に於て、上記間隔は大きくなるほど、クラック
(6)の発生率が高まる事が示されている。この棒状化粧
料(2)にクラック(6)が生じるメカニズムは、必ずしも
明らかにされていないが、加熱した棒状化粧料(2)を冷
却固化する時に、クラック(6)が生じるものと推定され
ている。
百分率で示す。この表1の従来方法の項目の記載から明
らかな通り、外筒(4)の内周面と中皿(1)の先端部の外
周の間隔を0mmで形成しても、従来方法ではクラック
(6)の発生を防止する事はできないものであった。ま
た、表1に於て、上記間隔は大きくなるほど、クラック
(6)の発生率が高まる事が示されている。この棒状化粧
料(2)にクラック(6)が生じるメカニズムは、必ずしも
明らかにされていないが、加熱した棒状化粧料(2)を冷
却固化する時に、クラック(6)が生じるものと推定され
ている。
【0008】即ち、棒状化粧料(2)は、外筒(4)の延長
部(5)と中皿(1)との内部に充填して形成されている。
この延長部(5)の内径と中皿(1)の内径とを、同一の直
径で形成する事は技術的に困難であるため、中皿(1)の
内径よりも外筒(4)の内径を多少大きめに形成してい
る。そのため、棒状化粧料(2)は、冷却固化を生じる場
合に、外筒(4)側の体積の収縮速度と中皿(1)側の体積
の収縮速度とが異なり、中皿(1)の先端部分を境目にし
て、歪みの原因となる応力が集中し易いものになると推
定される。この応力の集中によって歪みが生じ、棒状化
粧料(2)にクラック(6)を生じるものと推定される。そ
の結果、従来方式は、不良品の発生が多く、コストが高
くなる欠点を有していた。
部(5)と中皿(1)との内部に充填して形成されている。
この延長部(5)の内径と中皿(1)の内径とを、同一の直
径で形成する事は技術的に困難であるため、中皿(1)の
内径よりも外筒(4)の内径を多少大きめに形成してい
る。そのため、棒状化粧料(2)は、冷却固化を生じる場
合に、外筒(4)側の体積の収縮速度と中皿(1)側の体積
の収縮速度とが異なり、中皿(1)の先端部分を境目にし
て、歪みの原因となる応力が集中し易いものになると推
定される。この応力の集中によって歪みが生じ、棒状化
粧料(2)にクラック(6)を生じるものと推定される。そ
の結果、従来方式は、不良品の発生が多く、コストが高
くなる欠点を有していた。
【0009】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、口紅等の化粧料を収納する棒状化粧料
容器に於て、転写防止用の棒状化粧料を形成する場合、
棒状化粧料のクラックの発生を防止して、不良品の発生
を少なくしようとするものである。
るものであって、口紅等の化粧料を収納する棒状化粧料
容器に於て、転写防止用の棒状化粧料を形成する場合、
棒状化粧料のクラックの発生を防止して、不良品の発生
を少なくしようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、棒状化粧料の抜止め用の係合突起を内
面に突出して中皿を設け、この中皿を内部に進退可能に
挿入した外筒を、中皿よりも長尺に形成し、この中皿の
先端部と外筒の先端部間に棒状化粧料の延長部を設ける
とともに外筒の内周面と中皿の先端部の外周の間隔を0.
5mm以下とし、この中皿の先端部の開口縁内周に弧状
面を形成するととともに中皿の基端部に棒状化粧料の充
填口を形成して成るものである。
を解決するため、棒状化粧料の抜止め用の係合突起を内
面に突出して中皿を設け、この中皿を内部に進退可能に
挿入した外筒を、中皿よりも長尺に形成し、この中皿の
先端部と外筒の先端部間に棒状化粧料の延長部を設ける
とともに外筒の内周面と中皿の先端部の外周の間隔を0.
