JP2001186920A - 化粧品用包装材 - Google Patents

化粧品用包装材

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JP2001186920A
JP2001186920A JP37530099A JP37530099A JP2001186920A JP 2001186920 A JP2001186920 A JP 2001186920A JP 37530099 A JP37530099 A JP 37530099A JP 37530099 A JP37530099 A JP 37530099A JP 2001186920 A JP2001186920 A JP 2001186920A
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JP
Japan
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product
rib
inner plate
held
stick
Prior art date
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JP37530099A
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Inventor
Takashi Takahashi
俊 高橋
Yuichi Watanabe
裕一 渡辺
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スティック状をなす製品と中皿との嵌合強度
を高くして製品の落下を防止することができる化粧品用
包装材を提供する。 【解決手段】 スティック状をなす製品(2)の一端に嵌
合保持される有底筒状の中皿(3)の内周面に、中皿(3)
の軸芯を中心とするらせん方向に沿うリブ(4)を設けた
ことにより、リブ(4)による食い込み作用を利用して製
品(2)を中皿(3)にねじ込み保持させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化粧品用包装
材、特に、スティック状をなす製品の一端に嵌合保持さ
れる有底筒状の中皿に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の容器の従来例としては、例えば
図3に示したようにスティック状をなす製品(A)の一端
に嵌合保持される有底筒状の中皿(B)の内周面に、該中
皿(B)の軸線方向に沿うリブCを設けることにより、製
品(A)の一端を中皿(B)に挿入する際に前記リブ(C)を
製品(A)に食い込ませて製品(A)と中皿(B)の嵌合強度
を高くするようにしたものがある。
【0003】しかしながら、このように製品(A)の一端
を中皿(B)の開口部から挿し込んで両者を結合するよう
にしたものでは、抜けを防止するリブ(C)の形状と中皿
(B)に製品(A)を挿し込む行為が相反するために、抜け
方向に垂直な方向のリブを有する中皿を使用することが
できなかった。
【0004】なお、かかる事態を回避するためには、溶
融状態の製品を中皿に流し込みつつ成形するバック充填
法を採用すればよいが、この場合は充填装置が複雑化す
るという不具合が生じてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、構造が複
雑な充填装置を用いることなく、スティック状をなす製
品と中皿との嵌合強度を高くして製品の落下を防止する
ことができる化粧品用包装材を提供せんとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、スティック状をなす製品の
一端に嵌合保持される有底筒状の中皿の内周面に、中皿
の軸芯を中心とするらせん方向に沿うリブを設けたこと
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図を参照しつつ、この発明
の好ましい実施の形態を詳細に説明する。図において
(1)はこの発明に係る化粧品用包装容器を示し、スティ
ック状に成形された製品(2)の一端に嵌合保持される中
皿(3)は、前記製品(1)の外径とほぼ等しい内径の有底
筒状に成形されており、その筒部の内周面にリブ(4)を
設けている。
【0008】リブ(4)は、断面半円状の隆起を中皿(3)
の軸芯を中心とするらせん方向に沿って連続的に形成し
たもので構成されるが、必ずしも連続したものである必
要性はない。また、リブ(4)は中皿(3)の内周面に盛り
上げ形成されるが、中皿(3)の筒部を内周面側に凹入成
形してリブ(4)を構成することもできるものであり、中
皿(3)の材質および構造に応じてリブ(4)の構成を任意
に選択することができる。
【0009】上記のように構成された中皿(3)を製品
(2)の一端に嵌合保持させるには、例えば図1に示した
ように製品(2)の一端を中皿(3)の開口部に臨ませたう
えで、中皿(3)に対して製品(2)を矢印(a)方向に回転
させつつ矢印(b)方向に移動させる。すると、リブ(4)
の食い込み作用で製品(2)が中皿(3)にねじ込まれる。
【0010】また、リブ(4)の捩り角度によっても相違
するが、通常はリブ(4)が製品(2)に対して抜け方向
(軸線方向)に対してほぼ垂直方向に沿って形成されてい
るために、リブ(4)による係合力が大きい。従って、中
皿(3)を摘んで製品(2)を取扱っている過程で製品が不
用意に落下することがない。
【0011】なお、上記実施形態ではこの発明を口紅製
品に適用した場合について説明しているが、例えばファ
ンデーション、スムーサーなどのように固化したスティ
ック状の製品の一端に中皿を嵌合保持させるようにした
他の化粧品の包装材に適用することもできる。
【0012】
【発明の効果】この発明に係る化粧品用包装材によれ
ば、有底筒状をなす中皿の内周面にらせん方向に沿うリ
ブを設ける簡潔構成であるにも拘らず、複雑な構造の充
填装置を用いることなくスティック状の製品の一端に中
皿を強固に嵌合保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る化粧品用包装材の外観斜視図
【図2】図1に示した製品と中皿の嵌合状態を示す断面
【図3】従来例の外観斜視図
【符号の説明】
(1) 化粧品用包装材 (2) 製品 (3) 中皿 (4) リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スティック状をなす製品の一端に嵌合保
    持される有底筒状の中皿の内周面に、中皿の軸芯を中心
    とするらせん方向に沿うリブを設けたことを特徴とする
    化粧品用包装材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012029866A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kose Corp 棒状化粧料保持体
US9375070B2 (en) 2011-12-21 2016-06-28 Kose Corporation Stick-type cosmetic holder
JP2016127871A (ja) * 2014-12-16 2016-07-14 ロレアル 配合物製品を収容するためのケース、そうしたケースを備えた化粧用ツール、および、そうした化粧用ツールを製造するための方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012029866A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kose Corp 棒状化粧料保持体
US9375070B2 (en) 2011-12-21 2016-06-28 Kose Corporation Stick-type cosmetic holder
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