5mm以下とし、この中皿の先端部の開口縁内周に弧状
面を形成するととともに中皿の基端部に棒状化粧料の充
填口を形成して成るものである。
【0011】また、棒状化粧料の抜止め用の係合突起を
内面に突出して中皿を設け、この中皿を内部に進退可能
に挿入した外筒を、中皿よりも長尺に形成し、この中皿
の先端部と外筒の先端部間に棒状化粧料の延長部を設け
るとともに外筒の内周面と中皿の先端部の外周の間隔を
0.5mm以下とし、この中皿の先端部の開口縁内周に先
端側の内径を径大とするテーパー面を形成するとととも
に中皿の基端部に棒状化粧料の充填口を形成して成るも
のである。
内面に突出して中皿を設け、この中皿を内部に進退可能
に挿入した外筒を、中皿よりも長尺に形成し、この中皿
の先端部と外筒の先端部間に棒状化粧料の延長部を設け
るとともに外筒の内周面と中皿の先端部の外周の間隔を
0.5mm以下とし、この中皿の先端部の開口縁内周に先
端側の内径を径大とするテーパー面を形成するとととも
に中皿の基端部に棒状化粧料の充填口を形成して成るも
のである。
【0012】また、中皿は、軸方向に対して先端部を鋭
角に形成しても良い。
角に形成しても良い。
【0013】
【作用】上述の如く構成したものに於て、口紅等の棒状
化粧料を形成するには、まず、外筒の先端側の開口部
を、従来公知の成形カプセル等で被覆する。次に、中皿
の基端部側の充填口から、加熱した液状の化粧料を充填
する。
化粧料を形成するには、まず、外筒の先端側の開口部
を、従来公知の成形カプセル等で被覆する。次に、中皿
の基端部側の充填口から、加熱した液状の化粧料を充填
する。
【0014】また、この化粧料の充填作業と平行して、
外筒の先端側及び成形カプセルを冷却する。また、化粧
料の充填後、中皿の充填口に熱風を送風し、化粧料を再
加熱して調質し、ピンホール等の原因となる空気を脱気
する。そして、外筒の延長部及び中皿の内部で化粧料を
冷却固化し、棒状化粧料を形成する。
外筒の先端側及び成形カプセルを冷却する。また、化粧
料の充填後、中皿の充填口に熱風を送風し、化粧料を再
加熱して調質し、ピンホール等の原因となる空気を脱気
する。そして、外筒の延長部及び中皿の内部で化粧料を
冷却固化し、棒状化粧料を形成する。
【0015】また、この外筒は、中皿を従来公知の方法
によって進退可能に挿入し、延長部の内径を、中皿の内
径よりも多少大きめに形成している。そのため、棒状化
粧料は、冷却固化を生じる時に、延長部側の体積の収縮
速度と、中皿側の体積の収縮速度が異なり、中皿の先端
部分に歪みの原因となる応力が集中し易いものとなる。
によって進退可能に挿入し、延長部の内径を、中皿の内
径よりも多少大きめに形成している。そのため、棒状化
粧料は、冷却固化を生じる時に、延長部側の体積の収縮
速度と、中皿側の体積の収縮速度が異なり、中皿の先端
部分に歪みの原因となる応力が集中し易いものとなる。
【0016】しかしながら、本発明の中皿は、先端部の
開口縁内周に、弧状面又は、先端側の内径を径大とする
テーパー面を形成している。そのため、棒状化粧料は、
冷却固化時の収縮速度が最も異なる部分である中皿の開
口縁で、弧状面又はテーパー面に外周表面を接触し、表
面側の粒子の滑りを良好とするものであるから、歪みの
原因となる応力の集中を生じる事が少なくなるものと推
定される。その結果、棒状化粧料容器は、脆弱な転写防
止用の棒状化粧料を形成する場合に於ても、製造時にク
ラックを発生する事が少ないものとなり、製造時の不良
品の発生を少なくする事が可能となる。
開口縁内周に、弧状面又は、先端側の内径を径大とする
テーパー面を形成している。そのため、棒状化粧料は、
冷却固化時の収縮速度が最も異なる部分である中皿の開
口縁で、弧状面又はテーパー面に外周表面を接触し、表
面側の粒子の滑りを良好とするものであるから、歪みの
原因となる応力の集中を生じる事が少なくなるものと推
定される。その結果、棒状化粧料容器は、脆弱な転写防
止用の棒状化粧料を形成する場合に於ても、製造時にク
ラックを発生する事が少ないものとなり、製造時の不良
品の発生を少なくする事が可能となる。
【0017】また、外筒の内周面と中皿の先端部の外周
との間隔を0.5mm以下としている。この間隔は、0mm
で形成すれば、外筒と中皿との隙間は皆無となり、棒状
化粧料の製造時に於けるクラックの発生を大幅に減少す
る事が可能となる。しかし、このような成形を行うに
は、高度な工作技術と高価な素材を必要とし、コスト高
となるものである。また、外筒の内周面と中皿の先端部
の外周との間隔を0.5mmを越えて形成すると、外筒と
中皿の隙間が大きくなってアソビを生じ、中皿の開口縁
に於ける収縮速度の変化が大きく、棒状化粧料の製造時
にクラックを生じ易いものとなる。
との間隔を0.5mm以下としている。この間隔は、0mm
で形成すれば、外筒と中皿との隙間は皆無となり、棒状
化粧料の製造時に於けるクラックの発生を大幅に減少す
る事が可能となる。しかし、このような成形を行うに
は、高度な工作技術と高価な素材を必要とし、コスト高
となるものである。また、外筒の内周面と中皿の先端部
の外周との間隔を0.5mmを越えて形成すると、外筒と
中皿の隙間が大きくなってアソビを生じ、中皿の開口縁
に於ける収縮速度の変化が大きく、棒状化粧料の製造時
にクラックを生じ易いものとなる。
【0018】また、中皿は、軸方向に対して先端部を鋭
角に形成すれば、中皿は、先端部の開口縁に設けた弧状
面やテーパー面を、棒状化粧料の外周面に対して軸方向
に傾斜し、その接触面積を大きくする事が可能となる。
そのため、棒状化粧料は、冷却固化を生じても、弧状
面、テーパー面に於ける滑りとともにこの滑りが広い面
積で分散し、歪みの原因となる応力が外周面の円周方向
に集中せず、外周面の円周方向に対して斜め方向に広い
面積で分散する事が可能となり、製造時の折損を防止す
る効果を更に高める事が可能となる。
角に形成すれば、中皿は、先端部の開口縁に設けた弧状
面やテーパー面を、棒状化粧料の外周面に対して軸方向
に傾斜し、その接触面積を大きくする事が可能となる。
そのため、棒状化粧料は、冷却固化を生じても、弧状
面、テーパー面に於ける滑りとともにこの滑りが広い面
積で分散し、歪みの原因となる応力が外周面の円周方向
に集中せず、外周面の円周方向に対して斜め方向に広い
面積で分散する事が可能となり、製造時の折損を防止す
る効果を更に高める事が可能となる。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(10)は中皿で、図1に示す如く、棒状化粧料(1
1)の抜止め用の係合突起(12)を内面に突出してい
る。この中皿(10)は、基端部に棒状化粧料(11)の充
填口(13)を形成する。また、中皿(10)は、係合突起
(12)から先端側の内周に、先端側の内径を径大とする
テーパー部(14)を形成している。また、中皿(10)
は、図2に示す如く、先端部の開口縁内周に弧状面(1
5)を形成する。この弧状面(15)の半径Rは、0.05m
m〜0.4mmで形成する事が好ましい。
ば、(10)は中皿で、図1に示す如く、棒状化粧料(1
1)の抜止め用の係合突起(12)を内面に突出してい
る。この中皿(10)は、基端部に棒状化粧料(11)の充
填口(13)を形成する。また、中皿(10)は、係合突起
(12)から先端側の内周に、先端側の内径を径大とする
テーパー部(14)を形成している。また、中皿(10)
は、図2に示す如く、先端部の開口縁内周に弧状面(1
5)を形成する。この弧状面(15)の半径Rは、0.05m
m〜0.4mmで形成する事が好ましい。
【0020】また、この中皿(10)を内部に進退可能に
挿入する外筒(17)を形成する。また、この外筒(17)
と中皿(10)との進退は、従来公知の方法を用いる事が
できる。また、外筒(17)は、棒状化粧料(11)の製造
時に於て、開口部(16)の先端を、図1に示す如く、成
形カプセル(18)にて被覆する。
挿入する外筒(17)を形成する。また、この外筒(17)
と中皿(10)との進退は、従来公知の方法を用いる事が
できる。また、外筒(17)は、棒状化粧料(11)の製造
時に於て、開口部(16)の先端を、図1に示す如く、成
形カプセル(18)にて被覆する。
【0021】また、外筒(17)の内周面と中皿(10)の
先端部の外周との間隔(20)を0.5mm以下としてい
る。また、この間隔(20)は、0mmで形成すれば、外
筒(17)と中皿(10)との隙間は、無くなり、中皿(1
0)の先端部分に於ける中皿(10)の内径と外筒(17)
の内径との差が少なくなり、この部分に於ける、棒状化
粧料(11)の固化収縮速度の差も少なくなるから、棒状
化粧料(11)の製造時に於けるクラックの発生率を低下
する事が理論的には可能となる。この成形を行うには、
高度な工作技術と収縮の無い高価な素材が必要となり、
現実的には困難なものとなる。
先端部の外周との間隔(20)を0.5mm以下としてい
る。また、この間隔(20)は、0mmで形成すれば、外
筒(17)と中皿(10)との隙間は、無くなり、中皿(1
0)の先端部分に於ける中皿(10)の内径と外筒(17)
の内径との差が少なくなり、この部分に於ける、棒状化
粧料(11)の固化収縮速度の差も少なくなるから、棒状
化粧料(11)の製造時に於けるクラックの発生率を低下
する事が理論的には可能となる。この成形を行うには、
高度な工作技術と収縮の無い高価な素材が必要となり、
現実的には困難なものとなる。
【0022】また、外筒(17)は、中皿(10)よりも長
尺に形成し、外筒(17)の先端部と中皿(10)の先端部
間に棒状化粧料(11)の延長部(21)を設けている。ま
た、外筒(17)は、外周面に係合リブ(22)を突設し、
この係合リブ(22)を、基端部側の外面に装着する容器
本体(図示せず)の内面に係合固定する事が可能である。
尺に形成し、外筒(17)の先端部と中皿(10)の先端部
間に棒状化粧料(11)の延長部(21)を設けている。ま
た、外筒(17)は、外周面に係合リブ(22)を突設し、
この係合リブ(22)を、基端部側の外面に装着する容器
本体(図示せず)の内面に係合固定する事が可能である。
【0023】また、外筒(17)は、外面の軸支方向に長
溝(23)を形成している。また、中皿(10)は、外面に
係止突起(24)を突設し、この係止突起(24)を長溝
(23)に挿通している。また、外筒(17)に対して中皿
(10)を進退する機構は、容器本体(図示せず)の内面に
設けた傾斜溝(図示せず)に係止突起(24)を係合して行
うものであるが、従来公知の技術であるため図面の記載
を省略する。
溝(23)を形成している。また、中皿(10)は、外面に
係止突起(24)を突設し、この係止突起(24)を長溝
(23)に挿通している。また、外筒(17)に対して中皿
(10)を進退する機構は、容器本体(図示せず)の内面に
設けた傾斜溝(図示せず)に係止突起(24)を係合して行
うものであるが、従来公知の技術であるため図面の記載
を省略する。
【0024】上述の如く構成したものに於て、口紅等の
棒状化粧料(11)を形成するには、まず、外筒(17)の
先端側の開口部(16)を、成形カプセル(18)で被覆す
る。次に、外筒(17)内に挿入している中皿(10)の基
端部側の充填口(13)から、加熱した液状の化粧料を充
填する。
棒状化粧料(11)を形成するには、まず、外筒(17)の
先端側の開口部(16)を、成形カプセル(18)で被覆す
る。次に、外筒(17)内に挿入している中皿(10)の基
端部側の充填口(13)から、加熱した液状の化粧料を充
填する。
【0025】また、この化粧料の充填作業と平行して、
外筒(17)の先端側及び成形カプセル(18)を冷風等に
より冷却する。また、充填後、中皿(10)の充填口(1
3)に熱風を送風し、化粧料を再加熱して溶解し、収縮
に伴う空間を埋める。そして、外筒(17)の延長部(2
1)及び中皿(10)の内部で化粧料を冷却し、棒状化粧
料(11)を成形する。
外筒(17)の先端側及び成形カプセル(18)を冷風等に
より冷却する。また、充填後、中皿(10)の充填口(1
3)に熱風を送風し、化粧料を再加熱して溶解し、収縮
に伴う空間を埋める。そして、外筒(17)の延長部(2
1)及び中皿(10)の内部で化粧料を冷却し、棒状化粧
料(11)を成形する。
【0026】また、外筒(17)は、延長部(21)の内径
を、中皿(10)の内径よりも0.5mm以下の間隔を介し
て多少大きめに形成している。そのため、棒状化粧料
(11)は、冷却固化を生じる時に、延長部(21)側の体
積の収縮速度と、中皿(10)側の体積の収縮速度が異な
り、中皿(10)の先端部分に歪みの原因となる応力が集
中し易いものとなる。
を、中皿(10)の内径よりも0.5mm以下の間隔を介し
て多少大きめに形成している。そのため、棒状化粧料
(11)は、冷却固化を生じる時に、延長部(21)側の体
積の収縮速度と、中皿(10)側の体積の収縮速度が異な
り、中皿(10)の先端部分に歪みの原因となる応力が集
中し易いものとなる。
【0027】しかしながら、本発明の中皿(10)は、先
端部の開口縁内周に、弧状面(15)を形成している。そ
のため、棒状化粧料(11)は、体積を収縮する場合に、
弧状面(15)に外周表面を接触し、表面側の粒子の滑り
を良好とするものであるから、上記の収縮速度の違いに
よる歪みを、表面側の粒子の滑りによって吸収し、延長
部(21)側と中皿(10)側とで平均化する事ができ、歪
みの原因となる応力の集中を生じる事が少ないものと推
定される。
端部の開口縁内周に、弧状面(15)を形成している。そ
のため、棒状化粧料(11)は、体積を収縮する場合に、
弧状面(15)に外周表面を接触し、表面側の粒子の滑り
を良好とするものであるから、上記の収縮速度の違いに
よる歪みを、表面側の粒子の滑りによって吸収し、延長
部(21)側と中皿(10)側とで平均化する事ができ、歪
みの原因となる応力の集中を生じる事が少ないものと推
定される。
【0028】その結果、棒状化粧料容器(25)は、脆弱
な転写防止用の棒状化粧料(11)を形成する場合に於て
も、製造時にクラックを発生する事がなく、製造時の歩
留まりを高めて、廉価に形成する事が可能となる。
な転写防止用の棒状化粧料(11)を形成する場合に於て
も、製造時にクラックを発生する事がなく、製造時の歩
留まりを高めて、廉価に形成する事が可能となる。
【0029】また、上記第1実施例に於て、中皿(10)
は、先端部の開口縁内周に弧状面(15)を形成したが、
第2実施例に於ては、弧状面(15)を、図3に示す如
く、開口縁の内周及び外周に形成している。この場合に
於ても、上記第1実施例と同様にクラックの発生を防止
する事ができる。
は、先端部の開口縁内周に弧状面(15)を形成したが、
第2実施例に於ては、弧状面(15)を、図3に示す如
く、開口縁の内周及び外周に形成している。この場合に
於ても、上記第1実施例と同様にクラックの発生を防止
する事ができる。
【0030】また、上記各実施例では、中皿(10)は、
先端部の開口縁に弧状面(15)を形成したが、第3実施
例に於て中皿(10)は、図4に示す如く、開口縁の内周
及び外周にテーパー面(26)を形成している。また、テ
ーパー面(26)を開口縁の内周のみに形成する事も可能
なものである。この場合に於ても、開口縁部分に於て、
収縮固化時の棒状化粧料(11)の滑りを生じ、歪みを中
皿(10)側と延長部(21)とで平均化できるから、クラ
ックの発生を防止できる。
先端部の開口縁に弧状面(15)を形成したが、第3実施
例に於て中皿(10)は、図4に示す如く、開口縁の内周
及び外周にテーパー面(26)を形成している。また、テ
ーパー面(26)を開口縁の内周のみに形成する事も可能
なものである。この場合に於ても、開口縁部分に於て、
収縮固化時の棒状化粧料(11)の滑りを生じ、歪みを中
皿(10)側と延長部(21)とで平均化できるから、クラ
ックの発生を防止できる。
【0031】また、上記各実施例に於て、中皿(10)
は、先端部の形状を軸方向に対して直角となる方向に形
成した。しかし、第4実施例に於ては、中皿(10)は、
図5に示す如く、軸方向に対して先端部を鋭角に形成す
る。このように形成すると、中皿(10)は、先端部の開
口縁に設けた弧状面(15)やテーパー面(26)を、棒状
化粧料(11)の外周面に対して軸方向に傾斜し、その接
触面積を大きくする事が可能となる。そのため、棒状化
粧料(11)は、冷却固化を生じても、弧状面(15)、テ
ーパー面(26)に於ける滑りとともにこの滑りが広い面
積で分散し、歪みの原因となる応力が外周面の円周方向
に集中せず、外周面の円周方向に対して斜め方向に広い
面積で分散する事が可能となり、製造時の折損を防止す
る効果を更に高める事が可能となる。
は、先端部の形状を軸方向に対して直角となる方向に形
成した。しかし、第4実施例に於ては、中皿(10)は、
図5に示す如く、軸方向に対して先端部を鋭角に形成す
る。このように形成すると、中皿(10)は、先端部の開
口縁に設けた弧状面(15)やテーパー面(26)を、棒状
化粧料(11)の外周面に対して軸方向に傾斜し、その接
触面積を大きくする事が可能となる。そのため、棒状化
粧料(11)は、冷却固化を生じても、弧状面(15)、テ
ーパー面(26)に於ける滑りとともにこの滑りが広い面
積で分散し、歪みの原因となる応力が外周面の円周方向
に集中せず、外周面の円周方向に対して斜め方向に広い
面積で分散する事が可能となり、製造時の折損を防止す
る効果を更に高める事が可能となる。
【0032】また、本発明の実施例と従来方法とを比較
するために、クラックの発生率の比較試験を行った。こ
の比較試験のクラックの発生率は、表1に於て百分率で
示す。また、本発明の実施例としては、第1実施例の方
式で形成した中皿(10)及び、第4実施例の方式によっ
て形成した中皿(10)を用いた。また、従来方法の中皿
(1)は、先端部の開口縁をフラットに形成している。ま
た、比較試験に用いる棒状化粧料としては、転写防止用
の棒状化粧料を用いた。
するために、クラックの発生率の比較試験を行った。こ
の比較試験のクラックの発生率は、表1に於て百分率で
示す。また、本発明の実施例としては、第1実施例の方
式で形成した中皿(10)及び、第4実施例の方式によっ
て形成した中皿(10)を用いた。また、従来方法の中皿
(1)は、先端部の開口縁をフラットに形成している。ま
た、比較試験に用いる棒状化粧料としては、転写防止用
の棒状化粧料を用いた。
【表1】
【0033】上記の表1から明らかな通り、先端部の開
口縁内周に弧状面(15)を形成した第1実施例は、従来
方法に比較して、大幅にクラックの発生率が低下する事
が判明した。また、第4実施例の中皿(10)は、軸方向
に対して先端部を鋭角に形成し、先端部の開口縁内周に
弧状面(15)を形成している。この第4実施例は、外筒
(17)の内周面と中皿(10)の先端部の外周との間隔
を、0.4mmで形成しても、クラックの発生率は皆無と
なり、このクラックを原因とする棒状化粧料(25)の折
損を防止する効果が極めて高い事が判明した。
口縁内周に弧状面(15)を形成した第1実施例は、従来
方法に比較して、大幅にクラックの発生率が低下する事
が判明した。また、第4実施例の中皿(10)は、軸方向
に対して先端部を鋭角に形成し、先端部の開口縁内周に
弧状面(15)を形成している。この第4実施例は、外筒
(17)の内周面と中皿(10)の先端部の外周との間隔
を、0.4mmで形成しても、クラックの発生率は皆無と
なり、このクラックを原因とする棒状化粧料(25)の折
損を防止する効果が極めて高い事が判明した。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、口紅等の棒状化粧料を収納する棒状化粧料容器に
於て、棒状化粧料は、体積を収縮する場合に、弧状面又
はテーパー面に外周表面を接触し、表面側の粒子の滑り
を良好とする。その結果、脆弱な転写防止用の棒状化粧
料を形成する場合に於ても、棒状化粧料は、歪みの原因
となる応力の集中を生じる事がなく分散し、製造時のク
ラックの発生を防止して、折損事故を無くす事が可能と
なるものである。
から、口紅等の棒状化粧料を収納する棒状化粧料容器に
於て、棒状化粧料は、体積を収縮する場合に、弧状面又
はテーパー面に外周表面を接触し、表面側の粒子の滑り
を良好とする。その結果、脆弱な転写防止用の棒状化粧
料を形成する場合に於ても、棒状化粧料は、歪みの原因
となる応力の集中を生じる事がなく分散し、製造時のク
ラックの発生を防止して、折損事故を無くす事が可能と
なるものである。
【図1】第1実施例の断面図
【図2】図1の要部の拡大断面図
【図3】第2実施例の要部の拡大断面図
【図4】第3実施例の要部の拡大断面図
【図5】第4実施例の要部の拡大断面図
【図6】従来品の断面図
【図7】図6の拡大断面図
10 中皿 11 棒状化粧料 12 係合突起 13 充填口 15 弧状面 17 外筒 20 間隔 21 延長部 26 テーパー面
Claims (3)
- 【請求項1】 棒状化粧料の抜止め用の係合突起を内面
に突出して中皿を設け、この中皿を内部に進退可能に挿
入した外筒を、中皿よりも長尺に形成し、この中皿の先
端部と外筒の先端部間に棒状化粧料の延長部を設けると
ともに外筒の内周面と中皿の先端部の外周の間隔を0.5
mm以下とし、この中皿の先端部の開口縁内周に弧状面
を形成するととともに中皿の基端部に棒状化粧料の充填
口を形成した事を特徴とする棒状化粧料容器。 - 【請求項2】 棒状化粧料の抜止め用の係合突起を内面
に突出して中皿を設け、この中皿を内部に進退可能に挿
入した外筒を、中皿よりも長尺に形成し、この中皿の先
端部と外筒の先端部間に棒状化粧料の延長部を設けると
ともに外筒の内周面と中皿の先端部の外周の間隔を0.5
mm以下とし、この中皿の先端部の開口縁内周に先端側
の内径を径大とするテーパー面を形成するととともに中
皿の基端部に棒状化粧料の充填口を形成した事を特徴と
する棒状化粧料容器。 - 【請求項3】 中皿は、軸方向に対して先端部を鋭角に
形成した事を特徴とする請求項1又は2の棒状化粧料容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29154195A JPH09131218A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 棒状化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29154195A JPH09131218A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 棒状化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09131218A true JPH09131218A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17770248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29154195A Pending JPH09131218A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 棒状化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09131218A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280543A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kanebo Cosmetics Inc | 化粧料の製造方法 |
JP2010017252A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Kao Corp | 棒状材容器 |
JP2012029866A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kose Corp | 棒状化粧料保持体 |
WO2013094536A1 (ja) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | 株式会社コーセー | 棒状化粧料保持体 |
JP2013534872A (ja) * | 2010-04-23 | 2013-09-09 | ロレアル | 化粧品を塗布するためのユニットを製造するための方法 |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP29154195A patent/JPH09131218A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280543A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kanebo Cosmetics Inc | 化粧料の製造方法 |
JP4634200B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-02-16 | 花王株式会社 | 化粧料の製造方法 |
JP2010017252A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Kao Corp | 棒状材容器 |
JP2013534872A (ja) * | 2010-04-23 | 2013-09-09 | ロレアル | 化粧品を塗布するためのユニットを製造するための方法 |
JP2012029866A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kose Corp | 棒状化粧料保持体 |
WO2013094536A1 (ja) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | 株式会社コーセー | 棒状化粧料保持体 |
JPWO2013094536A1 (ja) * | 2011-12-21 | 2015-04-27 | 株式会社コーセー | 棒状化粧料保持体 |
US9375070B2 (en) | 2011-12-21 | 2016-06-28 | Kose Corporation | Stick-type cosmetic holder |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040602 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |